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「トヨタ・カローラルミオン」のはんあいだ差分さぶん

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== 概要がいよう ==
== 概要がいよう ==
[[きたアメリカ]]北米ほくべい「[[サイオン]]」ブランドにおいて[[2015ねん]]4がつまで販売はんばいされていた2代目だいめ[[サイオン・xB]]をベースに、フロントマスクやバンパー、灯火ともしびるい、ステアリング位置いちなどを、日本にっぽん道路どうろ事情じじょう日本人にっぽんじんこのみにわせて変更へんこうしたモデルである。なお、サイオン・xBの外観がいかんはほぼそのままに[[オーストラリア]]でも2010ねんより「ルークス」(''RUKUS'') というくるまめい販売はんばいされているが、エンジンはxBとおなじ2.4[[リットル|L]]となっていた。
[[きたアメリカ|北米ほくべい]]で展開てんかいしていた「[[サイオン]]」ブランドにおいて[[2015ねん]]4がつまで販売はんばいされていた2代目だいめ[[サイオン・xB]]をベースに、フロントマスクやバンパー、灯火ともしびるい、ステアリング位置いちなどを、日本にっぽん[[道路どうろ運送うんそう車両しゃりょうほう|保安ほあん基準きじゅん]]や[[インフラストラクチャー|道路どうろ事情じじょう]]、日本人にっぽんじん[[嗜好しこう|この]]わせて変更へんこうしたモデルである。なお、サイオン・xBの外観がいかんはほぼそのままに[[オーストラリア]]でも2010ねんより「ルークス」(RUKUS) というくるまめい販売はんばいされているが、エンジンはxBとおなじ2.4[[リットル|L]]となっていた。


カローラシリーズは世代せだいかさねるとともに購入こうにゅうそうが[[高齢こうれい]]しており、ルミオンはその現状げんじょう打破だはする目的もくてき登場とうじょうした。また[[2006ねん]][[10がつ]]に販売はんばい終了しゅうりょうした[[トヨタ・カローラランクス|カローラランクス]]、および[[2007ねん]][[7がつ]]に販売はんばい終了しゅうりょうした[[トヨタ・カローラスパシオ|カローラスパシオ]]のかく後継こうけい車種しゃしゅとしての役割やくわりねていた。目標もくひょう月間げっかん販売はんばい台数だいすうは2007ねん10がつ当時とうじ3,500だい見込みこんだ。
カローラシリーズは世代せだいかさねるとともに購入こうにゅうそうが[[高齢こうれい]]しており、ルミオンはその現状げんじょう打破だはする目的もくてき登場とうじょうした<ref>サイオンの新規しんき事業じぎょう同様どうよう理由りゆう。</ref>。また[[2006ねん]][[10がつ]]に販売はんばい終了しゅうりょうした[[トヨタ・カローラランクス|カローラランクス]]、および[[2007ねん]][[7がつ]]に販売はんばい終了しゅうりょうした[[トヨタ・カローラスパシオ|カローラスパシオ]]のかく後継こうけい車種しゃしゅとしての役割やくわりねていた。目標もくひょう月間げっかん販売はんばい台数だいすうは2007ねん10がつ当時とうじ3,500だい見込みこんだ。


全長ぜんちょうは[[トヨタ・カローラ|アクシオ]]や[[トヨタ・カローラフィールダー|フィールダー]]よりもみじかいが、のカローラシリーズとはことなり、日本にっぽん国外こくがいけカローラセダン(E150がた)と[[トヨタ・オーリス|オーリス]]/[[トヨタ・ブレイド|ブレイド]](E150Hがた)のシャーシをベースとしており、くるまはばが1,700[[ミリメートル|mm]]をえているため国内こくない販売はんばいされる「カローラ」シリーズとしてははつの3ナンバー登録とうろくとなり、プラットフォームは[[トヨタ・MCプラットフォーム|しんMCプラットフォーム]]となる。エンジンは「サイオン・xB」の2.4Lではなく、日本にっぽん交通こうつう事情じじょうわせてのカローラシリーズとおなじく1.5L・1.8Lの2本立ほんだてとなる。生産せいさんは[[トヨタ自動車とよたじどうしゃ東日本ひがしにっぽん]][[岩手いわてけん|岩手いわて]]工場こうじょうきゅう・[[関東自動車工業かんとうじどうしゃこうぎょう]]岩手いわて工場こうじょう)が担当たんとうしていた。
全長ぜんちょうは[[トヨタ・カローラ|アクシオ]]や[[トヨタ・カローラフィールダー|フィールダー]]よりもみじかいが、のカローラシリーズとはことなり、日本にっぽん国外こくがいけカローラセダン(E150がた)と[[トヨタ・オーリス|オーリス]]/[[トヨタ・ブレイド|ブレイド]](E150Hがた)のシャーシをベースとしており、くるまはばが1,700[[ミリメートル|mm]]をえているため国内こくない販売はんばいされる「カローラ」シリーズとしてははつの3ナンバー登録とうろくとなり、プラットフォームは[[トヨタ・MCプラットフォーム|しんMCプラットフォーム]]となる。エンジンは「サイオン・xB」の2.4Lではなく、日本にっぽん交通こうつう事情じじょうわせてのカローラシリーズとおなじく1.5L・1.8Lの2本立ほんだてとなる。生産せいさんは[[トヨタ自動車とよたじどうしゃ東日本ひがしにっぽん]][[岩手いわてけん|岩手いわて]]工場こうじょうきゅう・[[関東自動車工業かんとうじどうしゃこうぎょう]]岩手いわて工場こうじょう)が担当たんとうしていた。
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* 2021ねん10がつ11にち - [[トヨタ自動車とよたじどうしゃ]]よりほんしゃの[[OEM]]しゃとして、「'''トヨタ・ルミオン'''(''RUMION'')」が[[みなみアフリカ]]市場いちばにて発表はっぴょうされた<ref>{{Cite web|和書わしょ|title=トヨタ『ルミオン』が6ねんぶりに復活ふっかつみなみアフリカで発売はつばい、スズキからのOEM |url=https://response.jp/article/2021/10/13/350334.html |website=レスポンス(Response.jp) |accessdate=2021-10-13}}</ref>。フロントマスクはベースのエルティガよりもふといグリルで高級こうきゅうかん演出えんしゅつくるまめいはかつて日本にっぽん販売はんばいされていた「'''カローラルミオン'''」のスペルをそのまま使用しようしている。<gallery>
ファイル:2022 Toyota Rumion Active (Egypt) front view 01.png|アクティブ
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== 取扱とりあつかい販売はんばいてん ==
== 取扱とりあつかい販売はんばいてん ==
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== くるまめい由来ゆらい ==
== くるまめい由来ゆらい ==
* 「COROLLA」は[[ラテン語らてんご]]で「[[花冠かかん|はなかんむり]]」の[[意味いみ]]をつ。
* 「COROLLA」は[[ラテン語らてんご]]で「[[花冠かかん|はなかんむり]]」の[[意味いみ]]をつ。
* 「RUMION」は「ROOMY<ref>しくも後年こうねんおなじトヨタからこの部分ぶぶん引用いんようした車種しゃしゅ(='''[[トヨタ・ルーミー]]''')が登場とうじょうする。</ref>」と「[[ユニーク|UNIQUE]]」からの[[造語ぞうご]]<ref>{{Cite web |url=https://faq.toyota.jp/?site_domain=default |title=くるまめい由来ゆらいについて |accessdate=2022-02-13 |publisher=トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ}}</ref>。
* 「RUMION」は「ROOMY<ref>しくも後年こうねんおなじトヨタからこの部分ぶぶん引用いんようした車種しゃしゅ(='''[[トヨタ・ルーミー]]''')が登場とうじょうする。</ref>」と「UNIQUE」からの[[造語ぞうご]]<ref>{{Cite web|和書わしょ|url=https://faq.toyota.jp/?site_domain=default |title=くるまめい由来ゆらいについて |accessdate=2022-02-13 |publisher=トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ}}</ref>。


== 脚注きゃくちゅう ==
== 脚注きゃくちゅう ==
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* [[サイオン]]
* [[サイオン]]


== 外部がいぶリンク ==
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[https://www.toyota-africa.com/models/toyota-rumion トヨタ・ルミオン] - アフリカ{{トヨタ車種しゃしゅ年表ねんぴょう}}
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2023ねん10がつ21にち (土) 14:09時点じてんにおける最新さいしんばん

トヨタ・カローラ > トヨタ・カローラルミオン

カローラ ルミオン(COROLLA RUMION)は、トヨタ自動車とよたじどうしゃ日本にっぽんにおいて製造せいぞう販売はんばいしていた小型こがたトールワゴンかた乗用車じょうようしゃカローラシリーズで、通称つうしょうは「ルミオン」。
また、スズキ・エルティガバッジエンジニアリングはんOEM)として2021ねん10月からルミオン(RUMION)として販売はんばいされている。

概要がいよう

北米ほくべい展開てんかいしていた「サイオン」ブランドにおいて2015ねん4がつまで販売はんばいされていた2代目だいめサイオン・xBをベースに、フロントマスクやバンパー、灯火ともしびるい、ステアリング位置いちなどを、日本にっぽん保安ほあん基準きじゅん道路どうろ事情じじょう日本人にっぽんじんこのわせて変更へんこうしたモデルである。なお、サイオン・xBの外観がいかんはほぼそのままにオーストラリアでも2010ねんより「ルークス」(RUKUS) というくるまめい販売はんばいされているが、エンジンはxBとおなじ2.4Lとなっていた。

カローラシリーズは世代せだいかさねるとともに購入こうにゅうそう高齢こうれいしており、ルミオンはその現状げんじょう打破だはする目的もくてき登場とうじょうした[1]。また2006ねん10月販売はんばい終了しゅうりょうしたカローラランクス、および2007ねん7がつ販売はんばい終了しゅうりょうしたカローラスパシオかく後継こうけい車種しゃしゅとしての役割やくわりねていた。目標もくひょう月間げっかん販売はんばい台数だいすうは2007ねん10がつ当時とうじ3,500だい見込みこんだ。

全長ぜんちょうアクシオフィールダーよりもみじかいが、のカローラシリーズとはことなり、日本にっぽん国外こくがいけカローラセダン(E150がた)とオーリスブレイド(E150Hがた)のシャーシをベースとしており、くるまはばが1,700mmえているため国内こくない販売はんばいされる「カローラ」シリーズとしてははつの3ナンバー登録とうろくとなり、プラットフォームはしんMCプラットフォームとなる。エンジンは「サイオン・xB」の2.4Lではなく、日本にっぽん交通こうつう事情じじょうわせてのカローラシリーズとおなじく1.5L・1.8Lの2本立ほんだてとなる。生産せいさんトヨタ自動車とよたじどうしゃ東日本ひがしにっぽん岩手いわて工場こうじょうきゅう関東自動車工業かんとうじどうしゃこうぎょう岩手いわて工場こうじょう)が担当たんとうしていた。

日本にっぽんけのカローラシリーズとしては唯一ゆいいつしんMCプラットフォームがもちいられている関係かんけいで、PCDが114.3mmの5あなもちいたホイールが全車ぜんしゃ採用さいようされている[2]

日本にっぽん国内こくないではかくばったボディ形状けいじょうトヨタ・bB連想れんそうさせ(そもそも北米ほくべい市場いちばでの先代せんだい車種しゃしゅである初代しょだいxBは初代しょだいbBの北米ほくべい輸出ゆしゅつばんであった)、若者わかものしんをとらえておりカスタムのベースしゃとして、トヨタのどうクラスではbBに支持しじていた。

初代しょだい NZE15#N/ZRE15#Nがた(2007ねん - 2015ねん

トヨタ・カローラルミオン(初代しょだい
NZE15#N/ZRE15#Nがた
前期ぜんきがた(2007ねん10がつ - 2009ねん12がつ
概要がいよう
別名べつめい 豪州ごうしゅう : トヨタ・ルークス
北米ほくべい : サイオン・xB(2代目だいめ
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん岩手いわてけん胆沢いさわぐん金ケ崎かねがさきまち)→(愛知あいちけん豊田とよだ
販売はんばい期間きかん 2007ねん10月 - 2015ねん12月
設計せっけい統括とうかつ 藤田ふじた博也ひろや
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5めい
ボディタイプ 5ドア トールワゴン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう
よんりん駆動くどう(1.8 Lのみ)
プラットフォーム しんMCプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 1NZ-FEかた 1.5 L ちょく4 DOHC
2ZR-FEかた 1.8 L ちょく4 DOHC(前期ぜんきがた
2ZR-FAEがた 1.8 L ちょく4 DOHC VALVE MATIC後期こうきがた
変速へんそく CVT (Super CVT-i)
まえ まえストラットしき
(FF):トーションビームしき
(4WD):ダブルウィッシュボーンしき
のち まえストラットしき
(FF):トーションビームしき
(4WD):ダブルウィッシュボーンしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,600 mm
全長ぜんちょう 4,210 mm
全幅ぜんぷく 1,760 mm
ぜんこう 1,630 - 1,640 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,270 - 1,400 kg
系譜けいふ
先代せんだい トヨタ・カローラランクス/
トヨタ・カローラスパシオ
※ただし2れつ仕様しようとしては6ねん5ヶ月かげつ空白くうはく期間きかんあり。
後継こうけい トヨタ・カローラスポーツ
※ただし国内こくないけのカローラの広義こうぎの2ボックスがた乗用車じょうようしゃとしては2ねんはん以上いじょう空白くうはく期間きかんあり。
テンプレートを表示ひょうじ
  • 2007ねん
    • 10月9にち - 販売はんばい開始かいし。キャッチコピーは「ゴツンとルミオン」。CMナレーションは高田たかだじゅん。トヨタでは2007ねん6がつから新型しんがたしゃ次期じき車種しゃしゅ投入とうにゅうフルモデルチェンジ例年れいねんよりおおっており、同社どうしゃどう年度ねんどちゅうしん発売はつばい、フルモデルチェンジした車種しゃしゅはこれで9車種しゃしゅとなる[3]
    • 12月21にち - 特別とくべつ仕様しようしゃの「Chocolate」・「AEROTOURER Chocolate」を発表はっぴょう。2008ねん1がつ - 4がつまでの期間きかん限定げんてい発売はつばいであった。なお、チョコレートという名前なまえゆえがいいたしょく特別とくべつがいいたしょくのマルーンマイカの1しょくのみで価格かかく・グレードは通常つうじょうのルミオンとおなじであった。また、特別とくべつ装備そうびはこのそといたしょくのみではベースグレードと同一どういつ
  • 2008ねん
    • 4がつ22にち - 特別とくべつ仕様しようしゃの「AEROTOURER SORA」を発表はっぴょう。2008ねん5がつ - 8がつまでの期間きかん限定げんてい販売はんばいであった。内容ないよう上記じょうきおなじく、特別とくべつがいいたしょくのライトブルーマイカメタリック1しょくのみであった。
    • 9月8にち - 特別とくべつ仕様しようしゃの「1.5G Smart Package」・「1.8S Smart Package」を発表はっぴょう特別とくべつがいいたしょくのホワイトパールクリスタルシャインをオプション設定せっていするほか、スマートエントリー&スタートシステム、プロジェクターしきディスチャージヘッドランプ運転うんてんせきアームレスト(「1.8S」はベースモデルに標準ひょうじゅん装備そうび)を特別とくべつ装備そうびした。ルミオンとしてははつ本格ほんかくてき特別とくべつ仕様しようしゃである。
  • 2009ねん12月22にち - マイナーチェンジ全車ぜんしゃ燃費ねんぴ性能せいのう向上こうじょうはかり、環境かんきょう性能せいのうたかめた。1.8Lしゃすべてエンジンどうべん機構きこうバルブマチックづけエンジンの2ZR-FAEがたえとなった。1.5Lくるまアイドリングどき負荷ふか低減ていげんしたことにより、1.5Lくるまと1.8L・2WDくるまは「平成へいせい22年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+25%」を、1.8L・4WDくるまも「平成へいせい22年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+15%」をそれぞれ達成たっせい外観がいかんはフロントのバンパーグリル、リヤのガーニッシュとコンビネーションランプ変更へんこうするとともに、しん意匠いしょうアルミホイール (オプション設定せってい) とホイールキャップを採用さいようした。そといたしょくには、あらたにクールソーダメタリック、ブラキッシュレッドマイカ、ホワイトパールクリスタルシャイン (オプション設定せってい) を設定せっていし、ぜん7しょくとなった。室内しつないにおいては、シートを全車ぜんしゃ変更へんこうし、あらたにアームレストづけコンソールボックスを装備そうび (一部いちぶグレード) し、利便りべんせいたかめた。その、マイナーチェンジにより天井てんじょう青色あおいろLED採用さいようしたドームランプイルミネーションはぶかれた。グレード体系たいけい一部いちぶ変更へんこうされ、1.5Lしゃの「AEROTOURER」は「G」から「X」に変更へんこうし、1.8Lの4WDしゃには「X」を追加ついかした。
  • 2011ねん5がつ20日はつか - トヨタカローラてんチャネル創立そうりつ50周年しゅうねん記念きねんした特別とくべつ仕様しようしゃ「1.5G"On B"」・「1.8S"On B"」を発表はっぴょう(6がつ6にち販売はんばい開始かいし)。"On B"とは、「On Black」をりゃくしたもので、そのとおり、「1.5G」と「1.8S」をベースに、インパネセンタークラスター&ドアスイッチパネルにピアノブラック塗装とそうを、ホワイトステッチりシート表皮ひょうひ・ドアトリム・アームレストづけコンソールボックスにシンセティックレザーを採用さいようし、くろ基調きちょうとしたクールな内装ないそうとした。一方いっぽう外装がいそうではメッキアウトサイドドアハンドル、フロントスポイラー、サイドマッドガード&リヤバンパースポイラーを装備そうびし、シルバーをアクセントとしたスポーティなスタイルとした。ボディカラーはよるまちえる特別とくべつ設定せっていしょくダークバイオレットマイカメタリックをふくむ4しょく設定せっていした。
  • 2012ねん5月8にち - 特別とくべつ仕様しようしゃ「1.5G"On B Limited"」・「1.8S"On B Limited"」を発売はつばい。2011ねん6がつ発売はつばいした"On B"のバージョンアップ仕様しようで、あらたにリアルーフスポイラー、ホワイトステッチほんかわき3ほんスポークステアリングホイール&シフトノブ、ブラックパネル4れんメーターを装備そうびし、プロジェクターしきディスチャージヘッドランプ(ロービーム、オートレベリング機構きこうづけ)とリアコンビネーションランプにメッキを採用さいよう。さらに、スマートエントリー&スタートシステム/盗難とうなん防止ぼうしシステム(エンジンイモビライザーシステム)も特別とくべつ装備そうびされた。ボディカラーは特別とくべつ設定せっていしょくのディープアメジストマイカメタリックをふくむ4しょく設定せっていした。
  • 2013ねん1がつ7にち - 一部いちぶ改良かいりょう。エンジンの燃焼ねんしょう効率こうりつ効率こうりつやフリクション低減ていげん、エンジンとの伝達でんたつ効率こうりつたかめた「Super CVT-i」の採用さいようにより、燃費ねんぴ向上こうじょう。これにより、1.5Lくるまと1.8L・2WDしゃ平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん達成たっせいあわせて、VSC&TRC全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびし、1.8L・2WDしゃにははしりのたのしさを演出えんしゅつするCVT SPORTモードを設定せってい。さらに、「1.5S」・「1.8S("AERO TOURER"をふくむ)」には室内しつないとうわすれを防止ぼうしするランプオートカットシステムを装備そうびした。ボディカラーにはしんいろの「スーパーレッドV」を追加ついかした。
  • 2015ねん
    • 4がつ - 北米ほくべい仕様しようの2代目だいめサイオン・xBが販売はんばい終了しゅうりょう
    • 11月 - 同月どうげつまつ生産せいさん新規しんき受注じゅちゅうふくめ)終了しゅうりょう以後いご在庫ざいこのみの対応たいおうとなる。
    • 12月28にち - 販売はんばい終了しゅうりょう。これと同時どうじ同社どうしゃウェブサイトへの掲載けいさい終了しゅうりょうした。

2代目だいめ(2021ねん - )

トヨタ・ルミオン(2代目だいめ
スマート(フロント)
スマート(リア)
スマート(インテリア)
概要がいよう
別名べつめい スズキ・エルティガ(2代目だいめ
スズキ・XL7(3代目だいめ
スズキ・XL6
製造せいぞうこく インドの旗 インドグルガオン
販売はんばい期間きかん 2021ねん10月11にち -
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 7にん
ボディタイプ 5ドア ミニバン
エンジン位置いち フロント
プラットフォーム HEARTECT(ハーテクト)
パワートレイン
変速へんそく 5そくMT/4そくAT
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,740 mm
全長ぜんちょう 4,395 mm
全幅ぜんぷく 1,735 mm
ぜんこう 1,690 mm
系譜けいふ
先代せんだい トヨタ・アバンザ
テンプレートを表示ひょうじ
  • 2021ねん10がつ11にち - トヨタ自動車とよたじどうしゃよりほんしゃOEMくるまとして、「トヨタ・ルミオンRUMION)」がみなみアフリカ市場いちばにて発表はっぴょうされた[4]。フロントマスクはベースのエルティガよりもふといグリルで高級こうきゅうかん演出えんしゅつくるまめいはかつて日本にっぽん販売はんばいされていた「カローラルミオン」のスペルをそのまま使用しようしている。
  • アクティブ
    アクティブ

取扱とりあつかい販売はんばいてん

くるまめい由来ゆらい

脚注きゃくちゅう

  1. ^ サイオンの新規しんき事業じぎょう同様どうよう理由りゆう
  2. ^ なお、オーリス (オーストラリアではカローラを名乗なのる) およびその派生はせいモデルであるブレイドも5H-114.3mm。
  3. ^ 具体ぐたいてきには、ルミオン発売はつばいまえプレミオ/アリオンノア/ヴォクシーist(イスト)ランドクルーザーをフルモデルチェンジし、クルーガー後継こうけいしゃヴァンガードしん車種しゃしゅマークXジオ投入とうにゅうしている。
  4. ^ トヨタ『ルミオン』が6ねんぶりに復活ふっかつみなみアフリカで発売はつばい、スズキからのOEM”. レスポンス(Response.jp). 2021ねん10がつ13にち閲覧えつらん
  5. ^ しくも後年こうねんおなじトヨタからこの部分ぶぶん引用いんようした車種しゃしゅ(=トヨタ・ルーミー)が登場とうじょうする。
  6. ^ くるまめい由来ゆらいについて”. トヨタ自動車とよたじどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ. 2022ねん2がつ13にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

外部がいぶリンク

トヨタ・ルミオン - アフリカ