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滝口たきぐちゆうせい

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滝口たきぐち ゆうせい
(たきぐち ゆうしょう)
誕生たんじょう (1982-10-18) 1982ねん10月18にち(42さい
日本の旗 日本にっぽん東京とうきょう八丈はちじょうまち
職業しょくぎょう 小説しょうせつ
言語げんご 日本語にほんご
最終さいしゅう学歴がくれき 早稲田大学わせだだいがくだい文学部ぶんがくぶ中退ちゅうたい
活動かつどう期間きかん 2011ねん -
ジャンル 小説しょうせつ
代表だいひょうさくんでいないもの』(2015ねん
水平すいへいせん』(2022ねん
おも受賞じゅしょうれき 新潮しんちょう新人しんじんしょう(2011ねん
野間のま文芸ぶんげい新人しんじんしょう(2015ねん
芥川あくたがわ龍之介りゅうのすけしょう(2016ねん
織田おだ作之助さくのすけしょう(2022ねん
芸術げいじゅつ選奨せんしょう(2023ねん
川端かわばた康成やすなり文学ぶんがくしょう(2023ねん
デビューさく楽器がっき」(2011ねん
パートナー ブックデザイナー 佐藤さとうすな
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滝口たきぐち ゆうせい(たきぐち ゆうしょう、1982ねん10月18にち - )は、日本にっぽん小説しょうせつ東京とうきょう八丈はちじょうまちまれ、埼玉さいたまけん入間いるま出身しゅっしん早稲田大学わせだだいがくだい文学部ぶんがくぶ中退ちゅうたい[1]

経歴けいれき

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人物じんぶつ

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作家さっかデビューまえフリーペーパーつくって配布はいふしており、それをんでこえをかけてくれたひと紹介しょうかい自費じひ出版しゅっぱん会社かいしゃでアルバイトをするようになった[5]

つまブックデザイナー佐藤さとうすな。フリーペーパーをいていたころ文章ぶんしょうに「ひとれ」されたことでった。もともと主夫しゅふ志向しこうだったため、家庭かていでは家事かじ一切いっさい担当たんとうしている[6]

作品さくひんリスト

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小説しょうせつ

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  • 寝相ねぞう』(新潮社しんちょうしゃ 2014ねん3がつ
    • 寝相ねぞう - 『新潮しんちょう』2013ねん10がつごう
    • わたしの小春日和こはるびより - 『新潮しんちょう』2012ねん12がつごう
    • 楽器がっき - 『新潮しんちょう』2011ねん11がつごう
  • あい人生じんせい』(講談社こうだんしゃ 2015ねん1がつ講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ 2018ねん12がつ
    • あい人生じんせい - 『群像ぐんぞう』2014ねん8がつごう
    • かまち - 『群像ぐんぞう』2013ねん4がつごう
    • 泥棒どろぼう - 『群像ぐんぞう』2014ねん11がつごう
  • 『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』(新潮社しんちょうしゃ 2015ねん8がつ新潮しんちょう文庫ぶんこ 2018ねん4がつ
    • ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス - 『新潮しんちょう』2015ねん5がつごう
    • いぬしりのあたり(文庫ぶんこばんのみ収録しゅうろく) - 『GRANTA JAPAN with 早稲田わせだ文学ぶんがく03』
  • んでいないもの』(文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう 2016ねん1がつ文春ぶんしゅん文庫ぶんこ 2019ねん3がつ
    • んでいないもの - 『文學ぶんがくかい』2015ねん12がつごう
    • 夜曲やきょく文庫ぶんこばんのみ収録しゅうろく) - 『文學ぶんがくかい』2016ねん3がつごう
  • 茄子なすびかがやき』(新潮社しんちょうしゃ 2017ねん6がつ
    • ちゃ時間じかん - 『en-taxi』2015ねん春季しゅんきごう
    • わすれないかお - 『三田みた文学ぶんがく』2016ねん春季しゅんきごう
    • 高田馬場たかだのばば馬鹿ばか - 『新潮しんちょう』2016ねん7がつごう
    • 茄子なすびかがやき - 『新潮しんちょう』2016ねん11がつごう
    • まち々、おんなたち - 『新潮しんちょう』2017ねん1がつごう
    • 今日きょう記念きねん - 『新潮しんちょう』2017ねん3がつごう
    • 文化ぶんか - 『新潮しんちょう』2016ねん1がつごう
  • 高架線こうかせん』(講談社こうだんしゃ 2017ねん9がつ講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ 2022ねん5がつ
    • 高架線こうかせん - 『群像ぐんぞう』2017ねん3がつごう
  • ながいちにち』(講談社こうだんしゃ 2021ねん6がつ)
    • ながいちにち - 『ほん』2018ねん4がつごう〜2020ねん12がつごう
  • 水平すいへいせん』(新潮社しんちょうしゃ 2022ねん7がつ
    • 水平すいへいせん - 『新潮しんちょう』2019ねん8がつごう〜2022ねん2がつごう(「全然ぜんぜん」を改題かいだい改稿かいこう
  • 『ラーメンカレー』(文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう 2023ねん2がつ
    • すぐにみなとへ - 『文學ぶんがくかい』2018ねん1がつごう
    • 絶対ぜったい大丈夫だいじょうぶ - 『文學ぶんがくかい』2019ねん8がつごう
    • 黒米くろごめ大麻たいま - 『文學ぶんがくかい』2019ねん11がつごう
    • スリランカロンドン - 『文學ぶんがくかい』2020ねん3がつごう
    • とおかた - 『文學ぶんがくかい』2020ねん6がつごう
    • アッパとアンマのピリピリ・クッキング - 『文學ぶんがくかい』2020ねん9がつごう
    • ラーメンカレー - 『文學ぶんがくかい』2021ねん2がつごう
    • キスしてほしい - 『文學ぶんがくかい』2021ねん8がつごう
    • まどくんの手記しゅき - 『文學ぶんがくかい』2022ねん1がつごう
    • レイニーブルー - 『文學ぶんがくかい』2022ねん5がつごう

アンソロジー収録しゅうろく

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随筆ずいひつ論考ろんこう対談たいだん

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  • 小説しょうせつのおもしろさ」 - 中日新聞ちゅうにちしんぶん 2017ねん9がつ22にちごう東京とうきょう新聞しんぶん 2017ねん9がつ29にちごう(『ベスト・エッセイ2018』光村みつむら図書としょ出版しゅっぱん、2018ねん6がつ
  • 『いま、しあわせかい? 「とらさん」からの言葉ことば』(文春ぶんしゅん新書しんしょ、2019ねん12がつ
  • 『やがてわすれる過程かてい途中とちゅう(アイオワ日記にっき)』(numabooks、2019ねん12がつ
    • アイオワ日記にっき - 『新潮しんちょう』2018ねん11がつごう
    • ぞくアイオワ日記にっき - 『新潮しんちょう』2018ねん12がつごう
    • チャンドラモハン - 『ちゃぶだい』Vol.4 ミシマしゃ
    • 続続ぞくぞくアイオワ日記にっき - 『新潮しんちょう』2019ねん1がつごう
    • アイオワの古本屋ふるほんや - 『すばる』2019ねん1がつごう
    • 続続ぞくぞくぞくアイオワ日記にっき - 『新潮しんちょう』2019ねん2がつごう
  • 『さびしさについて』(ちくま文庫ぶんこ植本うえもと一子かずことの往復おうふく書簡しょかん、2024ねん2がつ

単行本たんこうぼん収録しゅうろく作品さくひん

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小説しょうせつ

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  • 黄色おうしょく」(『文藝ぶんげい』2016ねんなつごう
  • 「MajiでKoiする5びょうまえ」(『群像ぐんぞう』2016ねん8がつごう
  • ぬくみ」(『ランバーロール』0ごう
  • 上戸じょうご友達ともだち」(『高架線こうかせん刊行かんこう記念きねんしょう冊子さっしとして配布はいふ本屋ほんやB&Bのオンラインショップにてpdfファイルを販売はんばい[7]
  • 武蔵むさしえき」(『F』20ごう 特集とくしゅう武蔵野むさしの〉)
  • 迷子まいごうた」(『教室きょうしつだい57ごう
  • 近所きんじょのハッケンでん」(『ODD ZINE』Vol.2)
  • 競馬けいば念仏ねんぶつ」(『ちゃぶだい』Vol.5 ミシマしゃ
  • 隕石いんせき」(『群像ぐんぞう』2020ねん1がつごう
  • わすれたことがおもせない」(『ランバーロール』3ごう
  • 「りんごのうた」(『教室きょうしつだい67ごう
  • 梅干うめぼし金盥かなだらい」(『ちゃぶだい』Vol.8 ミシマしゃ
  • 勝手かって昼寝ひるね」(『ちゃぶだい』Vol.9 ミシマしゃ
  • 泥棒どろぼう祭壇さいだん」(『ちゃぶだい』Vol.10 ミシマしゃ
  • 緑色みどりいろ」(『文藝ぶんげい』2023ねんなつごう
  • 御身おんみ御前ごぜん」(『ちゃぶだい』Vol.11 ミシマしゃ
  • 恐竜きょうりゅう」(『文藝ぶんげい』2023ねんあきごう
  • 今日きょうあめおん」(『ニューサポート高校こうこう国語こくご』vol.40/2023ねんあきごう
  • 「ロッテの高沢たかさわ」(『文藝ぶんげい』2023ねんふゆごう
  • とおるなみらん」(『すばる』2023ねん12がつごう連載れんさいちゅう
  • 「テレパシーの」(『新潮しんちょう』2024ねん1がつごう
  • 音楽おんがく」(『文藝ぶんげい』2024ねんはるごう
  • けむり」(『文學ぶんがくかい』2024ねん4がつごう
  • 連絡れんらく」(『文藝ぶんげい』2024ねんあきごう
  • あたり」(『新潮しんちょう』2024ねん8がつごう
  • 「わたしの海原うなばら」(『教室きょうしつだい78ごう

戯曲ぎきょく

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  • よる電話でんわのための戯曲ぎきょく」(文学ぶんがくムック『ことばと』vol.2)

随筆ずいひつ論考ろんこう対談たいだん

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  • 野球やきゅう」(『三田みた文学ぶんがく』2016ねん夏季かきごう
  • かたられる言葉ことばはどこに」(『すばる』2016ねん9がつごう
  • 浅草あさくさ」(『疾駆しっく chic』Vol.8)
  • 茄子なすびかがやくまで」(『茄子なすびかがやき』刊行かんこう記念きねんしょう冊子さっしとして配布はいふ新潮社しんちょうしゃウェブサイトにて全文ぜんぶん掲載けいさい[8]
  • 不可能ふかのう奇跡きせき同時どうじにある」(演劇えんげき批評ひひょう紙背しはいさんごう
  • くさ小説しょうせつとプロ野球やきゅう」(『ODD ZINE』Vol.3)
  • かた身体しんたい」(『悲劇ひげき喜劇きげき』2020ねん3がつごう
  • 「あののキラキラ」(『Quick Japan』Vol.149)
  • きらいなことについてかんがえたのこと」(『ODD ZINE』Vol.4)

その

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  • SCOOLパフォーマンス・シリーズ2017 Vol.6『高架線こうかせん原作げんさく演出えんしゅつ:小田おだしょうみのる 2018ねん1がつ SCOOL)

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 記憶きおく存在そんざいつめる 芥川賞あくたがわしょう候補こうほ作家さっか入間いるまそだちの滝口たきぐちゆうせいさん”. 埼玉さいたま新聞しんぶん. (2015ねん7がつ28にち). http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/07/28/07.html 2016ねん1がつ21にち閲覧えつらん 
  2. ^ かえれぬしま記憶きおくぐ 硫黄いおうとう返還へんかん基地きちに 3せいがききとり、写真しゃしんあつめアーカイブ. 朝日新聞あさひしんぶんデジタル (朝日新聞社あさひしんぶんしゃ). (2023ねん1がつ31にち). https://www.asahi.com/articles/DA3S15543222.html 2023ねん1がつ31にち閲覧えつらん 
  3. ^ a b 海老名えびな富夫とみお (2016ねん1がつ21にち). 芥川賞あくたがわしょう:入間いるまそだちの作家さっか滝口たきぐちさんに 地元じもとよろこび /埼玉さいたま. 毎日新聞まいにちしんぶん. http://mainichi.jp/articles/20160121/ddl/k11/040/149000c 2016ねん1がつ21にち閲覧えつらん 
  4. ^ だい47かい川端かわばた康成やすなり文学ぶんがくしょう滝口たきぐちゆうせい反対はんたい方向ほうこうき」(『鉄道てつどう小説しょうせつ収録しゅうろく)に決定けっていしました。』(プレスリリース)株式会社かぶしきがいしゃ新潮社しんちょうしゃ、2023ねん4がつ6にちhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000951.000047877.html2023ねん4がつ6にち閲覧えつらん 
  5. ^ 寝相ねぞう滝口たきぐちゆうなまインタビュー
  6. ^ セブンルール』2017ねん9がつ5にち放送ほうそうぶん
  7. ^ 滝口たきぐちゆうせい上戸じょうご友達ともだち』 | 本屋ほんやB&B powered by BASE”. 本屋ほんやB&B. 2020ねん6がつ25にち閲覧えつらん
  8. ^ 滝口たきぐちゆうせい茄子なすびかがやき』 | 新潮社しんちょうしゃ”. www.shinchosha.co.jp. 2020ねん6がつ27にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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