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仙台せんだい都市とし圏けん

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出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
仙台せんだい都市とし圏けん
都市とし雇用こよう圏けん
仙台せんだい市し
仙台都市圏の位置（日本内）
仙台都市圏
仙台せんだい都市とし圏けん
北緯ほくい38度ど16分ふん 東経とうけい140度ど52分ふん / 北緯ほくい38.267度ど 東経とうけい140.867度ど / 38.267; 140.867
国くに 日本の旗 日本にっぽん
都道府県とどうふけん 宮城県の旗宮城みやぎ県けん
中心ちゅうしん都市とし 仙台せんだい市し
面積めんせき
(2011)[1]
 • 合計ごうけい 2,076.71 km2
人口じんこう
（2024年ねん6月がつ1日にち）
 • 合計ごうけい 1,612,073人にん
 • 密度みつど 780人にん/km2
  2015年ねん国勢調査こくせいちょうさ基準きじゅん[2]
域内いきない総そう生産せいさん (2010)[1]
 - 名目めいもく 5兆ちょう4141億おく円えん
ウェブサイト www.sendaitoshiken.jp

仙台せんだい都市とし圏けん（せんだいとしけん）は、仙台せんだい市しを中心ちゅうしん市しとする都市とし圏けんである。宮城みやぎ県けんが指定していする広域こういき行政ぎょうせい推進すいしん地域ちいきとしての広域こういき仙台せんだい都市とし圏けんは14市町村しちょうそんからなり、その人口じんこうは約やく153万まん人にんである（2015年ねん国勢調査こくせいちょうさ）。また、都市とし雇用こよう圏けん（10パーセント通勤つうきん圏けん）の指標しひょうでの仙台せんだい都市とし圏けん人口じんこうは約やく157万まん人にん、域内いきない総そう生産せいさんは5兆ちょう4142億おく円えんである[1]。1.5パーセント都市とし圏けんの指標しひょうでの都市とし圏けん人口じんこうは約やく229万まん人にんとなる。

広域こういき仙台せんだい都市とし圏けん[編集へんしゅう]

宮城みやぎ県けん 行政ぎょうせい区分くぶん地図ちず
■橙だいだい：広域こういき仙台せんだい都市とし圏けん

宮城みやぎ県けんは、県内けんないを7つの地域ちいきに区分くぶんしており、仙台せんだい市しとその周辺しゅうへん地域ちいきは「広域こういき仙台せんだい都市とし圏けん」として区分くぶんされている[3]。この広域こういき仙台せんだい都市とし圏けんに含ふくまれる自治体じちたいは、富谷とみや市し、大和やまと町まち、大郷おおさと町まち、大衡おおひら村むら、塩竈しおがま市し、多賀城たがじょう市し、七ヶ浜しちがはま町まち、利府りふ町まち、松島まつしま町まち、仙台せんだい市し、名取なとり市し、岩沼いわぬま市し、亘理わたり町まち、山元やまもと町まちである。この都市とし圏けんの人口じんこうは約やく153万まん人にん（2015年ねん国勢調査こくせいちょうさ）であり、これは宮城みやぎ県けん全体ぜんたい人口じんこうの65パーセントを超こえるものである。宮城みやぎ県けんは「仙台せんだい地方ちほう振興しんこう事務所じむしょ」により管轄かんかつし、構成こうせい市町村しちょうそんは「仙台せんだい都市とし圏けん広域こういき行政ぎょうせい推進すいしん協議きょうぎ会かい」を組織そしきしている[4]。

近年きんねん、仙台せんだい都市とし圏けんは奥羽山脈おううさんみゃくを挟はさんで隣接りんせつする山形やまがた県けんの山形やまがた市しを中心ちゅうしんとする村山むらやま地方ちほう（人口じんこう約やく60万まん人にん）との間あいだで密接みっせつな関係かんけいを築きずいており、「双子ふたご都市とし」の様相ようそうを呈ていしている[5]。仙台せんだい都市とし圏けんと山形やまがた県けん村山むらやま地方ちほうが構成こうせいする「仙台せんだい・やまがた交流こうりゅう連携れんけい促進そくしん会議かいぎ」は、この広域こういき仙台せんだい都市とし圏けんの枠組わくぐみで参加さんかしている。

面積めんせき 国勢調査こくせいちょうさ[6]
（2015年ねん10月がつ1日にち） 		推計すいけい人口じんこう
（2024年ねん6月がつ1日にち）
昼間ひるま人口じんこう 夜間やかん人口じんこう
1,648 km2 1,555,720 人にん 1,528,508 人にん 1,533,682 人にん
（参考さんこう：大阪おおさか府ふ1,894 km2 、約やく877万まん人にん。香川かがわ県けん1,876km2、約やく92万まん人にん）

人口じんこうの変化へんか[編集へんしゅう]

以下いかに、現在げんざいの広域こういき仙台せんだい都市とし圏けん（表ひょう中ちゅうでは仙台せんだい圏けんと記しるす）にあたる地域ちいきの国勢調査こくせいちょうさ人口じんこうの変遷へんせんと最新さいしんの推計すいけい人口じんこうを示しめす。この定義ていぎでは、仙台せんだい圏けんの範囲はんいは一定いってい。ただし、仙台せんだい市しは合併がっぺいにより市域しいきが拡大かくだいし（仙台せんだい市し#行政ぎょうせい区く参照さんしょう）、仙台せんだい圏けんに占しめる面積めんせき比率ひりつが増大ぞうだいしている。

仙台せんだい圏けんの人口じんこう（表ひょう中ちゅうのB）は年々ねんねん増加ぞうかしているが、1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）から1995年ねん（平成へいせい7年ねん）にかけては5年ねんごとに約やく10万まん人にんずつ増ふえ、増加ぞうかが顕著けんちょである。

仙台せんだい圏けんに占しめる仙台せんだい市しの人口じんこう比率ひりつ（表ひょう中ちゅうのA/B）は、1920年ねん（大正たいしょう9年ねん）には4割わり弱じゃくだったが、仙台せんだい市しの都市とし化かと合併がっぺいによる市域しいき拡大かくだいなどにより昭和しょうわ40年代ねんだいには6割わり強きょうまで増加ぞうかした。しかし、市外しがいのベッドタウン造成ぞうせいが活発かっぱつになると1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）をピークに減少げんしょうし始はじめ、ドーナツ化か現象げんしょうを呈ていするようになった。仙台せんだい市しの合併がっぺい・政令せいれい指定してい都市とし化かによって1990年ねん（平成へいせい2年ねん）には7割わり強きょうになるもドーナツ化か現象げんしょうは続つづいた。2000年代ねんだいに入はいると都心としん回帰かいきの影響えいきょうもあって仙台せんだい市しの比率ひりつ低下ていかに歯止はどめがかかり、さらに東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいよう沖おき地震じしん（東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい）の後のちには被災ひさい地ちからの流入りゅうにゅうにより比率ひりつ上昇じょうしょうを呈ていしている。

宮城みやぎ県けんに占しめる仙台せんだい圏けんの人口じんこう比率ひりつ（表ひょう中ちゅうのB/C）は、1920年ねん（大正たいしょう9年ねん）の3割わり強きょうから長期ちょうき的てきに増加ぞうか傾向けいこうが続つづいている。終戦しゅうせん後ご、仙台せんだい空襲くうしゅうで機能きのう低下ていかに見舞みまわれた仙台せんだい市しが経済けいざい的てき混乱こんらんに陥おちいる一方いっぽうで、第だい1次じベビーブームにより県けん人口じんこうは著ちょ増ぞうを呈ていし、仙台せんだい圏けんの比率ひりつは一時いちじ低下ていかした。高度こうど経済けいざい成長せいちょう期きに入はいると主おもに首都しゅと圏けんへの集団しゅうだん就職しゅうしょくや出稼でかせぎにより県けん人口じんこうが微増びぞうに留とまる一方いっぽう、仙台せんだい圏けんの比率ひりつは上昇じょうしょうし続つづけ仙台せんだい圏けんへの集中しゅうちゅうが始はじまった。高度こうど経済けいざい成長せいちょうが終焉しゅうえんすると、首都しゅと圏けんへの流出りゅうしゅつ減少げんしょうと第だい2次じベビーブームなどの影響えいきょうで県けん人口じんこうが増加ぞうかしつつ、仙台せんだい圏けんの比率ひりつも高たかまる傾向けいこうとなった。バブル崩壊ほうかい後こうは宮城みやぎ県けんの人口じんこうが停滞ていたいする一方いっぽう、仙台せんだい圏けんの人口じんこう比率ひりつは上昇じょうしょうし続つづけ、仙台せんだい圏けんへの一極いっきょく集中しゅうちゅうの様相ようそうを呈ていしている。

かつての仙台せんだい都市とし圏内けんないは、仙台せんだい市しから塩竈しおがま市しにかけて都市とし軸じく（DIDの連れん担）が形成けいせいされていたため、（京浜けいひん、阪神はんしん、札さつ樽だると同様どうよう）「仙せん塩しお」とも呼よばれたが、都市とし圏けん構造こうぞうが変化へんかし、特とくに仙台せんだい市しの政令せいれい指定してい都市とし化か後ごは「仙せん塩しお」と呼よばれることはほとんどなくなった。

国勢調査こくせいちょうさ人口じんこうの変遷へんせんと最新さいしんの推計すいけい人口じんこう[7][8][9][10]
統計とうけい年月日ねんがっぴ 人口じんこう（人ひと） 比率ひりつ (%)
(A)
仙台せんだい市し 		■(A')[注釈ちゅうしゃく 1]
現げん市域しいき 		■(B)
仙台せんだい圏けん 		宮城県の旗(C)
宮城みやぎ県けん 		A/A' A/B A'/B B/C
■仙台せんだい圏けん/宮城みやぎ県けん 		A/C
1920年ねん（大正たいしょう9年ねん） 118,984 190,013 320,770 961,768 62.6 37.1 59.2 33.4
320,770 / 961,768
 12.4
1925年ねん（大正たいしょう14年ねん） 142,894 221,709 364,002 1,044,036 64.5 39.3 60.9 34.9
364,002 / 1,044,036
 13.7
1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん） 190,180 252,017 409,351 1,142,784 75.5 46.5 61.6 35.8
409,351 / 1,142,784
 16.6
1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん） 219,547 278,821 450,591 1,234,801 78.7 48.7 61.9 36.5
450,591 / 1,234,801
 17.8
1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん） 223,630 284,132 465,094 1,271,238 78.7 48.1 61.1 36.6
465,094 / 1,271,238
 17.6
1947年ねん（昭和しょうわ22年ねん） 293,816 331,570 563,727 1,566,831 88.6 52.1 58.8 36.0
563,727 / 1,566,831
 18.8
1950年ねん（昭和しょうわ25年ねん） 341,685 380,217 623,833 1,663,442 89.9 54.8 60.9 37.5
623,833 / 1,663,442
 20.5
1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん） 375,844 414,775 669,422 1,727,065 90.6 56.1 62.0 38.8
669,422 / 1,727,065
 21.8
1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん） 425,272 459,876 719,550 1,743,195 92.5 59.1 63.9 41.3
719,550 / 1,743,195
 24.4
1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん） 480,925 520,059 784,615 1,753,126 92.5 61.3 66.3 44.8
784,615 / 1,753,126
 27.4
1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん） 545,065 598,950 881,306 1,819,223 91.0 61.8 68.0 48.4
881,306 / 1,819,223
 30.0
1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん） 615,473 709,326 1,018,375 1,955,267 86.8 60.4 69.7 52.1
1,018,375 / 1,955,267
 31.5
1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん） 664,868 792,036 1,126,742 2,082,320 83.9 59.0 70.3 54.1
1,126,742 / 2,082,320
 31.9
1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん） 700,254 857,335 1,209,050 2,176,295 81.7 57.9 70.9 55.6
1,209,050 / 2,176,295
 32.2
1990年ねん（平成へいせい2年ねん） 0918,398 1,292,282 2,248,558 100.0 71.1 57.5
1,292,282 / 2,248,558
 40.8
1995年ねん（平成へいせい7年ねん） 0971,297 1,381,877 2,328,739 70.3 59.3
1,381,877 / 2,328,739
 41.7
2000年ねん（平成へいせい12年ねん） 1,008,130 1,437,181 2,365,320 70.1 60.8
1,437,181 / 2,365,320
 42.6
2005年ねん（平成へいせい17年ねん） 1,025,098 1,463,279 2,360,218 70.1 62.0
1,463,279 / 2,360,218
 43.4
2010年ねん（平成へいせい22年ねん） 1,045,986 1,490,098 2,348,165 70.2 63.5
1,490,098 / 2,348,165
 44.5
2015年ねん（平成へいせい27年ねん） 1,082,159 1,528,508 2,333,899 70.8 65.5
1,528,508 / 2,333,899
 46.4
2024年ねん6月がつ1日にち
（推計すいけい人口じんこう） 		1,096,405 1,533,682 2,251,346 100.0 71.5 68.1
1,533,682 / 2,251,346
 48.7
国勢調査こくせいちょうさ人口じんこう（単位たんい：万まん人にん）
  　宮城県の旗 宮城みやぎ県けん (C)
  　仙台せんだい都市とし圏けん (B)
  　現げん・仙台せんだい市域しいきにあたる人口じんこう (A')[注釈ちゅうしゃく 1]
  　 仙台せんだい市し (A)

通勤つうきん率りつによる都市とし圏けん[編集へんしゅう]

都市とし雇用こよう圏けん（10パーセント通勤つうきん圏けん）[編集へんしゅう]

都市とし雇用こよう圏けんの指標しひょうによる仙台せんだい都市とし圏けん（2015年ねん）。

金本かなもと良りょう嗣らによる都市とし雇用こよう圏けん（10パーセント都市とし圏けん・10パーセント通勤つうきん圏けん）の基準きじゅんでは、それぞれの市町村しちょうそんの通勤つうきん者しゃのうち、10パーセント以上いじょうが中心ちゅうしん市しまたは低てい次つぎの郊外こうがいに通かよっている場合ばあい、都市とし圏けんを構成こうせいする市町村しちょうそんとみなす。この基準きじゅんに於おいて、2015年ねん（平成へいせい27年ねん）時点じてんの仙台せんだい都市とし圏けんの人口じんこうは約やく161万まん人にんで、2005年ねん時点じてんでこれら都市とし圏内けんないの市町村しちょうそんから仙台せんだい市しに通勤つうきん・通学つうがくする者ものは、約やく10万まん人にんにのぼる。この基準きじゅんでは、上述じょうじゅつの広域こういき仙台せんだい都市とし圏けんに、柴田しばた町まち、大河原おおがわら町まち、村田むらた町まち、川崎かわさき町まちが加くわわる。この指標しひょうによる都市とし圏けん面積めんせきは2236平方へいほうキロメートルである[注釈ちゅうしゃく 2]。通勤つうきん率りつが最もっとも高たかい自治体じちたいは富谷とみや市しの48.4パーセントである。以下いかは通勤つうきん率りつ上位じょうい10の自治体じちたいである。

順位じゅんい 自治体じちたい 通勤つうきん率りつ
1 富谷とみや市し 48.4%
2 利府りふ町まち 43.2%
3 多賀城たがじょう市し 43.1%
4 名取なとり市し 41.2%
5 七ヶ浜しちがはま町まち 36.7%
6 塩竈しおがま市し 32.9%
7 大和やまと町まち 25.2%
8 松島まつしま町まち 25.0%
9 岩沼いわぬま市し 24.4%
10 川崎かわさき町まち 19.7%

都市とし圏けんの変遷へんせん[編集へんしゅう]

以下いかに、都市とし雇用こよう圏けん（10パーセント都市とし圏けん・10パーセント通勤つうきん圏けん）の変遷へんせんを示しめす。この定義ていぎでは、通勤つうきん者ものの職場しょくばの位置いちや居住きょじゅう動向どうこうによって都市とし圏けんの範囲はんいも面積めんせきも変化へんかしている。

  • 仙台せんだい市しの10パーセント通勤つうきん圏けんに入はいっていない自治体じちたいは、各かく統計とうけい年ねんの欄らんで灰色はいいろ且かつ「-」で示しめす。
  • 2015年ねん時点じてんで大衡おおひら村むらは大和やまと町まちの郊外こうがいで仙台せんだい都市とし圏けんの2次じ郊外こうがいにあたり、それ以外いがいの仙台せんだい都市とし圏けんの自治体じちたいは1次じの郊外こうがいである。
自治体じちたい
('80) 		1980年ねん 1990年ねん 1995年ねん 2000年ねん 2005年ねん 2010年ねん 2015年ねん 自治体じちたい
（現在げんざい）
古川ふるかわ市し 古川ふるかわ 都市とし圏けん
6万まん5525人にん 		古川ふるかわ 都市とし圏けん
15万まん2834人にん 		古川ふるかわ 都市とし圏けん
16万まん9858人にん 		古川ふるかわ 都市とし圏けん
16万まん9910人にん 		古川ふるかわ 都市とし圏けん
16万まん4200人にん 		大崎おおさき 都市とし圏けん
21万まん0789人にん 		大崎おおさき 都市とし圏けん
20万まん5925人にん 		大崎おおさき市し
小牛田こごた町まち 仙台せんだい 都市とし圏けん
124万まん8616人にん 		美里みさと町まち
南郷なんごう町まち 仙台せんだい 都市とし圏けん
139万まん5486人にん 		仙台せんだい 都市とし圏けん
149万まん2610人にん 		- -
鳴瀬なるせ町まち 仙台せんだい 都市とし圏けん
155万まん5691人にん 		石巻いしのまき 都市とし圏けん
22万まん1282人にん 		石巻いしのまき 都市とし圏けん
21万まん3780人にん 		石巻いしのまき 都市とし圏けん
19万まん3051人にん 		東松島ひがしまつしま市し
松山まつやま町まち 仙台せんだい 都市とし圏けん
157万まん0190人にん 		大崎おおさき 都市とし圏けん 大崎おおさき 都市とし圏けん 大崎おおさき市し
鹿島台かしまだい町まち
大衡おおひら村むら 仙台せんだい 都市とし圏けん
157万まん4942人にん 		仙台せんだい 都市とし圏けん
161万まん2499人にん 		大衡おおひら村むら
大和やまと町まち 大和やまと町まち
大郷おおさと町まち 大郷おおさと町まち
富谷とみや町まち 富谷とみや市し
松島まつしま町まち 松島まつしま町まち
利府りふ町まち 利府りふ町まち
七ヶ浜しちがはま町まち 七ヶ浜しちがはま町まち
塩竈しおがま市し 塩竈しおがま市し
多賀城たがじょう市し 多賀城たがじょう市し
泉いずみ市し 仙台せんだい市し
宮城みやぎ町まち
仙台せんだい市し
秋保あきう町まち
名取なとり市し 名取なとり市し
岩沼いわぬま市し 岩沼いわぬま市し
亘理わたり町まち 亘理わたり町まち
山元やまもと町まち 山元やまもと町まち
柴田しばた町まち 柴田しばた町まち
大河原おおがわら町まち 大河原おおがわら町まち
川崎かわさき町まち 川崎かわさき町まち
村田むらた町まち - - - 村田むらた町まち

5パーセント都市とし圏けん（通勤つうきん圏けん）[編集へんしゅう]

5パーセント都市とし圏けんの指標しひょうによる仙台せんだい都市とし圏けんの人口じんこうは約やく197万まん人にん（2015年ねん国勢調査こくせいちょうさ時じ[11]）。市町村しちょうそん名めいは2015年ねん国勢調査こくせいちょうさ時点じてんのもの。

仙台せんだい市し、塩竈しおがま市し、多賀城たがじょう市し、七ヶ浜しちがはま町まち、利府りふ町まち、松島まつしま町まち、富谷とみや市し、大和やまと町まち、大郷おおさと町まち、大衡おおひら村むら、名取なとり市し、岩沼いわぬま市し、亘理わたり町まち、山元やまもと町まち、柴田しばた町まち、大河原おおがわら町まち、村田むらた町まち、川崎かわさき町まち、美里みさと町まち、涌谷わくや町まち、大崎おおさき市し、東松島ひがしまつしま市し、栗原くりはら市し、色麻しかま町まち、白石しらいし市し、角田つのだ市し。

1.5パーセント都市とし圏けん（通勤つうきん・通学つうがく圏けん）[編集へんしゅう]

総務そうむ省しょうによる都市とし圏けんでは、1.5パーセントの通勤つうきん通学つうがく率りつが指標しひょうになっている。この定義ていぎでは、仙台せんだい市しの1.5パーセント都市とし圏けんは「仙台大せんだいだい都市とし圏けん」とされている。この都市とし圏けんの人口じんこうは約やく229万まん人にんで[12]、総務そうむ省しょうによる日本にっぽんの都市とし圏けんでは7番目ばんめの規模きぼである。

1995年ねん（平成へいせい7年ねん）国勢調査こくせいちょうさに基もとづく「仙台大せんだいだい都市とし圏けん (PDF) 」は、おおむねJR仙台せんだい駅えきを中心ちゅうしんとした半径はんけい50キロメートル圏けんから山形やまがた県けん村山むらやま地方ちほう（山形やまがた市しなど）を除のぞいた範囲はんいだった。すなわち、県けん北山きたやま間あいだ部ぶ・栗原くりはら圏けん・登米とよね圏けん・三陸海岸さんりくかいがん地域ちいきおよび七ヶ宿しちがしゅく町まちを除のぞいた宮城みやぎ県けん全域ぜんいきに、福島ふくしま県けん浜はま通どおり北部ほくぶ（新地しんじ町まち・相馬そうま市し）を加くわえた範囲はんいだった。2000年ねん（平成へいせい12年ねん）国勢調査こくせいちょうさに基もとづく「仙台大せんだいだい都市とし圏けん」の人口じんこうは218万まん6397人にん[13]。

2005年ねん（平成へいせい17年ねん）国勢調査こくせいちょうさに基もとづく「仙台大せんだいだい都市とし圏けん」は、唐桑からくわ町まち、気仙沼けせんぬま市し、本吉もとよし町まち、南みなみ三陸さんりく町まち、女川おながわ町まち、鳴子なるこ町まち、七ヶ宿しちがしゅく町まちの1市し6町まちを除のぞく宮城みやぎ県けん全域ぜんいきに、福島ふくしま県けんの新地しんじ町まち、相馬そうま市しの1市し1町まちを加くわえた範囲はんいとなり、人口じんこうは228万まん9656人にんとなった[12][14]。

仙台大せんだいだい都市とし圏けんの人口じんこう、面積めんせき及および人口じんこう密度みつどの推移すいい[15][16][17][18]
年とし 人口じんこう
（人ひと） 		面積めんせき
(km2) 		人口じんこう密度みつど
(人ひと/km2)
1970年ねん 1,278,124 3,666 349
1975年ねん 1,582,840 4,252 372
1980年ねん 1,739,733 4,691 371
1985年ねん 1,861,024 4,771 390
1990年ねん 2,030,055 5,071 400
1995年ねん 2,140,377 5,192 412
2000年ねん 2,186,397 5,149 424
2005年ねん 2,289,656 6,376 359
2010年ねん 2,169,757 5,970 363
2015年ねん 2,256,964 5,970 378
2020年ねん 2,228,837 6,504 342

通勤つうきん・通学つうがく者しゃ数すうの統計とうけい[編集へんしゅう]

以下いかは仙台せんだい市しへの通勤つうきん・通学つうがく者しゃ数すうの統計とうけいである（2000年ねん）[19]。仙台せんだい市しへの通勤つうきん・通学つうがくによる流入りゅうにゅう人口じんこうは、合計ごうけい13万まん819人にんである。なお、古川ふるかわ市しは周辺しゅうへん自治体じちたいと合併がっぺいして現在げんざいは大崎おおさき市しとなっている。

  • 「仙台せんだい市しへの通勤つうきん・通学つうがく人口じんこう」（地図ちず）[20]
仙台せんだい市しへ流入りゅうにゅう 仙台せんだい市しから流出りゅうしゅつ
合計ごうけい 130,819 人にん 48,823 人にん
古川ふるかわ市し 2,883 人にん 1,261 人にん
石巻いしのまき市し 2,593 人にん 1,192 人にん
白石しらいし市し 1,982 人にん 632 人にん
角田つのだ市し 1,600 人にん 472 人にん
宮城みやぎ県けん内うち他た市町村しちょうそん 119,193 人にん 43,146 人にん
他た県けん 11,626 人にん 5,677 人にん
うち 福島ふくしま県けん 4,596 人にん 1,584 人にん
うち 福島ふくしま市し 1,551 人にん 681 人にん
うち 山形やまがた県けん 2,738 人にん 1,485 人にん
うち 山形やまがた市し 1,418 人にん 1,054 人にん
うち 岩手いわて県けん 1,788 人にん 764 人にん

交通こうつう[編集へんしゅう]

主おもな鉄道てつどう[編集へんしゅう]

鉄道てつどうは東北本線とうほくほんせん仙台せんだい駅えきを中心ちゅうしんに放射状ほうしゃじょうに伸のびる。環状かんじょう方向ほうこうの接続せつぞくは無ない。JR東日本ひがしにっぽんのICカード『Suica』の利用りよう可能かのう区間くかんが概おおむね都市とし圏けんに重かさなるよう設定せっていされているが、2009年ねん（平成へいせい21年ねん）春はる以降いこうSuica利用りよう可能かのう区間くかんが福島ふくしま県けん方面ほうめんへ拡大かくだいされ、さらに2016年ねん3月がつ26日にちからは、仙台せんだい市し交通こうつう局きょくのICカード『icsca』との相互そうご利用りようが開始かいしされるなど、鉄道てつどう利用りようにおける仙台せんだい都市とし圏けんの範囲はんいが広ひろがりつつある。

JR東日本ひがしにっぽん
公営こうえい・第だい3セクター

Suica利用りよう区間くかん[編集へんしゅう]

Suica利用りよう可能かのう区間くかんは「仙台せんだいエリア」（仙台せんだい都市とし圏けん・仙台せんだい圏けんとも）として表記ひょうきされる。基本きほん的てきに仙台せんだい都市とし圏けん（10パーセント都市とし圏けん）内ないのJR線せんは全線ぜんせんSuicaに対応たいおうしており、さらに「5パーセント都市とし圏けん」程度ていどまでサービスされている。仙山線せんざんせんは仙台せんだい市内しないを走はしっていても愛子あいこ駅えき - 奥新川おくにっかわ駅えき間あいだでは区間くかんとしてはSuica導入どうにゅうが見送みおくられているが、これは同線どうせんの愛子あいこ駅えき以西いせいが段々だんだんと奥羽山脈おううさんみゃくの谷たに沿ぞい及および山岳さんがく区間くかんに入はいっていき、また人口じんこう密度みつどが低ひくくなっていき、"利用りよう者しゃ実数じっすう" が少すくないためである（山形やまがた県けんとの県境けんきょうまで仙台せんだい市内しないである）ただし、愛子あいこ駅えき以東いとうと作並さくなみ駅えき・山寺やまでら駅えき・羽前うぜん千歳ちとせ駅えき以北いほく、以南いなんの各駅かくえき相互そうごならば利用りようできるようになっている。また、2007年ねん3月がつ18日にちに開業かいぎょうした仙台せんだい空港線くうこうせんでもSuicaが利用りようできる。しかし、同日どうじつに首都しゅと圏けんの主おもな私鉄してつ・地下鉄ちかてつ・バス事業じぎょう者しゃが導入どうにゅうしたPASMOは、概おおむね1年ねんを目処めどに相互そうご利用りようができるように準備じゅんびを進すすめていて、当面とうめん新潟にいがた地区ちくと同様どうように利用りようできなかったが、2008年ねん3月がつ29日にちより利用りよう可能かのうとなった。

なお、「仙台せんだいまるごとパス」という仙台せんだい市しとその周辺しゅうへんのJR・仙台せんだい空港線くうこうせん・地下鉄ちかてつ・バスを2日間にちかん乗のり放題ほうだいできるチケットがある（2,720円えん）。このきっぷの利用りよう可能かのう範囲はんいはSuicaのそれより狭せまく（但ただし仙山線せんざんせんはSuicaでは利用りようできない愛子あいこ - 山寺やまでら間あいだも利用りよう可か）、観光かんこう面めんでの仙台せんだい都市とし圏けんの範囲はんいを示しめしている。

主おもな道路どうろ[編集へんしゅう]

高速こうそく道路どうろ網もう整備せいび[編集へんしゅう]

仙台せんだい都市とし圏けんの高速こうそく道路どうろ網あみは「1環状かんじょう5放射ほうしゃ」になっており、都市とし高速こうそく道路どうろと似にた様ような役割やくわりを持もち、都市とし圏けんのインフラとして機能きのうしている（→都市とし圏けん自動車じどうしゃ専用せんよう道路どうろの項こうも参照さんしょう）。

環状かんじょう高速こうそく道路どうろ[編集へんしゅう]

「仙台せんだい都市とし圏けん環状かんじょう自動車じどうしゃ専用せんよう道路どうろ」を参照さんしょう

放射状ほうしゃじょう高速こうそく道路どうろ[編集へんしゅう]

現在げんざい、仙台せんだい市し都心としん部ぶからこの高こう規格きかく道路どうろ網もうへのアプローチとなっている自動車じどうしゃ専用せんよう道路どうろは、無料むりょうの仙台せんだい西にし道路どうろのみである。仙台せんだい西道さいどう路ろは、都心としんにある広瀬ひろせ通とおるのランプから、地下ちかトンネルで2層そう構造こうぞうの仲なかノ瀬せ橋きょう下層かそうに入はいり、青葉山あおばやまトンネル経由けいゆで東北とうほく自動車じどうしゃ道どうの仙台せんだい宮城みやぎICに至いたる。将来しょうらい的てきには、都心としんから東方とうほう面めん、北方ほっぽう面めん、南方なんぽう面めんへの自動車じどうしゃ専用せんよう道路どうろによるアプローチ構想こうそうがあるが、具体ぐたい的てきな計画けいかくには至いたっていない。

高速こうそく道路どうろの規格きかく[編集へんしゅう]

札幌さっぽろや仙台せんだい、新潟にいがたなど、冬季とうきに積雪せきせつや凍結とうけつに見舞みまわれる都市としでは、都市とし高速こうそく道路どうろの道路どうろ規格きかく（第だい2種しゅ1級きゅう・2級きゅう規格きかく）で都市とし内ない高速こうそく道路どうろを造つくる事ことができない。いわゆる都市とし高速こうそく規格きかくの狭せまい路肩ろかたの幅はば（第だい2種しゅ：路側ろそく帯たい 125 - 100 cm、中央ちゅうおう分離ぶんり帯たい側がわ 50 - 25 cm）では、除雪じょせつした雪ゆきを置おく場所ばしょがなく、凍結とうけつ時じのスリップに対たいする遊あそびが少すくない。そのため、路側ろそく帯たいが広ひろい第だい1種しゅで造つくる必要ひつようがあり、結果けっか、都市とし高速こうそくが存在そんざいしない。

豪雪ごうせつ地帯ちたい指定していの札幌さっぽろ都市とし圏けんや新潟にいがた都市とし圏けんでは、除雪じょせつした雪ゆきが置おける様よう、一般いっぱん道どうの高こう規格きかく化かや、旧きゅう日本道路公団にほんどうろこうだんによる高速こうそく道路どうろ（第だい1種しゅ1級きゅう・2級きゅう規格きかく道路どうろ：路側ろそく帯たい 250 - 125 cm、中央ちゅうおう分離ぶんり帯側おびかわ 75 - 25 cm）によって都市とし高速こうそくの代かわりにしている。

豪雪ごうせつ地帯ちたい指定していを受うけていない仙台せんだいの場合ばあいは、積雪せきせつよりも夜間やかんや早朝そうちょうの凍結とうけつの方ほうが問題もんだいであるため、除雪じょせつした雪ゆきを置おく分ぶんを考かんがえた広ひろい路側ろそく帯たいはあまり必要ひつようではない。しかし、凍結とうけつ時じのスリップに対たいする遊あそびのため、ある程度ていど路側ろそく帯たいの広ひろい第だい1種しゅ3級きゅう規格きかく（路側ろそく帯たい 175 - 100 cm 、中央ちゅうおう分離ぶんり帯側おびかわ 50 - 25 cm）が宮城みやぎ県けん道路どうろ公社こうしゃの建設けんせつした高速こうそく道路どうろで用もちいられている。その他た、旧きゅう日本道路公団にほんどうろこうだんが建設けんせつしたものは全国ぜんこく標準ひょうじゅん規格きかくの第だい1種しゅ1級きゅう・2級きゅう規格きかくで造つくられているが、いずれにせよ、都市とし高速こうそく規格きかくである第だい2種しゅは採用さいようしていない。

空港くうこう[編集へんしゅう]

港湾こうわん[編集へんしゅう]

マスメディア[編集へんしゅう]

仙台せんだいにあるマスメディアは、ほとんどが東京とうきょうキー局きょくの番組ばんぐみを放送ほうそうしたり、通信つうしん社しゃなどから情報じょうほうを得えている。特とくに、テレビは東京とうきょうの番組ばんぐみにほぼ占有せんゆうされているため、仙台せんだい都市とし圏けんの情報じょうほうは紙かみメディアとラジオが主力しゅりょくになっている。ただし、テレビとラジオについては東北とうほくの地方ちほうキー局きょくとしても機能きのうしており、東北とうほく6県けん（+新潟にいがた県けん）向むけの番組ばんぐみを制作せいさく・送出そうしゅつしている。以下いか、地元じもと制作せいさく番組ばんぐみや、紙面しめんが多おおいメディアを列挙れっきょする。

新聞しんぶん[編集へんしゅう]

仙台せんだい都市とし圏けんの情報じょうほうを最もっとも多おおく発信はっしんしているメディアは河北かわきた新報しんぽうである。朝刊ちょうかん・夕刊ゆうかん・ウィークリーなどを発刊はっかんし、それぞれ紙面しめん割わりを工夫くふうして多様たような読者どくしゃ層そうを持もつ。また、東北とうほく地方ちほう全ぜん県けんを販路はんろとするブロック紙しであるため、仙台せんだい都市とし圏けんの情報じょうほうを東北とうほく地方ちほう全体ぜんたいに発信はっしんする役割やくわりも持もつ（全国ぜんこく紙し、中日新聞ちゅうにちしんぶん、西日本にしにほん新聞しんぶん、北海道新聞ほっかいどうしんぶんに次つぐ広域こういき販路はんろを持もっている。）。

雑誌ざっし[編集へんしゅう]

次つぎに重要じゅうようなメディアは、プレスアートが発行はっこうしている数々かずかずの雑誌ざっしである。

テレビ[編集へんしゅう]

ラジオ[編集へんしゅう]

その他た[編集へんしゅう]

公営こうえい競技きょうぎ[編集へんしゅう]

仙台せんだい市しには公営こうえい競技きょうぎ場ばが存在そんざいしない。1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん）まで、現在げんざいの太白たいはく区く東郡山ひがしこおりやまに地方ちほう競馬けいばとしての仙台せんだい競馬けいば場じょう（長町ながまち競馬けいば場じょうとも言いった）が存在そんざいしたが、廃止はいしされている。宮城みやぎ野原のはら総合そうごう運動うんどう場じょうの宮城みやぎ自転車じてんしゃ競技きょうぎ場じょうは競輪けいりん競技きょうぎを開催かいさいできる仕様しようであるが、開催かいさい権けんを得えられなかった。そのため、例たとえば中央ちゅうおう競馬けいばのファンは県けん外がいの競馬けいば場じょうに出向でむく必要ひつようがある。また、場外じょうがい馬券ばけん売場うりばなどを設置せっちしようとする業者ぎょうしゃが現あらわれると、市民しみん団体だんたいを中心ちゅうしんに反対はんたい運動うんどうが起おき、過去かこ何なん度ども話はなしが立たち消ぎえになっている。この様ような仙台せんだい市民しみんの「公営こうえい競技きょうぎアレルギー」ともいえる反応はんのうのため、仙台せんだい市内しないには場外じょうがい売場うりばは存在そんざいしない。但ただし、パチンコ店みせの店舗てんぽ数すうは他た都市としに比くらべ多おおい。

モータリゼーションの発達はったつと各かく競技きょうぎの場外じょうがい投票とうひょう券けん売場うりばの展開てんかいに合あわせて、仙台せんだい市し以外いがいの仙台せんだい都市とし圏内けんないに場外じょうがい売場うりばが設置せっちされる様ようになり、仙台せんだい市し中心ちゅうしん部ぶなどから無料むりょう送迎そうげいバスも運行うんこうされている。現在げんざいは、インターネットでも投票とうひょう券けんが買かえる様ようになったので、仙台せんだい市内しないに場外じょうがい売場うりばを設置せっちする動うごきはない。

以下いかに場外じょうがい売場うりばを列挙れっきょする。ボートピア川崎かわさき以外いがいのすべての場外じょうがい売場うりばが仙台せんだい北部ほくぶ中核ちゅうかく工業こうぎょう団地だんちの周辺しゅうへんに集積しゅうせきしている。仙台せんだい北部ほくぶ中核ちゅうかく工業こうぎょう団地だんちは東北自動車道とうほくじどうしゃどう・大和やまとインターチェンジを中心ちゅうしんとしてその周囲しゅういに広ひろがる工業こうぎょう団地だんちであり、仙台せんだい市しの北きたに隣接りんせつし（仙台せんだい宮城みやぎインターチェンジ - 大和やまとIC：24.7キロメートル、19分ふん）、宮城みやぎ県内けんない最大さいだいの観光かんこう地ち・松島まつしまの西にし隣となり（10 - 25キロメートル）にある。

観光かんこう・レジャー[編集へんしゅう]

仙台せんだい都市とし圏内けんないには、温泉おんせん地ちを2つ有ゆうし、プロスポーツチームも3つ擁ようし、年中ねんじゅう街がいを舞台ぶたいとした屋外おくがいイベントが開ひらかれるアミューズメント型がた都市とし化かした仙台せんだい市しがあるが、何なにといっても、全国ぜんこく的てきに知しられた観光かんこう地ちは日本にっぽん三景さんけい・松島まつしまである。同様どうように日本にっぽん三景さんけい・安芸あきの宮島みやじまを有ゆうする広島ひろしま都市とし圏けんと非常ひじょうに似にた都市とし圏けん構造こうぞうとなっている。しかし、仙台せんだい都市とし圏けんの観光かんこうは広島ひろしま都市とし圏けんと比くらべると少すくなく、外国がいこく人じん観光かんこう客きゃくも少すくない。ただし、明治めいじ時代じだいから外国がいこく人じんが居住きょじゅうする高山たかやま外国がいこく人じん避暑ひしょ地ちが七ヶ浜しちがはま町まちに存在そんざいする。

北きた東北とうほく3県けん合同ごうどうの積極せっきょく的てきな観光かんこう政策せいさくにより、北きた東北とうほくで韓国かんこく人じん観光かんこう客きゃくなどが急激きゅうげきに増ふえたのに刺激しげきを受うけた事こと、仙台せんだい空港くうこうに台北たいぺい便びんが就航しゅうこうして利用りよう者しゃの7割わりが台湾たいわん人じん旅行りょこう客きゃくで埋うまり、外国がいこく人じんにもアピールできる観光かんこう資源しげんがこの都市とし圏けんにある事こと、台北たいぺい乗のり継つぎなどで東南とうなんアジアからの観光かんこう客きゃくも増ふえて来きた事ことなどにより、最近さいきんになって積極せっきょく的てきに外国がいこく人じん観光かんこう客きゃく誘致ゆうちをする様ようになって来きたが、まだまだ他た人任ひとまかせな状況じょうきょうに留とどまっている。

仙台せんだい都市とし圏けんが属ぞくする南東なんとう北きたの観光かんこう・レジャーについては、「南東なんとう北きた#気候きこうとレジャー」を参照さんしょう。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ a b 「現げん・仙台せんだい市域しいきの人口じんこう」における数値すうちは宮城みやぎ県けん企画きかく部ぶ統計とうけい課かの発表はっぴょうによる。しかしその数値すうちは、2009年ねん（平成へいせい21年ねん）4月がつ1日にちに実施じっしされた多賀城たがじょう市しと仙台せんだい市しの間あいだの人口じんこう異動いどうを伴ともなう境域きょういき変更へんこうが考慮こうりょされていない。そのため、2005年ねん（平成へいせい17年ねん）以前いぜんの「現げん・仙台せんだい市域しいきの人口じんこう」は、表ひょうの数値すうちよりも実際じっさいのそれの方ほうが極ごく僅わずかに多おおくなる（2005年ねんの組くみ替がえ人口じんこうは1,025,126人にんと、28人にん多おおい）。
  2. ^ 参考さんこう：東京とうきょう都と2187平方へいほうキロメートル、1255万まん人にん。佐賀さが県けん2439平方へいほうキロメートル、87万まん人にん。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c 金本かなもと良りょう嗣. “2010年ねん 大都市だいとし雇用こよう圏けん統計とうけいデータ”. 東京大学とうきょうだいがく空間くうかん情報じょうほう科学かがく研究けんきゅうセンター. 2016年ねん11月12日にち閲覧えつらん。
  2. ^ 金本かなもと良りょう嗣. “都市とし雇用こよう圏けんコード表ひょう”. 東京大学とうきょうだいがく空間くうかん情報じょうほう科学かがく研究けんきゅうセンター. 2019年ねん4月がつ26日にち閲覧えつらん。
  3. ^ “宮城みやぎ県けん地域ちいき区分くぶん図ず”（宮城みやぎ県けん）2020年ねん11月3日にち閲覧えつらん。
  4. ^ 宮城みやぎ県けん推計すいけい人口じんこう の月報げっぽうで、毎月まいつきの人口じんこう統計とうけいが発表はっぴょうされている。
  5. ^ 仙台せんだい・やまがた交流こうりゅう連携れんけい促進そくしん会議かいぎの構成こうせい市町村しちょうそん
  6. ^ 平成へいせい27年ねん国勢調査こくせいちょうさ従業じゅうぎょう地ち･通学つうがく地ちによる人口じんこう・就業しゅうぎょう状態じょうたい等とう集計しゅうけい（宮城みやぎ県けん）
  7. ^ 平成へいせい22年ねん国勢調査こくせいちょうさ結果けっか速報そくほう (PDF) （宮城みやぎ県けん企画きかく部ぶ統計とうけい課か 2011年ねん3月がつ）
  8. ^ 平成へいせい17年ねん国勢調査こくせいちょうさ（宮城みやぎ県けん）
  9. ^ 日本にっぽんの長期ちょうき統計とうけい系列けいれつ 2-9 都市とし別べつ人口じんこう（大正たいしょう9年ねん - 平成へいせい17年ねん）（総務そうむ省しょう統計とうけい局きょく）
  10. ^ 平成へいせい27年ねん国勢調査こくせいちょうさ人口じんこう等とう基本きほん集計しゅうけい結果けっか（確かく定値ていち）（宮城みやぎ県けん）
  11. ^ 「広島ひろしま都市とし圏けんに必要ひつようなことを探さぐる」 (PDF) （国土こくど交通省こうつうしょう中国ちゅうごく地方ちほう整備せいび局きょく）
  12. ^ a b 第だい1部ぶ 結果けっかの解説かいせつ　第だい2章しょう 人口じんこうの地域ちいき分布ぶんぷ　2-4 大都市だいとし圏けん・都市とし圏けんの人口じんこう (PDF) p.24-p.25（総務そうむ省しょう統計とうけい局きょく「平成へいせい17年ねん国勢調査こくせいちょうさ　最終さいしゅう報告ほうこく書しょ「日本にっぽんの人口じんこう」上巻じょうかん－解説かいせつ・資料しりょう編へん」）
  13. ^ 大都市だいとし圏けん統計とうけい表ひょう Archived 2007年ねん2月がつ10日とおか, at the Wayback Machine.（総務そうむ省しょう統計とうけい局きょく。2000年ねん国勢調査こくせいちょうさ）
  14. ^ 参考さんこう7 大都市だいとし圏けん・都市とし圏けんを構成こうせいする市区しく町村ちょうそん及および距離きょり帯たい (PDF) （総務そうむ省しょう統計とうけい局きょく「平成へいせい17年ねん国勢調査こくせいちょうさ　最終さいしゅう報告ほうこく書しょ「日本にっぽんの人口じんこう」上巻じょうかん－解説かいせつ・資料しりょう編へん」）
  15. ^ 総務そうむ省しょう統計とうけい局きょく『大都市だいとし圏けんの人口じんこう』日本にっぽん統計とうけい協会きょうかい〈平成へいせい17年ねん国勢調査こくせいちょうさ人口じんこう概観がいかんシリーズ, no.9〉、2009年ねん、470-475頁ぺーじ。ISBN 9784822335779。 
  16. ^ 2010:“平成へいせい22年ねん国勢調査こくせいちょうさ 我わが国くに人口じんこう・世帯せたいの概観がいかん - 表ひょう1-28 大都市だいとし圏けん・都市とし圏けん別べつ人口じんこう、面積めんせき及および人口じんこう密度みつど” (PDF). p. 35. 2018年ねん9月がつ26日にち閲覧えつらん。
  17. ^ 2015:“平成へいせい27年ねん国勢調査こくせいちょうさ 我わが国くに人口じんこう・世帯せたいの概観がいかん - 表ひょう1-28 人口じんこう、面積めんせき及および人口じんこう密度みつど - 大都市だいとし圏けん・都市とし圏けん” (PDF). p. 32. 2018年ねん9月がつ18日にち閲覧えつらん。
  18. ^ 2020:“令れい和わ２年ねん国勢調査こくせいちょうさ - 表ひょう1-3 男女だんじょ別べつ人口じんこう，世帯せたいの種類しゅるい別べつ世帯せたい数すう及および世帯せたい人員じんいん並ならびに2015年ねん（平成へいせい27年ねん）の人口じんこう（組くみ替がえ），2015年ねん（平成へいせい27年ねん）の世帯せたい数すう（組くみ替がえ），5年間ねんかんの人口じんこう増ぞう減数げんすう，5年間ねんかんの人口じんこう増減ぞうげん率りつ，5年間ねんかんの世帯せたい増ぞう減数げんすう，5年間ねんかんの世帯せたい増減ぞうげん率りつ，人口じんこう性せい比ひ，面積めんせき（参考さんこう）及および人口じんこう密度みつど－大都市だいとし圏けん” (XLS). 2023年ねん1月がつ4日にち閲覧えつらん。
  19. ^ [1]
  20. ^ [2]
  21. ^ “場外じょうがい車券しゃけん売うり場ば「サテライト大和やまと」来年らいねん3月がつ末まつ終了しゅうりょう 売うり上あげ低迷ていめいで｜”. 河北かほく新報しんぽう. 2022年ねん9月がつ23日にち閲覧えつらん。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

座標ざひょう: 北緯ほくい38度ど16分ふん 東経とうけい140度ど52分ふん / 北緯ほくい38.267度ど 東経とうけい140.867度ど / 38.267; 140.867

北海道ほっかいどう地方ちほう
東北とうほく地方ちほう
関東かんとう地方ちほう
中部ちゅうぶ地方ちほう
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中国ちゅうごく地方ちほう
九州きゅうしゅう地方ちほう
カテゴリ Category:政令せいれい指定してい都市とし
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仙台せんだい経済けいざい圏けん

※イベントの開催かいさい時期じきは要よう確認かくにん

行政ぎょうせい・医療いりょう
  • 宮城みやぎ県庁けんちょう
  • 宮城みやぎ県議会けんぎかい
  • 宮城みやぎ県けん警察けいさつ
  • 知事ちじ公館こうかん
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  • 仙台せんだい市議会しぎかい
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