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トヨタ・カムリ

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トヨタ・カムリ
11代目だいめ カムリ(北米ほくべい仕様しよう
概要がいよう
別名べつめい トヨタ・セリカカムリ(初代しょだい
トヨタ・ビスタ(2代目だいめ - 5代目だいめ
ホールデン・アポロ(3代目だいめ
トヨタ・カムリグラシア(6代目だいめ
トヨタ・マークIIクオリス(6代目だいめ
ダイハツ・アルティス(6代目だいめ以降いこう
トヨタ・オーリオン(8代目だいめ - 9代目だいめ
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
日本にっぽん国外こくがいでも生産せいさん
販売はんばい期間きかん 1980ねん -
ボディ
ボディタイプ 4ドアセダンぜん世代せだい共通きょうつう
ハードトップ(3代目だいめ、4代目だいめ
5ドアステーションワゴン(3代目だいめ、6代目だいめ
駆動くどう方式ほうしき こう駆動くどう初代しょだい
前輪ぜんりん駆動くどう(2代目だいめ以降いこう
よんりん駆動くどう(3代目だいめ - 8代目だいめ、10代目だいめ以降いこう
系譜けいふ
後継こうけい クラウンプリウス統合とうごう予定よてい(日本にっぽん国内こくない)
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カムリCAMRY)は、トヨタ自動車とよたじどうしゃ生産せいさんされているハイブリッド専用せんよう中型ちゅうがた高級こうきゅう乗用車じょうようしゃである。日本にっぽん国内こくない仕様しよう生産せいさんつつみ工場こうじょう担当たんとうし、2020ねん5がつ現在げんざいトヨタモビリティ東京とうきょう、および東京とうきょう地区ちくのぞすべてのトヨタディーラー(トヨタカローラてん(以下いか、カローラてん)、トヨタてんトヨペットてんネッツてん各店かくてんあつか[注釈ちゅうしゃく 1]

とう記事きじではトヨタ自動車とよたじどうしゃ公式こうしき分類ぶんるい[1]ならい、前身ぜんしんセリカ・カムリCELICA CAMRY )を初代しょだいとする。また、以下いかのモデルについても記述きじゅつする。

  • カムリ・プロミネント
  • カムリ・グラシアCAMRY GRACIA
  • カムリ・グラシア ワゴンCAMRY GRACIA WAGON
  • カムリ・ハイブリッドCAMRY HYBRID

概要がいよう

ゆったりした直進ちょくしん安定あんていせい居住きょじゅうせいかんがみ、ロングクルージングを意識いしきして開発かいはつされた高級こうきゅうセダンである。ぜん世界せかい100かこく累計るいけい1,800まんだい以上いじょう(2016ねん12月時点じてん)を販売はんばいしているベストセラーカーであり、おなじセダンのカローラともトヨタ自動車とよたじどうしゃ屋台骨やたいぼねささえる世界せかい戦略せんりゃくしゃでもある。2017ねんのトヨタしゃなかでの世界せかい販売はんばい台数だいすうRAV4ヤリスだい5となっている[2]

海外かいがいにおける人気にんき絶大ぜつだいであり、とく北米ほくべい市場いちばでは乗用車じょうようしゃ部門ぶもんで16ねん連続れんぞく販売はんばい台数だいすうトップの実績じっせきほこっている。2016ねん北米ほくべいで39まんだいちかくがれており、これは毎日まいにち1,000だい以上いじょうれている計算けいさんになる。またオセアニア東南とうなんアジアインド地域ちいきでの人気にんきたかい。

このため6代目だいめ以降いこう海外かいがいでの販売はんばい主眼しゅがんいた開発かいはつがなされ、くるまはば日本にっぽん国内こくない販売はんばいおもとするマークX上位じょうい車種しゃしゅクラウンよりもひろ設計せっけいされている。EセグメントBMW・5シリーズメルセデス・ベンツ・Eクラス同格どうかく寸法すんぽうで、よりおおきな室内しつない空間くうかん意識いしきした設計せっけいとなっている。かつては日本にっぽん国内こくないでもVがた6気筒きとう搭載とうさいする上級じょうきゅうグレードが販売はんばいされていたが、7代目だいめ以降いこう日本にっぽん国内こくない仕様しよう直列ちょくれつ4気筒きとう(ハイブリッド)のみである。

2000年代ねんだいなかばからはマークXとどうくるまかくとしてあつかわれ(姉妹しまいしゃではない)、機敏きびんなドライブフィールを重視じゅうしするこう駆動くどうのマークXと、こうせき居住きょじゅうせい重視じゅうししたカムリとで販売はんばいチャネルおよび客層きゃくそうけられていた。

初代しょだいのみは小型車こがたしゃであるFR時代じだいセリカ/カリーナとの姉妹しまいしゃ[注釈ちゅうしゃく 2]、「セリカカムリ」を名乗なのっていた。

2代目だいめでFFされるとともに「セリカ」のれてカムリの単独たんどくネームとなり、クラウンよりひろ室内しつない寸法すんぽうほこ中型ちゅうがたしゃとして、姉妹しまいしゃとなる初代しょだいビスタとともにカローラてんにおけるカローラの上位じょうい車種しゃしゅという位置いちづけとなった。つづく3代目だいめではアメリカオーストラリア[注釈ちゅうしゃく 3]での現地げんち生産せいさん開始かいしし、本格ほんかくてき世界せかい戦略せんりゃくしゃとしてのみちあゆはじめた。

2006ねん平成へいせい18ねん)1がつのフルモデルチェンジでウィンダム統合とうごうされ[注釈ちゅうしゃく 4]、カローラてん専売せんばいしゃでは最上級さいじょうきゅう車種しゃしゅとなっていた。くるまめいえた後継こうけい車種しゃしゅあんたが、世界せかい戦略せんりゃくしゃとしてのネームバリューを国内こくない向上こうじょうするという思惑おもわくと、「カムリ」という従来じゅうらいからのイメージ打破だは目指めざし、くるまめい継続けいぞくした。

2011ねん平成へいせい23ねん発売はつばいの9代目だいめより日本にっぽん国内こくないけはハイブリッド専用せんよう車種しゃしゅとなった。のトヨタのハイブリッド専用せんよう車種しゃしゅすべてのトヨタ販売はんばいてんにて販売はんばいされているが、カムリは従来じゅうらいどおりカローラてんのみの販売はんばいとなっていた[注釈ちゅうしゃく 5]。なお、ハイブリッド専用せんようしゃとなってコンセプトが明確めいかくになったことと、ラージサイズのハイブリッドセダンにしては価格かかく設定せってい割安わりやすなことがけ、9代目だいめのAVV50がた日本にっぽん国内こくないでのきも好調こうちょうであった。

2013ねん平成へいせい25ねん7がつ2にち米国べいこくトヨタ自動車とよたじどうしゃ販売はんばいはアメリカにおけるカムリの累計るいけい販売はんばい台数だいすうが1,000まんだい到達とうたつしたことを発表はっぴょうした。カムリは1983ねん米国べいこく市場いちば投入とうにゅうされ、初年しょねんは52,651だい販売はんばいした(2012ねん販売はんばい台数だいすうは404,886だいである)。それから30ねんでの記録きろく達成たっせいとなった[3][4]

2017ねん平成へいせい29ねん)7がつ10日とおか日本にっぽんで10代目だいめにフルモデルチェンジしたタイミングで販売はんばいチャネルを拡大かくだいし、従前じゅうぜんからあつかっているカローラてんくわえ、トヨペットてんネッツてんくわえて東京とうきょう地区ちくトヨタてんでのあつかいを開始かいしした。とくにネッツてんかんしては、前身ぜんしん販売はんばいチャネルのひとつであるきゅうトヨタビスタてん販売はんばいされていた初代しょだいセリカカムリ以来いらいやく35年間ねんかんのブランクをての投入とうにゅうとなり、ラージサイズのセダンとしても2005ねん平成へいせい17ねん)8がつ販売はんばい終了しゅうりょうしたアリスト以来いらいとなる。

初代しょだい A4#/5#かた(1980ねん - 1982ねん

トヨタ・セリカカムリ(初代しょだい
TA4#/TA5#/RA5#かた
概要がいよう
別名べつめい トヨタ・カリーナ(2代目だいめ
トヨタ・セリカ(2代目だいめ
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 1980ねん1がつ - 1982ねん3がつ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき こう駆動くどう
パワートレイン
エンジン 12T-Uがた 1.6L OHV
13T-Uがた 1.8L OHV
3T-EUがた 1.8L OHV
21R-Uがた 2.0L SOHC
18R-GEUがた 2.0L DOHC
変速へんそく 4そくAT/3そくAT/5そくMT/4そくMT
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち ラテラルロッドづけ4リンクしき[注釈ちゅうしゃく 6]
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,500mm
全長ぜんちょう 4,445mm
全幅ぜんぷく 1,645mm
ぜんこう 1,395mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,125kg
その
ブレーキ 4りんディスク
データモデル 2000GT 5そくMT
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1980ねん1月発売はつばいセリカセダンはんとして「セリカ・カムリ」(CELICA CAMRY)を名乗なの[5]、2代目だいめセリカ/カリーナ姉妹しまいしゃであった(元来がんらいセリカのセダンばんがカリーナにあたる)。同年どうねん3がつクレスタ発売はつばい同時どうじトヨタビスタてんげんネッツてん)がオープンすると、クレスタの下級かきゅう車種しゃしゅとしてビスタてんでも併売へいばいされた。歴代れきだいカムリでは唯一ゆいいつこう駆動くどうくるまである。

当時とうじのトヨタでは、2代目だいめカムリ/初代しょだいビスタをカローラてん/ビスタてん発売はつばいすべく開発かいはつちゅうであったが、当時とうじのカローラてん取扱とりあつかいのセダンはカローラが最高さいこうクラスであり、それ以上いじょうはカローラてん顧客こきゃくには馴染なじみがなかった。そのため、できるだけコストをかけず(あらたにデザインされたのはリアまわりのみでフロントがわ輸出ゆしゅつようカリーナの流用りゅうようだった)に市場いちば開拓かいたくするため、急遽きゅうきょこのセリカカムリが市場いちば投入とうにゅうされたものである。このため販売はんばい期間きかんは2ねん2かげつ1982ねん3月販売はんばい終了しゅうりょう)と、かなり短命たんめいなモデルであった。

型式けいしき・グレード
    • 1600 - 「TA41」・1600LT、1600XT
    • 1800 - 「TA46」・1800LT、1800XT、1800XTスーパーエディション
  • 1980ねん8がつ - 1800SX・2000SE・2000GTを追加ついか。この3車種しゃしゅにはカリーナのセダンとのちがいに4りん独立どくりつ懸架けんか(4りん独立どくりつ懸架けんかしゃ型式けいしきが1800SXはTA51、2000SEはRA52、2000GTはRA51となる。フロントはマクファーソン・ストラットしきコイルスプリング、リアはセミトレーリングアームしきコイルスプリング)、4りんディスクブレーキを装備そうび

2代目だいめ V1#かた(1982ねん - 1986ねん

トヨタ・カムリ(2代目だいめ
SV1#/CV1#かた
セダン(1982ねん販売はんばいがた
概要がいよう
別名べつめい トヨタ・ビスタ初代しょだい
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 1982ねん3がつ - 1986ねん8がつ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう
パワートレイン
エンジン 1S-Uがた SOHC
→1S-iLUがた SOHC
2S-ELUがた SOHC
3S-GELUがた DOHC
1C-TLがた SOHC ディーゼルターボ
→2C-TLがた SOHC ディーゼルターボ
変速へんそく 5そくMT/4そくAT
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち ストラットしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,600mm
全長ぜんちょう 4,440mm
全幅ぜんぷく 1,690mm
ぜんこう 1,395mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,045kg
その
ブレーキ まえ:ディスク
:ドラム
データモデル セダン2000ZX 5そくMT(1982ねん販売はんばいがた
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1982ねん3月登場とうじょう。キャッチコピーは「おおきなカムリ」。トヨタでははつとなるよこきエンジンによる前輪ぜんりん駆動くどう採用さいよう[注釈ちゅうしゃく 7]し、セリカのサブネームがはずれる。同時どうじにビスタてん専売せんばいとなる姉妹しまいしゃのビスタが登場とうじょうし、カムリはカローラてん専売せんばい車種しゃしゅとなった。前輪ぜんりん駆動くどうによって「(当時とうじの)クラウンよりひろい」とひょうされた室内しつない空間くうかんりであった。

このモデルからコロナわってトヨタを代表だいひょうするミドルセダンとなり、米国べいこくをはじめ世界せかい各地かくち輸出ゆしゅつされるようになる[注釈ちゅうしゃく 8]日本にっぽん国内こくないけは4ドアセダンのみであったが、輸出ゆしゅつ仕様しようはビスタにあった5ドアリフトバックもラインナップされた。なお、米国べいこく仕様しよう法規ほうきせいのため、SAE規格きかくかくがた4とうしきヘッドライトを採用さいようしていた。

  • 1982ねん
    • 3月 - 発売はつばい当初とうしょは1.8L(1S-LU)の5そくMTしゃのみ。
    • 7がつ - ODき4そくATしゃ追加ついか設定せってい
    • 8がつ - 2.0L(2S-ELU)しゃ追加ついか
  • 1983ねん
    • 4がつ - ドアミラー設定せってい
    • 8がつ - 1.8Lのターボディーゼル(1C-T)くるま追加ついか
  • 1984ねん6がつ - マイナーチェンジ。フェイスリフトと同時どうじにドアミラーをたおせしき変更へんこう。2000ツインカム16(3S-GELU)くるま追加ついか[注釈ちゅうしゃく 9]。1.8Lガソリンしゃ(1S)は電子でんし制御せいぎょセントラルインジェクション(Ci 1S-iLU)。特別とくべつ仕様しようのXTサルーンはカタログモデルされ、従来じゅうらいのSEと特別とくべつ仕様しようしゃSEサルーンはXEに統一とういつ一方いっぽう従来じゅうらい最上級さいじょうきゅうのZXには標準ひょうじゅんであったのちせき3てんしきシートベルトが2てんしき変更へんこうされ、クロームメッキの装飾そうしょくえた。米国べいこく仕様しよう後期こうきがたからことがた2とうしきヘッドランプとなる。
  • 1985ねん8がつ - ターボディーゼルしゃのエンジンは2.0Lの2C-Tがた変更へんこう
  • 1983ねん4がつ以降いこうのCMには俳優はいゆう田中たなか邦衛くにえ起用きようし、V30がたこと4代目だいめにフルモデルチェンジするまえの1990ねん7がつまでつづいた。

3代目だいめ V2#かた(1986ねん - 1990ねん

トヨタ・カムリ(3代目だいめ
SV2#/VZV2#/CV2#かた
セダン(1986ねん販売はんばいがた
セダン(1988ねん改良かいりょうがた
車内しゃない写真しゃしんはLexus ES250)
概要がいよう
別名べつめい トヨタ・ビスタ(2代目だいめ
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 1986ねん8がつ - 1990ねん7がつ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ 4ドアセダン
4ドアハードトップ
5ドアステーションワゴン日本にっぽん発売はつばい
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう/よんりん駆動くどう
パワートレイン
エンジン 1S-iがた SOHC
→4S-Fiがた DOHC
3S-FEがた DOHC
3S-GEがた DOHC
1VZ-FEがた DOHC
2C-Tがた SOHC ディーゼルターボ
変速へんそく 4そくAT/5そくMT
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち ストラットしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,600mm
全長ぜんちょう 4,520mm
全幅ぜんぷく 1,690mm
ぜんこう 1,390mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,220kg
その
ブレーキ 4りんディスク
データモデル セダン2000GT 5そくMT(1986ねん販売はんばいがた
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  • 1986ねん8がつ登場とうじょう。キャッチコピーは「あたらしきセダンの象徴しょうちょう。」。市場いちばでの人気にんきたかいとはいえなかった先代せんだい反省はんせいまえ、くるまかくかん向上こうじょう主眼しゅがんとしたモデルチェンジとなった。エンジンは、2.0Lのみトヨタはつとなるハイメカツインカム(3S-FEがた)エンジンが搭載とうさいされた。ほかに1.8L(1S-iがた)と2.0Lターボディーゼル(2C-Tがた)、さらに先代せんだいからつづき2.0Lスポーツツインカム(3S-GEがた、2.0GTのみ)が用意よういされた。
  • スタイリングはややまるみをびたものとなり、上級じょうきゅう車種しゃしゅマークII代表だいひょうされる、当時とうじ流行りゅうこうしていたハイソカー要素ようそれた豪華ごうかなインテリアや装備そうび特徴とくちょうとなった。その一方いっぽうでフロントウインドウの傾斜けいしゃはきつくなり、先代せんだいのような圧倒的あっとうてき室内しつないひろさは実感じっかんできなくなり、はつ前輪ぜんりん駆動くどう中型ちゅうがたしゃとして実験じっけんてき色彩しきさいかんじられた先代せんだいとはちがう、トヨタしゃとしてごく普通ふつうくるまとなった。先代せんだい国外こくがい仕様しよう存在そんざいしていた5ドアは欧州おうしゅうではそれなりの需要じゅようがあったものの、メイン市場いちばである米国べいこく人気にんきられなかったため廃止はいしされた。これにえてステーションワゴンがラインナップされ、欧州おうしゅうけ5ドアモデルはコロナなどの車種しゃしゅ対応たいおうすることとなった[注釈ちゅうしゃく 10]。なお、国外こくがい仕様しようはフロントグリルがビスタと同様どうようのものとなっている。
  • 1987ねん - トヨタ・オーストラリアがビクトリアしゅうポート・メルボルンにて現地げんち生産せいさん開始かいしする[6]。これがカムリはつ日本にっぽん国外こくがい生産せいさんである。
  • 1987ねん4がつ - しん開発かいはつされた1VZ-FEがた2.0LV6エンジンを搭載とうさいした『プロミネント』(VZV20がた)が登場とうじょう。このエンジンのカムはフォーカムともばれた。バンパーが大型おおがた北米ほくべい仕様しようどうタイプ)され、フロントグリルの形状けいじょうことなり、装備そうびがさらに追加ついかされるてんなどが4気筒きとうモデルとのちがいであった。プロミネントのエンジンは2.0L Vがた6気筒きとうDOHCの1VZ-FEかたで、最高さいこう出力しゅつりょくは103kW(140PS)/6,000rpm・最大さいだいトルクは174Nm(17.7kg・m)/4,600rpmを発揮はっき
  • 1987ねん10がつ - 直列ちょくれつ4気筒きとう2.0L(3S-FEがた)モデルにはセンターデフ+ビスカスカップリング方式ほうしきのフルタイムよんりん駆動くどう追加ついかされ、バリエーションが豊富ほうふになった。
  • 1988ねん - トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキーがケンタッキーしゅうジョージタウンにて現地げんち生産せいさんはじめる。
  • 1988ねん8がつ - マイナーチェンジ。プロミネントシリーズにのみ、ビスタと共通きょうつうボディの4ドアハードトップ追加ついか。また、1.8Lもハイメカツインカムされた(1S-iがたOHCエンジンから4S-FiがたDOHCエンジンにかわそう)ほか、2.0L よんりん駆動くどうしゃにATが追加ついかされた。ハードトップのプロミネントは、北米ほくべいレクサス発足ほっそくした当初とうしょES250として販売はんばいされた[注釈ちゅうしゃく 11]
  • 1989ねん8がつ - トヨタ・オーストラリアが、GMホールデンホールデン・アポロとしてOEM供給きょうきゅう開始かいし[6]
  • 1990ねん6がつ[7] - 生産せいさん終了しゅうりょう在庫ざいこ対応たいおうぶんのみの販売はんばいとなる。
  • 1990ねん7がつ -4代目だいめわって販売はんばい終了しゅうりょう

4代目だいめ V3#かた(1990ねん - 1994ねん

トヨタ・カムリ(4代目だいめ
SV3#/VZV3#/CV3#かた
セダン(1990ねん販売はんばいがた
概要がいよう
別名べつめい トヨタ・ビスタ(3代目だいめ
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 1990ねん7がつ - 1994ねん7がつ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ 4ドアセダン/ハードトップ
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう/よんりん駆動くどう
パワートレイン
エンジン 4S-FEがた DOHC
3S-FEがた DOHC
3S-GEがた DOHC
1VZ-FEがた DOHC
4VZ-FEがた DOHC
2C-Tがた SOHC ディーゼルターボ
変速へんそく 4そくAT/5そくMT
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち ストラットしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
全長ぜんちょう 4,600 - 4,670mm
全幅ぜんぷく 1,695mm
ぜんこう 1,380 - 1,410mm
系譜けいふ
後継こうけい トヨタ・ウィンダム(カムリプロミネント)
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  • 1990ねん7がつ登場とうじょう。キャッチコピーは「ゆーゆー」「華麗かれいなるクルージング・サルーン」。このモデルより日本にっぽん仕様しよう海外かいがい仕様しよう明確めいかく差別さべつされ、海外かいがい仕様しようは3ナンバーボディをつXV10がたとして独自どくじ進化しんかげた(日本にっぽんでも「セプター」として販売はんばい)。セダンはプレスドアを採用さいようし、まるみが強調きょうちょうされ、初代しょだいセルシオのデザインを5ナンバーサイズに縮小しゅくしょうしたようなりのあるボディとなった。セダンには1.8L(4S-FEがた)、2.0L直列ちょくれつ4気筒きとうハイメカツインカムガソリンエンジン(3S-FEがた)、ハイオクされたツインカム3S-GEがたと2.0Lディーゼルターボ(2C-Tがた)が用意よういされた。駆動くどう方式ほうしき前輪ぜんりん駆動くどうとフルタイムよんりん駆動くどうの2種類しゅるい前輪ぜんりん駆動くどうには4WS設定せっていモデルも存在そんざいした。バブル開発かいはつされたモデルであるため装備そうびひんうち外装がいそう質感しつかんたかい。このモデルでもV6搭載とうさいモデルの「プロミネント」は存在そんざいした。ボディは4ドアハードトップのみ[注釈ちゅうしゃく 12]。エンジンは当初とうしょ従来じゅうらいがたおなじV6・2.0Lのみだった。
  • 1991ねん5月 - プロミネントにV6・2.5Lモデルを追加ついか同時どうじにV6・2.0Lモデルは「プロミネントEタイプ」のみとなる。
  • 1992ねん6がつ - マイナーチェンジ。キャッチコピーは「あたらしい大人おとな表情ひょうじょう」。フロントグリルが大型おおがたされエアコンはオートタイプを全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびしたうえ代替だいたいフロン仕様しようとなった。同時どうじに、スポーツツインカムの3S-GE搭載とうさいのGTとV6・2.0Lモデルの「プロミネントEタイプ」は廃止はいしされ、GTのわりにZXツーリングパッケージが登場とうじょう、プロミネントはV6・2.5Lに一本いっぽん
  • 1994ねん6がつ[8] - 生産せいさん終了しゅうりょう在庫ざいこ対応たいおうぶんのみの販売はんばいとなる。
  • 1994ねん7がつ - 5代目だいめわって販売はんばい終了しゅうりょう。カムリプロミネントはこのだい最後さいご廃止はいしされ、ウィンダムがれた。

5代目だいめ V4#かた(1994ねん - 1998ねん

トヨタ・カムリ(5代目だいめ
SV4#/CV4#かた
1996ねん改良かいりょうがた
概要がいよう
別名べつめい トヨタ・ビスタ(4代目だいめ
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 1994ねん7がつ - 1998ねん7がつ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう/よんりん駆動くどう
パワートレイン
エンジン 4S-FEがた DOHC
3S-FEがた DOHC
3C-TEがた ディーゼルターボ
変速へんそく 4そくAT/5そくMT
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち ストラットしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
全長ぜんちょう 4,625mm
全幅ぜんぷく 1,695mm
ぜんこう 1,410 - 1,435mm
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  • 1994ねん7がつ登場とうじょう。キャッチコピーは「LIFE」(前期ぜんきがた)、および「妻子さいしあるカムリ」(後期こうきがた)。当初とうしょは、北米ほくべいカムリとの部品ぶひん共通きょうつうりつたかめた3ナンバーモデルとして計画けいかくされていたが、バブル崩壊ほうかいともな乗用車じょうようしゃ市場いちばみもあり、設計せっけい途中とちゅうで5ナンバーサイズへと変更へんこうされた。トヨタではビスタアルデオぜんこう試作しさく途中とちゅうに150mmもたかめたれいもあるが、このような開発かいはつ末期まっきおおきな設計せっけい変更へんこうは、すべてのメーカーができるものではなく、資金しきんりょくまさるトヨタならではのエピソードとなっている。前述ぜんじゅつのとおりモデルチェンジ時期じきバブル崩壊ほうかいともかさなり、走行そうこう性能せいのう耐久たいきゅうせいなどを維持いじしつつ大幅おおはばなコストダウンをいられたために装備そうびやドア内張うちばり、天井てんじょうかくパネルるいなどインテリアが先代せんだい比較ひかくしてかなり簡素かんそなものになり[注釈ちゅうしゃく 13]とく前期ぜんきがたにはフロントグリルのエンブレムがないという、徹底てっていしたものであった。ラインナップも削減さくげんされ、ハードトップは廃止はいしされてセダンのみの設定せっていになった。排気はいきりょうはガソリンエンジンが、1.8L(4S-FEがた)と、2.0L(3S-FEがた、ディーゼルターボエンジンは2.2L(3C-Tがた拡大かくだいされた。当初とうしょはガソリン2.0Lモデルにのみフルタイムよんりん駆動くどう設定せっていがあったが、のちに2.2Lディーゼルターボにも設定せっていされた。
  • 1996ねん6がつにマイナーチェンジを実施じっし。CMキャラクターにしのひろ起用きよう。ヘッドランプがマルチリフレクターしき変更へんこうされた。また、フロントグリルにはカムリのエンブレムが復活ふっかつしている。ABSとデュアルSRSエアバッグ全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうび
  • 1996ねん12月、XV20がたカムリグラシアが登場とうじょうするが、クラスがことなる(カムリはCDセグメント、カムリグラシアはDセグメント)こともあり従来じゅうらいのV40がたカムリも併売へいばいされる。
  • 1998ねん7がつ、カムリグラシアに統合とうごうされ販売はんばい終了しゅうりょう日本にっぽん国内こくない専用せんようのカムリはこのだいをもって消滅しょうめつした。なお、姉妹しまいしゃのビスタはV40がたカムリ/ビスタをぐV50がたとして、独自どくじのフルモデルチェンジをおこなっている[注釈ちゅうしゃく 14]

6代目だいめ XV2#かた(1996ねん - 2001ねん

トヨタ・カムリグラシア
トヨタ・カムリ(6代目だいめ
SXV2#/MCV2#かた
セダン 前部ぜんぶ
セダン 後部こうぶ
室内しつない欧州おうしゅう仕様しよう
概要がいよう
別名べつめい セダン : ダイハツ・アルティス初代しょだい
グラシアワゴン : トヨタ・マークIIクオリス
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 1996ねん12月 - 2001ねん9月
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ 4ドアセダン
5ドアステーションワゴン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう/よんりん駆動くどう
パワートレイン
エンジン 2MZ-FE/5S-FE
変速へんそく 4そくAT/5そくMT[注釈ちゅうしゃく 15]
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち ストラットしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,670mm
全長ぜんちょう 4,760mm
全幅ぜんぷく 1,785mm
ぜんこう 1,420 - 1,430mm
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  • 1996ねん12月 - 日本にっぽん国内こくない専用せんようのV40がたカムリと並行へいこうするかたちで、北米ほくべい市場いちばけのXV20がたカムリを「カムリ・グラシア」(CAMRY GRACIA)の日本にっぽん市場いちば投入とうにゅうセプター後継こうけい車種しゃしゅとしての役割やくわりになう。3ナンバーサイズとなり、エンジンもセプターとおな直列ちょくれつ4気筒きとうの2.2L(5S-FE)とプロミネント以来いらいのV6エンジン搭載とうさいしゃでもある2.5L(2MZ-FE)を搭載とうさいする。このだいをもって、フロントにあったカムリ専用せんようエンブレムが廃止はいしされる。4ねん連続れんぞく北米ほくべい乗用車じょうようしゃ販売はんばい台数だいすう1。100カ国かこく以上いじょう販売はんばいされた(日本にっぽんけのV6エンジン搭載とうさいしゃはこのだい最後さいご)。ボディタイプはセダンとステーションワゴンの2種類しゅるい[注釈ちゅうしゃく 16]日本にっぽん仕様しようはこのだいからATしゃのみとなった。カムリグラシアワゴンにはトヨペットてんけの姉妹しまいしゃとしてマークIIクオリス発売はつばいされた。そのあいだ特別とくべつ仕様しようしゃ設定せっていされ、「REMIX」(セダンのみ)は北米ほくべい仕様しようのバンパーとドアモールを装備そうびした特別とくべつ仕様しよう、「アメリカンビレットバージョン」(こちらはセダン・ワゴンともに設定せっていされた)はエスティマ8代目だいめ(E100Gがた)カローラツーリングワゴン同様どうよう、ビレットグリルを内蔵ないぞうした大型おおがたバンパー/フロントグリルとうでドレスアップされた特別とくべつ仕様しようだった。
  • 1999ねん8がつ - マイナーチェンジ。CMキャラクターに西田にしだ敏行としゆき起用きよう。セダンは前年ぜんねん7がつにV40がたカムリの生産せいさん終了しゅうりょうしたため、「グラシア」のサブネームがれて「カムリ」の単独たんどくめい回帰かいき。ワゴンのみが「カムリグラシア」とばれるようになる。フロントのヘッドランプるいがやや大型おおがたされた(セダンはリヤコンビネーションランプも大型おおがた)。一方いっぽう、ワゴンのリヤコンビネーションランプもクリア部分ぶぶん若干じゃっかんアンバーに着色ちゃくしょくされ、フロントグリルの中央ちゅうおうはCIマークから「GRACIA」のエンブレムにえられた。共通きょうつう内容ないようとしては、バンパーデザインの変更へんこう内装ないそう質感しつかん向上こうじょうなどがげられる。なお、このモデルよりセダンがダイハツ工業だいはつこうぎょうへ「アルティス」として2000ねん3がつからOEM供給きょうきゅうされ、7代目だいめ・および8代目だいめ途中とちゅう2010ねん2がつまで10年間ねんかん供給きょうきゅうのあといち途絶とだえていたが、2012ねん5月より9代目だいめのOEM供給きょうきゅう開始かいしされた(後述こうじゅつ)。
  • 同年どうねん、オーストラリア、アメリカにつづいてタイチャチューンサオけんでの生産せいさん開始かいしされた。これにより従来じゅうらいオーストラリアから供給きょうきゅうしていた東南とうなんアジア市場いちばけのカムリはタイ生産せいさんしゃえられた。なおオーストラリアの生産せいさん拠点きょてんは1994ねんにポートメルボルンからアルトナに移動いどうしている。
  • 2001ねん8がつ[9] - 生産せいさん終了しゅうりょう在庫ざいこ対応たいおうぶんのみの販売はんばいとなる。
  • 同年どうねん9がつ - 7代目だいめとバトンタッチして販売はんばい終了しゅうりょう

7代目だいめ XV3#かた(2001ねん - 2006ねん

トヨタ・カムリ(7代目だいめ
ACV3#/MCV3#かた
2001ねん販売はんばいがた 2.4G
日本にっぽん仕様しよう 2004ねん改良かいりょうがた
豪州ごうしゅう仕様しよう 内装ないそう
概要がいよう
別名べつめい ダイハツ・アルティス(2代目だいめ
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 2001ねん9月27にち - 2006ねん1がつ29にち
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう/よんりん駆動くどう
プラットフォーム トヨタ・Kプラットフォーム
パワートレイン
変速へんそく 4そくAT
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち ストラットしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,720mm
全長ぜんちょう 4,815mm
全幅ぜんぷく 1,795mm
ぜんこう 1,490 - 1,500mm
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  • 2001ねん9月27にち登場とうじょう。このモデルからはセダンのみとなる。日本にっぽん仕様しようはV6エンジン搭載とうさいしゃ廃止はいしされ、直列ちょくれつ4気筒きとう2.4L(2AZ-FE)のみとなった。ウィンダム共通きょうつうしんプラットフォーム使用しようする。型式けいしき本来ほんらいはXV30がたであるが、トヨタの型式けいしき命名めいめい規則きそくでは X +Z(この場合ばあいはエンジン型式けいしきなかのZ)= C となるため、ACV30、MCV30(北米ほくべいけV6仕様しよう)となる。このフルモデルチェンジをにブラックインナー処理しょりのヘッドランプユニットやスポイラーなどを装備そうびしたスポーツグレード「Touring」がラインナップにくわわった。
  • 2004ねん7がつ6にち - 一部いちぶ改良かいりょう(プレマイナーチェンジ)。うち外装がいそう変更へんこう北米ほくべい仕様しようのV6エンジンは3.3Lの3MZ-FEが追加ついかされ、5そくATがわされた。
  • 海外かいがい生産せいさんはさらにひろがり、このモデルから従来じゅうらい生産せいさんくわえ、フィリピンマレーシアインドネシア台湾たいわんでもおこなわれている。
  • 2005ねん12月[10] - 生産せいさん終了しゅうりょう在庫ざいこ対応たいおうぶんのみの販売はんばいとなる。
  • 2006ねん1がつ - 8代目だいめわり販売はんばい終了しゅうりょう

8代目だいめ XV4#かた(2006ねん - 2011ねん

トヨタ・カムリ(8代目だいめ
ACV4#/ASV4#/GSV4#かた
2006ねん販売はんばいがた
2009ねん改良かいりょうがた
概要がいよう
別名べつめい トヨタ・オーリオン初代しょだい
ダイハツ・アルティス(3代目だいめ
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 2006ねん1がつ30にち - 2011ねん9月4にち
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう/よんりん駆動くどう
プラットフォーム トヨタ・Kプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 日本にっぽん仕様しよう
2AZ-FEがた ちょく4 DOHC 16バルブ 2.4L
北米ほくべい仕様しよう
2AR-FEがた ちょく4 DOHC 16バルブ 2.5L(後期こうきがた
2GR-FEがた V6 DOHC 24バルブ 3.5L
変速へんそく 5そくAT/4そくAT
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち ストラットしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,775mm
全長ぜんちょう 4,815mm
全幅ぜんぷく 1,820mm
ぜんこう 1,470 - 1,480mm
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  • 2006ねん1がつ30にち登場とうじょう目標もくひょう月間げっかん販売はんばい台数だいすう国内こくないでは1,000だい北米ほくべいでは30,000だい
    • エクステリアデザインは、いままでのカムリのイメージをくつがえすスタイリッシュでアグレッシブなものとなる。2006ねん2がつをもって生産せいさん終了しゅうりょうされたウィンダム統合とうごうする役目やくめもあるため、今回こんかいのモデルではさらに上質じょうしつかんみがきをかけた。そのひとつとして日本にっぽん仕様しようにはほん皮革ひかくシートや専用せんよう鍍金めっきグリル、HDDナビゲーションを標準ひょうじゅん装備そうびした「G ディグニスエディション」をあらたに設定せってい。ウィンダムの代替だいたい需要じゅようにもこたえられる内容ないようとした。日本にっぽん仕様しようはベージュ内装ないそうでエアロパーツの設定せっていもないが、北米ほくべい仕様しようにはSE、オセアニア仕様しようにはスポルティーボとばれるスポーティなモデルが存在そんざいしており、3ほんスポークステアリングを装備そうびし、内装ないそうしょくもブラックである。また、よこはばセルシオみに拡大かくだいされ、エンジンは従来じゅうらいおな直列ちょくれつ4気筒きとう2.4Lだが、馬力ばりきが159馬力ばりきから167馬力ばりきとなった。北米ほくべい仕様しようにはVがた6気筒きとう3.5L仕様しようハイブリッド仕様しよう設定せっていされたが、日本にっぽんでは販売はんばいされなかった。シフトは5そくAT(よんりん駆動くどうしゃは4そくAT)。北米ほくべい仕様しようのV6モデルには6そくAT(シーケンシャルシフトき)が採用さいようされているほか、中近東ちゅうきんとう、オセアニア仕様しようなどには5そくMTも設定せっていされている。オセアニア仕様しよう日本にっぽん同様どうよう直列ちょくれつ4気筒きとうエンジンのみの設定せっていである。ただし、カムリをベースに前後ぜんごデザインを変更へんこうした上級じょうきゅう車種しゃしゅオーリオン(Aurion)として発表はっぴょうされており、こちらはV6のみの設定せっていとなる。また、アジア仕様しよう中国ちゅうごく台湾たいわん東南とうなんアジア諸国しょこく投入とうにゅう)のデザインもオーリオンにほぼじゅんじたものとなっており、日米にちべいばんカムリとはおおきくことなる。なお、くるまめいエンブレムは「CAMRY」から「CAMRy」となり、北米ほくべいけのトヨタしゃのリアエンブレムは、1989ねんにトヨタが現在げんざいのトヨタマークを導入どうにゅうした以降いこうも、これまではトヨタマークと「TOYOTA」のマ字まじ併用へいようされてきたが、この8代目だいめカムリ以降いこうピックアップトラックSUVのぞくトヨタしゃからは、「TOYOTA」のエンブレムがはずされ、日本にっぽん仕様しよう同様どうようにトヨタマークのみとなった。ちょく4エンジンの形式けいしきは7代目だいめ同様どうよう理由りゆうでACV40となるが、V6仕様しようGRエンジンのため、R+X=SとなるためGSV40となる。
  • 2007ねん4がつより北米ほくべいにあるSUBARU保有ほゆうする工場こうじょう生産せいさんラインを使用しようし、北米ほくべいけカムリの生産せいさんおこなわれている[11]
  • 2007ねん7がつ外装がいそうしょくラインナップと内部ないぶインパネまわりの色調しきちょう変更へんこうされた。
  • 2007ねん12月 - ロシア サンクトペテルブルク郊外こうがいのShusharyに建設けんせつされたトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ロシアの工場こうじょうでもカムリの生産せいさん開始かいしされた。
  • 2009ねん1がつ13にち - マイナーチェンジ。
    • フロントまわり(グリル・バンパー・ヘッドランプなど)を一新いっしんするとともに、フォグランプ・リアガーニッシュなどにはメッキかざりほどこしたほか、ボディカラーにはベージュメタリックとダークグリーンマイカを追加ついか
    • 内装ないそうではオーディオ・ヒーターコントロールパネルの色調しきちょうをホワイトに変更へんこうし、シートデザインも変更へんこう。また、しんデザインのサイドターンランプづけドアミラー(トヨタ・iQどういち型番かたばんのものを流用りゅうよう)やVSC・TRC(よんりん駆動くどうしゃのぞく)が標準ひょうじゅん装備そうびされたほか、自動じどうぼうまぶしインナーミラー(一部いちぶグレード)やバックモニターもあらたに採用さいようされ安全あんぜんせい向上こうじょうされたが、一部いちぶグレードでは助手じょしゅせきようのパワーシートが手動しゅどうしきになるとう装備そうび簡素かんそおこなわれた。
  • 2009ねん10がつ20日はつか - 韓国かんこくトヨタ自動車とよたじどうしゃかいして韓国かんこくでの発売はつばい開始かいし。ラインナップは2.4Lとどうハイブリッドの2しゅ
  • 2010ねん2がつ姉妹しまいしゃダイハツ・アルティス販売はんばい終了しゅうりょうともなダイハツ工業だいはつこうぎょうへのOEM供給きょうきゅう一時いちじ終了しゅうりょう
  • 2011ねん9月[12] - 生産せいさん終了しゅうりょう在庫ざいこ対応たいおうぶんのみの販売はんばいとなる。
  • 2011ねん10月 - 9代目だいめわるかたち販売はんばい終了しゅうりょう

オーストラリアせいカムリ・ハイブリッド

トヨタ・オーストラリアは2009ねん12月、同国どうこくビクトリアしゅうのアルトナ工場こうじょうにおいて、カムリ・ハイブリッドの生産せいさん開始かいしした。どうモデルはオーストラリアにおいて2010ねん2がつから販売はんばい開始かいしされる。生産せいさん年間ねんかん10,000だい予定よていされ、うち300だいニュージーランド輸出ゆしゅつされる計画けいかくである[13]。フロントグリル、テールランプなどが独自どくじ意匠いしょうとなっている[14]

9代目だいめ XV5#かた(2011ねん - 2017ねん

トヨタ・カムリ(9代目だいめ
ASV5#/GSV5#/AVV5#かた
2014ねん改良かいりょうがた ハイブリッド"Gパッケージ" 前部ぜんぶ
後部こうぶ
室内しつない
概要がいよう
別名べつめい トヨタ・オーリオン(2代目だいめ
ダイハツ・アルティス(4代目だいめ
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 日本にっぽん : 2011ねん9月5にち - 2017ねん7がつ9にち
設計せっけい統括とうかつ おか幸弘ゆきひろ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5にん
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう
プラットフォーム トヨタ・Kプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 日本にっぽん香港ほんこん・マカオ仕様しよう
2AR-FXEがた ちょく4 DOHC 16バルブ 2.5L
北米ほくべい仕様しよう
2AR-FEがた ちょく4 DOHC 16バルブ 2.5L
2GR-FEがた V6 DOHC 24バルブ 3.5L
2AR-FXEがた ちょく4 DOHC 16バルブ 2.5L
モーター 2JMがた 交流こうりゅう同期どうき電動でんどう
変速へんそく 電気でんきしきだん変速へんそく (Super CVT-i)
サスペンション
まえ ストラットしき
のち ストラットしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,775mm
全長ぜんちょう 4,825mm(2011ねんがた
4,850mm(2014ねんがた
全幅ぜんぷく 1,825mm
ぜんこう 1,470mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,540-1,550㎏
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  • 2011ねん
    • 6月30にち - 社長しゃちょう豊田とよだ章男あきおみずからが出演しゅつえんするティーザー動画どうがをネットじょう公開こうかい。このなか新型しんがたカムリを2011ねんあき北米ほくべい市場いちば投入とうにゅうすることを明言めいげん[15]
    • 8がつ23にち - 北米ほくべい市場いちばけカムリをフルモデルチェンジ。同年どうねん10がつより発売はつばいすると発表はっぴょう。2.5Lちょく4と3.5LV6、2.5Lハイブリッド(ちょく4+モーター)の3しゅのエンジンを用意ようい。ガソリンエンジンしゃには6そくAT、ハイブリッドにはCVTがわされる。生産せいさん先代せんだい同様どうようにTMMKもしくはSIA
    • 8がつ25にち -トヨタ・ウクライナが国際こくさいばんカムリを公開こうかい北米ほくべいばんとはことなる前後ぜんごデザインがあたえられている[16]
    • 9月5にち - 日本にっぽん国内こくないけカムリをフルモデルチェンジ。日本にっぽん市場いちばでは元来がんらい地味じみ印象いんしょうつよいカムリを、世界せかい市場いちばのベストセラーとして日本にっぽん市場いちばきたせるため、日本にっぽん市場いちばでは3代目だいめプリウスZVW30がた)のだいヒット以降いこう急速きゅうそく普及ふきゅうすすんでいるハイブリッドしゃのみの設定せっていとした[注釈ちゅうしゃく 17]うえ価格かかく設定せっていおさえた。エクステリアはグリルや日本にっぽん仕様しよう専用せんようのフロントバンパーのデザインをのぞいて国際こくさいばんカムリにじゅんずる。
      • パワートレーンはしん開発かいはつミラーサイクルエンジン・2AR-FXEかた採用さいようしたリダクション機構きこうづけTHS-IIを搭載とうさい。グレードはベースとなる「ハイブリッド」、17インチアルミホイールやほん皮革ひかくステアリング、運転うんてんせきパワーシートとう追加ついかした「ハイブリッド"Gパッケージ"」、さらにこれらにHDDナビゲーションシステムやほん皮革ひかくシート&助手じょしゅせきパワーシート、クルーズコントロールとう追加ついかした「ハイブリッド"レザーパッケージ"」の3しゅ用意よういトランスミッションはTHS-IIのため電気でんきしきだん変速へんそくのみ。
      • 本来ほんらいならばトヨタのハイブリッド専用せんようモデルはすべてのトヨタの販売はんばいてん販売はんばいされる方針ほうしんではあるが、セグメントは1つうえではあるものの車体しゃたい寸法すんぽうちかくハイブリッドしゃ設定せっていがあるクラウンや、ぎゃくどういちセグメントでハイブリッドしゃ設定せっていがないマークXとの競合きょうごうけるためにあえて投入とうにゅうされていないという見方みかたもある。また、国際こくさいばんにガソリンしゃもある関係かんけいじょう、トヨタのハイブリッド専用せんようしゃでありながら、シフトレバーアクアおな通常つうじょうのゲートしきフロアシフトとなる。
      • Cdを0.28としたことでそらりょく性能せいのう向上こうじょうさせるとともに、車体しゃたい先代せんだいやく100kgの軽量けいりょう、ハイブリッドともな重量じゅうりょうぞう考慮こうりょしてもやく40kgの増加ぞうかおさえられている[17][注釈ちゅうしゃく 18]結果けっかJC08モード燃費ねんぴでアッパークラスのセダンでさい高値たかねとなる23.4km/Lを実現じつげんし、「平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+20%」を達成たっせい同時どうじに「平成へいせい17ねん基準きじゅん排出はいしゅつガス75%低減ていげんレベル(☆☆☆☆)」の認定にんてい取得しゅとくしている。
      • Kプラットフォーム先代せんだいからのキャリーオーバーで、ボディサイズも先代せんだいとほとんどわらないが(ホイールベースにいたってはどうすん)、うち外装がいそう居住きょじゅうせいそらりょく性能せいのうたもちつつ、高級こうきゅうかん存在そんざいかんのあるセダンスタイルを追求ついきゅうしたデザインとなり、ハイブリッドシステムの圧倒的あっとうてき静粛せいしゅくせいくわえ、風切かざきりおん低減ていげんしたこう遮音しゃおんせいウィンドシールドガラスを採用さいようするなど、走行そうこうちゅうでも会話かいわがしやすい静粛せいしゅく性能せいのう実現じつげん。なお、先代せんだい設定せっていのあったよんりん駆動くどうしゃとプリクラッシュセーフティシステムは廃止はいしされている(後者こうしゃはのちに後期こうきがた復活ふっかつ)。
    • 10月 - 香港ほんこんおよびマカオでハイブリッドしゃとガソリン2.5Lくるま導入どうにゅう開始かいし
    • 11月8にち - 中国ちゅうごくにてこう汽トヨタが新型しんがたカムリ(凱美みず)を発表はっぴょう中国ちゅうごく仕様しよう無印むじるし標準ひょうじゅん仕様しよう)、よりスポーティーなSEの2グレードがラインナップされる。パワートレーンはちょく4 2.0L+パドルシフトき4ATもしくはちょく4 2.5L+パドルシフトき6ATとなる。また、カムリHEVあわせて発表はっぴょうされた。日本にっぽん仕様しようとはフロントバンパーのデザインがことなる[18]。なお、発表はっぴょう先立さきだち10がつから2.5Lしゃ搭載とうさいされる2AR-FEおよび2AR-FXEエンジンの生産せいさんこう汽トヨタエンジンにて開始かいしされた[19]
    • 12月7にち - オーストラリアにて新型しんがたカムリ発表はっぴょう北米ほくべいばんカムリをベースに現地げんち市場いちばわせてサスペンションのセッティングなどが変更へんこうされている。エンジンはちょく4 2.5Lのみでハイブリッド仕様しよう設定せっていされる[20]
  • 2012ねん
    • 1がつ - 北米ほくべい生産せいさんしゃ韓国かんこく輸出ゆしゅつすることを発表はっぴょう同月どうげつ18にち韓国かんこく発表はっぴょう発売はつばい)。これはえんだか対策たいさくべいかんFTA発効はっこうともな措置そちで、アメリカで生産せいさんされる自動車じどうしゃは「アメリカせい日本にっぽんしゃ」でも関税かんぜい低減ていげん将来しょうらいてき撤廃てっぱい)されることを活用かつようしたものである[21]
    • 2がつ - 台湾たいわんくにみず汽車きしゃ従来じゅうらいの2.0Lと2.5Lにくわえ、ハイブリッドしゃ生産せいさん開始かいしすることを発表はっぴょう同月どうげつ15にちより生産せいさん開始かいしした[22]
    • 3月15にち - タイ王国おうこくにて新型しんがたカムリ発売はつばい。ゲートウェイ工場こうじょう生産せいさんおこなわれ、ASEAN域内いきないにも輸出ゆしゅつおこなわれる[23]。エンジンはちょく4 2.0L、2.5L、2.5Lハイブリッドの3種類しゅるい設定せっていされる。
    • 4がつ4にち - インドネシアにて新型しんがたカムリ発売はつばい。2.5Lおよび2.5Lハイブリッドのラインナップとなる。
    • 4がつ17にち - オーストラリアにてカムリの上級じょうきゅう車種しゃしゅとなる新型しんがたオーリオン発表はっぴょう。こちらは国際こくさいばんカムリをベースとし、前後ぜんご意匠いしょうはロシア・ウクライナ仕様しよう共通きょうつう。エンジンはV6 3.5Lのみとなる[24]
    • 5がつ10日とおか - ダイハツ工業だいはつこうぎょうアルティスとしてOEM供給きょうきゅう開始かいしやく2ねんぶりにOEM供給きょうきゅう再開さいかいすることとなり、ダイハツはつ乗用じょうようハイブリッドカーとなる。
    • 8がつ24にち - インド発売はつばい。エンジンは北米ほくべい仕様しよう共通きょうつうの2.5L・2AR-FEのみでエクステリアは国際こくさいばん採用さいようベンガルール近郊きんこうのビダディにあるトヨタ・キルロスカ・モーター (TKM) だい2工場こうじょうにて生産せいさんされる[25]
    • 9月3にち - 一部いちぶ改良かいりょう
      • 「ハイブリッド」をのぞぜんグレードでリアサイドとバックガラスにUVカット機能きのうづけソフトプライバシーガラスを標準ひょうじゅん装備そうびし、ミリレーダーでとなり車線しゃせん走行そうこうするくるま検知けんちし、ミラーの死角しかくはいっているとLEDインジゲーターでらせるブラインドスポットモニターをオプション設定せっていした。また、クルーズコントロールが「ハイブリッド"Gパッケージ"」にも標準ひょうじゅん装備そうびされたほか、ボディカラーにはしんいろとしてレッドマイカメタリックが追加ついかされ、ぜん8しょくとなった[26]
  • 2013ねん
    • 1がつ21にち - 韓国かんこくカー・オブ・ザ・イヤーにおいて、総合そうごう最高さいこうてん獲得かくとくし、大賞たいしょうえらばれた[27]
    • 8がつ28にち - インドでカムリハイブリッドが発売はつばい生産せいさんはカムリ同様どうようTKMだい2工場こうじょうにておこなわれる。カムリハイブリッドはインドで量産りょうさんおこなわれる最初さいしょのハイブリッドしゃとなり、インドはトヨタがハイブリッドしゃ生産せいさんおこなう9番目ばんめくにとなる[28]
    • 9月2にち - 一部いちぶ改良かいりょう[29]
      • ボディカラーはオリーブマイカメタリックとえでダークブルーマイカを、「ハイブリッド"レザーパッケージ"」の内装ないそうしょくにはシェルをそれぞれ追加ついか。さらに、安全あんぜんせい配慮はいりょするため、リア左右さゆうせきELRづけ3てんしきシートベルトにプリテンショナー&フォースリミッター機能きのう追加ついかした。
      • 「ハイブリッド」ベースの特別とくべつ仕様しようしゃ「ハイブリッド"Gパッケージ・PREMIUM BLACK"」を発売はつばい。「Gパッケージ」の装備そうび(クルーズコントロール、運転うんてんせきパワーシート、ほん皮革ひかくステアリング、17インチアルミなど)にくわえ、シリーズはつとなるLEDヘッドランプ(スモーク調ちょうエクステンション)&LEDフロントフォグランプを装備そうびするとともに、自動じどうぼうまぶしインナーミラー、アルミホイールのクロムメタリック塗装とそう、ファブリック&合成ごうせい皮革ひかくコンビシート、インパネ・ステアリングホイール・パワーウィンドゥスイッチベースなどに木目もくめ調ちょう(ダークブラウン)かざりを、ドアトリムオーナメント&ドアアームレストに合成ごうせい皮革ひかく採用さいようした。
  • 2014ねん
    • 4がつ16にち - ニューヨークにおいて北米ほくべい仕様しようの2015ねんモデルを発表はっぴょう。ルーフをのぞほかのパーツを全面ぜんめん変更へんこう。その変更へんこう規模きぼ総数そうすう3まんてん部品ぶひんのうちやく2,000てんおよぶ。くるま骨格こっかくから全面ぜんめんてき見直みなおし、エクステリアを87%変更へんこうするなど、ほぼフルモデルチェンジにちか内容ないようであった。さらにスポーツグレードとして「XSE」を設定せっていした。
    • 9月9にち - 日本にっぽん香港ほんこん・マカオ仕様しようのハイブリッドしゃをマイナーチェンジ[30]日本にっぽん仕様しようのCMキャラクターとして松田まつだ聖子せいこ起用きよう
      • フロントデザインはヘッドランプ・フロントバンパー・ラジエーターグリルを変更へんこうし、LEDクリアランスランプを装備そうび。リアデザインはコンビネーションランプ・バンパー・ガーニッシュを変更へんこうし、リフレクターを下端かたんはいするなど外観がいかん変更へんこう比較的ひかくてきだい規模きぼだが、北米ほくべい仕様しようくら変更へんこう規模きぼ標準ひょうじゅんてき。なおこのマイナーチェンジモデルからはフロントバンパーは国際こくさいばんカムリと共通きょうつうのバンパーとなる。
      • 内装ないそうではウィンカー・ハザードの電子でんしおん音色ねいろクラウン同一どういつ音色ねいろ変更へんこう。また瞬間しゅんかん燃費ねんぴエコドライブレベルなど様々さまざま情報じょうほう表示ひょうじする4.2インチTFTカラーのマルチインフォーメーションディスプレイをあらたに装備そうびしたほか、スイッチ形状けいじょう(オーディオ・ヒーターコントロールパネル)やヒーターコントロールパネルの液晶えきしょう表示ひょうじ変更へんこう。ステアリングホイールはしんデザインの3ほんスポークとなり、不評ふひょうだったファブリックの内装ないそうざい変更へんこうした。「ハイブリッド"レザーパッケージ"」・「ハイブリッド"Gパッケージ"」には、ミリレーダー方式ほうしきプリクラッシュセーフティシステム、ブレーキ制御せいぎょ機能きのうづけレーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラート(LDA)、オートマチックハイビームの4てんのセットオプションをあらたに設定せっていしたほか、「トヨタスマートセンター」と通信つうしんし、「エージェント」・「Apps(アップス)」・「オンラインケア」を提供ていきょうするT-Connect SDナビゲーションシステムを「ハイブリッド"レザーパッケージ"」に標準ひょうじゅん装備そうび、「ハイブリッド"Gパッケージ"」にメーカーオプション設定せっていした。
      • あしまわりにチューニングをほどこし、高速こうそく安定あんていせい路面ろめんからの振動しんどう低減ていげん実現じつげんしたほか、ドアに防音ぼうおんざい追加ついかし、カーペットの改良かいりょうおこなうことで静粛せいしゅくせい向上こうじょうした。また、「ハイブリッド」にメーカーオプション設定せっていの16インチアルミホイール(センターオーナメントづけ)を装着そうちゃくした場合ばあい、JC08モード燃費ねんぴを2.0km/L向上こうじょう(25.4km/L)した。
  • 2015ねん
    • 5月12にち - 特別とくべつ仕様しようしゃ「ハイブリッド"Gパッケージ・PREMIUM BLACK"」を発売はつばい[31]。「ハイブリッド」をベースに、「Gパッケージ」の装備そうび内容ないようくわえ、LEDのヘッドランプやフロントフォグランプ、スーパークロムメタリック塗装とそうほどこした17インチアルミホイールを特別とくべつ装備そうび内装ないそうはファブリック&合成ごうせい皮革ひかくコンビネーションの専用せんようシート表皮ひょうひやソフトレザードアトリムオーナメントを採用さいようし、インパネやほんかわき3ほんスポークステアリングホイールなどにダークブラウンの木目もくめ調ちょうかざりほどこした。あわせて、ベースしゃ一部いちぶ改良かいりょうおこない、装備そうび内容ないよう見直みなおしをおこなった。
    • 10月6にち - 一部いちぶ改良かいりょう[32]。リアバンパーにメッキモールかざりほどこし、エアコンレジスターのかざりやシフトノブを意匠いしょう変更へんこう。さらに、ウインドシールドガラスとフロントドアガラスにIR(赤外線せきがいせん)カット機能きのう採用さいようしたほか、サンバイザーにチケットホルダーを追加ついかした。
  • 2017ねん
    • 5月8にち - 台湾たいわん仕様しよう(ガソリン、ハイブリッドども)を改良かいりょう日本にっぽん仕様しようとは少々しょうしょうことなるフロントマスクを採用さいよう[33]
    • 7がつ - 10代登場とうじょうにより日本にっぽんでの生産せいさん販売はんばい終了しゅうりょう
    • 10月3にち - トヨタ・オーストラリアの完成かんせいしゃ製造せいぞう事業じぎょう撤退てったいともない、オーストラリアにおける製造せいぞう終了しゅうりょう同時どうじに1963ねんティアラ生産せいさん開始かいしから54ねんつづいたトヨタにおけるオーストラリア現地げんち生産せいさんまくろした。トヨタ・オーストラリアが生産せいさんした車種しゃしゅでは、3代目だいめから通算つうさんして最多さいたとなるやく216まん8000だい製造せいぞうされた[6]
  • ロシアや一部いちぶのアジア地域ちいきでは2018ねんまで製造せいぞう販売はんばいされた。

10代目だいめ XV7#かた(2017ねん - 2024ねん

トヨタ・カムリ(10代目だいめ
AXVA7#/ASV7#/GSV7#/AXVH7#かた
2017ねん7がつ販売はんばいがた X 前部ぜんぶ
2017ねん7がつ販売はんばいがた G 後部こうぶ
2017ねん7がつ販売はんばいがた X 室内しつない
概要がいよう
別名べつめい ダイハツ・アルティス(5代目だいめ
製造せいぞうこく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 2017ねん7がつ10日とおか -2024ねん
設計せっけい統括とうかつ 勝又かつまた正人まさと
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5めい
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう E-Four
プラットフォーム GA-Kプラットフォーム
パワートレイン
エンジン A25A-FXSかた
2,487cc 直列ちょくれつ4気筒きとうちょくDOHC
モーター 3NMかた交流こうりゅう同期どうき電動でんどう
最高さいこう出力しゅつりょく エンジン:
131kW (178PS)/5,700rpm
モーター:
88kW (120PS)
システム最高さいこう出力しゅつりょく
155kW (211PS)
最大さいだいトルク エンジン:
221N・m (22.5kgf・m)/
3,600-5,200rpm
モーター:
202N・m(20.6kgf・m)
変速へんそく 電気でんきしきだん変速へんそく
Direct Shift-CVT
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち ダブルウィッシュボーンしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,825mm
全長ぜんちょう 4,885mm(X、G)
2017ねん7がつ-
4,910mm(WS)
2018ねん8がつ-
全幅ぜんぷく 1,840mm
ぜんこう 1,445mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 1,540-1,630㎏
その
ブレーキ まえ:ベンチレーテッドディスク
:ディスク
系譜けいふ
後継こうけい クラウンプリウス統合とうごう予定よてい日本にっぽん
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日本にっぽん仕様しようは2017ねん7がつ10日とおかにフルモデルチェンジを実施じっし。「TNGA」にもとづき、プラットフォームやパワートレーンなどを完全かんぜんしん開発かいはつしたてんおおきな特徴とくちょうである。取扱とりあつかいてん従前じゅうぜんからのカローラてんくわえ、トヨペットてんとネッツてんでも併売へいばいされることとなった。

デザイン

エクステリアは、TNGAにもとづきエンジンおよび乗員じょういんレイアウトをげることでてい重心じゅうしんシルエット大人おとなしい印象いんしょうだった9代目だいめモデルとは一転いってんし、躍動やくどうかんにあふれ、スポーティな印象いんしょうあたえるデザインを採用さいようした[34]。フロントは、トヨタしゃ独自どくじのフロントフェイスである「キーンルック」を進化しんかさせ、アッパーグリルはスリム立体りったいてきなロアグリルと対比たいひさせるデザインとした。また、LEDヘッドランプは3そうかさなったLEDクリアランスランプをそなえたBi-Beam LEDヘッドランプとなった。サイドはてい重心じゅうしんかん表現ひょうげんするためフードとフェンダーをひくかまえ、ベルトラインもひく位置いち設定せってい。ルーフの後端こうたん延長えんちょうされ、サイドウインドウをコンパクトな形状けいじょう変更へんこうした。リアは9代目だいめでは左側ひだりがわ配置はいちしていたくるまめいロゴをバックドアガーニッシュじょう移動いどうしている。

ボディサイズは先代せんだいモデルと比較ひかくして全長ぜんちょうは+35mm、全幅ぜんぷくは+15mm拡大かくだい一方いっぽうぜんこうは25mmひくくなっている。また、ホイールベースは50mm延長えんちょうされ2,825mmとなっている。

インテリアは、TNGAにもとづき部品ぶひん小型こがたやレイアウトの見直みなおしをおこない、インストルメントパネルのしをおさえるとともに、エンジンフード・カウル・ベルトラインをげて視界しかい改善かいぜんしている。また、センタークラスターパネルはナビゲーション(「G"レザーパッケージ"」に標準ひょうじゅん装備そうび)とヒーターコントロールパネルを一体化いったいかし、段差だんさ見切みきりがかぎりなくすくなくめんいちちか仕様しようの「フラッシュサーフェス」デザインを採用さいようした。パーキングブレーキにはカムリ史上しじょうはつとなる電動でんどうしき採用さいよう

メカニズム

トヨタしゃでははつとなる液体えきたい封入ふうにゅうしきのエンジンマウントを4てんすべてに採用さいようして最適さいてき配置はいち。サスペンションはフロントにしん開発かいはつのマクファーソンストラットしきを、リアにはダブルウィッシュボーンしき採用さいよう。パワーステアリングにはラック平行へいこうしき電動でんどうパワーステアリングを採用さいようしたほか、ステアリングコラムをしん開発かいはつし、剛性ごうせいたかめ、操舵そうだかん向上こうじょうしている。

パワートレインは、TNGAを導入どうにゅうした完全かんぜんしん設計せっけい次世代じせだいエンジン「ダイナミックフォースエンジン」と、改良かいりょうくわえたハイブリッドシステム「THS II」をわせて搭載とうさい。エンジンはまったあたらしい形式けいしきめいあたえられた「A25A-FXSがた。また、モーターもしん開発かいはつの「2NM」がた搭載とうさいされた。世界せかいトップクラスのねつ効率こうりつ41%を達成たっせいし、動力どうりょく性能せいのう燃費ねんぴおおきく向上こうじょう。システム最高さいこう出力しゅつりょく先代せんだいで4kW(6PS)向上こうじょうし155kW(211PS)を発生はっせいする。また、海外かいがい市場いちばけに搭載とうさいされるVがた6気筒きとう3.5Lエンジン「2GR-FKSがたは301HPの出力しゅつりょく発生はっせいする(北米ほくべい仕様しよう数値すうち)。2019ねんには日本にっぽんでも北米ほくべい仕様しようのXSEグレードをベースにトムスからC35の名前なまえでV6エンジン搭載とうさいしゃ日本にっぽん国内こくないでも発売はつばいされる。またトランスミッションは電気でんきしきだん変速へんそく継続けいぞく採用さいようするが、あらたに6そくシーケンシャルシフトマチックをそなえた。(Direct Shift-CVT)

ハイブリッドようバッテリーをリアシート背面はいめんから床下ゆかした移動いどうしたことでトランク容量ようりょう先代せんだいの440Lから525Lへ拡大かくだいされ、国内こくない仕様しようにおいては7代目だいめ以来いらいとなる全面ぜんめんトランクスルー機構きこう復活ふっかつした。

日本にっぽん国内こくない仕様しようのハイブリッドようバッテリーはリチウムイオン電池でんちのみとなる[注釈ちゅうしゃく 19]

安全あんぜんせい

衝突しょうとつ回避かいひ支援しえんパッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびするとともに、後退こうたい死角しかく左右さゆう後方こうほうから接近せっきんする車両しゃりょう検知けんちして自動的じどうてきにブレーキ制御せいぎょおこなう「リヤクロストラフィックオートブレーキ」をトヨタしゃとしてはつ採用さいようした。

年表ねんぴょう

  • 2017ねん
    • 1がつ10日とおか - 北米ほくべい国際こくさい自動車じどうしゃショー新型しんがたカムリ(米国べいこく仕様しよう)を世界せかいはつ披露ひろう[35]
      • 同時どうじに、日本にっぽんでは全国ぜんこくのトヨタカローラてんくわえ、トヨペットてんおよびネッツてん東京とうきょう地区ちく東京とうきょうトヨタでも販売はんばい)をつうじ、2017ねんなつごろ発売はつばい予定よてい、と発表はっぴょう
    • 7がつ10日とおか - フルモデルチェンジ[36]
      • グレード構成こうせいは、「X」、「G」、「G"レザーパッケージ"」の3タイプ。「X」は、16インチタイヤ&スチールホイール(樹脂じゅしフルキャップ[シルバー塗装とそう+ダークグレー塗装とそう]づけ)、UVカットグリーンガラス(リアドア・バックウインドゥ)、運転うんてんせき6ウェイ(前後ぜんごスライド+リクライニング+シート上下じょうげ)マニュアルフロントシートなどを装備そうびし、JC08モード燃費ねんぴで33.4km/Lのてい燃費ねんぴ実現じつげんした標準ひょうじゅんグレード。「G」は、17インチタイヤ&アルミホイール(シルバー塗装とそう/センターオーナメントづけ)、マフラーカッター、LEDリアコンビネーションランプ、UVカット機能きのうづけソフトプライバシーガラス(リアドア・バックウインドゥ)、運転うんてんせき8ウェイ(前後ぜんごスライド+リクライニング+シート上下じょうげ+チルトアジャスター)パワーフロントシート、充電じゅうでんようUSB端子たんし(2/コンソールボックス後部こうぶ)などを装備そうびした上級じょうきゅうグレードとなる。最上級さいじょうきゅう仕様しようの「G"レザーパッケージ"」は「G」をベースに、シート表皮ひょうひをパーフォレーションづけほんかわに、ドアトリム・アームレスト(ドア・リアセンター)・コンソールボックス表皮ひょうひをソフトレザーにそれぞれ変更へんこうするとともに、18インチタイヤ&アルミホイール(切削せっさく光輝こうき+シルバー塗装とそう/センターオーナメントづけ)、カラーヘッドアップディスプレイ、シートヒーター(運転うんてんせき助手じょしゅせき)、T-Connect SDナビゲーションシステムを追加ついかしている。
      • ボディカラーは、先代せんだいから継続けいぞく設定せっていされる「シルバーメタリック」、「アティチュードブラックマイカ」、「ダークブルーマイカメタリック」、しん設定せっていの「エモーショナルレッド」(メーカーオプション)、「スティールブロンドメタリック」、にくわえ、新規しんき開発かいはつしょくの「プラチナホワイトパールマイカ」(メーカーオプション)、「グラファイトメタリック」のぜん7しょく設定せっていした。
  • 2018ねん
    • 4がつ - 衝突しょうとつ回避かいひ支援しえんパッケージの名称めいしょうを「Toyota Safety Sense P」から、「Toyota Safety Sense」に変更へんこう[37]公式こうしき発表はっぴょうし)。
    • 8がつ1にち - 一部いちぶ改良かいりょう[38]あわせて、しんグレード「WS」が追加ついか設定せっていされた。
      • 「WS」はWorldwide&Sportyの頭文字かしらもじをとったもので、スポーティなデザインと上質じょうしつかん両立りょうりつさせたしんグレード。「WS」と「WS"レザーパッケージ"」が設定せっていされる。
        • エクステリアでは、フロントアッパーグリル、フロントロアグリル、フロント/リヤバンパー、サイドマッドガードを専用せんようデザインに変更へんこうするほか、カラードアウトサイドドアハンドル、リヤスポイラー、左側ひだりがわ2ほんしのマフラーカッターを装備そうび。また、「WS"レザーパッケージ"」には、切削せっさく光輝こうき+ブラック塗装とそうのアルミホイールも追加ついかされる(「WS」はメーカーオプションにて装備そうび可能かのう)。フロント/リヤバンパーのデザイン変更へんこうともない、既存きそんグレードにたいして全長ぜんちょうが25mm延長えんちょうされた。
        • インテリアでは、パドルシフトと専用せんようシートを装備そうび。シート表皮ひょうひは、「WS」が合成ごうせい皮革ひかく×ファブリック、「WS"レザーパッケージ"」はほんかわ(デザインパーフォレーションづけ)を採用さいようする。また、インストルメントパネルオーナメントには専用せんよう金属きんぞく調ちょうパネル(テクスチャーメタル調ちょう)を装備そうび
        • 走行そうこう性能せいのうでは、より応答おうとうせいたか操舵そうだフィーリングとフラットなはしりを追求ついきゅうしたサスペンションチューニングを実施じっし
        • ボディカラーは「WS」けい専用せんようしょくとして、「アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ」、「アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッドII」、「アティチュードブラックマイカ×ダークブルーマイカメタリック」の3種類しゅるい専用せんようツートーンカラーを設定せってい(いずれもメーカーオプション)。
      • 既存きそんグレードの一部いちぶ改良かいりょうでは、ドアミラーがオート電動でんどう格納かくのうしきとなったほか、インテリジェントクリアランスソナーは「G」、「G"レザーパッケージ"」では標準ひょうじゅん装備そうび(「WS」けい標準ひょうじゅん装備そうび)。また、あらたに「X」でもメーカーオプションで選択せんたく可能かのうとなった。また、「X」以外いがいぜんグレードにJBLプレミアムサウンドシステム(9スピーカー)がメーカーオプションとして新規しんき設定せっていされた。また、ボディカラーの設定せってい変更へんこう。「エモーショナルレッド」にわり、しんいろ「エモーショナルレッドII」を追加ついか(いずれもメーカーオプション)。
  • 2019ねん9月30にち - 一部いちぶ改良かいりょうならびにE-Four搭載とうさいしゃ追加ついか設定せってい一部いちぶ改良かいりょうモデルは10月1にち発売はつばい、E-Four搭載とうさいしゃは12月16にち発売はつばい[39]
    • あらたにディスプレイオーディオ(DA)およびDCM(車載しゃさい通信つうしん)が全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびされた。これにより、スマートフォンとの連携れんけい(SmartDeviceLink・Apple CarPlayAndroid Auto対応たいおう)やコネクティッドサービスの利用りよう可能かのうとなった。さらに、「G」と「WS」の「レザーパッケージ」にはT-Connectナビキットも標準ひょうじゅん装備そうびされ、ナビゲーション操作そうさ可能かのうなほか、「X」・「G」・「WS」はエントリーナビキットまたはT-Connectナビキットのどちらかを選択せんたく(いずれも販売はんばいてん装着そうちゃくオプション)することが可能かのうである。安全あんぜんめんでは、「G」と「WS」の「レザーパッケージ」に、ブラインドスポットモニターとリアクロストラフィックオートブレーキ(パーキングサポートブレーキ[後方こうほう接近せっきん車両しゃりょう])が標準ひょうじゅん装備そうびされた。
    • E-Four搭載とうさいしゃ電気でんきしき4WDシステムをもちい「レザーパッケージ」をふくむすべてのグレードに設定せっていされる。4WDしゃ設定せっていはカムリでは8代目だいめ以来いらい、ハイブリッド専用せんようしゃになってからははつ設定せってい。WLTCモードによる燃料ねんりょう消費しょうひりつJC08モードによる数値すうち併記へいきならびに排出はいしゅつガスに対応たいおうし、「平成へいせい30ねん排出はいしゅつガス基準きじゅん75%低減ていげんレベル(☆☆☆☆☆)」認定にんてい取得しゅとくしたほか、「G」と「WS」(「レザーパッケージ」をふくむ)は「2020年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+50%」、「X」は「どう+40%」を達成たっせいしている。
  • 2020ねん
    • 5月1にち - 東京とうきょうのぞすべ地域ちいきでのぜん車種しゃしゅ併売へいばいともない、トヨタてんでの取扱とりあつかい開始かいしされた(前述ぜんじゅつのとおり、東京とうきょうでは発売はつばい当初とうしょより東京とうきょうトヨタでも販売はんばいされており、2019ねん4がつ直営ちょくえいディーラーの統合とうごうによりトヨタモビリティ東京とうきょう取扱とりあつかいとなっている)。
    • 8がつ5にち - 一部いちぶ改良かいりょうおよび特別とくべつ仕様しようしゃ「WS"Black Edition"」を発売はつばい[40]
      • インテリジェントクリアランスソナーを従来じゅうらいメーカーオプション設定せっていだった「X」にも標準ひょうじゅん装備そうびされたことで全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびとなり、ブラインドスポットモニターとリアクロストラフィックオートブレーキを「G」と「WS」にも標準ひょうじゅん装備そうびして安全あんぜんめん強化きょうかされた。
      • 今回こんかい一部いちぶ改良かいりょうで2WDしゃもWLTCモードによる燃料ねんりょう消費しょうひりつならびに排出はいしゅつガスに対応たいおうし、「平成へいせい30ねん排出はいしゅつガス基準きじゅん75%低減ていげんレベル(☆☆☆☆☆)」認定にんてい取得しゅとくしたが、WLTCモードへの移行いこうともない、「G」と「WS」の2WDしゃ(「レザーパッケージ」をふくむ)は「2020年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+40%」達成たっせいとなった。
        • 特別とくべつ仕様しようしゃ「WS"Black Edition"」は、前身ぜんしんのセリカ カムリが誕生たんじょうしてから40周年しゅうねん記念きねん仕様しよう。「WS」をベースに、パーフォレーション加工かこうほどこしたレッド(ブラックの設定せってい可能かのう)のほんかわシートを採用さいようするとともに、ブラック塗装とそうの18インチアルミホイール、スモーク調ちょうのフロントロアグリルモールディング、スモークエクステンションかざりほどこされたヘッドランプやリアコンビネーションランプを特別とくべつ装備そうびした。さらに、フロントせきにシートヒーターを追加ついかし、助手じょしゅせきには4ウェイ(前後ぜんごスライド+リクライニング)のパワーシートが装備そうびされた。ボディカラーはぜんいろオプションとなり、モノトーンはプラチナホワイトパールマイカ、エモーショナルレッドIIに、特別とくべつ設定せっていしょくのプレシャスブラックパールを追加ついかした3しょく、ツートーンはアディチュードブラックマイカとわせたプラチナホワイトパールマイカとエモーショナルレッドIIの2しょく設定せっていされる。
  • 2021ねん2がつ1にち - 一部いちぶ改良かいりょう[41]
    • フロントまわり(バンパー・ロアグリル・ヘッドランプ)やリアコンビネーションランプかざり、アルミホイールなどのデザインが変更へんこう一部いちぶグレードをのぞく)され、インストルメントパネルのかざり変更へんこう標準ひょうじゅん装備そうびのディスプレイオーディオを8インチから9インチにサイズアップされた。
    • ボディカラーはシルバーメタリックを廃止はいしするわりに新規しんき設定せっていしょくとなるプレシャスメタル(メーカーオプション)を追加ついか。ダークブルーマイカメタリックは「WS」(「レザーパッケージ」をふくむ)専用せんようしょく移行いこうするとともに、「WS」(「レザーパッケージ」をふくむ)専用せんようのツートーン(メーカーオプション)はアティチュードブラックマイカ×ダークブルーマイカメタリックが廃止はいしされ、2しょく整理せいりされた。
    • 予防よぼう安全あんぜんパッケージ「Toyota Safety Sense」は機能きのう向上こうじょうされ、レーントレーシングアシストの追加ついかやドライバー異常いじょう対応たいおうシステムが採用さいようされるとともに、レーダークルーズコントロールにカーブ速度そくど抑制よくせい機能きのう追加ついかされ、プリクラッシュセーフティには夜間やかん歩行ほこうしゃ昼間ひるま自転車じてんしゃ運転うんてんしゃ検知けんち対象たいしょうくわえ、交差点こうさてん右折うせつ対向たいこう直進ちょくしんしゃみぎ左折させつ対向たいこう方向ほうこうから歩行ほこうしゃ検知けんち機能きのう緊急きんきゅう操舵そうだ支援しえん機能きのう低速ていそく加速かそく抑制よくせい機能きのうとう追加ついかされた。また、「G」と「WS」(かくグレードの「レザーパッケージ」をふくむ)には、パノラミックビューモニターのオプション設定せってい追加ついかされた。
  • 2022ねん8がつ1にち - 一部いちぶ改良かいりょう[42]
    • ボディカラーのうち、あかけい(メーカーオプション)のエモーショナルレッドIIをエモーショナルレッドIIIにえ(「WS」(「レザーパッケージ」をふくむ)専用せんようでメーカーオプション設定せっていされているアディチュードブラックマイカ×エモーショナルレッドIIも同様どうようにアディチュードブラックマイカ×エモーショナルレッドIIIへえ)。「G"レザーパッケージ"」は内装ないそうしょくにオーカーをしん設定せっていした(注文ちゅうもん指定してい必要ひつよう)。
    • 「G」・「WS」(それぞれの「レザーパッケージ」をふくむ)に装備そうびされている充電じゅうでんようUSB端子たんしをType AからType Cに変更へんこうされた。
  • 2023ねん4がつ10日とおか - 同年どうねん12がつ下旬げじゅんをもって日本にっぽん国内こくないモデル、および、日本にっぽん国内こくない生産せいさんした香港ほんこんマカオけの輸出ゆしゅつようモデルの製造せいぞう終了しゅうりょう発表はっぴょうされた[43]次期じきがた海外かいがい専売せんばいしゃとなる[44]日本にっぽん国内こくないにおける後継こうけいしゃはなく、クラウンプリウス統合とうごうされる予定よてい一方いっぽう香港ほんこん・マカオけは2023ねん4がつ現在げんざい時点じてんにおいてカムリ以外いがい、セダンがた乗用車じょうようしゃ存在そんざいしておらずカムリの販売はんばい終了しゅうりょう事実じじつじょう現地げんちにおけるトヨタブランドのセダンがた乗用車じょうようしゃからそのまま完全かんぜん撤退てったいすることとなる。


11代目だいめ XV8#かた(2024ねん - )

トヨタ・カムリ(11代目だいめ
AXVH8#/MXVH8#/MXVA8#かた
中国ちゅうごく仕様しよう HSE
中国ちゅうごく仕様しよう HLE
概要がいよう
製造せいぞうこく アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくアメリカ・ケンタッキーしゅうジョージタウン TMMK(北米ほくべいけ) 日本の旗 日本にっぽん(オーストラリアけ)
販売はんばい期間きかん 2024ねん -
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 5めい
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどうよんりん駆動くどう E-Four
プラットフォーム GA-Kプラットフォーム
パワートレイン
エンジン A25A-FXSかたA25D-FXSかた
2,487cc 直列ちょくれつ4気筒きとうちょくDOHCM20C-FXSかた: 
モーター 3NMかた交流こうりゅう同期どうき電動でんどう
最高さいこう出力しゅつりょく エンジン:
168kW (228PS)/5,700rpm
モーター:
88kW (120PS)
システム最高さいこう出力しゅつりょく
155kW (211PS)
最大さいだいトルク エンジン:
221N・m (22.5kgf・m)/
3,600-5,200rpm
モーター:
202N・m(20.6kgf・m)
変速へんそく 電気でんきしきだん変速へんそく(Direct Shift-CVT)
サスペンション
まえ マクファーソンストラットしき
のち ダブルウィッシュボーンしき
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2825mm
全長ぜんちょう 4885-4905mm
全幅ぜんぷく 1840mm
ぜんこう 1455mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう - ㎏
その
ブレーキ まえ:ベンチレーテッドディスク
:ディスク
テンプレートを表示ひょうじ

2023ねん11月14にちにアメリカで発表はっぴょう、このだいよりガソリンしゃはなくなり、全車ぜんしゃハイブリッドしゃのみとなる[45]。(一部いちぶ中国ちゅうごくけには2000ccガソリンしゃ設定せっていあり)また日本にっぽんでは販売はんばいされない。

エクステリアでは、このすうねんでデビューした5代目だいめプリウスやクラウンシリーズなどと同様どうよう、「ハンマーヘッド」のフロントマスクを採用さいよう

エンジンは2.5L4気筒きとうエンジンとだい5世代せだいハイブリッドシステムをわせたパワートレインを搭載とうさい従来じゅうらいがたくらべ、モーターはより軽量けいりょう・コンパクトとなり、システム出力しゅつりょく強化きょうかしている。低速ていそくいきではエンジンの回転かいてんすうひくおさえるとともに、おおくのパワーをハイブリッドシステムからすことで、加速かそくりょく燃費ねんぴ性能せいのう両立りょうりつさせた。駆動くどう方式ほうしきはFFとぜん駆動くどう(AWD)で、最高さいこう出力しゅつりょくはFFモデルでは225ps、AWDモデルでは232psとされた。サスペンションのチューニングも刷新さっしんされ、レスポンスやスタビリティ、ハンドリング性能せいのう改善かいぜん運転うんてんしゃ安心あんしんかんいだかせるとともに、快適かいてきせいたかめた。

先進せんしん安全あんぜん機能きのうめんでは、歩行ほこうしゃ検知けんち機能きのうきのプリクラッシュセーフティシステムや車線しゃせん逸脱いつだつ防止ぼうしシステム、オートハイビームなどの予防よぼう安全あんぜん装備そうびのほか、ぜん車速しゃそく追従ついしょう機能きのうづけレーダークルーズコントロールといった運転うんてん支援しえん機能きのうふくまれたToyota Safety Sense 3.0を搭載とうさいする。

モータースポーツ

NASCAR

2017ねんがたNASCARカップせん仕様しよう
2007ねんがたNASCARカップせん仕様しよう

2007ねんから、北米ほくべいもっと人気にんきのある自動車じどうしゃレース・NASCAR最高峰さいこうほうクラスであるモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ(カップせん)と、その直下ちょっかエクスフィニティ・シリーズにカムリ[注釈ちゅうしゃく 20]参戦さんせんしている。規則きそくにより駆動くどう形式けいしきFR、エンジンはVがた8気筒きとう自然しぜん吸気きゅうきとなっている。

2008ねん3月9にちのスプリントカップシリーズだい4せんジョージアしゅうアトランタ・モーター・スピードウェイで、ジョー・ギブス・レーシングカイル・ブッシュのドライブで、外国がいこくしゃメーカーとしては1954ねんジャガー以来いらい日本にっぽんしゃメーカーとしては史上しじょうはつとなる優勝ゆうしょう達成たっせいした。

2009ねんにはネイションワイド・シリーズげん・エクスフィニティ・シリーズ)で、ジョー・ギブスのブッシュがトヨタとしてはつのドライバーズ・マニュファクチャラーズチャンピオンを獲得かくとくしている。

2011ねんにはF1王者おうじゃキミ・ライコネンが、カムリでネイションワイド・シリーズにスポット参戦さんせんした。

2015ねんにはカイル・ブッシュ骨折こっせつによる欠場けつじょうという苦境くきょうがえし、トヨタと自身じしんにとってはつのドライバーズチャンピオンを獲得かくとくつづく2016ねんにはデニー・ハムリンがトヨタはつデイトナ500制覇せいはをもたらし、同年どうねんマニュファクチャラーズチャンピオンも獲得かくとく(アメリカ以外いがい自動車じどうしゃメーカーとしてはつ)。またエクスフィニティでもダニエル・スアレスがチャンピオンとなっている。

2017ねんにはマーティン・トゥーレックス・ジュニア圧倒的あっとうてきはやさでドライバーズチャンピオンとなり、マニュファクチャラーズチャンピオンも連覇れんぱした。

2018ねんにはエクスフィニティ・シリーズでカムリでの参戦さんせん終了しゅうりょう後継こうけいGRスープラとなった。

2019ねんのカップせんは、最終さいしゅうラウンドにすすんだ4だいちゅう3だいをカムリがめる圧倒的あっとうてきはやさをみせた。最終さいしゅうせんラウンドまえには3度目どめのマニュファクチャラーズ制覇せいはめたうえ、ブッシュが2度目どめ戴冠たいかんたしている。

2017ねんデトロイトモーターショーでのXV70がたカムリのワールドプレミアでは、トヨタ自動車とよたじどうしゃ社長しゃちょう豊田とよだ章男あきおのあいさつちゅうに、ブッシュとハムリンが登場とうじょうするサプライズがあった[46]。また同年どうねんSEMAショーではカイル、ハムリン、トゥーレックス・ジュニア、スアレスの4にんがそれぞれカスタマイズした4種類しゅるいのカムリを披露ひろうした[47]

オフィシャルカーとしても活躍かつやくしており、2009ねんにはNASCAR史上しじょうはじめてのハイブリッドカーのペースカーとしてカムリ・ハイブリッドが登場とうじょう。また2012ねんデイトナ500ではフルモデルチェンジしたカムリがペースカーとして使用しようされている[48]

その

アルゼンチンのツーリングカーレースである『トップレースV6』や『ツーリスモ・カルッテラ』では、カムリがベース車両しゃりょうとしてもちいられている。

1990年代ねんだいスーパーツーリング規定きていみなみアフリカツーリングカー選手権せんしゅけんでは、3S-G(直列ちょくれつ4気筒きとうターボ)のカムリが参戦さんせんしていたが、これは日本にっぽんではセプター発売はつばいされていた車種しゃしゅである[49]。トヨタのワークスドライバーだった関谷せきや正徳まさのりは、1995ねんキャラミおこなわれたレースにこのマシンでゲスト参戦さんせんしている[50]

ドラッグカーとしても使用しようされ、2015ねんTRD USA開発かいはつしたカムリのファニーカーがNHRAでタイトルを獲得かくとくしている。

また、ワークス活動かつどうではないが中東ちゅうとう地区ちくではドリフト仕様しようのベースしゃとして、XV30がた、XV40がた中心ちゅうしん日本にっぽんでいうところのAE86レビン/トレノ同様どうよう人気にんきがある[注釈ちゅうしゃく 21]

くるまめい由来ゆらい

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ 9代目だいめまではカローラてん専売せんばいだった。初代しょだいモデルにかぎり、全国ぜんこくトヨタビスタてんでもあつかっていた。また、愛知あいちけんでは登場とうじょうから1988ねん12がつまで名古屋なごやトヨタディーゼルでもあつかっていた。
  2. ^ カムリをふくめ、エンジンやシャシは3車種しゃしゅとも共通きょうつうで、カムリの車体しゃたいはカリーナセダンの流用りゅうようバッジエンジニアリング)であった。
  3. ^ トヨタ・モーター・コーポレーション・オーストラリア(TMCA)が車両しゃりょうとエンジンの生産せいさん中止ちゅうししたため、ハイブリッドしゃは2017ねん9がつ、ガソリンしゃ同年どうねん10がつ3にち生産せいさん終了しゅうりょうした。
  4. ^ ウィンダムに相当そうとうするモデルは海外かいがいレクサス・ESとして販売はんばいされているが、日本にっぽんレクサスてんへの投入とうにゅう2018ねん平成へいせい30ねん)10がつまでなかった。
  5. ^ のトヨタブランド販売はんばいてんDセグメントEセグメントくるまトヨタてんにクラウン、トヨペットてんにはマークXがあり、そのけをはか意味いみがあるともかんがえられていた。
  6. ^ 3T-EUがた・21R-Uがた・18R-GEUがたエンジン搭載とうさいしゃはセミトレーリングアームしき
  7. ^ トヨタはつ前輪ぜんりん駆動くどうしゃであるターセル/コルサたてきエンジン
  8. ^ カムリにわってコロナがセリカ/カリーナの兄弟きょうだい車種しゃしゅになり、ポジションがわった。
  9. ^ なお、スポーツツインカムでられる3S-GE(LU)がたDOHC16バルブエンジンがトヨタせい乗用車じょうようしゃはじめて搭載とうさいした。また、日本にっぽんしゃはつよこきエンジンDOHCエンジン搭載とうさいしゃもこのV10がたカムリである。
  10. ^ ワゴンは日本にっぽん市場いちばけラインナップに追加ついかされることはなかった。日本にっぽんけへのワゴン投入とうにゅうは6代目だいめ(グラシアワゴン)が唯一ゆいいつである。
  11. ^ フロントグリルなどが同時どうじ登場とうじょうしたLS400初代しょだいセルシオ)にせた造形ぞうけいになっているてん国内こくない仕様しようとのちがいであった。また、ES250のエンジンは2.5L Vがた6気筒きとうDOHCの2VZ-FEがたで、最高さいこう出力しゅつりょくは116kW(158PS)/5,800rpm・最大さいだいトルクは206Nm(21kg・m)/4,600rpmを発揮はっき
  12. ^ 1996ねん12月のカムリグラシアが久々ひさびさのセダンのV6エンジン搭載とうさいしゃになる。
  13. ^ たとえばカーオーディオを交換こうかんするためにオーディオまわりのフロントパネルをはずとき先代せんだい複数ふくすうかくしネジをはず必要ひつようがあったが、ほんモデルはオーディオまわりのフロントパネルがツメでとどまっているタイプのものであり、内張うちばがしやマイナスドライバーを使つかえば簡単かんたんはずすことができた。
  14. ^ V50がたビスタとどう時期じきに、カローラてんけのC - Dセグメントしゃ代替だいたいとしてトールワゴンのナディア投入とうにゅうされ、さらに2000ねん8がつ登場とうじょうした9代目だいめ(E120がた)カローラセダンさい上位じょういグレード「1.8 LUXEL」もV40がた以前いぜんのカムリを代替だいたいする位置付いちづけとなった。
  15. ^ 日本にっぽん国内こくないけはATのみ。
  16. ^ 日本にっぽん国内こくないけのカムリとしては歴代れきだい唯一ゆいいつのステーションワゴンであった。
  17. ^ 日本にっぽん国内こくないけはハイブリッドしゃのみとなったことから、このだいから法人ほうじん個人こじんかはわずタクシー使つかわれることがえた。
  18. ^ 100kgについては先代せんだい海外かいがい仕様しよう設定せっていされていた「カムリハイブリッド」との比較ひかくで、40kgについては先代せんだい「2.4G」との比較ひかく
  19. ^ 北米ほくべい仕様しようはLEグレードのみリチウムイオン電池でんち、SEおよびXLEはニッケル水素すいそ電池でんちとなる。
  20. ^ 実際じっさいはカムリの外見がいけんしたじゅんレーシングカーであり、市販しはんしゃとの共通きょうつうパーツはほとんどない。
  21. ^ なお、この中東ちゅうとうでのドリフトでカムリ以外いがいにしばしばにする車両しゃりょうおなじく大型おおがた前輪ぜんりん駆動くどうセダンのホンダ・アコード/インスパイアヒュンダイ・ソナタ(EFがた後期こうき/NFがた)が代表だいひょうてきである。またこの中東ちゅうとうでのドリフトのことをドバイドリフト・サウジドリフト・アラブドリフトなどという。
  22. ^ トヨタにはほかにもクラウン王冠おうかん)やカローラ花冠かかん)、コロナ太陽たいようかんむり元々もともとは「かんむり」を意味いみするラテン語らてんごのcorona)といったネーミングの車種しゃしゅすで発売はつばいされており、これらのながれをんだ命名めいめいであるとされる。

出典しゅってん

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関連かんれん項目こうもく

参考さんこう文献ぶんけん

外部がいぶリンク