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ホンダ・CRF

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

CRF(シーアルエフ)とは、本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう製造せいぞう発売はつばいする4ストロークエンジン搭載とうさいモトクロスコースオートバイである。

ほんこうでは公道こうどう走行そうこう可能かのう仕様しようCRF250Lシリーズ、CRF 450Lについても解説かいせつおこなう。

概要がいよう

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元々もともと2ストロークエンジン搭載とうさいするCRシリーズでモトクロスレースをたたかってきたが、MotoGP同様どうよう環境かんきょう問題もんだい観点かんてんからより排気はいきりょうした4ストロークエンジンでの参戦さんせん可能かのうとなり2001ねんからあらたに製造せいぞう開始かいしされた。

排気はいきりょうバリエーションとして50 cc・70 cc・80 cc・100 cc・110 cc・125 cc・150 cc・230 cc・250 cc・450 ccが存在そんざいし、一般いっぱん公道こうどう走行そうこう不可ふかだが海外かいがい輸出ゆしゅつ仕様しよう公道こうどう走行そうこう可能かのう車両しゃりょう存在そんざいする。

4ストロークによるメリット
  • 排気はいきりょう拡大かくだいによるトルク増加ぞうか
  • 同上どうじょうによるトラクションの増加ぞうか
  • あつかいやすさの向上こうじょう
  • 排気はいきちゅう2ストロークオイルによる汚損おそん防止ぼうし
  • 混合こんごうガソリンをつく手間てま削減さくげん
  • 2ストロークとくらべよりクリーンな排気はいき
4ストロークによるデメリット
  • エンジン関係かんけい部品ぶひん増加ぞうかによる複雑ふくざつ重量じゅうりょう増加ぞうか
  • エンジンとトランスミッション2種類しゅるいのオイル管理かんり(CRF250・450のみでそののCRFおよメーカーはエンジン・トランスミッション共通きょうつう
  • 排気はいきおん増大ぞうだい(2ストとは騒音そうおんしつことなるため優劣ゆうれつはつけがたい)
  • メンテナンス頻度ひんどコスト増加ぞうか
  • 廃油はいゆ増加ぞうか大気たいき放出ほうしゅつの2ストオイルとはことなり廃油はいゆ回収かいしゅうからリサイクル方法ほうほう整備せいびされているてん利点りてん
  • 再始動さいしどうせい悪化あっか

日本にっぽんでのあつか

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競技きょうぎよう車両しゃりょうであってもぎゃく輸入ゆにゅうしゃたいしては通関つうかん証明しょうめい発行はっこうされるため日本にっぽん国内こくないでの登録とうろく可能かのうとなっており、別途べっと速度そくどけいウインカーおよび操作そうさスイッチバックミラー反射はんしゃばん・ナンバープレートステーなどを用意よういし、付属ふぞく輸入ゆにゅう業者ぎょうしゃ譲渡じょうとしょ通関つうかん証明しょうめいしょ(250 cc ちょうブレーキ性能せいのう証明しょうめい書類しょるい必要ひつよう)を提示ていじすることで車検しゃけんじょう地方ちほう運輸うんゆきょく)でのナンバープレート取得しゅとく可能かのうである。ただし保安ほあん部品ぶひん装着そうちゃくはいガス検査けんさをパスするために煩雑はんざつ手続てつづきをようするため割高わりだかではあるが並行輸入へいこうゆにゅう業者ぎょうしゃがすべて代行だいこうし、すぐれるような状態じょうたい販売はんばいしている場合ばあいもある。

また2008ねん9月より自動車じどうしゃ排出はいしゅつガス規制きせい輸入ゆにゅうしゃたいしても強化きょうかされており、もとから公道こうどう走行そうこう考慮こうりょされていない競技きょうぎよう車両しゃりょう規制きせい対応たいおうさせることは非常ひじょうきびしくなったためこの規制きせい以降いこうより新規しんき登録とうろくむずかしい状況じょうきょうにある。

なおCRF250X・L・M、CRF450L など登録とうろく保安ほあん基準きじゅんたすかたち日本にっぽんでの車両しゃりょう登録とうろくすでませてある車両しゃりょう使用しよう過程かていしゃ)については、問題もんだいなく公道こうどう走行そうこうすることができる。


モデル一覧いちらん

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CRFミニシリーズ

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いままではQR(2ストローク50cc)およびXRシリーズとして発売はつばいされた車種しゃしゅであったが、モデルチェンジにともないXRからCRFに名称めいしょう変更へんこうされた。基本きほんてきなスペックはXRシリーズとわらないが、おもなメインターゲットとして子供こども入門にゅうもんしゃけに設定せっていしている。

CRF50F/70F/110F

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たかいシートに交換こうかんなどの改造かいぞうしたCRF50F

ほんシリーズ最小さいしょう排気はいきりょう車種しゃしゅとなるが、子供こどもけのモトクロス入門にゅうもんようモデルとしての位置いちづけであり、ライダーの体重たいじゅう制限せいげんがある。エンジンはカブけい水平すいへいシリンダーエンジンを採用さいようし、子供こども簡単かんたん操作そうさできることを重点じゅうてんいた設計せっけいであるため、自動じどう遠心えんしんしきクラッチ採用さいようしている。なお、リヤサスペンション社外しゃがいひんみ(改造かいぞうし)、大人おとな事例じれいもある。

50と70のちが
  • 排気はいきりょう
  • 体重たいじゅう制限せいげん(50は40Kg以下いか・70は60Kg以下いか
  • タイヤサイズ
  • シートだか
  • エンジン出力しゅつりょく

2012ねんには日本にっぽん国外こくがい仕様しようとして70Fのエンジン拡大かくだいばんにあたるCRF110F発表はっぴょうされている。また50Fは中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく現地げんち法人ほうじんであるしん大洲おおす本田ほんだたく有限ゆうげん公司こうし生産せいさん移管いかんされた。

50/70とはことなりエンジンを50/70の水平すいへいシリンダーから垂直すいちょくシリンダーたん気筒きとうエンジンを採用さいようした車両しゃりょうで、公道こうどう仕様しようしゃにはエイプやCB50に使つかわれているエンジンである。

なお位置いちづけとしては、50/70を卒業そつぎょうした子供こどもつぎのステップアップする車両しゃりょうであるが、そのため100Fからは50/70に採用さいようされていた重量じゅうりょう制限せいげんはずされており、このことから大人おとな気軽きがる使用しようできる車両しゃりょうとなっている。なお日本にっぽん国外こくがい仕様しようとして100Fの姉妹しまいしゃであるCRF80Fも存在そんざいし、2007ねん日本にっぽんでもさい発売はつばいされたが、2010ねん現在げんざい発売はつばいされていない。

80と100のちが
  • ホイールサイズ
  • ボア(ストロークはおなじ。ただし排気はいきりょう増大ぞうだいわせて100のエンジン内部ないぶ強化きょうかされており、外観がいかんはんして共通きょうつう部品ぶひんすくない。)
  • リアサスペンション(ショックアブソーバー共通きょうつう

2013ねん発表はっぴょうされたCRF100Fの後継こうけいにあたる車両しゃりょうで、車体しゃたいサイズは100とほぼどう寸法すんぽうになっているがフレームは刷新さっしんされており、エンジンはロングストロークの124ccのものを搭載とうさいした。

日本にっぽん国外こくがい仕様しよう前後ぜんごホイールのサイズにより、ぜん17・14インチの通常つうじょう仕様しようと、ぜん19・16インチのミニモトクロスサイズにあたるビッグホイール仕様しようがあり、どちらもフロントにはディスクブレーキが装備そうびされている。

日本にっぽんでも2013ねん10月11にちに100だい限定げんていでビッグホイール仕様しようにあたる車両しゃりょうCRF125Fとして発売はつばいされた。なお車体しゃたい製造せいぞう中国ちゅうごくしん大洲おおす本田ほんだたく有限ゆうげん公司こうしおこなっている。

CRF150R / RII

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のCRFシリーズ同様どうよう2006ねん9月に発売はつばいされたほんグループは2ストロークのCR85R・RIIのクラスに参戦さんせんする車種しゃしゅ同車どうしゃ後継こうけい機種きしゅである。2006ねん登場とうじょうには07モデルとして2ストロークしゃ(CR85R・RII)も併売へいばいされたが、現在げんざい2ストロークしゃすべ国内こくないラインアップからはずされている。

150はミニとことなり剛性ごうせいたか倒立とうりつフォークや水冷すいれいエンジンを搭載とうさいしており、空冷くうれいのCRFシリーズとくらべパワーも格段かくだんにアップ。ストロークりょうおおいサスペンションとあいまって本格ほんかくてきなレースに参戦さんせんすることができる。

モデルとしてはRは子供こどもけのモデルで、RIIは大人おとな身長しんちょう体重たいじゅうわせてFホイールの大型おおがた(F19インチ、R16インチのミニモトクロスサイズ)やサスペンションのストロークの変更へんこうなどの改良かいりょうほどこされている。

欠点けってんとしては、新規しんき開発かいはつ実戦じっせん経験けいけんがないこと価格かかくが2ストロークしゃ比較ひかくして20まんえん価格かかく上昇じょうしょうでさらに15まんえん投資とうし上位じょうい車種しゃしゅのCRF250Rがえる値段ねだんやメンテナンスせいからの問題もんだいなどから、個人こじんユーザーが趣味しゅみでモトクロスをたのしむさいにコストパフォーマンスで上位じょうい車種しゃしゅほんモデルと、どうクラスの軽量けいりょう2ストロークエンジン搭載とうさいモデルや中古ちゅうこ車両しゃりょうなどの複数ふくすう選択肢せんたくしてしまうケースが発生はっせいする。

いずれ他社たしゃからもほんクラスに同様どうようの4ストロークエンジン搭載とうさいモデルが登場とうじょう予定よていであり、価格かかくめんからも他社たしゃ動向どうこうによっては価格かかくげられるケースもすくなからずることが予想よそうでき、実戦じっせん経験けいけん2007ねん全日本ぜんにほんモトクロス選手権せんしゅけんレディースクラスへの投入とうにゅう決定けっていしており、フィードバックによる車両しゃりょう自体じたい熟成じゅくせい期待きたいされるなど、上述じょうじゅつ欠点けってん解消かいしょうされる可能かのうせいたかい。

ちなみに海外かいがいでは空冷くうれいのCRF150F(末尾まつびがRではなくF)が販売はんばいされており、日本にっぽんにも輸入ゆにゅう代理だいりてんつうじて販売はんばいされるが、国内こくないのXLR125RとうおなじCB90けいのエンジンを搭載とうさいしており、CRF150Rとは性質せいしつことなりレーサーとうよりはファンライドモデルである。また、CRF230Fという、NX125けいエンジン(XR230とはクランクケースがおおきくことなる)を搭載とうさいするファンライドモデルが海外かいがい販売はんばいされる。

CRF250シリーズ

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2ストロークエンジン搭載とうさい125ccクラスがレギュレーションの変更へんこうMotoGP同様どうよう4ストロークしゃは250ccまでの排気はいきりょう出場しゅつじょうできることになり、さきにワークス専用せんよう車両しゃりょうとして試用しようされたのち2003ねん9月一般いっぱん発売はつばいされた。

公道こうどう走行そうこう不可ふかのクローズドコースけの競技きょうぎ車両しゃりょうである。おもあつかいやすさをだいいちいたコンセプトで開発かいはつされている。2010ねん10月発表はっぴょうのモデルよりPGM-FI装備そうびした。

なお、ミッションとエンジンは通常つうじょうのバイクとことなり4りんしゃ同様どうよう独立どくりつしきになっているためエンジン・ミッションのオイル交換こうかんはそれぞれに必要ひつようとなる。

CRF250Rのエンデューロバージョンで海外かいがい市場いちば販売はんばいされている車種しゃしゅであったが、2010ねん11月9にちより日本にっぽん国内こくない仕様しよう受注じゅちゅう限定げんてい車両しゃりょうとしてはじめて発売はつばいされた。

CRF250Rとの相違そういてん日本にっぽん仕様しよう
  • ヘッドライトとテールライトを装備そうび
  • セルスターターの搭載とうさい(キックも併用へいよう
  • PGM-FI(燃料ねんりょう噴射ふんしゃ装置そうち)をキャブレター(FCR37mmみち)に変更へんこう
  • ギア変更へんこう
  • リヤホイールのサイズを19インチから18インチに変更へんこう
  • 外装がいそうパーツの変更へんこう
  • 前後ぜんごサスペンションのストロークりょう変更へんこう
  • サイドスタンドの装備そうび
  • トリップメーターの装備そうび
  • 燃料ねんりょうタンクの容量ようりょう増加ぞうか
CRF250L
(CRF250M)
CRF250L(2012ねんモデル)
基本きほん情報じょうほう
排気はいきりょうクラス けいりん
メーカー 日本の旗本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう
車体しゃたい型式けいしき JBK-MD38
エンジン MD38Eがた 249 cm3 
水冷すいれい4ストロークDOHC4バルブたん気筒きとう
内径ないけい×行程こうてい / 圧縮あっしゅく 76.0 mm × 55.0 mm / 10.7:1
最高さいこう出力しゅつりょく 17kW 23ps/8,500rpm
最大さいだいトルク 22N・m 2.2kgf・m/7,000rpm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 143(M-145) kg
2017 2BK-MD44がた
・Type LD
全長ぜんちょうx全幅ぜんぷくx全高ぜんこう 2175mm x 815 mm x 1150mm
・ホイールベース 1430mm
最低さいてい地上ちじょうだか 210mm
・シートだか・830mm
最大さいだい出力しゅつりょく 18kW 24ps/8,500rpm
最大さいだいトルク 23N・m 2.3kgf・m/6,750rpm
車両しゃりょう重量じゅうりょう L-144kg TypeLD-143kg M-146kg
本体ほんたい価格かかく L-461,000えんぜい抜・LDふくむ)M-499,000えんぜい抜)
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2012ねん5月14にち発売はつばいされた公道こうどう走行そうこう可能かのうなモデルで型式けいしきめいJBK-MD38。開発かいはつのキーワードは「On(日常にちじょう)を便利べんりに、Off(週末しゅうまつ)をたのしむ、ちょうどいい相棒あいぼう」であり、とくあつかいやすさを重視じゅうししたモデルである[1]くるまめいをCRFとされたが競技きょうぎけモデルとの関連かんれんはなく、すべしん設計せっけいである。L は“合法ごうほう”を意味いみする「Legal」のりゃく

先代せんだいモデルにたるXR230・XR250は冷却れいきゃく方式ほうしき空冷くうれい燃料ねんりょう供給きょうきゅうキャブレターとされていたが、はいガス規制きせい対応たいおうさせるため水冷すいれいおよび燃料ねんりょう噴射ふんしゃ装置そうち変更へんこうされた。

エンジンはCBR250RのMC41Eがた249cc水冷すいれい4ストローク4バルブDOHCたん気筒きとうエンジンあつかいやすさを重視じゅうししたリファインを実施じっし[2]したMD38Eがた搭載とうさい

車体しゃたいしょくは、エクストリームレッドとロスホワイトの2しょく純正じゅんせいオプションとして45mmのローダウンキットが用意よういされる。

2017ねん2がつ20日はつかにモデルチェンジがおこなわれ、L の車体しゃたいをローダウンした Type LD がラインアップにくわわった。またエンジンは平成へいせい28ねん環境かんきょう規制きせい適合てきごうさせているが、セッティングやマフラー構造こうぞう変更へんこうによる最適さいてきおこなったことから出力しゅつりょく若干じゃっかん増加ぞうかさせている。

特撮とくさつ番組ばんぐみししでん戦隊せんたいキョウリュウジャー』のディノチェイサーのベースしゃや『仮面かめんライダー』(2012ねん以降いこう)でXR230、XR250販売はんばい終了しゅうりょう大半たいはんのライダーたちのベースしゃとなっている。

CRF250M(2013ねんモデル)

2013ねん4がつ25にち発売はつばいされた公道こうどう走行そうこう可能かのうモデルである。くるまめいのMは「Motard」(モタード)を意味いみする。型式けいしき車体しゃたいはLと共通きょうつうだがホイールを前後ぜんごとも17インチにかわそうし、くるまだかひくおさえたオンロードけのモデルである。

2017ねん2がつ20日はつかに L 同様どうようのモデルチェンジをけている。

CRF250 RALLY

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CRF250 RALLY
(CRF250 RALLY <ABS> / Type LD)
基本きほん情報じょうほう
排気はいきりょうクラス けいりん
車体しゃたい型式けいしき 2BK-MD44
エンジン MD38Eがた 249 cm3 4サイクル
水冷すいれいDOHC4バルブたん気筒きとう
内径ないけい×行程こうてい / 圧縮あっしゅく 76.0 mm × 55.0 mm / 10.7:1
最高さいこう出力しゅつりょく 18kW 24PS/8000rpm
最大さいだいトルク 23Nm 2.3kgf・m/6500rpm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 155(ABS +2・TypeLD -1) kg
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2013ねんからのダカール・ラリー参戦さんせん再開さいかいわせ出場しゅつじょうモデルのCRF450 Rallyをイメージして製作せいさくされた。当初とうしょ2015ねん3月の大阪おおさか東京とうきょうモーターサイクルショー[3]においてコンセプトモデルとして出展しゅってんされたが、これが好評こうひょうたことから市販しはんけてうごし、そのもプロトタイプがモーターショーに出展しゅってんされたのち、2016ねん11月のミラノショーにおいて市販しはん予定よていしゃはつ公開こうかいされ[4]日本にっぽん仕様しよう2017ねん2がつ20日はつか発売はつばいされた。

車体しゃたいとエンジンは通常つうじょう仕様しようをベースとしているが、フロントは大型おおがた風防ふうぼうきの2LEDヘッドライトにかわそうされ、前後ぜんごサスペンションも整地せいち走行そうこう考慮こうりょしたせん用品ようひん装備そうびされている。なおABS仕様しようもラインアップされのちがわのABSはON/OFFが可能かのうとなっている。またローダウン仕様しようType LD もラインアップされている。

CRF450シリーズ

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CRF450R(2010ねんがた

2ストロークエンジン250ccクラスがレギュレーションの変更へんこうMotoGP同様どうよう4ストロークエンジンしゃは450ccまでの排気はいきりょう出場しゅつじょうできることになったため、250よりはや2001ねん11月一般いっぱん発売はつばいされた。

CRF450R/X/RX

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おも装備そうびは250にじゅんずるが、2008ねん9がつ発表はっぴょうのモデルより、バッテリーレスのPGM-FI装備そうびしている。なおCRF450Xは2010ねん現在げんざい輸出ゆしゅつ仕様しようしゃとなっている。

CRF450RXは2016ねん12月15にちより限定げんてい発売はつばいされたエンデューロ仕様しようしゃで、タイヤサイズや燃料ねんりょうタンク容量ようりょうなどが変更へんこうされている。

CRF450L

2018ねん9がつ20日はつか発売はつばい。「CRF450R」をベースに、公道こうどうでの走行そうこう必要ひつよう保安ほあん部品ぶひんなどを装備そうびしたモデル。(エンジン、フレームとうは’19 CRF450Xと同等どうとう

日本にっぽん国内こくないけモデルは、2019ねん9がつまつをもって販売はんばい終了しゅうりょうとなった。(海外かいがいモデルは’20モデルで発売はつばいしている)

CRF450 Rally

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2013ねんからのダカール・ラリーへのワークス参戦さんせん使用しようしているマシン。2009ねんよりマシンレギュレーションがたん気筒きとうの450cc以下いか制限せいげんされているため、CRF450Xをベースにして開発かいはつされたプロトタイプマシンである[5]

CRF1000L Africa Twin

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2015ねん12月にヨーロッパで発売はつばいされたアドベンチャーモデルである。のCRFとはことなる2気筒きとうエンジンを搭載とうさいくるまめいはかつて製造せいぞうしていたデュアルパーパスモデルのアフリカツイン(XRV650/750)にちなむ。2016ねん2がつ22にちには日本にっぽん国内こくない仕様しようモデルも発売はつばいされる。

ファームバイク

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ニュージーランドにおいては農業のうぎょう用途ようと(アグリカルチャー)けに、CRFをベースにファーム(農場のうじょう牧場ぼくじょう)バイクに仕立したてられた車種しゃしゅ販売はんばいされている。

脚注きゃくちゅう

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外部がいぶリンク

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日本にっぽん国内こくない
海外かいがい