忍しのぶ川かわ

東芝とうしば日曜にちよう劇場げきじょう; 『忍しのぶ川かわ』
ジャンル	テレビドラマ
原作げんさく	三浦みうら哲郎てつろう
脚本きゃくほん	八はち住じゅう利雄としお
出演しゅつえん者しゃ	大空おおぞら眞弓まゆみ、山本やまもと勝まさるほか
国くに・地域ちいき	日本にっぽん
言語げんご	日本語にほんご
製作せいさく
プロデューサー	石井いしいふく子こ
製作せいさく	TBS
放送ほうそう
放送ほうそうチャンネル	TBSテレビ
映像えいぞう形式けいしき	4:3
音声おんせい形式けいしき	モノラル
放送ほうそう国こく・地域ちいき	日本にっぽん
放送ほうそう時間じかん	日曜日にちようび21:30 - 22:26
放送ほうそう枠わく	東芝とうしば日曜にちよう劇場げきじょう
放送ほうそう分ぶん	56分ふん
回数かいすう	全ぜん3回かい
忍しのぶ川かわ
放送ほうそうチャンネル	TBSテレビ
映像えいぞう形式けいしき	4:3
音声おんせい形式けいしき	モノラル
放送ほうそう国こく・地域ちいき	日本にっぽん
放送ほうそう期間きかん	1961年ねん1月がつ22日にち
放送ほうそう時間じかん	日曜日にちようび21:30- 22:26
放送ほうそう分ぶん	56分ふん
続ぞく・忍しのぶ川かわ
放送ほうそうチャンネル	TBSテレビ
映像えいぞう形式けいしき	4:3
音声おんせい形式けいしき	モノラル
放送ほうそう国こく・地域ちいき	日本にっぽん
放送ほうそう期間きかん	1962年ねん1月がつ21日にち
放送ほうそう時間じかん	日曜日にちようび21:30 - 22:26
放送ほうそう分ぶん	56分ふん
忍しのぶ川かわその三さん
放送ほうそうチャンネル	TBSテレビ
映像えいぞう形式けいしき	4:3
音声おんせい形式けいしき	モノラル
放送ほうそう国こく・地域ちいき	日本にっぽん
放送ほうそう期間きかん	1963年ねん1月がつ20日はつか
放送ほうそう時間じかん	日曜日にちようび21:30 - 22:26
放送ほうそう分ぶん	56分ふん
	テンプレートを表示ひょうじ

ポータル文学ぶんがく

『忍しのぶ川かわ』（しのぶかわ）は、三浦みうら哲郎てつろうの小説しょうせつ、またそれを原作げんさくとした映画えいが、ドラマ化か作品さくひんである。小説しょうせつは『新潮しんちょう』1960年ねん10月がつ号ごうに掲載けいさい、同年どうねんに第だい44回かい芥川賞あくたがわしょうを受賞じゅしょうした。

三浦みうら自身じしんの私小説ししょうせつともいわれ^[1]、私大しだい苦学くがく生せいの「私わたし」は、東京とうきょう深川ふかがわの料亭りょうてい「忍しのぶ川かわ」で働はたらく不幸ふこうな生おい立たちの志乃しのと知しり合あい、「私わたし」の郷里きょうり青森あおもり県けん八戸はちのへで結婚けっこん、初夜しょやを迎むかえるまでの過程かていを叙情じょじょう的てきに描えがく^[1]。

映画えいが[編集へんしゅう]

映画えいが『忍しのぶ川かわ』は1972年ねん 5月25日にち公開こうかい^[2]。俳優座はいゆうざ作品さくひん。東宝とうほう配給はいきゅう。モノクロ・スタンダード作品さくひん。

併映へいえいは『白鳥はくちょうの歌うたなんか聞きこえない』^[3]

（原作げんさく：庄司しょうじ薫かおる、監督かんとく：渡辺わたなべ邦彦くにひこ、主演しゅえん：岡田おかだ裕介ゆうすけ）。

キャスト[編集へんしゅう]

志乃しの：栗原くりはら小巻こまき
哲郎てつろう：加藤かとう剛つよし
哲郎てつろうの父ちち：永田ながた靖やすし
哲郎てつろうの母はは：滝たき花はな久子ひさこ
文ぶん哉：可知かち靖之やすゆき
次兄じけい：井川いかわ比佐志ひさし
亜矢あや：山口やまぐち果はて林りん
美那みな：片山かたやま真由美まゆみ
香代かよ：岩崎いわさき加か根子ねっこ
志乃しのの父ちち：信しんじ欣三きんぞう
志乃しのの母はは：阿部あべ百合子ゆりこ
要よう：鹿野かの浩ひろし四郎しろう
小夜子さよこ：大西おおにし加代子かよこ
「忍しのぶ川かわ」の女将おかみ：木村きむら俊恵としえ
木村きむら幸みゆき房ぼう：滝田たきた裕介ゆうすけ
課長かちょう・木村きむらの上司じょうし：稲葉いなば義男よしお
列車れっしゃの乗客じょうきゃく1：菅井すがいきん
哲郎てつろうの学友がくゆう・潮田うしおだ：鶴田つるた忍しのぶ
射的しゃてきの若わかい男おとこ：橋本はしもと功いさお
卒業生そつぎょうせいA：河原崎かわらざき次郎じろう
哲郎てつろうの学友がくゆうA：松野まつの健一けんいち
街まちの女おんな：桧ひのきよしえ、野中のなかマリ子まりこ
ほか：新田にった勝江かつえ、谷たに育子いくこ、宮川みやがわ真理まり、立花たちばな一男かずお、小出こいで敬三けいぞう、小林こばやし亘わたる

スタッフ[編集へんしゅう]

監督かんとく：熊井くまい啓あきら
製作せいさく：佐藤さとう正之まさゆき、椎野しいの英之ひでゆき
脚本きゃくほん：長谷部はせべ慶治けいじ、熊井くまい啓あきら
撮影さつえい：黒田くろだ清巳きよみ
音楽おんがく：松村まつむら禎三ていぞう
美術びじゅつ：木村きむら威夫たけお
編集へんしゅう：井上いのうえ治おさむ、丹治たんじ光代こうだい
録音ろくおん：太田おおた六ろく敏さとし
照明しょうめい：岡本おかもと健一けんいち
スチール：岩井いわい隆志たかし
監督かんとく補佐ほさ：宮川みやがわ孝たかし至いたり
助監督じょかんとく：佐川さがわ功いさお
製作せいさく担当たんとう：森園もりぞの忠ただし
題字だいじ：賀茂かも牛ぎゅう道人みちひと
協力きょうりょく：米沢よねざわ市役所しやくしょ、米沢よねざわ新聞しんぶん社しゃ

三浦みうら哲郎てつろうの原作げんさくが発表はっぴょうされた1960年ねんに東宝とうほうが映画えいが化か権けんを獲得かくとく^[1]。当時とうじ熊井くまい啓あきらは日活にっかつの助監督じょかんとくだったが、映画えいが化かしようと脚本きゃくほんを書かき上あげた^[1]。また松竹しょうちくの前田まえだ陽一よういちも三浦みうらと早大そうだい時代じだいの友人ゆうじんで、岩下いわした志麻しまを主役しゅやくに映画えいが化かを目論もくろんだが、松竹しょうちくに蹴けられた^[1]。そこで前田まえだは熊井くまいに話はなしを持もち掛かけ^[1]、熊井くまいを三浦みうらに紹介しょうかい^[1]、三浦みうらから「僕ぼくが諦あきらめない限かぎり他たの誰だれにも映画えいが化か権けんを渡わたさない」という約束やくそくを取とり付つけた^[1]。そこへ吉永よしなが小百合さゆり事務所じむしょが企画きかく、映画えいが化か権けんの取とり合あいになった^[1]。

熊井くまいは構想こうそう段階だんかいでは吉永よしなが小百合さゆりを主演しゅえんに予定よていしていたが^[4]、劇げき中ちゅうのシーンの問題もんだいなどから吉永よしながの親族しんぞくと軋轢あつれきを起おこし^[5]、結局けっきょく吉永よしながの主演しゅえんが実現じつげんしなかったばかりか、後のちに吉永よしながの母ははの手記しゅきで名指なざしされ痛烈つうれつに批判ひはんされるなど、しこりが残のこった。映画えいがの実現じつげんまで10年ねん以上いじょうを要ようしたため、幻まぼろしの企画きかくと呼よばれた^[1]。

撮影さつえい[編集へんしゅう]

当時とうじとしては珍めずらしい一いち年ねんがかりの撮影さつえい^[1]。原作げんさくの八戸はちのへを始はじめ、日本にっぽん各地かくちをロケハンし、初夜しょやシーンの撮影さつえいは山形やまがた県けん米沢よねざわ市しに最終さいしゅう決定けっていした^[1]。1971年ねん2月がつ15日にちに当地とうちでクランクインを予定よていしていたが、熊井くまいが深酒ふかざけで胃いを壊こわし喀血かっけつ^[1]。病院びょういんに担かつぎ込こまれたが危険きけんな状態じょうたいで、録音ろくおんの太田おおた六ろく敏さとしらが輸血ゆけつを買かって出でて一命いちめいを取とりとめた^[1]。このため熊井くまいの療養りょうようが夏なつまでかかり、1971年ねん7月がつ9日にち、改あらためて夏なつのシーンからクランクインした^[1]。1972年ねん2月がつ14日にちからは冬ふゆの米沢よねざわロケ。この年としの米沢よねざわは70年ねんぶりの暖冬だんとうといわれ、例年れいねんなら軒先のきさきまで積つもる雪ゆきが少すくなめで30センチ程度ていど。初夜しょやシーンの撮影さつえいは当地とうちの李山すももやま（すももやま）の築ちく150年ねんの農家のうかで行おこなわれた^[1]。撮影さつえいを前まえに熊井くまいは「はやりのポルノ映画えいがではなく、これは日本にっぽんの伝統でんとう的てきな儀式ぎしきであり、二人ふたりの生せいへの復活ふっかつでもある」と説明せつめいした^[1]。また栗原くりはら小巻こまきは「この作品さくひんを大だい女優じょゆうへの踏ふみ台だいにしたい。本当ほんとうは心配しんぱいなんですけど、しょうがありませんわ。女優じょゆうですもんね。全裸ぜんらシーンだけに関心かんしんを持もたれると困こまるんですけど、スタンドインにはお世話せわにならないつもりです」と意いを決けっした^[1]。

米沢よねざわロケは栗原くりはらと加藤かとう剛つよし、栗原くりはらの姉あね役やくの山口やまぐち果はて林りんが参加さんかしたが^[1]、山口やまぐちがちょうどNHKの朝あさドラ『繭子まゆこひとり』のヒロインを務つとめていたため、建立こんりゅう300年ねんという普ふ門もん寺てらでの法要ほうようシーンの撮影さつえいでは、栗原くりはら以上いじょうにファンからのサイン責ぜめに遭あい、悲鳴ひめいを上あげた^[1]。

作品さくひんの評価ひょうか[編集へんしゅう]

最終さいしゅう的てきにヒロイン志乃しのを演えんじた栗原くりはら小巻こまきはその容姿ようし、演技えんぎ力りょくと、大だい女優じょゆうには珍めずらしいヌード・シーンが評判ひょうばんとなり、この映画えいがは『栗原くりはらの代表だいひょう作さくの一ひとつ』となっている^[6]。なおキネマ旬報きねまじゅんぽうの最優秀さいゆうしゅう女優じょゆう賞しょうでは、僅差きんさで栗原くりはら小巻こまきが伊い佐山さやまひろ子こに敗やぶれ、これも映画えいが界かいで大おおいに話題わだいになった。

テレビドラマ[編集へんしゅう]

1961年版ねんばん[編集へんしゅう]

1961年ねん 1月がつ22日にちにTBS「東芝とうしば日曜にちよう劇場げきじょう」枠わくにて放送ほうそうされた。

キャスト[編集へんしゅう]

スタッフ[編集へんしゅう]

プロデューサー - 石井いしいふく子こ
制作せいさく - TBS

1962年版ねんばん[編集へんしゅう]

1962年ねん 1月がつ21日にちに『続ぞく・忍しのぶ川かわ』のタイトルで、TBS「東芝とうしば日曜にちよう劇場げきじょう」枠わくにて放送ほうそうされた。

キャスト[編集へんしゅう]

山本やまもと勝まさる
大空おおぞら眞弓まゆみ
山田やまだ巳之助みのすけ
浦辺うらべ粂子くめこ
山岡やまおか久乃ひさの
風見かざみ章子あきこ
一いちの宮みやあつ子こ

スタッフ[編集へんしゅう]

プロデューサー - 石井いしいふく子こ
脚本きゃくほん - 八はち住じゅう利雄としお
制作せいさく - TBS

1963年版ねんばん[編集へんしゅう]

1963年ねん 1月がつ20日はつかに『忍しのぶ川かわその三さん』のタイトルで、TBS「東芝とうしば日曜にちよう劇場げきじょう」枠わくにて放送ほうそうされた。

キャスト[編集へんしゅう]

スタッフ[編集へんしゅう]

プロデューサー - 石井いしいふく子こ
制作せいさく - TBS

1975年版ねんばん[編集へんしゅう]

1975年ねん 7月がつ7日にち - 8月がつ29日にちにTBS「花王かおう愛あいの劇場げきじょう」枠わくにて放送ほうそうされた。

キャスト[編集へんしゅう]

上村うえむら香子きょうこ
横光よこみつ勝彦かつひこ（現げん・横光よこみつ克彦かつひこ）
清水しみず信一しんいち（現げん・真実しんじつ一路いちろ）

スタッフ[編集へんしゅう]

制作せいさく - 国際こくさい放映ほうえい、TBS


TBS 花王かおう愛あいの劇場げきじょう
前ぜん番組ばんぐみ	番組ばんぐみ名めい	次じ番組ばんぐみ
赤あかい殺意さつい（1975.5.6 - 1975.7.4）	忍しのぶ川かわ（1975.7.7 - 1975.8.29）	ここに幸こうあり（1975.9.1 - 1975.10.31）

2000年版ねんばん[編集へんしゅう]

2000年ねん 3月8日にちに『にっぽんの名作めいさく・朗読ろうどく紀行きこう「忍しのぶ川かわ」』のタイトルで、NHK BShiにて放送ほうそうされた。

キャスト[編集へんしゅう]

朗読ろうどく - 三浦みうら友和ともかず
き手きて - 高橋たかはしかおり

スタッフ[編集へんしゅう]

演出えんしゅつ - 大林おおばやし宣彦のぶひこ　
プロデューサー - 川村かわむら尚しょう敬けい
制作せいさく - NHK
共同きょうどう制作せいさく - KAZUMO
美術びじゅつ-竹内たけうち公一こういち

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q ^r ^s ^t “《芸能げいのうびっくりバラエティ～》コマキストはゆうつ…山形やまがた県けんの『忍しのぶ川かわ』ロケ大だい女優じょゆうへ栗原くりはらの"初夜しょや" 全裸ぜんら?!もふき替かえなし妹いもうとさん役やくの山口やまぐち果はて林りん、サイン攻ぜめ熊井くまい啓あきら監督かんとくの執念しゅうねん”. スポーツニッポン (スポすぽーツニッポン新聞社つにっぽんしんぶんしゃ): p. 11. (1972年ねん2月がつ17日にち)
^ http://movies.yahoo.co.jp/movie/143984/
^ https://tohotheaterstore.jp/items/TDV33100D 白鳥はくちょうの歌うたなんか聞きこえない<東宝とうほうDVD名作めいさくセレクション>ページ
^ 忍しのぶ川かわ③吉永よしなが小百合さゆりが候補こうほに – 熊井くまい啓あきらへの旅たび、市民しみんタイムス（Internet Archive）
^ 忍しのぶ川かわ④悲願ひがんの映画えいが化か暗礁あんしょうに – 熊井くまい啓あきらへの旅たび、市民しみんタイムス（Internet Archive）
^ 別冊べっさつ宝島たからじま2551『日本にっぽんの女優じょゆう 100人にん』p.66.

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

この項目こうもくは、まだ閲覧えつらん者しゃの調しらべものの参照さんしょうとしては役立やくだたない、文学ぶんがくに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（P:文学ぶんがく、PJ:ライトノベル）。

項目こうもくが小説しょうせつ家か・作家さっかの場合ばあいには{{Writer-substub}}を、文学ぶんがく作品さくひん以外いがいの本ほん・雑誌ざっしの場合ばあいには{{Book-substub}}を貼はり付づけてください。

この項目こうもくは、映画えいがに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（P:映画えいが/PJ映画えいが）。

この項目こうもくは、テレビ番組ばんぐみに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（ポータルテレビ/ウィキプロジェクト放送ほうそうまたは配信はいしんの番組ばんぐみ）。

[スポニチ720217-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q ^r ^s ^t “《芸能げいのうびっくりバラエティ～》コマキストはゆうつ…山形やまがた県けんの『忍しのぶ川かわ』ロケ大だい女優じょゆうへ栗原くりはらの"初夜しょや" 全裸ぜんら?!もふき替かえなし妹いもうとさん役やくの山口やまぐち果はて林りん、サイン攻ぜめ熊井くまい啓あきら監督かんとくの執念しゅうねん”. スポーツニッポン (スポすぽーツニッポン新聞社つにっぽんしんぶんしゃ): p. 11. (1972年ねん2月がつ17日にち)

[2] ttp://movies.yahoo.co.jp/movie/143984/

[3] ttps://tohotheaterstore.jp/items/TDV33100D 白鳥はくちょうの歌うたなんか聞きこえない<東宝とうほうDVD名作めいさくセレクション>ページ

[4] 忍しのぶ川かわ③吉永よしなが小百合さゆりが候補こうほに – 熊井くまい啓あきらへの旅たび、市民しみんタイムス（Internet Archive）

[5] 忍しのぶ川かわ④悲願ひがんの映画えいが化か暗礁あんしょうに – 熊井くまい啓あきらへの旅たび、市民しみんタイムス（Internet Archive）

[prf-6] 別冊べっさつ宝島たからじま2551『日本にっぽんの女優じょゆう 100人にん』p.66.

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

表ひょう話はなし編へん歴れきキネマ旬報きねまじゅんぽうベスト・テン日本にっぽん映画えいがベスト・ワン
1920年代ねんだい	足あしにさはつた女おんな（1926）忠次ちゅうじ旅たび日記にっき信州しんしゅう血ち笑わらい篇へん（1927）浪人ろうにん街がい第だい一いち話わ美うつくしき獲物えもの（1928）首くびの座ざ (1929)
1930年代ねんだい	何なにが彼女かのじょをさうさせたか／続ぞく大岡おおおか政談せいだん魔ま像ぞう篇へん第だい一いち（1930）マダムと女房にょうぼう（1931）大人おとなの見みる繪本えほん生うまれてはみたけれど（1932）出来できごころ（1933）浮草うきくさ物語ものがたり（1934）妻つまよ薔薇ばらのやうに（1935）祇園ぎおんの姉妹しまい（1936）限かぎりなき前進ぜんしん（1937）五ご人にんの斥候せっこう兵へい（1938）土ど（1939）
1940年代ねんだい	小島こじまの春はる（1940）戸田とだ家かの兄妹きょうだい（1941）ハワイ・マレー沖おき海戦かいせん（1942）大曾根おおそね家かの朝あさ（1946）安城あき家かの舞踏ぶとう会かい（1947）醉よいどれ天使てんし（1948）晩春ばんしゅん（1949）
1950年代ねんだい	また逢あう日ひまで（1950）麦秋ばくしゅう（1951）生いきる（1952）にごりえ（1953）二に十じゅう四よんの瞳ひとみ（1954）浮雲うきぐも（1955）真昼まひるの暗黒あんこく（1956）米べい（1957）楢山節考ならやまぶしこう（1958）キクとイサム（1959）
1960年代ねんだい	おとうと（1960）不良ふりょう少年しょうねん（1961）私わたしは二に歳さい（1962）にっぽん昆虫こんちゅう記き（1963）砂すなの女おんな（1964）赤あかひげ（1965）白しろい巨きょ塔とう（1966）上意じょうい討うち拝領はいりょう妻つま始末しまつ（1967）神かみ々の深ふかき欲望よくぼう（1968）心中しんちゅうの天網てんもう島とう（1969）
1970年代ねんだい	家族かぞく（1970）儀式ぎしき（1971）忍しのぶ川かわ（1972）津軽つがるじょんがら節ぶし（1973）サンダカン八はち番ばん娼館望郷ぼうきょう（1974）ある映画えいが監督かんとくの生涯しょうがい溝口みぞぐち健二けんじの記録きろく（1975）青春せいしゅんの殺人さつじん者しゃ（1976）幸福こうふくの黄色きいろいハンカチ（1977）サード（1978）復讐ふくしゅうするは我がにあり（1979）
1980年代ねんだい	ツィゴイネルワイゼン（1980）泥どろの河かわ（1981）蒲田かまた行進曲こうしんきょく（1982）家族かぞくゲーム（1983）お葬式そうしき（1984）それから（1985）海うみと毒薬どくやく（1986）マルサの女おんな（1987）となりのトトロ（1988）黒くろい雨あめ（1989）
1990年代ねんだい	櫻さくらの園えん（1990）息子むすこ（1991）シコふんじゃった。（1992）月つきはどっちに出でている（1993）全身ぜんしん小説しょうせつ家か（1994）午後ごごの遺言ゆいごん状じょう（1995） Shall we ダンス?（1996）うなぎ（1997） HANA-BI（1998）あ、春はる（1999）
2000年代ねんだい	顔かお（2000） GO（2001）たそがれ清せい兵衛ひょうえ（2002）美うつくしい夏なつキリシマ（2003）誰だれも知しらない（2004）パッチギ!（2005）フラガール（2006）それでもボクはやってない（2007）おくりびと（2008）ディア・ドクター（2009）
2010年代ねんだい	悪人あくにん（2010）一いち枚まいのハガキ（2011）かぞくのくに（2012）ペコロスの母ははに会あいに行いく（2013）そこのみにて光輝ひかりかがやく（2014）恋人こいびとたち（2015）この世界せかいの片隅かたすみに（2016）映画えいが夜空よぞらはいつでも最高さいこう密度みつどの青色あおいろだ（2017）万引まんびき家族かぞく（2018）火口かこうのふたり（2019）
2020年代ねんだい	スパイの妻つま〈劇場げきじょう版ばん〉（2020）ドライブ・マイ・カー（2021）ケイコ目めを澄すませて（2022）せかいのおきく（2023）

表ひょう話はなし編へん歴れき毎日まいにち映画えいがコンクール日本にっぽん映画えいが大賞たいしょう
1940年代ねんだい	或あるる夜よるの殿様とのさま（1946）今こんひとたびの（1947）醉よいどれ天使てんし（1948）晩春ばんしゅん（1949）
1950年代ねんだい	また逢あう日ひまで（1950）めし、麦秋ばくしゅう（1951）生いきる（1952）にごりえ（1953）二に十じゅう四よんの瞳ひとみ（1954）浮雲うきぐも（1955）真昼まひるの暗黒あんこく（1956）米べい（1957）楢山節考ならやまぶしこう（1958）キクとイサム（1959）
1960年代ねんだい	おとうと（1960）人間にんげんの條件じょうけん完結かんけつ編へん（1961）切腹せっぷく（1962）天国てんごくと地獄じごく（1963）砂すなの女おんな（1964）赤あかひげ（1965）白しろい巨きょ塔とう（1966）上意じょうい討うち拝領はいりょう妻つま始末しまつ（1967）神かみ々の深ふかき欲望よくぼう（1968）心中しんちゅうの天網てんもう島とう（1969）
1970年代ねんだい	家族かぞく（1970）沈黙ちんもく SILENCE（1971）忍しのぶ川かわ（1972）津軽つがるじょんがら節ぶし (1973) 砂すなの器うつわ（1974）化石かせき（1975）不毛ふもう地帯ちたい（1976）幸福こうふくの黄色きいろいハンカチ（1977）事件じけん（1978）あゝ野麦峠のむぎとうげ（1979）
1980年代ねんだい	影武者かげむしゃ（1980）泥どろの河かわ（1981）蒲田かまた行進曲こうしんきょく（1982）戦場せんじょうのメリークリスマス（1983） Wの悲劇ひげき（1984）乱らん (1985）海うみと毒薬どくやく（1986）マルサの女おんな（1987）となりのトトロ（1988）黒くろい雨あめ（1989）
1990年代ねんだい	少年しょうねん時代じだい（1990）息子むすこ（1991）シコふんじゃった。（1992）月つきはどっちに出でている（1993）全身ぜんしん小説しょうせつ家か（1994）午後ごごの遺言ゆいごん状じょう（1995） Shall we ダンス?（1996）もののけ姫ひめ（1997）愛あいを乞こうひと（1998）鉄道てつどう員いん（ぽっぽや）（1999）
2000年代ねんだい	顔かお（2000）千せんと千尋ちひろの神隠かみがくし（2001）たそがれ清せい兵衛ひょうえ（2002）赤目四十八瀧あかめしじゅうはったき心中しんちゅうの未遂みすい（2003）血ちと骨ほね（2004）パッチギ!（2005）ゆれる（2006）それでもボクはやってない（2007）おくりびと（2008）沈しずまぬ太陽たいよう（2009）
2010年代ねんだい	悪人あくにん（2010）一いち枚まいのハガキ（2011）終おわりの信託しんたく（2012）舟ふねを編あむ（2013）私わたしの男おとこ（2014）恋人こいびとたち（2015）シン・ゴジラ（2016）花筐はながたみ/HANAGATAMI（2017）万引まんびき家族かぞく（2018）蜜蜂みつばちと遠雷えんらい（2019）
2020年代ねんだい	MOTHER マザー（2020）ドライブ・マイ・カー（2021）ケイコ目めを澄すませて（2022）せかいのおきく（2023）
括弧かっこ内ないは作品さくひん年度ねんどを示しめす、授賞じゅしょう式しきの年としは翌年よくねん（2月がつ）

表ひょう話はなし編へん歴れき熊井くまい啓あきら監督かんとく作品さくひん
1960年代ねんだい	帝銀ていぎん事件じけん死刑しけい囚しゅう日本にっぽん列島れっとう黒部くろべの太陽たいよう
1970年代ねんだい	地ちの群むれ忍しのぶ川かわ朝あさやけの詩しサンダカン八はち番ばん娼館望郷ぼうきょう北きたの岬みさきお吟ぎんさま
1980年代ねんだい	天平てんぴょうの甍いらか日本にっぽんの熱あつい日々ひび謀殺ぼうさつ・下山げざん事件じけん海うみと毒薬どくやく千利休せんのりきゅう本もと覺さとし坊ぼう遺文いぶん
1990年代ねんだい	式部しきぶ物語ものがたりひかりごけ深ふかい河かわ愛あいする
2000年代ねんだい	日本にっぽんの黒くろい夏なつ─冤罪えんざい海うみは見みていた

忍しのぶ川かわ

映画えいが[編集へんしゅう]

キャスト[編集へんしゅう]

スタッフ[編集へんしゅう]

製作せいさく[編集へんしゅう]

撮影さつえい[編集へんしゅう]

作品さくひんの評価ひょうか[編集へんしゅう]

テレビドラマ[編集へんしゅう]

1961年版ねんばん[編集へんしゅう]

キャスト[編集へんしゅう]

スタッフ[編集へんしゅう]

1962年版ねんばん[編集へんしゅう]

キャスト[編集へんしゅう]

スタッフ[編集へんしゅう]

1963年版ねんばん[編集へんしゅう]

キャスト[編集へんしゅう]

スタッフ[編集へんしゅう]

1975年版ねんばん[編集へんしゅう]

キャスト[編集へんしゅう]

スタッフ[編集へんしゅう]

2000年版ねんばん[編集へんしゅう]

キャスト[編集へんしゅう]

スタッフ[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]