2012年ねんモナコグランプリ

 2012年ねんモナコグランプリ

レース詳細しょうさい
日程にってい	2012年ねんシーズン第だい6戦せん
決勝けっしょう開催かいさい日び	5月27日にち
開催かいさい地ち	モンテカルロ市街地しがいちコース モナコ
コース長ちょう	3.340km
レース距離きょり	78周しゅう（260.520km）
決勝けっしょう日び天候てんこう	晴はれ時々ときどき雨あめ
ポールポジション
ドライバー	マーク・ウェバー
タイム	1:14.381
ファステストラップ
ドライバー	セルジオ・ペレス
タイム	1:17.296(Lap 49)
決勝けっしょう順位じゅんい
優勝ゆうしょう	マーク・ウェバー 1:46:06.557
2位い	ニコ・ロズベルグ
3位い	フェルナンド・アロンソ

2012年ねんモナコグランプリは、2012年ねんF1世界せかい選手権せんしゅけん第だい6戦せんとして、2012年ねん5月27日にちにモンテカルロ市街地しがいちコースで開催かいさいされた。正式せいしき名称めいしょうはFormula 1 Gran Prix de Monaco 2012。

予選よせん

Q1開始かいし早々そうそうに、ペレスがターン14でクラッシュし赤旗あかはた中断ちゅうだんとなった。ペレスにとっては2年ねん連続れんぞくの予選よせんクラッシュである。 Q2はトップのマッサから10番手ばんてのライコネンまでが0.411秒びょう差さという大だい混戦こんせん。 Q3ではシューマッハが最後さいごのアタックで通算つうさん69回かい目め、復帰ふっき後ご初はつのトップタイムを記録きろくした。前まえ戦せんでのペナルティでポールポジションからのスタートができないことはわかっているが、この日ひは喜よろこびを爆発ばくはつさせた。代かわってポールポジションからスタートするのはウェバー。以下いかロズベルグ、ハミルトンと続つづいての決勝けっしょうスタートとなる。

結果けっか

順位じゅんい	No.	ドライバー	チーム	Q1	Q2	Q3	グリッド
1	2	マーク・ウェバー	レッドブル-ルノー	1:16.013	1:15.035	1:14.381	1
2	8	ニコ・ロズベルグ	メルセデス	1:15.900	1:15.022	1:14.448	2
3	4	ルイス・ハミルトン	マクラーレン・メルセデス	1:16.063	1:15.166	1:14.583	3
4	10	ロマン・グロージャン	ロータス-ルノー	1:15.718	1:15.219	1:14.639	4
5	5	フェルナンド・アロンソ	フェラーリ	1:16.153	1:15.128	1:14.948	5
6	7	ミハエル・シューマッハ	メルセデス	1:15.873	1:15.062	1:14.301	6
7	6	フェリペ・マッサ	フェラーリ	1:15.983	1:14.911	1:15.049	7
8	9	キミ・ライコネン	ロータス-ルノー	1:15.889	1:15.322	1:15.199	8
9	1	セバスチャン・ベッテル	レッドブル-ルノー	1:15.757	1:15.234		9
10	12	ニコ・ヒュルケンベルグ	フォース・インディア・メルセデス	1:15.418	1:15.421		10
11	14	小林こばやし可か夢ゆめ偉えら	ザウバー-フェラーリ	1:15.648	1:15.508		11
12	3	ジェンソン・バトン	マクラーレン・メルセデス	1:16.399	1:15.536		12
13	19	ブルーノ・セナ	ウィリアムズ・ルノー	1:15.923	1:15.709		13
14	11	ポール・ディ・レスタ	フォース・インディア・メルセデス	1:16.062	1:15.718		14
15	16	ダニエル・リカルド	トロ・ロッソ・フェラーリ	1:16.360	1:15.878		15
16	17	ジャン＝エリック・ベルニュ	トロ・ロッソ・フェラーリ	1:16.491	1:16.885		16
17	20	ヘイキ・コバライネン	ケータハム・ルノー	1:16.538			17
18	21	ヴィタリー・ペトロフ	ケータハム・ルノー	1:17.404			18
19	24	ティモ・グロック	マルシャ・コスワース	1:17.947			19
20	22	ペドロ・デ・ラ・ロサ	HRT・コスワース	1:18.096			20
21	25	シャルル・ピック	マルシャ・コスワース	1:18.476			21
22	23	ナレイン・カーティケヤン	HRT・コスワース	1:19.310			22
24	18	パストール・マルドナド	ウィリアムズ・ルノー	1:16.017	1:15.026	1:15.245	24
予選よせん通過つうかタイム: 1:20.697 (107%ルール)
23	15	セルジオ・ペレス	ザウバー-フェラーリ	no time			23

追記ついき

^1 - シューマッハは前まえ戦せんスペイングランプリでのセナとの接触せっしょくによるペナルティで5グリット降格こうかく

^2 - マルドナドはフリー走行そうこうでのペレスとの接触せっしょくにより10グリット降格こうかくのペナルティ。更さらにギアボックス交換こうかんを行おこなったため、合計ごうけい15グリットの降格こうかく

^3 — ペレスはQ1でクラッシュしノータイムであったが、スチュワードの判断はんだんにより決勝けっしょうレースへの出走しゅっそうが認みとめられた

決勝けっしょう

展開てんかい

現地げんち時間じかん14時じ開始かいしの決勝けっしょうレースは、気温きおん22℃、路面ろめん温度おんど35度どのドライコンディション。レース中ちゅうに降雨こううとの予報よほうが出でる中なかでのスタートとなった。 スタート時じのタイヤは、上位じょうい勢ぜいではベッテルとバトンがソフト、多おおくのドライバーはスーパーソフトを履はいてのスタートとなった。 多おおくのチームが2ストップ作戦さくせんを採とると考かんがえられる中なか、ソフトスタートの2台だいは1ストップ作戦さくせんでの上位じょうい進出しんしゅつを狙ねらう。

スタート直後ちょくご、4番手ばんてスタートのグロージャンがシューマッハとの接触せっしょくをきっかけにスピン。 後続こうぞくを巻まき込こむ多重たじゅうクラッシュとなり早はやくもセーフティーカーの導入どうにゅうとなった。 この接触せっしょくなどにより、グロージャン、マルドナド、デラロサ、小林こばやし可か夢ゆめ偉えらが1周しゅう目めでリタイアを喫きっした。

リスタートは3周しゅう目めの終おわり。この時点じてんでの順位じゅんいはウェバー、ロズベルグ、ハミルトン、アロンソ、マッサ、ベッテル、ライコネン、シューマッハ。 各かくチーム、25～33周しゅう目めには雨あめが降ふるとの予報よほうを受うけて1回かい目めのピットストップを先さき延のばしにしていたものの、結局けっきょく雨うは降ふらず。 28周しゅう目めのロズベルグを皮切かわきりに上位じょうい勢ぜいは次々つぎつぎとピットへ入はいった。 一人ひとり違ちがう作戦さくせんを採とるベッテルはピットインせずに暫定ざんていトップ。 アロンソはピットストップでハミルトンを交かわした。

ベッテルのタイヤ交換こうかんは46周しゅう目め。ピットストップを終おえてハミルトンの前まえ、4番手ばんてで隊列たいれつに復帰ふっきした。 70周しゅう目め、ポルティエからヌーベルシケインにかけて強つよめの雨あめが降ふり出だすがインターミディエイトに変かえるほどではなく、このままチェッカーを迎むかえた。 ウェバーが今こんシーズンの初はつ優勝ゆうしょう。終おわってみればポールトゥウィンという教科書きょうかしょ通どおりの勝かち方かたであった。 表彰台ひょうしょうだいにはロズベルグ、アロンソが上のぼり、ベッテルは4番手ばんてであった。 雨あめが降ふるという予報よほうによって上位じょうい勢ぜいが1回かい目めのピットストップを遅おくらせたため、終おわってみれば全車ぜんしゃ1ストップとなりベッテルの作戦さくせんは活いきなかった。

結果けっか

順位じゅんい	No.	ドライバー	チーム	周回しゅうかい数すう	タイム / リタイア	グリッド	ポイント
1	2	マーク・ウェバー	レッドブル-ルノー	78	1:46:06.557	1	25
2	8	ニコ・ロズベルグ	メルセデス	78	+0.643	2	18
3	5	フェルナンド・アロンソ	フェラーリ	78	+0.947	5	15
4	1	セバスチャン・ベッテル	レッドブル-ルノー	78	+1.343	9	12
5	4	ルイス・ハミルトン	マクラーレン・メルセデス	78	+4.101	3	10
6	6	フェリペ・マッサ	フェラーリ	78	+6.195	7	8
7	11	ポール・ディ・レスタ	フォース・インディア・メルセデス	78	+41.537	14	6
8	12	ニコ・ヒュルケンベルグ	フォース・インディア・メルセデス	78	+42.562	10	4
9	9	キミ・ライコネン	ロータス-ルノー	78	+44.036	8	2
10	19	ブルーノ・セナ	ウィリアムズ・ルノー	78	+44.516	13	1
11	15	セルジオ・ペレス	ザウバー-フェラーリ	77	+1 Lap	23
12	17	ジャン＝エリック・ベルニュ	トロ・ロッソ・フェラーリ	77	+1 Lap	16
13	20	ヘイキ・コバライネン	ケータハム・ルノー	77	+1 Lap	17
14	24	ティモ・グロック	マルシャ・コスワース	77	+1 Lap	19
15	23	ナレイン・カーティケヤン	HRT・コスワース	76	+2 Laps	22
16	3	ジェンソン・バトン	マクラーレン・メルセデス	70	接触せっしょく	12
Ret	16	ダニエル・リカルド	トロ・ロッソ・フェラーリ	65	ステアリング	15
Ret	25	シャルル・ピック	マルシャ・コスワース	64	電気でんき系けい	21
Ret	7	ミハエル・シューマッハ	メルセデス	63	燃もえ圧あつ	6
Ret	21	ヴィタリー・ペトロフ	ケータハム・ルノー	15	電気でんき系けい	18
Ret	14	小林こばやし可か夢ゆめ偉えら	ザウバー-フェラーリ	5	接触せっしょく	11
Ret	22	ペドロ・デ・ラ・ロサ	HRT・コスワース	0	接触せっしょく	20
Ret	18	パストール・マルドナド	ウィリアムズ・ルノー	0	接触せっしょく	24
Ret	10	ロマン・グロージャン	ロータス-ルノー	0	接触せっしょく	4
脚注きゃくちゅう:

第だい6戦せん終了しゅうりょう時点じてんでのランキング

ドライバーズ・チャンピオンシップ

順位じゅんい	ドライバー	ポイント
1	フェルナンド・アロンソ	76
2	セバスチャン・ベッテル	73
3	マーク・ウェバー	73
4	ルイス・ハミルトン	63
5	ニコ・ロズベルグ	59

コンストラクターズ・チャンピオンシップ

順位じゅんい	コンストラクター	ポイント
1	レッドブル・ルノー	146
2	マクラーレン・メルセデス	108
3	フェラーリ	86
4	ロータス・ルノー	86
5	メルセデス	61

• 注ちゅう：ドライバー、コンストラクター共どもにトップ5のみ表示ひょうじ。

脚注きゃくちゅう

前まえ戦せん 2012年ねんスペイングランプリ	FIA F1世界せかい選手権せんしゅけん 2012年ねんシーズン	次つぎ戦せん 2012年ねんカナダグランプリ
前回ぜんかい開催かいさい 2011年ねんモナコグランプリ	モナコグランプリ	次回じかい開催かいさい 2013年ねんモナコグランプリ