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ニンファエウム

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャラシュのニンファエウム
ローマのミネルウァ・メディカ神殿しんでん

ニンファエウムラテン語らてんご: nymphaeum)またはニンファイオン古代こだいギリシア: νにゅーυうぷしろんμみゅーφふぁいαあるふぁοおみくろんνにゅー)は、古代こだいローマ古代こだいギリシアいずみかみニンフ(ニュンペー)をまつ場所ばしょまたは神殿しんでんである。ふるくは自然しぜん洞穴どうけつなどをニンフ信仰しんこうむすびつけていたが、のち瀟洒しょうしゃ装飾そうしょくほどこした建物たてものなどがてられるようになった。

初期しょきのニンファエウムは、ジャラシュのもののようにいずみがあったがけなどを利用りようして、大理石だいりせきなどをもちぜんはしらしき半円はんえんがた壁面へきめんつくり、壁面へきめんには神像しんぞうなどを安置あんちするかべがん(ニッチ、英語えいご: niche)をもうけ、さい上部じょうぶにははんドームふう屋根やねもうけたような形状けいじょうのものであった。この建物たてもの全体ぜんたいとして巨大きょだいかべがんることもできる。のちに、道路どうろなどにめんして自立じりつした半円はんえんがた建造けんぞうぶつてられることもあった[1]

古代こだいローマ時代じだいになると、ヘレニズム方面ほうめん建物たてものから着想ちゃくそうたとおもわれるロタンダ形状けいじょう円形えんけい建物たてものにドーム屋根やね)のものもてられるようになる。建物たてもの内部ないぶもうけられたかべがんには神像しんぞう絵画かいがかざられ、内部ないぶ空間くうかん信仰しんこう場所ばしょとして、あるいは集会しゅうかいしょなどとして使つかわれることもあったとかんがえられる。

ニンファエウムのれい

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参考さんこう文献ぶんけん

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