村上むらかみ龍りゅう

村上むらかみ 龍りゅう （むらかみ りゅう）
村上むらかみ龍りゅう（2005年ねん6月がつ3日にち）
誕生たんじょう	村上むらかみ 龍りゅう之これ助すけ (1952-02-19) 1952年ねん2月がつ19日にち（72歳さい） 日本にっぽん・長崎ながさき県けん佐世保させぼ市し
職業しょくぎょう	小説しょうせつ家か、映画えいが監督かんとく
言語げんご	日本語にほんご
国籍こくせき	日本にっぽん
最終さいしゅう学歴がくれき	武蔵野美術大学むさしのびじゅつだいがく造形ぞうけい学部がくぶ中退ちゅうたい
活動かつどう期間きかん	1976年ねん -
ジャンル	小説しょうせつ・随筆ずいひつ・評論ひょうろん・映画えいが
代表だいひょう作さく	『限かぎりなく透明とうめいに近ちかいブルー』（1976年ねん） 『コインロッカー・ベイビーズ』（1980年ねん） 『愛あいと幻想げんそうのファシズム』（1987年ねん） 『69 sixty nine 』（1987年ねん） 『トパーズ』（1988年ねん） 『五ご分ふん後ごの世界せかい』（1994年ねん） 『イン ザ・ミソスープ』（1997年ねん） 『半島はんとうを出でよ』（2005年ねん） 『歌うたうクジラ』（2010年ねん）
主おもな受賞じゅしょう歴れき	群像ぐんぞう新人しんじん文学ぶんがく賞しょう（1976年ねん） 芥川あくたがわ龍之介りゅうのすけ賞しょう（1976年ねん） 野間のま文芸ぶんげい新人しんじん賞しょう（1980年ねん） 平林ひらばやしたい子こ文学ぶんがく賞しょう（1996年ねん） 読売よみうり文学ぶんがく賞しょう（1998年ねん） 谷崎たにざき潤一郎じゅんいちろう賞しょう（2000年ねん） 毎日まいにち出版しゅっぱん文化ぶんか賞しょう（2005年ねん） 野間のま文芸ぶんげい賞しょう（2005年ねん） 毎日まいにち芸術げいじゅつ賞しょう（2011年ねん）
デビュー作さく	『限かぎりなく透明とうめいに近ちかいブルー』（1976年ねん）
影響えいきょうを受うけたもの 中上なかがみ健次けんじ など
影響えいきょうを与あたえたもの 村上むらかみ春樹はるき、庵あん野の秀明ひであき、葉は真中まんなか顕あらわ、新海しんかい誠まこと、河村かわむら隆一りゅういち、チバユウスケ、クァク・キョンテク など
ウィキポータル 文学ぶんがく

村上むらかみ 龍りゅう（むらかみ りゅう、本名ほんみょう：村上むらかみ 龍りゅう之これ助すけ、1952年ねん〈昭和しょうわ27年ねん〉2月がつ19日にち - ）は、日本にっぽんの小説しょうせつ家か・映画えいが監督かんとく・脚本きゃくほん家か。血液けつえき型がたはO型がた。

長崎ながさき県けん佐世保させぼ市し出身しゅっしん。武蔵野美術大学むさしのびじゅつだいがく在学ざいがく中ちゅうの1976年ねん、福生ふっさの米べい軍ぐんキャンプで麻薬まやくとセックスに溺おぼれる退廃たいはい的てきな若者わかものたちを描えがいた『限かぎりなく透明とうめいに近ちかいブルー』で群像ぐんぞう新人しんじん文学ぶんがく賞しょう、及および芥川あくたがわ龍之介りゅうのすけ賞しょうを受賞じゅしょう。同どう作さくは100万まん部ぶを売うり上あげた。ベストセラー作家さっかとして、村上むらかみ春樹はるきとともに時代じだいを代表だいひょうする作家さっかと目めされた。代表だいひょう作さくに、『コインロッカー・ベイビーズ』『愛あいと幻想げんそうのファシズム』『69 sixty nine 』『トパーズ』『五ご分ふん後ごの世界せかい』『半島はんとうを出でよ』などがある。

作家さっか活動かつどう以外いがいにも、『トパーズ』『KYOKO』など自作じさくによる映画えいがの製作せいさく・監督かんとくを行おこなう、TV番組ばんぐみ 『Ryu's Bar 気きままにいい夜よる』『日経にっけいスペシャル カンブリア宮殿きゅうでん』のホストを務つとめる、一時期いちじき入いれ込こんでいたキューバ音楽おんがくのCDのプロデュースを行おこなう、などマルチに才能さいのうを発揮はっきした。

エッセイやメールマガジンを通とおして政治せいじ経済けいざいや社会しゃかい問題もんだいに対たいして積極せっきょく的てきにコメントしている。

2000年ねんより約やく18年間ねんかん芥川賞あくたがわしょう選考せんこう委員いいんを務つとめていたが、2017年ねんに開催かいさいされた第だい158回かいを以もって退任たいにんした。

来歴らいれき

デビューまで

1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）2月がつ、アメリカ海軍かいぐん基地きちの街まちである長崎ながさき県けん佐世保させぼ市しに生うまれる。本名ほんみょうは村上むらかみ龍りゅう之これ助すけである。父ちちは美術びじゅつ教師きょうし、母ははは数学すうがく教師きょうしであった。一家いっかが佐世保させぼに家いえを建たてて暮くらし始はじめたのは、海軍かいぐん工廠こうしょうで栄さかえた佐世保させぼの街まちに帝国ていこく海軍かいぐん砲術ほうじゅつ兵へい曹長そうちょうとして赴任ふにんした祖父そふの代だいからである。生後せいごからの6年間ねんかんは、この祖父そふの家いえに住すみ、隣家りんかのジャズの音おととパンパンの嬌声きょうせいを聞きいて育そだった。佐世保させぼ市立しりつ御船みふね小学校しょうがっこう、佐世保させぼ市立しりつ光こう海中かいちゅう学校がっこうを経へて、1967年ねん長崎ながさき県立けんりつ佐世保させぼ北きた高等こうとう学校がっこうに入学にゅうがくする。ラグビー部ぶに入部にゅうぶするも半年はんとしで退すさ部ぶ、その後ご新聞しんぶん部ぶに籍せきを置おく。高校こうこう在学ざいがく中ちゅうはロック・バンド「シーラカンス」を結成けっせいし、ドラムを担当たんとうした。3年生ねんせいの夏なつ、高校こうこうの屋上おくじょうをバリケード封鎖ふうさし、無期むき謹慎きんしん処分しょぶんとなる。1970年ねん佐さ世保北よやすきた高校こうこうを卒業そつぎょう、それに前後ぜんごして再ふたたびロック・バンドを結成けっせいし、8ミリ映画えいがを撮とり、劇団げきだんを組織そしき、市しの文化ぶんか会館かいかんを借かりてロック・フェスティバルを行おこなった。この年としの春はるに上京じょうきょうし、現代げんだい思潮しちょう社しゃの主宰しゅさいする美学びがく校こうのシルクスクリーン科かに入学にゅうがくするも、半年はんとしで除籍じょせきとなる。同年どうねん10月がつから1972年ねん2月がつまで、アメリカ軍ぐん横田よこた基地きちに近ちかい福生ふっさ市しに住すんだ。

1972年ねん、武蔵野美術大学むさしのびじゅつだいがくに入学にゅうがくする。この頃ころより、福生ふっさでの体験たいけんを元もとに小説しょうせつを書かき始はじめる。1976年ねん、アメリカ軍ぐん基地きちの町まち・福生ふっさで麻薬まやくと乱交らんこうに明あけ暮くれる若者わかものの姿すがたを描えがいた『限かぎりなく透明とうめいに近ちかいブルー』で第だい19回かい群像ぐんぞう新人しんじん文学ぶんがく賞しょう、第だい75回かい芥川あくたがわ龍之介りゅうのすけ賞しょうを受賞じゅしょうし、デビューする。ショッキングな内容ないようからジャーナリズムにセンセーションを巻まき起おこした。批評ひひょうは、新しん世代せだいの表現ひょうげんであるという絶賛ぜっさんと、サブカルチャーにすぎないという批判ひはんの賛否さんぴ真まっ二ぷたつにわかれ、作品さくひんの解釈かいしゃくにおいても、ある者ものはアメリカ迎合げいごうであるとし、別べつの意見いけんは「ヤンキー・ゴー・ホーム」であるとし、見解けんかいがわかれた。本ほん作さくは100万まん部ぶを売うり上あげた。1978年ねん、本ほん作さくを映画えいが化かし、自みずから監督かんとくを務つとめた。

1980年代ねんだい

1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）、コインロッカーに遺棄いきされて孤児こじ院いんで育そだった二人ふたりの青年せいねんの破壊はかい衝動しょうどうを描えがいた近きん未来みらい小説しょうせつ『コインロッカー・ベイビーズ』を書かき下おろしで発表はっぴょうして第だい3回かい野間のま文芸ぶんげい新人しんじん賞しょうを受賞じゅしょうする。1982年ねん、アメリカ人じん俳優はいゆうピーター・フォンダを招まねき、彼かれが演えんじる飛とべなくなったスーパーマンを巡めぐるミュージカル・コメディー映画えいが『だいじょうぶマイ・フレンド』を原作げんさく・監督かんとくして、同時どうじにそのノベライズを出版しゅっぱんした。SFX技術ぎじゅつを導入どうにゅうし、音楽おんがくに桑田くわた佳祐けいすけ、加藤かとう和彦かずひこ、来生きすぎたかおを起用きようした意欲いよく作さくであったが、興行こうぎょう的てきに失敗しっぱいし、批評ひひょう家かに酷評こくひょうされた。

1982年ねんから84年ねんにかけて雑誌ざっし『BRUTUS』にテニスに熱中ねっちゅうする土地とち成金なりきんの二に代目だいめのステーキ・レストランのオーナーの二人ふたりの愛人あいじんとの快楽かいらく的てきな恋愛れんあいとメランコリーを描えがいた『テニスボーイの憂鬱ゆううつ』を連載れんさい、1985年ねんに単行本たんこうぼんを刊行かんこうする。この時期じきはテニスに熱中ねっちゅうしており、世界せかい六むっつの都市としをまたにかけたテニス・ツアー観かん戦記せんき『テニスボーイ・アラウンド・ザ・ワールド』（1987年ねん）、テニスの入門にゅうもん書しょ『快楽かいらくのテニス講座こうざ　that’s our tennis！』（1988年ねん）も刊行かんこうしている。1984年ねんからエッセイ『すべての男おとこは消耗しょうもう品ひんである』の連載れんさいを開始かいしする（連載れんさいは長期ちょうきにわたり2013年ねんまで続つづいた）。初期しょきの連載れんさいのテーマは恋愛れんあいや快楽かいらくであった。

1985年ねん刊行かんこうの『EV.Cafe 超ちょう進化しんか論ろん』では、友人ゆうじんのミュージシャン坂本さかもと龍一りゅういちとともにホスト役やくを務つとめて、当時とうじの知ちの最前線さいぜんせんにいる学者がくしゃ・批評ひひょう家か（吉本よしもと隆明たかあき、河合かわい雅雄まさお、浅田あさだ彰あきら、柄え谷行たにいき人じん、蓮實はすみ重彦しげひこ、山口やまぐち昌男まさお）を招まねいての鼎談ていだんを行おこない、大おおきな知的ちてき刺激しげきを受うける。 この時期じき、進化しんか生物せいぶつ学がく、動物どうぶつ行動こうどう学がくから歴史れきし、経済けいざいに至いたるまで集中しゅうちゅう的てきに勉強べんきょうしている。1984年ねんから『週刊しゅうかん現代げんだい』に連載れんさいされて1987年ねんに刊行かんこうされた『愛あいと幻想げんそうのファシズム』では、その成果せいかを活いかして、世界せかいを単一たんいつ通貨つうか・言語げんごにしようと企たくらむ巨大きょだいコングロマリットに対抗たいこうするために、日本にっぽんを弱肉強食じゃくにくきょうしょくのファシズム社会しゃかいにしようとする政治せいじ結社けっしゃの闘たたかいを描えがいた。

同どう1987年ねん、高校こうこう時代じだいのバリケード封鎖ふうさやフェスティバル開催かいさいの経験けいけんを題材だいざいにして、ユーモラスな語かたり口くちの自伝じでん的てきな青春せいしゅん小説しょうせつ『69 sixty nine 』を刊行かんこうし、ベストセラーとなる。1987年ねんから1991年ねんにかけてTV番組ばんぐみ『Ryu's Bar 気きままにいい夜よる』のホストを務つとめる。芸能人げいのうじん・スポーツ選手せんしゅ・文化ぶんか人じんなど多士たし済々せいせいのゲストを招まねいた。1988年ねん、都市とし、消費しょうひ社会しゃかい、退廃たいはい、神秘しんぴ主義しゅぎ、快楽かいらくなどをモチーフとして、SM嬢じょうなど性せい風俗ふうぞく産業さんぎょうで働はたらく女性じょせいたちを主人公しゅじんこうにした短たん編集へんしゅう『トパーズ』を発表はっぴょうし、本ほん作さくもベストセラーとなった。その後ごのSMを扱あつかった多おおくの作品さくひんのモチーフはここで提示ていじされており、代表だいひょう作さくとされる。

1990年代ねんだい

1991年ねん（平成へいせい3年ねん）、『トパーズ』を自みずから監督かんとくして映画えいが化か、翌年よくねん公開こうかいされる。海外かいがいでは『TOKYO DECADENCE』のタイトルで公開こうかいされて、イタリアでは映画えいが賞しょうを受賞じゅしょうしている。1991年ねん初はじめてキューバを訪おとずれ、キューバという国くにやその文化ぶんか、特とくに音楽おんがくに魅みせられる。1992年ねん、キューバのバンドNGラ・バンダを日本にっぽんに招まねき公演こうえんを実施じっしする。またキューバ音楽おんがくのCDをリリースする「MURAKAMI‘Sレーベル」を立たち上あげる。1993年ねんにはキューバ音楽おんがくのガイド本ほん『新しん世界せかいのビート─快楽かいらくのキューバ音楽おんがくガイド』を出版しゅっぱんしている。

1991年ねんから1993年ねんにかけては、80年代ねんだい後半こうはんから連載れんさいしていた、いずれもSMやドラッグなどの退廃たいはい的てきな快楽かいらくを主題しゅだいとした長編ちょうへん作品さくひん『コックサッカーブルース』『超電導ちょうでんどうナイトクラブ』『イビサ』『エクスタシー』『フィジーの小人こども』の作品さくひん群ぐんを、矢継やつぎ早ばやに上梓じょうししている。1994年ねん、太平洋戦争たいへいようせんそう末期まっきに本土ほんど決戦けっせんを行おこない、その後ご分断ぶんだん統治とうちされることになったパラレル・ワールドの日本にっぽんを描えがいた『五ご分ふん後ごの世界せかい』を書かき下おろしで刊行かんこうする。本ほん作さくは第だい30回かい谷崎たにざき潤一郎じゅんいちろう賞しょう候補こうほとなるなど高たかい評価ひょうかを受うけた。アメリカに依存いぞんせず尊厳そんげんを持もって戦たたかうレジスタンス兵士へいしにはキューバの影響えいきょうが強つよく見みられる。

1995年ねん、『69 sixty nine』の続編ぞくへんで、『限かぎりなく透明とうめいに近ちかいブルー』の素材そざいとなった自身じしんの高校こうこう卒業そつぎょう後ごの上京じょうきょうから大学だいがく入学にゅうがくまでの間あいだの生活せいかつをもとにした自伝じでん的てきな小説しょうせつ『村上むらかみ龍りゅう映画えいが小説しょうせつ集しゅう』を発表はっぴょうする。本ほん作さくは翌年よくねんの第だい24回かい平林ひらばやしたい子こ文学ぶんがく賞しょう受賞じゅしょうしている。同年どうねん、製作せいさく中ちゅうの映画えいが『KYOKO』のノベライズを出版しゅっぱんし、翌よく1996年ねんに映画えいがが公開こうかいされる。基地きちの街まちで生うまれ、ダンサーを目指めざす少女しょうじょキョウコが、子供こどもの頃ころにダンスを教おしえてくれたキューバ系けいのGIをニューヨークに訪たずねて、末期まっきエイズを患わずらった彼かれを故郷こきょうのマイアミまで送おくり届とどけるロードムービーである。サウンドトラックにキューバ音楽おんがくが使つかわれ、主演しゅえん高岡たかおか早紀さきのダンスシーンが大おおきくフィーチャーされた。本ほん作さくはロジャー・コーマンが制作せいさく総そう指揮しきを務つとめた。

同どう1996年ねん、『五ご分ふん後ごの世界せかい』の続編ぞくへんとして分子生物学ぶんしせいぶつがくの学習がくしゅうの成果せいかを取とり入いれた『ヒュウガ・ウイルス』を刊行かんこうする。同年どうねん、当時とうじ社会しゃかい問題もんだいとなっていた女子高じょしこう生せいの援助えんじょ交際こうさいを描えがいた『ラブ&ポップ』を発表はっぴょうする。本ほん作さくには「トパーズII」と副題ふくだいが付ふされている。本ほん作さくは、当時とうじ、大だいヒットしていたアニメーション「新しん世紀せいきエヴァンゲリオン」の監督かんとくの庵あん野の秀明ひであきによって実写じっしゃで映画えいが化かされた。1997年ねん、社会しゃかいに大おおきな衝撃しょうげきを与あたえた神戸こうべ連続れんぞく児童じどう殺傷さっしょう事件じけんを受うけて『文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう』（1997年ねん9月がつ号ごう）に日本にっぽんの近代きんだい化かの終焉しゅうえんと社会しゃかいを覆おおう喪失そうしつ感かんを論ろんじた『寂さびしい国くにの殺人さつじん』を掲載けいさいし、のちに書籍しょせき化かする。同年どうねん、女子高じょしこう生せいやホームレスを惨殺ざんさつするアメリカ人じんのサイコキラーと彼かれをアテンドする外国がいこく人じん専せん門もんの性せい風俗ふうぞく街がいのガイドの交流こうりゅうを描えがいたサスペンス『イン ザ・ミソスープ』を『読売新聞よみうりしんぶん』夕刊ゆうかんに連載れんさいしたのち刊行かんこうし、同どう作さくで第だい49回かい読売よみうり文学ぶんがく賞しょうを受賞じゅしょうする。

1998年ねん、サッカー・フランスW杯はいの頃ころから世界せかいに果敢かかんに挑戦ちょうせんするサッカー選手せんしゅ中田なかた英寿ひでとしに注目ちゅうもくする。中田なかたと個人こじん的てきな親交しんこうも持もち、中田なかたを中心ちゅうしんにしてイタリアサッカーやサッカー日本にっぽん代表だいひょうを論ろんじるエッセイ『フィジカル・インテンシティ』（全ぜん5巻かん）を1998年ねんから2002年ねんにかけて出版しゅっぱんしている。1999年ねんより金融きんゆう・経済けいざいを中心ちゅうしんに論議ろんぎするメールマガジン『JMM』を主宰しゅさいし編集へんしゅう長ちょうを務つとめる。長期ちょうき連載れんさいし続つづけてきたエッセイ『すべての男おとこは消耗しょうもう品ひんである』も、この前後ぜんごから社会しゃかい問題もんだいを扱あつかうものに変化へんかしてくる。1997年ねんから2000年ねんにかけて『村上むらかみ龍りゅう自選じせん小説しょうせつ集しゅう』（全ぜん8巻かん）を刊行かんこうする。

2000年代ねんだい

2000年ねん（平成へいせい12年ねん）、引ひきこもりの青年せいねんが戦争せんそうに魅了みりょうされていく様さまを描えがいた『共生きょうせい虫ちゅう』を発表はっぴょうして第だい36回かい谷崎たにざき潤一郎じゅんいちろう賞しょうを受賞じゅしょうする。同年どうねん、日本にっぽん社会しゃかいに希望きぼうを見みいだせない中学生ちゅうがくせいたちがインターネットを通つうじて新あらたな社会しゃかいシステムを作つくり挙あげていく様さまを描えがいた『希望きぼうの国くにのエクソダス』を発表はっぴょうする。2003年ねん、中学生ちゅうがくせいへ向むけて、働はたらくことへの関心かんしんを抱いだかせる目的もくてきで『13歳さいのハローワーク』を発表はっぴょうしミリオンセラーとなる。2005年ねんには北朝鮮きたちょうせんによる日本にっぽん侵攻しんこうを描えがいた『半島はんとうを出でよ』を発表はっぴょうして第だい59回かい毎日まいにち出版しゅっぱん文化ぶんか賞しょう、第だい58回かい野間のま文芸ぶんげい賞しょうを受賞じゅしょうする。2006年ねんより財界ざいかい人じんを迎むかえたインタビュー番組ばんぐみ『日経にっけいスペシャル カンブリア宮殿きゅうでん』のホストを務つとめる。

2010年代ねんだい以降いこう

2011年ねん（平成へいせい23年ねん）、未来みらいの日本にっぽんの管理かんり社会しゃかいのディストピアを描えがいた『歌うたうクジラ』で第だい52回かい毎日まいにち芸術げいじゅつ賞しょうを受賞じゅしょうした。

著作ちょさく

長編ちょうへん小説しょうせつ

• 『限かぎりなく透明とうめいに近ちかいブルー』（1976年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ、2009年ねん新装しんそう版ばん文庫ぶんこ
• 『海うみの向むこうで戦争せんそうが始はじまる』（1977年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『コインロッカー・ベイビーズ (上下じょうげ)』（1980年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ、2009年ねん新装しんそう版ばん文庫ぶんこ(1冊さつ)
• 『だいじょうぶマイ・フレンド』（1983年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ
• 『テニスボーイの憂鬱ゆううつ(上下じょうげ)』（1985年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ、幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ(1冊さつ)　
• 『愛あいと幻想げんそうのファシズム (上下じょうげ)』（1987年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ
• 『69 sixty nine』（1987年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ、2013年ねん新装しんそう版ばん文庫ぶんこ、文春ぶんしゅん文庫ぶんこ
• 『ラッフルズホテル』（1989年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『コックサッカーブルース』（1991年ねん、小学館しょうがくかん）のち集英社しゅうえいしゃ文庫ぶんこ　
• 『超電導ちょうでんどうナイトクラブ』（1991年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『イビサ』（1992年ねん、角川書店かどかわしょてん）のち講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ、角川かどかわ文庫ぶんこ　
• 『長崎オランダ村ながさきおらんだむら』（1992年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『エクスタシー』（1993年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『フィジーの小人こども』（1993年ねん、角川書店かどかわしょてん）のち文庫ぶんこ、講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ　
• 『368Y Par4 第だい2打だ』（1993年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『音楽おんがくの海岸かいがん』（1993年ねん、角川書店かどかわしょてん）のち講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ　
• 『昭和しょうわ歌謡かよう大だい全集ぜんしゅう』（1994年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ、幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ
• 『五ご分ふん後ごの世界せかい』（1994年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『ピアッシング』（1994年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『KYOKO』（1995年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ、幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ　
• 『ヒュウガ・ウイルス 五ご分ふん後ごの世界せかいII』（1996年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『メランコリア』（1996年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『ラブ&ポップ トパーズII』（1996年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ
• 『はじめての夜よる 二に度目どめの夜よる 最後さいごの夜よる』（1996年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『オーディション』（1997年ねん、ぶんか社しゃ）のち幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ　
• 『ストレンジ・デイズ』（1997年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『イン ザ・ミソスープ』（1997年ねん、読売新聞社よみうりしんぶんしゃ）のち幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ
• 『ライン』（1998年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『共生きょうせい虫ちゅう』（2000年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『希望きぼうの国くにのエクソダス』（2000年ねん、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう）のち文庫ぶんこ　
• 『タナトス』（2001年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『THE MASK CLUB』（2001年ねん、メディアファクトリー）のち幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ　
• 『最後さいごの家族かぞく』（2001年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『悪魔あくまのパス天使てんしのゴール』（2001年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『2days 4girls 2日間にちかんで4人にんの女おんなとセックスする方法ほうほう』（2002年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち「2days 4girls」として文庫ぶんこ　
• 『半島はんとうを出でよ(上下じょうげ)』（2005年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ
• 『歌うたうクジラ(上下じょうげ)』（2010年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『心しんはあなたのもとに』（2011年ねん、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう）のち文庫ぶんこ
• 『55歳さいからのハローライフ』（2012年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ
• 『オールド・テロリスト』 2011年ねん5月がつより2014年ねん9月がつまで『文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう』にて掲載けいさい（全ぜん39回かい）2015年ねん、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅうより単行本たんこうぼん刊行かんこう　のち文庫ぶんこ
• 『MISSING　失うしなわれているもの』（2020年ねん、新潮社しんちょうしゃ）のち文庫ぶんこ
• 『ユーチューバー』（2023年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）

短たん編集へんしゅう・連作れんさく集しゅう

• 『悲かなしき熱帯ねったい』（1984年ねん、角川かどかわ文庫ぶんこ　1988年ねんに『Summer in the city』に改題かいだい、単行本たんこうぼん化か）
• 『POST ポップアートのある部屋へや』（1986年ねん、講談社こうだんしゃ）「ポップアートのある部屋へや」文庫ぶんこ　
• 『走はしれ!タカハシ』（1986年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『ニューヨーク・シティ・マラソン』（1986年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『トパーズ』（1988年ねん、角川書店かどかわしょてん）のち文庫ぶんこ　
• 『村上むらかみ龍りゅう料理りょうり小説しょうせつ集しゅう』（1988年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ、講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ　　
• 『恋こいはいつも未知みちなもの』（1991年ねん、朝日新聞社あさひしんぶんしゃ）のち朝日あさひ文芸ぶんげい文庫ぶんこ、角川かどかわ文庫ぶんこ　
• 『村上むらかみ龍りゅう映画えいが小説しょうせつ集しゅう』（1995年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『モニカ-音楽家おんがくかの夢ゆめ・小説しょうせつ家かの物語ものがたり』（1996年ねん、新潮社しんちょうしゃ）坂本さかもと龍一りゅういちとの共著きょうちょ　のち文庫ぶんこ　
• 『白鳥はくちょう』（1997年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ
• 『ワイン一いち杯はいだけの真実しんじつ』（1998年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 『とおくはなれてそばにいて』（2003年ねん、KKベストセラーズ）短篇たんぺん選集せんしゅう
• 『どこにでもある場所ばしょどこにもいないわたし』（2003年ねん、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう）文庫ぶんこ版ばん刊行かんこう時じに『空港くうこうにて』に改題かいだい
• 『特権とっけん的てき情人じょうにん美食びしょく 村上むらかみ龍りゅう料理りょうり&官能かんのう小説しょうせつ集しゅう』（2007年ねん、ベストセラーズ）

随筆ずいひつ・評論ひょうろん集しゅう

• アメリカン★ドリーム（1985年ねん、講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ）

• すべての男おとこは消耗しょうもう品ひんである。（1987年ねん-2018年ねん、KKベストセラーズ（最終巻さいしゅうかんのみ幻冬舎げんとうしゃ））のち角川かどかわ文庫ぶんこ、集英社しゅうえいしゃ文庫ぶんこ、幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこで文庫ぶんこ
  • すべての男おとこは消耗しょうもう品ひんである。（1987年ねん）
  • すべての男おとこは消耗しょうもう品ひんである。Vol.2（1990年ねん)
  • すべての男おとこは消耗しょうもう品ひんである。Vol.3（1992年ねん）
  • すべての男おとこは消耗しょうもう品ひんである。Vol.4（1995年ねん）
  • すべての男おとこは消耗しょうもう品ひんである。Vol.5（1998年ねん）
  • すべての男おとこは消耗しょうもう品ひんである。Vol.6（2001年ねん）
  • 置おき去ざりにされる人ひとびと（2003年ねん）
  • ハバナ・モード（2005年ねん）
  • すぐそこにある希望きぼう（2007年ねん）
  • 大だい不況ふきょうとパンデミック （2009年ねん）
  • 逃にげる中高年ちゅうこうねん、欲望よくぼうのない若者わかものたち（2010年ねん）
  • 櫻さくらの樹きの下したには瓦礫がれきが埋うまっている（2012年ねん）
  • 賢者けんじゃは幸福こうふくではなく信頼しんらいを選えらぶ（2013年ねん）
  • ラストワルツ（2015年ねん）
  • 星ほしに願ねがいを、いつでも夢ゆめを（2016年ねん）
  • すべての男おとこは消耗しょうもう品ひんである。 最終巻さいしゅうかん（2018年ねん）
• テニスボーイ・アラウンド・ザ・ワールド（1987年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ　
• ビッグ・イベント（1989年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 村上むらかみ龍りゅう全ぜんエッセイ 1976-1981（1991年ねん、講談社こうだんしゃ)
• 村上むらかみ龍りゅう全ぜんエッセイ 1982-1986 （1991年ねん、講談社こうだんしゃ)
• 村上むらかみ龍りゅう全ぜんエッセイ 1987-1991 （1991年ねん、講談社こうだんしゃ)
• 龍りゅう言げん飛語ひご（1992年ねん、集英社しゅうえいしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 「普通ふつうの女おんなの子こ」として存在そんざいしたくないあなたへ。（1993年ねん、マガジンハウス）のち幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ　
• あなたがいなくなった後のちの東京とうきょう物語ものがたり（1996年ねん、角川書店かどかわしょてん）
• 寂さびしい国くにの殺人さつじん（1998年ねん、シングルカット社しゃ）
• フィジカル・インテンシティ Ⅰ〜Ⅴ（1998年ねん-2002年ねん、光文社こうぶんしゃ）のちⅠ〜Ⅲは知恵ちえの森もり文庫ぶんこ
  • フィジカル・インテンシティ'97-'98season（1998）
  • 奇跡きせき的てきなカタルシス フィジカル・インテンシティ II（1999）
  • アウェーで戦たたかうために フィジカル・インテンシティIII（2000）
  • MUNDIAL2002 世界せかい標準ひょうじゅんを越こえて フィジカル・インテンシティIV（2002）
  • 熱狂ねっきょう、幻滅げんめつ、そして希望きぼう 2002 FIFA World Cupレポート フィジカル・インテンシティV（2002）
• 寂さびしい国くにから遥はるかなるワールドサッカーへ（1999年ねん、ビクターエンタテインメント・ビクターブックス）
• 誰だれにでもできる恋愛れんあい（2000年ねん、青春せいしゅん出版しゅっぱん）のち幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ
• ダメな女おんな（2001年ねん、光文社こうぶんしゃ）のち文庫ぶんこ
• だまされないために、わたしは経済けいざいを学まなんだ 村上むらかみ龍りゅうweekly report（2002年ねん、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい）
• 恋愛れんあいの格差かくさ（2002年ねん、青春せいしゅん出版しゅっぱん社しゃ）のち幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ
• マクロ・日本にっぽん経済けいざいからミクロ・あなた自身じしんへ 村上むらかみ龍りゅうweekly report 2002年ねん、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい）
• 自殺じさつよりはSEX 村上むらかみ龍りゅうの恋愛れんあい・女性じょせい論ろん（2003年ねん、KKベストセラーズ）エッセイ選せん
• わたしは甘あまえているのでしょうか？27歳さい・OL（2006年ねん、青春せいしゅん出版しゅっぱん社しゃ）のち幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ　
• 村上むらかみ龍りゅう文学ぶんがく的てきエッセイ集しゅう（2006年ねん、シングルカット社しゃ）
• 案外あんがい、買かい物もの好すき（2007年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ　
• それでもわたしは、恋こいがしたい　幸福こうふくになりたい　お金かねも欲ほしい（2008年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）
• 無む趣味しゅみのすすめ（2009年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ　
• 自由じゆうとは、選えらび取とること（2013年ねん、青春せいしゅん出版しゅっぱん社しゃ）

対談たいだん・インタビュー・書簡しょかん集しゅう

• 中上なかがみ健次けんじvs村上むらかみ龍りゅう 俺おれたちの船ふねは、動うごかぬ霧きりの中なかを、纜ともづなを解といて（1977年ねん、角川書店かどかわしょてん）中上なかがみ健次けんじとの共著きょうちょ　のち「ジャズと爆ばく弾だん - 中上なかがみ健次けんじｖｓ村上むらかみ龍りゅう」と改題かいだいして文庫ぶんこ
• ウォーク・ドント・ラン（1981年ねん、講談社こうだんしゃ）村上むらかみ春樹はるきとの共著きょうちょ
• EV.Cafe 超ちょう進化しんか論ろん（1985年ねん、講談社こうだんしゃ）坂本さかもと龍一りゅういちとの共著きょうちょ　のち文庫ぶんこ
  • 吉本よしもと隆明たかあき、河合かわい雅雄まさお、浅田あさだ彰あきら、柄え谷行たにいき人じん、蓮實はすみ重彦しげひこ、山口やまぐち昌男まさおとの鼎談ていだんを収録しゅうろく
• Ryu's Bar 気きままにいい夜よる（1988年ねん、講談社こうだんしゃ）同名どうめいTV番組ばんぐみでの対談たいだん集しゅう、著ちょ：村上むらかみ龍りゅう＆Ryu's Barスタッフ
• 世界せかいをボクらの遊あそび場ばに（1991年ねん）講談社こうだんしゃ
• 友ともよ、また逢あおう（1992年ねん、角川書店かどかわしょてん）往復おうふく書簡しょかん、坂本さかもと龍一りゅういちとの共著きょうちょ　のち文庫ぶんこ
• 村上むらかみ龍りゅう＋椹さわら木野この衣ころも 最新さいしん対論たいろん 神しんは細部さいぶに宿やどる（1994年ねん、新しん浪漫ろうまん社しゃ）椹さわら木野この衣ころもとの共著きょうちょ
• 「超ちょう能力のうりょく」から「能力のうりょく」へ 宇宙うちゅう的てきな未知みちの力ちからを、身近みぢかなソフトウェアに（1995年ねん、講談社こうだんしゃ）山岸やまぎし隆たかしとの共著きょうちょ　のち文庫ぶんこ
• RYU'S倶楽部くらぶ-「仲間なかま」ではなく友人ゆうじんとして（1997年ねん、毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ）
• 夢見ゆめみるころを過よぎれば 村上むらかみ龍りゅうvs女子高じょしこう生せい51人にん（インタビュー集しゅう）メディアファクトリー、1998年ねん6月がつ
• 憂鬱ゆううつな希望きぼうとしてのインターネット（1998年ねん、メディアファクトリー）インタビュー
• 村上むらかみ龍りゅう対談たいだん集しゅう　存在そんざいの耐たえがたきサルサ（1999年ねん、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう）のち文庫ぶんこ
  • 中上なかがみ健次けんじ、柄え谷行たにいき人じん、坂本さかもと龍一りゅういち、浅田あさだ彰あきら、河合かわい隼雄はやお、蓮實はすみ重彦しげひこ、庵あん野の秀明ひであき、奥村おくむら康やすし、渡部わたなべ直己なおき、妙木みょうき浩之ひろゆき、黒沼くろぬま克かつ史し、小山こやま鉄郎てつおとの対談たいだんを収録しゅうろく　
• 最前線さいぜんせん THE FRONT LINE（1999年ねん、ラインブックス）
• 世よのため、人ひとのため、そしてもちろん自分じぶんのため Rie & Ryu,e‐mails（2000年ねん、日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい）電子でんしメールによる往復おうふく書簡しょかん、藤木ふじきりえとの共著きょうちょ
• 「教育きょういくの崩壊ほうかい」という嘘うそ（2001年ねん、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい）
• 対立たいりつと自立じりつ 構造こうぞう改革かいかくが生うみ出だすもの（2001年ねん、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい）
• 収縮しゅうしゅくする世界せかい、閉塞へいそくする日本にっぽん Post September eleventh（2001年ねん、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい）
• 円えん安やす+インフレ=夜明よあけor悪夢あくむ?（2002年ねん、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい）
• 文体ぶんたいとパスの精度せいど（2002年ねん、集英社しゅうえいしゃ）電子でんしメールによる往復おうふく書簡しょかん、中田なかた英寿ひでとしとの共著きょうちょ　のち文庫ぶんこ
• 会社かいしゃ人間にんげんの死しと再生さいせい ダメな会社かいしゃと心中しんちゅうのしないための戦略せんりゃくとは?（2003年ねん、扶桑社ふそうしゃ）
• 啓蒙けいもう的てきなアナウンスメント（2巻かん）（2003年ねん、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい）
• 人生じんせいにおける成功せいこう者しゃの定義ていぎと条件じょうけん（2004年ねん、NHK出版しゅっぱん）
• 「個こ」を見みつめるダイアローグ（2006年ねん、ダイヤモンド社だいやもんどしゃ）伊藤いとう穣みのる一いちとの共著きょうちょ
• カンブリア宮殿きゅうでん 村上むらかみ龍りゅう×経済けいざい人じん（2巻かん）（2007年ねん-2008年ねん、日本経済新聞にほんけいざいしんぶん出版しゅっぱん社しゃ）
• カンブリア宮殿きゅうでん　村上むらかみ龍りゅう×経済けいざい人じん　変化へんかはチャンス テレビ東京とうきょう報道局ほうどうきょく編へん(2012年ねん、日本経済新聞にほんけいざいしんぶん出版しゅっぱん社しゃ)
• 村上むらかみ龍りゅうと坂本さかもと龍一りゅういち : 21世紀せいきのEV.Café（2013年ねん、スペースシャワーネットワーク）坂本さかもと龍一りゅういちとの共著きょうちょ
  • 北野きたの宏明ひろあき、浅田あさだ彰あきら、伊藤いとう穰みのる一いち、竹中たけなか直純なおずみ、赤尾あかお健一けんいち、塩崎しおざき恭久やすひさとの鼎談ていだんを収録しゅうろく
• カンブリア宮殿きゅうでん 村上むらかみ龍りゅう×変革へんかく者しゃ　テレビ東京てれびとうきょう報道局ほうどうきょく 編へん（2015年ねん、日本経済新聞にほんけいざいしんぶん出版しゅっぱん社しゃ）

絵本えほん

• 絵本えほん だいじょうぶマイ・フレンド（1983年ねん、集英社しゅうえいしゃ）絵え：吉田よしだカツ
• 友達ともだちのラ リ ル レ ロ（1989年ねん、角川書店かどかわしょてん）絵え：安井やすい須磨子すまこ
• すてきなジェニファー（1996年ねん、新書しんしょ館かん）絵え：山本やまもと容子ようこ
• あの金かねで何なにが買かえたか バブル・ファンタジー（1999年ねん、小学館しょうがくかん）絵え：はまのゆか
• ストレイト・ストーリー（2000年ねん、集英社しゅうえいしゃ）絵え：はまのゆか
  • 同名どうめい映画えいが（監督かんとく：デイヴィッド・リンチ）の絵本えほん化か
• おじいさんは山やまへ金儲かねもうけに 時ときとして、投資とうしは希望きぼうを生うむ（2001年ねん、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい）絵え：はまのゆか　のち幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ
• 13歳さいのハローワーク（2003年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）絵え：はまのゆか
• ポストマン（2003年ねん、NHK出版しゅっぱん）絵え：はまのゆか
• シールド(盾たて)（2006年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）絵え：はまのゆか
• 新しん 13歳さいのハローワーク（2010年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）絵え：はまのゆか

電子でんし書籍しょせき

• 歌うたうクジラ（2010年ねん、株式会社かぶしきがいしゃグリオ）音楽おんがく：坂本さかもと龍一りゅういち、アートワーク：篠原しのはら潤じゅん
• 限かぎりなく透明とうめいに近ちかいブルー（2011年ねん、G2010）
• モニカ（2011年ねん、G2010)　坂本さかもと龍一りゅういちとの共著きょうちょ
• ラブ＆ポップ（2011年ねん、G2010)

CDブック

• シボネイ-遥はるかなるキューバ（1991年ねん、主婦しゅふの友社ともしゃ）
• 或あるる恋こいの物語ものがたり エキゾチズム120%（1996年ねん、ソニー・ミュージックエンタテインメント）
• Se fue彼女かのじょは行おこなってしまった ロマンチシズム120%（1996年ねん、ソニー・ミュージックエンタテインメント）
• わたしのすべてを エロチシズム120%（1996年ねん、ソニー・ミュージックエンタテインメント）

映画えいがシナリオ

• 真昼まひるの映像えいぞう・真夜中まよなかの言葉ことば（1979年ねん、講談社こうだんしゃ）
• メイキング オブ だいじょうぶマイ・フレンド,（1983年ねん、CBSソニー出版しゅっぱん）
• シナリオ ラッフルズホテル（1989年ねん、集英社しゅうえいしゃ（文庫ぶんこ））野沢のざわ尚しょうとの共著きょうちょ
• トパーズの誘惑ゆうわく（1992年ねん、角川書店かどかわしょてん）のち文庫ぶんこ
• KYOKOの軌跡きせき 神しんが試ためした映画えいが（1996年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）のち文庫ぶんこ

JMM関連かんれん

• JMM Vol.1 - Vol.13（1999年ねん - 2001年ねん、NHK出版しゅっぱん）メールマガジン集しゅう
• 村上むらかみ龍りゅう 失うしなわれた10年ねんを問とう（JMM extra issue）（2000年ねん、NHK出版しゅっぱん）

著作ちょさく集しゅう

• 村上むらかみ龍りゅう全ぜんエッセイ（全ぜん3巻かん）（1991年ねん、講談社こうだんしゃ（文庫ぶんこ））
• 村上むらかみ龍りゅう自選じせん小説しょうせつ集しゅう（全ぜん8巻かん）（1997年ねん-2000年ねん、集英社しゅうえいしゃ）
  • 1 消費しょうひされる青春せいしゅん　69／村上むらかみ龍りゅう映画えいが小説しょうせつ集しゅう／限かぎりなく透明とうめいに近ちかいブルー／KYOKO
  • 2 他者たしゃを探さがす女おんな達たち　トパーズ／イビサ／ラッフルズホテル／ピアッシング
  • 3 寓話ぐうわとしての短編たんぺん　村上むらかみ龍りゅう料理りょうり小説しょうせつ集しゅう／恋こいはいつも未知みちなもの／ニューヨーク・シティ・マラソン/悲かなしき熱帯ねったい
  • 4 破壊はかいによる突破とっぱ　コインロッカー・ベイビーズ／昭和しょうわ歌謡かよう大だい全集ぜんしゅう／だいじょうぶマイ・フレンド
  • 5 戦争せんそうとファシズムの想像そうぞう力りょく　海うみの向むこうで戦争せんそうが始はじまる／愛あいと幻想げんそうのファシズム
  • 6 快楽かいらくと倦怠けんたいと死しの独白どくはく　エクスタシー／メランコリア／タナトス
  • 7 ドキュメントとしての小説しょうせつ　オーディション／ラブ&ポップ／インザ・ミソスープ ／ライン／寂さびしい国くにの殺人さつじん
  • 8 増殖ぞうしょくし続つづける細部さいぶ　コックサッカーブルース／フィジーの小人こども／超電導ちょうでんどうナイトクラブ

アンソロジーなど

• ビートルズってなんだ?―53人にんの"マイ・ビートルズ"（1984年ねん、講談社こうだんしゃ（文庫ぶんこ））エッセイ・アンソロジー
• 十じゅう七なな粒つぶの媚薬びやく（1989年ねん、マガジンハウス）「クリーム色しょく」収録しゅうろく
• 贅沢ぜいたくな恋愛れんあい（1990年ねん、角川書店かどかわしょてん）「ムーン・リバー」収録しゅうろく
• 贅沢ぜいたくな失恋しつれん（1993年ねん、角川書店かどかわしょてん）「マナハウス」収録しゅうろく
• 贅沢ぜいたくな恋人こいびとたち（1994年ねん、幻冬舎げんとうしゃ）「白鳥はくちょう」収録しゅうろく

その他た

• American road show（1986年ねん、東宝とうほう出版しゅっぱん事業じぎょう室しつ）
• 快楽かいらくのテニス講座こうざ（テニス解説かいせつ書しょ）（1988年ねん、講談社こうだんしゃ）のち文庫ぶんこ
• セビロとルージュと秘密ひみつの手紙てがみ（1992年ねん、角川書店かどかわしょてん（文庫ぶんこ））短篇たんぺん＋ポストカード
• 新しん世界せかいのビート 快楽かいらくのキューバ音楽おんがくガイド（1993年ねん、新潮社しんちょうしゃ）キューバ音楽おんがくガイド
• 世紀せいき末まつを一人ひとり歩あるきするために（1995年ねん、講談社こうだんしゃ）自作じさく小説しょうせつ・エッセイからの引用いんよう集しゅう
• バイオテック・レイヤード（1998年ねん、ピー・エヌ・エヌ）CG画集がしゅう
• 共生きょうせい虫ちゅうドットコム（2000年ねん、講談社こうだんしゃ）Webサイトの活動かつどう記録きろくなど、著ちょ：村上むらかみ龍りゅう、Kyoseichu.com制作せいさく班はん
• 「希望きぼうの国くにのエクソダス」取材しゅざいノート（2000年ねん、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう）
• eメールの達人たつじんになる（2001年ねん、集英社しゅうえいしゃ）新書しんしょ
• 日本にっぽん経済けいざいに関かんする7年間ねんかんの疑問ぎもん（2006年ねん、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい）新書しんしょ、JMMのリポートを再さい編集へんしゅう
• 美うつくしい時間じかん（2006年ねん、KKベストセラーズ）小説しょうせつ。村上むらかみ龍りゅう『冬ふゆの花火はなび』と小池こいけ真理子まりこ『時じの銀河ぎんが』の2冊さつから成なる　のち文春ぶんしゅん文庫ぶんこ
• カンブリア宮殿きゅうでん 村上むらかみ龍りゅう×経済けいざい人じん 社長しゃちょうの金言きんげん 2（2013年ねん、日経にっけいビジネス文庫ぶんこ）
• カンブリア宮殿きゅうでん　村上むらかみ龍りゅうの質問しつもん術じゅつ（2013年ねん、日経にっけい文芸ぶんげい文庫ぶんこ）
• カンブリア宮殿きゅうでん 村上むらかみ龍りゅう×経済けいざい人じんスゴい社長しゃちょうの金言きんげん　テレビ東京てれびとうきょう報道局ほうどうきょく 編へん（2016年ねん、日本経済新聞にほんけいざいしんぶん出版しゅっぱん社しゃ）

単行本たんこうぼん未み収録しゅうろく作品さくひん

• 不自然ふしぜんな人々ひとびと（『文學ぶんがく界かい』2014年ねん3月がつ号ごう）

作品さくひんの映像えいぞう化か、舞台ぶたい化かなど

映画えいが

• 限かぎりなく透明とうめいに近ちかいブルー（1979年ねん、監督かんとく・脚本きゃくほん：村上むらかみ龍りゅう）
• だいじょうぶマイ・フレンド（1983年ねん、監督かんとく・脚本きゃくほん：村上むらかみ龍りゅう）
• ラッフルズホテル（1989年ねん、監督かんとく：村上むらかみ龍りゅう、原案げんあん：奥山おくやま和由かずよし、脚本きゃくほん：野沢のざわ尚しょう）
• トパーズ（1992年ねん、監督かんとく・脚本きゃくほん：村上むらかみ龍りゅう）
• KYOKO（1996年ねん、監督かんとく・脚本きゃくほん：村上むらかみ龍りゅう）
• ラブ&ポップ（1998年ねん、監督かんとく：庵あん野の秀明ひであき、脚本きゃくほん：薩川さつかわ昭夫あきお）
• オーディション（2000年ねん、監督かんとく：三池みいけ崇史たかふみ、脚本きゃくほん：天願てんがん大介だいすけ）
• 走はしれ!イチロー（2001年ねん、原作げんさく『走はしれ！ タカハシ』、監督かんとく：大森おおもり一樹かずき、脚本きゃくほん：丸山まるやま昇一しょういち・大森おおもり一樹かずき）
• 昭和しょうわ歌謡かよう大だい全集ぜんしゅう（2002年ねん、監督かんとく：篠原しのはら哲雄てつお、脚本きゃくほん：大森おおもり寿ことぶき美男よしお）
• 69 sixty nine（2004年ねん、監督かんとく：李り相しょう日び、脚本きゃくほん：宮藤くどう官かん九郎くろう）
• ピアッシング（2018年ねんアメリカ、監督かんとく・脚本きゃくほん：ニコラス・ペッシェ）

テレビドラマ

• 最後さいごの家族かぞく（2001年ねん、脚本きゃくほん：村上むらかみ龍りゅう）　‐　視聴しちょう率りつは最高さいこうで9％、平均へいきんで8％程度ていど。
• 55歳さいからのハローライフ（2014年ねん、原作げんさく：村上むらかみ龍りゅう）

ラジオドラマ

• コインロッカー・ベイビーズ（1981年ねん、演出えんしゅつ：村上むらかみ龍りゅう）
• ハワイアン・ラプソディ（1984年ねん）

舞台ぶたい

• 昭和しょうわ歌謡かよう大だい全集ぜんしゅう（1997年ねん、演出えんしゅつ：蜷川にながわ幸雄ゆきお、脚本きゃくほん：清水しみず邦夫くにお）
• コインロッカー・ベイビーズ（2016年ねん・2018年ねん、演出えんしゅつ・脚本きゃくほん：木村きむら信しん司し）

ゲーム

• 五ご分ふん後ごの世界せかい（2001年ねん、PlayStation 2、メディアファクトリー）

出演しゅつえん番組ばんぐみ

• 1978年ねん4月がつ - ルポルタージュにっぽん「ボブ・ディランがやって来きた」NHK
• 1983年ねん4月がつ - 「アップダウンクイズ」シルエットゲスト　MBS-TBS
• 1987年ねん10月 - 1991年ねん3月がつ - Ryu's Bar 気きままにいい夜よる　MBS-TBS
• 2000年ねん5月がつ - NHKスペシャル インターネット・エッセイ 村上むらかみ龍りゅう '失うしなわれた10年ねん'を問とう NHK
• 2001年ねん1月がつ - Ryu's Barスペシャル21 TBS/毎日放送まいにちほうそう
• 2004年ねん1月がつ - NHKスペシャル 日本にっぽん再生さいせい ひとりからの出発しゅっぱつ ?村上むらかみ龍りゅうとリーダーたちの対話たいわ? NHK
• 2006年ねん4月がつ - 日経にっけいスペシャル カンブリア宮殿きゅうでん〜村上むらかみ龍りゅうの経済けいざいトークライブ〜　テレビ東京てれびとうきょう

CM出演しゅつえん

• サントリー・サントリーオールド（1989年ねん）
• トヨタ・チェイサー（1992年ねん）
• セイコーエプソン・PaperLab→世界せかいを白紙はくしからつくる。「インク多様たよう性せい」篇へん・「インクジェット」篇へん（2016年ねん - ・2017年ねん現在げんざい・出演しゅつえん中ちゅう）

インターネットでの活動かつどう

JMM (ジャパン・メール・メディア)

1999年ねんから始はじまった村上むらかみ龍りゅうが編集へんしゅう長ちょうを務つとめるメールマガジン。2012年ねん1月がつ現在げんざい、発行はっこう部数ぶすう約やく10万まん部ぶ。金融きんゆう・経済けいざい分野ぶんやに比重ひじゅうをおくが、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい関連かんれん情報じょうほう（不定期ふていき/転載てんさい）、海外かいがいレポートも配信はいしん。

執筆しっぴつ者しゃは、山崎やまざき元はじめ、真壁まかべ昭夫あきお、土居どい丈たけ朗ろう、冷泉れいせん彰彦あきひこなど金融きんゆう・経済けいざいの専門せんもん家かが常時じょうじ10数すう名めいおり、その他た、過去かこの執筆しっぴつ陣じんにはふるまいよしこ、春はる具ぐ、アン・ヨンヒ、高田たかだケラー有子ゆうこなどがいる。書籍しょせき化か、電子でんし書籍しょせき化か（冷泉れいせん彰彦あきひこ）もされている。

毎週まいしゅう月曜日げつようびに『村上むらかみ龍りゅう、金融きんゆう経済けいざいの専門せんもん家かたちに聞きく』として、村上むらかみからショートエッセイと新あらたな質問しつもんが提示ていじされ、次つぎの質問しつもんが出だされるまでの一いち週間しゅうかんに寄稿きこう家かが回答かいとうを寄よせる構成こうせいになっている。

RVR (Ryu's Video Report)

2006年ねんから始はじまったスポーツ、韓国かんこく映画えいが、時事じじ問題もんだいをテーマにしたインターネットによる映像えいぞう配信はいしん。

キューバ音楽おんがくとの関かかわり

• キューバのミュージシャンの日本にっぽん公演こうえんをプロデュースしている。（バンボレオ、NG・ラ・バンダ、ロス・バン・バンなど）また、自己じこレーベル MURAKAMI's を作つくってNG・ラ・バンダなどのCDを発売はつばいした。
• キューバのミュージシャン「チャランガ・アバネーラ」を追おった映画えいが『ポプラル!』（2005）でエクゼクティブ・プロデューサーを務つとめる。作家さっか　村上むらかみ 龍りゅうに聞きく（前編ぜんぺん） - L-Cruise - 日経にっけいトレンディネット

参考さんこう文献ぶんけん

• ユリイカ臨時りんじ増刊ぞうかん総そう特集とくしゅう　村上むらかみ龍りゅう　Bad Boyの新あらたなる出発しゅっぱつ（1997年ねん、青土おうづち社しゃ）
• 群像ぐんぞう日本にっぽんの作家さっか29 村上むらかみ龍りゅう（1998年ねん、小学館しょうがくかん）
• 別冊べっさつ宝島たからじま 僕ぼくたちの好すきな村上むらかみ龍りゅう（2003年ねん、宝島社たからじましゃ）

外部がいぶリンク

• 村上むらかみ龍りゅう電子でんし本ほん製作所せいさくしょ
• 編集へんしゅう長ちょう 村上むらかみ龍りゅう Japan Mail Media
• Ryu's Video Report
• Japan Mail Media - 旧きゅうホームページ
• 悪魔あくまのパス 天使てんしのゴール
• 村上むらかみ龍りゅう：出演しゅつえん配信はいしん番組ばんぐみ - TVer