高城たかぎ修三しゅうぞう

高城たかぎ 修三しゅうぞう（たき しゅうぞう、1947年ねん10月4日にち - ）は、香川かがわ県けん高松たかまつ市し出身しゅっしんの作家さっか。本名ほんみょうは若狭わかさ雅信まさのぶ。

経歴けいれき

香川大学かがわだいがく学芸がくげい学部がくぶ附属ふぞく高松たかまつ中学校ちゅうがっこう、香川かがわ県立けんりつ高松たかまつ高等こうとう学校がっこう、京都大学きょうとだいがく文学部ぶんがくぶ言語げんご学科がっか卒業そつぎょう。京都きょうとの出版しゅっぱん社しゃに勤務きんむ。

1977年ねん、「榧かやの木き祭まつり」で新潮しんちょう新人しんじん賞しょうを受賞じゅしょう、同どう作さくで同年どうねん下半期しもはんき（1978年ねん1月がつ）芥川賞あくたがわしょうを受賞じゅしょう。当時とうじは山科やましな区くで学習がくしゅう塾じゅく経営けいえいをしていた。

芥川賞あくたがわしょう受賞じゅしょう後ごは小説しょうせつを書かく機会きかいは減へり、京都きょうとに関かんするエッセイや古代こだい史し関連かんれんの著作ちょさくが中心ちゅうしんになっている。連歌れんが会かいの宗匠そうしょうとしても活動かつどうする。

滋賀しが県けん大津おおつ市し在住ざいじゅう。

著書ちょしょ

• 『榧かやの木き祭まつり』新潮社しんちょうしゃ 1978
• 『闇やみを抱だいて戦士せんしたちよ』新潮社しんちょうしゃ 1979
• 『約束やくそくの地ち』新潮社しんちょうしゃ 1982
• 『叛乱はんらんする風景ふうけい』作品社さくひんしゃ 1982
• 『京都きょうとの庭にわ遊行ゆぎょう』小沢おざわ書店しょてん 1984
• 『糺ただすの森もり』作品社さくひんしゃ 1984
• 『京都きょうと伝説でんせつの風景ふうけい』小沢おざわ書店しょてん 1985
• 『苦楽くらく利とし氏しどうやら御ご満悦まんえつ』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ 1987
• 『京都きょうと花はな折おり心中しんちゅうの』阿部あべ出版しゅっぱん 1990
• 『みずみち紀行きこう 琵琶湖びわこは東ひがし、西にしは京きょう』小沢おざわ書店しょてん 1992
• 『気分きぶんはいつもヤジロベェ』有ゆう学がく書林しょりん 1993
• 『紫むらさきの歌うた額田王ぬかたのおおきみ』有ゆう学がく書林しょりん 1994
• 『琵琶湖びわこのある風景ふうけい』東方とうほう出版しゅっぱん 1995
• 『大和だいわは邪馬台国やまたいこくである』東方とうほう出版しゅっぱん 1998
• 『小説しょうせつの方法ほうほう』昭和堂しょうわどう 1998
• 『プロポリス健康けんこう革命かくめい 抗こうガンから老化ろうか防止ぼうしまで…免疫めんえき力りょくを高たかめ、細胞さいぼうを若返わかがえらせる驚おどろきの薬効やっこう』高橋たかはし書店しょてん 2000
• 『紀年きねんを解読かいどくする 古事記こじき・日本書紀にほんしょきの真実しんじつ』ミネルみねるヴァ書房ぁしょぼう 2000
• 『京都きょうと・絶品ぜっぴんの四季しき 四よん十じゅう八景はっけい季き節ぶしの粧よそおい』淡あわ交社 2000
• 『真まっすぐ行いきなはれ 尼僧にそう物語ものがたり』どりむ社しゃ 2001
• 『神かみ々と天皇てんのうの宮みや都とをたどる 高天原たかまがはらから平安京へいあんきょうへ』文ぶん英えい堂どう 2001
• 『百ひゃく歌うた繚乱りょうらん 憶おぼえておきたい日本にっぽんの歌うた』文ぶん英えい堂どう 2003
• 『可能かのう性せいとしての連歌れんが』澪標みおつくし 2004
• 『おんなたちの源平げんぺい恋こい絵巻えまき』京都きょうと新聞しんぶん 2004
• 『神武じんむ東征とうせい』構想こうそう社しゃ 2007
• 『巻向まきむく日記にっき 「昭和しょうわ三さん十じゅう年ねん」という思想しそう』淡あわ交社 2007
• 『日出ひのでづる国こくの古代こだい史し その三さん大だい難問なんもんを解とく』現代書館げんだいしょかん 2011
• 『月つきと太陽たいよう 日本書紀にほんしょきの女おんなたち』澪標みおつくし, 2020.6

外部がいぶリンク

• 高城たかぎ修三しゅうぞうの連歌れんが会かい - ウェイバックマシン（2003年ねん8月がつ8日にちアーカイブ分ぶん）