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MiG-21 (航空機こうくうき)

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MiG-21から転送てんそう

MiG-21 / МиГ-21

MiG-21(ミグ21;ロシア: МиГ-21)は、ソ連それんミグ設計せっけいきょく開発かいはつした戦闘せんとうおおくのすう生産せいさんされ、世界せかい各国かっこく輸出ゆしゅつ配備はいびされた。

そのつばさがたからソ連それんではデルタつばさ同様どうように、愛称あいしょうバラライカわれていた。北大西洋きたたいせいよう条約じょうやく機構きこう(NATO)の使用しようするNATOコードネームフィッシュベッド(Fishbed:「さかな寝床ねどこ」)。

概要がいよう

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開発かいはつ

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ソ連それん1950年代ねんだい前半ぜんはんから開発かいはつされた。開発かいはつたり、設計せっけいきょくではふたつの系統けいとう試作しさく製作せいさくした。そのうちさき完成かんせいしたYe-2Е-2)は、MiG-15からMiG-17MiG-19がれてきた後退こうたいつばさった機体きたいで、MiG-19から開発かいはつされた後期こうき試作しさくとよく外見がいけんだった。一方いっぽう、もうひとつの試作しさくYe-4Е-4)は、水平すいへい尾翼びよく三角みすみつばさったあたらしい機体きたいだった。このYe-4がMiG-21の原型げんけいである。

Ye-2とYe-4は、ともに1955ねんはつ飛行ひこうおこない、同年どうねんちゅう展示てんじ飛行ひこうませこう姿すがたあらわした。このときスホーイ設計せっけいきょく開発かいはつされていた2種類しゅるい機体きたい飛行ひこうおこなっており、おなねんよん種類しゅるい試作しさく産声うぶごえげた。このうちスホーイの試作しさく後退こうたいつばさSu-7さん角翼かくよくSu-9発展はってんした。そしてMiG-19から正統せいとうてき発展はってんした後退こうたいつばさのYe-2は、改良かいりょうがた製作せいさくされMiG-23(Tip 23)という名称めいしょう量産りょうさんするという計画けいかくされたものの、結局けっきょく開発かいはつ中止ちゅうしとなった。

だい1世代せだい

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ひがしドイツ空軍くうぐんのMiG-21F-13、かつてジークムント・イェーンじょうだった

Ye-4の発展はってんがたであるYe-5Е-5)は、1956ねん1がつ9にちはつ飛行ひこうおこない、そのMiG-21という量産りょうさん名称めいしょうあたえられた。つぎ改良かいりょうがたであるYe-6Е-6)は、1958ねん5がつ20日はつかはつ飛行ひこうおこなった。また、Ye-6の3号機ごうき1959ねん10月31にちに15/25kmコースにて2,388km/hという当時とうじ世界せかい速度そくど記録きろく樹立じゅりつした。そのさい国際こくさい航空こうくう連盟れんめいへの申請しんせいにはYe-66Е-66)という名称めいしょう使用しようされた。この3号機ごうきは、MiG-21シリーズの最初さいしょ生産せいさんがたであるMiG-21FМиГ-21Ф)となった。この機体きたいへいそうは、基本きほんてきには2もんの30mm機関きかんほうロケットほうである。

Ye-6の開発かいはつはさらにつづけられ、1959ねんはつ飛行ひこうおこなったYe-6TЕ-6Т)とばれる機体きたいは、あたらしいK-13赤外線せきがいせん誘導ゆうどうそら対空たいくうミサイル2はつ搭載とうさいした。このK-13は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくせいAIM-9B赤外線せきがいせん誘導ゆうどうそら対空たいくうミサイルのコピーで、独自どくじ発展はってんし、のちには改良かいりょうがたのR-3Sやレーダー誘導ゆうどうがたのR-3Rなどをながらく東側ひがしがわ標準ひょうじゅんてき兵器へいきとなった。このK-13を搭載とうさいする機体きたいMiG-21F-13МиГ-21Ф-13)として量産りょうさんはいり、はつ本格ほんかくてき生産せいさんがたとなった。なお、MiG-21F-13はミサイルの搭載とうさいともない、従来じゅうらい本体ほんたい両側りょうがわに2もんあった機関きかんほうを、本体ほんたい右側みぎがわの1もんのみにらしている。

記録きろくとして開発かいはつされたYe-66AЕ-66А)は、出力しゅつりょく向上こうじょうがたのR11F2-300ターボジェットエンジンと、のフェアリングにU-21ロケットブースター搭載とうさいし、1961ねん4がつ28にちに、ゲオルギー・モソロフは、34,714mという絶対ぜったい到達とうたつ高度こうど世界せかい記録きろく樹立じゅりつし、F-104スターファイターが記録きろくした過去かこ最高さいこう記録きろく更新こうしんした。

だい2世代せだい全天候ぜんてんこうがた

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ひがしドイツ空軍くうぐんのMiG-21PF

全天候ぜんてんこう戦闘せんとう能力のうりょく必須ひっすとなってきた1950年代ねんだい後半こうはんから1960年代ねんだいにかけて、設計せっけいきょくではMiG-21に本格ほんかくてきレーダー搭載とうさいする改良かいりょうがた開発かいはつしていた。ソ連それんではそれまでMiG-17PF/PFUやMiG-19P/PMといった迎撃げいげき戦闘せんとうゆうしていたが、これらはいずれも能力のうりょく限界げんかいのあるイズムルート・レーダーを搭載とうさいしており、MiG-21ではあらたな装備そうび方法ほうほうまったあたらしい形式けいしきのレーダーを搭載とうさいする必要ひつようせまられていた。この課題かだいたいする試作しさくにはYe-7Е-7)という名称めいしょうあたえられた。そのうちはじめに設計せっけいされたのはMiG-21F-13を改修かいしゅうしたMiG-21P-13МиГ-21П-13)で、最終さいしゅうてきには操縦そうじゅうせき後方こうほうふくらみをもうけて燃料ねんりょう搭載とうさいりょうおぎなったMiG-21PFМиГ-21ПФ)がはつ量産りょうさんがたとなった。MiG-21の開発かいはつは、これ以降いこうレーダー搭載とうさいがたおもとなった。レーダー搭載とうさいともない、MiG-21P以降いこうは、固定こてい武装ぶそう機関きかんほう撤去てっきょされ(胴体どうたいガンポッドはあり)、ミサイルのみの武装ぶそうとなった。

MiG-21P/PFの搭載とうさいしたレーダーは、TsD-30TP(ЦД-30ТП制式せいしきめいはRP-21U(РП-21У)とばれている。当時とうじ完成かんせいしていた機材きざいなかでは最新さいしんがたのもので、Su-9迎撃げいげき戦闘せんとう搭載とうさいされたTsD-30T(ЦД-30Т)あるいはRP-9U(РП-9У)とばれるレーダーと基本きほんてきには同一どういつのものである。指令しれい誘導ゆうどうシステムの追加ついかにより、MiG-21P/PFでは従来じゅうらいのK-13そら対空たいくうミサイルにくわえコマンド誘導ゆうどう方式ほうしきRS-2USそら対空たいくうミサイルが搭載とうさいできるようになった。大型おおがたのSu-9ではTsD-30レーダー・ステーションは比較的ひかくてき無理むりなく搭載とうさいされていたが、ずっと小型こがたのMiG-21への搭載とうさいには困難こんなんともなった。機体きたい構造こうぞうおおきく見直みなおされ、機首きしゅ大型おおがたレーダーの搭載とうさいしたがふといものに変更へんこうされ、機器きき燃料ねんりょうタンクなどの搭載とうさい場所ばしょ不足ふそくから背部はいぶふくらみは大型おおがたされた。

だい3世代せだい

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チェコ空軍くうぐんのMiG-21MF

MiG-21PFはそのMiG-21PFSМиГ-21ПФС)やMiG-21PFMМиГ-21ПФМ)などへとすすんでいった。

これら「だい2世代せだい」とばれるシリーズにたいし、1960年代ねんだいなかばには「だい3世代せだい」とばれる機体きたい登場とうじょうした。そのはじめの機体きたいMiG-21RМиГ-21Р)である。これは当初とうしょはMiG-21PFがた機体きたい各種かくしゅ偵察ていさつコンテナを搭載とうさいする戦術せんじゅつ偵察ていさつで、しゅとして生産せいさんされたのは背部はいぶふくらみを大型おおがた主翼しゅよくパイロンも4箇所かしょ増設ぞうせつしたあたらしい機体きたいである。偵察ていさつコンテナは作戦さくせん任務にんむおうじて昼間ひるま夜間やかん電波でんぱの3種類しゅるい用意よういされていた。

その、この機体きたいもとMiG-21SМиГ-21С)やMiG-21SMМиГ-21СМ)といった1960年代ねんだい後半こうはんから1970年代ねんだいにかけてソ連それん航空こうくう戦力せんりょく主力しゅりょくになった戦闘せんとうかたされた。また、MiG-21SMをもと輸出ゆしゅつけのグレードダウンがたとしてMiG-21MМиГ-21М)が開発かいはつ生産せいさんされた。そのソ連それん国内こくないけにより高性能こうせいのうなMiG-21bisが開発かいはつされると、ソ連それんがたMiG-21SMと同等どうとう能力のうりょくったMiG-21MFМиГ-21МФ)や改良かいりょうがたMiG-21MF-75МиГ-21МФ-75)などが開発かいはつされ、輸出ゆしゅつされるようになった。

だい4世代せだい

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キューバ空軍くうぐんのMiG-21bis LAZUR

1971ねんはつ飛行ひこうしたのが、MiG-21シリーズのひとつの完成かんせいがたとなった「だい4世代せだいMiG-21bisМиГ-21бис)である。これはさらに大型おおがたした背部はいぶふくらみをち、MiG-21としてはもっとたか能力のうりょく付与ふよされていた。また、ソ連それんのアフガニスタン侵攻しんこうでは、主力しゅりょく戦闘せんとう爆撃ばくげきとして多数たすう投入とうにゅうされた。

ふくがた

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MiG-21にはかく世代せだい対応たいおうするふく高等こうとう練習れんしゅうとして使用しようされる教育きょういく訓練くんれん戦闘せんとうУчебно-тренировочный истребительがた製作せいさくされた。このふくがたはレーダーやへいそうはずした純粋じゅんすい訓練くんれんであるため(胴体どうたいガンポッド装備そうびすることは可能かのう)、機首きしゅ最後さいごまでほそいままである。主翼しゅよくのパイロンも2箇所かしょのまま増設ぞうせつされなかった。おもなものとしては、MiG-21UМиГ-21У)、MiG-21USМиГ-21УС)、MiG-21UMМиГ-21УМ)などがある。これらは戦闘せんとうがたのMiG-21の退役たいえき各種かくしゅ試験しけんもちいられ、また専用せんよう高等こうとう練習れんしゅうとして使用しようつづけられている場合ばあいがしばしばある。なお、NATOコードネーム戦闘せんとうがたことなりモンゴル(Mongol)である。

ソ連それん以外いがい発展はってんがた

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MiG-21シリーズは、ソ連それんをはじめ東欧とうおう中東ちゅうとうアジアアフリカ中心ちゅうしん世界せかい各国かっこく配備はいびされた。生産せいさんソ連それんほかチェコスロバキアS-106という名称めいしょうでMiG-21F-13の改修かいしゅうがたライセンス生産せいさん)、インドMiG-21FL/M/bisをライセンス生産せいさん)、中国ちゅうごく(MiG-21F-13を殲撃7がたとしてライセンス生産せいさん、また、その各種かくしゅ発展はってんがた開発かいはつ)、独立どくりつジョージア独立どくりつ生産せいさんMiG-21UMを2のみ)でもなされ、とくに中国ちゅうごくでは21世紀せいきはいってもしばらく生産せいさんつづいていた。

また中国ちゅうごくでは、殲撃7がたすなわ同国どうこくせいMiG-21の発展はってんがたであるだい4世代せだい戦闘せんとうであるJF-17JL-9開発かいはつされている。

弱点じゃくてん

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ソ連それん時代じだいのバリエーションレーダー探知たんち距離きょりみじか目標もくひょう追尾ついび機能きのうたないので、射程しゃていながいセミアクティブ・レーダー誘導ゆうどうミサイルを装備そうびできない。また、機首きしゅせまいスペースに収容しゅうようするためアンテナ作動さどう範囲はんいせまい。これは、地上ちじょう管制かんせいシステムに迎撃げいげき航法こうほう指示しじけるという前提ぜんていした、レーダーなどは簡略かんりゃくでよいとされたためである。性能せいのうめんでは機動きどう性能せいのうすぐれているが操縦そうじゅうせいわるく、とく低空ていくう操縦そうじゅうせい悪化あっかするほか、1びょうあたり90以上いじょうのロールをあたえると回転かいてんまらなくなるというほど操縦そうじゅう非常ひじょう困難こんなん機体きたいとされている。これは、後期こうき機体きたいでも完全かんぜんには改善かいぜんされなかった。

運用うんよう

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MiG-21は、ソ連それんせいだけでもかくかたわせて1まん以上いじょうという、ちょう音速おんそくとしてはれいないかず機体きたい生産せいさんされており、戦後せんご世界せかいもっと成功せいこうした戦闘せんとうのひとつである。改良かいりょうかさねながら、これほどまでに長期ちょうきわたって生産せいさんされた理由りゆうとしては、後継こうけいたるMiG-23がMiG-21を全面ぜんめんてきには凌駕りょうができなかったてんげられる。実際じっさいMiG-19ゆずりのMiG-21の格闘かくとう性能せいのう非常ひじょうたかく、これを全面ぜんめんてきしの機体きたいアメリカF-16、そしてMiG-29登場とうじょうたねばならなかった。

2024ねん現在げんざいでも世界せかい各国かっこく空軍くうぐん配備はいびされており、近代きんだい改修かいしゅうおこなった機体きたいをはじめとして、今後こんご多数たすう運用うんようされつづけられるとられている。また、MiG-21はちょう音速おんそく戦闘せんとうとしてはるいないほど構造こうぞう簡単かんたん維持いじしやすいため、より大型おおがた近代きんだいてきながらも維持いじむずかしいMiG-23MiG-29などのしん世代せだいをあえて退役たいえきさせてMiG-21に統合とうごうしたくにもある。これは、冷戦れいせん軍縮ぐんしゅくひとつの典型てんけいといえよう。MiG-29やMiG-23MFを退役たいえきさせてMiG-21ランサーをのこしたルーマニアや、MiG-23MLDなどを退役たいえきさせてMiG-21bis SAUをのこしたブルガリアなどがこれにてはまる。

一方いっぽう、MiG-21は機体きたい規格きかくがまちまちで、そのてんでは整備せいび支障ししょうをきたしやすい欠点けってんがあるとされている。ルーマニアでMiG-21を近代きんだい改修かいしゅうするさい、「部品ぶひん規格きかくとう統一とういつ」がさい重要じゅうよう改修かいしゅうてんのひとつにげられていた。

またアメリカやヨーロッパといった西側にしがわ諸国しょこく一部いちぶくにでも、兵器へいきるいはずしてはらげられた機体きたい練習れんしゅうがたなど武装ぶそうタイプの機材きざい個人こじん所有しょゆうし、娯楽ごらく目的もくてき飛行ひこうさせているケースもある。

実戦じっせん

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独立どくりつ戦争せんそう記念きねんとなっているクロアチア空軍くうぐんおよ防空ぼうくうぐんのMiG-21bis LAZUR

MiG-21の使用しようされたおも事件じけん以下いかとおり。

とくにベトナム戦争せんそうでは、すぐれた速度そくど上昇じょうしょうりょく、そして小型こがたてき視認しにんされにくいことをかした奇襲きしゅう攻撃こうげきで、度々たびたびアメリカぐん戦闘せんとう撃墜げきついしている。

MiG-21はその運用うんようこくおおいため、このほかにもおおくの紛争ふんそう内戦ないせん使用しようされている。

近代きんだい改修かいしゅう

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クロアチア空軍くうぐんおよ防空ぼうくうぐんのMiG-21bisD

近代きんだい改修かいしゅうあん各国かっこくからされているが中国ちゅうごくべつとすれば、ロシアMiG-21-93別名べつめいMiG-21UPGМиГ-21УПГ)やMiG-21-93IМиГ-21-93И)、MiG-21-98MiG-21KМиГ-21К)、ルーマニアランサーI/II/IIILancer I/II/III)、イスラエルMiG-21-2000おもなところである。このほかチェコ運用うんようする自国じこくのMiG-21MFをNATO標準ひょうじゅんわせたMiG-21MFN改修かいしゅうしている。チェコではより高度こうど近代きんだい改修かいしゅうおこな計画けいかくもあったが、結局けっきょくスウェーデンせいグリペン導入どうにゅうしてMiG-21を代替だいたいすることとし、MiG-21MFには最低限さいていげん改修かいしゅうしかほどこされなかった。また、ウクライナでも近代きんだい改修かいしゅう開発かいはつされている。同国どうこくでは海外かいがい運用うんようこく機体きたい改修かいしゅう定期ていき点検てんけんっている。

おも派生はせいがた

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«»は製品せいひん番号ばんごう

ソ連それん/ロシア/ウクライナ/グルジア/インド/ドイツ/ブルガリア

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試作しさく

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Ye-2
MiG-19から発展はってんした後退こうたいつばさエンジン予定よていしたAM-11(RD-11、のちR-11)がわなかったためMiG-19シリーズが2搭載とうさいしていたAM-9B(RD-9B)を1搭載とうさいし、1954ねん12月25にち完成かんせいよく1955ねん2がつ14にちはつ飛行ひこうおこなった。
Ye-2A
AM-11を搭載とうさいした2号機ごうきで、主翼しゅよくじょう境界きょうかいそういた大型おおがたしていた。MiG-23(Tip 23)として生産せいさんはい計画けいかくもあり1957ねんに7製作せいさくされたが、結局けっきょく採用さいようされなかった。
Ye-4
三角みすみつばさの1号機ごうき主翼しゅよく下面かめん大型おおがた境界きょうかいそういたをつけていた。エンジンは当初とうしょはRD-9Bとどう推力すいりょくのRD-9Yeで、のちに若干じゃっかん推力すいりょく向上こうじょうしたRD-9Iにかわそうされた。なお、エンジンのかわそう以外いがいにも機体きたい徐々じょじょ改修かいしゅうされ、主翼しゅよく下面かめん大型おおがた境界きょうかいそういたはいし、かわりに3まい小型こがた境界きょうかいそういた主翼しゅよく上面うわつらから下面かめんにかけて装備そうびするなどした。1955ねん6月16にちはつ飛行ひこうおこなった。
Ye-50
Ye-2の発展はってんがたで、AM-9YeジェットエンジンくわえS-155ロケットエンジン追加ついかした混合こんごう動力どうりょく。3号機ごうき機首きしゅ延長えんちょうされていた。
Ye-50A
燃料ねんりょう消費しょうひりょうおおきなロケットエンジンのため、機体きたい下面かめん大型おおがた燃料ねんりょうタンクを装備そうびする機体きたいとして設計せっけいされたが、実際じっさいには製作せいさくされなかった。
Ye-5
Ye-4の発展はってんがた1956ねん1がつ9にちはつ飛行ひこうし、同年どうねんまつにこの機体きたいもとにして新型しんがた前線ぜんせん戦闘せんとうMiG-21が量産りょうさんされることが決定けっていされた。H-5I-500ともばれた。
Ye-6
Ye-5の発展はってんがたで、信頼しんらいせいとぼしかったRD-11エンジンをR-11F-300にかわそうするなどの改修かいしゅうおこなった。1号機ごうき1958ねん5がつ20日はつかはつ飛行ひこうおこなったが、28にちには墜落ついらくしてうしなわれた。
2号機ごうき境界きょうかいそういた外側そとがわ1まいのみにげんじ、機首きしゅ側面そくめん機体きたい横滑よこすべのエンジンの失速しっそく防止ぼうしよう空気くうきこうもうけた。1960ねんには主翼しゅよくはしへのそら対空たいくうミサイル搭載とうさい試験しけん改造かいぞうされたが、高速こうそく飛行ひこうにミサイルが振動しんどうこし発射はっしゃ弾道だんどう安定あんていしなかったため正式せいしき採用さいようにはいたらなかった。
3号機ごうきはエンジンのストール防止ぼうしよう空気くうきこう増設ぞうせつした。1959ねん10月31にちには15/25kmコースにて2,388km/hという当時とうじ世界せかい速度そくど記録きろく樹立じゅりつした。なお、そのさい国際こくさい航空こうくう連盟れんめいへの申請しんせいめいはYe-66である。この3号機ごうきもとはじめの生産せいさんがたMiG-21Fが製作せいさくされた。
Ye-6T/3
カナードを装備そうびする機体きたい。のちにはR-3ミサイルの搭載とうさい試験しけんもちいられ、その成果せいかはつ本格ほんかくてき生産せいさんがたMiG-21F-13にかされた。
Ye-6V
MiG-21F-13に整地せいちでの短距離たんきょり離着陸りちゃくりく性能せいのう付加ふかするために改造かいぞうされた試験しけん
Ye-7
レーダー搭載とうさいがた一連いちれん開発かいはつ名称めいしょう
Ye-8
1962ねんはつ飛行ひこうしたMiG-21PFの大幅おおはばあらため設計せっけいがたR-21F-300エンジン1搭載とうさいした。2のみ製作せいさくされたが、1号機ごうき(#81)が事故じこうしなわれるなどし、機体きたい欠陥けっかん改善かいぜんされる見通みとおしもたなかったため開発かいはつ中止ちゅうしされた。
MiG-21P
TsD-30T全天候ぜんてんこうレーダーを搭載とうさいする迎撃げいげき戦闘せんとう全天候ぜんてんこう戦闘せんとうのこと)がた最初さいしょかただが、生産せいさんされなかった。R-11F-300エンジンを搭載とうさいする最初さいしょ試作しさくYe-7/1は10製作せいさくされ、1958ねん8がつはつ飛行ひこうおこなった。試作しさくYe-7/2Ye-7/3つくられ、Ye-7/3はこのシリーズの最初さいしょ量産りょうさんがた迎撃げいげき戦闘せんとうであるMiG-21PFの直接的ちょくせつてき基礎きそとなった。
Ye-6U
ふくがた原型げんけい。MiG-21F-13をベースに開発かいはつされ、1960ねん10がつ17にちはつ飛行ひこうした。こうせき増設ぞうせつしたわりに機関きかんほうはず燃料ねんりょうタンクのスペースにてている。
Ye-66A
1961ねん4がつ28にちに34,714mという絶対ぜったい到達とうたつ高度こうど世界せかい記録きろく樹立じゅりつした機体きたい出力しゅつりょく向上こうじょうがたのR-11F2-300とロケットエンジンを搭載とうさいしていた。
23-31 (Ye-7PD/MiG-21PD)
1967ねんはつ飛行ひこうしたMiG-21PFMのあらため設計せっけいがたで、2のリフトエンジンを搭載とうさいする短距離たんきょり離着陸りちゃくりく研究けんきゅうとしてもちいられた。PDはリフトエンジンを意味いみする。しゅあし収納しゅうのうできず固定こていしきである。これをもと23-01短距離たんきょり離着陸りちゃくりく戦闘せんとう製作せいさくされたが、こちらも量産りょうさんにはむすびつかなかった。
MiG-21Iアナローク (A-144)
1968ねんはつ飛行ひこうした、Tu-144開発かいはつため尾翼びよくオージーつばさ採用さいようがた試験しけん。MiG-21Sの胴体どうたい利用りようして製作せいさくされた。
MiG-21K
あたらしいそら対空たいくうミサイルであるR-27RR-73運用うんよう可能かのうとするなどした、ロシアによるMiG-21SMの近代きんだい改修かいしゅう。MiG-21M/MFを運用うんようするくにやMiG-21bisを運用うんようするくに提案ていあんされたが受注じゅちゅうには失敗しっぱいし、計画けいかく破棄はきされた。

生産せいさんがた

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MiG-21F «72»
初期しょきがた。NR-30機関きかんほうを2もん搭載とうさいする。R-11F-300エンジンを搭載とうさいし、1959ねんはつ飛行ひこうおこなった。よく1959ねんあきから1960ねんなかばにかけて99生産せいさんされた。なお、MiG-21Fは設計せっけい局内きょくないではYe-6Tと呼称こしょうされた。のちには、MiG-21F-13同様どうよう垂直すいちょく尾翼びよくぞうせきや、R-3ミサイル運用うんようのための改修かいしゅうおこなわれた機体きたいもある。
MiG-21F-13 «74»
本格ほんかくてき生産せいさんはじめられた昼間ひるま戦闘せんとうがたで、R-3S(機体きたい名称めいしょうの-13はR-3Sの試作しさく名称めいしょうK-13に由来ゆらい)ミサイルを運用うんよう可能かのうとしたかわりにNR-30を1もんらしている。R-11F-300エンジンを搭載とうさいし、1959ねんはつ飛行ひこうおこなった。
MiG-21PF «76»
量産りょうさん配備はいびされた最初さいしょ全天候ぜんてんこう戦闘せんとうがた。MiG-21のだい2世代せだい固定こてい武装ぶそうはいされている。搭載とうさいレーダーはTsD-30TP(RP-21)である。新型しんがたのR-11F2-300エンジンを搭載とうさいするYe-7/4直接ちょくせつ原型げんけいとなった。なお、試作しさくはMiG-21Pからのれんばんであるが、とく区別くべつするとすればYe-7/3とYe-7/4がMiG-21PFの試作しさくといえる。
MiG-21PF-31
輸出ゆしゅつがた面積めんせき拡大かくだいした垂直すいちょく尾翼びよくあたらしいベントラルフィンをもち、ツマンスキーR-11-300エンジンを搭載とうさいした機体きたい。パラシュートブレーキハウジングは、ラダー基部きぶもうけられている。
MiG-21PFS «94»
R-11F2S-300エンジンを搭載とうさいし、1962ねんはつ飛行ひこうおこなった。最大さいだい改修かいしゅうてん主翼しゅよくしフラップ(SPS)を採用さいようしたことで、離着陸りちゃくりく性能せいのう向上こうじょうし、これ以降いこう機体きたいはこのシステムをそなえることとなった。試作しさくYe-7SPSばれた。比較的ひかくてき少数しょうすう生産せいさんされたにとどまったが、一部いちぶ輸出ゆしゅつもなされた。
MiG-21PFM «94A»
TsD-30TP(RP-21)レーダーを搭載とうさいしたMiG-21PFSの輸出ゆしゅつがた試作しさくYe-7Mばれた。比較的ひかくてき少数しょうすう生産せいさんされたにとどまった。風防ふうぼうはMiG-21PF同様どうようのワンピースがたことなるIFF システムを装備そうびし、S-24そら対地たいちロケットだんやZB-62ナパームだん搭載とうさいする能力のうりょくはなく純粋じゅんすい迎撃げいげき戦闘せんとうとしてもちいられた。
MiG-21PFM «94H»
しフラップをそなえた初期しょきのMiG-21の主要しゅよう生産せいさんがたとなった。射出しゃしゅつ座席ざせきあたらしいKM-1ドイツばん変更へんこうするなどの変更へんこうおこなわれていた。また、機関きかんほうコンテナの搭載とうさい能力のうりょく付加ふかされていた。なお、射出しゃしゅつ座席ざせき変更へんこうともな風防ふうぼうはそれまでのぜんひらきのワンピースがたからよこびらきのツーピースがた変更へんこうされたが、ワンピースがた同様どうよう上方かみがたへややふくらみをもった形状けいじょうのものと上辺うわべ直線ちょくせんてきでリアビューミラーを装備そうびしたものとがある。風防ふうぼうかたは、MiG-21S/SM/Mあたりまで同様どうように2種類しゅるいのものがられた。
MiG-21R «94R/03»
戦術せんじゅつ偵察ていさつかたYe-7Rとして1965ねんはつ飛行ひこうおこなった。外見がいけんじょうだい3世代せだい最初さいしょ機体きたいとしてかぞえられるが、実際じっさいだい2世代せだい背部はいぶ燃料ねんりょうタンクを大型おおがた主翼しゅよくパイロンを増設ぞうせつしただけの機体きたいである。また、Ye-7Rや初期しょきのごく少数しょうすう量産りょうさんはMiG-21PF同様どうよう機体きたい使用しようしていた。ソ連それん空軍くうぐんほか各国かっこく使用しようされたが、機体きたい製作せいさくねんはやかったためだい3世代せだいよりもさき退役たいえきしている。その場合ばあいはMiG-21MFを改修かいしゅうしたMiG-21MFRなどがMiG-21Rの後継こうけいとして運用うんようされる場合ばあいもあった。
MiG-21RF
MiG-21Rの輸出ゆしゅつがたとして開発かいはつされた。MiG-21Rとは装備そうびなどが若干じゃっかんことなる。なお、MiG-21RFは主力しゅりょくがたとはならず、MiG-21Rのほうおお輸出ゆしゅつされた。
MiG-21S «95»
だい3世代せだい新型しんがたのサプフィール22(RP-22)レーダーを搭載とうさいした。新型しんがたのR-11F2S-300エンジンを搭載とうさいし、1963ねんはつ飛行ひこうおこなった。なお、冷戦れいせん時代じだいには西側にしがわ諸国しょこくからは「MiG-21PFMA」であると誤認ごにんされていた。
MiG-21SM «15»
MiG-21SにGSh-23L連装れんそう機関きかんほう固定こてい装備そうびした機体きたいで、一時いちじソ連それん空軍くうぐん戦力せんりょく主力しゅりょくとなった。R-13-300エンジンを搭載とうさいし、1969ねんはつ飛行ひこうおこなった。MiG-21シリーズのなかもっとおおくの機体きたい製作せいさくされたとされる。MiG-23などが主力しゅりょく戦闘せんとうとなったのちは、戦闘せんとう爆撃ばくげきとして使用しようされた。
MiG-21M «96»
MiG-21SMの輸出ゆしゅつけダウングレードがたで、いち世代せだいまえのRP-21MLレーダーを搭載とうさいしていた。エンジンもMiG-21PFMとおなじR-11F2S-300を搭載とうさいし、1968ねんはつ飛行ひこうおこなった。生産せいさんはMMZ「ズナーミャ・トルダー(労働ろうどうはた)」工場こうじょうで1968ねんから1971ねんまでおこなわれた。インドでは1971ねんよりライセンス生産せいさんおこなわれ、1973ねんよりインド空軍くうぐん配備はいびされた。
MiG-21MF «96F»
サプフィール22(RP-22)レーダーを搭載とうさいするなどMiG-21SMとどう程度ていど能力のうりょくった輸出ゆしゅつがた。R-13-300エンジンを搭載とうさいし、1970ねんはつ飛行ひこうおこなった。MMZ「ズナーミャ・トルダー」工場こうじょうで1970ねんから1974ねんまで生産せいさんされた。輸出ゆしゅつがた主力しゅりょくとなった機体きたい。ワルシャワ条約じょうやく機構きこう各国かっこく主力しゅりょくとなった。冷戦れいせん終結しゅうけつは、MiG-21bisより以前いぜん旧式きゅうしきのMiG-21MFはおおくが退役たいえきしたが、チェコスロバキアルーマニアのようにMiG-21bisを運用うんようしなかったくにでは後継こうけい機種きしゅ選定せんていまでながらく運用うんようつづけられた。そのくにでは、MiG-21bisの配備はいびしゅとして戦闘せんとうばくげき偵察ていさつもちいられた。
MiG-21MF-75 «63»
1975ねん以降いこう製造せいぞうされたMiG-21MFの改良かいりょうがたで、システムが若干じゃっかん近代きんだいされた。ブルガリア、ひがしドイツ、ルーマニア、チェコスロバキアで使用しよう
M-21
1967ねんはつ飛行ひこうした無人むじん航空機こうくうきかたで、MiG-21PFやMiG-21PFMから改修かいしゅうされていた。ソ連それん時代じだい後期こうき標的ひょうてき各種かくしゅ試験しけんとして多数たすう試験しけん訓練くんれん使用しようされた。
MiG-21SMT «50»
大型おおがた背部はいぶ燃料ねんりょうタンクを装備そうびする機体きたいとして開発かいはつされたが、機体きたいバランスがくずれ、重心じゅうしん機体きたい後部こうぶかたより、失敗しっぱいさくといわれた。1971ねんはつ飛行ひこう一部いちぶ機体きたいは、MiG-21STに改修かいしゅうされた。
MiG-21ST
失敗しっぱいわったMiG-21SMTを改修かいしゅうした機体きたい
MiG-21MT «96T»
R-13F-300エンジンを搭載とうさいするMiG-21Mの発展はってんがたとして開発かいはつされた。装備そうびなどはMiG-21MFと同様どうようで、1971ねんよりMMZ「ズナーミャ・トルダー」工場こうじょう生産せいさんはじめられたが、15しか製作せいさくされなかった。
MiG-21bis LAZUR «75A»
だい4世代せだい大幅おおはば改良かいりょうがたで、1970年代ねんだいから1980年代ねんだいにかけてソ連それん主力しゅりょくとなった。R-25-300エンジンを搭載とうさいし、1971ねんはつ飛行ひこうおこなった。
MiG-21bis SAUえーゆー «75B»
ソ連それんでの生産せいさんとしては最終さいしゅうがたとなった。改良かいりょうされた電子でんし機器きき搭載とうさいした。なお、«75A»と«75B»は、正式せいしき名称めいしょうはどちらもたんに「MiG-21bis」としょうされることが普通ふつうである。また、資料しりょうによってはMiG-21bis-K表記ひょうきしているものもある。なお、通常つうじょうでは「"B"規格きかく」はワルシャワ条約じょうやく機構きこうがいへの大幅おおはばなダウングレード輸出ゆしゅつがたであることを意味いみしているが、この場合ばあいはその意味いみではない。
MiH-21bis
ウクライナ開発かいはつされた海外かいがいけの近代きんだい改修かいしゅうがたオデッサ開発かいはつおこなわれた。なお、ウクライナではエジプトイエメンリビアといった外国がいこくのMiG-21のオーバーホールやメンテナンスをおこなっている。
MiG-21U-400 «66»
最初さいしょ生産せいさんされたふくがた高等こうとう練習れんしゅうとしての運用うんようほか様々さまざま試験しけん用途ようとにも使用しようされた。
MiG-21U-600 «67»
ふくがた垂直すいちょく尾翼びよく大型おおがたされるなどしている。«66»と«67»はどちらもたんに「MiG-21U」としょうされることもおおい。
MiG-21US «68»
1966ねんから製造せいぞうはいったふくがた電波でんぱ受信じゅしんなどが変更へんこうされたほか、MiG-21PFM以降いこう単座たんざがた同様どうようしフラップとKM-1射出しゃしゅつ座席ざせき装備そうびしている。生産せいさんなかばからこうせき前方ぜんぽう視界しかい確保かくほのためのペリスコープが追加ついかされた。
MiG-21UM «69»
ВВС Българии МиГ-21УМ #27
ふくがた最終さいしゅうがたで、1971ねんから製造せいぞうされた。機体きたいフレームや電子でんし機器きき、エンジンをMiG-21MF相当そうとうとしている。なお、グルジアではソ連それんからの独立どくりつ生産せいさんつづけられ、1990年代ねんだい後半こうはんに2だけ製作せいさくされている。また、同国どうこくでは改修かいしゅうがた開発かいはつされており、一部いちぶMiG-21運用うんようこく採用さいようされている。
MiG-21UPG / MiG-21-93
ロシアで開発かいはつされた近代きんだい改修かいしゅう。R-25-300エンジンを搭載とうさいし、1994ねんはつ飛行ひこうした。インドに採用さいようされたのち、一時いちじイエメン共和きょうわこく、ブルガリア、クロアチアなどにも採用さいようされる可能かのうせいがあるとされていた。高性能こうせいのう小型こがたレーダーであるコピヨー21lやり)を搭載とうさいし、これによりR-73やR-77のようなそら対空たいくうミサイルのほか、Kh-31などのそら対地たいちミサイル搭載とうさい可能かのうとなり、戦闘せんとう能力のうりょく大幅おおはば向上こうじょうしたとされている。また、ESW-21レーダー警報けいほう受信じゅしん、チャフ・フレア・ディスペンサ、リングレーザージャイロしき慣性かんせい航法こうほう装置そうち搭載とうさいなどの改良かいりょうおこなわれている[1]。しかし、エンジンはMiG-21bisのままであるためその欠点けってんはそのままいでいる。
MiG-21BISON
MiG-21-93のインドでの採用さいよう名称めいしょう
MiG-21-93I
MiG-21-93の派生はせいがた
MiG-21-98
MiG-21-93の派生はせいがた

ひがしドイツ/インド/ブルガリア

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MiG-21SPS
MiG-21PFSのドイツ民主みんしゅ共和きょうわこくひがしドイツ)での制式せいしき名称めいしょう
MiG-21SPS-K
ひがしドイツのMiG-21SPSの改修かいしゅうがたで、MiG-21PFMにじゅんじた仕様しようとしたもの。MiG-21PFM以降いこう発展はってんがた同様どうよう機関きかんほうコンテナを搭載とうさい可能かのうとした。そのため、機首きしゅ左右さゆう空気くうき小口こぐちに、機関きかんほう排煙はいえん除去じょきょよう整流せいりゅうばん設置せっちされている。外見がいけんじょうは、MiG-21PFM後期こうきがた酷似こくじしている。風防ふうぼう上方かみがたふくらみをもったツーピースがた後方こうほうミラーは付属ふぞくするものとしないものとがある。ひがしドイツのみで運用うんようされた。
MiG-21bis «75»
インドでのライセンス生産せいさん。レーダーはRP-22がた
MiG-21MFR
1990年代ねんだいブルガリア開発かいはつされた戦術せんじゅつ偵察ていさつがた機体きたい老朽ろうきゅうしたMiG-21Rの代替だいたいとして計画けいかくされた。戦闘せんとう爆撃ばくげきとしては旧式きゅうしきしたMiG-21MFを改修かいしゅうし、従来じゅうらいMiG-21Rで運用うんようされていた偵察ていさつコンテナを運用うんようできるようにした。しかし、MiG-21MFRも機体きたい老朽ろうきゅう早期そうき退役たいえきし、どう時期じきMiG-25RBSu-22M4R退役たいえきしたため、ブルガリアの高度こうど航空こうくう偵察ていさつ能力のうりょくうしなわれた。
MiG-21FL «77»
インドでのライセンス生産せいさんで、基本きほんてきにはMiG-21PFM初期しょきがた輸出ゆしゅつ仕様しようであるが、しフラップ (Blown flapがないなどMiG-21PFとのなかあいだてき機体きたい構造こうぞうっている。R-11F-300エンジンとR-2Lレーダーを搭載とうさいした。MiG-21PFM同様どうよう機関きかんほうコンテナを搭載とうさいすることもできる。1965ねんから1968ねんまで生産せいさんされ、1966ねんから現在げんざいいたるまでインド空軍くうぐん運用うんようされている。

ルーマニア/イスラエル/クロアチア

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MiG-21RFM
FAR MiG-21RFM #710
ルーマニアのMiG-21PFはこの名称めいしょうばれた。
MiG-21RFM-M
ルーマニアのMiG-21PFMはこの名称めいしょうばれた。
MiG-21-2000
イスラエル開発かいはつされた近代きんだい改修かいしゅうウガンダポーランドより購入こうにゅうしたMiG-21bisを購入こうにゅうしたさいこの規格きかく改修かいしゅうして配備はいびしたほかザンビアエチオピア改修かいしゅうしたとされる。ラオス契約けいやくむすんだものの、経済けいざいてき理由りゆうから中止ちゅうしされた。なお、イスラエルは商業しょうぎょうじょう戦略せんりゃくから当初とうしょよりルーマニアと共同きょうどう開発かいはつしたようによそおっていたが、実態じったいはそうではなかった。イスラエルのこうした販売はんばい努力どりょくにもかかわらず、販売はんばい順調じゅんちょうにはおこなっていない模様もようである。
MiG-21MランサーA
MiG-21MFランサーA
FAR MiG-21MF LANCER A #7701, 2001
MiG-21-2000の技術ぎじゅつもちいたルーマニアの近代きんだい改修かいしゅうで、おも対地たいち攻撃こうげきおこなうとされる。R-25-300エンジン搭載とうさいしている。MiG-21-2000のちがいはアビオニクスに国産こくさんのものが使用しようされていることにある。改修かいしゅうてんは、EL/M-2001Bはかレーダー搭載とうさい、DASHヘルメット照準しょうじゅん装置そうちへの対応たいおうライトニング目標もくひょう指示しじポッドへの対応たいおう、EL/L-8222R ECMポッドへの対応たいおう、PlESSEYてき味方みかた識別しきべつ装置そうち搭載とうさい、SAIMSフライトレコーダの搭載とうさい、DTSデータ転送てんそうシステムの搭載とうさい、LISA-4000EBナビゲーションシステムの搭載とうさい、ELOP921ヘッドアップディスプレイ搭載とうさい、SPS-20レーダー警報けいほう受信じゅしん搭載とうさい、LM52-M2発射はっしゃ搭載とうさい、ACR435/430 UHF/VHFラジオの搭載とうさい、TAAS/IMIチャフフレアディスペンサーの搭載とうさい機能きのうカラーディスプレイ1搭載とうさいなどによるグラスコックピットマジック2・オファー赤外線せきがいせん誘導ゆうどうばくだん運用うんよう能力のうりょく付加ふかなどである。
MiG-21UMランサーB
LANCER I規格きかく改修かいしゅうされたルーマニアのMiG-21UM。
MiG-21MランサーC
LANCER I規格きかくじゅんじたルーマニアの近代きんだい改修かいしゅうで、防空ぼうくう任務にんむによりてきした仕様しようとなっている。レーダーはEL/M-2032搭載とうさい。また、マジック2パイソン3R-73などの短距離たんきょりAAMに対応たいおうした。
MiG-21MFランサーC
LANCER II規格きかく改修かいしゅうされたルーマニアのMiG-21MF。
MiG-21MF-75ランサーC
LANCER II規格きかく改修かいしゅうされたルーマニアのMiG-21MF-75。
MiG-21bisランサーⅢ
MiG-21bisにたいする近代きんだい改修かいしゅうで、フルバージョンのものの販売はんばい実績じっせきがない。
MiG-21bisD
クロアチアのMiG-21bis LAZURの改修かいしゅうで、ルーマニアのLANCER III規格きかく簡易かんいがた
MiG-21UMD
ルーマニアで改修かいしゅうされたクロアチアのMiG-21UM近代きんだい改修かいしゅう

ユーゴスラヴィア/セルビア・モンテネグロ/セルビア

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L-12
ユーゴスラビア社会しゃかい主義しゅぎ連邦れんぽう共和きょうわこくのMiG-21F-13は、この名称めいしょうばれた。
L-14
ユーゴスラビアのMiG-21PFMは、この名称めいしょうばれた。
L-14i
ユーゴスラビアのMiG-21Rは、この名称めいしょうばれた。
L-15
ユーゴスラビアのMiG-21Mは、この名称めいしょうばれた。
L-16
ユーゴスラビアのMiG-21MFは、この名称めいしょうばれた。
L-17
ユーゴスラビアのMiG-21bis LAZURは、この名称めいしょうばれた。
L-17K
РВиПВО ВСЦГ Л-17К #17126, 2005
ユーゴスラビアのMiG-21bis SAUえーゆーは、この名称めいしょうばれた。
NL-12
РВиПВО ВСЦГ Л-12 #195, 2001
ユーゴスラビアのMiG-21Uは、この名称めいしょうばれた。
NL-14
ユーゴスラビアのMiG-21USは、この名称めいしょうばれた。
NL-16
ユーゴスラビアのMiG-21UMは、この名称めいしょうばれた。

チェコスロヴァキア/チェコ

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S-106
チェコスロバキアでのライセンス生産せいさんで、だい風防ふうぼう金属きんぞくせいになるなどソ連それんせいのMiG-21F-13とはことなるてんがある。名称めいしょうはのちにたんなるMiG-21F-13に変更へんこうされた。
MiG-21MA «96A»
チェコスロヴァキアけのMiG-21Mで、R13-300エンジンを搭載とうさいしてさい設計せっけいされた。アビオニクスにはRP-21MAレーダーまたはRP-22レーダーを装備そうびする。一時期いちじきはMiG-21MFともばれていた。一部いちぶはMiG-21Mともばれる。
MiG-21MFN
チェコのMiG-21MFのNATO仕様しよう改修かいしゅう2005ねんまで運用うんようJAS39グリペン代替だいたいされた。

フィンランド

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MiG-21F-13
フィンランド独自どくじ改修かいしゅうされた機体きたいで、MiG-21bis導入どうにゅう戦術せんじゅつ偵察ていさつ改修かいしゅうされた。
MiG-21bis
フィンランドで独自どくじ改修かいしゅうされた機体きたい

中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく/パキスタン

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ここではおも形式けいしきのみの記述きじゅつめる。詳細しょうさいかく項目こうもく参照さんしょう

殲撃なながた(J-7/F-7)/殲教なながた(JJ-7/FT-7)
MiG-21を中国ちゅうごくがコピー生産せいさんして独自どくじ改良かいりょうした機体きたい
殲撃はちがた(J-8/F-8)
J-7をもとにした発展はってんがたYe-152A同様どうようエンジン双発そうはつにして大型おおがたした。
殲撃はちがたII(J-8II/F-8II)
J-8の発展はってんがた空気くうきこう機首きしゅから側面そくめんうつしたため、外見がいけんSu-15る。
殲撃きゅうがた(J-9/F-9)
J-8とどう時期じき計画けいかくされた発展はってんがた計画けいかく中止ちゅうし
教練きょうれんきゅうがた やまたか(JL-9/FTC-2000)/CY-1
JJ-7の後継こうけいとして開発かいはつされた練習れんしゅう
FC-1 ふくろうりゅうちょうきゅう殲撃なながた Super-7/殲撃きゅうがた J-9)/JF-17 サンダー
J-7を発展はってんさせた輸出ゆしゅつよう戦闘せんとう当初とうしょはSuper-7計画けいかくとして西側にしがわ諸国しょこく提携ていけいして開発かいはつすすめたがだい天安門てんあんもん事件じけんによって頓挫とんざし、そのロシア41発展はってんさせるかたち開発かいはつすすめられた。JF-17はパキスタンでの呼称こしょう

スペック

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ソ連それんせい

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MiG-21F
ロシアのMiG-21F
  • 種別しゅべつ前線ぜんせん戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう1958ねん
  • つばさはば:7.15m
  • 全長ぜんちょう:13.46m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 空虚くうきょ重量じゅうりょう:4,819kg
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:6,850kg
  • 機内きない燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:1,790l
  • 発動はつどうツマンスキー R-11F-300 ターボジェット
  • 推力すいりょく:5,740kg/f
  • 最高さいこう速度そくど:2,125km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,100km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,225km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):1,580km
  • 実用じつよう上昇じょうしょう限度げんど:19,000m
  • 武装ぶそう
MiG-21F-13
MiG-21FとMiG-21F-13
MiG-21FとMiG-21F-13
  • 種別しゅべつ前線ぜんせん戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう1959ねん
  • つばさはば:7.15m
  • 全長ぜんちょう:14.10m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 空虚くうきょ重量じゅうりょう:4,871kg
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:7,100kg
  • 機内きない燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:1,900l
  • 発動はつどう:ツマンスキー R-11F-300 ターボジェット
  • 推力すいりょく:5,740kg/f
  • 最高さいこう速度そくど:2,125km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,100km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,300km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):1,580km
  • 実用じつよう上昇じょうしょう限度げんど:19,000m
  • 武装ぶそう
MiG-21PF
  • 種別しゅべつ迎撃げいげき戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう:1958ねん
  • つばさはば:7.15m
  • 全長ぜんちょう:14.10m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 空虚くうきょ重量じゅうりょう:5,150kg
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:7,750kg
  • 最大さいだい離陸りりく重量じゅうりょう:9,080kg
  • 機内きない燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:2,200l
  • 発動はつどう:ツマンスキー R-11F2-300 ターボジェット
  • 推力すいりょく:6,120kg/f
  • 最高さいこう速度そくど:2,175km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,300km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,600km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):1,900km
  • 実用じつよう上昇じょうしょう限度げんど:19,000m
  • 最大さいだいG:8
  • 武装ぶそうそら対空たいくうミサイルx4まで:K-13、R-3S
MiG-21PF-V(Visotny)
  • 種別しゅべつ迎撃げいげき戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう:1958ねん
  • つばさはば:7.15m
  • 全長ぜんちょう:14.10m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 空虚くうきょ重量じゅうりょう:5,150kg
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:7,750kg
  • 最大さいだい離陸りりく重量じゅうりょう:9,080kg
  • 機内きない燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:2,200l
  • 発動はつどう:ツマンスキー R-11F2-300 ターボジェット
  • 推力すいりょく:6,120kg/f
  • 最高さいこう速度そくど:2,175km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,300km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,600km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):1,900km
  • 実用じつよう上昇じょうしょう限度げんど:19,000m
  • 最大さいだいG:8
  • 武装ぶそうそら対空たいくうミサイルx4まで:K-13、R-3S
MiG-21PF-31
MiG-21PFM
MiG-21PFM
  • 種別しゅべつ迎撃げいげき戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう1962ねん10月17にち
  • 運用うんよう開始かいし1964ねん
  • つばさはば:7.15m
  • 全長ぜんちょう:14.10m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:7,820kg
  • 最大さいだい離陸りりく重量じゅうりょう:9,120kg
  • 機内きない燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:2,200l
  • 発動はつどう:ツマンスキー R-11F2S-300 ターボジェット
  • 推力すいりょく:6,175kg/f
  • 最高さいこう速度そくど:2,230km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,300km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,300km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):1,970km
  • 実用じつよう上昇じょうしょう限度げんど:19,000m
  • 最大さいだいG:8
  • 武装ぶそう
MiG-21PFM
MiG-21PFM
MiG-21PFM
  • 種別しゅべつ迎撃げいげき戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう1962ねん10月17にち
  • 運用うんよう開始かいし1964ねん
  • つばさはば:7.15m
  • 全長ぜんちょう:14.10m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:7,820kg
  • 最大さいだい離陸りりく重量じゅうりょう:9,120kg
  • 機内きない燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:2,200l
  • 発動はつどう:ツマンスキー R-11F2S-300 ターボジェット
  • 推力すいりょく:6,175kg/f
  • 最高さいこう速度そくど:2,230km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,300km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,300km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):1,970km
  • 実用じつよう上昇じょうしょう限度げんど:19,000m
  • 最大さいだいG:8
  • 武装ぶそう
MiG-21R
MiG-21R
MiG-21R
  • 種別しゅべつ戦術せんじゅつ偵察ていさつ
  • はつ飛行ひこう1965ねん
  • つばさはば:7.154m
  • 全長ぜんちょう:14.10m
  • 全高ぜんこう:4.125m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 空虚くうきょ重量じゅうりょう:5,350kg
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:8,100kg
  • 燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:2,320l
  • 発動はつどう:ツマンスキー R-11F2S-300 ターボジェット
  • 出力しゅつりょく:6,175kg/f(A/Bなし:3,950kg/f)
  • 最高さいこう速度そくど:1,700km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,150km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,300km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):1,600km
  • 実用じつよう飛行ひこう上限じょうげん高度こうど:15,100m
  • 最大さいだいG:8.0
  • 乗員じょういん:1めい
  • 武装ぶそう:R-3Sそら対空たいくうミサイルx2、S-5ロケットだんようのUB-16-57UまたはUB-32ポッド、S-24そら対地たいちロケットx2、自由じゆう落下らっかがたばくだんx2、燃料ねんりょうタンクなど(のち、23mm機関きかんほう GSh-23コンテナを搭載とうさい可能かのう改修かいしゅう
  • 偵察ていさつコンテナ:D/N/Rかくかた昼間ひるま写真しゃしん偵察ていさつ/夜間やかん写真しゃしん偵察ていさつ/電波でんぱ偵察ていさつよう)x1
MiG-21S
  • 種別しゅべつ迎撃げいげき戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう1968ねん
  • つばさはば:7.15m
  • 全長ぜんちょう:14.10m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:8,150kg
  • 燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:2,320l
  • 発動はつどう:ツマンスキー R-11F2S-300 ターボジェット
  • 出力しゅつりょく:6,175kg/f
  • 最高さいこう速度そくど:2,230km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,300km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,240km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):1,610km
  • 実用じつよう飛行ひこう上限じょうげん高度こうど:18,000m
  • 最大さいだいG:8
  • 乗員じょういん:1めい
  • 武装ぶそう
    • 最大さいだい兵器へいき搭載とうさいりょう1,300kgまで、ハードポイント4ヶ所かしょ
    • 23mm機関きかんほうGSh-23コンテナ
    • そら対空たいくうミサイルx4まで:K-13、R-3S、RS-2US
    • そら対地たいちロケット:S-24
    • 100kgまでの自由じゆう落下らっかがたばくだん燃料ねんりょうタンクなど
MiG-21M
ひがしドイツのMiG-21M
  • 種別しゅべつ迎撃げいげき戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう:1968ねん
  • つばさはば:7.15m
  • 全長ぜんちょう:14.90m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 空虚くうきょ重量じゅうりょう:5,350kg
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:8,200kg
  • 最大さいだい離陸りりく重量じゅうりょう:9,300kg
  • 燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:2,200l
  • 発動はつどう:ツマンスキー R-11F2S-300 ターボジェット
  • 出力しゅつりょく:6,175kg/f
  • 最高さいこう速度そくど:2,230km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,300km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,050km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):1,420km
  • 最大さいだい上昇じょうしょうりつ:12,240m/min
  • 実用じつよう飛行ひこう上限じょうげん高度こうど:17,300m
  • 最大さいだいG:8.5
  • 乗員じょういん:1めい
  • 武装ぶそう
    • 23mm機関きかんほうGSh-23L(たますう200はつ)x1(固定こてい武装ぶそう
    • 最大さいだい兵器へいき搭載とうさいりょう1,300kgまで、ハードポイント4ヶ所かしょ
    • そら対空たいくうミサイルx4まで:K-13M、K-13
    • S-5 57mmロケットだんポッド:UB-16-57、またはUB-32
    • 100kgまでの自由じゆう落下らっかがたばくだん燃料ねんりょうタンクなど
MiG-21SM
ソ連それんのMiG-21SM
  • 種別しゅべつ迎撃げいげき戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう1969ねん
  • つばさはば:7.15m
  • 全長ぜんちょう:14.10m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 空虚くうきょ重量じゅうりょう:5,250kg
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:8,300kg
  • 最大さいだい離陸りりく重量じゅうりょう:9,400kg
  • 燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:2,200l
  • 発動はつどう:ツマンスキー R-13-300 ターボジェット
  • 出力しゅつりょく:6,490kg/f
  • 最高さいこう速度そくど:2,230km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,300km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,050km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):1,420km
  • 最大さいだい上昇じょうしょうりつ:12,240m/min
  • 実用じつよう飛行ひこう上限じょうげん高度こうど:18,000m
  • 最大さいだいG:8.5
  • 乗員じょういん:1めい
  • 武装ぶそう
    • 23mm機関きかんほうGSh-23L(たますう200はつ)x1(固定こてい武装ぶそう
    • 最大さいだい兵器へいき搭載とうさいりょう1,300kgまで、ハードポイント4ヶ所かしょ
    • そら対空たいくうミサイルx4まで:K-13M、K-13、K-13R、R-60、R-60M
    • 57mmロケットだんポッド:UB-16-57、またはUB-32
    • 100kgまでの自由じゆう落下らっかがたばくだん燃料ねんりょうタンクなど
MiG-21MF
ポーランドのMiG-21MF
  • 種別しゅべつ迎撃げいげき戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう1970ねん
  • つばさはば:7.15m
  • 全長ぜんちょう:14.90m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 空虚くうきょ重量じゅうりょう:5,350kg
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:8,200kg
  • 最大さいだい離陸りりく重量じゅうりょう:9,300kg
  • 燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:2,200l
  • 発動はつどう:ツマンスキー R-13-300 ターボジェット
  • 出力しゅつりょく:6,490kg/f
  • 最高さいこう速度そくど:2,230km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,300km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,050km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):1,420km
  • 最大さいだい上昇じょうしょうりつ:12,240m/min
  • 実用じつよう飛行ひこう上限じょうげん高度こうど:18,200m
  • 最大さいだいG:8.5
  • 乗員じょういん:1めい
  • 武装ぶそう
    • 23mm機関きかんほうGSh-23L(たますう200はつ)x1(固定こてい武装ぶそう
    • 最大さいだい兵器へいき搭載とうさいりょう1,300kgまで、ハードポイント4ヶ所かしょ
    • そら対空たいくうミサイルx4まで:K-13M、K-13、K-13R、R-60、R-60M
    • 57mmロケットだんポッド:UB-16-57、またはUB-32
    • 100kgまでの自由じゆう落下らっかがたばくだん燃料ねんりょうタンクなど
MiG-21bis
MiG-21bis
MiG-21bis
  • 種別しゅべつ迎撃げいげき戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう1971ねん
  • つばさはば:7.15m
  • 全長ぜんちょう:14.10m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 空虚くうきょ重量じゅうりょう:5,460kg
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:8,726kg
  • 燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:2,390l
  • 発動はつどう:ツマンスキー R-25-300 ターボジェット
  • 推力すいりょくアフターバーナー使用しよう):55kNx1
  • 推力すいりょく(アフターバーナー使用しよう):68.5kNx1
  • 最高さいこう速度そくど:2,175km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,300km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,210km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):1,470km
  • 最大さいだい上昇じょうしょうりつ:13,500m/min
  • 実用じつよう飛行ひこう上限じょうげん高度こうど:17,800m
  • 最大さいだいG:8.5
  • 乗員じょういん:1めい
  • 武装ぶそう
    • 23mm機関きかんほうGSh-23L(たますう200はつ)x1(固定こてい武装ぶそう
    • 最大さいだい兵器へいき搭載とうさいりょう1,300kgまで、ハードポイント4ヶ所かしょ
    • そら対空たいくうミサイルx4まで:K-13M、K-13、K-13R、R-60、R-60M
    • 57mmロケットだんポッドまたは240mmそら対地たいちロケットだん、500kgまでのばくだん牽引けんいんしきAFA電波でんぱ偵察ていさつ機器きき機関きかんほうコンテナなど
MiG-21-93
  • 種別しゅべつ迎撃げいげき戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう1991ねん
  • つばさはば:7.15m
  • 全長ぜんちょう:14.10m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • むかかく:57°
  • 空虚くうきょ重量じゅうりょう:5,460kg
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:8,825kg
  • 最大さいだい離陸りりく重量じゅうりょう:9,600kg
  • 燃料ねんりょう搭載とうさいりょう:2,390l
  • 発動はつどう:ツマンスキー R-25-300 ターボジェットエンジン×1 推力すいりょく(アフターバーナー使用しよう)55kNx1 推力すいりょく(アフターバーナー使用しよう)68.5kNx1
  • 最高さいこう速度そくど:2,175km/h
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,300km/h
  • 航続こうぞく距離きょり機内きない燃料ねんりょうのみ):1,210km
  • 航続こうぞく距離きょり外部がいぶ燃料ねんりょうタンク搭載とうさい):2,100km
  • 最大さいだい上昇じょうしょうりつ:13,500m/min
  • 実用じつよう飛行ひこう上限じょうげん高度こうど:17,300m
  • 最大さいだいG:8.5
  • 乗員じょういん:1めい
  • 武装ぶそう
    • 23mm機関きかんほうGSh-23L(たますう200はつ)x1(固定こてい武装ぶそう
    • 中距離ちゅうきょりそら対空たいくうミサイル:R-27R1x2はつまで、またはR-77または輸出ゆしゅつがたのRVV-AEx4まで
    • 短距離たんきょりそら対空たいくうミサイル:R-73M2x4、またはR-60Mx6
    • たいレーダーミサイルKh-25MPx2、またはKh-31Px1
    • そらたいかんミサイル:Kh-31A x1、またはKh-35またはその輸出ゆしゅつがたKh-35E
    • レーザー誘導ゆうどうばくだんKAB-500KR英語えいごばんx2
    • そら対地たいちロケットだんポッド:S-5ロケットだん16連装れんそうUB-16-57ロケットだんポッド×4S-8ロケットだん7連装れんそうB-8V7ロケットだんポッド×4S-13ロケットだん5連装れんそうB-13L1ロケットだんポッド×4、S-24Bロケットだん×4はつ
    • 自由じゆう落下らっかがたばくだん:FAB-250誘導ゆうどうばくだん×2はつまたはFAB-500誘導ゆうどうばくだん×1はつ牽引けんいんしきAFA電波でんぱ偵察ていさつ機器きき機関きかんほうコンテナなど

イスラエル/ルーマニアせい

[編集へんしゅう]
MiG-21-2000
  • 製造せいぞうイスラエル・エアロスペース・インダストリーズ
  • 種別しゅべつ前線ぜんせん打撃だげき戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう1995ねん
  • つばさはば:7.154m
  • 全長ぜんちょう:15.76m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 空虚くうきょ重量じゅうりょう:5,350kg
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:8,825kg
  • 最大さいだい離陸りりく重量じゅうりょう:10,500kg
  • 発動はつどう:ソユース(ツマンスキー) R-25-300 ターボジェット
  • 推力すいりょく(アフターバーナー使用しよう):55kNx1
  • 推力すいりょく(アフターバーナー使用しよう):68.5kNx1
  • 最高さいこう速度そくど:2,230km/h(マッハ2.10)
  • 最高さいこう速度そくど地表ちひょう高度こうど):1,300km/h(マッハ1.06)
  • 航続こうぞく距離きょり:1,800km
  • 戦闘せんとう行動こうどう半径はんけい:350-750km
  • 最大さいだい上昇じょうしょうりつ:15,250m/min
  • 実用じつよう飛行ひこう上限じょうげん高度こうど:18,500m
  • 最大さいだいG:8.5
  • 乗員じょういん:1めい
  • 武装ぶそう
MiG-21ランサー
  • 製造せいぞう:IAI、IAR
  • 種別しゅべつ用途ようと戦闘せんとう
  • はつ飛行ひこう1996ねん
  • つばさはば:7.154m
  • 全長ぜんちょう:15.76m
  • 全高ぜんこう:4.71m
  • つばさ面積めんせき:23.00m2
  • 空虚くうきょ重量じゅうりょう:5,350kg
  • 通常つうじょう離陸りりく重量じゅうりょう:8,825kg
  • 最大さいだい離陸りりく重量じゅうりょう:10,500kg
  • 発動はつどう:ソユース(ツマンスキー) R-25-300 ターボジェット
  • 推力すいりょく(アフターバーナー使用しよう):55kNx1
  • 推力すいりょく(アフターバーナー使用しよう):68.5kNx1
  • 最高さいこう速度そくど:2,230km/h
  • 巡航じゅんこう速度そくど:946km/h
  • 航続こうぞく距離きょり:1,800km
  • 戦闘せんとう行動こうどう半径はんけい:350-750km
  • 最大さいだい上昇じょうしょうりつ:15,250m/min
  • 実用じつよう飛行ひこう上限じょうげん高度こうど:18,500m
  • 最大さいだいG:8.5
  • 乗員じょういん:1めい
  • 武装ぶそう
    • 23mm機関きかんほうGSh-23L(たますう200はつ)x1(固定こてい武装ぶそう
    • 最大さいだい兵器へいき搭載とうさいりょう1,500kgまで、ハードポイント5ヶ所かしょ
    • そら対空たいくうミサイル:パイソン-4、R-60
    • 誘導ゆうどうばくだんそら対地たいちロケットなど

運用うんようこく

[編集へんしゅう]
運用うんようこく
アンゴラの旗 アンゴラ
アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン
クロアチアの旗 クロアチア
 キューバ
ギニアの旗 ギニア
インドの旗 インド
リビアの旗 リビア
モザンビークの旗 モザンビーク
朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく
スーダンの旗 スーダン
シリアの旗 シリア
ウガンダの旗 ウガンダ
イエメンの旗 イエメン

登場とうじょう作品さくひん

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ドキュメンタリー

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ドッグファイト~華麗かれいなる空中くうちゅうせんシリーズ』
だい27かい空母くうぼミッドウェイのミグキラーズ」に登場とうじょう

アニメ・漫画まんが

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ウサビッチ
だい2だい21登場とうじょう。キレネンコがいわげて撃墜げきついし、そのエンジン自動車じどうしゃ搭載とうさいする。
宇宙うちゅう円盤えんばん大戦たいせんそう
ソ連それんぐん所属しょぞく登場とうじょうモスクワ上空じょうくうでデューク・フリードをあぶりすために、地球ちきゅう各地かくち襲撃しゅうげきするヤーバンぼし戦闘せんとう円盤えんばん交戦こうせんアトール発射はっしゃするも機体きたい表面ひょうめんかれ、光線こうせんほう一方いっぽうてきたたかれてぜん撃墜げきついされてしまう。
エリア88
プロジェクト4」の主力しゅりょくとして登場とうじょう電子でんし機器きき西側にしがわ部品ぶひん使用しようされ、原型げんけい機体きたいより性能せいのう向上こうじょうしている。
ガーリー・エアフォース
だい1中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほうぐん空軍くうぐん所属しょぞくのJ-7が登場とうじょう中国ちゅうごく領海りょうかい侵入しんにゅうしてきた「ザイ」をこう凱型フリゲートとも迎撃げいげきするが、ぜん撃墜げきついされる。
『メカニック・ジェミニ』
中東ちゅうとう戦争せんそう舞台ぶたいてき味方みかたかれた双子ふたご兄弟きょうだいたたかいあう。あに機体きたいがMIG-21。おとうと機体きたいがF-4となっている。

小説しょうせつ

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征途せいと
戦後せんご日本にっぽん南北なんぼく分断ぶんだん国家こっかとなった世界せかいで、日本にっぽん民主みんしゅ主義しゅぎ人民じんみん共和きょうわこく北日本きたにっぽん)の人民じんみん空軍くうぐん運用うんようする架空かくうがたMIG21J」が登場とうじょう。ソヴィエトから購入こうにゅうした設計せっけいもと生産せいさんした機体きたいで、ヴェトナム戦争せんそうではきたヴェトナムに派遣はけんされた義勇ぎゆう航空こうくうたい使用しようし、おなじくヴェトナムに派遣はけんされたみなみ日本にっぽん海上かいじょう自衛隊じえいたい航空こうくうたいF7UJカットラス戦闘せんとう交戦こうせんする。
『ゼロシリーズ』
『ネオ・ゼロ』
北朝鮮きたちょうせん空軍くうぐん所属しょぞく登場とうじょうかく施設しせつばくげきかうネオ・ゼロ(FSX-90)を発見はっけん後方こうほうからロックオンするが、ネオ・ゼロ(FSX-90)が後方こうほうはなった「サイドワインダーあらためミサイルにより撃墜げきついされる。
スーパー・ゼロ
主人公しゅじんこう回想かいそうシーンにエジプト空軍くうぐん所属しょぞく登場とうじょう主人公しゅじんこうアメリカ空軍くうぐんF-4E ファントムIIとの戦闘せんとうにて、1AIM-9D サイドワインダーによって撃墜げきついされるも、もう1のMiG-21が主人公しゅじんこうったF-4Eを撃墜げきついする。
日本にっぽん北朝鮮きたちょうせん戦争せんそう 竹島たけしまおき大空おおぞら海戦かいせん
終盤しゅうばん北朝鮮きたちょうせん空軍くうぐん所属しょぞくが6登場とうじょううち4F-15Jによって撃墜げきついされ、のこる2こんごうがた護衛ごえいかんこんごう」からのシースパローによる攻撃こうげきけ、撃墜げきついされる。
見知みしらぬ明日あした
ワルシャワ条約じょうやく機構きこうぐん機体きたい登場とうじょう高度こうど2まんメートルでソ連それん上空じょうくう通過つうかした円盤えんばんカリーニングラード上空じょうくう迎撃げいげきするが、られてしまう。

現代げんだい戦争せんそうあつかったゲームには大抵たいてい登場とうじょうする。

Digital Combat Simulator
サードパーティアドオンモジュールとして「MIG21BIS」が登場とうじょう
War Thunder
Ver1.91にてソ連それんツリーにMiG-21F-13が、中国ちゅうごくツリーにJ-7IIが実装じっそう。Ver1.95にてソ連それんツリーにMiG-21SMTが、ドイツツリーにMiG-21MFが実装じっそう。Ver2.1にてソ連それんツリーにMiG-21bisが、Ver2.11でドイツツリーにMiG-21bis-SAUが実装じっそうされ、開発かいはつすることでプレイヤーが操縦そうじゅうできる。
エースコンバットシリーズ
大抵たいてい作品さくひんにMiG-21bis(あるいは93)がプレイヤー操縦そうじゅう可能かのう機体きたいとして登場とうじょうする。『エースコンバットZERO』のベルカ空軍くうぐんトップエース、ウォルフガング・ブフナー大佐たいさ一般いっぱんことなる専用せんようぬりしょくをしたMiG-21bisに搭乗とうじょうしている。
エアフォースデルタシリーズ
プレイヤー操縦そうじゅう可能かのうとしてMiG-21bisが登場とうじょうする。
トムクランシーズ H.A.W.X.
MiG-21F-13がプレイヤー操縦そうじゅう可能かのうとなっている。
メタルギアソリッド3
ソ連それんとして登場とうじょう。スネークのD-21ドローン改修かいしゅう領空りょうくう侵入しんにゅうをレーダーで捕捉ほそくし、追跡ついせきこころみるが速度そくどでロストする。また、ザ・ボスとの最終さいしゅう対決たいけつ時間切じかんぎれとなった場合ばあい最終さいしゅう対決たいけつ舞台ぶたいとなるオオアマナ花畑はなばたけを2ナパームだん爆撃ばくげきし、ゲームオーバーとなる。最終さいしゅうばんではソ連それん領内りょうないから脱出だっしゅつ途中とちゅうのスネークらのWIG先述せんじゅつの2とらえるが、フルシチョフ勅命ちょくめい即時そくじ帰投きとうめいじられ、これを見逃みのがかたちとなっている。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 航法こうほうファン2014ねん2がつごう[信頼しんらいせいよう検証けんしょう]

参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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