朝鮮民主主義人民共和国 鉄道 省
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1948– | |
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6000 km 375 km | |
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概要
軌間 :ほぼ標準軌 (1,435mm)であるが、狭軌 (762mm)も現存 している。咸北線 (ムルゴル駅 -羅 津 駅 )、豆満江 線 (ムルゴル駅 - ハサン駅 )は、標準軌 (1,435mm)と広軌 (1,520mm)の四 線 軌条 である。路線 長 :標準軌 の路線 長 は、6,000km以上 であるが、762mmの狭軌 も376km以上 ある。電化 :標準軌 路線 の5425km以上 は、直流 3,000Vで電化 されており(電化 率 80%以上 )、狭軌 路線 の295.5kmは直流 1,500Vで電化 されている。
歴史
2001
2004
2007
路線
- 咸北
線 :清 津 青年 駅 -羅 津 駅 , 331.1 km, 1435 mm (洪 儀 駅 -羅 津 駅 は、1435 mmと1520 mm の四 線 軌条 ) 豆満江 線 :ムルゴル駅 (咸北線 ) -豆満江 駅 (→ ハサン駅 , ロシア), 9.4 km, 1435 mmと1520 mm の四 線 軌条 江原 線 :高原 駅 -平 康 駅 , 145.8 km, 1435 mm金剛山 青年 線 :安 辺 駅 (江原 線 ) -金剛山 (→猪 津 駅 ,韓国 ), 101.0 km, 1435 mm満 浦 線 :順 川 駅 -満 浦 青年 駅 , 299.9 km, 1435 mm白頭山 青年 線 :吉 州 青年 駅 -恵山 青年 駅 , 141.7 km, 1435 mm平 釜 線 :平壌 駅 -開城 駅 (→都 羅山 駅 ,韓国 ), 187.3 km, 1435 mm平 徳 線 :平壌 駅 -球場 青年 駅 , 192.3 km, 1435 mm平 南 線 :平壌 駅 -平 南 温泉 駅 , 89.3 km, 1435 mm平 羅 線 :平壌 駅 -羅 津 駅 , 819.0 km, 1435 mm平 義 線 :平壌 駅 -新 義 州 青年 駅 (→丹 東駅 ,中国 ), 225.1 km, 1435 mm
狭軌 路線
駅
車両
電気 機関 車 および電車
主体 号 :1976年 に金 鍾泰電気 機関 車 連合 企業 所 で製造 された4両 編成 の電車 である。数 年間 、休眠 状態 であったが、1998年 には、平壌 - 裵山店 駅 間 の科学 者 の特別 通勤 列車 として使 われた[4]。赤旗 号 :電気 機関 車 と旅客 用 区分 を組 み合 わせた形式 であった。900-xxシリーズの番号 が割 り振 られていた[4]。赤旗 1号 :シュコダ財閥 によって製造 されたチェコスロバキア製 CSD class E499.0電気 機関 車 の開発 ライセンスによって金 鍾泰電気 機関 車 連合 企業 所 で1962年 に北朝鮮 で製造 された。このタイプの機関 車 は北朝鮮 にある290両 のうち半分 以上 を占 めている[4]。それらは、5000、5100、5200 、5300番 シリーズとして番号 付 けされている。赤旗 2号 :赤旗 1号 をさらに発展 させた機関 車 である[4]。万 景 台 号 :赤旗 1号 をさらに発展 させた機関 車 である[4]。赤旗 6号 :赤旗 2号 の2車体 を永久 連結 したものである[4]。赤旗 7号 :Francorail-MTEディーゼル機関 車 の車体 をもとに製造 された機関 車 2両 を永久 連結 したものである。赤旗 2.16号 として知 られ、その試作 車 は、三 大 革命 展示 館 にて展示 されている[4]。- 150シリーズ
電気 機関 車 :中型 電気 入 換 機関 車 。ハンガリーのガンツ社 が製造 したDVM4を変換 したものである。 - 170シリーズ
電気 機関 車 :中型 電気 入 換 機関 車 。北朝鮮 にて製造 された[4]。 - 1000シリーズ
電気 機関 車 :軽 型 電気 入 換 機関 車 。北朝鮮 にて製造 された[4]。 - 2000シリーズ
電気 機関 車 :本線 用 の電気 機関 車 であり主 に旅客 用 として使用 された。北朝鮮 製 である[4]。 - 4000シリーズ
電気 機関 車 :Francorail-MTEディーゼル機関 車 の車体 をもとに北朝鮮 で製造 された電気 機関 車 。そのうちの番号 4054は、三 大 革命 展示 館 にて展示 されている。 - 90000シリーズ
電気 機関 車 :オイル不足 のため、the GIE Francorail-MTE CSE26-2ディーゼル機関 車 は、電気 機関 車 に改造 された。数 両 が、762mm軌間 の路線 への運用 のため、改造 された[4]。 - Chŏngiha:
日本 統治 時代 にデロイ形 として製造 された電気 機関 車 。少 なくとも1両 はまだ現役 である[4]。形態 は、日本 のEF12形 電気 機関 車 と類似 している。出力 は、日本 国有 鉄道 のEF12は、1600 kW であったが、本 機 は2250 kWであった[6]。 - Grand Chŏllima March:1999
年 の朝鮮中央通信 の報道 によると、金 鍾泰電気 機関 車 連合 企業 所 にて新型 の電気 機関 車 が製造 されたもようである[7]。 強行 軍 :少 なくとも15両 のM62ディーゼル機関 車 が、1998年 に電気 機関 車 に改造 され、"強行 軍 (Forced March)"とされた。番号 は、1.5-01から1.5-11まである[4]。- Songun Red Flag:
新型 機関 車 の試作 車両 は、非同期 モーターが搭載 された。金 鍾泰電気 機関 車 連合 企業 所 にて製造 され、2011年 除幕 された[8]。
ディーゼル機関 車
- 100 シリーズ -
中国 製 DF5,中古 - 200 シリーズ -
中国 製 DF4D,中古 [4] - 300 シリーズ -
中国 製 BJ,中古 [4] - 400 シリーズ - チェコ
製 T466.2, スロバキアの中古 - 500 シリーズ - ロシア
製 en:TEM1, ロシア製 の中古 [4] - 600 シリーズ -
ソ連 製 M62, 65ユニットは北朝鮮 にて新調 した[4] - 700 シリーズ -
ソ連 製 M62 ドイツ製 の中古 [4] - 800 シリーズ -
ソ連 製 M62 ポーランド、スロベニア、ロシア製 の中古 [4] - 900 シリーズ -
中国 製 DFH3,中古 [4] - 8000 シリーズ -
北朝鮮 製 。ソ連 製 のM62の設計 をコピーし、自国 製 とソ連 製 の予備 部品 を使 って造 られた。2台 製造 され、8001は、現役 であり、8002は、三 大 革命 展示 館 にて展示 されている[4]。 - DF1
型 -中国 製 DF1型 ,中古 [4] - GIE Francorail-MTE CSE26-21
型 - フランス製 機関 車 。1981年 に新造 され、1985年 にはさらに5両 製造 された。アメリカ製 エンジンが搭載 されたが、後 に電気 機関 車 に改造 された[4]。近年 では、未 改造 のディーゼル機 が金 正 恩 専用 列車 の牽引 機 として使 われている。 赤旗 クラス -車体 中央 部 の運転 室 を配置 。日本 のDD13型 ディーゼル機関 車 と類似 [4]新星 クラス -中型 入 換 機関 車 [4]- DVM4クラス - 1964
年 ハンガリーより供与 された機関 車 である[9] 。4両 が電気 機関 車 に改造 され、150シリーズと呼 ばれている。
蒸気 機関 車
- 100シリーズ -
中国 製 - 150シリーズ - ルーマニア
製 150.1クラス 2-10-0 - 400シリーズ - チェコスロバキア
製 762mm 0-6-0T; - 424クラス - ハンガリー
製 424 4-8-0型 [4] - 475クラス - チェコスロバキア
製 475.1 4-8-2型 [4] - 500シリーズ -
北朝鮮 製 762mm 2-8-0;[4] - 6000シリーズ -
中国 製 JF クラス 2-8-2;[4] - 8000シリーズ - アメリカ
製 en:USATC S160 2-8-0;[4] - 8100シリーズ - アメリカで
製造 , ex-Soviet Ye-class "Russian Decapod" 2-10-0;[4] - FD20クラス -
ソ連 で製造 FD20クラス 2-10-2中国 より供与 された[4] - Ol49クラス - ポーランド
製 Ol49クラス 2-6-2[4] - TKt48クラス- ポーランド
製 TKt48クラス 2-8-2T
近郊 国 との鉄道 連絡
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中国 -同 じ軌間 で直通 している。 - ロシア -
異 なる軌間 であるため、旅客 列車 は台車 の交換 が行 われ、貨物 列車 は荷 の積 み替 えが行 われていたが、羅 津 港 駅 まで四 線 軌条 化 され、同 駅 まで直通 可能 となった。 -
大韓民国 -同 じ軌間 である。京 義 線 ・東海 線 鉄道 および道路 の連結 事業 が進 められ分断 されていた路線 が再度 つながり、列車 も運行 されたことがあるが、現在 は列車 の運行 は中断 している。
関連 項目
韓国 鉄道 公社 -大韓民国 の鉄道 運営 機構
脚注
- ^ “
露 朝 鉄道 が試験 運転 、全面 開通 は来年 に”.読売新聞 (2011年 10月 13日 ). 2011年 10月 14日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2011年 11月20日 閲覧 。 - ^ “ハサン・
羅 津 間 鉄道 が10月 13日 (予定 )試運転 へ!”. ロシアNOW (2011年 10月 4日 ). 2011年 10月 15日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2011年 11月20日 閲覧 。 - ^
西村 大輔 (2013年 9月 23日 ). “ロ朝 鉄道 思惑 乗 せ走 る”.朝日新聞 (朝刊 ): p. 3面 - ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai
国分 隼人 『将軍 様 の鉄道 北朝鮮 鉄道 事情 』新潮社 、2007年 1月 17日 。ISBN 978-4103037316。 - ^ A Glimpse of North Korea's Railways
- ^
鉄道 死語 辞典 (北 総 レール倶楽部 )(インターネットアーカイブ) - ^ http://www.kcna.co.jp/item/1999/9911/news11/08.htm
- ^ http://www.naenara.com.kp/en/periodic/times/index.php?contents+13089+2011-01-03+502+9
- ^ http://www.ganzdata.hu/cat/gmdrv/images/fullsize/zebra_43.JPG