丁ちょう卯しげる戰爭せんそう

丁ちょう卯しげる戰爭せんそう
1627入いれ侵おかせ朝あさ鲜
日にち期き 1627年ねん1月がつ—1627年ねん3月がつ 地点ちてん 朝鮮半島ちょうせんはんとう北部ほくぶ 结果 朝鮮ちょうせん向こう後金あときん妥協だきょう，後金あときん軍隊ぐんたい退出たいしゅつ朝鮮ちょうせん
参まいり战方
朝鮮ちょうせん 大明だいめい	後金あときん
指ゆび挥官与あずか领导者しゃ
朝鮮ちょうせん： 朝鮮ちょうせん仁じん祖そ 李り立だて † 張ちょう晚ばん 金きむ尚しょう容よう 張ちょう遴 金きむ宗そう敏さとし 李り光ひかり立りつ 大明だいめい： 毛もう文ぶん龍りゅう	阿おもね敏さと 濟すみ爾なんじ哈朗 阿おもね濟すみ格かく 岳たけ託たく 姜きょう弘ひろし立りつ
兵力へいりょく
不ふ詳しょう	30000人にん

丁ちょう卯しげる戰爭せんそう
汉语名称めいしょう
繁体字はんたいじ	丁ちょう卯しげる戰爭せんそう
简化字じ	丁ちょう卯しげる战争
标音 官かん话 （現代げんだい標準ひょうじゅん漢語かんご） - 汉语拼音 dīngmǎo zhànzhēng - 注ちゅう音符おんぷ號ごう ㄉㄧㄥㄇㄠˇ ㄓㄢˋㄓㄥ
朝あさ鲜语名稱めいしょう
諺文おんもん	정묘호란
汉字	丁ちょう卯しげる胡亂うろん
标音 - 文ぶん观部式しき Jeongmyo-Horan - 马-赖式 Chŏngmyo-Horan

丁ちょう卯しげる戰爭せんそう，又また称しょう丁ちょう卯しげる胡乱うろん，指ゆび的てき是ぜ1627年ねん后きさき金きん入にゅう侵おかせ朝鮮ちょうせん的てき战争。

1623年ねん，朝あさ鲜发生せい政せい变，仁ひとし祖そ被ひ西人せいじん党とう拥上了りょう王位おうい。他た一反いったん光ひかり海かい君くん的てき中立ちゅうりつ政策せいさく。此外，仁ひとし祖そ又また允許いんきょ明あきら军以朝あさ鲜为据すえ点てん进攻后きさき金きん。于是在ざい1627年ねん，后きさき金きん四よん大だい贝勒之これ一いち的てき阿おもね敏さと便びん率りつ军三さん万まん，入いれ侵おかせ朝あさ鲜。

这场战争持じ续了三さん个月，后きさき金きん兵へい逼近朝あさ鲜首都しゅと汉阳，迫さこ使つかい朝あさ鲜屈服くっぷく。阿おもね敏さと与あずか朝あさ鲜使者しゃ在ざい平壤ぴょんやん会かい盟めい，宣布せんぷ后きさき金きん与あずか朝あさ鲜结成なり“兄弟きょうだい之の盟めい”。双方そうほう在ざい中江なかえ、会かい宁开市，索さく还后金きん逃人，追おい增ぞう贡物。但ただし是ぜ朝あさ鲜并非ひ真心まごころ与あずか后きさき金きん结盟，仍暗中ちゅう支持しじ明朝みょうちょう，为后来らい的てき丙へい子こ战争埋うめ下か了りょう祸根。

背景はいけい

1619年ねん，明朝みょうちょう討伐とうばつ後金あときん的てき努つとむ爾なんじ哈赤，朝鮮ちょうせん国こく也發兵へい一いち萬まん人にん至いたり富とみ察之野の協きょう助すけ。結果けっか明朝みょうちょう在ざい薩爾滸戰敗せんぱい，朝鮮ちょうせん軍ぐん主しゅ帥そち姜きょう弘ひろし立りつ向こう後金あときん投降とうこう。此後，朝鮮ちょうせん君主くんしゅ光ひかり海かい君くん畏かしこ懼後金的きんてき實力じつりょく，對たい於明朝みょうちょう和わ後金あときん兩者りょうしゃ之の間あいだ持じ中立ちゅうりつ的てき外交がいこう政策せいさく。

1623年ねん，朝鮮ちょうせん西人せいじん黨とう推翻了りょう光ひかり海かい君くん，擁立ようりつ朝鮮ちょうせん仁じん祖そ（仁じん祖そ反はん正せい）。西人せいじん黨とう上臺うわだい後ご，奉行ぶぎょう反はん後金あときん親おや明あかり的てき政策せいさく，停止ていし了りょう與あずか後金あときん的てき貿易ぼうえき。同時どうじ，明朝みんちょう的てき將領しょうりょう毛もう文ぶん龍りゅう以朝鮮ちょうせん的てき鐵山てつざん城じょう為ため根據地こんきょち，不斷ふだん襲擊しゅうげき後金あときん，這又給きゅう後ご金入かねいれ侵おかせ朝鮮ちょうせん一いち個こ藉口しゃこう。

1624年ねん，朝鮮ちょうせん將軍しょうぐん李り适發動はつどう叛亂はんらん，推翻仁じん祖そ，擁立ようりつ興きょう安やす君くん李り瑅為ため王おう。不ふ久ひさ被ひ仁じん祖そ鎮壓ちんあつ，李り适被殺ころせ。李り适的支持しじ者しゃ韓かん潤じゅん、鄭てい梅うめ等とう逃往後金あときん，勸すすむ說せつ努つとむ爾なんじ哈赤侵略しんりゃく朝鮮ちょうせん。努つとむ爾なんじ哈赤也做好こう了りょう進攻しんこう朝鮮ちょうせん的てき準備じゅんび。但ただし因いん代だい善ぜん的てき反對はんたい，努つとむ爾なんじ哈赤暫時ざんじ取消とりけし了りょう這一計畫けいかく。

戰爭せんそう过程

天啟てんけい七なな年ねん（1627年ねん）正月しょうがつ，後金あときん皇すめらぎ太極たいきょく派遣はけん阿おもね敏さと、濟すみ爾なんじ哈朗、阿おもね濟すみ格かく、岳たけ託たく、碩せき託たく等とう將しょう，領りょう三さん萬まん人にん，以姜きょう弘ひろし立りつ、韓かん潤じゅん、鄭てい梅うめ、李り英えい芳よし、朴ぼく蘭らん英えい、吳ご信男のぶお等とう八はち名めい朝鮮ちょうせん將領しょうりょう為ため先導せんどう，大だい舉南下なんか。後金あときん军先渡わたり鴨かも綠みどり江こう，擊げき敗はい明あかり軍ぐん毛もう文ぶん龍りゅう部ぶ於鐵山てつざん，毛もう部ぶ遂とげ败退皮かわ島とう（今いま北韓ほっかん椵岛）。隨ずい後ご於十じゅう三さん日にち包圍ほうい義ぎ州しゅう，正式せいしき入にゅう侵おかせ朝鮮ちょうせん；十じゅう四よん日にち包圍ほうい凌しのげ漢かん山城やましろ，迫せり近ちか宣せん州しゅう、定てい州しゅう，威い脅おびえ安やす州しゅう。後金あときん派出はしゅつ使者ししゃ勸降かんこう朝鮮ちょうせん守將しゅしょう，凌りょう漢かん山城やましろ大將たいしょう金きむ搢、宣せん川かわ府ふ使し奇き協きょう、郭かく山やま郡ぐん守もり朴ほお惟おもんみ健けん皆みな將はた後金あときん來らい使つかい斬首ざんしゅ，表示ひょうじ絕ぜっ不ふ投降とうこう，並なみ馳はせ報ほう朝廷ちょうてい。

十じゅう六ろく日にち，後金あときん兵へい攻おさむ克かつ義よし州しゅう。

朝鮮ちょうせん仁じん祖そ直ちょく到いた十じゅう七日才得到後金入侵的奏報，此時後金あときん兵へい已やめ經けい包圍ほうい安やす州しゅう，安やす州しゅう將はた要よう淪陷。仁じん祖そ下か令れい啟けい用よう張ちょう晚ばん為ため都と體からだ察使，由ゆかり金きむ起おこり宗むね陪同前ぜん往北方ほっぽう前線ぜんせん指揮しき；派は畿甸之の軍ぐん前ぜん往海西にし支援しえん，其餘部隊ぶたい由ゆかり李り時じ白しろ捍衛京きょう城じょう漢かん陽ひ。還かえ派は李り曙あけぼの守もり南みなみ漢かん山城やましろ，申さる景けい禛守もり臨津，金きむ自じ點てん守もり江こう都みやこ，將はた戶と曹雜物ぶつ和わ版籍はんせき全ぜん都と帶たい往江都と，打算ださん若わか戰敗せんぱい便びん撤往那な裡うら。又また派は金きむ完かん率りつ海うみ西にし別べつ勝軍かちいくさ一いち千せん七なな百ひゃく名前なまえ往支援しえん。仁じん祖そ還かえ下しも令れい加か強きょう平壤ぴょんやん的てき防禦ぼうぎょ。朝鮮ちょうせん仁じん祖そ開始かいし時じ便びん對戰たいせん局きょく持じ悲觀ひかん態度たいど，主張しゅちょう把わ兵力へいりょく重點じゅうてん防ぼう守もり南みなみ漢かん山城やましろ、京きょう城じょう漢かん陽ひ以及江華島こうかとう一帶いったい。而此時じ朝鮮ちょうせん朝ちょう廷收不ふ到いた北方ほっぽう的てき戰せん報むくい，領りょう議ぎ政せい尹いん昉甚至以為後金あときん不ふ再さい繼續けいぞく南下なんか。在ざい申さる欽的てき建議けんぎ下か，仁ひとし祖そ將しょう支援しえん安やす州しゅう的てき軍隊ぐんたい調ちょう回かい來らい守衛しゅえい臨津江こう一帶いったい。

二に十じゅう一いち日にち，後金あときん兵へい攻おさむ破やぶ凌しのげ漢かん山城やましろ、定てい州しゅう、郭かく山やま等地とうち，大將たいしょう定じょう州しゅう牧まぎ使し金きむ搢、郭かく山やま郡ぐん守もり朴ほお惟おもんみ健けん被ひ俘虜ふりょ，宣せん川かわ府ふ使し奇き協きょう則のり不屈ふくつ而死。後金あときん兵へい強迫きょうはく被ひ俘虜ふりょ者しゃ剃髮ていはつ易えき服ふく，遭到眾多朝鮮ちょうせん人的じんてき拒絕きょぜつ。於是後金あときん兵へい對當たいとう地ち進行しんこう屠ほふ城しろ，殺ころせ死し不ふ服從ふくじゅう的てき軍民ぐんみん數すう萬まん人にん，焚毀糧かて草くさ百ひゃく餘あまり萬まん。平安へいあん兵へい使し南みなみ以興得とく報ほう後ご，遣や人ひと遺書いしょ於姜弘ひろ立りつ、朴ぼく蘭らん英えい，希望きぼう停止ていし戰爭せんそう。消息しょうそく傳でん到いた漢かん陽ひ，人心じんしん惶惶。仁じん祖そ派は壬みずのえ辰たつ倭やまと亂らん時どき的てき老ろう將しょう李り元もと翼つばさ前まえ去さ南方なんぽう徵兵ちょうへい收拾しゅうしゅう人心じんしん。二に十じゅう二に日にち，阿おもね敏さと派は投降とうこう的てき朝鮮ちょうせん人じん獻けんじ書しょ，要求ようきゅう和談わだん。仁じん祖そ命令めいれい張はり晚ばん回かい書しょ拒絕きょぜつ，聲こえ稱しょう誓ちかい死し不ふ從したがえ城下じょうか之の盟めい，還かえ要よう向こう明朝みんちょう討救兵へい。

二に十じゅう四よん日にち，後金あときん兵へい在ざい鄭てい梅うめ的てき引導いんどう下渡げど過か青あお泉いずみ江こう，圍かこえ攻おさむ安やす州しゅう。後金あときん兵へい至いたり平壤ぴょんやん，平壤ぴょんやん守もり軍ぐん不戰ふせん而潰。平壤ぴょんやん以東いとう諸しょ城しろ全ぜん無む士氣しき，張ちょう晩ばん、金きむ起おこり宗むね飛ひ書しょ馳はせ報ほう。而黃き州しゅう、平たいら州しゅう兵器へいき極ごく其缺乏けつぼう，仁ひとし祖そ遣や申さる景けい瑗進救すくい黃き州しゅう、平たいら州しゅう。後金あときん兵へい至いたり肅川城じょう下した，城中じょうちゅう守もり軍ぐん潰つぶせ散ち，守將しゅしょう平安へいあん監かん司し尹いん暄率りつ軍ぐん官かん四よん十じゅう餘人よにん逃往中和ちゅうわ。仁じん祖そ急きゅう催忠清きよし、全ぜん羅ら兩道りょうどう水軍すいぐん北上ほくじょう增援ぞうえん。

二に十じゅう五ご日にち，安やす州しゅう陷おちい，守もり城じょう的てき平安へいあん兵へい使し南みなみ以興率りつ諸しょ將しょう聚集中しゅうちゅう軍ぐん大だい營，引燃火藥かやく自じ焚而死し。明朝みんちょう的てき援兵えんぺい都と司し王おう三さん桂かつら陣じん亡ほろび。同日どうじつ，後金あときん騎兵きへい長驅ちょうく直入なおいり，渡わたり大同だいどう江え，直ちょく抵中和ちゅうわ。黃き州しゅう兵へい使し丁ちょう好こう恕じょ率りつ千餘人棄城而走，逃往蒜山ひるぜん。為ため了りょう穩定軍ぐん心こころ，仁ひとし祖そ下か令れい將はた平安へいあん監かん司し尹いん暄斬首ざんしゅ，以黃州兵しゅうへい使丁してい好こう恕じょ戴罪立りつ功こう。阿おもね敏さと以平いたいら壤為後金あときん中ちゅう軍ぐん的てき大本營だいほんえい，派は先鋒せんぽう前ぜん往黃州しゅう。朝鮮ちょうせん援軍えんぐん的てき將領しょうりょう申さる景けい瑗之これ軍ぐん夜よる驚おどろき潰つぶせ散ち，平山ひらやま成しげる為ため一座毫無防守之力的城池。後金あときん騎兵きへい逼近王おう京きょう漢かん陽ひ，朝鮮ちょうせん國こく中震ちゅうしん恐こわ。仁じん祖そ多た次つぎ遣や使つかい求もとめ和わ，皆みな被ひ後金あときん置おけ之の不ふ理り。仁じん祖そ留金とめがね尚なお容よう守もり漢かん陽ひ，自己じこ以戎裝そう南みなみ巡じゅん的てき名義めいぎ逃往露ろ梁はり，隨ずい後ご沿著陽ひ川がわ、金浦このうら、通津つづ，逃往江華島こうかとう。當とう得知とくち平山ひらやま、開城かいじょう遭到後金あときん兵へい的てき屠ほふ城しろ之これ後ご，仁ひとし祖そ決定けってい將はた都と中ちゅう百姓一起遷往江華島避難。命いのち南方なんぽう新しん徵ちょう得とく的てき三さん道みち精兵せいびょう防衛ぼうえい江華島こうかとう，又また派は李り曙あけぼの將兵しょうへい器き送おく往江華島こうかとう。

此時，皇すめらぎ太極たいきょく與あずか諸しょ貝かい勒擔憂明朝みんちょう和わ蒙こうむ古こ諸もろ部ぶ會かい趁機襲擊しゅうげき後金あときん，命いのち阿おもね敏さと同どう朝鮮ちょうせん議ぎ和わ。於是阿おもね敏さと駐ちゅう軍ぐん平山ひらやま，遣や使つかい主動しゅどう向こう朝鮮ちょうせん提出ていしゅつ議ぎ和わ。正月しょうがつ二に十じゅう九日後金將遣使議和的消息傳到江華島，雖然朝鮮ちょうせん許多きょた大臣だいじん不ふ願ねがい與あずか後金あときん議ぎ和わ，但ただし仁じん祖そ力りょく排はい眾議，決定けってい要よう親おや自じ接見せっけん來らい使つかい。權けん璡亦持じ朝鮮ちょうせん求もとめ和國わこく書しょ前ぜん往中和ちゅうわ，阿おもね敏さと大喜だいぎ，將はた中和ちゅうわ的てき金かね兵へい調ちょう回かい平壤ぴょんやん。

二に月がつ二に日にち，阿おもね敏さと、濟すみ爾なんじ哈朗遣や使つかい赴江華島こうかとう，正式せいしき向こう朝鮮ちょうせん遞交要求ようきゅう議ぎ和わ文書ぶんしょ。其內容よう為ため：

“ 大金たいきん國こく二に王子おうじ，答とう書しょ于朝鮮ちょうせん國王こくおう。兩國りょうこく和好かずよし，共きょう言げん美事びじ。貴國きこく實じつ心しん要よう和わ，不ふ必仍事ごと南朝なんちょう，絶ぜっ其交往，而我國こく爲ため兄けい，貴國きこく爲ため弟おとうと。若わか南朝なんちょう嗔怒，有我ありが隣國りんごく相近すけちか，何なに懼之有ゆう？果はて如此議ぎ，我わが兩國りょうこく告つげ天てん誓ちかい盟めい，永なが爲ため兄弟きょうだい之の國くに，共きょう享とおる太平たいへい。事こと完かん之これ後ご, 賞しょう格かく在ざい貴國きこく裁さい處しょ，可か差さ擔當たんとう國事こくじ大臣だいじん，速決そっけつ完かん事ごと。 不ふ然しか，途と道どう往返，羈遲不便ふべん，毋視我わが爲ため不ふ信也しんや。 ”

仁じん祖そ拒絕きょぜつ與あずか明朝みょうちょう斷交だんこう的てき要求ようきゅう，留とめ住じゅう了りょう後金あときん使者ししゃ，遣や姜きょう絪為回答かいとう使し。另一方面ほうめん，派は人じん加か強きょう南みなみ漢かん山城やましろ的てき防衛ぼうえい，還かえ派は人じん增援ぞうえん前線ぜんせん的てき張はり晚ばん。

五日いつか，朝鮮ちょうせん仁じん祖そ派は晉すすむ昌あきら君くん姜きょう絪前ぜん往阿敏さとし軍ぐん中ちゅう投とう遞求和わ文書ぶんしょ。但ただし由よし於後金きん使者ししゃ未み歸き，阿おもね敏さと懷疑かいぎ朝鮮ちょうせん不ふ想そう議ぎ和わ。七日なのか，阿おもね敏さと遣や使つかい赴江華島こうかとう，詰問きつもん朝鮮ちょうせん繼續けいぞく派兵はへい的てき意圖いと，以及國書こくしょ繼續けいぞく使用しよう天啓てんけい年號ねんごう的てき緣由えんゆ，威い脅おびえ將はた拒絕きょぜつ不ふ退すさ兵へい。就這樣さま，雙方そうほう一直僵持達一個月之久。

二に月がつ十じゅう四よん日にち，朝鮮ちょうせん仁じん祖そ派は族ぞく弟おとうと原はら昌あきら君くん李り玖獻けんじ馬ば百ひゃく匹ひき、虎とら豹ひょう皮がわ百ひゃく張ちょう、綿めん綢苧布ぬの四よん百ひゃく疋、布ぬの萬有五千赴後金軍中，以示願意がんい談判だんぱん。二に月がつ二に十じゅう八はち日にち，後金あときん使者ししゃ劉りゅう興きょう祚、巴ともえ克かつ什庫くら爾なんじ纏まとい至いたり江華島こうかとう。三月さんがつ三さん日にち，朝鮮ちょうせん仁じん祖そ與あずか後金あときん使者ししゃ劉りゅう興きょう祚等人じん在ざい江華島こうかとう宣せん讀誓文せいもん，正式せいしき和好かずよし。

朝鮮ちょうせん方面ほうめん的てき誓文せいもん為ため：

“ 朝鮮ちょうせん國王こくおう，以今丁ちょう卯しげる年ねん某ぼう月日つきひ，與あずか金きむ國立こくりつ誓ちかい。我わが兩國りょうこく已やめ講こう定てい和好かずよし，今後こんご各かく遵約誓ちかい，各かく守もり封ふう疆，毋爭競きそえ細ぼそ故ゆえ、非理ひり徵求ちょうきゅう。若わか我國わがくに，與あずか金かね國こく計けい仇かたき，違背いはい和好かずよし，興きょう兵へい侵おかせ伐き，則のり亦また皇すめらぎ天てん降くだ災わざわい；若わか金かね國こく仍起不良ふりょう之の心しん，違背いはい和好かずよし，興きょう兵へい侵おかせ伐き，則のり亦また皇すめらぎ天てん降くだ禍わざわい。兩國りょうこく君臣くんしん，各かく守もり信心しんじん，共きょう享とおる太平たいへい。皇すめらぎ天てん、后きさき土ど，嶽たけ瀆神祇じんぎ，監かん聽此誓ちかい。

朝鮮ちょうせん國こく三さん國老こくろう、六ろく尙書某ぼう等とう，今いま與あずか大金たいきん國こく八はち大臣だいじん南みなみ木太きた、大だい兒こ漢かん、何なん世せい兎うさぎ、孤こ山やま太ふとし、托たく不ふ害がい、且二に革かわ、康かん都みやこ里さと、薄うす二に計けい等とう，宰おさむ白馬はくば、烏がらす牛うし，立たて誓ちかい。今後こんご同心どうしん同意どうい，若わか與あずか金かね國こく計けい仇かたき，存そん一毫いちごう不善ふぜん之の心しん，如此血ち出で、骨ほね暴；若わか金かね國こく大臣だいじん仍起不良ふりょう之の心しん，亦また血ち出で、骨ほね白しろ，現げん天てん就死。二に國こく大臣だいじん，各行かくこう公道こうどう，毫無欺罔。歡飮此酒，樂らく食しょく此肉，皇すめらぎ天保てんぽう佑たすく，獲え福ぶく萬まん萬まん。

”

後金あときん方面ほうめん的てき誓文せいもん為ため：

“ 朝鮮ちょうせん國王こくおう，今いま與あずか大金たいきん國こく二に王子おうじ立りつ誓ちかい。兩國りょうこく已やめ講和こうわ美び，今後こんご同心どうしん合意ごうい。若わか與あずか金かね國こく計けい仇かたき，整理せいり兵馬へいば，新建しんたけ城じょう堡，存そん心こころ不善ふぜん，皇すめらぎ天てん降くだ禍わざわい；若わか二王子仍起不良之心，亦また皇すめらぎ天てん降くだ禍わざわい。若わか兩國りょうこく二王におう，同心どうしん同どう德とく，公道こうどう偕處，皇すめらぎ天保てんぽう佑たすく，獲え福ぶく萬まん萬まん。 ”

雙方そうほう約定やくじょう：

• 後金あときん為ため兄國えくに、朝鮮ちょうせん為ため弟國おうぐに，雙方そうほう訂てい立りつ兄弟きょうだい國こく的てき盟約めいやく。
• 朝鮮ちょうせん停止ていし使用しよう明朝みょうちょう天啓てんけい年號ねんごう。
• 朝あさ鮮遣王子おうじ李り玖赴後金きん為ため人質ひとじち。
• 後金あときん、朝鮮ちょうせん互不侵犯しんぱん對たい方かた的てき領土りょうど。

交涉こうしょう期間きかん，阿おもね敏さと贪图平壤ぴょんやん城じょう的てき財寶ざいほう，有意ゆうい占うらない据すえ朝あさ鲜之地ち自立じりつ为王，因いん此故意こい不承認ふしょうにん和わ約やく，縱たて軍隊ぐんたい在ざい平壤ぴょんやん掠奪りゃくだつ數日すうじつ。李り玖只ただ好こう再さい次つぎ與あずか阿おもね敏さと盟めい於平壤ぴょんやん城じょう。在ざい得知とくち和議わぎ對たい後金あときん有利ゆうり以後いご，皇すめらぎ太極たいきょく同意どうい從したがえ朝鮮ちょうせん撤軍，並なみ制止せいし了りょう阿おもね敏さと的てき企くわだて图。在ざい侵略しんりゃく的てき第だい四よん個月かげつ，後金あときん軍隊ぐんたい主力しゅりょく開始かいし撤回てっかい瀋陽しんよう，僅留三さん千せん人にん守もり義よし州しゅう。九月くがつ，在ざい朝鮮ちょうせん仁じん祖そ的てき再三さいさん請求せいきゅう下か，後金あときん從したがえ義よし州しゅう全部ぜんぶ撤軍，釋放しゃくほう李り玖及朝鮮ちょうせん俘虜ふりょ，定てい議ぎ春秋しゅんじゅう輸歲幣ぬさ、互市ごし。

戰後せんご

朝鮮ちょうせん被ひ迫せり與あずか後金あときん互市ごし，並なみ向こう後金あときん進貢しんこう。在ざい與あずか明朝みょうちょう關係かんけい惡化あっか之これ後ご，後金あときん的てき經濟けいざい至いたり此得以恢復かいふく。

戰後せんご，朝鮮ちょうせん仍舊視し明朝みんちょう為ため宗主そうしゅ國こく，並なみ派は人じん上表じょうひょう，將はた戰爭せんそう經過けいか告訴こくそ明あかり廷。

學者がくしゃ徐じょ東ひがし日び認みとめ為ため，丁ちょう卯しげる戰爭せんそう使し得とく朝あさ鮮蒙受巨大だい屈辱くつじょく和わ苦難くなん。在ざい此之前まえ，朝鮮ちょうせん人じん一直自視為文明之邦，將しょう女おんな真人しんじん視み為ため蠻夷ばんい；丁ちょう卯しげる戰爭せんそう以後いご，朝鮮ちょうせん人じん對たい女おんな真人しんじん的てき態度たいど由よし蔑視べっし轉てん為ため敵視てきし。

雖然朝鮮ちょうせん向こう後金あときん朝貢ちょうこう，後金あときん也給予よ朝鮮ちょうせん賞賜しょうし品ひん，但ただし兩國りょうこく的てき關係かんけい依然いぜん緊張きんちょう。執と掌てのひら朝鮮ちょうせん朝政ちょうせい的てき依然いぜん是ぜ反はん後金あときん親おや明あかり的てき西人せいじん黨とう。在ざい儒家じゅか思想しそう的てき影響えいきょう下か，不ふ少しょう朝鮮ちょうせん大臣だいじん認みとめ為ため明朝みんちょう助じょ朝鮮ちょうせん擊退げきたい日び軍ぐん，朝鮮ちょうせん理り當とう與あずか明朝みょうちょう交好抗こう擊げき後金あときん。因よし此朝鮮ちょうせん拒絕きょぜつ廢除はいじょ明朝みんちょう年號ねんごう，並なみ依よ舊きゅう保持ほじ與あずか明朝みょうちょう的てき關係かんけい。這為後來こうらい1636年ねん後金あときん（清きよし）的てき再さい次つぎ入いれ侵おかせ（丙へい子こ胡亂うろん）埋うめ下か了りょう伏ふく筆ひつ。

參まいり見み

• 薩爾滸之戰せん
• 丙へい子こ戰爭せんそう
• 朝鮮ちょうせん孝こう宗むね北きた伐き計けい劃

參考さんこう資料しりょう

• 清きよし·张廷玉だま等ひとし：明あかり史し/卷まき320
• 趙ちょう爾なんじ巽たつみ等ひとし：清史きよし稿こう/卷まき526
• 《朝鮮ちょうせん王朝おうちょう實錄じつろく·仁じん祖そ實錄じつろく·五ご年ねん》 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
• 《清きよし代だい初期しょき的中てきちゅう韓かん關係かんけい》，劉りゅう家か駒こま，文ぶん史し哲あきら出版しゅっぱん社しゃ，1986年ねん7月がつ
• 《朝鮮ちょうせん朝ちょう使臣ししん眼中がんちゅう的てき中國ちゅうごく形象けいしょう》，徐じょ東ひがし日び著ちょ，中華ちゅうか書しょ局きょく，2010年ねん12月出版しゅっぱん，ISBN 978-7-101-07758-2