デルタロケット
デルタ (Delta) ロケットは、
歴史
[デルタは
しかし、1986
1960
デルタロケットは、これまでにシリーズを
形式 ・構成
[初期 のデルタ(ソー・デルタ)
[デルタ A
[MB-3 ブロック II エンジンを
13
デルタ B
[上段 がAJ10-118Dに更新 された。3ftタンクが延長 され、より高 エネルギーの酸化 剤 が使用 され、半導体 素子 を用 いた誘導 装置 が搭載 された。- デルタ
計画 は'暫定 'から'運用 '状態 になった。 - 91 kgを
静止 トランスファ軌道 へ投入 する能力 を有 する。
15
16
1963
デルタ C
[- 3
段 目 を従来 のアルタイルからスカウトロケットに使用 する為 に開発 されたABL X-258を備 えたアルタイル2に換 装 した。76 mm長 くなり、10%重 くなったが推力 は計 65%増 えた。
試験 的 に太陽 観測 衛星 OSO-4を打 ち上 げた。
デルタ D
[推力 増強 型 のデルタロケットとして知 られる。推力 増強 型 のデルタCにキャスター 1固体 燃料 補助 ロケットを3本 備 える。
25
30
デルタ E
[推力 増強 型 のデルタロケットとして知 られる。- 1965
年 - デルタDよりも45 kg
重 い静止 トランスファ軌道 へ投入 できる。 - キャスター2はキャスター1
固体 燃料 補助 ロケットと比較 して同 規模 の推力 で燃焼 時間 が長 い。 - MB-3 ブロック III コアエンジンは
推力 が8.9 kN大 きい。 - 2
段 目 にAJ10-118Eを採用 し、直径 が従来 の0.84 mから1.40 mに拡大 された。エンジン燃焼 時間 は2倍 になった。 再 着火 回数 を無制限 にする為 に加圧 用 ヘリウムタンクが追加 された。- 3
段 目 はアルタイル2またはFW-4Dの2機種 が選択 可能 だった。後 にデルタE1として加 えられた。 - アジェナから
新 しいフェアリングが導入 された。
1965
デルタ F
[デルタ G
[- デルタEの
派生 機種 で2段式 生物 衛星 1号 と2号 の打 ち上 げに使用 された。
1
2
デルタ J
[- より
大型 のチオコール スター37D固体 燃料 ロケットを3段 目 に使用 - 1968
年 7月 4日 ; エクスプローラー38号 の打 ち上 げに使用 された。
デルタ K
[デルタ L
[- 1
段 目 の推進 剤 のタンクを延長 し、直径 8ft (2.4 m) に拡大 。胴体 にくびれがない。 - 3
段 目 にユナイテッド・テクノロジーFW-4D固定 燃料 モータを採用 。
デルタ M
[- 3
段式 燃料 タンク延長 型 ソー (MB-3 ブロック III) にキャスター2ブースターを3基 増設 - 3
段 目 にアポジキックモータとしてスター37Dを搭載 - 1968
年 から1971年 にかけて12基 の打 ち上 げに成功 [7]。
デルタ N
[- デルタ Mの
派生 機種 で2段式 - 1968
年 から1972年 にかけて9回 デルタ Nが打 ち上 げられ、8回 打 ち上 げに成功 した[8]。
'スーパー シックス'
[- デルタ M
又 はデルタ N は3本 の固体 燃料 補助 ロケットを備 える。 - 1,000ポンド (450 kg) を
静止 軌道 へ投入 する。
打 ち上 げの信頼 性
[1969
初期 のデルタ(数字 形式 のモデル)
[- 4
桁 目 (1000位 ): 1段 目 コアステージ構成 - 3
桁 目 (100位 ) : 1段 目 固体 ブースタ個数 (0/3/6/9) - 2
桁 目 (10位 ) : 2段 目 構成 - 1
桁 目 (1位 ) : 3段 目 構成
- デルタ0000 (1972
年 から1973年 まで使用 )
- 0300, 0900
- デルタ1000 (1972
年 から1973年 まで使用 )
- 1604, 1900, 1910, 1913, 1914
- デルタ2000 (1974
年 1月 から1981年 頃 まで使用 )
- 2310, 2313, 2410, 2910, 2913, 2914
- デルタ3000 (1975
年 12月から1989年 頃 まで使用 )
- 3910, 3913, 3914, 3920, 3924
- 4925, 5920
デルタ 904
[1972
デルタ 1000シリーズ
[延長 されたタンクと直径 8ft (2.4 m) のフェアリングを備 える。愛称 は従来 の機種 に見 られたくびれがない直径 8フィートに由来 する"ストレイト-エイト"である。- 9
本 のキャスターII補助 ロケットを備 える。 最初 に打 ち上 げに成功 した1000シリーズは1972年 9月 22日 のエクスプローラー47号 である[11]。
デルタ 2000シリーズ
[新型 のロケットダイン RS-27主 エンジンと延長 タンクを特徴 とする。直径 はくびれのない8フィートである。- デルタ2910は1975
年 のランドサット2号 と1978年 のランドサット3号 の打 ち上 げに使用 された。 - デルタ2914は1977
年 7月 14日 に日本 の気象 衛星 ひまわり、1978年 4月 7日 に放送 衛星 ゆり1号 の打 ち上 げに使用 された[12]。
デルタ 3000シリーズ
[増強 されたキャスターIV固体 燃料 補助 ロケットを備 える。1段 目 は1000-や2000-と同 じである。同様 にPAM (Payload Assist Module)/スター 48B固体 燃料 補助 ロケットが導入 された。後 にデルタIIの3段 目 に使用 される。- デルタ3914は1976
年 5月 にアメリカ政府 の打 ち上 げの承認 を取得 した[11]。
デルタ 4000シリーズ
[古 いMB-3主 エンジンを延長 されたタンクとキャスターIV固体 燃料 補助 ロケットを備 える。- 2
回 だけ打 ち上 げられた。 初 めてデルタ-Kの2段 目 が使用 された。
デルタ 5000シリーズ
[- 1
段 目 にRS-27エンジンと延長 されたタンクとキャスターIVA固体 燃料 補助 ロケットを備 える。 - 1
回 だけ使用 された。
デルタ II シリーズ
[デルタIIシリーズはデルタ6000とデルタ7000の2
デルタ 6000シリーズ
[1986
延長 型 タンクを1段 目 に備 え12フィート分 推進 剤 の搭載 量 が増 えた。- キャスター IVA
固体 燃料 補助 ロケットが導入 された。打 ち上 げ時 に6本 に点火 され飛行 中 に3本 が点火 される。 - デルタ6900 (1989
年 2月 に初 飛行 )
- 6925
デルタ 7000シリーズ
[主 エンジンにRS-27Aを導入 し、高 高度 と低 高度 における効率 を改善 した- ハーキュリーズ
社 (後 のATK)のGEM-40固体 燃料 補助 ロケットを導入 した。全長 は伸 びたが軽量 化 されたことにより積載 量 が増 えた。
デルタ II ミッド・ライト
[7000シリーズは3
- デルタ7900 (1990
年 11月に初 飛行 )
- 7320, 7326, 7425, 7920, 7925
デルタ II ヘビー
[デルタ II 792X はデルタIIIからの
- デルタII ヘビー (7920H) (2003
年 8月 に初 飛行 )
デルタIII (8000-シリーズ)
[マクドネル・ダグラス/ボーイングはデルタIII (デルタ3) は
概要
[- 2
段式 の上段 は燃料 効率 が低 いので単 段 の液体 水素 燃料 上段 に更新 し、性能 を向上 して固定 費 と射場 での工数 を削減 した。エンジンはセントール上段 ロケットで使用 されているプラット&ホイットニーのRL-10を備 えた。水素 燃料 タンクの直径 は4mでオレンジ色 の断熱 材 が露出 しており、より細 い液体 酸素 タンクとエンジンは点火 時 まで覆 われている。燃料 タンクは日本 の三菱重工業 で製造 された[1]。 打 ち上 げ時 に横風 の影響 を減 らす為 に1段 目 のケロシンのタンクは太 くなり、長 さは短縮 され直径 は上段 の衛星 フェアリングの直径 に合 わせられている。- 9
本 のGEM-46固体 燃料 補助 ロケットが備 えられる。そのうち3本 は推力 偏向 ノズルを備 える。
デルタIIIの
デルタIV
[アメリカ
デルタIVは、デルタIIIまでの
- ミディアム (2003
年 3月 初 飛行 ) - ミディアム-プラス (4,2) (2002
年 11月初 飛行 ) - ミディアム-プラス (5,2)
- ミディアム-プラス (5,4) (2009
年 12月初 飛行 ) - ヘビー (2004
年 12月初 飛行 )
デルタロケットの番号 システム
[1972
1 ( |
2 ( |
3 ( |
4 ( |
(ヘビー | |
---|---|---|---|---|---|
0 | MB-3 エンジン キャスター2 |
AJ-10エンジン |
3 |
N/A | |
1 | MB-3 エンジン キャスター2 |
N/A | TR-201エンジン |
N/A | |
2 | RS-27エンジン キャスター2 |
2 |
AJ-10エンジン |
FW-4D ( | |
3 | RS-27エンジン キャスター4 |
SRB 3 |
デルタ III |
スター37D | |
4 | MB-3 エンジン キャスター4A SRB |
SRB 4 |
デルタIV |
スター37E | |
5 | RS-27 エンジン キャスター4A SRB |
N/A | デルタ IV |
スター48B/PAM-D | |
6 | RS-27 エンジン キャスター4A SRB |
SRB 6 |
N/A | スター37FM | |
7 | RS-27A エンジン GEM 40 SRB |
N/A | N/A | GEM 46 SRB | |
8 | RS-27A エンジン GEM 46 SRB |
N/A | |||
9 | デルタIV CBC RS-68エンジン |
9 |
1 |
この
1 ( |
2 ( |
3 ( |
4 ( |
(ヘビー | |
---|---|---|---|---|---|
0 | N/A | N/A | 3 |
N/A | |
1 | N/A | N/A | |||
2 | RS-27A エンジン GEM 40 SRB |
SRB (デルタIVHの |
AJ-10エンジン |
GEM 46 SRB | |
3 | RS-27A エンジン GEM 46 SRB |
SRB 3 |
N/A | N/A | |
4 | デルタ IV CBC RS-68エンジン |
SRB 4 |
デルタ IV |
1 | |
5 | N/A | N/A | デルタ IV |
スター48B/PAM-D | N/A |
6 | N/A | スター37FM | |||
7 | N/A | ||||
8 | |||||
9 | 9 |
脚注
[- ^ a b c d ドーピングには
御 用心 -中型 から背伸 びした大型 ロケット「デルタIII」、マイナビニュース. (2016年 8月 10日 ). 2018年 9月 14日 閲覧 。 - ^ スペースXとロシアによって
倒 された米国 の基幹 ロケット、マイナビニュース. (2016年 8月 24日 ). 2018年 9月 13日 閲覧 。 - ^ “JAXA N-Iロケット”.
日本 宇宙 航空 研究 開発 機構 . 2016年 8月 13日 閲覧 。 - ^ “JAXA N-IIロケット”.
日本 宇宙 航空 研究 開発 機構 . 2016年 8月 13日 閲覧 。 - ^ “JAXA H-Iロケット”.
日本 宇宙 航空 研究 開発 機構 . 2016年 8月 13日 閲覧 。 - ^ a b Jos Heyman (January 8, 2008). “Delta beyond 1974 (incl. Delta 2)”. Directory of U.S. Military Rockets and Missiles. 8 June 2012
閲覧 。 - ^ “Delta M”. Encyclopedia Astronautica. 2012
年 6月 18日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2012年 6月 5日 閲覧 。 - ^ “Delta N”. Encyclopedia Astronautica. 2008
年 3月 5日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2008年 3月 12日 閲覧 。 - ^
“NASA Historical Data Book, Vol. III”. NASA. 2018
年 3月 29日 閲覧 。 - ^
“Listing of Thor-Delta Vehicles”. NASA. 2018
年 3月 29日 閲覧 。 - ^ a b c
“Chronology of Thor-Delta Development and Operations”. NASA. 2018
年 3月 29日 閲覧 。 - ^ “Delta Chronology”. Encyclopedia Astronautica. 2013
年 5月 22日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2008年 8月 28日 閲覧 。 - ^ Forsyth, Kevin S. “Vehicle Description: Four Digit Designator”. History of the Delta Launch Vehicle. 2008
年 5月 7日 閲覧 。 - ^ Wade, Mark. “Delta”. Encyclopedia Astronautica. 2008
年 3月 29日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2008年 5月 7日 閲覧 。