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SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)

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L'Arc〜en〜Ciel > ディスコグラフィ > SMILE (L'Arc〜en〜Cielのアルバム)
『SMILE』
L'Arc〜en〜Cielスタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん 開始かいし:2003ねん7がつ13にち
終了しゅうりょう:2004ねん1がつ14にち
ジャンル ポップス
ロック
オルタナティヴ・ロック
時間じかん
レーベル Ki/oon Records (日本にっぽんばん)
Tofu Records (米国べいこくばん)
プロデュース L'Arc〜en〜Ciel
岡野おかのハジメ
専門せんもん評論ひょうろんによるレビュー
Allmusic 星3.5 / 5 link
チャート最高さいこう順位じゅんい
  • 週間しゅうかん2 (オリコン)
  • 2004ねん4がつ月間げっかん4 (オリコン)
  • 2004年度ねんど上半期かみはんき20 (オリコン)
  • 2004年度ねんど年間ねんかん35 (オリコン)
  • 登場とうじょう回数かいすう18かい (オリコン)
ゴールドディスク
  • プラチナ(日本にっぽんレコード協会きょうかい[1]
  • L'Arc〜en〜Ciel アルバム 年表ねんぴょう
    The Best of L'Arc〜en〜Ciel 1994-1998
    1998-2000
    c/w

    (2003ねん)
    SMILE
    (2004ねん)
    AWAKE
    (2005ねん)
    『SMILE』収録しゅうろくシングル
    1. Spirit dreams inside -another dream-[ちゅう 2]
      リリース: 2001ねん9がつ5にち
    2. READY STEADY GO
      リリース: 2004ねん2がつ4にち
    3. ひとみ住人じゅうにん
      リリース: 2004ねん3がつ3にち
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    SMILE』(スマイル) は、日本にっぽんロックバンドL'Arc〜en〜Cielの9さくスタジオ・アルバム。2004ねん3がつ31にち発売はつばい発売はつばいもとKi/oon Records

    解説かいせつ

    [編集へんしゅう]

    前作ぜんさくREAL以来いらいやく3ねん7ヶ月かげつぶりとなる9さくスタジオ・アルバム

    ほんさくには、アルバムに先行せんこうし2004ねん発表はっぴょうしたシングル「READY STEADY GO」「ひとみ住人じゅうにん」の表題ひょうだいきょくふくめた10きょくおさめられている。また、2001ねん発表はっぴょうしたシングル「Spirit dreams inside -another dream-」にカップリングとして収録しゅうろくされた楽曲がっきょくSpirit dreams inside」もおさめられている。なお、ほんさくのマスタリングは、U2の『ポップ』やニルヴァーナの『ネヴァーマインド』のマスタリングをつとめたエンジニアであるハウィー・ウェインバーグ(Masterdisk)が担当たんとうしている。

    ちなみにほんさくは、前作ぜんさく『REAL』につづ海外かいがいでもリリースされている。また、日本にっぽんでのリリースからやく3ヶ月かげつの2004ねん6がつ29にちには、ソニー・ミュージックエンタテインメントアメリカけに設立せつりつしたレーベル、Tofu Recordsから米国べいこくばんがリリースされている。この米国べいこくばんにはボーナストラックとして、13きょくに「READY STEADY GO (hydeless version)」が収録しゅうろくされている。

    背景はいけい

    [編集へんしゅう]
    バンドメンバーがソロ名義めいぎべつバンドで発表はっぴょうした
    スタジオ・アルバム(2002 - 2004)
    2002ROENTGEN(hyde, HYDE名義めいぎ)
    ROENTGEN english version(hyde, HYDE名義めいぎ)
    acid android(yukihiro, acid android名義めいぎ)
    Suite November(tetsuya, TETSU69名義めいぎ)
    2003GRACE(ken, SONS OF ALL PUSSYS名義めいぎ)
    faults(yukihiro, acid android名義めいぎ)
    gimme A guitar(ken, SONS OF ALL PUSSYS名義めいぎ)
    high(ken, SONS OF ALL PUSSYS名義めいぎ)
    666(hyde, HYDE名義めいぎ)
    2004ROENTGEN.english(hyde, HYDE名義めいぎ)

    L'Arc〜en〜Cielは2001ねん9がつにシングル「Spirit dreams inside -another dream-」を発表はっぴょうしたのち活動かつどう休止きゅうし宣言せんげんはしていなかったものの、ながらくレコーディング作業さぎょうやライヴ活動かつどう停止ていししていた背景はいけいがある。そのため、ほんさくのレコーディングはL'Arc〜en〜Cielとしてやく3ねんぶりの録音ろくおん作業さぎょうとなった。

    2001ねんから2003ねんにかけて、メンバー4にんはソロ名義めいぎもしくはべつバンドでの活動かつどう(hyde→ HYDE、ken→ SONS OF ALL PUSSYS、tetsuya→ TETSU69、yukihiro→ acid android)を主軸しゅじくとしていた。そして2002ねんhydeは1stソロアルバム『ROENTGEN』のリリースまえに、メンバーへ手紙てがみおくり、L'Arc〜en〜Cielを脱退だったいしたいむねつたえたという[2]。この手紙てがみけ、tetsuyaはメンバーだけをあつめ、4にんはなもうけている[3]。そこではあらたにボーカルをれることをだれもいいださなかったこともあり、ボーカル脱退だったいともない、バンドを解散かいさんさせる方向ほうこうはなしわったという[4]。ただ、tetsuyaいわく、hydeからバンドをめたいとおもった具体ぐたいてき理由りゆういていなかったため、今度こんどはhydeと2人ふたりだけでい、はなったという[4]。そこでバンドない雰囲気ふんいき所属しょぞく事務所じむしょなどとの関係かんけい改善かいぜんしていくことを確認かくにんい、バンドを存続そんぞくさせることがまった[2][4]。こういった活動かつどう休止きゅうし状態じょうたい期間きかんにおけるバンドの裏側うらがわ模様もようは、hydeが2012ねん本名ほんみょう名義めいぎ出版しゅっぱんした『THE HYDE』、tetsuyaが同年どうねん出版しゅっぱんしたインタビューほん哲学てつがく2。』で、それぞれの視点してんから詳細しょうさいかされている。

    まだまだやれるとおもったからですね、ラルクは。音楽おんがくてき部分ぶぶんまってたわけじゃないとおもうし、こんながたわるはずはないから
    - 『音楽おんがくひと』2004ねん4がつごう、38ぺーじyukihiro発言はつげんより

    バンド解散かいさん回避かいひしたL'Arc〜en〜Cielは、2003ねん6がつ25にち赤坂あかさかBLITZで、公式こうしきファンクラブ会員かいいんのみを対象たいしょうとしたライヴ「Akasaka Zero day」を開催かいさい。その3にちとなる2003ねん6がつ28にちから、同年どうねん7がつ6にちにかけてライヴ「Shibuya Seven days 2003」を国立こくりつ代々木よよぎ競技きょうぎじょうだいいち体育館たいいくかん開催かいさいする。このライヴの最終さいしゅう公演こうえんわったタイミングで、会場かいじょうスクリーンに<2004ねん、ニューアルバムリリース>という情報じょうほうはつ解禁かいきんし、一部いちぶ週刊しゅうかんなどでささやかれていた"解散かいさんせつ"を一蹴いっしゅうする。そして、この公演こうえん直後ちょくごの2003ねん7がつ13にちから、ほんさくのレコーディングが本格ほんかくてきはじまることになった。kenは、久々ひさびさにL'Arc〜en〜Cielの活動かつどうはじめることについて、ほんさく発売はつばい当時とうじのインタビューで「せいちょっこう、いつするんだろうってかんじでしたね。いつすんだろう、しないのかな、するのかなっていう。けどまあ、きょくはちょこちょこ、ラルクでやりたいきょくはあるなあみたいな[5]」「(活動かつどう再開さいかい幕開まくあけとなるライヴ)「Shibuya Seven days 2003」やるまえがいちばん、どうなるんだろう?っておもってた。それまるまえは、なにかんがえてなかった[6]」「どうしたい?っていうより、どうなるんだろう、ってかんがはじめて、いろいろシミュレーションしてたんだけど…ま、なるようにしかならないよな、って(笑)。もういいねんこいた4にんあつまるんだからいまさらどうわるわけでもなく。いつものかん[6]」と述懐じゅっかいしている。また、kenは活動かつどうまっていた時期じきについて「(活動かつどうまってたときは)つかれはとれましたよね。あんなさんざんつかれたつかれたってってたおとこが(笑)[6]」とべている。さらにyukihiroは、どうインタビューで「ぼくはとにかくやりたいとおもってた[7]」「まだまだやれるとおもったからですね、ラルクは。音楽おんがくてき部分ぶぶんまってたわけじゃないとおもうし、こんながたわるはずはないから[7]」とかたっている。

    いままでのラルクは当然とうぜんきずってるし、それでいながらあらたな進化しんかもしているのがおとにもてる。相変あいかわらずな部分ぶぶん相変あいかわらずだし。でも確実かくじつ進化しんかしてるところは進化しんかしてる、ってかんじですね。おたがいを尊重そんちょうしつつも、やっぱりひとりのほう身軽みがるっちゃあ身軽みがるじゃないですか。そういう意味いみおもいところもいくつかあるけど、そこはちゃんと各自かくじ尊重そんちょうしてる部分ぶぶんっていうのがある
    - 『音楽おんがくひと』2004ねん4がつごう、21ぺーじhyde発言はつげんより

    なお、hydeはほんさく発売はつばい当時とうじのインタビューで、4にんでレコーディングやプロモーション活動かつどう久々ひさびさってみた印象いんしょうについて「どっか新鮮しんせんですね、やっぱり。休止きゅうしまえとはちがなにかがあるかん[8]」「いままでのラルクは当然とうぜんきずってるし、それでいながらあらたな進化しんかもしているのがおとにもてる。相変あいかわらずな部分ぶぶん相変あいかわらずだし。でも確実かくじつ進化しんかしてるところは進化しんかしてる、ってかんじですね。おたがいを尊重そんちょうしつつも、やっぱりひとりのほう身軽みがるっちゃあ身軽みがるじゃないですか。そういう意味いみおもいところもいくつかあるけど、そこはちゃんと各自かくじ尊重そんちょうしてる部分ぶぶんっていうのがある[9]」とべている。

    録音ろくおん作業さぎょう音楽おんがくせい

    [編集へんしゅう]

    『SMILE』の録音ろくおん作業さぎょうは、2003ねん6がつから同年どうねん7がつにかけて国立こくりつ代々木よよぎ競技きょうぎじょうだいいち体育館たいいくかん開催かいさいしたライヴ「Shibuya Seven days 2003」の公演こうえん終了しゅうりょう直後ちょくごから開始かいしされ、としまたぎ2004ねん1がつごろまでおこなわれている。この期間きかんちゅう制作せいさくされた楽曲がっきょくに、2001ねんにリリースしたシングル「Spirit dreams inside -another dream-」のカップリングとして発表はっぴょうされていた「Spirit dreams inside」をくわえアルバムが完成かんせいしている。ちなみに2003ねんからおこなったレコーディング現場げんば模様もよう一部いちぶは、ほんさく初回しょかい限定げんていばん付属ふぞくするDVDに収録しゅうろくされている。余談よだんだが、ほんさくをレコーディングするタイミングで、2004ねん6がつ発表はっぴょうされることになったシングル「自由じゆうへの招待しょうたい」の収録しゅうろくきょく録音ろくおん作業さぎょうおこなわれている。

    ひくほうに"ブッ"といたいから、うえほうはあんまりきたくなかった。まえだったらうえにアルペジオとかをカマしてたんだろうなっていうようなところも、そういう気分きぶんじゃないって。自分じぶんなかで、そういうことにすごく、'90年代ねんだいてきなものをかんじちゃったんだよね
    - 『GiGS』2004ねん8がつごう、24ぺーじken発言はつげんより

    ほんさくには、前作ぜんさくREAL』につづき、hydekentetsuyayukihiroの4にんそれぞれが作曲さっきょくした楽曲がっきょくおさめられている。また、ほんさく編曲へんきょく作業さぎょうは、共同きょうどうプロデューサーである岡野おかのハジメ全曲ぜんきょくたずさわっている。ただ、「Coming Closer」の編曲へんきょくには、キーボーディスト菅原すがわら弘明ひろあき参加さんかしている。なお、今回こんかいのレコーディングでは、本格ほんかくてき制作せいさくはいまえにメンバー個々ここでアレンジを期間きかんもうけていたという。このことについて、kenは「レコーディングにはいまえ時間じかん余裕よゆうまれたことで、事前じぜん楽曲がっきょくのアレンジや全体ぜんたいぞうることができた[10]」とべており、「(レコーディングでは)演奏えんそうすることに集中しゅうちゅうできた[10]」と制作せいさくかえっている。また、ほんさくではアレンジめん全体ぜんたいてきにシンプルな仕上しあがりとなっており[11]、ギター、ベース、ドラムのおとまえている印象いんしょうかんじられる。kenは、ほんさく発売はつばいけたインタビューで「今回こんかい、マニピュレーターをほぼれずに、自分じぶんでイジったりしてたから、そのあたりで、人格じんかくがそんなにおおくないっていうところも影響えいきょうしてるかもしれない[11]」「ひく部分ぶぶんを、楽器がっきで、あとでめてたようなところもギターでつらぬいてるから。(中略ちゅうりゃくまえだったら"ここは7thでつらぬこう"とか、"コードがわってもステイだぞ"とか、そういうことをして、パッドでコードかんしたりとかもしてた[11]」「ひくほうに"ブッ"といたいから、うえほうはあんまりきたくなかった。まえだったらうえアルペジオとかをカマしてたんだろうなっていうようなところも、そういう気分きぶんじゃないって。自分じぶんなかで、そういうことにすごく、'90年代ねんだいてきなものをかんじちゃったんだよね[11]」とべている。

    まえだったらみっぽいきょくつくってみようとか、へん拍子ひょうしでビックリさせようとか、アルペジオとか使つかってザ・キュアーみたいな雰囲気ふんいきでバッキングトラックをつくったらどうかとかがあったんですけど...いまはまたかえって、こういうふうなとか、ああいうふうなとか、ラウドロックとか、ハードロックとか、"なにとかロック"じゃなく、シンプルなロックを上手うま自分じぶんたちたのしめてやれればいいなとおもった
    - 『SELF LINER NOTES』2004ねん4がつ11にち放送ほうそうken発言はつげんより

    ほんさく音楽おんがくせいとしては、前述ぜんじゅつのようにスリーピースのバンドサウンドを前面ぜんめんしたこと、そして前作ぜんさく『REAL』をレコーディングしていたころにデモを制作せいさくした楽曲がっきょくをいくつか収録しゅうろくしたこともあってか、オルタナティヴ・ロック彷彿ほうふつとさせるギター・ロックにポップなメロディをのせたものがおおくなっている。ほかにも、2000年代ねんだいU.S.ポップ・パンク雰囲気ふんいき内包ないほうした楽曲がっきょく[ちゅう 3]異国いこく民謡みんよう意識いしきしたコードがのせられた楽曲がっきょく[ちゅう 4]、クラシカルなバラードソング[ちゅう 5]など、多彩たさい音源おんげんおさめられている。今回こんかいのアルバム制作せいさくかえり、kenは「としをとればとるほど、ひとちがう、ってことをおもらされるとおもうんですね。ひとりずつが性格せいかくも、趣味しゅみ趣向しゅこうも、やりたいこともちがう。休止きゅうしまえは、そのにビビってたんですけど、それをたのしめるようになってきたのかもね[6]」とべている。また、hydeは、今回こんかい自身じしん作曲さっきょくするうえでの姿勢しせいについて「つくってて、リズムとか、イギリスっぽいなとおもったけど。あとはまぁ…当然とうぜんラルクはのメンバーもきょくつくるんで、のメンバーのきょくとかもきつつ、hydeっていうキャラがいまきょくは、こういうきょくがいいなっていうスタンスでしたね[12]」とほんさく発売はつばい当時とうじかたっている。さらにkenは、自身じしん作曲さっきょく姿勢しせいについて「まえだったらっぽいきょくつくってみようとか、へん拍子ひょうしでビックリさせようとか、アルペジオとか使つかってザ・キュアーみたいな雰囲気ふんいきでバッキングトラックをつくったらどうかとかがあったんですけど...いまはまたかえって、こういうふうなとか、ああいうふうなとか、ラウドロックとか、ハードロックとか、"なにとかロック"じゃなく、シンプルなロックを上手うま自分じぶんたちたのしめてやれればいいなとおもった[10]」と述懐じゅっかいしている。

    『Suite November』をつくったことによって、自分じぶんきょくつくかただったり自分じぶん得意とくいなモノだったり、つぎはこういうきょくきたいとか、そういうことがはじめてわかった。そこでわかったことによって、ラルクできょくくことにも目覚めざめたというか
    - 『WORDS L'Arc〜en〜Ciel』、176ぺーじtetsuya発言はつげんより
    作曲さっきょくっていっても、ギターをいてメロディをうたって、バンドにっていって、みんなでわせてっていうながれだったから、アレンジはバンドにたよ部分ぶぶんおおかったんだろうな。それが『ROENTGEN』では、デモをつくって、さらにそれをどんどん自分じぶんでアレンジしていくっていうやりかたはじめたんだ
    - 『THE HYDE』、101ぺーじhyde発言はつげんより

    なお、ほんさくにはメンバー4にんのソロ活動かつどうにおける経験けいけんがそれぞれにかされた楽曲がっきょくあつめられている。ほんさく収録しゅうろくされた楽曲がっきょくについて、kenは「いろてるよね。プレイよりもむしろ作曲さっきょくほうで、それぞれのらしさをかんじたね。そんななかおれは、いままでだったら普通ふつうにコードってるようなコードでいてた場所ばしょでも、ローをさらに1つした展開てんかいしてコードをつけていったかんじ。それはS.O.A.P(=SONS OF ALL PUSSYS)でやったこともきてるとおもうし、L'Arc〜en〜Cielがうごいていないあいだみみにして、いいなとおもっていた音楽おんがくが、そういうビートだったっていうことだとおもうけど。けっして6げん開放かいほうのEが一番いちばんひくおとだとかんじさせないビートっていうか。(中略ちゅうりゃくおれなかでは、音質おんしつとビートがそこで一緒いっしょになるよね。"21世紀せいきがたL'Arc〜en〜Ciel"にったビートっていうことになるんじゃないかなと[11]」「S.O.A.Pをやったせいかもしれないけど、リフ中心ちゅうしんきょくおおいし、エフェクトを使つかったおとまえるっていうんじゃなく、"ギターとアンプとゆがみ"っていうところでセッティングされてるものでいてるから、それをガッツリやるっていうことだけに集中しゅうちゅうして[13]」とべている。また、tetsuyaは、けい9めいのアレンジャーをまね制作せいさくした1stソロアルバム『Suite November』にれたうえで、自身じしん作曲さっきょく姿勢しせい変化へんかについて「あれ(『Suite November』)はいろいろと実験じっけんてきなアルバムだったんですよね、自分じぶんはバンドでしか音楽おんがくつくってこなかったから一人ひとりなにかできるのかな?という不安ふあんもありつつ、いろんなひとんでやって。そのなかでよかったこととダメだったことがいろいろあって、ダメだったことにかんしては"じゃあつぎからどうしたらいいんだ?"ってかんがえて、そこではじめて"からこうしたい"っていうことがえてきた[14]」「『Suite November』をつくったことによって、自分じぶんきょくつくかただったり自分じぶん得意とくいなモノだったり、つぎはこういうきょくきたいとか、そういうことがはじめてわかった。そこでわかったことによって、ラルクできょくくことにも目覚めざめたというか[14]」とべている。さらにhydeは、2012ねん発表はっぴょうした自叙伝じじょでんにて「『ROENTGEN』をつくことによって、自分じぶんのポップセンスがグイッとみがかれたがする。あれがなければ、多分たぶん、その成長せいちょうはなかったんじゃないかなとおもえるくらい[15]」「それまでは作曲さっきょくっていっても、ギターをいてメロディをうたって、バンドにっていって、みんなでわせてっていうながれだったから、アレンジはバンドにたよ部分ぶぶんおおかったんだろうな。それが『ROENTGEN』では、デモをつくって、さらにそれをどんどん自分じぶんでアレンジしていくっていうやりかたはじめたんだ[15]」と自身じしん作曲さっきょくほう変化へんかつづっている。そしてyukihiroは、2001ねんはじめた自身じしんのソロプロジェクト、acid android発表はっぴょうすることを想定そうていしていたインダストリアルいろのある音源おんげんを、ほんさくけたきょくかい提出ていしゅつしている[ちゅう 6]。ちなみに共同きょうどうプロデューサーの岡野おかのハジメも、今回こんかいのレコーディングで前作ぜんさくまでのL'Arc〜en〜Cielからのおおきな変化へんかかんじていたとべている。岡野おかのは2019ねん発表はっぴょうした自身じしん著書ちょしょなかで、ほんさく制作せいさくしていたころのL'Arc〜en〜Cielについて「『REAL』以降いこう、メンバーの精神せいしんてきにはいろいろ変化へんかがあったんじゃないですかね。純粋じゅんすいにバンドらしいラルクというのは、おれなかではなんとなく『REAL』までで、『SMILE』(2004)からはべつのラルク・ブランドみたいなかんじです[16]」「メンバーてきにも"ラルクでできること、できないこと"をかんがえだしたんだおもうんです[16]」「『SMILE』以降いこうはメンバーも自分じぶんたちでんだりとか、プリプロもほんちゃんにちかかたちってくるひとあらわれたりしましたね[17]」とつづっている。

    完璧かんぺき傍観ぼうかんしゃになった時期じきがあったから、よかったんだとおもうなぁ。たとえば、楽器がっきくのがたのしいって初期しょき衝動しょうどうがあるじゃないですか。それをつめてるかんじのたのしさなんですよね、いまは。傍観ぼうかんしゃとしてのたのしさっていうか。でも、それもひとつのいいことではあるだろう、と。普通ふつうまわりにあって、いいことってづきにくいじゃないですか。けど傍観ぼうかんしゃになって、づいたから、よかったな
    - 『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 03』(『PATi PATi 2004ねん5がつごう』の再掲さいけい)、177ぺーじken発言はつげんより

    また、L'Arc〜en〜Cielがながらく活動かつどう休止きゅうし状態じょうたいだったこともあり、メンバーいわく、ほんさくのレコーディングには初期しょき衝動しょうどうてきたのしさがあったという。ほんさく発売はつばい当時とうじのインタビューで、yukihiro今回こんかいのレコーディングをかえり「4にんでのレコーディングは新鮮しんせんでしたからね。ひさしぶりにレコーディングだったんで、そういうたのしげな部分ぶぶんおとてるかもしれないです[18]」「やっぱりいちばんおもったのは、ぼく音楽おんがくをやるじょうで、バンドってスタイルはあってたりまえのものなんだな、って。バカバカしいけど、あらためてそうおもった。最初さいしょっからそうだったし、だからこうやって音楽おんがくつづけてるんだろうな、っておも[7]」とかたっている。また、kenは「(活動かつどう休止きゅうしちゅうに)完璧かんぺき傍観ぼうかんしゃになった時期じきがあったから、よかったんだとおもうなぁ。たとえば、楽器がっきくのがたのしいって初期しょき衝動しょうどうがあるじゃないですか。それをつめてるかんじのたのしさなんですよね、いまは。傍観ぼうかんしゃとしてのたのしさっていうか。でも、それもひとつのいいことではあるだろう、と。普通ふつうまわりにあって、いいことってづきにくいじゃないですか。けど傍観ぼうかんしゃになって、づいたから、よかったな[19]」と述懐じゅっかいしている。ちなみにkenは、自身じしんが2002ねん結成けっせいしたSONS OF ALL PUSSYSとして、ロック・フェスティバルSUMMER SONIC 03」に出演しゅつえんしたり、ライヴイベントを主催しゅさいし、HYDEやacid androidをふく様々さまざまなバンドをまねくなど、積極せっきょくてきなライヴ活動かつどうおこなっていた。ほかにも、kenいわく、活動かつどう休止きゅうし期間きかんちゅう観客かんきゃくとしてライヴイベントをめぐっていたという。このことについて、kenは「(L'Arc〜en〜Cielがはしりだしたときのために)いろんな五感ごかんよろこばしとけばいいんじゃないかなって[5]」「パッとには音楽おんがくじゃなくても、さんてきえていったら音楽おんがくになるものにれとくっていうことですよね。まあそれの一環いっかんとしてフェスめぐり(笑)。フジ・ロックきましたね[5]」「ROCK IN JAPAN FESTIVALにもき。したとかでてましたもんね。あとちょこちょこライヴとかも。ジョンスぺ(=ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン)のライヴもおこなったり。いろいろしました[5]」とほんさく発売はつばいねんけたインタビューでかたっている。なお、L'Arc〜en〜Cielは、ほんさく発売はつばいの2004ねん7がつにロック・フェスティバル「THE ROCK ODYSSEY 2004」に出演しゅつえんしている。いわゆる"フェス"にあまり出演しゅつえんしてこなかったL'Arc〜en〜Cielにとって、所属しょぞく事務所じむしょ主催しゅさいしたイベント以外いがいのライヴイベント出演しゅつえんは、これが1995ねん以来いらいやく9ねんぶりのこととなった。

    いまはラルクやっててもコーラスとかキレイにるから、気持きもちいいっスね。(中略ちゅうりゃく)だからハーモニーのところとか、こっちもうた気合きあいがはいるし。すごくいいかん
    - 『R&R NewsMaker』2004ねん4がつごう、21ぺーじhyde発言はつげんより

    さらに、かくメンバーが開始かいししたソロ活動かつどう全員ぜんいんがボーカリストをつとめたこともあり、ほんさく収録しゅうろくされた楽曲がっきょくでは、hyde以外いがいのメンバーによるコーラスにおおきな変化へんかがみられるようになっている。ほんさくのコーラスワークについて、hydeは「いままでコーラス程度ていどしかやってなかったから、そこまでうたうことにたいして本気ほんきにはなってなかったとおもう。みんなレコーディングをとおして、たぶん本気ほんきになったからこそ、あんなにうた上手うまくなったんじゃないかな[20]」「いまはラルクやっててもコーラスとかキレイにるから、気持きもちいいっスね。(中略ちゅうりゃく)だからハーモニーのところとか、こっちもうた気合きあいがはいるし。すごくいいかん[20]」とべており、メンバー個々ここ活動かつどうがコーラスにきている印象いんしょうかたっている。また、kenは「ぼくは、みんなソロやってよかったじゃんっておもいますね。ぜんそくはしるっていうたのしさを、それぞれがてきたようながする。そりゃ全員ぜんいんがフロントマンやれば、全速力ぜんそくりょくしかつうじないしさ[21]」とべている。

    ぼく、ハッピーエンドがきなんですよ、ちょっとまえくらいから。映画えいがにしても、ハッピーエンドのほうけるな、っておもって。で、ラルクってグッとくる感動かんどうてききょくおおかったりもするけど、そういうのとちょっとちがって、した感覚かんかくきたいなって気持きもちもあったし、よろこびでひとしんとどけたらなって。最近さいきんとくにそうおも
    - 『音楽おんがくひと』2004ねん4がつごう、20ぺーじhyde発言はつげんより

    そしてhydeが手掛てがける歌詞かしにも、これまでに手掛てがけていた作品さくひんからの変化へんかがみられる。以前いぜんのhydeは、いまいる世界せかいからの逃避とうひのぞんだような歌詞かし[8]とおくをつめた願望がんぼうのような歌詞かしおおつづってきたが[8]ほんさく収録しゅうろくされた楽曲がっきょくのリリックにはストレートな前向まえむきさがうかがえる[8]今回こんかい作詞さくし作業さぎょうかえり、hydeは「ぼく、ハッピーエンドがきなんですよ、ちょっとまえくらいから。映画えいがにしても、ハッピーエンドのほうけるな、っておもって。で、ラルクってグッとくる感動かんどうてききょくおおかったりもするけど、そういうのとちょっとちがって、した感覚かんかくきたいなって気持きもちもあったし、よろこびでひとしんとどけたらなって。最近さいきんとくにそうおも[8]」「もう、普通ふつうかなしいだけのCDじゃ、ぼくしんうごかされないんですよ。いまぼくのテンションがそうなのかもしれないけど、かなしいいまぼくがやると、ぎゃくにすごくうそっぽくいちゃうようながするんですよね。あんまり興味きょうみがない。そういうかなしい部分ぶぶん表現ひょうげんしたきょくもあるとおもうけど、でもどっかに、ちょっといま気持きもてきにはかなしいとか、くら部分ぶぶん音源おんげんにしたくないなって気持きもちがあるのはたしかですね。ずっとうたっていくのに、かなしい言葉ことばやしていくのはどうかなって[8]」とほんさく発売はつばい当時とうじのインタビューでかたっている。また、hydeは、2003ねんに2ndソロアルバム『666』を制作せいさくしたことの反動はんどうがあったことも示唆しさしている[9]。hydeは「『666』をつくってるとき自分じぶんなかで、徐々じょじょやみうたうのがからくなってきたっていうか、なんで自分じぶんきょくなのに、そんなつらいことばっかりうたうんだろう、って疑問ぎもんかんじてきて[9]」「だから『666』も、最初さいしょにライヴでうたってた歌詞かしちがうのがほとんどなんです。うたときいやになって、直前ちょくぜんえた歌詞かしおおいし。(中略ちゅうりゃく)それにづいてから、そういう笑顔えがお部分ぶぶんきたくなったというか…やっぱりめてるんですけどね。相変あいかわらずどこかで、ちょっと信用しんようできないな、っておもってるんだけど、でも、それをってるからぎゃく笑顔えがおでいることの素敵すてきさもよくわかってるというか。そういう部分ぶぶんえて、それでもひとせっしていかないとっていう気持きもちがあるから。そこをかたちにしていきたいっておもった[9]」とかたっている。

    アルバムタイトル、アートワーク

    [編集へんしゅう]

    アルバムタイトルは従来じゅうらいどおり、収録しゅうろくきょく作詞さくし一番いちばんおお手掛てがけたhyde名付なづけている。今回こんかいのタイトルには前向まえむきなワードがえらばれているが、その理由りゆうについてhydeは「単純たんじゅんにね、全部ぜんぶきあがってたら<笑顔えがお>って単語たんごおおかったってこともあるけど、やっぱここ1、2ねんで、笑顔えがお、っていうのが、ぼくなかですごくポイントがたかかったんですよ。あいひとしいっていうか。それくらい重要じゅうよう言葉ことばだなっておもって[8]」とべている。

    ソロを各自かくじやることによって、おたがいのさをさい確認かくにんしたところもあるとおもうし。そういう状況じょうきょうでまた4にんもどることになって、かゆいところにとどくっていうのはあるとおもうんですよね、おたがいに。すごくスマイルな部分ぶぶんだとおもうけど。だけどぼくはそういうのもふくみつつ、なんだろうな…なんか希望きぼうもこめてるかんじ。(中略ちゅうりゃくべついまがスマイルじゃないわけじゃないけど、スマイルでありたい、っていう、今後こんごも。そういう気持きもちをこめて
    - 『音楽おんがくひと』2004ねん4がつごう、20ぺーじhyde発言はつげんより

    また、hydeはこのタイトルに、今後こんごのバンド活動かつどうへのおもいもめたことを示唆しさしている。ほんさく発売はつばい当時とうじのインタビューで、hydeは「ソロを各自かくじやることによって、おたがいのさをさい確認かくにんしたところもあるとおもうし。そういう状況じょうきょうでまた4にんもどることになって、かゆいところにとどくっていうのはあるとおもうんですよね、おたがいに。すごくスマイルな部分ぶぶんだとおもうけど。だけどぼくはそういうのもふくみつつ、なんだろうな…なんか希望きぼうもこめてるかんじ。(中略ちゅうりゃくべついまがスマイルじゃないわけじゃないけど、スマイルでありたい、っていう、今後こんごも。そういう気持きもちをこめて[8]」「笑顔えがおっていうのはぼく自身じしんなかでもすごく大切たいせつ使つかうし。あえていうなら、一番いちばんきな単語たんごなんですよ。人間にんげん笑顔えがお一番いちばんじゃないですか!笑顔えがおって、人間にんげんとして一番いちばん素敵すてき感情かんじょうだとおもうんで[22]」とべている。

    たぶんメロディとコードとリズムだけとったら『SMILE』って統一とういつできないかんじがするんですよ。レコーディングの雰囲気ふんいき歌詞かし前向まえむきさが一致いっちしてまれたんだとおもうんです。前向まえむきにはしっていくぜ、っていうおもいと、笑顔えがおでいたいよね、っていう『SMILE』って言葉ことば。それは同義どうぎなようながするし
    - 『音楽おんがくひと』2004ねん4がつごう、26ぺーじken発言はつげんより

    ちなみに、このタイトルをhydeからいたさい心境しんきょうについて、tetsuyaは「ぼくうれしかったですね。ラルクらしいタイトルだとおもった。"SMILEってタイトルどう?"ってわれて、イヤな気持きもちはしないでしょ[23]」「hydeからそういう言葉ことばてきたのもうれしかった[24]」とほんさく発売はつばい当時とうじかたっている。また、kenは「われてみたらそうだねって、すごく納得なっとくできたタイトルでしたね。(中略ちゅうりゃく)たぶんメロディとコードとリズムだけとったら『SMILE』って統一とういつできないかんじがするんですよ。レコーディングの雰囲気ふんいき歌詞かし前向まえむきさが一致いっちしてまれたんだとおもうんです。前向まえむきにはしっていくぜ、っていうおもいと、笑顔えがおでいたいよね、っていう『SMILE』って言葉ことば。それは同義どうぎなようながするし[6]」とべている。そして、yukihiroは「最初さいしょ意外いがいでしたよ。(中略ちゅうりゃく)でもいまはぴったりだな、っておもえてます。バンドの空気くうきとかかんじてるとね。これからもそう(笑顔えがお)でありたいな、っておもいます[25]」と、タイトルの印象いんしょうについてかたっている。

    なお、ジャケットのアートワークは、前作ぜんさくREAL』のジャケットを手掛てがけたクリエイティブユニットの生意気なまいき(Namaiki)が担当たんとうしている。また、ブックレットの中身なかみ写真しゃしんは、写真しゃしん蜷川にながわ実花みか撮影さつえいしている。

    ライヴツアー

    [編集へんしゅう]

    L'Arc〜en〜Cielは、ほんさくのレコーディング期間きかんはいまえの2003ねん6がつ25にち赤坂あかさかBLITZで、公式こうしきファンクラブ会員かいいんのみを対象たいしょうとしたライヴ「Akasaka Zero day」を開催かいさい。その3にちとなる2003ねん6がつ28にちから、同年どうねん7がつ6にちにかけて活動かつどう再開さいかいげるライヴ「Shibuya Seven days 2003」を国立こくりつ代々木よよぎ競技きょうぎじょうだいいち体育館たいいくかん開催かいさいしている。ちなみにこのライヴに名付なづけたタイトルには、ライヴの公演こうえんすうである「7」という数字すうじふくまれている。なお、この数字すうじは、バンドめい日本語にほんごやくである「にじ」のいろすう、さらには『旧約きゅうやく聖書せいしょ』の創世そうせいにおける「かみ世界せかい創造そうぞうした日数にっすう」と一致いっちする[26]kenは、公演こうえん開催かいさいまえけたインタビューで、このライヴタイトルにふくめた意味いみかれ、「そういう意味合いみあい(=にじいろすう旧約きゅうやく聖書せいしょはなし一致いっちすること)を手軽てがる使つかえるってことで、7日間にちかんになったとおもうんですよ。そこが強調きょうちょうされすぎるならば、ハズしたほうがいいのかなと6がつすすめたんですが。まとめて東京とうきょうでやれたら面白おもしろいし、そこさえキープできたらいいかなと[26]」とかたっている。

    また、この活動かつどう再開さいかいライヴのセットリストには、L'Arc〜en〜Cielの代表だいひょうきょくほか、2001ねん9がつ発表はっぴょうしたもののライヴで披露ひろうされたことのなかったシングル「Spirit dreams inside -another dream-」の表題ひょうだいきょくまれている。hyde公演こうえんまえけたインタビューにおいて、このライヴのセットリストをめた背景はいけいについて「3ねんぐらいまえモトリー・クルーのライヴをかんったんですけど、ベストばんしたツアーで、きなきょくのオンパレードだったんですよ。最高さいこう、とおもって。ある意味いみそういうライヴになればいいなと。いままでは、ひとつのアルバムを中心ちゅうしんとどけていくかんじだったとおもうんですよ。でもぎゃくに、みんながきなきょくをガンガンやって、まつりみたいにさわげたらいいんじゃないかなと。ラルクのファンでかったとおもってもらえるものにしたいです[27]」とべている。また、tetsuyaは「ぼく個人こじんてきには、ベストばん(=3月に3まいどうはつでリリースされたベストアルバム『The Best of L'Arc〜en〜Ciel』のこと)に、このきょくれたかったなぁっていうきょくえらびましたね。ベストばんが、メンバーは選曲せんきょくきょくじゅんもまったくノータッチだったんですよ。だから、自分じぶんだったらこのきょくれたかったっていうきょく結構けっこうえらびましたね、ライヴのきょくえらぶときには[28]」とべている。ちなみに、このライヴで披露ひろうされた「trick」では、メンバー4にんわるわるボーカルを担当たんとうしている。hyde以外いがいのメンバー3にんも、2001ねん以降いこうのソロ活動かつどうにおいて全員ぜんいんボーカリストとしてステージにっていることから、それぞれのソロ活動かつどうでの経験けいけんかしたパフォーマンスとなった。

    なお、上記じょうきライヴの最終さいしゅう公演こうえんでは、最後さいごきょくあなた」の演奏えんそうわったのち会場かいじょうスクリーンに<2004ねん、ニューアルバムリリース>という情報じょうほうはつ解禁かいきんしている。そして最終さいしゅう公演こうえんやく1週間しゅうかんとなる2003ねん7がつ13にちから、ほんさくのレコーディング期間きかんはいっている。ちなみにL'Arc〜en〜Cielは、レコーディング期間きかんちゅうの2003ねん12月26にちに、所属しょぞく事務所じむしょ主催しゅさいのライヴイベント「てんよしみ -DANGER II-」に出演しゅつえんしており、よく2004ねん2がつ発表はっぴょうするシングル「READY STEADY GO」の表題ひょうだいきょくをサプライズ披露ひろうしている。

    L'Arc〜en〜Cielはほんさく発売はつばいのち、アルバムをげ、2004ねん5がつ8にちにライヴ「SMILE TOUR 2004前夜祭ぜんやさい」、同年どうねん5がつ11にちから同年どうねん6がつ27にちにかけてライヴツアー「SMILE TOUR 2004」を開催かいさいしている。このツアーは、2000ねん開催かいさいしたドームツアー「TOUR 2000 REAL」以来いらいやく3ねんはんぶり、L'Arc〜en〜Cielとして久々ひさびさのライヴツアーになった。なお、このツアーでは、2004ねん6がつ発表はっぴょうするシングル「自由じゆうへの招待しょうたい」の収録しゅうろくきょく披露ひろうされている。ちなみにこのツアーでは、あらたなパートチェンジバンド、P'UNK〜EN〜CIELみ:パンク アン シエル)として演奏えんそうするコーナーがもうけられている。このパートチェンジバンドでは、tetsuya(当時とうじのアーティスト名義めいぎは"tetsu")がボーカル、hydeがギター、yukihiroがベース、kenがドラムを担当たんとうしており、L'Arc〜en〜Cielの楽曲がっきょくをリアレンジしたバージョンがセルフカバーされている。ちなみにP'UNK〜EN〜CIELでは、メンバーそれぞれがアーティスト名義めいぎ変更へんこうしており、tetsuyaはTETSU P'UNKのちT.E.Z P'UNK名義めいぎ改名かいめい)、hydeはHYDE P'UNK、yukihiroはYUKI P'UNK、kenはKEN P'UNK名乗なの演奏えんそうしている。余談よだんだが、P'UNK〜EN〜CIELとしてセルフカバーした楽曲がっきょくは、2004ねん6がつ発表はっぴょうされたシングル「自由じゆうへの招待しょうたい」か[2011ねん6がつ発表はっぴょうされたシングル「GOOD LUCK MY WAY」までの12さくのシングルにおいて、カップリングきょくとして12きょく音源おんげんされている[ちゅう 7]

    なお、上記じょうきツアーは日本にっぽん全国ぜんこく各地かくちのアリーナクラスの会場かいじょう開催かいさいされているが、従来じゅうらいのL'Arc〜en〜Cielのアリーナツアーでられる華美かび装飾そうしょくや、大掛おおがかりな舞台ぶたい装置そうちはあまり使つかわれておらず、比較ひかくてきにシンプルなステージセットがまれている[29]余談よだんだが、音楽おんがく雑誌ざっしROCKIN'ON JAPAN』の2004ねん7がつごうには、このライヴツアーの舞台裏ぶたいうら潜入せんにゅう取材しゅざいしたレポートが掲載けいさいされている。このツアーに潜入せんにゅう取材しゅざいした音楽おんがくライターの古河ふるかわすすむは、L'Arc〜en〜Cielの舞台裏ぶたいうら様子ようすについて「ラルクは楽屋がくやおとらすことがかなりおおいバンド[30]」「全体ぜんたいてき印象いんしょうとしては、かなりアスリートてきなバンドだとかんじた。とくにメンバーあいだおおくの会話かいわをするというかんじではなく、ただはじまりのゴングにそなえて自分じぶんなりのコンディションをてている、そのため最小限さいしょうげん情報じょうほうりょう楽屋がくやなのである[30]」「ぼく舞台裏ぶたいうらでのラルクから総合そうごうてきかんじたのは、それぞれのメンバーが個人こじんなかではリラックスした状態じょうたいたもちながらも、バンドとしては緊張きんちょう関係かんけいたもつづけているということだった。そして本番ほんばん直前ちょくぜん円陣えんじんんで全員ぜんいんわせた瞬間しゅんかん一気いっきひとつの生命せいめいたいになるバンドなのだとおもった[29]」と同誌どうし印象いんしょうつづっている。

    そして上記じょうきツアーをえたのち、L'Arc〜en〜Cielは2004ねん7がつ24にち・25にちにロック・フェスティバル「THE ROCK ODYSSEY 2004」に出演しゅつえん所属しょぞく事務所じむしょ主催しゅさいのライヴイベント以外いがいのフェス参加さんかは、これが1995ねん以来いらいやく9ねんぶりのこととなった。

    さらに2004ねん7がつ31にちには、アメリカメリーランドしゅうボルチモアファースト・マリナー・アリーナで、「OTAKON 2004」の一環いっかんとしてライヴ「Live in USA」を開催かいさいしている。なお、この公演こうえんはL'Arc〜en〜Cielとしてははつ海外かいがい公演こうえんとなっている。アジアけんでは1998ねんごろからアルバムリリースをおこなっていたこともあり、一定いってい知名度ちめいどがあったが、L'Arc〜en〜Cielが表立おもてだった活動かつどうのためにアメリカにあしれるのは、これがはじめてのことになった(録音ろくおん作業さぎょうミュージック・ビデオ撮影さつえいでアメリカにおとずれていたことはある)。アメリカでのライヴ開催かいさいいたったのは、当時とうじL'Arc〜en〜Cielの楽曲がっきょくREADY STEADY GO」が使つかわれた、アニメ『はがね錬金術れんきんじゅつ』の人気にんき北米ほくべいたかまっていたことがおおきく影響えいきょうしている。バンドの所属しょぞく事務所じむしょ代表だいひょうつとめる大石おおいしただしひろしは、2020ねん発表はっぴょうした自身じしん著書ちょしょなかで、ほん公演こうえん開催かいさい経緯けいいについて「ソニー・ミュージックはアメリカ現地げんちに「Tofu Records」を設立せつりつし、ラルクやPuffy AmiYumi(PUFFY北米ほくべい活動かつどうするさい一時期いちじき使用しようしていた名義めいぎ)といった日本にっぽん文化ぶんかコンテンツの流通りゅうつう拠点きょてんもうけた。その代表だいひょうしゃである、YAZ NOYA(げん: Lynks International)は、のちの我々われわれ海外かいがい活動かつどう一端いったんになうことになる。そうして2004ねんにボルチモアで開催かいさいされたアメリカ東海岸ひがしかいがん地域ちいき最大さいだいのアニメコンベンション「OTAKON 2004」へ出演しゅつえんすることになり、これがラルクアンシエルはつ海外かいがい公演こうえんになった[31]」とつづっている。また、大石おおいしどう著書ちょしょで「当日とうじつまで"オタク"コスプレのファンが物珍ものめずらしさであつまってくるのかとおもっていたら、ロックファンが1まん1せんにんあつまり、開演かいえんまえから地響じひびきがするほどゆからし、歓声かんせいげてむかえてくれた。当時とうじちょうど『はがね錬金術れんきんじゅつ』が北米ほくべい人気にんきだったこともあり、ラルクの認知にんちたかまっていたのだ。かれらが海外かいがいで、みずからの人気にんき実感じっかんした瞬間しゅんかんだった。本番ほんばんまえのメンバーの高揚こうようぶりはいまでも鮮明せんめいおぼえている[31]」とつづっている。この成功せいこうけ、L'Arc〜en〜Cielは2005ねん以降いこう海外かいがいでのライヴ活動かつどう展開てんかいしていくことになる。

    こうしてアメリカ公演こうえんえたL'Arc〜en〜Cielは、2004ねん9がつごろから、10thアルバム『AWAKE』の制作せいさくかっていく。

    リリース形態けいたい

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    フィジカルは、初回しょかい限定げんていばん(CD+DVD)と通常つうじょうばん(CD)の2形態けいたい発売はつばいされており、初回しょかい限定げんてい仕様しようは3めんデジパックとなっている。また、初回しょかい限定げんていばん特典とくてんとして「Shibuya Seven days 2003」などの公開こうかいライヴ映像えいぞうや、ほんさくのレコーディング現場げんば模様もようおさめたDVD収録しゅうろくされている。さらに特典とくてんとして、ソニー・ミュージックエンタテインメント主催しゅさいの「Sony Music Fes.2004」の一環いっかん開催かいさいされた、スペシャルライヴ「SMILE TOUR 2004 前夜祭ぜんやさい」の無料むりょう招待しょうたい抽選ちゅうせんIDが記載きさいされたフォトカードが封入ふうにゅうされている。なお、りょう形態けいたい初回しょかい出荷しゅっかばんは、L'Arc〜en〜CielのアルバムとしてははじめてコピーコントロールCD発売はつばいされている。ただ、2005ねん7がつ27にちには、ソニー・ミュージックエンタテインメントのCCCD廃止はいし一環いっかんにより、日本にっぽんでも通常つうじょうCD-DAばん発売はつばい (内容ないよう通常つうじょうばんどう内容ないよう) されることになった。ちなみに、2004ねん6がつ29にちTofu Recordsから発表はっぴょうした米国べいこくばんは、通常つうじょうのCD-DAばんでのみリリースされている。

    また、2011ねん6がつ22にちには、スマートフォン音楽おんがくダウンロードアプリ、レコチョクにおいてL'Arc〜en〜Cielの楽曲がっきょくけい146きょくのダウンロード販売はんばい開始かいししたことにともない、ほんさく収録しゅうろくされたシングル表題ひょうだいきょく以外いがい楽曲がっきょく配信はいしん開始かいしされた[32]。2012ねん11月7にちには、ソニー・ミュージックエンタテインメントがiTunes Store参入さんにゅうしたことにともない、日本にっぽんのiTunesにおいても配信はいしん開始かいしされ[33]、これによりほぼすべての音楽おんがく配信はいしんサイトにてダウンロード販売はんばい解禁かいきんされた。

    2014ねん10がつ22にちには、ほんさくふくめたアルバムぜん12タイトルのハイレゾリューションオーディオ音源おんげん各種かくしゅ音楽おんがくサイトで配信はいしんされた。このハイレゾバージョンでは、内田うちだ孝弘たかひろ(FLAIR)によるリマスタリングがおこなわれている。また、2019ねん12月11にちには、SpotifyApple Musicをはじめとした各種かくしゅサブスクリプションサービス(定額ていがくせい音楽おんがく配信はいしん)にて、このまでに発表はっぴょうしたL'Arc〜en〜Cielのぜん楽曲がっきょくストリーミング配信はいしんぜん世界せかい一斉いっせい解禁かいきんしている[34]

    2022ねん5がつ18にちには、ほんさくふくめた過去かこ発表はっぴょうしたアルバム作品さくひんを、メンバー監修かんしゅうしたでオリジナルマスターテープを使つかいリマスタリングしたボックス・セット『L'Album Complete Box -Remastered Edition-』が発表はっぴょうされている。この作品さくひん収録しゅうろくされたリマスタリングアルバム『REAL (Remastered 2022)』では、ランディ・メリル英語えいごばん(Sterling Sound)によるリマスタリングがおこなわれている。ちなみにこのリマスタリングアルバムは、フィジカル発売はつばい同日どうじつにダウンロード配信はいしん(ハイレゾリューションオーディオ音源おんげんふくむ)およびストリーミング配信はいしん開始かいしされている。

    リリース タイトル 規格きかく マスタリング・エンジニア 備考びこう
    2004ねん3がつ31にち (2004-03-31) SMILE
    • CD(+DVD)
    • CD
    ハウィー・ウェインバーグ
    (Masterdisk)
    • 初回しょかいばんには『SMILE』の音源おんげんおさめたCDのほか公開こうかいライヴ映像えいぞうほんさくのレコーディング現場げんば模様もようおさめたDVDを収録しゅうろく
    • 日本にっぽんほかアジア各国かっこくでもCDを販売はんばい
    • 2004ねん6がつ29にちには、Tofu Recordsから米国べいこくばんがリリースされている。なお、米国べいこくばんCCCDでなくCD-DAばん発売はつばいされた。また、米国べいこくばんにはボーナストラックとして「READY STEADY GO (hydeless version)」が収録しゅうろくされている
    • 2005ねん7がつ27にちには、ソニー・ミュージックエンタテインメントのCCCD廃止はいし一環いっかん日本にっぽんでも通常つうじょうのCD-DAばん発売はつばいされている
    2011ねん6がつ22にち (2011-06-22) シングル表題ひょうだいきょくとして発表はっぴょうされた「READY STEADY GO」「ひとみ住人じゅうにん」は過去かこ配信はいしん開始かいしずみ(いずれもシングルバージョンを配信はいしんずみ
    2014ねん10がつ22にち (2014-10-22) 内田うちだ孝弘たかひろ(FLAIR) -
    2019ねん12月11にち (2019-12-11)
    ハウィー・ウェインバーグ
    (Masterdisk)
    -
    2022ねん5がつ18にち (2022-05-18) SMILE (Remastered 2022)
    • CD
    • ダウンロード配信はいしん
    • ハイレゾリューションオーディオ配信はいしん
    • ストリーミング配信はいしん
    ランディ・メリル英語えいごばん
    (Sterling Sound)
    フィジカルはボックス・セット『L'Album Complete Box -Remastered Edition-』に収録しゅうろく

    評価ひょうか

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    批評ひひょう

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    • 音楽おんがくライターの小杉こすぎ俊介しゅんすけは『ROCKIN'ON JAPAN』のレビューにて、「ブランクもあったし、そのあいだにはシーンも激変げきへんしたし、メンバーそれぞれ意識いしき変化へんかもあったはずだし、そしてそれらは作品さくひんにちゃんと影響えいきょうしているのに根本こんぽんわっていない。もう一度いちど幻想げんそうしろきずなおすのはけっしてやさしいことではなかったはずだが、かれらはいともあっさりとそれをやってのけた[35]」とほんさくについてひょうしている。また、小杉こすぎは「浪花節なにわぶしてきメンタリティーに依然いぜん支配しはいされたままのこのくにのヒットチャートのなかで、<き>にも<共感きょうかん>にも一切いっさいたよらないラルクがつづけている事実じじつは、賞賛しょうさんしてすぎることはないとおも[35]」と評価ひょうかしている。さらに楽曲がっきょくについては「"READY STEADY GO"で顕著けんちょなように、hydeのヴォーカルが男性だんせいてき荒々あらあらしさをした[35]」とつづっている。- ロッキング・オン『ROCKIN'ON JAPAN』(2004ねん4がつごう
    • 音楽おんがくライターの金光かねみつ裕史ゆうじは『音楽おんがくひと』のレビューにて、「4にんに『SMILE』というおもいを共有きょうゆうさせたもの。それは、さあはしるぞ、やるぞ、という意思いし、ではなかっただろうか。音楽おんがくせいでも、スケジュールでも、人間にんげん関係かんけいでもなんでもない。なにをやる、とか、そういう手段しゅだんとか方法ほうほう問題もんだいなんじゃない。やろうぜ、っていう、とてもシンプルな気持きもちだ。(バンドメンバーが)それぞれかんがえることはちがうはずだし、とらえかたなんて千差万別せんさばんべつなんだから、こまかいディティールはうはずがない。そんなことはもうわかる大人おとなになった。それでも、はしそうぜという気持きもちだけは、たしかに4にんおなじようにっている。いまは、それさえあればきっとひとつにかっていける。それは、バンドをんだばかりのころにあったはずの、そう、あの空気くうきだ。アルバムにみみかたぶければそれがわかる。どこかあおく、初々ういういしいのだ[36]」とほんさくについてコメントしている。また、金光かねみつ収録しゅうろく楽曲がっきょくについて「もともとそうであったけれども、楽曲がっきょくてき部分ぶぶんで、4にんのカラーがはっきりとかれた、さまざまなタイプの10きょく。これは、ソロという活動かつどうおこなうなかで、余計よけいなものがとされ、それぞれのつカラーが明確めいかくになった、その結果けっかなのだろう、とおも[36]」とつづっている。- シンコー・ミュージック『音楽おんがくひと』(2004ねん4がつごう
    • 音楽おんがくジャーナリストしばてんは『別冊べっさつ宝島たからじま』のレビューにて、ほんさくかんし「もともと"解散かいさんせつ"のささやかれることのおおいバンドではあるけれど、そういう憶測おくそく根底こんていには「ラルク アン シエルという4にんからまれる化学かがく反応はんのうに、メンバーそれぞれが可能かのうせい見出みだせなくなったんじゃないか?」というききてがわからの不安ふあんがあったんだろうとおもう。が、このアルバムはそんなおもいをばすようなかいさくになった[37]」とひょうしている。また、しば収録しゅうろく楽曲がっきょくについて「たからかに復活ふっかつげるシングルとなった"READY STEADY GO"、くようなするどいギターリフをつ"Lover Boy"など、アッパーにけるようなテンションのきょくおおいのもこのアルバムのひとつの特徴とくちょう。それでいて、ヘヴィなギターとストリングスがからい5ぶんあいだにどんどんとサイケデリックな展開てんかいせていくkenさくの"Coming Closer"、サイバーな雰囲気ふんいきグラム・ロックてきなビートが融合ゆうごうしたyukihiroさくの"REVELATION"など、ラルクならではの特殊とくしゅなサウンド・センスも存分ぞんぶん発揮はっきされている。かとおもえば、わたるようなメロウネスを壮大そうだいなバラードの"ひとみ住人じゅうにん"もある。「ラルク アン シエルというバンドがっている武器ぶき」がどういうものなのかを、ぜん10きょくなかであらゆる方向ほうこうからふたためているのである。だからこそ、このアルバムには"だい2の初期しょき衝動しょうどう"のようなムードが色濃いろこただよっている[37]」とつづっている。- 宝島社たからじましゃ別冊べっさつ宝島たからじま1399 音楽おんがくかないJポップ批評ひひょう47 L'Arc-en-Cielの奇跡きせき』(2007ねん2がつ
    • CDジャーナルは、ほんさくについて「得意とくい構成こうせいぜながら、初期しょき衝動しょうどうてきなラフさをもかんじさせるなど、はばひろさがおもてわれた内容ないよう仕上しあがっている[38]」とひょうしている。また、収録しゅうろくきょくの"ひとみ住人じゅうにん"にれ、「骨太ほねぶとのバンド・サウンドと幻想げんそうてきなサウンド・エフェクトのなかで壮大そうだいなメロディが[39]」「ストリングスももちろん素晴すばらしいが、てんたかけるようなファルセットをクリアにひびかせるhydeに、歌唱かしょうりょくたかさをかんじずにはいられない[38]」とコメントしている。- CD Journal『L'Arc〜en〜Ciel / SMILE』

    チャート成績せいせき

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    収録しゅうろくきょく

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    SMILE
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく編曲へんきょく時間じかん
    1.接吻せっぷんhydekenL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    2.READY STEADY GOhydetetsuL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    3.「Lover Boy」kenkenL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    4.「Feeling Fine」hydekenL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    5.「Time goes on」tetsutetsuL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    6.「Coming Closer」hydekenL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano, Hiroaki Sugawara
    7.永遠えいえんhydehydeL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    8.「REVELATION」hydeyukihiroL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    9.ひとみ住人じゅうにんhydetetsuL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    10.Spirit dreams insidehydehydeL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    合計ごうけい時間じかん:
    SMILE(Remastered 2022)
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく編曲へんきょく時間じかん
    1.接吻せっぷん - Remastered 2022」hydekenL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    2.READY STEADY GO - Remastered 2022」hydetetsuyaL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    3.「Lover Boy - Remastered 2022」kenkenL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    4.「Feeling Fine - Remastered 2022」hydekenL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    5.「Time goes on - Remastered 2022」tetsuyatetsuyaL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    6.「Coming Closer - Remastered 2022」hydekenL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano, Hiroaki Sugawara
    7.永遠えいえん - Remastered 2022」hydehydeL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    8.「REVELATION - Remastered 2022」hydeyukihiroL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    9.ひとみ住人じゅうにん - Remastered 2022」hydetetsuyaL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    10.Spirit dreams inside - Remastered 2022」hydehydeL'Arc〜en〜Ciel, Hajime Okano
    合計ごうけい時間じかん:

    楽曲がっきょく解説かいせつ

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    1. 接吻せっぷん
      • 作詞さくし: hyde / 作曲さっきょく: ken / 編曲へんきょく: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      1980年代ねんだいエレポップ彷彿ほうふつとさせるキーボード音色ねいろと、メタリックなギターサウンドが印象いんしょうてき楽曲がっきょく。このきょくがアルバムの1きょくえらばれたことについて、yukihiroは「だしもカッコいいなとおもったんで、1きょくがいいなとおもってた[40]」とほんさく発売はつばい当時とうじけたインタビューでべている。また、yukihiroはほんさく収録しゅうろくされた楽曲がっきょく全体ぜんたいながれについて「今回こんかいきょくじゅんも、ほとんどぼくかんがえてたのにちかいんで、違和感いわかんなかった[40]」とかたっている。なお、このきょくのタイトルは「せっぷん」ではなく「くちづけ」とむのが正式せいしきとなっている。
      作曲さっきょくしゃkenいわく、このきょくのデモ音源おんげんは、2001ねん9がつ発表はっぴょうしたシングル「Spirit dreams inside -another dream-」をレコーディングしていたころ制作せいさくされていたという[41]。また、kenはデモをつくった当初とうしょ、1980年代ねんだいニュー・ウェイヴ具体ぐたいてきにはデペッシュ・モード意識いしきしたアレンジをかんがえていたという。このkenのイメージをまえ、作詞さくし担当たんとうしたhydeどうバンドのボーカル、デイヴ・ガーン意識いしきしてうたろくりをおこなっている。後年こうねんhydeは、音楽おんがく雑誌ざっしRolling Stone Japan』でおこなわれた「HYDEをかたちつくった6まい」というレコメンド企画きかくにおいて、「最近さいきんはあまりないけど、ラルクでちょっとデペッシュ・モードっぽくうたいたいなってがよくあって。たとえば「接吻せっぷん」ってきょくは、まさにkenがデペッシュ・モードを意識いしきしてつくってきたきょくだったので、"デペッシュ・モードでうたいたい"とリスペクトの気持きもちをめてうたいました[42]」とコメントしている。余談よだんだが、デペッシュ・モードはL'Arc〜en〜Cielのメンバー4にん全員ぜんいんが「影響えいきょうけた・きなアーティスト」として頻繁ひんぱん名前なまえをあげているバンドである。このきょく作詞さくし作曲さっきょく担当たんとうしていないtetsuyaとyukihiroも、hyde、kenと同様どうように、音楽おんがく雑誌ざっしまたは自身じしん単行本たんこうぼんのディスクレコメンド企画きかくどうバンドのアルバムをあげている[43][44]
      ただ、上記じょうきのようにニューウェイヴ・サウンドを意識いしきしてデモをつくったが、今回こんかいこのきょくのギターろくりをおこなうにあたり、kenは「3ねんあいだ気分きぶんがちょっとわった[10]」とかたっており、楽曲がっきょくイメージに変化へんかがあったことを示唆しさしている。また、kenはこのきょくのレコーディングをかえり「(アルバム制作せいさくの)直前ちょくぜんメタリカ新作しんさく(『セイント・アンガー』)をいてたんですよ。そこでダウンピッキングではやいのとかいてて、"これちょっと面白おもしろいな"とおもって。このきょくでも全部ぜんぶダウンでいてみようかなとおもった[10]」とかたっており、結果けっかてきにデモ音源おんげんになかったヘヴィ・メタリックなギターがきょくれられることになった。なお、kenはこのきょくについて「かせておいていいきょくになった」とべている。
      ちなみに、このきょくっているイントロのギターは、やく3ねんまえろくったデモ音源おんげんのテイクが採用さいようされている。そのためこのきょくは、やく3ねんまえ収録しゅうろくしたギターリフののちに、しんろくのギター、ベース、ドラムのおとはいってくる、"3ねんまえ現在げんざいつながるアレンジ"に仕上しあげられることになった。なお、tetsuyaはこのきょくのベースろくりで4げんベースを使用しようしているが、ギターソロの部分ぶぶんで1箇所かしょだけノーマルの4げんないおとをパンチインしている[45]
      余談よだんだが、2007ねん発表はっぴょうしたアルバム『KISS』をげて開催かいさいしたライヴツアー「TOUR 2007-2008 THEATER OF KISS」のセットリストにおいて、楽曲がっきょくをメドレー形式けいしき披露ひろうするブロックがもうけられていた。そしてメドレーのラストにおいて、アルバムタイトルの『KISS』にちなみ、このきょくのイントロからうたしのフレーズである<接吻せっぷんわそう>の部分ぶぶんまでを披露ひろうする演出えんしゅつれられた。なお、どうライヴツアーの最終さいしゅう公演こうえんとなる2008ねん2がつ17にちマリンメッセ福岡ふくおか公演こうえんかぎり、このきょくのフルサイズがサプライズで演奏えんそうされている。
    2. READY STEADY GO Play (※)シングル発売はつばい制作せいさくされたMV映像えいぞう
      • 作詞さくし: hyde / 作曲さっきょく: tetsu / 編曲へんきょく: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      2004ねん2がつに22ndシングルの表題ひょうだいきょくとして発表はっぴょうされた楽曲がっきょくのアルバムバージョン。
      2000年代ねんだいU.S.ポップ・パンク雰囲気ふんいきまつわったスリリングなスピードかんにあふれたロック・ナンバー。作曲さっきょくしゃtetsuyaいわく、デモを制作せいさくしていた段階だんかいではプリンスをイメージしていたといい[46]、デモ音源おんげん完成かんせいした音源おんげんくらべるとテンポのおそいアレンジで[46]、もっとねたリズムだったという[46]。そして、かりタイトルも当初とうしょ楽曲がっきょくイメージを反映はんえいし、「プリンス」と名付なづけられていた[46]
      デモ音源おんげんをもとにL'Arc〜en〜Cielとして楽曲がっきょく制作せいさくおこなうにあたり、tetsuyaのなかで「グッド・シャーロットみたいにしたいな、もうちょっとパンキッシュにしたいな[46]」とかんがえがわり、パンクを意識いしきした楽曲がっきょくにアレンジしなおされることになった。また、制作せいさく過程かていにおいて、hyde提案ていあんにより、デモ音源おんげんからテンポをげてレコーディングがおこなわれている[47]。なお、デモからテンポをげるというレコーディングでのhydeとtetsuyaのやりりは、ほんさく初回しょかい限定げんていばん付属ふぞくする特典とくてんDVDにおさめられている。ちなみにこのきょくをライヴで披露ひろうするさいは、デモからテンポをげた完成かんせいばん音源おんげんよりも、さらにテンポアップすることがおおい。
      前述ぜんじゅつのような経緯けいいから、このきょくのアレンジをパンキッシュな方向ほうこう変更へんこうすることとなったが、メンバーそれぞれでパンク・ロックいてイメージする音楽おんがくことなっていたという。ちなみにhydeのイメージするパンクはイギー・ポップ[45]yukihiroのイメージするパンクはダムドだったという[48]。また、kenあかるいポップなパンクをあまりかないため、hydeと同様どうように「イギー・ポップっぽくすればいいんじゃないか[10]」とかんがえていたと述懐じゅっかいしている。結果けっかてきに、メンバー4にんが「パンク」というテーマで想像そうぞうする、様々さまざまなサウンドイメージを内包ないほうしたアレンジがほどこされることになった。このきょくのレコーディングをかえり、tetsuyaは「自分じぶんのなかでのパンクの解釈かいしゃくは、いまのアメリカのパンクだったので。でもyukihiroのなかではダムドの「ニュー・ローズ」だったみたいで。ふたりのなかでイメージする時代じだいがまったくちがっていたという(笑)。じゃあダムドでちょっとやってみようかっていうことになって、やってみたら、これはこれでありだなと。このきょくはそういうところもたのしみながら、つくってました[46]」「このきょくかんしては、最初さいしょからどうころがってもいいという意識いしきがありました[46][49]」「結局けっきょくなにをやっても、この4にん演奏えんそうすると、自然しぜんにラルクになっていくんですよ[49]」とシングル発売はつばい当時とうじのインタビューでかたっている。なお、yukihiroは、tetsuyaがうように、このきょくのドラムろくりでは「ダムドを意識いしきしていた」とほんさく発売はつばい当時とうじべている[25]。ちなみにtetsuyaは、レコーディングするさいぜんつる半音はんおんげたチューニングでベースをいている[45]
      なお、tetsuyaはこのきょくがシングル表題ひょうだいきょくえらばれるとおもっていなかったようで、シングル発売はつばいのインタビューで「まあボツかな〜ぐらいにおもってたきょくで。まさかシングルになるとはおもってなかったんで(笑)。最初さいしょつくったときはもうすこしテンポもおそくてリズムもはねてたんで、アルバムのなかいちきょくあっていいかな、ぐらいのきょくだった。つくりもシンプルだし、ラルクらしくないっちゃらしくないし[50]」と述懐じゅっかいしている。
      このきょくはライヴにおいておおきながりをせるきょくひとつとなっており、公演こうえん幕開まくあけとなるいちきょくやアンコールまえ公演こうえん本編ほんぺんラストに演奏えんそうされることがおおく、L'Arc〜en〜Cielの2000年代ねんだい後半こうはん以降いこうのライヴにおけるスタンダードソングになっている。
      タイトルにシングルばんとのバージョンちがいをしめ表記ひょうきはされていないが、アルバムミックスで収録しゅうろくされている。ほんさく収録しゅうろくされたアルバムバージョンでは、きょく冒頭ぼうとうにhydeの<Are you ready?>というごえ収録しゅうろくされており、アウトロはつぎきょくおと連続れんぞくした構成こうせいになっている。
      なお、ほんさく先行せんこうシングル「ひとみ住人じゅうにん」には、hyde以外いがいがボーカルをつとめた「READY STEADY GO」がいちきょくずつ収録しゅうろくされている。kenがボーカルを担当たんとうしたバージョンは「READY STEADY GO (ken READY)」、tetsuyaがボーカルを担当たんとうしたバージョンは「READY STEADY GO (tetsu READY)」、yukihiroがボーカルを担当たんとうしたバージョンは「READY STEADY GO (yukihiro READY)」というタイトルがけられている。
    3. Lover Boy
      • 作詞さくし作曲さっきょく: ken / 編曲へんきょく: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      イントロのいがんだギターリフをりしてつなわせたようなギターロック・ナンバー。前作ぜんさくREAL』を制作せいさくしていたころよりもまえにデモがつくられていた楽曲がっきょく[41]作詞さくし作曲さっきょく担当たんとうしたkenいわく「これが(アルバムのなかで)一番いちばんふるいんすよ。どっかのアルバム・タイミングでしてボツった[41]」という。
      このきょく着想ちゃくそうは、kenが音楽おんがく雑誌ざっし『B=PASS』の企画きかく静岡しずおか下田しもだ温泉おんせんおとずれたさいまれており[11]、kenいわく「こんなきょくがあったら面白おもしろいよね」というスタッフとの会話かいわがきっかけになったという[10]。このきょくのイメージについて、kenは「ギターリフをってコラージュしたようなきょくにしたかった[10]」「"ドラムのフレーズ・サンプルとギターのフレーズ・サンプルで出来できてるようなきょくつくりたい"とおもって[11]」とかたっている。ちなみにこのきょくかりタイトルは、このきょく発想はっそうまれた場所ばしょ時間じかんまえ「下田しもだあさ5時半じはん」とけられている[51]
      kenは、このきょく制作せいさくかえり「もちろん実際じっさいせい演奏えんそうしてるんだけど、パッとき、だしのAメロもサビも、1つのフレーズをっていったらなにとかなりそうなかんじだよね。それにたいして、どっちともとれるコードだったら、ベースのルートだけえてみたりっていう。そのうえで、メロディー展開てんかいして、どんどんひろがっていくようなきょくにしたいなとおもって[11]」とべている。
      歌詞かし作曲さっきょく同様どうようにkenが手掛てがけており、L'Arc〜en〜Ciel名義めいぎ楽曲がっきょくとしてはこのきょくはじめてkenが作詞さくし担当たんとうしている。このきょく発表はっぴょうにより、メンバー4にん全員ぜんいんがL'Arc〜en〜Cielで作詞さくし作曲さっきょく両方りょうほう経験けいけんしたことになった。なお、kenは2003ねん自身じしん結成けっせいしたロックバンド、SONS OF ALL PUSSYSおおくの歌詞かしいているが、これがおおきな経験けいけんになったとほんさく発売はつばい当時とうじのインタビューで述懐じゅっかいしている[10]。kenは、このきょく作詞さくし作業さぎょうかえり「自分じぶんいたを(SONS OF ALL PUSSYSとして)すことをかえすうちに、自分じぶん気持きもちを言葉ことばせるれがなくなった[10]」とかたっている。ちなみに、タイトルの「Lover Boy」は「色男いろおとこ」や「男娼だんしょう」を意味いみする言葉ことばであるが[52]作詞さくし担当たんとうしたkenにはそういった意味いみをタイトルや歌詞かしふくめた意図いとはなかったという[52]。kenいわく、このきょく歌詞かしは「恋愛れんあい体質たいしつひと[52]」をモチーフにしているという。
      なお、このきょくは、2004ねん開催かいさいしたバンドはつ海外かいがいライヴ「Live in USA」ののちのL'Arc〜en〜Ciel名義めいぎ公演こうえんにおいて、ながきにわたり演奏えんそうされていない。ただ、2009ねんにkenがソロ名義めいぎ開催かいさいしたライヴツアー「Ken TOUR 2009 "LIVE IN PHYSICAL"」でこのきょくのセルフカバーが披露ひろうされている。
    4. Feeling Fine
      • 作詞さくし: hyde / 作曲さっきょく: ken / 編曲へんきょく: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      ベイ・シティ・ローラーズの「サタデー・ナイト」を彷彿ほうふつとさせるイントロからはじまるメロディアスなポップ・ロック。このきょく原型げんけいは、L'Arc〜en〜Cielが活動かつどう休止きゅうし状態じょうたいとなっていた期間きかんちゅうに、kenにより制作せいさくされている[11]。また、kenいわく、「L'Arc〜en〜Cielでえんじってみたいきょくの2きょく」のうちのひとつとして、原型げんけいつくったという[11]。なお、のこりの1きょくは「Coming Closer」で、ほんさくの6きょく収録しゅうろくされている[11]
      作曲さっきょく担当たんとうしたkenは、2001ねんにL'Arc〜en〜Cielの活動かつどうまったのち休暇きゅうかちゅうべつバンドでの活動かつどうちゅうに、ロック・フェスティバルやライヴイベントに演者えんじゃ観客かんきゃくとして参加さんかするなど、これまでの活動かつどうたものとはちがった経験けいけんをしてきたという。こういった経験けいけんがkenの音楽おんがくかん変化へんかをもたらし、自身じしん楽曲がっきょく制作せいさく姿勢しせいにも影響えいきょうがあったことを当時とうじのインタビューで示唆しさしている[10]。そのため、これまでにkenがつくってきた楽曲がっきょく比較ひかくすると、かなりの異色いしょくなポップスに仕上しあげられている。
      このきょく制作せいさくするにいたった心境しんきょう変化へんかについて、kenは「(これまでは)あかるいまがってけつけなかったんですね。終止しゅうしするところがマイナーでないといやだ、みたいなところがあって。でも、(L'Arc〜en〜Cielの活動かつどうまった)3ねんあいだあかるいきょくひと元気げんきにしたり、カーステらしてイエーイっていうだけでも音楽おんがく意味いみがあるんじゃないかとおもはじめて。そういうきょくいてみたいなとおもってはじめた[10]」とかたっている。なお、kenはこのきょく出来栄できばえについて「自分じぶんなかでは"ちょっと異色いしょくくらいで、かなり直球ちょっきゅう"だとおもってたのに…なんか"へんへんだ!"って、よくわれますね[41]」とほんさく発売はつばい当時とうじべている。
      さらにkenは、このきょく制作せいさくイメージについて「映画えいがとかてて、きょくってるけど名前なまえらないようなバンドのフォークとロックとポップスがじったよう時代じだい音楽おんがくってあるじゃないですか。ああいうニュアンスのきょくきたかった[10]」「'60年代ねんだい'70年代ねんだいくらいのロックというかポップスというか。なんかこう…脳天のうてんなんだかかなしいんだか、からないまがってあるじゃないですか。「カリフォルニア・ドリーミング」(ママス&パパス)みたいな。ああいう感覚かんかくつくりました[41]」とべている。
      ちなみにこのきょくは、2004ねん開催かいさいしたバンドはつ海外かいがいライヴ「Live in USA」ののち公演こうえんにおいて、ながきにわたり演奏えんそうされていない。
      また、2007ねんにはパートチェンジバンド、P'UNK〜EN〜CIELとして、yukihiroのディレクションのもとリアレンジしたうえで、このきょくをセルフカバーしている。このセルフカバーは、31stシングル「MY HEART DRAWS A DREAM」に「Feeling Fine 2007」として収録しゅうろくされている。なお、このセルフカバーでは、yukihiroの意向いこうにより、イントロがハノイ・ロックス意識いしきしたリズムにアレンジされている[53]
    5. Time goes on
      • 作詞さくし作曲さっきょく: tetsu / 編曲へんきょく: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      アコースティック・ギター音色ねいろ印象いんしょうてきな、せつないメロディがのせられたポップ・ナンバー。作詞さくし作曲さっきょく担当たんとうしたtetsuyaは、このきょく制作せいさくかえり「2002ねんニューヨークノー・ダウトのライブをて、そこから影響えいきょうけてづくりました[54]」とかたっている。
      また、tetsuyaはこのきょくのレコーディングで、6げんベースコーラスほかに、ギターソロ担当たんとうしている。このきょくのギターソロはデモ音源おんげんでtetsuyaがいていたものがそのまま採用さいようされており、kenはこのきょくのギターろくりではアコースティック・ギターだけをいている[10]。なお、tetsuyaは、このきょくのギターソロパートをライヴで演奏えんそうするさい自身じしんのシグネイチャーモデルの6げんベース「ESP Bandit Six」とピッチシフターで代用だいよういている。
      ちなみにこのきょくは、2004ねんほんさくげて開催かいさいしたライヴツアー「SMILE TOUR 2004」ののちのL'Arc〜en〜Ciel名義めいぎ公演こうえんにおいて、ながきにわたり演奏えんそうされていない。ただ、2016ねんにtetsuyaがソロ名義めいぎ活動かつどうにおいて、副題ふくだいけたうえでこのきょくをセルフカバーしている。このセルフカバーは、「Time goes on 〜あわのように〜」というタイトルで、tetsuyaの通算つうさん10さくのソロシングルの表題ひょうだいきょくとして発表はっぴょうされている。セルフカバーを発表はっぴょうしたさいけたインタビューで、tetsuyaは「当時とうじのままやってもただのL'Arc〜en〜Cielのカバーになってしまうので、あたらしいかたちにするということをテーマとして、はじめて一緒いっしょ仕事しごとするチームで録音ろくおんしてます[54]」とべており、安岡やすおか洋一郎よういちろう共同きょうどう編曲へんきょくしゃとしてむかえ、リアレンジをおこなっている。また、tetsuyaはどうインタビューで、自身じしんつづった歌詞かしについて「いまおもうとこのきょく職業しょくぎょう作家さっかさんっぽい感覚かんかく歌詞かしいたかもしれません。12ねんまえ歌詞かしだから、"いまだったらこうするな"とかこまかい部分ぶぶんおもうことはありますけど、いましてもずかしくないきょくだとはおもいますね[54]」とかたっている。
    6. Coming Closer
      • 作詞さくし: hyde / 作曲さっきょく: ken / 編曲へんきょく: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano & Hiroaki Sugawara
      トラディショナルなおもむきのあるサウンドが印象いんしょうてきなロックナンバー。このきょく原型げんけいは、L'Arc〜en〜Cielが活動かつどう休止きゅうし状態じょうたいとなっていた期間きかんちゅうに、kenにより制作せいさくされている[11]。また、kenいわく、「L'Arc〜en〜Cielでえんじってみたいきょくの2きょく」のうちのひとつとして、原型げんけいつくったという[11]。なお、のこりの1きょくは「Feeling Fine」で、ほんさくの4きょく収録しゅうろくされている[11]
      作曲さっきょく担当たんとうしたkenは、このきょく制作せいさくイメージについて「(「Feeling Fine」とくらべて)よりラルクのメンバーのプレイを想定そうていしてつくったのが「Coming Closer」。yukihiroのドラム、tetsuのベース、おれのギター、それぞれがカッコよくプレイできて、なおかつなにか、チャレンジできるようなきょくつくりたいとおもっていた[11]」とべている。また、kenは「こんだけながいことやってると、すこいただけで、コード進行しんこうとかわかっちゃうんですよね。ラジオとかいてて、このきょくうまいことまわしてんなぁとかおもうし、つぎ展開てんかいもわかってしまう。それが…ある意味いみうれしいし、ぎゃくかなしいし。自分じぶんおもうある程度ていどポップスになりえるコード進行しんこうっていうのがあって、なんじゅう種類しゅるいもあるとはおもうんだけど、やっぱりまってるんですよね。そのなかでひと工夫くふうしないと、やっぱりあたらしくこえなかったりして。なんかこう…まえは、音楽おんがく芸術げいじゅつてきじゃないとみたいなところがおおきかったんですけど、ゆうびでいいじゃねぇかっていう…。音楽おんがくいてて、そういう気分きぶんがこの3ねんあいだにちょっとずつてきて。だからまずは、そういう気持きもち、そういう感覚かんかくきょくつくりたいっていうのがあったんです[55]」とべている。さらにkenは、このきょく制作せいさくでは「架空かくうさむくに民謡みんよう[56]」をイメージしていたともべている。ちなみにkenは、2019ねん自身じしんSNSアカウントで、このきょくについてリスナーからかれたときに、「ひとつの転機てんきになった[57]」とこたえている。
      また、kenはこのきょく制作せいさくにおいて、当時とうじ音楽おんがく流行りゅうこうからはなれ、スリーピースのバンドサウンドを中心ちゅうしんとしたアレンジにすることをかんがえていたという。kenは、ほんさく発売はつばい当時とうじけたインタビューで「もういまはどうかかんないですけど、やすんでるあいだにどんどんヒップホップ流行はやってきて、やっぱりリズムは機械きかいおとじゃないですか。機械きかいはその性格せいかくじょう独立どくりつしてろくれるから、それで迫力はくりょくをどんどんせる方向ほうこうになるじゃない?それとおなじようなかんがかたでは、バンドやってるひとは、なんの太刀打たちうちもできないんじゃないかとおもって。なにか…楽器がっきってるところの有利ゆうりなところってなにやろなぁとか、いうのでやった部分ぶぶんはありますね[55]」とかたっている。このように、リズムにおもきをいたうえでの楽曲がっきょく制作せいさくだったためか、kenは「yukihiroがドラムにたいする"き"なところもあって[58]」とべている。また、このきょく編曲へんきょく作業さぎょうには、バンドの共同きょうどうプロデューサーである岡野おかのハジメくわえ、キーボーディスト菅原すがわら弘明ひろあき参加さんかしている。
      歌詞かしhyde手掛てがけており、環境かんきょう破壊はかいをテーマとしたリリックがのせられている。hydeいわく、歌詞かし登場とうじょうする<きみ>や<ははなるきみ>というフレーズは、地球ちきゅうのことをしているという。
      ちなみにこのきょくは、2004ねんほんさくげて開催かいさいしたライヴツアー「SMILE TOUR 2004」ののちのL'Arc〜en〜Ciel名義めいぎ公演こうえんにおいて、ながきにわたり演奏えんそうされていない。なお、バンド名義めいぎ主催しゅさいした公演こうえん以外いがいのライヴをふくめた場合ばあい、2004ねん7がつ24にち・25にち出演しゅつえんしたロック・フェスティバルTHE ROCK ODYSSEY 2004以降いこう、このきょくがライヴ演奏えんそうされていないことになる。
    7. 永遠えいえん
      • 作詞さくし作曲さっきょく: hyde / 編曲へんきょく: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      どこかパーソナルしょくつよい、hydeが大切たいせつひとささげたというミディアム・ナンバー[36]ほんさくのレコーディングの合間あいまもうけられた作曲さっきょく期間きかんちゅうに、hydeが3にちでデモを制作せいさくした楽曲がっきょくとなっている。作詞さくし作曲さっきょく担当たんとうしたhydeは、このきょくつくったときの心境しんきょうについて「今回こんかいはなんか…無垢むくかんじかな。純粋じゅんすいかんじのきょくがいいなとおもって。ま、もそういうかんじになってるけど、日常にちじょういそがしかったけど、なにか…やさしいきょくっていうかね、そういうのがいいなって[12]」とかたっている。また、このきょくボーカルには、エコーがかけられており、エフェクティヴなサウンドにアレンジされている。
      このきょくのデモをいた印象いんしょうについて、kenは「ギターのつる6ほんむしってはじこうって気分きぶんになったきょく[10]」とかたっている。さらに、yukihiro自身じしんのドラムプレイについて「8ぶんの6拍子ひょうしこえないようにはたきました(笑)。あからさまな8ぶんの6拍子ひょうしのドラムはイヤなので[59]」とべている。
      歌詞かしはhydeが手掛てがけているが、これまでにhydeがいたくらべ、ひととの距離きょりちかいリリックに仕上しあげられている[9]。hydeは、このきょく歌詞かしについて「とくに<永遠えいえん>の純粋じゅんすい気持きもちでいてるんで、距離きょりかんはないかもしれないですね。なんか純粋じゅんすい愛情あいじょう表現ひょうげんしてるので[9]」「なにかをにくむにしろなにかがかなしいにしろ、それは純粋じゅんすい感情かんじょうだとおもうんですけど、ここまで純粋じゅんすい愛情あいじょう表現ひょうげんしたはなかったかもしれないですね[9]」とほんさく発売はつばい当時とうじのインタビューでべている。また、このきょく歌詞かしかんし、音楽おんがく雑誌ざっしのインタビュアーから「なにへの愛情あいじょうなのか」とかれたさい[9]、hydeは「大切たいせつひとへです[9]」とこたえている。
      ちなみにこのきょくは、2004ねん開催かいさいしたバンドはつ海外かいがいライヴ「Live in USA」ののちのL'Arc〜en〜Ciel名義めいぎ公演こうえんにおいて、ながきにわたり演奏えんそうされていない。ただ、2019ねんにhydeがソロ名義めいぎ開催かいさいしたアコースティックコンサート「HYDE ACOUSTIC CONCERT 2019 くろミサ BIRTHDAY EVE」において、自身じしん40だい最後さいご演奏えんそう楽曲がっきょくとして、このきょくがセルフカバーされている。
    8. REVELATION
      • 作詞さくし: hyde / 作曲さっきょく: yukihiro / 編曲へんきょく: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      インダストリアル下敷したじきにしたマシーン・ビートをタフなバンド・サウンドと同期どうきさせたロック・ナンバー。このきょく原型げんけいは、当初とうしょyukihiroが2001ねん開始かいししたソロプロジェクト、acid android発表はっぴょうすることを想定そうてい制作せいさくされていたもので[59]ほんさく唯一ゆいいつ収録しゅうろくされたyukihiro作曲さっきょく楽曲がっきょくとなっている。yukihiroは、このきょくまれた経緯けいいについて「acid androidでやろうかとおもっていたきょくなんですよ。ギターをジャカジャカいてたら、リフがてきた[59]」とべている。
      なお、L'Arc〜en〜Cielでこのきょく発表はっぴょうするにあたり、原型げんけいについていたメロディを白紙はくしし、hydeべつのメロディをつけなおしている[60]。hydeにメロディをつくなおしてもらった経緯けいいについて、yukihiroは「hydeのつくきょくは、メロディとか言葉ことばりとかも、すごく不思議ふしぎだなって前々まえまえからかんじていて、「HEAVEN'S DRIVE」とかなんかは、どうやったらああいうふうにうたえるんだろうっておもってたりもしてたんですよ。だからこそ、そういう感覚かんかくで「REVELATION」もやっつけてほしかったっていうか[18]」とべている。また、yukihiroはhydeの制作せいさくしたメロディについて「おれがメロディけたら、こういうふうにはなんないですよ。ここまでポップには絶対ぜったいになんない[60]」とかたっている。なお、このきょくではL'Arc〜en〜Cielの楽曲がっきょくとしてはめずらしく、シャッフルのリズムがれられている[59][60]
      歌詞かしはhydeが手掛てがけており、歌詞かし登場とうじょうする<じゅう王冠おうかん>や<42ヶ月かげつ永遠えいえん>というフレーズは、新約しんやく聖書せいしょ最後さいごはいされた聖典せいてんヨハネの黙示録もくしろく』に由来ゆらいしている。また、前述ぜんじゅつの<じゅう王冠おうかん>は活動かつどう再開さいかいまえまでにオリコン週間しゅうかんシングルチャート首位しゅい獲得かくとくした作品さくひんすう、<42ヶ月かげつ>はL'Arc〜en〜Cielとして録音ろくおん作業さぎょうをしていなかった期間きかんしくもおなじであるが、hydeが意図いとしていたかどうかはさだかでない。
      なお、このきょくはアルバム『ray』に収録しゅうろくされた「trick」とならび、yukihiro作曲さっきょく楽曲がっきょくなかではライヴで頻繁ひんぱん演奏えんそうされるきょくとなっている。ライヴではイントロ部分ぶぶん、サビ部分ぶぶん間奏かんそう部分ぶぶんでhydeと観客かんきゃくによるコールアンドレスポンス展開てんかいされ、おおいに会場かいじょうがるナンバーとなっている。ちなみに、ライヴでコールアンドレスポンスする部分ぶぶんのコーラスは、音源おんげんではメンバー4にんくわえ、共同きょうどうプロデューサーの岡野おかのハジメ所属しょぞく事務所じむしょ代表だいひょうである大石おおいしただしひろし担当たんとうしている。なお、これがyukihiroのコーラスがはいったはつのL'Arc〜en〜Cielの楽曲がっきょくとなった。yukihiroは、このきょくのコーラスろくりをかえり「コーラスは今回こんかいはじめてやりました。でも、あれってコーラスってえるんですかね?(笑)[61]」とべている。
      なお、このきょくをライヴで披露ひろうするさいは、メンバー4にん担当たんとうパートをえることもおおく、2017ねんにバンド結成けっせい25周年しゅうねん記念きねん開催かいさいしたライヴ「25th L'Anniversary LIVE」では、tetsuyaとyukihiroがギターを、hydeとkenがスタンディングでスチールドラム演奏えんそうしている[62]
      余談よだんだが、yukihiroが当初とうしょ、このきょくをacid androidとして発表はっぴょうすることをかんがえていたこともあってか、2006ねんにacid android名義めいぎ発表はっぴょうした楽曲がっきょくit's a fine day」の制作せいさくにおいて、このきょく大々的だいだいてきにセルフサンプリングされている。なお、「it's a fine day」のメロディは、yukihiroがこのきょく原型げんけい当初とうしょつけていたメロが採用さいようされている[63]。ちなみにacid androidは、hydeが2008ねん結成けっせいしたロックユニット、VAMPSと、2009ねん5がつ14にちにVAMPSが主催しゅさいしたライブイベント「VAMPS LIVE 2009 〜吸血鬼きゅうけつき VS 人造じんぞう人間にんげん〜」でたいバンしている。このイベントでacid androidは、VAMPSとセッションしており、yukihiroとhydeで「REVELATION」と「it's a fine day」をマッシュアップしたバージョンを披露ひろうしている[64]
    9. ひとみ住人じゅうにん Play
      • 作詞さくし: hyde / 作曲さっきょく: tetsu / 編曲へんきょく: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      2004ねん3がつに23rdシングルの表題ひょうだいきょくとして発表はっぴょうされた楽曲がっきょく
      弦楽器げんがっき鍵盤けんばん楽器がっき大々的だいだいてきにフィーチャーしたクラシカルなバラードソング。このきょくは、2001ねん3がつ発表はっぴょうしたベストアルバム『Clicked Singles Best 13』に新曲しんきょくとして収録しゅうろくされた楽曲がっきょくAnemone」のレコーディングとどう時期じきにオケろくりがおこなわれていた楽曲がっきょく[65]kenいわく「ボーカルろくりとミックスをつかたちでいておかれた[10]」という。
      このきょくにはギター、ベース、ドラムというロックバンドのオーソドックスなサウンド以外いがいおおくのサウンドがまれており、パーカッションストリングスピアノシンセサイザーなど、打楽器だがっきから弦楽器げんがっき鍵盤けんばん楽器がっきなど多様たよう種類しゅるい楽器がっきがレコーディングで導入どうにゅうされている。さらに、ギターを3ほんベースを2ほんかさねたオーバーダビングおこなわれている。
      このきょくをリリースするにあたり、当初とうしょは2001ねんおとからろくなおすこともかんがえていたという。結果けっかてきに2001ねんまでにろくえたおとおお採用さいようすることにしているが、その理由りゆうについてkenは「(3ねんまえに)いろんなアイデアを散々さんざんコラージュみたいにれちゃってて、もういちかいやりなおそうにもなにをどれだけれたかわからないぐらいれてた(笑)こういうつくかた滅多めったにないことだし、それをぎゃくにミックスするときにコラージュするみたいにれするのもいいかなとおもって、そのままにしましたね[10]」「『SMILE』はわりとストレートなアルバムで、音像おんぞうもそんなにわらずにギターがずっとたりするので、このきょくわるようせれてもいいなとおもってましたね。こんろくると多分たぶんギターは一本いっぽんでずっとききって、こういうアイデアにはならないとおもうので[10]」とべている。また、kenはシングル発売はつばい当時とうじのインタビューで、このきょく編曲へんきょく作業さぎょうかえり「今回こんかいかたちにするにあたって、フェーダーをげたり、げたり、いろいろとやってみたんですよ。こんなおんはいっていたんですねっていうのがいっぱいあったので。ピアノもあれば、オルガンもあれば。それをコラージュっぽく、まとめていくことができた。そのことによって、あたらしくこえてきたからかったのかな[65]」とべている。ちなみにyukihiroは、このきょくのレコーディングのさいに、きょく雰囲気ふんいき重視じゅうしし、ドラムの音量おんりょうげてしいと進言しんげんしたという。
      なお、作曲さっきょくしゃであるtetsuyaは、シングル発売はつばい当時とうじけた音楽おんがく取材しゅざいなかで、インタビュアーに「このきょくはどうやってつくられたか」と質問しつもんされたさいに、「ゆめなかでサビのメロディてきた」とかたっていたことがある[66]。また、tetsuyaはどうインタビューのなかで「めたら、それまでゆめなかつくってたメロディがってるわけですよ。あさきても。コレはすごい、とおもって。だからおれつくったんじゃないっちゃあ、ないのかな[66]」とこたえているが、真偽しんぎほどさだかではない。ちなみに、作詞さくし担当たんとうしたhydeは、プロモーションのためテレビひとしのメディアに出演しゅつえんしたさいに、歌詞かしについてtetsuyaからたずねられ、「(歌詞かしも)ゆめなかつくりたかった」とコメントしている。
      また、tetsuyaは、このきょくのイメージについて「まわりからリクエストがるんですよ。のアーティストから。一番いちばんおおいのが"「Pieces」みたいなきょくいて"っていうのなんですね。そういうオーダーもおおかったし。なんとなく自分じぶんなかでも「あなた」とか「Pieces」、それとなるもの、えるものをつくりたかったんです[66]」とべている。なお、つる編曲へんきょく作業さぎょうには、マイケル・ジャクソンエルトン・ジョンなどのアルバムでアレンジやオーケストラの指揮しき担当たんとうしたデヴィッド・キャンベル参加さんかしている。
      作詞さくししゃのhydeは、このきょく歌詞かしのテーマについて「ひとつの目標もくひょうかってまっすぐなみちあるいていくというのはむずかしいし。そこにたどりくまでにはいろんなみちをしながらかなきゃいけない。"たしていまおこなってるみち目標もくひょうかってるのか"。そういうのをにしました[67]」とかたっている。また、hydeはこのきょく作詞さくし作業さぎょうをしているときの心境しんきょうについて「この時期じきいそがしかったこともあって、あるとき"なんでこんないそがしいんだろう"ってふと疑問ぎもんおもったの。自分じぶん本当ほんとうきたいところってどこなんだろう、どこにくためにこんないそがしいおもいをしてるんだろうって[67]」と述懐じゅっかいしている。ちなみに、歌詞かしなかに<首輪くびわ>という単語たんごれたことについて、hydeは「やっぱリアリティーがないとうそっぽいになるとおもうし。自分じぶんてきには首輪くびわてきフレーズが一番いちばんリアルだから[67]」と理由りゆうかたっている。
      なお、このきょくは、L'Arc〜en〜Cielがこれまでに発表はっぴょうしてきた楽曲がっきょくなかでも非常ひじょうキーたかきょくであり、楽曲がっきょくちゅうさい高音こうおんはhihiAとなっている。とくサビキーたかさに、実際じっさいうたうhydeよりもまわりのスタッフのほうおどろいていたという[67]。このきょくのボーカルキーのたかさについて、hydeは「作曲さっきょく段階だんかいからみんなそればっかってて(笑)。でも、よくよくかんがえれば、みんなそこにみみがいくってことは、それだけキャッチーってこと[67]」とべている。
      なお、このきょくはL'Arc〜en〜Cielのリスナーからの人気にんき非常ひじょうたか楽曲がっきょくとなっており、作曲さっきょくしゃであるtetsuyaはソロ名義めいぎ開催かいさいしたライヴでなんかセルフカバーしている。余談よだんだが、2016ねん音楽おんがく情報じょうほうサイト、BARKSおこなった「L'Arc〜en〜CielのきなきょくBEST3」という企画きかくで、山中やまなか拓也たくやTHE ORAL CIGARETTES)がこのきょくを1えらんだこともある[68]ほかにも、シンガーソングライター草野くさのはな余子よしが、2021ねん3がつ3にち放送ほうそうテレビ朝日てれびあさひけい番組ばんぐみせきジャム 完全かんぜんもえSHOW』の「プロがえら最強さいきょう名曲めいきょくベスト30特別とくべつへん」という企画きかくで、このきょくを2選出せんしゅつしている[69]
    10. Spirit dreams inside Play (※)シングル表題ひょうだいきょくバージョンのMV映像えいぞう
      • 作詞さくし作曲さっきょく: hyde / 編曲へんきょく: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      2001ねん9がつに21stシングルの表題ひょうだいきょくとして発表はっぴょうされた楽曲がっきょくぜん英語えいごバージョンで、どうシングルのカップリングに収録しゅうろくされたバージョン。kenはこのきょくをアルバムの最後さいご収録しゅうろくした理由りゆうについて、1きょくの「接吻せっぷん」の制作せいさくがこのきょく同様どうように3ねんまえからはじまっていたことにれたうえで、「「接吻せっぷん」ではじまって過去かこから現在げんざいもどっていって、また過去かこにぐるっとまわって一周いっしゅうするような面白おもしろいストーリーが出来できたんで、この位置いちでの収録しゅうろくになった[10]」とかたっている。
      軽快けいかいアコースティック・ギターのサウンドが前面ぜんめんされたロックナンバー。1990年代ねんだいからU.S.中心ちゅうしんラップロックれたバンドが人気にんきとなり、日本にっぽんでも90年代ねんだい後半こうはんから流行りゅうこうはじめた背景はいけいがあったが、このきょくはあえてラフでリズミカルなロックナンバーに仕上しあげられている。kenは2001ねんけた音楽おんがくのインタビューのなかで、このきょく制作せいさく志向しこうについて「いまさ、ギター・バンドってったらグイグイきざんでヘヴィーにいくか、ラップみたいなのをからめるか…みたいなかんじでしょ?まあそういうのもいいとはおもうけど、おれらのやりたい音楽おんがくっていうのは、もっとラフなところのあるロックだったりする[70][71]」とかたっている。
      このきょくギャガ=ヒューマックス配給はいきゅう映画えいがFINAL FANTASY』への楽曲がっきょく提供ていきょう依頼いらいけてろされた楽曲がっきょくで、脚本きゃくほんおよび製作せいさく途中とちゅう映像えいぞうたうえでhyde作詞さくし作曲さっきょく手掛てがけている[72]。なお、楽曲がっきょく制作せいさくにあたり、映画えいが製作せいさくじんから「主題歌しゅだいかとしてバラードきょく手掛てがけてしい」と要望ようぼうがあったといい、リクエストをまえたバラードソングを当初とうしょ制作せいさくしていたという[72]。ただ、hydeは「一応いちおう、(バラードも)つくりはしたんだけど、なんかちがうなとおもって。おれ監督かんとくだったら、エンディングには、もっと疾走しっそうかんのあるきょくのほうがいいなー、とおもったんでもう1きょくつくりました[72]」とべており、クライアントから要望ようぼうのあったバラードとはべつに、このきょく制作せいさくしている。結果けっかとして、このきょく前述ぜんじゅつのバラードソングの2きょく映画えいが製作せいさくじん提示ていじしたところ、このきょく映画えいが主題歌しゅだいかえらばれることになった。ちなみに、このきょく主題歌しゅだいか採用さいようされた経緯けいいについて、kenは「監督かんとく坂口さかぐち博信ひろのぶ)がこのきょくめた理由りゆうっていうのが、アコギの雰囲気ふんいきだったってはなしいた[73]」と述懐じゅっかいしている。
      また、kenはこのきょくのデモ音源おんげんいた印象いんしょうについて「きょくのもってる疾走しっそうかんっていうのが、すごく(映画えいがに)マッチしてるんちゃうかとおもった。あと、メロのもってる雰囲気ふんいきが'80年代ねんだいっぽくて、そこがおもしろいなって[73]」とかたっている。
      なお、このきょくはL'Arc〜en〜Cielとしてはじめてkenがラップ・スチール導入どうにゅうした楽曲がっきょくとなっている。スティール・ギターを導入どうにゅうした経緯けいいについて、kenは「まえから使つかってみたいとおもってて、ディストーション・ギターとのがらみとして使つかったらおもしろいんちゃうかなとおもって。楽器がっきはじめて使つかうときって、案外あんがい面白おもしろいことができたりするんだよね。そういう意味いみで、ドブロ金属きんぞくでできたギター)も使つかってみたいとおもって[73]」とべている。ちなみに、レコーディングで使用しようしたドブロ・ギターはhydeが所有しょゆうしていたもので、kenはhydeから借用しゃくようしギターろくりをおこなっている[73]
      さらにこのきょくのレコーディングでは、hydeがはじめてレコーディングでアコースティック・ギター担当たんとうしている。これはkenがhydeにリクエストしたことがきっかけとなっている。hydeにアコギをいてもらった経緯けいいについて、kenは「(自分じぶんくと)おれいたエレキ・ギターとリズムがいっしょになりすぎていややな、とおもったから[73]」とべており、ボーカリストであるhydeのっているリズムかん楽曲がっきょくれられることになった[73]。また、このきょくのドラムプレイでは随所ずいしょダブルストロークもちいられている。yukihiroは、このきょくのリズムアプローチについて「普通ふつうの2はく4はくにするのがイヤだったので、そうならないように(リズム)パターンをかんがえてというかんじですね[74]」とかたっている。
      歌詞かしは、上記じょうき映画えいが脚本きゃくほんんだうえでhydeが手掛てがけている。脚本きゃくほんんだ感想かんそうについて、hydeは「台本だいほんんで、最後さいごおもったのは"なんだだれわるじんいないんだ"だった[72]」とべており、映画えいが登場とうじょうする「ファントムとばれる"地球ちきゅう侵略しんりゃくしにたエイリアン"」をあえて主人公しゅじんこう見立みたてたストーリーを歌詞かしなかえがいている[72]。また、hydeは歌詞かし手掛てがけるにあたり、「せっかく(FFチームと)いっしょにつくってるんだから、映画えいががもつスピリットをよりつよかんじさせるものにしたいし。シチュエーションにうものをつくることでの、相乗そうじょう効果こうかってものがしい[72]」とかんがえていたという。hydeが手掛てがけた歌詞かし印象いんしょうについて、yukihiroは「物事ものごとのとらえかたにしてもことばの使つかかたにしても、いつもへーっとおもいますよ。今回こんかいも"やられるがわ"というか"エイリアンがわ"の立場たちばで、というはなし最初さいしょいて、おもしろいなとおもいましたね[74]」とシングル発売はつばい当時とうじべている。
      また、リリックをぜん英語えいごにするにあたり、hydeは訳詞やくしリン・ホブデイとディスカッションしながら作詞さくし作業さぎょうすすめている[72]。ちなみに、このきょくふくめ、1999ねんごろからL'Arc〜en〜Cielの楽曲がっきょく歌詞かし英語えいごのフレーズがはじめているが、このリリックの変化へんかについてhydeは「むかしは、日本語にほんごにすごいこだわりがあって、どういても英語えいごのほうがハマるきょくでも日本語にほんごせてたころもあって。ここなんねんかは、なんか素直すなおになったっていうか、ふだんいてるきょく英語えいごきょくばっかだから。むしろ英語えいごのほうがきっていうくらいのかんじになったかな[72]」とべている。
      なお、このきょくは、シングル発売はつばいやく2ヶ月かげつまえ発売はつばいされた前述ぜんじゅつ映画えいがサウンドトラック『FINAL FANTASY ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK』に先行せんこう収録しゅうろくされている。
      余談よだんだが、このきょくは2004ねんから開催かいさいしたライヴツアー「SMILE TOUR 2004」、同年どうねん7がつ31にちアメリカボルチモアファースト・マリナー・アリーナ開催かいさいしたバンドはつ海外かいがい公演こうえん「Live in USA」を最後さいごに、ながきにわたり演奏えんそうされていない。ちなみに、2004ねんった前述ぜんじゅつのライヴツアーでこのきょく披露ひろうしたさい、hydeはフェルナンデス特注とくちゅうモデルブランド、P-PROJECTの「AI-H」というテレキャス・シェイプのセミホロウ構造こうぞうエレクトリックアコースティックギターきながら歌唱かしょうしている[75]。なお、このエレアコには従来じゅうらいのスティールつるではなく、ブロンズつるっているという[75]
    11. READY STEADY GO (hydeless version)
      • 作曲さっきょく: tetsu / 編曲へんきょく: L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      米国べいこくばんのみのボーナストラック。hydeによるメインボーカルをった「READY STEADY GO」のインストゥルメンタルバージョン。

    初回しょかい限定げんていばん特典とくてんDVD

    [編集へんしゅう]
    1. 2001.08.29 東京とうきょう国際こくさいフォーラム
      Spirit dreams inside
    2. 2003.06.25 Akasaka BLITZ 「Akasaka Zero day」
      Promised land
    3. 2003.07.06 国立こくりつ代々木よよぎ競技きょうぎじょうだいいち体育館たいいくかん 「Shibuya Seven days 2003」
      fate
      はなそう
      forbidden lover
      Shout at the Devil
      HONEY
    4. 2003.07.13 - 2004.01.14 「SMILE」Recording
    5. 2003.12.26 日本武道館にほんぶどうかんてんよしみ- -DANGER II-
      READY STEADY GO

    クレジット

    [編集へんしゅう]

    フィジカルアルバムに付属ふぞくするブックレットより転載てんさい日本語にほんご表記ひょうき確認かくにん出来できない部分ぶぶんかんしては原文げんぶんママとする。

    接吻せっぷん
    READY STEADY GO
    • L'Arc〜en〜Ciel & 岡野おかのハジメ:Arranged
    • ken:Keyboard & Programming
    • tetsu:Keyboard & Programming, Background Vocal
    • 岡野おかのハジメ:Keyboard & Programming
    • 比留間ひるませい:Recorded, Mixed
    Lover Boy
    • L'Arc〜en〜Ciel & 岡野おかのハジメ:Arranged
    • yukihiro:Metal Percussion
    • 比留間ひるませい:Recorded, Mixed
    Feeling Fine
    • L'Arc〜en〜Ciel & 岡野おかのハジメ:Arranged
    • ken:Keyboard & Programming
    • 岡野おかのハジメ:Keyboard & Programming
    • yukihiro:Percussion
    • 比留間ひるませい:Recorded, Mixed
    • 近藤こんどうけい:Recorded
    Time goes on
    • L'Arc〜en〜Ciel & 岡野おかのハジメ:Arranged
    • ken:Keyboard & Programming
    • tetsu:Keyboard & Programming, Guitar Solo, Six Strings Bass, Background Vocal
    • 岡野おかのハジメ:Keyboard & Programming
    • 小池こいけあつし:Keyboard, Manipulate
    • 比留間ひるませい:Recorded, Mixed
    • 近藤こんどうけい:Recorded
    Coming Closer
    永遠えいえん
    • L'Arc〜en〜Ciel & 岡野おかのハジメ:Arranged
    • ken:Keyboard & Programming
    • 比留間ひるませい:Recorded, Mixed
    REVELATION
    • L'Arc〜en〜Ciel & 岡野おかのハジメ:Arranged
    • yukihiro:Right Side Guitar, Keyboard & Programming, Metal Percussion, Background Vocal
    • ken:Background Vocal
    • tetsu:Background Vocal
    • 岡野おかのハジメ:Background Vocal
    • 大石おおいしただしひろし:Background Vocal
    • 比留間ひるませい:Recorded, Mixed
    • 近藤こんどうけい:Recorded
    ひとみ住人じゅうにん
    • L'Arc〜en〜Ciel & 岡野おかのハジメ:Arranged
    • デヴィッド・キャンベル:Strings Arrangement
    • 富樫とかし春生はるおAcoustic Piano
    • tetsu:Keyboard, Six Strings Bass
    • 岡野おかのハジメ:Keyboard
    • 斎藤さいとうひとし:Keyboard & Manipulate
    • しんどう"V"かんあきら:Recorded
    • 近藤こんどうけい:Recorded
    • 比留間ひるませい:Mixed

    Spirit dreams inside
    • L'Arc〜en〜Ciel & 岡野おかのハジメ:Arranged
    • hyde:Acoustic Guitar
    • ken:Lap Steel, Keyboard
    • 岡野おかのハジメ:Keyboard
    • 斎藤さいとうひとし:Manipulate
    • 比留間ひるませい:Recorded, Mixed
    • 成瀬なるせいたるひとし:Recorded


    [Produce & Mastering etc]

    • L'Arc〜en〜Ciel & 岡野おかのハジメ:Produced
    • 岡野おかのハジメ:Directed
    • 大石おおいしただしひろし:Directed
    • Michiyo Kobayashi(MAVERICK D.C.,INC.):Associated
    • Kazutaka Minemori:Guitar and Bass Technician
    • Nobuyuki Akani(MAVERICK D.C.,INC.):Instruments Coordination
    • Akinori Kaizaki:Assistant Engineer
    • Keiko Koizumi:Assistant Engineer
    • Yuki Mitome:Assistant Engineer
    • Hitomi Suzuki:Assistant Engineer
    • Hiromitsu Takasu:Assistant Engineer
    • Mitsuru Shibamoto:Assistant Engineer
    • リン・ホブデイ:English Translation (#1,#2,#4,#6,#10)
    • ハウィー・ウェインバーグ(Masterdisk):Mastered

    [Artwork etc]

    • NAMAIKI:Art Direciton & Design
    • 蜷川にながわ実花みか:Photographer
    • くだりてい幸治こうじ:Styling
    • 荒木あらき尚子しょうこ:Hair & Make
    • Kaichiro Shirai(Ki/oon Records Inc.):Line Direction
    • Ki/oon Records Inc.:Record Company
      • Atsuya Iwasaki
      • Kazuo Kinoshita
      • Soh Fukuda
      • Toru Yamamoto
      • Chisako Iizuka
      • Izumi Okamura
      • Katsuma Kanbe
      • Kazunori Sakamoto
      • Kenichi Hirose
      • Masahito Ishikawa
      • Satoshi Seki
      • Shunsuke Arita
      • Yasuaki Aoyagi
      • Yuki Ishida
      • Yuuji Matsushiro
    • MAVERICK D.C.,INC.:Artist Management
      • Kenichi Iida
      • Ryuichi Kato
      • Chikashi Momma
      • Nobuyuki Akani
      • Kiyoshi Fukushima(THEO)
      • Atsushi Fujiwara(THEO)
      • Shoji Suzuki
      • Naoya Ohashi
      • Yuko Takagi
    • 大石おおいしただしひろし(MAVERICK D.C.,INC.):Executive Producer
    • 中山なかやま道彦みちひこ(Ki/oon Records Inc.):Executive Producer

    タイアップ

    [編集へんしゅう]
    とし 楽曲がっきょく タイアップ 出典しゅってん
    2001ねん Spirit dreams inside ギャガ=ヒューマックス配給はいきゅう映画えいがFINAL FANTASY主題歌しゅだいか [76]
    2004ねん READY STEADY GO MBSTBSけいテレビアニメ『はがね錬金術れんきんじゅつだい2オープニングテーマ [77]
    ヤクルトやしなえらくおお」CMソング(中国ちゅうごく [78]
    ひとみ住人じゅうにん エクシングポケメロJOYSOUND」CMソング [79]
    2006ねん 江崎えざきグリコ「Mousa」CMソング(中国ちゅうごく [80]
    2007ねん Feeling Fine 麒麟麦酒きりんびーる麒麟きりんせいげきとおるビール」CMソング(台湾たいわん [81]
    2024ねん READY STEADY GO ORIHICA 特別とくべつWEB動画どうが『READY SUITS GO』 [82]

    収録しゅうろくベストアルバム

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    関連かんれん項目こうもく

    [編集へんしゅう]
    • Shibuya Seven days 2003
      • 7
      2003ねん発売はつばいしたライヴビデオ。
      2003ねん6がつ28にちから同年どうねん7がつ6にち開催かいさいした単発たんぱつライヴ「Shibuya Seven days 2003」の7がつ6にち最終さいしゅう公演こうえん模様もよう中心ちゅうしん収録しゅうろく
    • SMILE TOUR 2004
      2005ねん発売はつばいしたライヴビデオ。
      2004ねん5がつからほんさく開催かいさいしたライヴツアー「SMILE TOUR 2004」の各地かくち公演こうえん模様もよう収録しゅうろく
    • LIVE IN USA
      2004ねん発売はつばいしたライヴビデオ。
      2004ねん7がつ31にち開催かいさいした自身じしんはつ海外かいがい公演こうえんとなるアメリカボルチモアでのライヴ「Live in USA」の模様もよう収録しゅうろく

    参考さんこう文献ぶんけん

    [編集へんしゅう]
    • 『CDでーた』、角川書店かどかわしょてん、2001ねん9がつ20にちごう vol.13 No.16
    • WHAT's IN?ソニー・マガジンズ、2001ねん10がつごう
    • 『WHAT's IN?』、ソニー・マガジンズ、2003ねん6がつごう
    • 『Weekly ぴあ』、ぴあ、2004ねん3がつ8にちごうNo.1042
    • ROCKIN'ON JAPAN』、ロッキング・オン、2004ねん3がつごう
    • 『R&R NewsMaker』、ぴあ、2004ねん4がつごうNo.181
    • 『ROCKIN'ON JAPAN』、ロッキング・オン、2004ねん4がつごう
    • 音楽おんがくひと』、USEN(発行はっこう)、シンコー・ミュージック(発売はつばい)、2004ねん4がつごう
    • 『PATi PATi』、ソニー・マガジンズ、2004ねん5がつごう
    • 『B=PASS』、シンコー・ミュージック、2004ねん5がつごう
    • 『ROCKIN'ON JAPAN』、ロッキング・オン、2004ねん7がつごう
    • GiGS』、シンコー・ミュージック、2004ねん8がつごう
    • 哲学てつがく』、ソニー・マガジンズ、2004ねん
    • 『WORDS L'Arc〜en〜Ciel』、角川書店かどかわしょてん、2005ねん著者ちょしゃ:鹿野かのあつし
    • 『L'Arc〜en〜Ciel Box Set of The 15th anniversary in formation CHRONICLE of TEXT 03』、ソニー・マガジンズ、2006ねん
    • 別冊べっさつ宝島たからじま1399 音楽おんがくかないJポップ批評ひひょう47 L'Arc-en-Cielの奇跡きせき』、宝島社たからじましゃ、2007ねん
    • 音楽おんがくひと』、株式会社かぶしきがいしゃ音楽おんがくひと、2009ねん7がつごう
    • 『WORDSⅡ L'Arc〜en〜Ciel』、角川かどかわマガジンズ、2010ねん著者ちょしゃ:鹿野かのあつし
    • 『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』、リットーミュージック、2010ねん
    • 『THE HYDE』、ソニー・マガジンズ、2012ねん著者ちょしゃ:寶井たからい秀人ひでと
    • 哲学てつがく2。』、エムオン・エンタテインメント、2012ねん
    • 『yukihiro milk another story』、(かぶ)音楽おんがくひと、2014ねん
    • 音楽おんがくプロデューサー 岡野おかのハジメ エンサイクロペディア CATHARSIS OF MUSIC』、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019ねん

    脚注きゃくちゅう

    [編集へんしゅう]

    注釈ちゅうしゃく

    [編集へんしゅう]
    1. ^ 2022ねん5がつ18にち発売はつばいのボックス・セット『L'Album Complete Box -Remastered Edition-』に収録しゅうろく
    2. ^ シングル「Spirit dreams inside -another dream-」のカップリングきょくとして収録しゅうろくされたシングル表題ひょうだいきょくぜん英語えいごバージョン「Spirit dreams inside」をほんさく収録しゅうろくしている。
    3. ^ ほんさくの2きょく収録しゅうろくされた「READY STEADY GO」のこと。
    4. ^ ほんさくの6きょく収録しゅうろくされた「Coming Closer」のこと。
    5. ^ ほんさくの9きょく収録しゅうろくされた「ひとみ住人じゅうにん」のこと。
    6. ^ ほんさくの8きょく収録しゅうろくされた「REVELATION」のこと。
    7. ^ 29thシングル「the Fourth Avenue Caféおよび35thシングル「NEXUS 4/SHINE」の2作品さくひんには、カップリングにP'UNK〜EN〜CIELによるセルフカバーは収録しゅうろくされていないためのぞく。

    出典しゅってん

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