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ホンダ・タクト

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

タクト (TACT) は、本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう製造せいぞう販売はんばいするオートバイである。

概要がいよう

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1980ねん9月に発売はつばいされたステップスルースクーターである[1]

1980年代ねんだいから2000年代ねんだいにかけては2ストロークエンジン搭載とうさいしたモデルがロングセラーとなったが一旦いったん生産せいさん終了しゅうりょう2010年代ねんだいになり4ストロークエンジン搭載とうさいしたモデルで復刻ふっこくした。

開発かいはつ経緯けいい

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1976ねん1がつ発売はつばいされたロードパル[2]輸出ゆしゅつふくみ1年間ねんかんで25まんだい売上うりあげ記録きろくするヒット商品しょうひんとなり[ちゅう 1]1975ねんには年間ねんかん113まんだいだった国内こくないりんしゃ生産せいさん台数だいすう1976ねんには130まんだい1977ねんには160まんだい1978ねんには198まんだいとファミリーバイクを中心ちゅうしん順調じゅんちょうびをしめした[4]

一方いっぽう業界ぎょうかいだい2ヤマハ発動機やまははつどうきは、1977ねんにステップスルースクーターのパッソル発売はつばい。1978ねんには姉妹しまいしゃパッソーラを追加ついか熾烈しれつ販売はんばい競争きょうそうをしかけたいわゆるHY戦争せんそうとなり、1979ねん上半期かみはんきりんしゃそう生産せいさん累計るいけいでは本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう40%と首位しゅい維持いじしたが、2ヤマハ発動機やまははつどうきは36%と肉薄にくはく。ファミリーバイクにかぎれば本田技研工業ほんだぎけんこうぎょうの34%にたいヤマハ発動機やまははつどうきは49%と逆転ぎゃくてんした。

このため本田技研工業ほんだぎけんこうぎょうでは、ファミリーバイクでも首位しゅい奪還だっかん目標もくひょう1963ねん生産せいさん終了しゅうりょうしたM85がたジュノオ[5]以来いらいのかつスクーターはつのステップスルータイプとして開発かいはつされたのがほんシリーズであり、当初とうしょの1年間ねんかんで38まんだい販売はんばい実績じっせきのこした[6]

車両しゃりょう解説かいせつ

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ふくすうかいモデルチェンジ実施じっししているが、いずれのモデルもていゆかバックボーンもしくはアンダーボーンフレーム排気はいきりょう49ccの2ストロークもしくは4ストロークのガソリンエンジン搭載とうさいし、乾式かんしきいたシューしきクラッチかいしたVベルトしきだん変速へんそくによる動力どうりょく伝達でんたつおこな原動機げんどうきづけ自転車じてんしゃ分類ぶんるいされるステップスルースクーターである。

また長期ちょうきにわたる生産せいさん過程かていでは、多数たすうのバリエーションモデルならびに後述こうじゅつする派生はせい車種しゃしゅのほか、モデルによる通称つうしょうやイメージキャラクター設定せっていされた。

歴代れきだいモデル通称つうしょう・イメージキャラクター一覧いちらん
だいめい 型式けいしき 通称つうしょう イメージキャラクター
初代しょだい AB07   ピーター・フォンダ
2代目だいめ ニュータクト  
3代目だいめ A-AF09 スーパータクト 根津ねづ甚八じんぱち
4代目だいめ A-AF16 メットインタクト 佐藤さとう浩市こういち
5代目だいめ A-AF24 スタンドアップタクト 小泉こいずみ今日子きょうこデーモン小暮こぐれ[ちゅう 2]
6代目だいめ A-AF30/31  
7代目だいめ BB-AF51  
8代目だいめ JBH-AF75/79 2BH-AF79 ベーシックタクト

なお、以下いかでは型式けいしきべつ解説かいせつおこなう。

AB07がたDX(セルづけ

1980ねん9がつ3にち発表はっぴょう同月どうげつ4にち発売はつばい初代しょだいモデル[1]

内径ないけいx行程こうてい=40.0x39.6(mm)[ちゅう 3]強制きょうせい空冷くうれい2ストロークエンジンは、最高さいこう出力しゅつりょく3.2ps/6,000rpm・最大さいだいトルク0.44kg-m/4,500rpmのスペックを発揮はっきする[8]

当初とうしょ日本にっぽん国内こくない販売はんばい目標もくひょう月間げっかん15,000だい以下いかのモデルがラインナップされた[1]

標準ひょうじゅん販売はんばい価格かかくはキックしきが108,000えん、セルづけが118,000えんとされた[ちゅう 4]

1981ねん7がつ7にち発表はっぴょう同月どうげつ8にち発売はつばい以下いかのマイナーチェンジを実施じっし[9]

  • 最高さいこう出力しゅつりょくを3.6ps/6,000rpmへ向上こうじょう
  • タクトDXセルづけをベースにサイドトランクを装着そうちゃくしたフルマーク追加ついか
    • 標準ひょうじゅん販売はんばい価格かかくは128,000えん[ちゅう 5]
  • 日本にっぽん国内こくない販売はんばい目標もくひょう月間げっかん40,000だい設定せってい

また同年どうねん9がつ24にち発表はっぴょう同月どうげつ25にち発売はつばいでフルマークをベースにキーづけインナーボックス・ソフトレザーシート・フロアマットを標準ひょうじゅん装備そうびする特別とくべつカスタム仕様しようしゃ追加ついかされた[6]

AB07がたフルマーク クレージュ仕様しよう

1982ねん9月21にち発表はっぴょう同月どうげつ23にち発売はつばい型式けいしきはAB07のまま以下いか解説かいせつする2代目だいめ[ちゅう 6]へのフルモデルチェンジを実施じっし[11]

  • 外装がいそう直線ちょくせん基調きちょう全面ぜんめん刷新さっしん
  • 最高さいこう出力しゅつりょく4.0ps/6,000rpm・最大さいだいトルク0.50kg-m/5,000rpmへ向上こうじょう
  • Vベルトしきだん変速へんそくにトルクセンサーを装備そうび
  • 電装でんそうを12ボルト
  • バリエーションは以下いかの4モデルとされた
    • タクトDXキックしき):109,000えん
    • タクトDXセルづけ):123,000えん
    • タクト フルマーク:133,000えん
    • タクト フルマーク カスタム:141,000えん

かくタイプに15,000えんだかでウインドシールをオプション設定せっていしたほか、北海道ほっかいどう沖縄おきなわ地区ちく車体しゃたい標準ひょうじゅん販売はんばい価格かかくを3,000えんだか設定せってい[11]日本にっぽん国内こくない販売はんばい目標もくひょう月間げっかん30,000だいとされた。

1983ねん3月15にち発表はっぴょう同月どうげつ16にちよりアンドレ・クレージュがデザインしたクレージュ仕様しようをセルづけ・フルマークあわせて10,000だい限定げんてい発売はつばいした[12]

1984ねん5月15にち発表はっぴょう同月どうげつ21にち発売はつばい3代目だいめモデル[13]1985ねん騒音そうおん規制きせい適応てきおうモデルのため型式けいしきA-いたほか、型式けいしきもABからAFに変更へんこうされた[ちゅう 7]

最大さいだい変更へんこうてん搭載とうさいされるAF05Eがたエンジン[ちゅう 8]にあり、空冷くうれい2ストロークは継承けいしょうされたものの内径ないけいx行程こうてい=41.0×37.4(mm)へ変更へんこうしており、スペックは最高さいこう出力しゅつりょく5.0ps/6,000rpm・最大さいだいトルク0.62kg-m/5,500rpmへ向上こうじょうしたほか、以下いか変更へんこう実施じっしした[13]

年間ねんかん販売はんばい計画けいかく180,000だい以下いかの2モデルが販売はんばいされた。

  • タクト:125,000えん
  • タクト フルマーク:135,000えん

北海道ほっかいどう沖縄おきなわ地区ちく車体しゃたい標準ひょうじゅん販売はんばい価格かかくを5,000えんだか設定せっていするとともにそれぞれのモデルに4,000えんだかでキャンディーカラー仕様しようをオプション設定せっていした[13]

さらに同年どうねん9がつ5にち発表はっぴょう同月どうげつ6にち発売はつばいでタクトに10,000だい限定げんていならびに10,000えんだかでクレージュ仕様しよう追加ついか[14]

1985ねん4がつ17にちには、タクトは同月どうげつ18にちより、フルマークは同年どうねん5がつ20日はつかより、最高さいこう出力しゅつりょく5.4ps/6,500rpm・最大さいだいトルク0.62kg-m/6,000rpmへ向上こうじょうさせて発売はつばいすることが発表はっぴょうされた[15]。さらに同年どうねん5がつ24にち発表はっぴょう同月どうげつ25にち発売はつばい従来じゅうらいのクレージュ仕様しようクレージュ タクトくるまめい変更へんこうし20,000だい限定げんてい追加ついかされた[16]。なおクレージュ タクトは同年どうねん12がつ12にち発表はっぴょうでカラーリング変更へんこうをしたうえ同月どうげつ13にちに20,000だい限定げんてい発売はつばいされた[17]

1986ねん2がつ19にち発表はっぴょう、フルマークをフルモデルチェンジならびにタクト フルマークSくるまめい変更へんこう同月どうげつ20日はつか発売はつばい[18]どうモデルはタイヤサイズを従来じゅうらいの2.75-10から80/90-10-34Jへ変更へんこうした。また同年どうねん9がつ19にち発表はっぴょうで、 生産せいさん累計るいけい130まんだい突破とっぱ記念きねんした20,000だい限定げんていモデルタクト トラッド エディション追加ついかされた[19]

AF16がたフルマーク

1987ねん1がつ30にち発表はっぴょう同月どうげつ31にち発売はつばい4代目だいめモデル[20]。1986ねん7がつ5にち施行しこうされた改正かいせい道路どうろ交通こうつうほう原動機げんどうきづけ自転車じてんしゃにもヘルメット着用ちゃくよう義務ぎむせられたことをけ、シートにヘルメットを収納しゅうのう可能かのうメットインスペースを設置せっちしたモデルで以下いか変更へんこう実施じっしした[20]

  • バリエーションを廃止はいししゃめいタクト フルマーク統一とういつ
  • AF05Eがたエンジンはキャリーオーバーとされたがシリンダーを6ポート最高さいこう出力しゅつりょく5.8ps/6,500rpm・最大さいだいトルク0.66kg-m/6,000rpmへ向上こうじょう
  • タイヤサイズを3.00-10へワイド

同年どうねん8がつ31にち発表はっぴょう同年どうねん9がつ1にち発売はつばいでメタリック塗装とそうほどこした特別とくべつ仕様しようしゃ追加ついかした[21]

1989ねん3月23にち発表はっぴょう同月どうげつ24にち発売はつばい5代目だいめモデル[22]市販しはんしゃとして世界せかいはつとなる駐車ちゅうしゃにスタンド操作そうさをキー操作そうさだけでおこなえる電動でんどうしきオートスタンドを装備そうびするタクト スタンドアップ追加ついかし、以下いか変更へんこうあわせて実施じっしした[22]

  • 搭載とうさいエンジンを内径ないけいx行程こうてい=39.0×41.4(mm)[ちゅう 9]5ポートシリンダーのAF24Eがた変更へんこう圧縮あっしゅく7.3から最高さいこう出力しゅつりょく6.0ps/6,500rpm・最大さいだいトルク0.70kg-m/6,000rpmのスペックを発揮はっき

車体しゃたい標準ひょうじゅん販売はんばい価格かかくは154,000えん[ちゅう 10]設定せってい日本にっぽん国内こくない販売はんばい目標もくひょう年間ねんかん14,000だいとされた[22]

同年どうねん9がつ1にち発表はっぴょう同月どうげつ2にち発売はつばい電動でんどうしきオートスタンドを省略しょうりゃくしたベーシック仕様しようを12,000えんやす追加ついか[23]

1991ねん5月[24]ならびに1992ねん7がつ17にち発表はっぴょう同月どうげつ20日はつか発売はつばい[25]でカラーリング変更へんこうのマイナーチェンジを実施じっしした。

1993ねん3月25にち発表はっぴょう同年どうねん4がつ6にち発売はつばい6代目だいめモデル[26]。A-AF24がたからは以下いか変更へんこう実施じっし

  • スタンドアップをのぞ燃料ねんりょうタンクをフロアステップ下部かぶ搭載とうさいとしたうえ容量ようりょうを4.5L→5.0Lへ増量ぞうりょう
  • AF24Eがたエンジンはキャリーオーバーとされたが圧縮あっしゅくを7.1としたうえ最高さいこう出力しゅつりょく6.1ps/7,000rpm・最大さいだいトルク0.65kg-m/6,500rpへスペック変更へんこう
  • タクト・タクト スタンドアップは従来じゅうらいからの継続けいぞく型式けいしきをA-AF30へ変更へんこう
  • あらたに前輪ぜんりん油圧ゆあつしきシングルディスクブレーキ装備そうびするタクト S(A-AF31がた)を追加ついか

1998ねん3がつ20日はつか発表はっぴょう同年どうねん4がつ17にち発売はつばい7代目だいめモデル[27]平成へいせい10ねん自動車じどうしゃ排出はいしゅつガス規制きせいならびに騒音そうおん規制きせい適応てきおうさせたため識別しきべつ記号きごうBB-がく。A-AF30/AF31がたからは以下いか変更へんこう実施じっし[27]

  • バリエーションをタクト・タクト スタンドアップに集約しゅうやく
  • ぜんモデル前輪ぜんりん油圧ゆあつしきシングルディスクブレーキとし前後ぜんご連動れんどうのコンビブレーキに変更へんこう
  • 燃料ねんりょうタンク容量ようりょうを6.0Lへ増量ぞうりょう
  • 搭載とうさいエンジンはつづきAF24Eがたとされたがマフラーさんげん触媒しょくばい内蔵ないぞうさせたうえほんモデルようにシリンダーポートタイミングならびに点火てんか時期じき調整ちょうせいにより出力しゅつりょく特性とくせい変更へんこう
    • 圧縮あっしゅく6.8・最高さいこう出力しゅつりょく5.2ps/6,500rpm・最大さいだいトルク0.59kg-m/6,000rpm

1999ねん1がつ27にち発表はっぴょう同月どうげつ29にち発売はつばい特別とくべつカラーをほどこした2,500限定げんていスプリングコレクション追加ついかしたが[28]1997ねん本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう二輪車にりんしゃエンジン4ストローク方針ほうしん[29]発表はっぴょうしており、ほんモデルは2002ねん生産せいさん終了しゅうりょうした。

JBH-AF75がたタクト

2015ねん1がつ16にち発表はっぴょう同月どうげつ23にち発売はつばい8代目だいめモデル[30]原付げんつきスクーター市場いちばさい活性かっせい目指めざすにあたり原点げんてんかえりネーミングを復活ふっかつさせたモデルで[30]、JBH-AF74がたダンク基本きほんコンポーネンツを共用きょうようする姉妹しまいしゃ。このためダンク同様どうよう製造せいぞうベトナム現地げんち法人ほうじんホンダベトナムHonda Vietnam Co., Ltd.)がおこない、本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう輸入ゆにゅう事業じぎょうしゃとなり販売はんばいされた。

搭載とうさいされるAF74Eがた水冷すいれい4ストロークSOHCたん気筒きとうエンジンは、徹底的てっていてきていフリクション実施じっしし、さらにしょう燃費ねんぴ性能せいのう向上こうじょうさせたeSP[ちゅう 11]採用さいよう内径ないけいx行程こうてい=39.5×40.2(mm)・圧縮あっしゅく12.0・最高さいこう出力しゅつりょく4.5ps〔3.3kw〕/8,000rpm・最大さいだいトルク0.42kgf・m〔4.1N・m〕/7,500rpm・30㎞/hてい走行そうこうテスト80.0㎞/L・WMTCモード56.4(クラス1)のスペックを発揮はっきする[30]。また燃料ねんりょう供給きょうきゅう従来じゅうらいキャブレターからPGM-FI電子でんししき燃料ねんりょう噴射ふんしゃ装置そうち変更へんこうされた。

スタンドアップを廃止はいしアイドリングストップ機構きこう装備そうびするシートだか720mmとしたタクト、アイドリングストップ機構きこう省略しょうりゃくしたシートだか705mmのタクト ベーシックがラインナップされた[30]

JBH-AF79/2BH-AF79

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JBH-AF79
2016ねん2がつ5にち発表はっぴょう同月どうげつ12にち発売はつばい[31]生産せいさん拠点きょてん熊本くまもとけん菊池きくちぐん大津おおつまち熊本くまもと製作所せいさくしょ移管いかんによる型式けいしき変更へんこうあわせてカラーリング変更へんこう実施じっしした[31]
2BH-AF79
2017ねん10月16にち発表はっぴょう同月どうげつ17にち発売はつばい[32]。2016ねん7がつ1にち施行しこうされた欧州おうしゅうEuro4とWMTCを参考さんこうとした規制きせいおよび区分くぶん[33]平成へいせい28ねん自動車じどうしゃ排出はいしゅつガス規制きせい[34]適応てきおうさせたマイナーチェンジで、型式けいしきを2BH-AF79へ変更へんこうしたうえでカラーリング変更へんこうあわせて実施じっしした。

派生はせい車種しゃしゅ

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以下いかのモデルが販売はんばいされた。

型式けいしきAB14。1982ねん4がつ14にち発表はっぴょう同月どうげつ15にち発売はつばい[35]。AB07がたをベースに当時とうじさい軽量けいりょうとなる乾燥かんそう重量じゅうりょう39kg[35]とした廉価れんかモデル。キックスターターモデルのみの設定せっていとされたが、同年どうねん11がつ22にち発表はっぴょう同月どうげつ23にち発売はつばい[36]でベースモデルの出力しゅつりょく向上こうじょうあわせたマイナーチェンジを実施じっしし、あらたにセル搭載とうさいモデルを追加ついかした。

1984ねん生産せいさん終了しゅうりょう

タクティ

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型式けいしきAB19。1983ねん2がつ17にち発表はっぴょう同月どうげつ18にち発売はつばい[37]。AB07がたベースの女性じょせい廉価れんかモデル。

1984ねん生産せいさん終了しゅうりょう

ボーカル

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AB07がた一部いちぶコンポーネンツを共有きょうゆうする4ストロークエンジン搭載とうさいしゃ詳細しょうさいホンダ・ボーカル参照さんしょう

タクト アイビー

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A-AF09がた一部いちぶコンポーネンツを共有きょうゆうする4ストロークエンジン搭載とうさいしゃ詳細しょうさいホンダ・ボーカル#タクト アイビー参照さんしょう

ジョルノ

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型式けいしきも5代目だいめおなじA-AF24。詳細しょうさいホンダ・ジョルノ参照さんしょう

ジュリオ

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BB-AF51がたをベースとしたモデル。詳細しょうさいホンダ・ジュリオ参照さんしょう

JBH-AF75がた/AF79がた・2BH-AF79がた基本きほんコンポーネンツを共有きょうゆうするモデル。詳細しょうさいホンダ・ダンク参照さんしょう

2018ねん3月15にち発表はっぴょう同年どうねん4がつ25にち発売はつばい[38]。2016ねん10がつ発表はっぴょうされた本田技研工業ほんだぎけんこうぎょうヤマハ発動機やまははつどうき原付げんつきいちしゅ領域りょういきにおける業務ぎょうむ提携ていけいによる2BH-AF79がたヤマハ発動機やまははつどうきOEMくるま[39]型式けいしきめいは2BH-AY01。熊本くまもと製作所せいさくしょ製造せいぞう担当たんとう部品ぶひん共用きょうよう関係かんけいで、一部いちぶのプラスチックパーツに「HONDA」の刻印こくいんがある。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 国内こくない販売はんばいかぎっても当時とうじの2りんしゃ販売はんばい台数だいすうの84%をめた[3]
  2. ^ テレビCMのみ出演しゅつえん芸名げいめい当時とうじのもので2000ねんデーモン小暮こぐれ閣下かっか2010ねんデーモン閣下かっか改名かいめい
  3. ^ ほん数値すうちはロードパルに搭載とうさいされたものとおなじで[2]同社どうしゃ排気はいきりょう49㏄ファミリーバイクけ2ストロークエンジンとしては1973ねん発表はっぴょうされたPM50がたノビオから踏襲とうしゅうされていたものである[7]
  4. ^ 北海道ほっかいどうは3,000えんだか[1]
  5. ^ 北海道ほっかいどうは3,000えんだかならびに一部いちぶ離島りとうのぞ[9]
  6. ^ 本田技研工業ほんだぎけんこうぎょうでも正式せいしきあつかいである[10]
  7. ^ 1979ねん導入どうにゅうされた本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう二輪車にりんしゃ車両しゃりょう型式けいしきは、アルファベット2文字もじ+数字すうじ2けたとなり、最初さいしょのAは排気はいきりょう50㏄クラスを、アルファベット2文字もじはモデルタイプを意味いみする。導入どうにゅう当初とうしょはBが小型こがたスクーター、Fが本格ほんかくてきスクーターに分類ぶんるいされたが、1983ねん以降いこうはサイズに関係かんけいなくスクーターはFに集約しゅうやく以後いごBはモンキーダックスなどレジャーモデルようとされた。
  8. ^ 型式けいしきAF05はほんモデルの海外かいがい輸出ゆしゅつ専用せんようモデルとしたSpreeである。
  9. ^ ほん数値すうちスーパーカブC50もちいぜんかたぶけ80°空冷くうれい4ストロークSOHCたん気筒きとうエンジンと同一どういつである。
  10. ^ 北海道ほっかいどう沖縄おきなわは5,000えんだかならびに一部いちぶ離島りとうのぞ[22]
  11. ^ enhanced Smart Powerのりゃくで、日本語にほんごやくは「強化きょうか洗練せんれんされた動力どうりょく」となる。

出典しゅってん

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  3. ^ 1977ねん2がつ17にちプレスリリース
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  5. ^ FACT BOOK スクーター 1981ねん7がつ7にち p5 ホンダのスクーター
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  7. ^ 1973ねん1がつ29にちプレスリリース
  8. ^ Fact Book タクト(1980ねん9がつ)p5 おもなメカニズム
  9. ^ a b 1981ねん7がつ7にちプレスリリース
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  11. ^ a b 1982ねん9がつ24にちプレスリリース
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  34. ^ ディーゼル重量じゅうりょうしゃおよ二輪車にりんしゃ排出はいしゅつガス規制きせい強化きょうかします。”. 国土こくど交通省こうつうしょう自動車じどうしゃきょく環境かんきょう政策せいさく (2015ねん7がつ1にち). 2017ねん3がつ24にち閲覧えつらん
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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう公式こうしきHP
BBB The History