芥川 龍之介 賞
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1935 | |
2024 | |
概要
[成立
[1934
選考 過程
[選考 基準
[「新人 」の基準
[作品 の長 さ
[なお「
直木賞 との境界
[批判
[最年少 ・最年長 受賞 記録
[1 | 2003 |
19
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2 | 2003 |
20
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3 | 2020 |
21
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4 | 1966 |
23
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5 | 1955 |
23
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6 | 1958 |
23
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7 | 1998 |
23
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8 | 2006 |
23
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9 | 1976 |
24
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1 | 2012 |
75
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2 | 2017 |
63
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3 | 1973 |
61
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4 | 1987 |
57
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5 | 1985 |
55
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21世紀 に発表 されたベストセラーから
[綿 矢 りさ 『蹴 りたい背中 』(第 130回 ・2003年 下半期 ) 127万 部 (単行本 のみ)綿 矢 は17歳 のときに『インストール』でデビュー、芥川賞 受賞 時 は19歳 で20歳 の金原 ひとみと同時 受賞 し最年少 記録 を大幅 に更新 、単行本 は『限 りなく透明 に近 いブルー[21]』以来 28年 ぶりのミリオンセラーとなった。受賞 作 は周囲 に溶 け込 めない女子高 生 とアイドルおたくの男子 生徒 との交流 を描 いたもので、唯一 反対 した三浦 哲郎 を除 く選考 委員 の票 をすべて集 め受賞 が決定 。「高校 における異物 排除 のメカニズムを正確 に書 く技倆 に感心 した」(池澤 夏樹 )、「作者 は作者 の周辺 に流行 しているだろうコミック的 観念 遊 びに足 をとられず、小説 のカタチで新 しさを主張 する愚 にも陥 らず、あくまで人間 と人間 関係 を描 こうとしている」(高樹 のぶ子 )と各 選考 委員 から高 評価 を受 けた。綿 矢 の受賞 と前後 してこの時期 10 - 20代 前半 の作家 のデビューが相次 ぎ、若年 層 の活躍 を印象 付 けた[22]。又吉 直樹 『火花 』(第 153回 ・2015年 上半期 ) 229万 部 (単行本 のみ)羽田 圭介 「スクラップ・アンド・ビルド」と同時 受賞 。売 れない芸人 の主人公 と天才 肌 の先輩 芸人 との交友 を描 いた作品 。お笑 い芸人 では初 の受賞 。単行本 の累計 発行 部数 は229万 部 を突破 し、芥川賞 受賞 作品 として歴代 1位 の単行 本部 数 となる[23][24]。村田 沙耶 香 『コンビニ人間 』(第 155回 ・2016年 上半期 ) 102万 部 (単行本 のみ)- 2016
年 の発売 から年内 に50万 部 を超 えてからもじわじわと売 れ続 け、2年 を経 て100万 部 に到達 した[25]。
太宰 治 の落選 について
[この
受賞 者 一覧
[1930年代
[第 1回 (1935年 上半期 ) -石川 達三 「蒼氓 」第 2回 (1935年 下半期 ) -該当 作品 なし(二・二六事件 のため審査 中止 )第 3回 (1936年 上半期 ) -小田 嶽夫 「城 外 」、鶴田 知也 「コシャマイン記 」第 4回 (1936年 下半期 ) -石川 淳 「普 賢 」、冨澤 有爲男 「地中海 」第 5回 (1937年 上半期 ) -尾崎 一雄 「暢気 眼鏡 」他 第 6回 (1937年 下半期 ) -火野 葦平 「糞尿 譚 」第 7回 (1938年 上半期 ) -中山 義秀 「厚 物 咲 」第 8回 (1938年 下半期 ) -中里 恒子 「乗合 馬車 」他 第 9回 (1939年 上半期 ) -半田 義之 「鶏 騒動 」、長谷 健 「あさくさの子供 」第 10回 (1939年 下半期 ) -寒川 光太郎 「密獵 者 」
1940年代
[第 11回 (1940年 上半期 ) -高木 卓 「歌 と門 の盾 」(受賞 辞退 )第 12回 (1940年 下半期 ) -櫻田 常久 「平賀 源内 」第 13回 (1941年 上半期 ) -多田 裕計 「長江 デルタ」第 14回 (1941年 下半期 ) -芝 木 好子 「青果 の市 」第 15回 (1942年 上半期 ) -該当 作品 なし第 16回 (1942年 下半期 ) -倉光 俊夫 「連絡 員 」第 17回 (1943年 上半期 ) -石塚 喜久 三 「纏足 の頃 」第 18回 (1943年 下半期 ) -東野邊 薫 「和紙 」第 19回 (1944年 上半期 ) -八木 義徳 「劉 廣 福 」、小尾 十三 「登攀 」第 20回 (1944年 下半期 ) -清水 基 吉 「雁 立 」
(
1950年代
[第 23回 (1950年 上半期 ) -辻 亮一 「異 邦人 」第 24回 (1950年 下半期 ) -該当 作品 なし第 25回 (1951年 上半期 ) -安部 公房 「壁 S・カルマ氏 の犯罪 」、石川 利光 「春 の草 」他 第 26回 (1951年 下半期 ) -堀 田善 衛 「広場 の孤独 」「漢奸 」その他 第 27回 (1952年 上半期 ) -該当 作品 なし第 28回 (1952年 下半期 ) -五味 康祐 「喪神 」、松本 清張 「或 る『小倉 日記 』伝 」第 29回 (1953年 上半期 ) -安岡 章太郎 「悪 い仲間 ・陰気 な愉 しみ」第 30回 (1953年 下半期 ) -該当 作品 なし第 31回 (1954年 上半期 ) -吉行 淳之介 「驟雨 」その他 第 32回 (1954年 下半期 ) -小島 信夫 「アメリカン・スクール」、庄野 潤 三 「プールサイド小 景 」第 33回 (1955年 上半期 ) -遠藤 周作 「白 い人 」第 34回 (1955年 下半期 ) -石原 慎太郎 「太陽 の季 節 」第 35回 (1956年 上半期 ) -近藤 啓 太郎 「海人 舟 」第 36回 (1956年 下半期 ) -該当 作品 なし第 37回 (1957年 上半期 ) -菊 村 到 「硫黄 島 」第 38回 (1957年 下半期 ) -開高 健 「裸 の王様 」第 39回 (1958年 上半期 ) -大江 健三郎 「飼育 」第 40回 (1958年 下半期 ) -該当 作品 なし第 41回 (1959年 上半期 ) -斯波 四郎 「山 塔 」第 42回 (1959年 下半期 ) -該当 作品 なし
1960年代
[第 43回 (1960年 上半期 ) -北 杜夫 「夜 と霧 の隅 で」第 44回 (1960年 下半期 ) -三浦 哲郎 「忍 ぶ川 」第 45回 (1961年 上半期 ) -該当 作品 なし第 46回 (1961年 下半期 ) - 宇能鴻 一郎 「鯨 神 」第 47回 (1962年 上半期 ) -川村 晃 「美談 の出発 」第 48回 (1962年 下半期 ) -該当 作品 なし第 49回 (1963年 上半期 ) -後藤 紀一 「少年 の橋 」、河野 多惠子 「蟹 」第 50回 (1963年 下半期 ) -田辺 聖子 「感傷 旅行 センチメンタル・ジャーニィ」第 51回 (1964年 上半期 ) -柴田 翔 「されどわれらが日々 ──」第 52回 (1964年 下半期 ) -該当 作品 なし第 53回 (1965年 上半期 ) -津村 節子 「玩具 」第 54回 (1965年 下半期 ) -高井 有一 「北 の河 」第 55回 (1966年 上半期 ) -該当 作品 なし第 56回 (1966年 下半期 ) -丸山 健二 「夏 の流 れ」第 57回 (1967年 上半期 ) -大 城立 裕 「カクテル・パーティー」第 58回 (1967年 下半期 ) -柏原 兵三 「徳山 道助 の帰郷 」第 59回 (1968年 上半期 ) -丸谷 才一 「年 の残 り」、大庭 みな子 「三 匹 の蟹 」第 60回 (1968年 下半期 ) -該当 作品 なし第 61回 (1969年 上半期 ) -庄司 薫 「赤 頭巾 ちゃん気 をつけて」、田久保 英夫 「深 い河 」第 62回 (1969年 下半期 ) -清岡 卓 行 「アカシヤの大連 」
1970年代
[第 63回 (1970年 上半期 ) -吉田 知子 「無明 長夜 」、古山 高麗 雄 「プレオー8の夜明 け」第 64回 (1970年 下半期 ) -古井 由吉 「杳子」第 65回 (1971年 上半期 ) -該当 作品 なし第 66回 (1971年 下半期 ) -李 恢成「砧 をうつ女 」、東 峰夫 「オキナワの少年 」第 67回 (1972年 上半期 ) -畑山 博 「いつか汽笛 を鳴 らして」、宮原 昭夫 「誰 かが触 った」第 68回 (1972年 下半期 ) -山本 道子 「ベティさんの庭 」、郷 静子 「れくいえむ」第 69回 (1973年 上半期 ) -三木 卓 「鶸 」第 70回 (1973年 下半期 ) -野呂 邦暢 「草 のつるぎ」、森 敦 「月山 」第 71回 (1974年 上半期 ) -該当 作品 なし第 72回 (1974年 下半期 ) -日野 啓三 「あの夕陽 」、阪田 寛 夫 「土 の器 」第 73回 (1975年 上半期 ) -林 京子 「祭 りの場 」第 74回 (1975年 下半期 ) -中上 健次 「岬 」、岡松 和夫 「志賀島 」第 75回 (1976年 上半期 ) -村上 龍 「限 りなく透明 に近 いブルー」第 76回 (1976年 下半期 ) -該当 作品 なし第 77回 (1977年 上半期 ) -三田 誠 広 「僕 って何 」、池田 満寿夫 「エ ーゲ海 に捧 ぐ」第 78回 (1977年 下半期 ) -宮本 輝 「螢川 」、高城 修三 「榧 の木 祭 り」第 79回 (1978年 上半期 ) -高橋 揆一郎 「伸 予 」、高橋 三 千 綱 「九 月 の空 」第 80回 (1978年 下半期 ) -該当 作品 なし第 81回 (1979年 上半期 ) -重 兼 芳子 「やまあいの煙 」、青野 聰 「愚者 の夜 」第 82回 (1979年 下半期 ) -森 禮子 「モッキングバードのいる町 」
1980年代
[第 83回 (1980年 上半期 ) -該当 作品 なし第 84回 (1980年 下半期 ) -尾辻 克彦 「父 が消 えた」第 85回 (1981年 上半期 ) -吉行 理恵 「小 さな貴婦人 」第 86回 (1981年 下半期 ) -該当 作品 なし第 87回 (1982年 上半期 ) -該当 作品 なし第 88回 (1982年 下半期 ) -加藤 幸子 「夢 の壁 」、唐 十郎 「佐川 君 からの手紙 」第 89回 (1983年 上半期 ) -該当 作品 なし第 90回 (1983年 下半期 ) -笠原 淳 「杢 二 の世界 」、高樹 のぶ子 「光 抱 く友 よ」第 91回 (1984年 上半期 ) -該当 作品 なし第 92回 (1984年 下半期 ) -木崎 さと子 「青桐 」第 93回 (1985年 上半期 ) -該当 作品 なし第 94回 (1985年 下半期 ) -米谷 ふみ子 「過 越 しの祭 」第 95回 (1986年 上半期 ) -該当 作品 なし第 96回 (1986年 下半期 ) -該当 作品 なし第 97回 (1987年 上半期 ) -村田 喜代子 「鍋 の中 」第 98回 (1987年 下半期 ) -池澤 夏樹 「スティル・ライフ」、三浦 清 宏 「長男 の出家 」第 99回 (1988年 上半期 ) -新井 満 「尋 ね人 の時間 」第 100回 (1988年 下半期 ) -南 木 佳 士 「ダイヤモンドダスト」、李 良枝 「由 煕 」第 101回 (1989年 上半期 ) -該当 作品 なし第 102回 (1989年 下半期 ) -大岡 玲 「表層 生活 」、瀧澤 美恵子 「ネコババのいる町 で」
1990年代
[第 103回 (1990年 上半期 ) -辻 原 登 「村 の名前 」第 104回 (1990年 下半期 ) -小川 洋子 「妊娠 カレンダー」第 105回 (1991年 上半期 ) -辺見 庸 「自動 起床 装置 」、荻野 アンナ「背負 い水 」第 106回 (1991年 下半期 ) -松村 栄子 「至高 聖 所 アバトーン」[32][33]
第 107回 (1992年 上半期 ) -藤原 智美 「運転 士 」第 108回 (1992年 下半期 ) -多和田 葉子 「犬 婿入 り」第 109回 (1993年 上半期 ) -吉目木 晴彦 「寂寥 郊野」第 110回 (1993年 下半期 ) -奥泉 光 「石 の来歴 」第 111回 (1994年 上半期 ) -室井 光広 「おどるでく」、笙野 頼子 「タイムスリップ・コンビナート」第 112回 (1994年 下半期 ) -該当 作品 なし第 113回 (1995年 上半期 ) -保坂 和志 「この人 の閾」第 114回 (1995年 下半期 ) -又吉 栄喜 「豚 の報 い」第 115回 (1996年 上半期 ) -川上 弘美 「蛇 を踏 む」第 116回 (1996年 下半期 ) -辻 仁成 「海峡 の光 」、柳美里 「家族 シネマ」第 117回 (1997年 上半期 ) -目 取 真 俊 「水滴 」第 118回 (1997年 下半期 ) -該当 作品 なし第 119回 (1998年 上半期 ) -花村 萬 月 「ゲルマニウムの夜 」、藤沢 周 「ブエノスアイレス午前 零 時 」第 120回 (1998年 下半期 ) -平野 啓一郎 「日蝕 」第 121回 (1999年 上半期 ) -該当 作品 なし第 122回 (1999年 下半期 ) -玄 月 「蔭 の棲 みか」、藤野 千 夜 「夏 の約束 」
2000年代
[第 123回 (2000年 上半期 ) -町田 康 「きれぎれ」、松浦 寿 輝 「花 腐 し」第 124回 (2000年 下半期 ) -青 来 有一 「聖水 」、堀江 敏幸 「熊 の敷石 」第 125回 (2001年 上半期 ) -玄 侑宗久 「中陰 の花 」第 126回 (2001年 下半期 ) -長嶋 有 「猛 スピードで母 は」第 127回 (2002年 上半期 ) -吉田 修一 「パーク・ライフ」第 128回 (2002年 下半期 ) -大道 珠 貴 「しょっぱいドライブ」第 129回 (2003年 上半期 ) -吉村 萬 壱 「ハリガネムシ」第 130回 (2003年 下半期 ) -金原 ひとみ「蛇 にピアス」、綿 矢 りさ「蹴 りたい背中 」(最年少 受賞 )第 131回 (2004年 上半期 ) - モブ・ノリオ「介護 入門 」第 132回 (2004年 下半期 ) -阿部 和重 「グランド・フィナーレ」第 133回 (2005年 上半期 ) -中村 文則 「土 の中 の子供 」第 134回 (2005年 下半期 ) -絲 山 秋子 「沖 で待 つ」第 135回 (2006年 上半期 ) -伊藤 たかみ「八 月 の路上 に捨 てる」第 136回 (2006年 下半期 ) -青山 七恵 「ひとり日和 」第 137回 (2007年 上半期 ) -諏訪 哲史 「アサッテの人 」第 138回 (2007年 下半期 ) -川上 未 映子 「乳 と卵 」第 139回 (2008年 上半期 ) - 楊逸「時 が滲 む朝 」第 140回 (2008年 下半期 ) -津村 記 久子 「ポトスライムの舟 」第 141回 (2009年 上半期 ) -磯崎 憲一郎 「終 の住処 」第 142回 (2009年 下半期 ) -該当 作品 なし
2010年代
[第 143回 (2010年 上半期 ) -赤染 晶子 「乙女 の密告 」第 144回 (2010年 下半期 ) -朝吹 真理子 「きことわ」、西村 賢太 「苦役 列車 」第 145回 (2011年 上半期 ) -該当 作品 なし第 146回 (2011年 下半期 ) -円城 塔 「道化師 の蝶 」、田中 慎 弥 「共 喰 い」第 147回 (2012年 上半期 ) -鹿島田 真希 「冥土 めぐり」第 148回 (2012年 下半期 ) -黒田 夏子 「abさんご」第 149回 (2013年 上半期 ) -藤野 可 織 「爪 と目 」第 150回 (2013年 下半期 ) -小山田 浩子 「穴 」第 151回 (2014年 上半期 ) -柴崎 友香 「春 の庭 」第 152回 (2014年 下半期 ) -小野 正嗣 「九 年 前 の祈 り」第 153回 (2015年 上半期 ) -羽田 圭介 「スクラップ・アンド・ビルド」、又吉 直樹 「火花 」第 154回 (2015年 下半期 ) -滝口 悠 生 「死 んでいない者 」、本谷 有希子 「異類 婚姻 譚 」第 155回 (2016年 上半期 ) -村田 沙耶 香 「コンビニ人間 」第 156回 (2016年 下半期 ) -山下 澄人 「しんせかい」第 157回 (2017年 上半期 ) -沼田 真 佑 「影 裏 」第 158回 (2017年 下半期 ) -石井 遊 佳 「百 年 泥 」、若竹 千佐子 「おらおらでひとりいぐも」第 159回 (2018年 上半期 ) -高橋 弘 希 「送 り火 」第 160回 (2018年 下半期 ) -上田 岳 弘 「ニムロッド」、町屋 良平 「1R1分 34秒 」第 161回 (2019年 上半期 ) -今村 夏子 「むらさきのスカートの女 」第 162回 (2019年 下半期 ) -古川 真人 「背 高 泡 立 草 」
2020年代
[第 163回 (2020年 上半期 ) -高山 羽根 子 「首 里 の馬 」、遠野 遥 「破局 」第 164回 (2020年 下半期 ) -宇佐見 りん「推 し、燃 ゆ」第 165回 (2021年 上半期 ) -石沢 麻依 「貝 に続 く場所 にて」、李 琴 峰 「彼岸花 が咲 く島 」第 166回 (2021年 下半期 ) -砂川 文 次 「ブラックボックス」第 167回 (2022年 上半期 ) -高瀬 隼 子 「おいしいごはんが食 べられますように」第 168回 (2022年 下半期 ) -井戸川 射 子 「この世 の喜 びよ」、佐藤 厚志 「荒地 の家族 」第 169回 (2023年 上半期 ) -市川 沙 央 「ハンチバック」第 170回 (2023年 下半期 ) -九 段 理江 「東京 都 同情 塔 」第 171回 (2024年 上半期 ) -朝比奈 秋 「サンショウウオの四 十 九 日 」、松永 K三蔵 「バリ山行 」
歴代 選考 委員
[
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脚注
[注釈
[- ^ ただし、
石原 の述懐 によると受賞 直後 は「家 に記者 たちが押 しかけているなどということもなかった」といい(小説 『弟 』の記述 より)、授賞 式 の記念 写真 も15人 程度 のスタッフと撮影 する(『我 が人生 の時 の人々 』に授賞 式 やその際 の会食 の写真 が掲載 されている)など前述 の吉行 や遠藤 と大差 ない状況 であった。 - ^ 『ダカーポ』2006
年 7月 19日 号 掲載 の「芥川賞 ・直木賞 はこうして決定 する」による。日本文学振興会 スタッフ菊池 夏樹 への取材 に基 づく。 - ^
短編 を五 つまとめた舞 城 王 太郎 の作品 が過去 にノミネートされたが、審査 を棄権 した人物 がいたことや、その中 の一 つがノミネートの対象 になると受 け取 った人物 がいたことから、連作 短編 での受賞 は規定 外 と考 えられている。 - ^ この
背景 には、太宰 治 の友人 ・檀 一雄 が『道化 の華 』を推 していて、川端 ならきっと理解 してくれると話 していたため、審査 過程 で何 か要 らぬ力 や圧力 が作用 したと太宰 が考 え、「お互ひに下手 な嘘 はつかないことにしよう」と言 い、川端 や、その背後 にいる人 たちを批判 しているとされる[27]。
出典
[- ^ “
各 賞 紹介 ”.公益 財団 法人 日本文学振興会 2018年 1月 18日 閲覧 。 - ^
梅田 康夫 「芥川賞 裏話 」『創 』1977年 3月 号 初出 、『芥川賞 の研究 』124-125頁 - ^
第 一 回 は無名 作家 ・石川 達三 の「蒼 眠 」『中外 商業 新報 』1935年 (昭和 10年 )8月 11日 - ^
永井 龍男 、佐佐木 茂作 「芥川賞 の生 まれるまで(対談 )」『文学 界 』1959年 3月 号 初出 、『芥川賞 の研究 』10-11頁 - ^ a b
梅田 康夫 「芥川賞 裏話 」、『芥川賞 の研究 』143頁 - ^
遠藤 周作 、開高 健 「対談 芥川賞 」『文学 界 』1963年 9月 号 初出 、『芥川賞 の研究 』158-159頁 - ^ a b
梅田 康夫 「芥川賞 裏話 」、『芥川賞 の研究 』146頁 - ^ “
大 ヒットを生 むのはどっち?”. style.nikkei.com. style.nikkei.com. 2021年 7月 13日 閲覧 。 - ^ “「
芥川賞 ・直木賞 」をどれだけ知 っていますか”. toyokeizai.net.東洋 経済 . 2021年 7月 13日 閲覧 。 - ^
梅田 康夫 「芥川賞 裏話 」、『芥川賞 の研究 』133頁 - ^
梅田 康夫 「芥川賞 裏話 」、『芥川賞 の研究 』147頁 - ^
梅田 康夫 「芥川賞 裏話 」、『芥川賞 の研究 』149頁 - ^ 「なぜ
村上 春樹 は芥川賞 をとれなかったのか?」『ダカーポ』2006年 7月 19日 号 、28-29頁 - ^ 「データでみる
芥川賞 ・直木賞 」『ダカーポ』2006年 7月 19日 号 、18-19頁 - ^
橋爪 健 「芥川賞 文壇 残酷 物語 」『小説 新潮 』1964年 1・2月 号 初出 、『芥川賞 の研究 』117-118頁 - ^
梅田 康夫 「芥川賞 裏話 」、『芥川賞 の研究 』140頁 - ^
梅田 康夫 「芥川賞 裏話 」、『芥川賞 の研究 』148頁 - ^
橋爪 健 「芥川賞 文壇 残酷 物語 」、『芥川賞 の研究 』70頁 - ^ 「
文学 賞 大国 ニッポン―両 賞 の位置 は?」『ダカーポ』2006年 7月 19日 号 、34-35頁 - ^ “
芥川賞 は現役 大学生 が受賞 芥川 ・直木賞 歴代 受賞 者 の出身 大学 ランキング”. dot.asahi.com. AERA.dot. 2021年 7月 13日 閲覧 。 - ^ “ピース
又吉 「火花 」は出版 界 の救世主 か”. mainichi.jp.毎日新聞 . 2021年 7月 13日 閲覧 。 - ^
蹴 りたい背中 :綿 矢 りさ|河出書房新社 - ^
又吉 さんの「火花 」発行 部数 209万 部 に.NHK NEWS(2015年 8月 5日 ).2015年 8月 5日 閲覧 。 - ^
又吉 さん「火花 」20万 部 増刷 、累計 229万 部 : ライフ :読売新聞 (YOMIURI ONLINE) - ^
村田 沙耶 香 『コンビニ人間 』、100万 部 突破 - ^
川端 康成 「芥川 龍之介 賞 選評 第 一 回 昭和 十 年 上半期 」(文藝春秋 1935年 9月 号 に掲載 ) - ^ a b c
片山 倫太郎 ・田村 嘉勝 「文豪 をめぐる八 人 の作家 たち」(『別冊 太陽 川端 康成 』)(平凡社 、2009年 ) - ^
太宰 治 「川端 康成 へ」(文藝 通信 1935年 10月 号 に掲載 ) - ^ a b
川端 康成 「太宰 治 氏 へ芥川賞 に就 いて」(文藝 通信 1935年 11月 号 に掲載 ) - ^
太宰 治 「川端 康成 宛 て書簡 」(昭和 11年 6月 29日 付 ) - ^
川端 康成 「芥川賞 予選 記 」(文學 界 1936年 9月 号 に掲載 ) - ^ “
芥川賞 に松村 栄子 氏 直木賞 高橋 義 氏 と高橋 克 氏 ”.朝日新聞 (朝日新聞社 ): p.朝刊 30. (1992年 1月 17日 ) - ^ “3
氏 が喜 び語 る芥川 ・直木賞 授賞 式 ”.朝日新聞 (朝日新聞社 ): p.夕刊 15. (1992年 2月 27日 ) - ^ “
村上 龍 氏 が芥川 選考 委員 を退任 6月 の候補 作 選考 とは「関係 ない」”. デイリースポーツ. (2018年 7月 6日 ) 2018年 7月 6日 閲覧 。 - ^ “
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直木賞 の委員 に三浦 しをんさん芥川賞 は平野 啓一郎 さん”.朝日新聞 デジタル (朝日新聞社 ). (2020年 3月 4日 ) 2020年 3月 4日 閲覧 。 - ^ “
芥川賞 新 選考 委員 に川上 未 映子 さん 7月 の第 171回 の選考 会 から参加 ”.産経 ニュース (産経新聞 社 ). (2024年 3月 1日 ) 2024年 3月 1日 閲覧 。
参考 文献
[永井 龍男 ほか『芥川賞 の研究 』みき書房 、1979年 永井 龍男 『回想 の芥川 ・直木賞 』文藝春秋 、1979年 川口 則 弘 『芥川賞 物語 』バジリコ、2013年 /文春 文庫 、2017年 - 『
芥川賞 全集 』文藝春秋 、1982年 - - 『ダカーポ』2006
年 7月 19日 号 「特集 ・芥川賞 、直木賞 を徹底的 に楽 しむ」マガジンハウス 大森 望 、豊崎 由美 『文学 賞 メッタ斬 り!』シリーズ、PARCO出版 、2004年 -文藝春秋 特別 編集 『芥川賞 ・直木賞 150回 全 記録 』文藝春秋 、2014年
関連 項目
[- いずれも
非 公募 の純文学 新人 賞 。
芥川賞 になぞらえられる他 業界 の新人 賞 。新人 作家 の登竜門 としての知名度 の高 さから、小説 以外 の新人 賞 で似 た性質 を持 つものが「○○界 の芥川賞 」と紹介 されることがある。有名 作家 を輩出 しているという部分 に重 きを置 かれている呼称 であり、公募 ・非 公募 の別 は重視 されていない。