永田ながた和宏かずひろ

永田ながた 和宏かずひろ
誕生たんじょう	(1947-05-12) 1947年ねん5月12日にち（77歳さい） 滋賀しが県けん
職業しょくぎょう	歌人かじん、細胞さいぼう生物せいぶつ学がく者もの
言語げんご	日本語にほんご
国籍こくせき	日本にっぽん
最終さいしゅう学歴がくれき	理学りがく博士はかせ（京都大学きょうとだいがく）
ジャンル	短歌たんか 細胞さいぼう生物せいぶつ学がく
配偶はいぐう者しゃ	河野こうの裕子ゆうこ
子供こども	永田ながた淳あつし 永田ながた紅くれない
所属しょぞく	塔とう
影響えいきょうを受うけたもの 高安たかやす国世くによ
影響えいきょうを与あたえたもの 吉川よしかわ宏志ひろし、知花ちばなくらら

永田ながた 和宏かずひろ（ながた かずひろ、1947年ねん5月12日にち -）は、日本にっぽんの歌人かじん・細胞さいぼう生物せいぶつ学者がくしゃ。京都大学きょうとだいがく名誉めいよ教授きょうじゅ、京都産業大学きょうとさんぎょうだいがく名誉めいよ教授きょうじゅ。短歌たんか結社けっしゃ「塔とう」前ぜん主宰しゅさい。妻つまは歌人かじんの河野こうの裕子ゆうこ。長男ちょうなん永田ながた淳あつし、長女ちょうじょ永田ながた紅くれないも歌人かじん。滋賀しが県けん出身しゅっしん。

人物じんぶつ

研究けんきゅう者しゃとしての活動かつどう

細胞さいぼう内ないタンパク質たんぱくしつの品質ひんしつ管理かんりを研究けんきゅう。アメリカ国立こくりつがん研究所けんきゅうじょ客員きゃくいん助教授じょきょうじゅ在任ざいにん中ちゅうだった1986年ねんには、コラーゲン生成せいせいに特異とくい的てきな機能きのうを持もつ熱ねつショックタンパク"HSP47"を発見はっけんした。京都きょうと大学だいがく胸部疾患研究所きょうぶしっかんけんきゅうじょ（現げん：医い生物せいぶつ学がく研究所けんきゅうじょ）教授きょうじゅになってからは、小しょう胞体における変性へんせいタンパク質たんぱくしつの品質ひんしつ管理かんり機構きこうに関かんする新規しんき遺伝子いでんしを次々つぎつぎと発見はっけんし、この分野ぶんやに大おおきな貢献こうけんをした。変性へんせいタンパク質たんぱくしつを見分みわけて分解ぶんかい経路けいろに回まわすEDEM1（Science, 2003など）、変性へんせいタンパク質たんぱくしつのジスルフィド結合けつごうを還元かんげんして、小しょう胞体からサイトゾルへ逆ぎゃく輸送ゆそうしやすくする還元かんげん酵素こうそERdj5 (Science, 2008, Mol. Cell, 2012) などが代表だいひょう的てきなものである。

歌人かじんとしての活動かつどう

京都きょうと大学だいがく在学ざいがく中ちゅうに短歌たんかを始はじめ、高安たかやす国世くによに師事しじした。初期しょきの歌うた風ふうは前衛ぜんえい短歌たんかの影響えいきょうを色濃いろこく受うけ、時ときに口語こうごも生いかした青春せいしゅん歌かや科学かがく者しゃ的てきな世界せかい把握はあくを持もち味あじとした。後のちにはそれを昇華しょうかし、身辺しんぺんに取材しゅざいした平明へいめいなものに変化へんかしてきている。師しの影響えいきょうから新しん仮名かめいでの作歌さっかを行おこなっていたが、2008年ねんより旧きゅう仮名かめいに転向てんこうした。朝日あさひ歌壇かだん、南みなみ日本にっぽん新聞しんぶん歌壇かだん選者せんじゃ、歌会うたかい始はじめ詠進えいしん歌か選者せんじゃ、角川かどかわ短歌たんか賞しょう選考せんこう委員いいんなども務つとめ、「短歌たんか合あわせ鏡きょうの説せつ」（『表現ひょうげんの喫水きっすい』）に代表だいひょうされる明晰めいせきな理論りろん家かとしても現代げんだい歌壇かだんの中心ちゅうしんに位置いちしている。2010年ねんに妻つま河野こうの裕子ゆうこが病没びょうぼつした後のちは、家族かぞく生活せいかつの思おもい出でを描えがいた随筆ずいひつも発表はっぴょうし、広ひろい読者どくしゃを得えている。

略歴りゃくれき

• 1947年ねん　滋賀しが県けん高島たかしま郡ぐん饗庭あいば村むら五十川いかがわ（現げん・高島たかしま市し新旭しんあさひ町まち）にて農協のうきょう職員しょくいん・永田ながた嘉七かしちと千鶴子ちづこの子ことして生うまれる。
• 1949年ねん　肺結核はいけっかくの母親ははおやと離はなすため、母方ははかたの実家じっかに預あづけられ、近所きんじょの寺てらに住すむ住職じゅうしょくの未亡人みぼうじんに育そだてられる。祖父そふ・清水しみず重郎しげおは村長そんちょうの傍かたわら漢詩かんしを教おしえていた。父ちち・嘉七かしちは家計かけいのため親戚しんせきが京都きょうと西陣にしじんで営いとなむ帯おび問屋とんや「中野なかの商店しょうてん」に転職てんしょく。
• 1951年ねん　母親ははおやが死去しきょ、半年はんとし後ご、父親ちちおやが再婚さいこんし一家いっかで京都きょうとに暮くらす。のち6歳さい下か、8歳さい下かの異母いぼ妹いもうとが生うまれる。
• 1954年ねん　京都きょうと市立しりつ紫竹しちく小学校しょうがっこう入学にゅうがく
• 1960年ねん　京都きょうと市立しりつ双そうヶ丘おか中学校ちゅうがっこう入学にゅうがく。軟式なんしきテニス部ぶ部長ぶちょう、生徒せいと会かい副ふく会長かいちょうを務つとめる。2年ねんの時とき父ちちの浮気うわきがきっかけで継母けいぼより「あんたさえいなければ」と言いわれ、浮気うわき相手あいてとの別わかれ話ばなしに立たち合あいを命めいぜられる。
• 1963年ねん 京都きょうと府立ふりつ嵯峨野さがの高等こうとう学校がっこう入学にゅうがく。放課後ほうかご通かよった塾じゅくの授業じゅぎょうで短歌たんかに興味きょうみを持もち、京都きょうと新聞しんぶん歌壇かだんで佳作かさくと特選とくせんをとる。
• 1966年ねん 京都大学きょうとだいがく理学部りがくぶ物理ぶつり学科がっか入学にゅうがく、京都大学きょうとだいがく短歌たんか会かい入会にゅうかい。高安たかやす国世くによに師事しじ。
• 1967年ねん 「塔とう」入会にゅうかい、同人どうじん誌し「幻想げんそう派は」創刊そうかんに参加さんかし、河野こうの裕子ゆうこと出会であう。
• 1970年ねん　睡眠薬すいみんやくを大量たいりょうに飲のみ、自殺じさつ未遂みすい。
• 1971年ねん 京都大学きょうとだいがく理学部りがくぶ卒業そつぎょう、院試いんしに落おち、森永乳業もりながにゅうぎょう入社にゅうしゃ、中央ちゅうおう研究所けんきゅうじょ研究けんきゅう員いんとして勤務きんむ
• 1973年ねん　河野こうの裕子ゆうこと結婚けっこん。長男ちょうなん永田ながた淳あつし誕生たんじょう。
• 1975年ねん 第だい一いち歌集かしゅう『メビウスの地平ちへい』刊行かんこう。長女ちょうじょ永田ながた紅くれない誕生たんじょう。
• 1976年ねん 森永乳業もりながにゅうぎょう退社たいしゃ、京都きょうと大学だいがく結核けっかく胸部疾患研究所きょうぶしっかんけんきゅうじょ（現げん：医い生物せいぶつ学がく研究所けんきゅうじょ）研修けんしゅう員いん
• 1979年ねん 京都大学きょうとだいがく結核けっかく胸部疾患研究所きょうぶしっかんけんきゅうじょ講師こうし、京大きょうだい理学りがく博士はかせ。
• 1984年ねん アメリカ国立こくりつがん研究所けんきゅうじょ客員きゃくいん助教授じょきょうじゅ（1986年ねんまで）
• 1986年ねん 帰国きこく。京都きょうと大学だいがく結核けっかく胸部疾患研究所きょうぶしっかんけんきゅうじょ教授きょうじゅ（細胞さいぼう化学かがく研究けんきゅう部門ぶもん）
• 1988年ねん 京都大きょうとだい学がく胸部疾患研究所きょうぶしっかんけんきゅうじょ教授きょうじゅ（細胞さいぼう調節ちょうせつ学がく研究けんきゅう部門ぶもん　細胞さいぼう生物せいぶつ学がく分野ぶんや）
• 1996年ねんより上賀茂かみがも神社じんじゃの賀茂かも曲きょく水みず宴えんの歌人かじんを務つとめる。
• 1998年ねん 京都きょうと大学だいがく再生さいせい医い科学かがく研究所けんきゅうじょ教授きょうじゅ（生体せいたい機能きのう学がく研究けんきゅう部門ぶもん 細胞さいぼう機能きのう調節ちょうせつ学がく分野ぶんや）
• 2008年ねん 秋田大学あきただいがく工学こうがく資源しげん学部がくぶ生命せいめい化か学科がっか客員きゃくいん教授きょうじゅ（基礎きそ生命せいめい化学かがく講座こうざ　分子生物学ぶんしせいぶつがく分野ぶんや）
• 2010年ねん 京大きょうだいを定年ていねん前まえに退任たいにん、名誉めいよ教授きょうじゅ、京都産業大学きょうとさんぎょうだいがく総合そうごう生命せいめい科学かがく部ぶ教授きょうじゅ・学部がくぶ長ちょう。妻つま死去しきょ。
• 2012年ねん　『歌うたに私わたしは泣なくだらう　妻つま・河野こうの裕子ゆうこ 闘病とうびょうの十じゅう年ねん』上梓じょうし
• 2015年ねん 「塔とう」主宰しゅさいを引退いんたい。後継こうけいは吉川よしかわ宏志ひろし
• 2016年ねん 京都産業大学きょうとさんぎょうだいがく　タンパク質たんぱくしつ動態どうたい研究所けんきゅうじょ・所長しょちょう
• 2020年ねん JT生命せいめい誌し研究けんきゅう館かん館長かんちょう、京都産業大学きょうとさんぎょうだいがく名誉めいよ教授きょうじゅ

受賞じゅしょう・栄典えいてん

• 1975年ねん 第だい一いち歌集かしゅう『メビウスの地平ちへい』で第だい2回かい現代げんだい歌人かじん集会しゅうかい賞しょう
• 1997年ねん 歌集かしゅう『華氏かし』で第だい2回かい寺山てらやま修司しゅうじ短歌たんか賞しょう
• 1998年ねん 歌集かしゅう『饗庭あえば』で第だい3回かい若山わかやま牧水ぼくすい賞しょう
• 1999年ねん 歌集かしゅう『饗庭あえば』で第だい50回かい読売よみうり文学ぶんがく賞しょう詩歌しか俳句はいく賞しょう
• 2002年ねん 歌集かしゅう『荒神こうじん』で第だい29回かい日本にっぽん歌人かじんクラブ賞しょう
• 2004年ねん
  • 歌集かしゅう『風位ふうい』で第だい54回かい芸術げいじゅつ選奨せんしょう文部もんぶ科学かがく大臣だいじん賞しょう、第だい38回かい迢空賞ちょうくうしょう
• 宮中きゅうちゅう歌会うたかい始はじめ詠進えいしん歌か選者せんじゃ
• 2005年ねん 平成へいせい17年度ねんど京都きょうと新聞しんぶん大賞たいしょう・文化ぶんか学術がくじゅつ賞しょう
• 2006年ねん 第だい24回かい京都きょうと府ふ文化ぶんか賞しょう・功労賞こうろうしょう
• 2008年ねん 歌集かしゅう『後ごの日々ひび』で第だい19回かい斎藤さいとう茂吉しげよし短歌たんか文学ぶんがく賞しょう
• 2009年ねん 紫綬褒章しじゅほうしょう
• 2010年ねん 歌集かしゅう『日和ひより』で第だい10回かい山本やまもと健吉けんきち文学ぶんがく賞しょう
• 2011年ねん　京都きょうと市し文化ぶんか功労こうろう者しゃ
• 2013年ねん 『歌うたに私わたしは泣なくだらう: 妻つま・河野こうの裕子ゆうこ 闘病とうびょうの十じゅう年ねん』で第だい29回かい講談社こうだんしゃエッセイ賞しょう
• 2013年ねん 『夏なつ・二に〇一いち〇』で第だい6回かい日本にっぽん一いち行ぎょう詩し大賞たいしょう
• 2015年ねん 『現代げんだい秀歌しゅうか』で第だい13回かい日本にっぽん歌人かじんクラブ評論ひょうろん賞しょう
• 2017年ねん
  • ハンス・ノイラート科学かがく賞しょう (The Protein Society)
  • 『永田ながた和宏かずひろ作品さくひん集しゅうⅠ』で第だい40回かい現代げんだい短歌たんか大賞たいしょう
• 2019年ねん 瑞みず宝たから中ちゅう綬章じゅしょう
• 2022年ねん 第だい64回かい毎日まいにち芸術げいじゅつ賞しょう
• 2022年ねん 第だい41回かい京都きょうと府ふ文化ぶんか賞しょう特別とくべつ功労賞こうろうしょう

著書ちょしょ

• 歌集かしゅう『メビウスの地平ちへい』茱萸ぐみ叢書そうしょ 1975年ねん
• 歌集かしゅう『黄金おうごん分割ぶんかつ』沖積舎ちゅうせきしゃ 1977年ねん
• 評論ひょうろん集しゅう『表現ひょうげんの吃水きっすい 定型ていけい短歌たんか論ろん』而立じりつ書房しょぼう 1981年ねん
• 歌集かしゅう『無限むげん軌道きどう』雁書館がんしょかん 1981年ねん
• 評論ひょうろん集しゅう『解析かいせき短歌たんか論ろん 喩たとえと読者どくしゃ』而立じりつ書房しょぼう 1986年ねん
• 歌集かしゅう『やぐるま』雁書館がんしょかん 1986年ねん
• 時評じひょう集しゅう『同どう時代じだいの横顔よこがお』砂子屋さごや書房しょぼう 1991年ねん
• 歌集かしゅう『華氏かし』雁書館がんしょかん 1996年ねん
• 歌集かしゅう『饗庭あえば』砂子屋さごや書房しょぼう 1998年ねん
• 歌集かしゅう『荒神こうじん』砂子屋さごや書房しょぼう 2001年ねん
• 歌集かしゅう『風位ふうい』短歌たんか研究けんきゅう社しゃ 2003年ねん
• 歌集かしゅう『百ひゃく万まん遍へん界隈かいわい』青磁せいじ社しゃ 2005年ねん
• 歌集かしゅう『後ごの日々ひび』角川書店かどかわしょてん 2007年ねん
• 『作歌さっかのヒント』NHK出版しゅっぱん 2007年ねん
• 『タンパク質たんぱくしつの一生いっしょう』岩波いわなみ新書しんしょ 2008年ねん
• 歌集かしゅう『日和ひより』砂子屋書房いさごやしょぼう、2009年ねん
• エッセイ集しゅう『もうすぐ夏至げしだ』白水しろみず社しゃ 2011年ねん
• 『歌うたに私わたしは泣なくだらう　妻つま・河野こうの裕子ゆうこ 闘病とうびょうの十じゅう年ねん』新潮社しんちょうしゃ 2012年ねん ISBN 978-4-10332-641-0／新潮しんちょう文庫ぶんこ 2014年ねん ISBN 978-4-10126-381-6
• 歌集かしゅう『夏なつ・二に〇一いち〇』青磁せいじ社しゃ、2012年ねん
• 『近代きんだい秀歌しゅうか』岩波いわなみ新書しんしょ 2013年ねん ISBN 978-4-00431-407-3
• エッセイ集しゅう『新樹あらき滴滴てきてき』白水しろみず社しゃ 2013年ねん
• 『現代げんだい秀歌しゅうか』岩波いわなみ新書しんしょ 2014年ねん ISBN 978-4-00431-507-0
• 『人生じんせいの節目ふしめで読よんでほしい短歌たんか』NHK出版しゅっぱん新書しんしょ 2015年ねん
• エッセイ集しゅう『あの午後ごごの椅子いす』白水しろみず社しゃ 2016年ねん
• 『生命せいめいの内うちと外そと』新潮しんちょう選書せんしょ 2017年ねん ISBN 978-4-10603-794-8
• 歌集かしゅう『午後ごごの庭にわ』角川書店かどかわしょてん 2017年ねん
• 『知ちの体力たいりょく』新潮しんちょう新書しんしょ 2018年ねん ISBN 978-4-10-610764-1
• 歌集かしゅう『某ぼう月がつ某ぼう日び』本阿弥書店もくあみしょてん 2018年ねん
• 『象徴しょうちょうのうた』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう社しゃ 2019年ねん
• 歌集かしゅう『置おけ行くだり堀ほり』現代げんだい短歌たんか社しゃ 2021年ねん ISBN 978-4-86534-375-5
• 『あの胸むねが岬みさきのように遠とおかった　河野こうの裕子ゆうことの青春せいしゅん』新潮社しんちょうしゃ 2022年ねん ISBN 978-4-10332-642-7
  • 2022年ねん3月がつ、本書ほんしょを原作げんさくとしたドラマがNHKで放送ほうそうされ、柄本えもと佑たすくが永田ながたを、藤野ふじの涼子りょうこが河野こうのを演えんじた。柄本えもとは青年せいねん期きと老年ろうねん期きの一人ひとり二に役やくを務つとめた。

共著きょうちょ

• 『言葉ことばのゆくえ』坪内つぼうち稔みのる典てんと共著きょうちょ、京都きょうと新聞しんぶん出版しゅっぱんセンター 2009年ねん
• 『京都きょうとうた紀行きこう―近きん現代げんだいの歌枕うたまくらを訪たずねて』（河野こうの裕子ゆうこ共著きょうちょ）京都きょうと新聞しんぶん企画きかく事業じぎょう 2010年ねん／文春ぶんしゅん文庫ぶんこ 2016年ねん
• 『新しん・百ひゃく人にん一いち首しゅ　近きん現代げんだい短歌たんかベスト100』（岡井おかい隆たかし、馬場ばばあき子こ、穂ほ村むら弘ひろと選者せんじゃ）文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう 2013年ねん、ISBN 9784166609093
• 『家族かぞくの歌うた 河野こうの裕子ゆうこの死しを見みつめた344日にち』（河野こうの裕子ゆうこ、永田ながた淳あつし、永田ながた紅くれない共著きょうちょ）産経新聞さんけいしんぶん出版しゅっぱん 2011年ねん／文春ぶんしゅん文庫ぶんこ 2014年ねん
• 『たとへば君きみ―四よん十じゅう年ねんの恋歌こいうた』（河野こうの裕子ゆうこ共著きょうちょ）文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう 2011年ねん／文春ぶんしゅん文庫ぶんこ 2014年ねん
• 『あなたと短歌たんか』（知花ちばなくらら共著きょうちょ）朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん 2018年ねん、ISBN 978-4023316553
• 『僕ぼくたちが何者なにものでもなかった頃ころの話はなしをしよう』（山中やまなか伸しん弥わたる、羽生はぶ善治よしはる、是枝これえだ裕和ひろかず、山やま極ごく寿一ひさいち共著きょうちょ）文春ぶんしゅん新書しんしょ、2017年ねん ISBN 978-4-16-661118-8
• 『続ぞく・僕ぼくたちが何者なにものでもなかった頃ころの話はなしをしよう』（池田いけだ理代りよ子こ、平田ひらたオリザ、彬あきら子女しじょ王おう、大隅おおすみ良典よしのり共著きょうちょ）文春ぶんしゅん新書しんしょ、2018年ねん ISBN 978-4-16-661158-4
• 『歌仙かせんはすごい　言葉ことばがひらく「座ざ」の世界せかい』（辻つじ原はら登のぼる、長谷川はせがわ櫂かい共著きょうちょ）中公新書ちゅうこうしんしょ、2019年ねん ISBN 978-4-12-102524-1
• 『未来みらいの科学かがく者しゃたちへ』（大隅おおすみ良典よしのり共著きょうちょ）KADOKAWA 2021年ねん ISBN 9784041081471

関連かんれん書籍しょせき

• 『永田ながた和宏かずひろ』（シリーズ・牧水ぼくすい賞しょうの歌人かじんたちVol.3）青磁せいじ社しゃ 2008年ねん

メディア出演しゅつえん

• 「平成へいせい16年度ねんど全国ぜんこく短歌たんか大会たいかい」 - NHK Eテレ（2005年ねん1月がつ29日にち）
• 「平成へいせい19年度ねんど全国ぜんこく短歌たんか大会たいかい」 - NHK Eテレ（2008年ねん2月がつ3日にち）
• 「平成へいせい22年度ねんど全国ぜんこく短歌たんか大会たいかい」 - NHK Eテレ（2011年ねん2月がつ6日にち）
• 「ETV特集とくしゅう この世よの息いき～歌人かじん夫婦ふうふ・40年ねんの相聞そうもん歌か～」 - ETV特集とくしゅう（NHK Eテレ）（2011年ねん7月がつ10日とおか）
• 「平成へいせい23年度ねんど全国ぜんこく短歌たんか大会たいかい」 - NHK Eテレ（2012年ねん2月がつ5日にち）
• 「FNNスーパーニュースアンカー」18時じ台だいの特集とくしゅう - 関西かんさいテレビ（2012年ねん4月がつ18日にち）
• 「プレミアムドラマ うたの家いえ～歌人かじん・河野こうの裕子ゆうことその家族かぞく」 - NHK BS（2012年ねん8月がつ26日にち）- 役やく:風間かざま杜夫もりお
• NHK短歌たんか（2017年度ねんど選者せんじゃ、第だい1週しゅう担当たんとう）
• NHK BSプレミアム 平成へいせい万葉集まんようしゅう 監修かんしゅう担当たんとう
• こころの時代じだい「コロナの時代じだいを詠よむ」（2020年ねん9月がつ6日にち、NHK Eテレ）
• NHK BS1スペシャル「ほんたうに俺おれでよかつたのか」（2022年ねん2月がつ25日にち、NHK BS）

新聞しんぶん・雑誌ざっし

• 「一いち〇〇年ねん後ごに遺のこす歌うた」日本経済新聞にほんけいざいしんぶん2014年ねん7月がつ27日にち朝刊ちょうかん36面めん

外部がいぶリンク

• 塔とう短歌たんか会かい
• 京大きょうだい短歌たんか
• 京都産業大学きょうとさんぎょうだいがく 総合そうごう生命せいめい科学かがく部ぶ 永田ながた研究けんきゅう室しつ
• 永田ながた和宏かずひろ - NHK人物じんぶつ録ろく
• 【ETV特集とくしゅう】「この世よの息いき～歌人かじん夫婦ふうふ 40年ねんの相聞そうもん歌か～」7/10(日)にち夜よる10時じ
• 18時じ台だいの特集とくしゅう/2012年ねん4月がつ18日にち放送ほうそうのバックナンバー｜スーパーニュース アンカー
• アピタル＿がんとつきあう＿がんと向むきあう６冊さつ 歌人かじん・細胞さいぼう生物せいぶつ学者がくしゃの永田ながた和宏かずひろさん寄稿きこう（2011年ねん12月27日にち付づけ 朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかんから）
• 永田ながた 和宏かずひろさんと対談たいだん - 堀場ほりば雅夫まさおと雅風がふう塾じゅく 自今じこん生涯しょうがい
• JT生命せいめい誌し研究けんきゅう館かん