2006年ねんブラジルグランプリ

 2006年ねんブラジルグランプリ

レース詳細しょうさい
日程にってい	2006年ねんシーズン第だい18戦せん
決勝けっしょう開催かいさい日び	10月22日にち
開催かいさい地ち	インテルラゴス・サーキット ブラジル サンパウロ市し
コース長ちょう	4.309 km
レース距離きょり	71周しゅう(305.909 km)
決勝けっしょう日び天候てんこう	晴はれ（ドライ）
ポールポジション
ドライバー	フェリペ・マッサ
タイム	1'10.680
ファステストラップ
ドライバー	ミハエル・シューマッハ
タイム	1'12.162（Lap 70）
決勝けっしょう順位じゅんい
優勝ゆうしょう	フェリペ・マッサ 1:31'53.751
2位い	フェルナンド・アロンソ
3位い	ジェンソン・バトン

2006年ねんブラジルグランプリ（2006ねんブラジルグランプリ）は、2006年ねんF1世界せかい選手権せんしゅけん第だい18戦せんとして、2006年ねん10月22日にちにインテルラゴス・サーキットで開催かいさいされた。

状況じょうきょう

ルノーのフェルナンド・アロンソとフェラーリのミハエル・シューマッハが同点どうてんで迎むかえた前まえ戦せんの日本にっぽんグランプリでは、アロンソが優勝ゆうしょうしシューマッハがリタイアしたため、両者りょうしゃのポイント差さは10点てんとなった。シューマッハが優勝ゆうしょうし、アロンソが無む得点とくてんに終おわった場合ばあいは同点どうてんとなるが、優勝ゆうしょう回数かいすうの差さでシューマッハがチャンピオンとなる。アロンソは8位い以内いないでゴールすればチャンピオンを獲得かくとくすることができる状況じょうきょうで最終さいしゅう戦せんブラジルグランプリを迎むかえた。

なお、長年ながねんあらゆるチームのスポンサーを務つとめたタバコ会社かいしゃにとっても2007年ねん以降いこうのタバコ広告こうこく掲示けいじ全面ぜんめん禁止きんしに伴ともない、翌年よくねん以降いこうもブランドロゴを掲出けいしゅつしない形かたちでフェラーリにスポンサーを行おこなったフィリップモリス（マールボロ）を除のぞき最後さいごのスポンサーシップレースとなった（ただし、それ以降いこうもフィリップモリス以外いがいにタバコブランドロゴを掲出けいしゅつしない形かたちでスポンサーを行おこなったり、国くにによっては広告こうこく掲示けいじが可能かのうな電子でんしたばこのブランドでスポンサーを行おこなった例れいはある）。

予選よせん

展開てんかい

ミハエル・シューマッハはQ2ではトップタイムを記録きろくしたが、Q3開始かいし直後ちょくごにマシントラブルに見舞みまわれ、タイムを計測けいそくすることができなかったため、予選よせんは10番手ばんてで終了しゅうりょうした。 Q1とQ3ではフェリペ・マッサがトップタイムをマークし、フェラーリは全すべての予選よせんセッションでトップタイムを記録きろくし、好調こうちょうを伺うかがわせた。マッサは地元じもとグランプリでポールポジションを獲得かくとくした。

結果けっか

順位じゅんい	No	ドライバー	チーム	マシン	予選よせん1回かい目め	予選よせん2回かい目め	予選よせん3回かい目め	タイム差さ
1	6	フェリペ・マッサ	フェラーリ	248F1	1'10.643	1'10.775	1:10.680	-
2	3	キミ・ライコネン	マクラーレン	MP4-21	1'12.035	1'11.386	1'11.299	+0.619
3	8	ヤルノ・トゥルーリ	トヨタ	TF106B	1'11.885	1'11.343	1'11.328	+0.648
4	1	フェルナンド・アロンソ	ルノー	R26	1'11.791	1'11.148	1'11.567	+0.887
5	11	ルーベンス・バリチェロ	ホンダ	RA106	1'12.017	1'11.578	1'11.619	+0.939
6	2	ジャンカルロ・フィジケラ	ルノー	R26	1'12.042	1'11.461	1'11.629	+0.949
7	7	ラルフ・シューマッハ	トヨタ	TF106B	1'11.713	1'11.550	1'11.695	+1.015
8	16	ニック・ハイドフェルド	BMWザウバー	F1.06	1'12.307	1'11.648	1'11.882	+1.202
9	17	ロバート・クビサ	BMWザウバー	F1.06	1'12.040	1'11.589	1'12.131	+1.451
10	5	ミハエル・シューマッハ	フェラーリ	248F1	1'11.565	1'10.313	計測けいそくタイムなし	-
11	9	マーク・ウェバー	ウィリアムズ	FW28	1'11.973	1'11.650	-	-
12	4	ペドロ・デ・ラ・ロサ	マクラーレン	MP4-21	1'11.825	1'11.658	-	-
13	10	ニコ・ロズベルグ	ウィリアムズ	FW28	1'11.974	1'11.679	-	-
14	12	ジェンソン・バトン	ホンダ	RA106	1'12.085	1'11.742	-	-
15	15	ロバート・ドーンボス	レッドブル	RB2	1'12.530	1'12.591	-	-
16	20	ヴィタントニオ・リウッツィ	トロ・ロッソ	STR1	1'12.855	1'12.861	-	-
17	21	スコット・スピード	トロ・ロッソ	STR1	1'12.856	-	-	-
18	19	クリスチャン・アルバース	MF1	M16	1'13.138	-	-	-
19	14	デビッド・クルサード	レッドブル	RB2	1'13.249	-	-	-
20	22	佐藤さとう琢磨たくま	スーパーアグリ	SA06B	1'13.269	-	-	-
21	23	山本やまもと左近さこん	スーパーアグリ	SA06B	1'13.357	-	-	-
22	18	ティアゴ・モンテイロ	MF1	M16	計測けいそくタイムなし	-	-	-

• コンディション：晴はれ／ドライ
• 予選よせん記録きろくの単位たんいは「分ぶん'秒びょう.000」
• 情報じょうほうは公式こうしきサイトとYahoo!によるもの。

決勝けっしょう

展開てんかい

スタートでは上位じょうい陣じんの順位じゅんいに大おおきな変動へんどうはなかったが、10番ばんグリッドのシューマッハはBMWザウバーの2台だいとバリチェロを抜ぬき6位いに浮上ふじょうした。後方こうほうではロズベルグがクラッシュを喫きっし、セーフティーカーが導入どうにゅうされた。

7周しゅう目めにレースが再開さいかいされると、第だい1コーナーでシューマッハはフィジケラをパスしたが、その際さいにフィジケラのフロントウィングとシューマッハのリアタイヤが接触せっしょくした。シューマッハの左ひだりリアタイヤはバーストし、タイヤ交換こうかんを余儀よぎなくされたシューマッハは最さい後尾こうびに下さがった。

シューマッハのチームメイト、マッサは絶好調ぜっこうちょうで独走どくそう状態じょうたいに入はいる。シューマッハもベストタイムを連発れんぱつし後方こうほうから順調じゅんちょうに順位じゅんいを上あげた。2番手ばんてにつけたアロンソはペースがなかなか上あがらず、後方こうほうにバトンとライコネンを引ひき連つれる状態じょうたいとなり、マッサはさらに差さをつけた。

2回かい目めのピットストップでも大おおきい変動へんどうはなく、アロンソとバトンの2番手ばんて争あらそいが激化げきか。5番手ばんてを死守ししゅしていたフィジケラであるが、残のこり9周しゅうの第だい1コーナーでシューマッハにオーバーテイクを許ゆるした。シューマッハは残のこり3周しゅうでライコネンもパスし4番手ばんてに浮上ふじょうした。マッサが先頭せんとうでチェッカーフラッグを受うけ、アイルトン・セナ以来いらいのブラジル人じんホームグランプリ制覇せいはを達成たっせいした。アロンソは2位いに入はいりポイントを獲得かくとくし、ワールドチャンピオンとなった。以下いか、3位いにバトン、4位いにシューマッハが入はいった。

レース後ご、シューマッハはマッサとアロンソを賞賛しょうさんした上うえで「僕ぼくは素晴すばらしい人々ひとびと、すなわちフェラーリ・ファミリーの一員いちいんである皆みなとともに培つちかってきたキャリアを誇ほこりに思おもう。彼かれらについて言いえることはあまりに多おおくて、相応ふさわしい言葉ことばが見みつからない」とコメントを残のこした。

結果けっか

順位じゅんい	No	ドライバー	チーム	周回しゅうかい	タイム	差さ	グリッド	ポイント・他た
1	6	フェリペ・マッサ	フェラーリ	71	1:31'53.751	199.731km/h	1	10
2	1	フェルナンド・アロンソ	ルノー	71	1:32'12.409	+1.246	4	8
3	12	ジェンソン・バトン	ホンダ	71	1:32'13.145	+19.360	14	6
4	5	ミハエル・シューマッハ	フェラーリ	71	1:32'17.845	+19.992	10	5
5	3	キミ・ライコネン	マクラーレン	71	1:32'22.254	+37.048	2	4
6	2	ジャンカルロ・フィジケラ	ルノー	71	1:32'24.038	+41.932	6	3
7	11	ルーベンス・バリチェロ	ホンダ	71	1:32'34.045	+1'03.043	5	2
8	4	ペドロ・デ・ラ・ロサ	マクラーレン	71	1:32'45.819	+1'06.771	12	1
9	17	ロバート・クビサ	BMWザウバー	71	1:33'01.393	+1'09.907	9
10	22	佐藤さとう琢磨たくま	スーパーアグリ	70	1:31'54.723	+1'15.541	19
11	21	スコット・スピード	トロ・ロッソ	70	1:32'17.656	+1'25.900	16
12	15	ロバート・ドーンボス	レッドブル	70	1:32'20.086	+1 Lap	22
13	20	ヴィタントニオ・リウッツィ	トロ・ロッソ	70	1:32'31.287	+1 Lap	15
14	19	クリスチャン・アルバース	MF1	70	1:32'47.855	+1 Lap	17
15	18	ティアゴ・モンテイロ	MF1	69	1:31'56.646	+2 Lap	21
16	23	山本やまもと左近さこん	スーパーアグリ	69	1:32'02.861	+2 Lap	20
17	16	ニック・ハイドフェルド	BMWザウバー	63	1:23'26.093	+8 Laps	8	アクシデント
Ret	14	デビッド・クルサード	レッドブル	14	-		18	ギアボックス
Ret	8	ヤルノ・トゥルーリ	トヨタ	10	-		3	サスペンション
Ret	7	ラルフ・シューマッハ	トヨタ	9	-		7	サスペンション
Ret	9	マーク・ウェバー	ウィリアムズ	1	-		11	接触せっしょくによるダメージ
Ret	10	ニコ・ロズベルグ	ウィリアムズ	0	-		13	クラッシュ

• 情報じょうほうは公式こうしきサイトとYahoo!によるもの。

ノート

• ファステストラップ：ミハエル・シューマッハ　1'12.162（70周しゅう目め）
• ドーンボスはエンジン交換こうかんペナルティによりグリッド降格こうかく

関連かんれん項目こうもく

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• 2006年ねんのF1世界せかい選手権せんしゅけん

外部がいぶリンク

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