細川ほそかわ公こう頼よりゆき

凡例はんれい 細川ほそかわ 公こう頼よりゆき
時代じだい	鎌倉かまくら時代ときよ後期こうき
生誕せいたん	不明ふめい
死没しぼつ	不明ふめい
改名かいめい	公おおやけ頼よりゆき、頼よりゆき仏ふつ/景けい徳とく院いん（法名ほうみょう）
別名べつめい	八郎はちろう太郎たろう（通称つうしょう）
墓所はかしょ	愛知あいち県けん豊田とよだ市し幸さいわい町まちの隣松寺りんしょうじ
幕府ばくふ	鎌倉かまくら幕府ばくふ
氏族しぞく	細川ほそかわ氏し
父母ちちはは	父ちち：細川ほそかわ俊しゅん氏し
兄弟きょうだい	公おおやけ頼よりゆき、頼よりゆき貞さだ
子こ	和かず氏し、頼よりゆき春はる、師し氏し

隣松寺りんしょうじ 細川ほそかわ義よし季き・俊しゅん氏し・公おおやけ頼たよ及および戸崎とざき義宗よしむねの墓はか

細川ほそかわ 公こう頼よりゆき（ほそかわ きみより）は、鎌倉かまくら時代ときよ後期こうきの御家人ごけにん。細川ほそかわ氏し3代だい当主とうしゅ。

略歴りゃくれき

細川ほそかわ俊しゅん氏しの長男ちょうなん。通称つうしょうは八郎はちろう太郎たろう。後のちに出家しゅっけして頼よりゆき仏ふつ（頼よりゆき西にし刺とげ仏ほとけの略りゃく）または、景けい徳とく院いんと号ごうした。その他たの事績じせきについては全まったく伝つたわっていない。父ちち同様どうよう、細川ほそかわ郷きょう（現在げんざいの愛知あいち県けん岡崎おかざき市し細川ほそかわ町まち周辺しゅうへん）を本拠ほんきょにしたらしく、愛知あいち県けん豊田とよだ市し幸さいわい町まちの隣松寺りんしょうじに、曽そ祖父そふ義ぎ季き、父ちち俊しゅん氏しと共ともに墓はかが現存げんそんする。

阿波あわ国こく景けい徳とく寺てらに葬ほうむられた。

公おおやけ頼よりゆき以降いこうの細川ほそかわ氏しの嫡流ちゃくりゅうは、当初とうしょは和かず氏しの系統けいとうであったが、和かず氏しの子この清きよし氏しが失脚しっきゃく・討死うちじにした後のちは、和かず氏しの弟おとうと・頼よりゆき春はるの系統けいとうが嫡流ちゃくりゅうとなり、後ごの三さん管領かんりょう細川ほそかわ京きょう兆ちょう家いえとなる。師し氏しの系統けいとうは有力ゆうりょく諸家しょかである淡路あわじ守護しゅご家かとなった。

参考さんこう文献ぶんけん

• 太田おおた亮あきら『姓氏せいし家系かけい大だい辞典じてん』 第だい三さん巻かん、角川書店かどかわしょてん、1963年ねん11月30日にち。NDLJP:3020785。 (要よう登録とうろく)