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StG44 (突撃とつげきじゅう)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヘーネル StG44
ヘーネル StG44
種類しゅるい 軍用ぐんよう小銃しょうじゅう
製造せいぞうこく ナチス・ドイツの旗 ドイツこく
設計せっけい製造せいぞう ヘーネル
仕様しよう
種別しゅべつ アサルトライフル
口径こうけい 7.92mm
銃身じゅうしんちょう 419mm
使用しよう弾薬だんやく 7.92x33mmだん
装弾そうだんすう 10はつ、30はつ湾曲わんきょくはこがた弾倉だんそう
作動さどう方式ほうしき ガスオペレーション
全長ぜんちょう 940mm
重量じゅうりょう 5,220g
発射はっしゃ速度そくど 500-600はつ/ぶん
銃口じゅうこう初速しょそく 685m/びょう
有効ゆうこう射程しゃてい 300m
歴史れきし 
設計せっけいねん 1942ねん
製造せいぞう期間きかん 1943ねん-1945ねん
配備はいび期間きかん

1945ねん1963ねん(ひがしドイツ人民じんみん警察けいさつ

2012ねん現役げんえきシリア内戦ないせん)
配備はいびさき

ナチス・ドイツの旗 ドイツこく

東ドイツの旗 ひがしドイツ

シリアの旗 自由じゆうシリアぐん(2012ねん配備はいび確認かくにんされ、現在げんざい使用しようちゅう
関連かんれん戦争せんそう紛争ふんそう

だい世界せかい大戦たいせん

シリア内戦ないせん(2011ねん現役げんえき使用しようちゅう
製造せいぞうすう およそ425,000ちょう
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Sturmgewehr 44 - Mémorial du Souvenir, ダンケルク

StG44ドイツ: Sturmgewehr 44 シュトゥルムゲヴェーア・フィーアウントフィアツィヒ)は、だい世界せかい大戦たいせんなかナチス・ドイツにより量産りょうさんされた軽量けいりょう自動じどう小銃しょうじゅうである。現代げんだいてきアサルトライフル始祖しそとみなされている。製造せいぞう時期じきによりMP43MP44などの名称めいしょう存在そんざいする。

概要がいよう

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StG44は、騎兵きへいじゅうたん機関きかんじゅう自動じどう小銃しょうじゅう統合とうごうした性格せいかくじゅうとして開発かいはつされた。

弾薬だんやくは、従来じゅうらいKar98k小銃しょうじゅうなどでもちいられた7.92x57mmモーゼルだんよりもみじか7.92x33mmクルツだん使用しようした。これは、そうくすりりょうらし、射程しゃていみじかめに設定せっていしたもので、兵士へいし1人ひとりあたりの携行けいこうだんすうやすと同時どうじに、フルサイズの小銃しょうじゅうだんより反動はんどうおさえることができた。このため、たん機関きかんじゅうのようなぜん自動じどう射撃しゃげき小銃しょうじゅうのような狙撃そげき両立りょうりつできた。

製造せいぞう時期じきによりMP43、MP44、StG44とことなる名称めいしょうつが、細部さいぶ改修かいしゅうくわえただけでいずれも本質ほんしつてきには同一どういつ小銃しょうじゅうである。おも政治せいじてき要因よういんにより試作しさくがたのMKb42(H)から種々しゅじゅ名前なまえ変遷へんせんたが、最終さいしゅうてきにはStG44として量産りょうさんされた。

StG44はSturmgewehr 44略称りゃくしょうである。このSturmgewehrシュトゥルム・ゲヴェーア(Sturm=「強襲きょうしゅう突撃とつげき」、Gewehr=「じゅう」)という言葉ことば英語えいごけんにおいてAssault Rifleアサルト・ライフル(突撃とつげきじゅう)とやくされ、のちにStG44と同種どうしゅ武器ぶきあらわ言葉ことばとしてひろもちいられるものとなった。

現代げんだい軍隊ぐんたい使用しようされているアサルトライフル特徴とくちょうそなえており、作動さどう方式ほうしきはガスオペレーションしきで、セミオート(単発たんぱつ)とフルオート(連発れんぱつ)をえられる。安全あんぜん装置そうちとセミ・フルせつかわ装置そうち別個べっこもうけられ、前者ぜんしゃがレバー形状けいじょう後者こうしゃがクロスボルト形状けいじょうである。閉鎖へいさ方式ほうしきはボルトの後端こうたん上下じょうげするティルティングボルト方式ほうしきで、前進ぜんしんしたボルトが下降かこうして閉鎖へいさ後退こうたいするボルトキャリアにげられてひらきくさりがそれぞれおこなわれる。

はがねいたプレス加工かこう利用りようして上下じょうげのフレームを成形せいけいし、そのなか切削せっさく加工かこうされた部品ぶひんをリベットやカシメでけており、生産せいさんせい向上こうじょうとコストダウン、こう品位ひんい金属きんぞく材料ざいりょう節約せつやくはかられている。機関きかんもユニットされていて、下部かぶフレームから一括いっかつすことができる。グリップパネル(にぎ)は初期しょきのものはざい使用しようされていたが、後期こうきのものはプラスチックせいとなった。トリガー(がね)はおおきめできやすく、それをまもるトリガーガード(用心ようじんてつ)は内径ないけいおおきくつくられており、防寒ぼうかんミトン着用ちゃくようにもトリガーをきやすい形状けいじょうとなっていた。先端せんたんには、発射はっしゃ銃身じゅうしんうち発生はっせいした発射はっしゃガスが、そのじゅうのボルト(ゆうそこ)を作動さどうさせるためにみちびくガスシリンダーチューブ(作動さどうガス導管どうかん)へ流入りゅうにゅうするため、それを調整ちょうせいするガスシリンダープラグ(作動さどうガス規正きせい)が取付とりつけられており[note 1]先端せんたんにはまたじゅうようのロッドが付属ふぞくする。照準しょうじゅん照星しょうせいあきらもんくみ)は位置いちたか設定せっていされ、フロントサイトには陽光ようこう反射はんしゃかげ照準しょうじゅん邪魔じゃまにならないように、取外とりはずしきのサイトフードが装着そうちゃくされている。銃身じゅうしん先端せんたんにはMP40に類似るいじしたアタッチメント追加ついかようのねじがられていたが、一方いっぽう銃剣じゅうけんラグはもうけられていなかった。右側みぎがわめんはいさいかちこうには開閉かいへいしき防塵ぼうじんカバーがけられていたが、左側ひだりがわめんでコッキングハンドルが前後ぜんごどうするスロットは保護ほごされていなかった。

バットストック(銃床じゅうしょう)は、従来じゅうらいのライフルじゅうでは射撃しゃげき反動はんどうかたいためないようにきょく銃床じゅうしょう使用しようされていたのにたいし、このじゅうでは従来じゅうらいのライフルだんより反動はんどうひく弾薬だんやく使用しようされたため、反動はんどう射手しゃしゅたいして水平すいへいつたわるちょく銃床じゅうしょう採用さいようし、銃口じゅうこうがりをおさえるとともに連射れんしゃ射撃しゃげき精度せいどたかめることができた。バットストック後部こうぶ保護ほごばんゆかそこばん)は、上端じょうたん下端かたんだけをおお簡易かんいてきなものが使つかわれている。バットストックの上面うわつら後部こうぶには手入てい用具ようぐ収納しゅうのうスペースがもうけられている。ほんじゅうのメインスプリング(ふくばね)は設計せっけいじょう、レシーバーからバットストックにかけて内蔵ないぞうされているため、もし木製もくせいのバットストックが折損せっそん、あるいは水分すいぶんって変形へんけいすると射撃しゃげき不能ふのうになるおそれがあった。

フォアグリップはハンドガードをねているが、プレス加工かこうされた鋼材こうざい使用しようされていたため、ねつ伝導でんどうりつたかく、連射れんしゃつづけていると過熱かねつしててなくなる欠点けってんがある。そこで実戦じっせんではもっぱらマガジンハウジングをにぎってホールドしていた。マガジン(弾倉だんそう)は、たま千鳥ちどり配列はいれつしきで30はつ装填そうてん可能かのうだが(ダブルカラムマガジン、ふくれつ弾倉だんそう)、作動さどう不良ふりょう防止ぼうしのため、戦場せんじょうではたまを1-2はつすくなくして装填そうてんした。

歴史れきし

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背景はいけい

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だい世界せかい大戦たいせんつうじてドイツぐんなやませていたのは、歩兵ほへい兵力へいりょく過少かしょう火力かりょく不足ふそくであった。ドイツぐん歩兵ほへい戦術せんじゅつにおいて、歩兵ほへい火力かりょくよう機関きかんじゅうであり、小銃しょうじゅうへい任務にんむ機関きかんじゅうへい援護えんごとされていた[1]。これにもちいられたMG34はすぐれた汎用はんよう機関きかんじゅうであったが、重量じゅうりょうやく12kgもあり、歩兵ほへい携行けいこうにはなんがあった。 だい大戦たいせんはげしい機動きどうせんは、結果けっかとして広範こうはん戦闘せんとう正面しょうめん過小かしょう歩兵ほへい戦力せんりょく配置はいちした戦線せんせんひろげた。歩兵ほへい密度みつど戦闘せんとう教範きょうはん想定そうていよりもひくく、攻勢こうせいにおいても防御ぼうぎょにおいても発射はっしゃされるたまりょう減少げんしょうした。また、市街しがいせんでのドイツぐん歩兵ほへい分隊ぶんたい火力かりょくあきらかに不足ふそくしており、機関きかんじゅう援護えんごはしばしば不十分ふじゅうぶんであった。このため、前衛ぜんえい部隊ぶたいである突撃とつげきへい分隊ぶんたいでは、移動いどうちゅうでも素早すばや射撃しゃげきできるたん機関きかんじゅう頻繁ひんぱん使用しようした。しかし、たん機関きかんじゅう使用しようする拳銃けんじゅうたまは、小銃しょうじゅうだんくらべて射程しゃていみじかく、威力いりょく不足ふそく問題もんだいであった。そのため、突撃とつげきへい市街しがいからはなれて近郊きんこう地区ちくると、たん機関きかんじゅう使用しようりやめて、ふたたびライフルをにしていた。

一方いっぽうソ連それん赤軍せきぐんは、大戦たいせんまえから自動じどう小銃しょうじゅう研究けんきゅう熱心ねっしんであり、すで配備はいびおこなわれていた。トカレフSVT-38およびトカレフSVT-40などのはん自動じどう小銃しょうじゅう相当そうとうすう装備そうびされており、これらの調達ちょうたつすうは、ドイツぐん主力しゅりょく小銃しょうじゅうであるKar98kしのいでいた。ソ連それんぐん自動じどう小銃しょうじゅう配備はいびしていることをった前線ぜんせん歩兵ほへい部隊ぶたいからは、同様どうよう自動じどう小銃しょうじゅう配備はいび要求ようきゅうするこえがあがり、ドイツぐんおくれながらも、Gew41(Gewehr41)などのはん自動じどう小銃しょうじゅう開発かいはついそいでいた。

新型しんがた自動じどう火器かき研究けんきゅうつづけられたが、7.92x57mmモーゼルだん反動はんどう強力きょうりょくで、これを使用しようしたFG42などの自動じどう小銃しょうじゅうでは、じゅう重量じゅうりょうつね過大かだいとなり、連発れんぱつ命中めいちゅう精度せいど低下ていかした。この問題もんだい解決かいけつするためには、より反動はんどうひくあらたな弾丸だんがん使用しようすることが必要ひつようだった。

だい世界せかい大戦たいせん勃発ぼっぱつまえから、ドイツ陸軍りくぐん兵器へいききょくでは自軍じぐん小銃しょうじゅう問題もんだいてんみとめていた。当時とうじ主力しゅりょく小銃しょうじゅうはKar98k小銃しょうじゅうだったが、陸軍りくぐん兵器へいききょくではこの小銃しょうじゅう従来じゅうらい想定そうていされたような状況じょうきょうでは使用しようされず、7.92x57mmモーゼルだん威力いりょく無駄むだになっているととらえていた[2]。また、Kar98kはボルトアクションしき小銃しょうじゅうであり、自動じどう小銃しょうじゅうには速射そくしゃ性能せいのうおとっていた。その、MP38およびMP40たん機関きかんじゅうによって速射そくしゃ性能せいのう不足ふそくおぎなわれたものの、このたん機関きかんじゅう拳銃けんじゅうよう9mmルガーだん使用しようしていたため威力いりょく射程しゃてい問題もんだいがあった。

ワルサーしゃ設計せっけいのMKb42(W)、先端せんたんに擲弾発射はっしゃ付属ふぞくした状態じょうたい
ヘーネルしゃ設計せっけいのMKb42(H)

1938ねん陸軍りくぐん兵器へいききょく新型しんがた短小たんしょうだん設計せっけい着手ちゃくしゅする[2][3]。1941ねん新型しんがた自動じどう小銃しょうじゅう先立さきだち、弾薬だんやくメーカーのポルテドイツばんしゃにて開発かいはつされた7.92x33mmだんが、7.9mm短小たんしょう歩兵ほへいだん(7.9 Infanterie Kurz Patrone)なる制式せいしき名称めいしょう採用さいようされた。この弾薬だんやくは、既存きそんの7.92x57mmモーゼルだんどう口径こうけいとすることで弾頭だんとう同型どうけいとなり、生産せいさん設備せつび流用りゅうようできるという利点りてんがあった。新型しんがただん開発かいはつわせ、C・G・ヘーネル火器かき自転車じてんしゃ工場こうじょうドイツばんが7.92x33mmだんもちいる新型しんがた自動じどう小銃しょうじゅう設計せっけいについて陸軍りくぐん兵器へいききょく契約けいやくわした。設計せっけい責任せきにんしゃは、MP28などの開発かいはつしゃとしてられるヒューゴ・シュマイザー技師ぎしだった。一方いっぽうワルサーしゃも1940ねん自社じしゃせい自動じどう小銃しょうじゅう原型げんけいとした設計せっけいあん提出ていしゅつし、1941ねん1がつ正式せいしき契約けいやくわした。この時点じてんで、いずれの新型しんがた自動じどう小銃しょうじゅうMaschinenkarabiner(MKb、機関きかん騎兵きへいじゅう)と仮称かしょうされていた。1942ねん両社りょうしゃともが最終さいしゅうてき試作しさくモデルを提出ていしゅつした[4]双方そうほう設計せっけいだい部分ぶぶん酷似こくじしており、ガスあつ作動さどうしきであった。そして、セミオート(たんしゃ)・フルオート(連射れんしゃ発射はっしゃモードをそなえていた。

ヘーネルしゃ設計せっけいのオリジナルばんMKb42(H)は、オープンボルトしき[note 2]・ストライカーしきであった。レシーバーと、ピストルグリップしきのトリガーハウジングは、はがねてつ加工かこうにより製作せいさくされ、バレル・アッセンブリのヒンジにけられた。さらに、機関きかん開閉かいへい構造こうぞう採用さいようし、分解ぶんかい清掃せいそう短時間たんじかんでできるようにされた。このヘーネルしゃのMKb42(H)は、ワルサーしゃのMKb42(W)よりもすぐれていることがかり、ぐんはいくつかのマイナーチェンジをくわえたつぎのバージョンをヘーネルしゃもとめた。ひとつは着剣ちゃっけん装置そうちけ、もうひとつはライフリングのピッチ変更へんこうである。

これらを変更へんこうした量産りょうさん先行せんこうひんは、1942ねん11月に実地じっちおくられた。った兵士へいしはこのあらたなじゅう愛用あいようし、予約よやくた。さらに変更へんこうてんくわえたべつのセットは、はいさいかちこう防塵ぼうじんようのヒンジしきカバーを追加ついかし、行動こうどうちゅう機関きかん保護ほご容易よういにした。また、スコープ装着そうちゃくようレールもけられた。これらの変更へんこうてんくわえたMKb42(H)は、1942ねん後期こうきから1943ねん初期しょきにかけ、11,833てい実戦じっせん試験しけんよう量産りょうさんされた。

しかし、総統そうとうアドルフ・ヒトラーはMKb開発かいはつ中止ちゅうしさせ、わりに従来じゅうらい小銃しょうじゅうだんもちいるはん自動じどう小銃しょうじゅう設計せっけいするようにとめいじた[2]。これはヒトラー自身じしんだいいち世界せかい大戦たいせんでの経験けいけんから7.92x57mmモーゼルだんつよ信頼しんらいしていたためともわれている[3]しん計画けいかくもと設計せっけいされたGew41はん自動じどう小銃しょうじゅう欠陥けっかんおおく、その改良かいりょうくわえて設計せっけいされたGew43はん自動じどう小銃しょうじゅう十分じゅうぶん性能せいのうゆうしてはいなかった。

1943ねん10がつ、GwZF4 照準しょうじゅん装備そうびのMP43をかまえるドイツへい

ヒトラーによる命令めいれいのちも、アルベルト・シュペーア軍需ぐんじゅしょうひそかにMKb開発かいはつ継続けいぞくさせた[2][3]

武器ぶき開発かいはつ計画けいかく保護ほごするため、従来じゅうらいモーゼルだん使つかったしん計画けいかくMKb43(G)がグストロフ財団ざいだんによりはじめられた。これを量産りょうさんする意図いとはなかったが、ヒトラーがじゅう開発かいはつじょうきょうについてたずねたときには、つねにこのじゅうプロトタイプせるようにしていた。

オープンボルト作動さどうしきのMKb42(H)からクローズドボルト作動さどうしき[note 3]のMP43にいた過程かてい名称めいしょうはまずMP43/1となった。MP43とMP43/1の相違そういてんはごくわずかだが、明白めいはくちがいとして確認かくにんできる。MP43/1の作動さどう方式ほうしきはクローズドボルトでMP43とおなじ。銃口じゅうこう部分ぶぶんはねじしき擲弾筒てきだんとうグレネードランチャー)をけるためのねじりが余分よぶんにしてあり(MKb42と同一どういつ)、バレルナットもMKb42と同一どういつのものであった。バレルは、MP43が銃口じゅうこうかって一段いちだんほそ切削せっさく加工かこうされているのにたいして、MP43/1のバレルはどういちみちつつじょうであった。フロントサイト基部きぶ形状けいじょうおおきくちがっている。また、リアサイト基部きぶにはZF41 照準しょうじゅんけるレールがプレスされている。シリアルナンバーじょうではaけいとbけいがあり、aけいのリアサイトには照準しょうじゅんようレールに照準しょうじゅん固定こていするためのきがあった。のちのMP43以降いこうKar98kよう擲弾筒てきだんとう(グレネードランチャー)を流用りゅうようするためフロントサイト基部きぶ形状けいじょうあらためられている。

MKb42(H)は、MP43/1という過渡かと形状けいじょうて、名称めいしょうMaschinenpistole 43(MP43、43ねんしき機関きかん拳銃けんじゅう)とえられ、既存きそんSMG改良かいりょうばんであると擬装ぎそうされた。

1943ねんなつ、およそ15,000ちょう国内こくない予備よびぐん訓練くんれん部隊ぶたいにて配備はいびされた。これはMP43の最初さいしょ公的こうてき配備はいびであった。やがて計画けいかく真相しんそう浮上ふじょうし、ヒトラーはふたた計画けいかく中止ちゅうし命令めいれいした。しかし、配備はいびさき国内こくない予備よびぐんたか評価ひょうかされたこともあり、むを計画けいかく継続けいぞく前線ぜんせんでの実地じっち試験しけんみとめた[2]

最初さいしょ本格ほんかくてき実戦じっせん運用うんようは、東部とうぶ戦線せんせん北部ほくぶ展開てんかいしていただい93歩兵ほへい師団しだんドイツばんが1943ねん10がつった防衛ぼうえい作戦さくせんにおいてであった[2]。このたたかいにおいて、MP43は非常ひじょう信頼しんらいせいたか実用じつようてきじゅうであることが実証じっしょうされ、兵士へいしらは従来じゅうらいたん機関きかんじゅうよりもMP43をこのんで使つかったという。まもなくして、ヒトラーも量産りょうさんみとめた。

1944ねんバルジのたたかでのドイツへい
屈曲くっきょく銃身じゅうしんけたStG44
1944ねん、アーヘン

1944ねんはる、MP43はMP44Gewehr 44という名称めいしょうて、Sturmgewehr 44(44ねんしき突撃とつげきじゅう)すなわちStG44と改称かいしょうされた[2]。"Sturmgewehr"(突撃とつげきじゅう)という用語ようごあたらしい種別しゅべつ小銃しょうじゅうであることを強調きょうちょうする宣伝せんでんてき名称めいしょうとして、ヒトラー自身じしん考案こうあんしたともわれている。

StG44はほとんどが陸軍りくぐん部隊ぶたい配備はいびされたが、武装ぶそう親衛隊しんえいたいでも使用しようされた[2]戦利せんりひんとしての人気にんきたかく、バストーニュのたたかさいには鹵獲ろかくしたStG44を愛用あいようしたアメリカへいがいたとつたえられている。

終戦しゅうせんまでにおよそ425,000ちょう生産せいさんされた。どう時期じき主力しゅりょくしょう火器かき、Kar98k(およそ10,000,000ちょう)やMP38/MP40(およそ1,000,000ちょう)にくらべれば非常ひじょうすくなかった[2]計画けいかくされた生産せいさんすうやく4,000,000ちょうにはとおおよばず、実際じっさい配備はいびすうはさらにすくなかった[note 4]ことから主力しゅりょくしょう火器かきとしては絶対ぜったいてき不足ふそくしており、Stg44とこれを支援しえんする少数しょうすうのMG42/Kar98kという構成こうせい部隊ぶたい戦場せんじょうでは少数しょうすうで、44~45ねんがた編制へんせい歩兵ほへい中隊ちゅうたい従来じゅうらいどおりの武装ぶそう(MP40、MG42、Kar98k、P38)が基本きほんであった。

StG44は、とく東部とうぶ戦線せんせん正面しょうめん(このじゅう最初さいしょ試用しようされた場所ばしょ)において、非常ひじょう実用じつようてきじゅうであることを実証じっしょうした。StG44を装備そうびした突撃とつげきへいは、MP40射程しゃていではとどかない距離きょりでも、また、Kar98kではちかすぎる市街しがいせんでも柔軟じゅうなん対応たいおうできた。さらには、けい機関きかんじゅうわりに限定げんていてき制圧せいあつ射撃しゃげき援護えんごおこなうことすら可能かのうであった。MP43/MP44/Gew44/StG44の革新かくしんせい終戦しゅうせんいろあせることなく、後続こうぞく突撃とつげきじゅうアサルトライフル開発かいはつ多大ただい影響えいきょうあたえた。いわば端境期はざかいき小銃しょうじゅうといえる。

StG44の42cmにわたる銃身じゅうしんからの初速しょそくは685m/sになる。比較ひかくのためにれいげると、Kar98kが732m/s、ブレンけい機関きかんじゅうが744m/s、M1カービンが585m/s、MP40が365m/sとなっている。

krummer Lauf(クルマー ラウフ)または Krummlauf(クルムラウフ)とばれる装置そうち設計せっけいされた。名称めいしょう屈曲くっきょく銃身じゅうしん意味いみする。先端せんたんけるアタッチメントを意味いみする Vorsatz(フォアザッツ)または Vorsatzlauf(フォアザッツラウフ)という呼称こしょう存在そんざいし、日本にっぽんではあやまったみ「ボーザッツ」でられている。銃身じゅうしんゆるやかにげ、潜望鏡せんぼうきょうかがみ照準しょうじゅんおこない、安全あんぜん物陰ものかげから射撃しゃげきおこなうための付属ふぞく機器ききである。これにはいくつかのバリエーションがある。歩兵ほへいよう"I"バージョンと戦車せんしゃへいよう"P"バージョンで、後者こうしゃとく戦車せんしゃ死角しかくとなる位置いち車内しゃないから射撃しゃげきするのに有用ゆうようであるとかんがえられた。角度かくどには30・45・60・90があり、StG44ようとMG42ようがある。30のStG44"I"バージョンは、少数しょうすう量産りょうさんされた。しかし、げた銃身じゅうしんおおくのたま発射はっしゃえられず(150はつ程度ていど実用じつよう限度げんどたっしたらしい)、弾丸だんがん屈曲くっきょく銃身じゅうしんとおさい変形へんけいするために弾道だんどう安定あんていせず、実用じつようせいひくかった。

後期こうきのプロトタイプ

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モーゼルは、ローラー遅延ちえんしきブローバック方式ほうしきStG45(M)プロトタイプ開発かいはつしていた。これらはのちに、セトメ・ライフルH&K G3およびMP5がれた。

終戦しゅうせん直前ちょくぜんに、さらに安価あんか量産りょうさんするための土壇場どたんば努力どりょくがなされた。これは、国民こくみん突撃とつげきじゅう(Volkssturmgewehr, VG)とばれ、そのプロトタイプのうち、いくつかはガス遅延ちえんしきブローバック方式ほうしき採用さいようしていた。

グストロフしゃせいVG-45

戦後せんご

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1955ねんひがしドイツのノイストレリッツ建国けんこく記念きねんのパレードをおこなひがしドイツ人民じんみん警察けいさつ。StG44は1960年代ねんだいまで使用しようされた

どくせんにおいてすうおおくの教訓きょうくんソ連それんは、他国たこくさきんじて「Sturmgewehr」アサルトライフル概念がいねん自軍じぐんれた。ミハイル・カラシニコフ開発かいはつしたAK-47は、StG44同様どうよう短小たんしょうだん分類ぶんるいされた7.62x39mmだん使用しようし、設計せっけい思想しそういだ。ただし、内部ないぶ機械きかいてき構造こうぞうM1カービン参考さんこうにしたとされる。このじゅうは、英語えいごでの訳語やくご「アサルトライフル」を顕著けんちょにし、よりひろめることとなった。

そのあいだも、西側にしがわ諸国しょこくおおくは既存きそん武器ぶき使用しようつづけた。7.62x51mm NATOだん採用さいようは、西側にしがわのアサルトライフルの出現しゅつげんをさらにおくらせることとなった。

その、NATOだんは7.62x51mmから5.56x45mm NATOだん変更へんこうされた。これは、携行けいこう弾薬だんやく増加ぞうかねらったものである。変更へんこうされた弾薬だんやくは、よりちいさくよりこう初速しょそくになり、武器ぶき自体じたいかるくなった。このてんでは、M2カービン(M1カービンのフルオートが可能かのうなタイプ)および.30カービンだん開発かいはつ経緯けいいにもている。ソ連それんもその利点りてん着目ちゃくもくし、NATOだん5.45x39mmだん使用しようするAK-74開発かいはつした。

ドイツ民主みんしゅ共和きょうわこく(ひがしドイツ)の国家こっか人民じんみんぐんでは、1960年代ねんだいはいって国産こくさんMPi-K(ライセンス生産せいさんされたAK-47)がわたるまではMPi-44名称めいしょうでStG44を使用しようつづけていた[2]同様どうようドイツ人民じんみん警察けいさつPPSh-41えられるまでおな名称めいしょう使用しようした。みなみベトナム解放かいほう民族みんぞく戦線せんせん使用しようした[5]

1947ねんごろにはなんらかのかたち南米なんべい諸国しょこくまれた。当時とうじ新型しんがた自動じどう火器かき採用さいよう模索もさくしていたアルゼンチンでは、まれたStG44にたいするリバースエンジニアリングをこころみ、CITEDEF英語えいごばん国軍こくぐん科学かがく技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょ)とドミンゴ・マテウ兵器廠へいきしょうFábrica Militar de Armas "Domingo Matheu")が協同きょうどうでクローンモデルの設計せっけいおこなった。このモデルにはCAM 1という名称めいしょうあたえられた。また、7.92x33mmだんもサン・ロレンツォ陸軍りくぐん弾薬だんやくしょうFábrica Militar de Cartuchos “San Lorenzo”)にて国産こくさんされた。ただし、CAM 1自体じたい開発かいはつおよび研究けんきゅうは1953ねんから1954ねんごろ中止ちゅうしされたとわれている[6]

それ以外いがいにも、いくつかのくにでは1980年代ねんだいまで使用しようされていたという[1]。また、シリア内戦ないせん最中さいちゅうの2012ねんには、自由じゆうシリアぐんによって良好りょうこう状態じょうたい保管ほかんされていた5,000ちょうのStG44が発見はっけんされた[1]

レプリカ

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GSG-StG 44

ドイツのSport-Systeme Dittrichしゃ(SSD)では、MKb42(H)とMP43、StG44のレプリカを、それぞれBD42(H)、BD43/1、BD44の名称めいしょう販売はんばいしている[7]。また、同社どうしゃ2009ねんIWA ガンショーMP40ふうりたたみストック装備そうびしたMP44や、ピカティニー・レール装備そうびした現代げんだいふうMP44を公開こうかいした[8]

2012ねん、ドイツのジャーマン・スポーツ・ガンズしゃ(German Sport Guns, GSG)は、StG44のレプリカをGSG-StG44製品せいひんめい発売はつばいした[9]。GSG-StG44はしょう口径こうけい.22ロングライフルだん使用しようするはん自動じどう小銃しょうじゅうである[10]

2015ねん、アメリカの銃器じゅうきメーカーであるヒル・アンド・マック・ガンワークスしゃ(Hill & Mac Gunworks, HMG)は、HMG Sturmgewehr製品せいひんめいでStG44の近代きんだいモデルを発表はっぴょうした。HMG Sturmgewehrはセミオート射撃しゃげき専用せんようはん自動じどう小銃しょうじゅうで、AR-15よう弾倉だんそうをそのまま使用しようする5.56x45mmだんモデルが標準ひょうじゅんとなるが、オリジナルのStG44とおなじ7.92x33mmだんのほか、そのいくつかの口径こうけいのモデルが設計せっけいされる予定よていだという[11] [12]

登場とうじょう作品さくひん

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StG44 (突撃とつげきじゅう)の登場とうじょう作品さくひん表示ひょうじするにはみぎの [表示ひょうじ] をクリックしてください。

だい世界せかい大戦たいせん題材だいざいとした作品さくひんでは、ドイツ国防こくぼうぐん武装ぶそう親衛隊しんえいたい装備そうびとして登場とうじょうすることがおおい。

映画えいが

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オフサイド7
じつじゅう連射れんしゃシーンり。
はし
はし守備しゅびにあたる少年しょうねんへいのうち、リーダーかく少年しょうねん支給しきゅうされる。
撮影さつえいよう実包じっぽうかったためか、射撃しゃげき場面ばめんではストックけたMP40代用だいようしている。
バルジだい作戦さくせん
映画えいが冒頭ぼうとうドイツ国防こくぼうぐんからの鹵獲ろかく兵器へいきとして登場とうじょう
ヒトラー 〜最期さいごの12日間にちかん
作中さくちゅう随所ずいしょ登場とうじょう
フューリー
武装ぶそう親衛隊しんえいたいのほか、ウォーダディーが使用しようする。終盤しゅうばん武装ぶそう親衛隊しんえいたい大隊だいたいとの戦闘せんとうでは、ウォーダディーらが搭乗とうじょうするM4A3E8 シャーマン通称つうしょう「フューリー」に肉薄にくはくし、よじのぼってきた武装ぶそう親衛隊しんえいたいたいして射撃しゃげきおこなうがたまれ、とっさにほんじゅうげつけるシーンがある。
ほのお628』
アインザッツグルッペン所属しょぞく武装ぶそう親衛隊しんえいたい装備そうびとして登場とうじょう

アニメ・漫画まんが

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HELLSING
ミレニアム大隊だいたい使用しよう
旭日きょくじつ艦隊かんたい
2000ねんから製作せいさくされたOVAはんなかで、ドイツへい主力しゅりょく火器かきの1つとして登場とうじょう
くろ騎士きし物語ものがたり
戦車せんしゃりょうへいくろ騎士きし中隊ちゅうたい」のバウアー中隊ちゅうたいちょうなどが使用しようする。
いぬおおかみ伝説でんせつ
とくたい首都しゅとけん治安ちあん警察けいさつ機構きこう特殊とくしゅ武装ぶそう機動きどう警備けいび大隊だいたい)が使用しよう
ひとおおかみ JIN-ROH
養成ようせいこうでの実弾じつだん射撃しゃげき訓練くんれんシーンで、バースト射撃しゃげきおこなっている。模擬もぎ戦闘せんとう訓練くんれんではStG44をもとにした架空かくうじゅう使用しようされている。
ブレイブウィッチーズ
ヴァルトルート・クルピンスキー中尉ちゅうい使用しよう。8ではカンプピストル装着そうちゃくしている。

小説しょうせつ

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鏖殺おうさつきょうとり』(文庫ぶんこめい:『きょうとり〈フッケバイン〉 ヒトラー最終さいしゅう指令しれい』)
MP44の名称めいしょう登場とうじょう主人公しゅじんこうのグロスマイスター大尉たいいひきいるドイツ国防こくぼうぐん特殊とくしゅ降下こうかりょうへい中隊ちゅうたい装備そうびしている。
だん
カスタマイズされたStG44がナチス・ドイツ武装ぶそう親衛隊しんえいたい特殊とくしゅ狙撃そげき作戦さくせん使用しようされる。ドイツには狙撃そげきてきした優秀ゆうしゅうボルトアクションじゅうにあるのに何故なぜ狙撃そげき最適さいてきとはいえないStG44をあえて使つかうのか、というのがこの作品さくひんかぎとなっている。
レッドサン ブラッククロス
StG44の銃床じゅうしょうたためるようにした降下こうかりょうへい仕様しよう「MP47」が登場とうじょうほんさくにおけるStG44はMP44の名称めいしょうになっている)。合衆国がっしゅうこく侵攻しんこうしたドイツ降下こうかりょうへいらが装備そうびしているほか、日本にっぽんぐん兵士へいしらもドイツへいから鹵獲ろかくしたほんじゅう員数いんずうがい装備そうびひんとして使用しようする。
ヤングガン・カルナバル
毒島ぶすじますすむなり使用しよう
サドンアタック
ゲームないのメイン武器ぶきとして登場とうじょうする。課金かきん武器ぶき
Alliance of Valiant Arms
ゲームない兵科へいか「ライフルマン」のメイン武器ぶきとして登場とうじょうする。課金かきん武器ぶき
『BATTALION1944』
StG44として防衛ぼうえい陣営じんえい武器ぶきとして登場とうじょう
Enlisted
ノルマンディー侵攻しんこうでドイツぐん使用しよう。「MP43」、「Stg44」として収録しゅうろくされている。
そしてベルリンのたたかいでも、ドイツぐん使用しようする「MP43」、「スナイパーStG44」として登場とうじょう
Men of War: Assault Squad
ドイツ突撃とつげき分隊ぶんたいちょう装甲そうこう擲弾へい突撃とつげき部隊ぶたい使用しよう
The Saboteur
「MP44 MG」の名称めいしょう登場とうじょうし、ナチス兵士へいし使用しようする。また、「Terror MP60」の名称めいしょうドラムマガジン装着そうちゃくしたものも登場とうじょうする。
コール オブ デューティシリーズ
CoD
ドイツぐんマシンガンとしてMP44が登場とうじょうする。
CoD:UO
ドイツぐんのマシンガンとしてMP44が登場とうじょうする。
CoD2
ドイツぐんのマシンガンとしてMP44が登場とうじょうする。
CoD2:BRO
ドイツぐんのマシンガンとしてMP44が登場とうじょうする。
CoD3
ドイツぐんのマシンガンとしてMP44が登場とうじょうする。
CoD4
マルチプレイモードでのみ、おまけとして使用しよう可能かのう使用しよう条件じょうけん階級かいきゅう大将たいしょうになること現代げんだい武器ぶきちがい、消音しょうおんダットサイト装着そうちゃくできない。
CoD:WaW
ドイツぐん小銃しょうじゅうとして登場とうじょうする。
CoD:BO
キャンペーンでのみドイツぐん使用しようしており、主人公しゅじんこうひろえば使用しよう可能かのう。ゾンビモードにも登場とうじょう
CoD:BO2
ゾンビモードのOriginsでのみ登場とうじょう
CoD:AW
マルチプレイでのみ登場とうじょう
CoD:MWR
マルチプレイモードでのみ、おまけとして使用しよう可能かのう使用しよう条件じょうけん階級かいきゅう大将たいしょうになること現代げんだい武器ぶきちがい、消音しょうおんダットサイト装着そうちゃくできない。
CoD:WWII
ドイツぐん小銃しょうじゅうとして登場とうじょうする。
スナイパーエリートV2
DLC「The Landwehr Canal Pack」を導入どうにゅうすることで「MP44」の名称めいしょうSMGとして登場とうじょうし、使用しよう可能かのうになる。
トータル・タンク・シミュレーター
ドイツ、英国えいこく、イタリアの突撃とつげきへい装備そうびしている。
バトルフィールド1942
ドイツぐん突撃とつげきへい使用しよう初期しょきバージョンでは日本にっぽんぐん突撃とつげきへい使用しようしていた。だい世界せかい大戦たいせん題材だいざいにしたMODでもおお登場とうじょう
バトルフィールドV
突撃とつげきへい使用しよう可能かのう、ランク13でアンロックされる。
メダル・オブ・オナー アライドアサルト
ドイツ国防こくぼうぐん新型しんがた兵器へいきとして登場とうじょう。プレイヤーはミッションでこれの実物じつぶつ資料しりょう奪取だっしゅめいじられる。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ MKb42には装備そうびされていない
  2. ^ 弾薬だんやく弾倉だんそう(マガジン)からくすりしつおくみ、発射はっしゃくすりしつはし閉鎖へいさして発射はっしゃくすりしつから弾薬だんやくそら薬莢やっきょう排出はいしゅつする可動かどう部分ぶぶんのボルト(ゆうひく)が後退こうたい位置いちにある方式ほうしきがねくと、ボルトが前進ぜんしんして弾薬だんやく弾倉だんそう(マガジン)からくすりしつおくみ、くすりしつ閉鎖へいさして弾薬だんやく発射はっしゃしたのちにその反動はんどうでボルトが後退こうたいしながらくすりしつから弾薬だんやくそら薬莢やっきょう排出はいしゅつして後退こうたい位置いちまる。
  3. ^ 弾薬だんやく弾倉だんそう(マガジン)からくすりしつおくみ、発射はっしゃくすりしつはし閉鎖へいさして発射はっしゃくすりしつから弾薬だんやくそら薬莢やっきょう排出はいしゅつする可動かどう部分ぶぶんのボルト(ゆうひく)が前進ぜんしん位置いちにある方式ほうしき弾薬だんやくくすりしつおくまれて閉鎖へいさ状態じょうたいであり、がねくと、ボルトに内蔵ないぞうされたファイヤーリングピンはしをハンマーがはたき、弾薬だんやく発射はっしゃしたのちにその反動はんどうでボルトが後退こうたいしながら、くすりしつから弾薬だんやくそら薬莢やっきょう排出はいしゅつしたのち前進ぜんしんして弾薬だんやく弾倉だんそう(マガジン)からくすりしつおくみ、くすりしつ閉鎖へいさした状態じょうたい前進ぜんしん位置いちまる。
  4. ^ 諸説しょせつあるが、もっと有力ゆうりょくなのが3ぶんの1程度ていどしか配備はいびされていなかったというせつ[よう出典しゅってん]である。

出典しゅってん

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  1. ^ a b c Germany’s WWII Sturmgewehr 44 – StG 44”. Armed Forces History Museum. 2015ねん7がつ7にち閲覧えつらん
  2. ^ a b c d e f g h i j Warum wollte Hitler das beste Gewehr nicht?”. Die Welt (2014ねん7がつ15にち). 2015ねん7がつ6にち閲覧えつらん
  3. ^ a b c Warum Hitler das Sturmgewehr 44 ablehnte”. Die Welt (2015ねん4がつ20日はつか). 2015ねん7がつ6にち閲覧えつらん
  4. ^ The World’s First Assault Rifles”. SmallArmsReview.com. 2018ねん9がつ21にち閲覧えつらん
  5. ^ The Viet Cong Used German WWII Weapons Against the USA - Great Pictures in Here” (英語えいご). warhistoryonline (2018ねん10がつ10日とおか). 2023ねん1がつ11にち閲覧えつらん
  6. ^ Argentina’s Indigenous Rifle Attempts”. Small Arms Defense Journal. 2017ねん7がつ4にち閲覧えつらん
  7. ^ WAFFEN historisch”. Sport-Systeme Dittrich. 2015ねん7がつ7にち閲覧えつらん
  8. ^ Tacti-cool StG44 rifles”. The Firearm Blog (2009ねん3がつ25にち). 2015ねん7がつ7にち閲覧えつらん
  9. ^ ATI Debuts STG-44 Rifle to Consumers at Raahauges”. AmmoLand Shooting Sports News (2012ねん5がつ31にち). 2015ねん7がつ7にち閲覧えつらん
  10. ^ GSG-StG 44 Technische Details”. German Sport Guns. 2015ねん7がつ7にち閲覧えつらん
  11. ^ BREAKING: Company To Make Modern Stg 44 ‘Sturmgewehr’”. Shooting Sports Retailer (2015ねん6がつ24にち). 2015ねん7がつ7にち閲覧えつらん
  12. ^ HMG™ Sturmgewehr”. Hill & Mac Gunworks. 2015ねん7がつ7にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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