2016年ねん日本にっぽんグランプリ (4輪りん)

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日本の旗 2016年ねん日本にっぽんグランプリ
レース詳細しょうさい
日程にってい 2016年ねんシーズン第だい17戦せん
決勝けっしょう開催かいさい日び 10月9日にち
開催かいさい地ち 鈴鹿すずかサーキット
日本にっぽん 鈴鹿すずか市し
コース長ちょう 5.807km
レース距離きょり 53周しゅう(307.771km)
決勝けっしょう日び天候てんこう 曇くもり（ドライ）
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:30.647
ファステストラップ
ドライバー ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル
タイム 1:35.118(Lap 36)
決勝けっしょう順位じゅんい
優勝ゆうしょう
2位い
3位い

2016年ねん日本にっぽんグランプリ（2016 Japanese Grand Prix）は、2016年ねんのF1世界せかい選手権せんしゅけん第だい17戦せんとして、2016年ねん10月9日にちに鈴鹿すずかサーキットで開催かいさいされた。

レース前まえ[編集へんしゅう]

  • この年としはエミレーツ航空こうくうが冠かんむりスポンサーとなる。正式せいしき名称めいしょうは「Emirates Japanese Grand Prix」。
  • ピレリはハード、ミディアム、ソフトのコンパウンドを持もち込こんだ[1]。

予選よせん[編集へんしゅう]

2016年ねん10月8日にち（土曜日どようび）

経過けいか[編集へんしゅう]

ニコ・ロズベルグが鈴鹿すずかでは3年ねん連続れんぞくのポールポジションを獲得かくとくした。フロントローはメルセデスが占しめ、フェラーリ（ただし2台だいともペナルティのためグリッド降格こうかく）、レッドブル（フェラーリ2台だいのペナルティにより2台だいともセカンドローを獲得かくとく）が続つづいた。ハースが初はじめて2台だいともQ3に進出しんしゅつした一方いっぽう、マクラーレンはホンダのホームグランプリだったが振ふるわず、ジェンソン・バトンがQ1で、フェルナンド・アロンソがQ2で敗退はいたいした。

結果けっか[編集へんしゅう]

Pos. No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 6 ドイツの旗 ニコ・ロズベルグ メルセデス 1:31.858 1:30.714 1:30.647 1
2 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:32.218 1:31.129 1:30.660 2
3 7 フィンランドの旗 キミ・ライコネン フェラーリ 1:31.674 1:31.406 1:30.949 81
4 5 ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:31.659 1:31.227 1:31.028 62
5 33 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-タグ・ホイヤー 1:32.487 1:31.489 1:31.178 3
6 3 オーストラリアの旗 ダニエル・リカルド レッドブル-タグ・ホイヤー 1:32.538 1:31.719 1:31.240 4
7 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス フォース・インディア-メルセデス 1:32.682 1:32.237 1:31.961 5
8 8 フランスの旗 ロマン・グロージャン ハース-フェラーリ 1:32.458 1:32.176 1:31.961 7
9 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ フォース・インディア-メルセデス 1:32.448 1:32.200 1:32.142 9
10 21 メキシコの旗 エステバン・グティエレス ハース-フェラーリ 1:32.620 1:32.155 1:32.547 10
11 77 フィンランドの旗 バルテリ・ボッタス ウィリアムズ-メルセデス 1:32.383 1:32.315 11
12 19 ブラジルの旗 フェリペ・マッサ ウィリアムズ-メルセデス 1:32.562 1:32.380 12
13 26 ロシアの旗 ダニール・クビアト トロ・ロッソ-フェラーリ 1:32.645 1:32.623 13
14 55 スペインの旗 カルロス・サインツ トロ・ロッソ-フェラーリ 1:32.789 1:32.685 14
15 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ マクラーレン-ホンダ 1:32.819 1:32.689 15
16 30 イギリスの旗 ジョリオン・パーマー ルノー 1:32.796 1:32.807 16
17 22 イギリスの旗 ジェンソン・バトン マクラーレン-ホンダ 1:32.851 223
18 20 デンマークの旗 ケビン・マグヌッセン ルノー 1:33.023 17
19 9 スウェーデンの旗 マーカス・エリクソン ザウバー-フェラーリ 1:33.222 18
20 12 ブラジルの旗 フェリペ・ナッセ ザウバー-フェラーリ 1:33.332 19
21 31 フランスの旗 エステバン・オコン MRT-メルセデス 1:33.353 20
22 94 ドイツの旗 パスカル・ウェーレイン MRT-メルセデス 1:33.561 214
107% time: 1:38.075
ソース[2][3]
追記ついき
  • ^1 - ライコネンは決勝けっしょう前まえに6戦せん以内いないのギアボックス交換こうかんを行おこなったため5グリッド降格こうかく[4][5]
  • ^2 - ベッテルは前まえ戦せんマレーシアGPのスタート直後ちょくごにロズベルグと接触せっしょくしたため3グリッド降格こうかく。その後ご、ライコネンのペナルティにより6番ばんグリッドとなる[6][7]
  • ^3 - バトンは決勝けっしょう前まえに6基き目めのICE（エンジン）、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エナジーストア（バッテリー）、コントロールエレクトロニクスを交換こうかんしたため35グリッド降格こうかく[8][9]
  • ^4 - ウェーレインは6戦せん以内いないにギアボックスを交換こうかんしたため5グリッド降格こうかくとなったが、最さい後尾こうびグリッドだったためこのペナルティによる変動へんどうはなし。その後ご、バトンのペナルティにより21番ばんグリッドとなる[10][11]

決勝けっしょう[編集へんしゅう]

2016年ねん10月9日にち（日曜日にちようび）

  • 天候てんこう：曇くもり
  • 路面ろめん状況じょうきょう：ドライ

経過けいか2番手ばんてスタートのルイス・ハミルトンがスタートミスを犯おかし8位いまで順位じゅんいを落おとしたことで、ニコ・ロズベルグは楽らくにレースを支配しはいできることになった。出遅でおくれたハミルトンは徐々じょじょに順位じゅんいを上あげ、33周しゅう目めに2度目どめのタイヤ交換こうかんを行おこないセバスチャン・ベッテルをアンダーカットして3位いまで浮上ふじょう、ソフトタイヤで猛追もうついするベッテルを抑おさえきった。レース終盤しゅうばんには2位いマックス・フェルスタッペンに迫せまったが、52周しゅう目めの最終さいしゅうシケインでフェルスタッペンのブロックによりエスケープロードに逃にげコースに復帰ふっき。その後ごオーバーテイクのチャンスは訪おとずれず3位いのままレースを終おえた。ロズベルグは危あぶなげなくトップを守まもりきり鈴鹿すずかで初はつ勝利しょうり、ハミルトンとの差さを33ポイントに広ひろげた。ロズベルグの勝利しょうりにより、メルセデスは3年ねん連続れんぞくのコンストラクターズチャンピオンが決定けっていした。2009年ねんに鈴鹿すずかでの日本にっぽんGP開催かいさいが再開さいかいされて以降いこう、表彰台ひょうしょうだいを獲得かくとくし続つづけていたベッテルは4位いに終おわった。フェルスタッペンはドライバーズランキングでベッテルを抜ぬき5位いに浮上ふじょう[12]。マクラーレン・ホンダは決勝けっしょうでも振ふるわずフェルナンド・アロンソが16位い、ジェンソン・バトンは18位いに終おわった。なお、出走しゅっそうした22台だいが全車ぜんしゃ完走かんそうを果はたし、2016年ねん中国ちゅうごくGP以来いらい今いまシーズン2回かい目め、鈴鹿すずかでは2年ねん連続れんぞく（前年ぜんねんは1台だい完走かんそう扱あつかいを含ふくむ20台だい）の全車ぜんしゃ完走かんそうとなった。なお優勝ゆうしょうしたロズベルグはこれがF1での最後さいごの勝利しょうりとなった。

なお、2016年度ねんどの観客かんきゃく動員どういん数すうは145000人にんで過去かこ最少さいしょう記録きろくを更新こうしんした[13]。「8万まん人にんでチェッカーフラッグを振ふりましょう」という司会しかいの音頭おんどにもかかわらず、実際じっさいの本選ほんせんの入場にゅうじょう者しゃ数すうは72000人にんと80000人にんを下回したまわった。国際こくさい映像えいぞうにおいてもチェッカーフラッグ付近ふきんはもちろんのこと、スタンド席せきですら空席くうせきが目立めだった。

結果けっか[編集へんしゅう]

Pos. No. ドライバー コンストラクター 周回しゅうかい数すう タイム/リタイア Grid Pts.
1 6 ドイツの旗 ニコ・ロズベルグ メルセデス 53 1:26:43.333 1 25
2 33 オランダの旗 マックス・フェルスタッペン レッドブル-タグ・ホイヤー 53 +4.978 3 18
3 44 イギリスの旗 ルイス・ハミルトン メルセデス 53 +5.776 2 15
4 5 ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 53 +20.269 6 12
5 7 フィンランドの旗 キミ・ライコネン フェラーリ 53 +28.370 8 10
6 3 オーストラリアの旗 ダニエル・リカルド レッドブル-タグ・ホイヤー 53 +33.941 4 8
7 11 メキシコの旗 セルジオ・ペレス フォース・インディア-メルセデス 53 +57.495 5 6
8 27 ドイツの旗 ニコ・ヒュルケンベルグ フォース・インディア-メルセデス 53 +59.177 9 4
9 19 ブラジルの旗 フェリペ・マッサ ウィリアムズ-メルセデス 53 +1:37.763 12 2
10 77 フィンランドの旗 バルテリ・ボッタス ウィリアムズ-メルセデス 53 +1:38.323 11 1
11 8 フランスの旗 ロマン・グロージャン ハース-フェラーリ 53 +1:39.254 7
12 30 イギリスの旗 ジョリオン・パーマー ルノー 52 +1 Lap 16
13 26 ロシアの旗 ダニール・クビアト トロ・ロッソ-フェラーリ 52 +1 Lap 13
14 20 デンマークの旗 ケビン・マグヌッセン ルノー 52 +1 Lap 17
15 9 スウェーデンの旗 マーカス・エリクソン ザウバー-フェラーリ 52 +1 Lap 18
16 14 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ マクラーレン-ホンダ 52 +1 Lap 15
17 55 スペインの旗 カルロス・サインツ トロ・ロッソ-フェラーリ 52 +1 Lap 14
18 22 イギリスの旗 ジェンソン・バトン マクラーレン-ホンダ 52 +1 Lap 22
19 12 ブラジルの旗 フェリペ・ナッセ ザウバー-フェラーリ 52 +1 Lap 19
20 21 メキシコの旗 エステバン・グティエレス ハース-フェラーリ 52 +1 Lap 10
21 31 フランスの旗 エステバン・オコン MRT-メルセデス 52 +1 Lap 20
22 94 ドイツの旗 パスカル・ウェーレイン MRT-メルセデス 52 +1 Lap 21
ソース[14]
ファステストラップ[15]
ラップリーダー[16]

第だい17戦せん終了しゅうりょう時点じてんでのランキング[編集へんしゅう]

  • 注ちゅう：ドライバー、コンストラクター共どもにトップ5のみ表示ひょうじ。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

ウィキメディア・コモンズには、2016年ねん日本にっぽんグランプリ (4輪りん)に関連かんれんするカテゴリがあります。
[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]
  1. ^ “F1日本にっぽんGP：各かくドライバーのタイヤ選択せんたく”. F1-Gate.com (2016年ねん9月がつ28日にち). 2016年ねん10月がつ8日にち閲覧えつらん。
  2. ^ “2016 FORMULA 1 EMIRATES JAPANESE GRAND PRIX - QUALIFYING”. The Official F1 Website (2016年ねん10月がつ8日にち). 2016年ねん10月がつ8日にち閲覧えつらん。
  3. ^ “2016 FORMULA 1 EMIRATES JAPANESE GRAND PRIX - STARTING GRID”. The Official F1 Website (2016年ねん10月がつ8日にち). 2016年ねん10月がつ8日にち閲覧えつらん。
  4. ^ “ライコネンがギアボックス交換こうかんで8番手ばんてに降格こうかく”. ESPN F1 (2016年ねん10月がつ9日にち). 2016年ねん10月がつ9日にち閲覧えつらん。
  5. ^ “Stewards Decision Doc34 - K.Raikkonen”. fia.com (2016年ねん10月がつ9日にち). 2016年ねん10月がつ9日にち閲覧えつらん。
  6. ^ “セバスチャン・ベッテル、F1日本にっぽんGPで3グリッド降格こうかくペナルティ”. F1-Gate.com (2016年ねん10月がつ2日にち). 2016年ねん10月がつ8日にち閲覧えつらん。
  7. ^ “Stewards Decision Doc37 - S.Vettel”. fia.com (2016年ねん10月がつ2日にち). 2016年ねん10月がつ8日にち閲覧えつらん。
  8. ^ “バトンは最さい後尾こうびスタート”. ESPN F1 (2016年ねん10月がつ9日にち). 2016年ねん10月がつ9日にち閲覧えつらん。
  9. ^ “Stewards Decision Doc33 - J.Button”. fia.com (2016年ねん10月がつ9日にち). 2016年ねん10月がつ9日にち閲覧えつらん。
  10. ^ “パスカル・ウェーレイン、ギアボックス交換こうかんで5グリッド降格こうかく”. F1-Gate.com (2016年ねん10月がつ8日にち). 2016年ねん10月がつ8日にち閲覧えつらん。
  11. ^ “Stewards Decision Doc19 - P.Wehrlein”. fia.com (2016年ねん10月がつ8日にち). 2016年ねん10月がつ8日にち閲覧えつらん。
  12. ^ ポイントは同数どうすうだが、優勝ゆうしょう回数かいすうの差さでフェルスタッペンが上位じょういとなる
  13. ^ “2016年ねん F1日本にっぽんGP 鈴鹿すずかサーキット 3日間にちかんの入場にゅうじょう者しゃ数すう”. F1-Gate.com (2016年ねん10月がつ10日とおか). 2016年ねん10月がつ10日とおか閲覧えつらん。
  14. ^ “2016 FORMULA 1 EMIRATES JAPANESE GRAND PRIX - RACE RESULT”. The Official F1 Website (2016年ねん10月がつ9日にち). 2016年ねん10月がつ9日にち閲覧えつらん。
  15. ^ “2016 FORMULA 1 EMIRATES JAPANESE GRAND PRIX - FASTEST LAPS”. The Official F1 Website (2016年ねん10月がつ9日にち). 2016年ねん10月がつ9日にち閲覧えつらん。
  16. ^ “Lap chart”. fia.com (2016年ねん10月がつ9日にち). 2016年ねん10月がつ9日にち閲覧えつらん。
前まえ戦せん
2016年ねんマレーシアグランプリ 		FIA F1世界せかい選手権せんしゅけん
2016年ねんシーズン 		次つぎ戦せん
2016年ねんアメリカグランプリ
前回ぜんかい開催かいさい
2015年ねん日本にっぽんグランプリ 		日本の旗 日本にっぽんグランプリ 次回じかい開催かいさい
2017年ねん日本にっぽんグランプリ
2010
2011
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2013
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2019
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