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中原なかはら昌也まさや

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中原なかはら 昌也まさや
誕生たんじょう (1970-06-04) 1970ねん6月4にち(54さい[1]
日本の旗 日本にっぽん 東京とうきょうみなと青山あおやま[2]
職業しょくぎょう 音楽家おんがくか映画えいが評論ひょうろん小説しょうせつ随筆ずいひつ画家がかイラストレーター
代表だいひょうさく 『あらゆる場所ばしょ花束はなたばが……』(2001ねん
もなき孤児こじたちのはか』(2006ねん
おも受賞じゅしょうれき 三島みしま由紀夫ゆきおしょう(2001ねん
野間のま文芸ぶんげい新人しんじんしょう(2006ねん
ドゥマゴ文学ぶんがくしょう(2008ねん
ウィキポータル 文学ぶんがく
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中原なかはら 昌也まさや(なかはら まさや、1970ねん6月4にち - )は、日本にっぽん音楽家おんがくか映画えいが評論ひょうろん小説しょうせつ随筆ずいひつ画家がかイラストレーター

文化ぶんか学院がくいん高等こうとう課程かてい中退ちゅうたい。1988ねんごろから音楽おんがく活動かつどうはじめ、1990ねんにノイズユニット暴力ぼうりょく温泉おんせん芸者げいしゃげ、海外かいがい公演こうえんなどをつうじて日本にっぽん国外こくがいでも活動かつどうしている。音楽おんがく活動かつどう並行へいこうして映画えいが評論ひょうろんがけ、1998ねんには小説しょうせつとしてデビュー、2001ねんに『あらゆる場所ばしょ花束はなたばが…』で三島みしま由紀夫ゆきおしょう2006ねんに『もなき孤児こじたちのはか』で野間のま文芸ぶんげい新人しんじんしょう受賞じゅしょう

ちち絵本えほん作家さっかイラストレーター中原なかはらおさむいち(なかはら しゅういち、1936ねん - 2018ねん[1]

経歴けいれき[編集へんしゅう]

1970ねん東京とうきょうみなと青山あおやままれる。小学生しょうがくせい時代じだいから海外かいがい前衛ぜんえい文学ぶんがく愛好あいこう。また映画えいが雑誌ざっしスターログ』を購読こうどくしていた。中学生ちゅうがくせい時代じだいには、佐藤さとう重臣じゅうしん主催しゅさいカルト映画えいが上映じょうえいかいだまつぼフィルムアーカイブ」に参加さんかおおきな影響えいきょうける。映画えいが興味きょうみ一方いっぽうノイズミュージックにも興味きょうみしめし、1988ねんごろより音楽おんがく活動かつどう開始かいし。1990ねんにアメリカのインディペンデントレーベルRRRecordsから「暴力ぼうりょく温泉おんせん芸者げいしゃ名義めいぎマゾンナとのスプリットLPをし、以降いこうソニック・ユースベックジョン・スペンサーのフロントアクトをこなす。小山田おやまだ圭吾けいごとの交友こうゆう青山あおやまブックセンター中原なかはら小山田おやまだにボストン・ストラングラーズというバンドをもうとさそった)から音楽おんがくやカルチャー雑誌ざっし中心ちゅうしん人気にんきる。90年代ねんだい中盤ちゅうばんごろ、メディアからは「デス渋谷しぶやけい」とばれることもあった。1995ねんのアメリカツアーをはじめとして海外かいがいでの公演こうえんおおい。トラットリアやダブレストラン、東芝とうしばEMIなどからおおくの音楽おんがく作品さくひん発表はっぴょうしており、一時期いちじきはリミキサーとしても活躍かつやくコーネリアス布袋ほてい寅泰ともやすスチャダラパーECD宇宙うちゅうけんなどの作品さくひんがけた。またトリビュートばんへの参加さんかもあり、暴力ぼうりょく温泉おんせん芸者げいしゃ名義めいぎトッド・ラングレン[3]の『トッドは真実しんじつのスーパースター』や、マーク・ボランの『Boogie with the Wizarad』などの作品さくひんつらねている[4]

1997ねん小室こむろ哲哉てつや番組ばんぐみ出演しゅつえんしたさい、SMじょうのマネキンと相撲すもう文字もじで「暴力ぼうりょく温泉おんせん芸者げいしゃ」とかれた書割かきわりずかしくなり、「Hair Stylistics」名義めいぎ変更へんこうどう名義めいぎでは2004ねんに1stアルバム『Custom Cock Confused Death』を発表はっぴょうしている。音楽おんがく活動かつどう並行へいこうし、1995ねんから町山まちやま智浩ともひろ創刊そうかんした『映画えいが秘宝ひほう』シリーズにメイン・ライターとして参加さんか。1996ねんにははつ著書ちょしょ、『ソドムの映画えいが』も刊行かんこう映画えいが評論ひょうろんとして活動かつどうはじめる。

1998ねん、『文藝ぶんげい』に連載れんさいした『絶望ぜつぼう散歩道さんぽみち』をたん編集へんしゅう『マリ&フィフィの虐殺ぎゃくさつソングブック』にまとめ、小説しょうせつとしてデビュー。2001ねんはつ長編ちょうへん『あらゆる場所ばしょ花束はなたばが……』でだい14かい三島みしま由紀夫ゆきおしょう受賞じゅしょう青山あおやま真治しんじ『ユリイカ EUREKA』との同時どうじ受賞じゅしょう)。審査しんさいんのうち宮本みやもとあきら高樹たかぎのぶからは反発はんぱつけたが島田しまだ雅彦まさひこ福田ふくだ和也かずやから支持しじけ、協議きょうぎ結果けっか受賞じゅしょうまった。福田ふくだからは「ほん作品さくひんは、アヴァン・ポップてきなものとしてまれているようだが、本質ほんしつてきにはむしろ、シクススシモンソレルスといった50-70年代ねんだいフランスのヌーボー・ロマン結構けっこうをもっている」とひょうされる[5]

2005ねんだい58かいカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい出品しゅっぴんされた青山あおやま真治しんじ監督かんとくエリ・エリ・レマ・サバクタニ』に出演しゅつえん[6]

2006ねん中編ちゅうへん点滅てんめつ……』がだい135かい芥川賞あくたがわしょう(2006ねん上半期かみはんき候補こうほ作品さくひんえらばれたときには1ひょうはいらずに落選らくせん中原なかはらがこれをけて『SPA!誌上しじょう選考せんこう委員いいん批判ひはんおおくの選考せんこう委員いいんたいしては批判ひはんてきであったが、黒井くろい千次せんじについては真摯しんし選評せんぴょうへの謝辞しゃじべている)をしる一部いちぶ話題わだいになった。一方いっぽうたん編集へんしゅうもなき孤児こじたちのはか』は、審査しんさいん支持しじ同年どうねんだい28かい野間のま文芸ぶんげい新人しんじんしょう受賞じゅしょうした。同年どうねん、「眩暈げんうん装置そうち:松本まつもと俊夫としおをめぐるインターメディアの鉱脈こうみゃく」(川崎かわさき市民しみんミュージアム、キュレーター、佐藤さとうみのる)に出展しゅってん

2008ねんすべての文芸ぶんげい雑誌ざっしの1がつごう小説しょうせつ掲載けいさいした。

文芸ぶんげいのコラムやインタビューでは「活字かつじいて生活せいかつしていくことのくるしさ」をいいたてることがおおい。『文學ぶんがくかい』2008ねん4がつごうおこなわれた、古井ふるい由吉よしきち筒井つつい康隆やすたか高橋たかはし源一郎げんいちろう島田しまだ雅彦まさひこ川上かわかみ映子えいこ作家さっか11にんによるだい座談ざだんかい「ニッポンの小説しょうせつはどこへくのか」に出席しゅっせきしたさいも、中原なかはら終始しゅうし小説しょうせつは、からくてからくてきたくない。でも、かないと、そのつらさがわかってもらえない」というような発言はつげんかえし、司会しかい高橋たかはし源一郎げんいちろうから「中原なかはらくんはほっときましょう」とわれている。

2008ねん高橋たかはし源一郎げんいちろう選考せんこうにより『中原なかはら昌也まさや 作業さぎょう日誌にっし』でBunkamuraドゥマゴ文学ぶんがくしょう受賞じゅしょう高橋たかはしは「おれの基準きじゅんで、いちばん小説しょうせつになっていたもの、最高さいこう小説しょうせつだったもの、それが、一見いっけん、ただの日記にっきにすぎない、いたこともたこともないCDやDVDの膨大ぼうだい購入こうにゅうリストとグチとごとばかりの、この中原なかはら昌也まさやの『作業さぎょう日誌にっし』だった」との選評せんぴょうおこなった[7]

2009ねん矢内やないはら美邦よしくに演出えんしゅつ舞台ぶたいにん姉妹しまい』の音楽おんがくがけた[8]

2023ねん1がつからのう梗塞こうそく糖尿とうにょうびょう合併症がっぺいしょう)で入院にゅういんしていることが同年どうねん9がつ発表はっぴょうされた[9][10]

中原なかはら昌也まさや文学ぶんがくしょう[編集へんしゅう]

中原なかはら昌也まさや個人こじんてき選考せんこうして表彰ひょうしょうするしょう

ディスコグラフィ[編集へんしゅう]

自身じしん作品さくひん[編集へんしゅう]

暴力ぼうりょく温泉おんせん芸者げいしゃ名義めいぎ

  • 『Shocks! Shocks! Shocks!』(1989ねんVanilla Records) - 1993ねんにCDで再発さいはつ
  • 『Excrete Music』(1991ねんVanilla Records
  • 『Otis』(1993ねん、Endorphine Factory) - 1996ねんにRail Recordingsより一部いちぶ修正しゅうせい再発さいはつ
  • 『QUE SERA SERA』(1995ねん、Rail Recordings)
  • 『Black Lovers: Early Lost Tapes 1988』(1995ねん、My Fiance's Lifework Productions)
  • 『U.S. Tour'95- Live Collaboration With Smegma, Truman's Water, Thurston Moore』(1995ねん、Japan Overseas)
  • 『TEENAGE PET SOUNDS』(1996ねんTrattoria
  • 『NATION OF RHYTHM SLAVES』(1996ねん、Rail Recordings)
  • 『The Midnight Gambler』(1996ねん、Pure)
  • 『Violent Onsen Geisha』(1997ねん、Bloody Butterfly)

Hair Stylistics名義めいぎ

  • 『TRANSONIC ARCHIVES / 1996-1999』(2001ねん、Transonic)
  • Custom Cock Confused Death』(2004ねん、Daisyworld)
  • 『AM5:00+』(2007ねん、Boid)
  • 『Monthly Hair Stylistics』(2008ねん - 2009ねん、Boid) - 12まいのCDアルバムを1ヶ月かげつに1まいずつ、12ヶ月かげつわたってリリースしたもの。
  • 『LIVE!』(2009ねん、Boid)
  • 『First』(2011ねん、Black Smoker Record)
  • 『COMBOPIANO-1+HAIR STYLISTICS』(2011ねんP-VINE) - COMBOPIANOの3にんのうち2にんとのセッション音源おんげん
  • 『DYNAMIC HATE』(2013ねん、disques corde)

また、2009ねん終盤しゅうばんごろから、ライブ録音ろくおんふく膨大ぼうだい音源おんげん私家しかばんCD-Rにて発表はっぴょうしている。

リミックス[編集へんしゅう]

  • スチャダラパー「0718 アニソロ (暴力ぼうりょく温泉おんせん芸者げいしゃRemix)」『サイクル・ヒッツ』(1995ねん、Ki/oon)
  • Cornelius「Volunteer Ape Man (Disco/暴力ぼうりょく温泉おんせん芸者げいしゃRemix)」『96/69』(1996ねん、Trattoria)
  • 宇宙うちゅうけん「Atomic Pop (暴力ぼうりょく温泉おんせん芸者げいしゃRemix)」『コテカ』(1996ねん、Polystar)
  • 『ヤング・マガジンCD-book 座敷ざしきおんな』(1997ねん講談社こうだんしゃ) - 望月もちづき峯太郎みねたろう 原作げんさく漫画まんがのラジオドラマCDをリミックス
  • Ground Zero「What A Way To Die (暴力ぼうりょく温泉おんせん芸者げいしゃRemix)」『Conflagration (Project: Consume / Consuming Ground Zero Vol. 2)』(1997ねん、Creativeman Disc.)
  • Microstoria「Endless Summer NAMM (暴力ぼうりょく温泉おんせん芸者げいしゃRemix)」『Reprovisers』(1997ねん、Mille Plateaux)
  • 花代はなだいなしずく (Hair Stylistics Remix)」『サヨナ・ラ・ラ』(1996ねん、メディアレモラス)
  • 布袋ほてい寅泰ともやす「CIRCUS (Afro groove Mix)」『BATTLE ROYAL MIXES』(1996ねん東芝とうしばEMI)
  • Fantastic Explosion「Hixon & Carter (Hair Stylistics Remix)」『in the 90's』(1999ねん、Transonic)
  • ECD「RUDE BOY SUTRA (exodus ecd extended version)」『MELITING POT』(1999ねん、Cutting Edge)
  • 筋肉きんにく少女しょうじょたい「もーれつア太郎たろう'07 (Hair Stylistics Remix) 」(2007ねん、Sony)
  • 禁断きんだん多数決たすうけつ透明とうめいかん (Hair Stylistics remix)」『禁断きんだん予告編よこくへん』(2012ねん、self-released)

作詞さくし[編集へんしゅう]

  • 篠原しのはらともえ「チャタレイ夫人ふじんにあこがれて」『スーパー・モデル』(1996ねん、Ki/oon)
  • NIPPSよごれたはな」『ONE FOOT』(2002ねん、ONE FOOT)
  • なぎさようこあい逃亡とうぼうしゃ」『あい逃亡とうぼうしゃ』(2003ねん、Sound of Elegance)

その[編集へんしゅう]

監修かんしゅう[編集へんしゅう]

  • 『GO CINEMANIA REEL 4 スクリーミング ア ゴーゴー』(2000ねん

著書ちょしょ[編集へんしゅう]

小説しょうせつ[編集へんしゅう]

  • 『マリ&フィフィの虐殺ぎゃくさつソングブック』(1998ねん河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ) - のち河出かわで文庫ぶんこ
    • 路傍ろぼう墓石はかいしえがかれた野獣やじゅう自画像じがぞう/ソーシャルワーカーの誕生たんじょう/あのつとむがんだ/とびだせ、母子ぼし家庭かてい/つとむよ、不良ふりょう大学だいがくとびらをたたけ/ジェネレーション・オブ・マイアミ・サウンドマシーン/消費しょうひぜい5パーセント賛成さんせいひとごとは、人間にんげんをより孤独こどくにするだけだ/物語ものがたり終了しゅうりょうののち、全員ぜんいん病死びょうしくら廊下ろうかひびく、さびしい足音あしおとうた/レインボー・ドッグス 明日あしたへの挑戦ちょうせんじょう文庫ぶんこばん解説かいせつ柳下やぎした毅一郎きいちろう
  • 子猫こねこ乱暴らんぼうしゃ日記にっき』(2000ねん河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ) - のち河出かわで文庫ぶんこ
    • 子猫こねこ乱暴らんぼうしゃ日記にっき(『文藝ぶんげい別冊べっさつ』1999ねん7がつ
    • じゅうだいのプレイボーイ・カメラマン かっこいいやつ、うらやましいあいつ(『広告こうこく』1999ねん5+6がつごう
    • デーモニッシュ・キャンドルズ(『文藝ぶんげい』1999ねん夏季かきごう
    • たたか意志いしなし、しかし、ころしたい(『リトルモア』1999ねん秋季しゅうきごう
    • くろひげ独身どくしんりょう(『文藝ぶんげい』1998ねん冬季とうきごう
    • 欲望よくぼうゴルフ ホール・イン・ワン(『文藝ぶんげい』1999ねん春季しゅんきごう
    • 貧乏びんぼうだから、人間にんげんにくらう(『文藝ぶんげい』1999ねん冬季とうきごう
  • 『あらゆる場所ばしょ花束はなたばが……』(2001ねん新潮社しんちょうしゃ) - のち新潮しんちょう文庫ぶんこ
  • 『キッズの未来みらいわんぱく宣言せんげん』(2004ねんリトルモア) - CD
  • 待望たいぼう短篇たんぺんしゅう忘却ぼうきゃく彼方かなたに』(2004ねん河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ) - のち河出かわで文庫ぶんこ
    • 待望たいぼう短篇たんぺん忘却ぼうきゃく彼方かなたに/牡蠣かき事件じけん覚書おぼえがき/おかねをあげるからもうかないで、とわれればよろこんで/凶暴きょうぼう放浪ほうろうしゃばと/ロック演奏えんそうかい音楽おんがくえない/SEXY BABYLON/交通こうつう事故じこ現場げんばにいた老婆ろうば残飯ざんぱん天真爛漫てんしんらんまん女性じょせい
  • もなき孤児こじたちのはか』(2006ねん新潮社しんちょうしゃ) - のち文春ぶんしゅん文庫ぶんこ
    • わたしのパソコンタイムズ顛末てんまつ(『文學ぶんがくかい』2004ねん7がつごう
    • 彼女かのじょたちの事情じじょうなどったことか(『新潮しんちょう』2004ねん8がつごう
    • おんなたちのやさしさについてかんがえた(『文學ぶんがくかい』2004ねん9がつごう
    • 美容びようしつ「ペッサ」(『新潮しんちょう』2004ねん10がつごう
    • 典子のりこは、むかし(『文學ぶんがくかい』2004ねん11がつごう
    • 憎悪ぞうおさん、こんにちは!(『新潮しんちょう』2004ねん12がつごう
    • 鼻声はなごえうたきみは(『文學ぶんがくかい』2005ねん1がつごう
    • 記憶きおく道場どうじょう(『新潮しんちょう』2005ねん2がつごう
    • 傷口きずぐちかた物語ものがたり(『文學ぶんがくかい』2005ねん3がつごう
    • 巨乳きょにゅうロボット(『新潮しんちょう』2005ねん4がつごう
    • おんなとつきじゃない(『文學ぶんがくかい』2005ねん5がつごう
    • ドキュメント 授乳じゅにゅう(『新潮しんちょう』2005ねん6がつごう
    • ドキュメント ぞく授乳じゅにゅう(『文學ぶんがくかい』2005ねん7がつごう
    • もなき孤児こじたちのはか(『新潮しんちょう』2005ねん8がつごう
    • だい集合しゅうごう! ダンサー&アクターズ(『文學ぶんがくかい』2005ねん9がつごう
    • 点滅てんめつ……(『新潮しんちょう』2006ねん2がつごう
    • 文庫ぶんこばん解説かいせつ田口たぐちランディ
  • 『KKKベストセラー』(2006ねん朝日新聞社あさひしんぶんしゃ) - CD
  • 『ニートピア2010』(2008ねん文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう
    • 舞台ぶたい動物どうぶつ(『メルボルン』01)
    • 怪力かいりき文芸ぶんげい編集へんしゅうしゃ(『新潮しんちょう』2006ねん12がつごう
    • ブンなぐっておかすぞ!(『新潮しんちょう』2006ねん9がつごう
    • だれてもひとでなし (『文學ぶんがくかい』2006ねん10がつごう
    • 中間ちゅうかん小説しょうせつ(『エソラ』だい4ごう
    • こえしてみたい名前なまえ(『新潮しんちょう』2007ねん6がつごう
    • フンペ・フンペ(『文藝ぶんげい』2007ねん秋季しゅうきごう
    • ニートピア2010(『新潮しんちょう』2007ねん10がつごう
    • まわしきみずうみほとりで(『新潮しんちょう』2008ねん1がつごう
    • だれうつっていない(『すばる』2008ねん1がつごう
    • 事態じたい悪化あっかする(『文學ぶんがくかい』2008ねん1がつごう
    • しん売春ばいしゅん組織そしき」(『群像ぐんぞう』2008ねん1がつごう
    • はなっておけば、やがて未来みらい(『文藝ぶんげい』2008ねん春季しゅんきごう
  • 悲惨ひさんすぎるいえなき』(2012ねん河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ
    • 悲惨ひさんすぎるいえなき死体したいざらじょう/かつてうまだったむすめしん始球しきゅうしき人間にんげんかおにしかえないものが/くん馬鹿ばかよりおろかしい/まだなにいていない…
  • 『こんにちはレモンちゃん』(2013ねんまぼろしおどけ書房しょぼう
    • こんにちはレモンちゃん/アイ・アム・ア・ドリーマー/死者ししゃいえにて/ひ/キリストのてくる寓話ぐうわしゅうゆめののしられる/こいする魔法まほう忠雄ただおがいる……
  • 知的ちてきかた教室きょうしつ』(2014ねん文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう
  • 軽率けいそつ曖昧あいまいかるさ』(2016ねん河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ
    • 軽率けいそつ傷口きずぐち硬貨こうかれれば/恋愛れんあい帝国ていこく良子りょうこ幸福こうふくいぬのしつけビデオにひそとしあな人間にんげん部屋へや真弓まゆみ キミがせてくれたゆめばとぎら
  • 『パートタイム・デスライフ』(2019ねん河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ
  • 虐殺ぎゃくさつソングブックremix』(2019ねん河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ
  • 人生じんせいおどろきにちている』(2020ねん新潮社しんちょうしゃ

映画えいが評論ひょうろん[編集へんしゅう]

  • 『ソドムの映画えいが あるいは、グレートハンティングてきたん批評ひひょう闘争とうそう』(1996ねんよういずみしゃ
  • 『エーガかいささぐ』(2003ねん扶桑社ふそうしゃ
  • 青山あおやま真治しんじ阿部あべ和重かずえ中原なかはら昌也まさやのシネコン!』(2004ねん、リトルモア) - 青山あおやま真治しんじ阿部あべ和重かずえとの共著きょうちょ
  • ぞく・エーガかいささぐ』(2005ねん扶桑社ふそうしゃ
  • 映画えいが頭脳ずのう破壊はかい』(2008ねん文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう
  • 『エーガかいささ完全かんぜんばん』(2018ねん、 boid)

エッセイ・対談たいだんなど[編集へんしゅう]

  • 『サクセスの秘密ひみつ 中原なかはら昌也まさや対談たいだんしゅう』(2001ねん河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ
  • 『ボクのブンブン分泌ぶんぴつぎょう』(2004ねん太田出版おおたしゅっぱん
  • いやオタクりゅう』(2006ねん太田出版おおたしゅっぱん) - 高橋たかはしヨシキ海猫うみねこさわめろん更科さらしな修一郎しゅういちろうとの共著きょうちょ
  • 中原なかはら昌也まさや 作業さぎょう日誌にっし 2004→2007』(2008ねんboid
  • 『IQ84以下いか!』(2010ねんフィルムアートしゃ) - 絵本えほん
  • んでもなにのこさない―中原なかはら昌也まさや自伝じでん』(2011ねん新潮社しんちょうしゃ
  • 中原なかはら昌也まさや人生じんせい相談そうだん なやんでるうちがはななのよとう宣言せんげん』(2015ねん、リトルモア)
  • 『12まいのアルバム』(2018ねん、boid) - 対談たいだんしゅう
  • ねんフェイスブック生存せいぞん記録きろく』(2021ねん、boid) - Kindleばんのみ

フィルモグラフィ[編集へんしゅう]

  • 宇宙うちゅう 外伝がいでん 変身へんしん』(2002ねん) - 出演しゅつえん
  • エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(2005ねん) - 出演しゅつえん
  • オカルト』(2009ねん) - 音楽おんがく
  • 『アノソラノアオ』(2012ねん) - 音楽おんがく
  • さけ中日ちゅうにち』(2015ねん) - 出演しゅつえん
  • 激怒げきど RAGEAHOLIC』(2022ねん) - 音楽おんがく

受賞じゅしょう[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ a b 中原なかはら昌也まさやんでもなにのこさない―中原なかはら昌也まさや 自伝じでん―』”. 新潮社しんちょうしゃ. 2014ねん4がつ10日とおか閲覧えつらん
  2. ^ 作家さっか読書どくしょどうだい60かい 中原なかはら 昌也まさやさん”. WEBほん雑誌ざっし. ほん雑誌社ざっししゃ (2006ねん10がつ27にち). 2014ねん4がつ10日とおか閲覧えつらん
  3. ^ 「ハロー・イッツ・ミー」などの代表だいひょうきょくがある。グランド・ファンクらをプロデュース
  4. ^ https://www.discogs.com/ja/Various-Boogie-With-The-Wizard-A-Tribute-To-Marc-Bolan-T-Rex/release/6316154
  5. ^ 選評せんぴょう”. www.shinchosha.co.jp. www.shinchosha.co.jp. 2023ねん6がつ24にち閲覧えつらん
  6. ^ Jay Weissberg (2005ねん5がつ18にち). “Review: 'Eli, Eli, Lema Sabachtani?'” (英語えいご). Variety. 2014ねん4がつ10日とおか閲覧えつらん
  7. ^ 受賞じゅしょう作品さくひん”. Bunkamuraドゥマゴ文学ぶんがくしょう. Bunkamura. 2014ねん4がつ10日とおか閲覧えつらん
  8. ^ 中原なかはら昌也まさや×矢内やないはら美邦よしくに 対談たいだん”. CINRA.NET (2009ねん6がつ26にち). 2014ねん4がつ10日とおか閲覧えつらん
  9. ^ 9/20 【おらせ】中原なかはら昌也まさや病状びょうじょうと、今後こんごについて”. boid公式こうしきサイト (2023ねん9がつ20日はつか). 2023ねん9がつ21にち閲覧えつらん
  10. ^ 中原なかはら昌也まさや病状びょうじょうとコメント発表はっぴょう最近さいきんべておいしかったのは”. 音楽おんがくナタリー (2023ねん9がつ20日はつか). 2023ねん9がつ21にち閲覧えつらん
  11. ^ 三島みしま由紀夫ゆきおしょう 過去かこ受賞じゅしょう作品さくひん”. 新潮社しんちょうしゃ. 2018ねん1がつ5にち閲覧えつらん
  12. ^ 野間のま文芸ぶんげい新人しんじんしょう”. 講談社こうだんしゃ. 2018ねん1がつ5にち閲覧えつらん
  13. ^ Bunkamuraドゥマゴ文学ぶんがくしょう 受賞じゅしょう作品さくひん”. Bunkamura. 2018ねん1がつ5にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ文藝ぶんげい』2001ねんふゆごう特集とくしゅう中原なかはら昌也まさや

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]