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かわら

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本にっぽん閑谷しずたに学校がっこう講堂こうどう国宝こくほう)のかまへんかわら屋根やね

かわら(かわら、えい: roof tiles)は、屋根やねきにもちいられる代表だいひょうてき建材けんざいである[1]

概要がいよう

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歴史れきしてきれば、もちいられてきたかわらのほとんどが粘土ねんどいてつくられていたものであり、素材そざいのものはあまりなかった。「かわら」という漢字かんじは、もともとは屋根やね[2]建材けんざいかぎらず、粘土ねんど素焼すやしたもの全般ぜんぱん意味いみしている[ちゅう 1][ちゅう 2]

ドイツでは、粘土ねんどせいのものをZiegel(ツィーゲル=煉瓦れんが)またはDachziegel(ダッハ・ツィーゲル=屋根やね煉瓦れんが)、セメントせいのものをDachstein(ダッハ・シュタイン=屋根やね石材せきざい)とんでいる。

歴史れきし

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かわらは、よう東西とうざいわずふるくからもちいられている[1]。しかし、かわらだれによっていつごろ発明はつめいされたかはよくわかっていない[4]

発見はっけんされている世界せかいもっとふるかわら中国ちゅうごくひね西にししょう西安しーあん近郊きんこうから出土しゅつどしたもので薄手うすでひらかわらである[4]中国ちゅうごくではなつ王朝おうちょう時代じだい陶製とうせいかわらつくられていたという記録きろくがあり、春秋しゅんじゅう戦国せんごく時代じだいかわら遺物いぶつとしてのこっている[1]

西洋せいようではたとえばギリシアでは古代こだいギリシア時代じだいから、民家みんか茅葺かやぶ屋根やねならんでかわら屋根やねもちいられていた。パルテノン神殿しんでんも、(現在げんざいでは遺跡いせきになり、上部じょうぶ屋根やね消失しょうしつし、したからそらえてしまい、したからるとしろっぽいいしせいはしらファサードばかりがにつく建物たてものになってはいるが)もともと神殿しんでんとして使つかわれていた当時とうじ木材もくざい小屋こやぐみがされた屋根やねがあったのであり、屋根やね表面ひょうめん大理石だいりせきかわらおおってあったのである。

種類しゅるい分類ぶんるい

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素材そざい製法せいほうによる分類ぶんるい

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粘土ねんどかわら
かつては「かわら」といえばもっぱら粘土ねんどかわらしたが、近年きんねんでは様々さまざま素材そざいのものがかなり使つかわれるようになったので、「かわら」だけでは素材そざいのものと区別くべつがつかなくなってしまうので、「粘土ねんどかわら」や「本瓦ほんかわら(ほんがわら)」とぶようになった[よう出典しゅってん]。釉薬の使用しよう有無うむによって、釉薬かわら釉薬かわらけられる。
金属きんぞくかわら
ふるくは、ひらかわらまるかわらやくかわらかたちつくられたかたどうなまりうすいた粘土ねんどかわらおなじような方法ほうほういた。現在げんざいでは、木型きがたはなく、てつアルミなどの金属きんぞくばんのみである。徳川とくがわ家康いえやす江戸城えどじょう天守てんしゅ名古屋なごやじょうだい天守てんしゅ最上階さいじょうかいいたのがはじまりともわれており、高層こうそう建築けんちくてるうえでのかわら重量じゅうりょう軽減けいげんさせるためにもちいたとかんがえられている。そのほか寒冷かんれい地域ちいきではれてしまう粘土ねんどかわらわりにかれることがある[5]最近さいきん[いつ?]ではどう酸性さんせい腐食ふしょくしてしまうために、ステンレスガルバリウムもちいられる。風合ふうあいがないために、表面ひょうめん接着せっちゃくざいすななどを固定こていし、セメントかわらした製品せいひんもある。
日本にっぽんでは最近さいきんチタンせいかわら登場とうじょうした[6]。アルミにくら高価こうかだが、メンテナンスがほぼ不要ふよう補修ほしゅう費用ひようがかからないため、長期ちょうきてきにはていコストであるという[6]
セメントかわら
文字通もじどおセメントつくられたかわらである。セメント1にたいしてすな3の割合わりあい調合ちょうごうしたモルタルもちいてつくられる。比較的ひかくてき安価あんかで、多彩たさいかたちがあった。顔料がんりょうりこむか、かたまったのちで、塗布とふしていろける。そのため年月としつきぎると風化ふうかし、いろ表面ひょうめんつやうしなってしまう欠点けってんがあったため、吹付ふきつ塗装とそうなどをおこなって維持いじ管理かんりをする必要ひつようがある[7]安価あんか家屋かおく使用しようされていたが、最近さいきんではその金属きんぞくかわらあつがたスレートにゆず使用しようされることは激減げきげんした。れやすいという欠点けってんがあり、補強ほきょうのためにアスベストが使用しようされることもあり、社会しゃかい問題もんだいとなった。くわしくはアスベスト問題もんだい参照さんしょう現在げんざい大半たいはんのメーカーが製造せいぞうから撤退てったいしており、2017ねん時点じてん工場こうじょう沖縄おきなわの1けんだけである[8]
プレスセメントがわら
セメントかわらの1しゅセメント1にたいしてすな2の割合わりあい調合ちょうごうしたモルタルこうあつ油圧ゆあつプレス成形せいけいつくられるかわらのことである。戦後せんご復興ふっこうから昭和しょうわ60年代ねんだいまで西日本にしにほん大量たいりょう生産せいさんされた[よう出典しゅってん]近年きんねんではグラスファイバーなどを配合はいごうしたふくあい素材そざい開発かいはつされている。表面ひょうめん色調しきちょう塗装とそうによるもので、10ねんに1かい程度ていどさい塗装とそう必要ひつようであったが、近年きんねん陶器とうき使つかわれる釉薬塗布とふ焼成しょうせいしたものや、こう耐久たいきゅう樹脂じゅしせい塗料とりょうによりすうじゅうねん耐久たいきゅうせいつものも販売はんばいされている。プレス成形せいけい寸法すんぽう精度せいどたかことにより特殊とくしゅ形状けいじょうやくぶつ[9]部品ぶひんつくりやすく、施工しこう省力しょうりょく簡易かんいはかられている[ちゅう 3]
ガラスかわら
ガラスせいかわらのこと。透明とうめいにはせずにくもらせる。桟瓦がたつくられているものなどがあり、天窓てんまどわりに粘土ねんどかわらぜてもちいられることがおおい。
いしかわら
いしせいかわらふるれいでは近世きんせい以前いぜん建築けんちくである丸岡まるおかしろ天守てんしゅかれている凝灰岩ぎょうかいがんせいのものがある[よう出典しゅってん]寒冷かんれい地域ちいきではけない粘土ねんどかわらわりとしてかれたのがはじまりである[よう出典しゅってん]ふるいタイプのいしかわらは、おもく、製造せいぞう容易よういではない[よう出典しゅってん]粘板岩ねんばんがんせいのものを使つかう。複雑ふくざつかたちのものは製造せいぞうできないので、雨漏あまもりしやすく、なる勾配こうばい屋根やねにはてきしていない。

形状けいじょう用途ようとによる分類ぶんるい

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ひらかわら(ひらがわら)
なみひらた(なみひら) - 四角形しかっけいいたを凹方向ほうこう湾曲わんきょくさせたのみの形状けいじょうをなすほん瓦葺かわらぶきかわらまるかわらおすかわら)にたいするめすかわら別名べつめいおんなかわら[11]
じきひらた(しきひら) - のきひらかわらしたかわら
まるかわら(まるがわら)
なみまる(なみまる) - 円筒えんとうたてったような形状けいじょうをなすほん瓦葺かわらぶきかわらひらかわらめすかわら)にたいするおすかわら別名べつめいおとこかわら[11]
桟瓦(さんがわら)
詳細しょうさい粘土ねんどかわらくわしいが、桟瓦は日本にっぽん江戸えど時代じだい中期ちゅうき発明はつめいされた形状けいじょうかわらである。本瓦ほんかわらまるたいらを1まいわせた形状けいじょうで、通常つうじょう本瓦ほんかわらよりも軽量けいりょうである。
なみ(なみさん) - みぎ下部かぶ切込きりこみがある。
切込きりこみ(きりこみさん) - ひだり上部じょうぶみぎ下部かぶみがある。
引掛桟(ひっかけさん) - ひょう切込きりこみ桟瓦とおなじであるが、裏面りめんかわら桟に引けるための突起とっきがある。
Sがた - ひらかわらまるかわら一体化いったいかさせたような形状けいじょうの桟瓦。大正たいしょう輸入ゆにゅうされたスペインかわらから発想はっそう開発かいはつされた。
Fがた - 桟瓦の一種いっしゅ平板へいばんかわらともいう。接合せつごう以外いがい起伏きふくすくなく、平坦へいたんである。明治めいじにフランスじんアルフレッド・ジェラールによって開発かいはつされた。
Jがた - 本瓦ほんかわらや桟瓦などの日本にっぽん従来じゅうらいからあるかたちかわらのこと。SがたやFがたなどのようかわらたいする区分くぶん
やくかわら(やくがわら)
かけかわら(かけがわら)
破風はふ上部じょうぶつくられるみのかぶと(みのこう)にかわらのこと。
かけともえかわらかけともえ(かけどもえ) - みのかぶと部分ぶぶん先端せんたんかざのきまるかわらのこと
かけ唐草からくさかわらかけ唐草からくさ(かけからくさ) -みのかぶと部分ぶぶん先端せんたんかざのきひらかわらのこと
そでかわら(そでがわら)
みのかぶとでない破風はふ上部じょうぶかれるかわら。けらばかわらつまかわら(つまがわら)ともいう。
けらばひらかわら - ほん瓦葺かわらぶきけらばかわら
けらば桟瓦 - 桟瓦葺かわらぶきけらばかわら
けらば唐草からくさ - ともえ唐草からくさかわらつま側面そくめんほどこしたそでかわらかけかわらいたみのかぶとのようになる。
のきかわら(のきがわら)
のきまるかわらのきまる(のきまる) - ほん瓦葺かわらぶきまるかわらのき部分ぶぶんかわらのこと。別名べつめいあぶみかわら」(あぶみがわら)[11]ともえぶんえがかれることがおおいのでともえかわら(ともえがわら)とも通称つうしょうされる。
すみともえかわらすみともえ(すみどもえ) - のきすみ先端せんたんをおさめるのきまるかわらのこと。
のきひらかわらのきひらた(のきひら) - ほん瓦葺かわらぶきひらかわらのき部分ぶぶんかわらのこと。別名べつめい「宇瓦」(のきがわら)[11]唐草からくさぶんえがかれることがおおいのでひら唐草からくさ(ひらからくさ)とも通称つうしょうされる。
すみのきひらかわら(すみのきひらがわら) - のきすみをおさめるのきひらかわらのこと。すみ唐草からくさ(すみからくさ)ともいう。
滴水たるみずかわら(てきすいがわら) - のきひらかわらかわらとう下部かぶを1かしょ花弁はなびらがた形作かたちづくり、また雨垂あまだれをよくするために、かわらとう部分ぶぶん垂直すいちょくらすのが特徴とくちょうのきひらかわら一種いっしゅ中国ちゅうごく明朝みんちょう時代じだい普及ふきゅうしたのきひらかわらで、日本にっぽんへは豊臣とよとみ秀吉ひでよし文禄・慶長ぶんろくけいちょうえきつうじて朝鮮半島ちょうせんはんとうかられられた。高麗こうらいかわら朝鮮ちょうせんかわら異名いみょうがある。
のき桟瓦(のきさんがわら) - 桟瓦葺かわらぶきの桟瓦ののき部分ぶぶんかわらのこと。桟唐そう(さんからくさ)ともいう。
飛鳥あすか時代じだいほん瓦葺かわらぶきのれい四天王寺してんのうじ金堂こんどう
奈良なら時代じだいほん瓦葺かわらぶきのれい平城ひらじろみや大極殿たいきょくでん
棟瓦むながわら(むねがわら。だいとうひらめむねすみくだむね
かりかわらかり(がんぶり) - むね最上さいじょうにのせるかわら。がんぶりのには「かんむり」もてられる。ふくあいだかわら(ふすまがわら)ともいう。まるかわらのようなもののほかにはこがんぶりなどがある。
熨斗のしかわら熨斗のし(のし) - むねげられるかわらひらかわらとはちがとつ方向ほうこうむくりがある。別名べつめいつつみかわら」(つつみがわら)[11]
ひも熨斗のし
めんかわらめん - 熨斗のしかわらたいらひらかわらや桟瓦、まるかわらなど)の瓦葺かわらぶきとのさかいにできる隙間すきまをおさめるかわら地方ちほうにより、形状けいじょうかつおかに甲羅こうらくし見立みたててそれぞれ「かつおめん」「かにめん」「くしめん」とぶことがある。
むねかざり(むねかざり。おもに装飾そうしょくのためのかわら
鬼瓦おにがわら(おにがわら) - むねつまがわ先端せんたん使つかわれる装飾そうしょくかわら厄除やくよけと装飾そうしょくのため鬼面きめんほどこしたのが呼称こしょう由来ゆらいである。鬼面きめん有無うむわず「鬼瓦おにがわら」とばれる。
獅子ししこう(ししぐち) - 頭上ずじょうに3つから5つの「けいまき(ぎょうのまき)」というまるかわらじょうかわらけたもの。鬼瓦おにがわら同様どうようむねかざりである。
とりふすま(とりぶすま) - むね鬼瓦おにがわらじょうけられる棒状ぼうじょうかわら鬼瓦おにがわら固定こていするためのやくかわらであったが、しゃち鴟尾しびのように装飾そうしょくした。
アンテフィクサ - 西洋せいようばん鬼瓦おにがわら
Wolfsziegelドイツばん - みなみドイツにられる屋根やねうえ設置せっちされるふえのようなおとるよう加工かこうされたかわら特定とくてい方向ほうこうふうふえり、やまえさくなったオオカミの到来とうらいげる。フランス語ふらんすごでは、tuile à loup とばれる。

その

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機能きのうせいかわら - FRPを使つかった「軽量けいりょうかわら」、ヒートアイランド現象げんしょう緩和かんわのための「Eco Kawara」[12]強風きょうふう地震じしんつよい「防災ぼうさいかわら」など機能きのうせいをもたせたかわら開発かいはつされている[4]

かわらかた

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かわらの「かた」つまりかりやすくうと屋根やね実際じっさい設置せっちするときの "かさかた" や "ならかた" も、した説明せつめいするように多数たすうある。

ほん瓦葺かわらぶ
まるかわらひらかわら交互こうごかた寺院じいんなどにられる。ドイツでは、Tegula und Imbrexドイツばんばれる。
瓦葺かわらぶ
なみがたかわら交互こうごかた。ドイツでは、Hohlpfanneドイツばん英語えいごでは Pantile でおこなわれる。
モンク・ウント・ナンドイツばん
修道しゅうどう修道しゅうどうおんなふる地中海ちちゅうかいがわ教会きょうかい近代きんだい以降いこう住居じゅうきょられる。まるかわらたがちがいにかた
Biberschwanzドイツばん
ビーバーの尻尾しっぽ。ビーバーののような形状けいじょうをしているひらかわらもちいる。かたは3種類しゅるいある。

世界せかい市場いちば

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世界せかいでのしゅたる販売はんばい業者ぎょうしゃとしては、Braas Monier Building GroupEtex、IKO、Wienerbergerなどがげられる[13]

ホテル建設けんせつ市場いちばでは、世界せかいてきるとホテルが高級こうきゅう志向しこうになってきておりかわら屋根やね施工しこうされることがえてきており、かわら需要じゅようしている[13]

日本にっぽんにおけるかわら

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かわらかれた屋根やねを「瓦葺かわらぶ(かわらぶき)」、「瓦葺かわらぶき屋根やね」、「いらか(いらか)」とう。

かたち用途ようと焼成しょうせいほういろ等級とうきゅう産地さんちなど様々さまざま分類ぶんるいほうがあり、かぞかたによっては1000をえるほどの種類しゅるいがある。とく鬼面きめんほどこされた「鬼瓦おにがわら(おにがわら)」やかわらとう(がとう=のきまるかわら先端せんたん円形えんけい部分ぶぶん)の文様もんようは、芸術げいじゅつひんとしての評価ひょうかもある[14]

日本にっぽんいらか天辺てっぺん水平すいへいなものがおお[よう出典しゅってん]

粘土ねんどかわら製法せいほうは、本来ほんらい素焼すやきよりも釉薬が使つかわれるほうがえたので、現在げんざいでは、釉薬使用しようするかわらと、釉薬を使用しようせず素焼すやきにする「釉薬かわら」とに大別たいべつされるようになっている。

2006ねん現在げんざいで、日本にっぽん国内こくない稼働かどうしている最大さいだいかわらかまは、容積ようせきとしてはながさ110m×はばFかたち12れつ1だんのトンネルかまである。最長さいちょうは、125mのトンネルかまはば、Fかたち9れつ1だん)である[15]

粘土ねんど以外いがい材料ざいりょうもちいたかわらは、日本にっぽんでは粘土ねんどかわら区別くべつしつつ、材料ざいりょうめい+「かわら」のかたちでばれることがおおい。なかでもいしかわらどうかわら歴史れきしてきにもふるくからもちいられてきたものである。現在げんざいでも、セメントをもちいたセメントかわら金属きんぞくもちいた金属きんぞくかわらとうが、粘土ねんどかわらかない 寒冷かんれい寺社じしゃ歴史れきしてき建造けんぞうぶつとうによってもちいられることがある。

かわら屋根やね施工しこうすることをかわらく(ふく)といい、その施工しこうたずさわる職人しょくにん業者ぎょうしゃ瓦葺かわらぶ職人しょくにん(かわらぶきしょくにん)とぶことがある。

なお、日本海にほんかいがわ積雪せきせつ地帯ちたい中心ちゅうしんとする寒冷かんれいでは、粘土ねんどかわら内部ないぶ水分すいぶん凍結とうけつして破損はそん剥落はくらくすることがおおく、屋根やね積雪せきせつへの対策たいさくもあり、北日本きたにっぽん家屋かおくでは粘土ねんどかわら使用しようけて金属きんぞく板葺いたぶき(かわらぼう平板へいばん一文字ひともじなど)など)やスレートなどがおおい。

例外れいがいてき用途ようと

かわら日本にっぽんでは、その本来ほんらい屋根やね建材けんざいとしての用途ようとのみにかぎらず、ひらかわらかべもちいて漆喰しっくいいたかまぼこじょうがためた「海鼠壁なまこかべ(なまこかべ)」や、かわらいしなどを粘土ねんど接着せっちゃくがためてつくる「練塀ねりべい(ねりべい)」などのかべざい[5]寺院じいん基壇きだんのタイルのような役目やくめや、あめちやみぞ一部いちぶとしてももちいられる[14]

建築けんちく以外いがいでは、空手からてどう中国ちゅうごく拳法けんぽうためしかわら)にももちいられる[ちゅう 4]。また、「かわらり」は屋根やね業界ぎょうかいでは、かわらくため、屋根やねけをするという意味いみもちいられる。「地割じわ」ともいわれる。

日本にっぽんでの歴史れきし

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古代こだい中世ちゅうせい

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現存げんそん日本にっぽん最古さいこ飛鳥あすか時代ときよ)のかわらほん瓦葺かわらぶき、元興寺がんこうじ

日本書紀にほんしょき』によると日本にっぽんには西暦せいれき588ねん百済くだらから仏教ぶっきょうとも伝来でんらいしたとされている[4]百済くだらからは麻奈まなぶんやつ貴文たかふみりょう貴文たかふみむかしあさみかどわたるの4にん専門せんもんかわら博士はかせ)が派遣はけんされ、飛鳥寺あすかでら創建そうけんはじめて使用しようされたとされる[16][4]現存げんそん日本にっぽん最古さいこかわら飛鳥あすか時代じだいのもので、元興寺がんこうじ飛鳥寺あすかでら移築いちく)の極楽ごくらくぼう本堂ほんどう禅室ぜんしつかれているかわらとされる。

寺院じいん以外いがい使用しようされた最初さいしょれい7世紀せいきすえ建設けんせつされた藤原ふじわらきょうとされている[4]大極殿たいきょくでんなどの宮殿きゅうでん瓦葺かわらぶきでてられていることが考古学こうこがくてき確認かくにんされていることから、はじめて寺院じいん以外いがいかわら使用しようされたとみられている。藤原ふじわらきょう建設けんせつではかわら生産せいさん周辺しゅうへん地域ちいきだけではかず、近江おうみ淡路あわじ讃岐さぬきなどでも生産せいさんはじまった[4]。このころかわらかま遺構いこうとしては宗吉そうきちかわらかま現在げんざい香川かがわけん三豊みとよ三野みのまち吉津よしづ)の17ごうかま[17]がある。しかし、地方ちほうにおいては、8世紀せいき中頃なかごろ以前いぜん瓦葺かわらぶきは寺院じいんかぎられるとてよい[18]

奈良なら時代じだい平安へいあん時代じだいにはいると、かわら寺院じいん宮殿きゅうでんほか官衙かんがにももちいられるようになる。とくに、地方ちほうでも国府こくふ国分寺こくぶんじといった国家こっか権力けんりょく象徴しょうちょうする建物たてものにももちいられるようになる。しかし、絵画かいが史料しりょうから、貴族きぞく邸宅ていたく桧皮葺ひわだぶきで、かわら公的こうてき建物たてものにしかもちいなかったことがわかる。各地かくちには瓦屋かわらや(がおく)とばれるかわら生産せいさん供給きょうきゅうする役所やくしょもうけられ、められた寺院じいん役所やくしょかわら納品のうひんしていた。

中世ちゅうせいになると、寺院じいん以外いがいの、権力けんりょくしゃ邸宅ていたく天皇てんのう将軍しょうぐん御所ごしょかんなど)の屋根やねについてはふたた桧皮ひわだかれることがおおくなる。

近世きんせい

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伏見ふしみじょう金箔きんぱくかわら
犬山いぬやましろ天守てんしゅ国宝こくほう)のいらか(1620ねんあらため

近世きんせいはいると、かわらは、それまでは仮設かせつ建物たてものおおかった城郭じょうかく建築けんちくぶつへももちいられるようになる。とくに、安土あづち桃山ももやま時代じだいにはしゃちかわら鬼瓦おにがわらのきかわら金箔きんぱくほどこした金箔きんぱくかわらもあった。文禄・慶長ぶんろくけいちょうえき朝鮮ちょうせんからつたわったといわれるのきひらかわらかわらとうぎゃく三角形さんかっけいいたいた滴水たるみずかわらもあった。江戸えど時代じだい前後ぜんこうには屋根やね軽量けいりょうはかるためにどうなまり金属きんぞくつくられた金属きんぞくかわらもちいられはじめた。

江戸えど時代じだいになっても一般いっぱん庶民しょみん家屋かおく板葺いたぶきが一般いっぱんてき瓦葺かわらぶきが普及ふきゅうしたのは江戸えど時代じだい末期まっきのことである[4]

当初とうしょ幕府ばくふは「奢侈しゃし禁令きんれい」により庶民しょみん屋根やねかわら使つかうことをきんじていたが、江戸えどなどでは火事かじ対策たいさく観点かんてんから屋根やねかわら使用しよう奨励しょうれいするようになりえに助成じょせいきんすようになったことで次第しだい普及ふきゅうした[4]。また、江戸えど時代じだいには近江おうみ三井寺みいでらかわらである西村にしむら半兵衛はんべえひらかわらまるかわらわせたような形状けいじょう桟瓦開発かいはつしたとわれている[4]。これにより、かわらもちいるりょうり、かわらもちいるための建物たてもの強度きょうどのハードルがひくくなった。

ただし、日本海にほんかいがわ積雪せきせつ地帯ちたい中心ちゅうしんとする寒冷かんれいでは、粘土ねんどかわら内部ないぶ水分すいぶん凍結とうけつして破損はそん剥落はくらくすることがおおく、屋根やね積雪せきせつへの対策たいさくもあり、瓦葺かわらぶきはあまり普及ふきゅうしなかった。

きん現代げんだい

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従来じゅうらいの桟瓦は明治めいじ時代じだい初期しょき改良かいりょうされ引掛桟瓦開発かいはつされた[4]1926ねん以降いこう、引掛桟瓦は当時とうじ内務省ないむしょう奨励しょうれいもあったことから瓦葺かわらぶきにもちいる標準ひょうじゅんてきかわらとなりひろ普及ふきゅうしている[4]

一方いっぽう明治めいじ時代じだいになると横浜よこはまでフランスじんのアルフレッド・ジェラールが洋風ようふう建築けんちくようとしてフランスがたかわら(ジェラールかわら(フランスかわら))の製造せいぞうはじめた[4]。また大正たいしょう時代じだいにはスペインからスパニッシュかわら輸入ゆにゅうされ、これを参考さんこうさんしゅうかわら産地さんち三河そうごでは「Sかたちかわら」が誕生たんじょうした[4]。これらのあらたなかわらは「ようかわら」とばれている[4]

寺院じいんしろなど文化財ぶんかざいとなっている近世きんせい以前いぜん建物たてもの使つかわれるかわらは、現代げんだい一般いっぱんてきかわらとはおおきさなどがことなることがおおい。こうした文化財ぶんかざい修復しゅうふくには、その建物たてもの使つかわれているかわらかたちおおきさ、材質ざいしつなどを調査ちょうさして、なるべくちかかわらあらたにき、破損はそんしたかわら交換こうかんする。こうした研究けんきゅう瓦葺かわらぶ技術ぎじゅつ継承けいしょうおこなう「日本にっぽん伝統でんとうかわら技術ぎじゅつ保存ほぞんかい」が1991ねんから活動かつどうしている[21][22]

1990年代ねんだいからはきょうによる住宅じゅうたく建築けんちく初期しょき費用ひよう削減さくげんくわえ、かわら屋根やね地震じしんよわいという誤解ごかいが1995ねん阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさいけとしてひろまったこととうにより、陶器とうきかわらは1980ねんをピークに2014ねんは4ぶんの1まで、いぶしかわらは1993ねんをピークに2014ねんは6ぶんの1まで低下ていかした[23][24]

現在げんざいでは、防災ぼうさいせい向上こうじょうさせた軽量けいりょう防災ぼうさいかわらや、ガルバリウムはがね鈑の表面ひょうめん自然しぜんせきつぶでコーティングした自然しぜんせきつぶづけこう鈑が登場とうじょうしている[25]

2020ねん国土こくど交通省こうつうしょうかわら屋根やねについて建築けんちく基準きじゅんほう告示こくじ基準きじゅん改正かいせいし、従来じゅうらい告示こくじ基準きじゅん上回うわまわ自然しぜん災害さいがいつよいガイドライン工法こうほう義務ぎむとすると発表はっぴょうし、2022ねんがつ1にちより施行しこうされた。ガイドライン工法こうほう業界ぎょうかい団体だんたい独自どくじさだめていたものであるが、義務ぎむ背景はいけいには自然しぜん災害さいがい激甚げきじん多発たはつがある[26][27][28]。ガイドライン工法こうほうにより震度しんど7クラスの地震じしん、50ねんいち発生はっせいする可能かのうせいのある強風きょうふうえることが可能かのうであることが確認かくにんされている[29]

日本にっぽんかわら産地さんち

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以下いか日本にっぽんさんだいかわら産地さんちとされる[30]

また、以下いかしゅ産地さんちがある[30]

生産せいさんしゃ関連かんれん人物じんぶつ
  • 瓦師かわらし - 製造せいぞう販売はんばい屋根やねきの職人しょくにん[37]平安へいあん時代じだいにはかわらしょうばれる製造せいぞう販売はんばい職人しょくにんがいた[37]
  • 寺島てらしま - 江戸えど幕府ばくふ御用ごよう瓦師かわらし[38][39]
  • おに - 鬼瓦おにがわらつく職人しょくにん[40]

慣用かんよう

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  • 瓦解がかい(がかい)
    組織そしきなどがくずれるという意味いみ使つかわれる。広辞苑こうじえんでは瓦解がかいを「一部いちぶちれば、その余勢よせいおおくのかわらくずちるように」と形容けいようしている。用例ようれいは「徳川とくがわ幕府ばくふ瓦解がかい」など。一方いっぽうおもねつじ哲次てつじは、この場合ばあいの「かわら」とは、中国ちゅうごくでの本来ほんらい意味いみである素焼すやきの土器どきかわら(かわらけ・素焼すやきの食器しょっき)など)のことであり[41]屋根やねかわらくずちる様子ようすではなく素焼すやきの土器どきくだける様子ようすである、とした[42]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ かわらという概念がいねんもちいられているのは、ほかにも煉瓦れんが(れんが)など。
  2. ^ 英語えいごでは屋根やねかわらは「(roof)tiles」とばれる。「tile」は「cover おお」という意味いみラテン語らてんご: tegula語源ごげんとしておりそれが英語えいごtileとなったものであり[3]、tileもしゅとして粘土ねんどいてつくられており、屋根やねかべおおうことに使つかわれているわけである。英語えいごでは屋根やねかわら場合ばあいにも「tile」とうだけでも大丈夫だいじょうぶだが、「屋根やねおおい」という分類ぶんるいをはっきりさせる場合ばあいに「roof tile」とう。
  3. ^ 参考さんこう:JIS A5402:2002[10]
  4. ^ ただし、そのさいは桟瓦や本瓦ほんかわらもちいず、ため専用せんようかわらまたむねみにもちいる熨斗のしかわら使つかう。

出典しゅってん

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  1. ^ a b c 日本にっぽんだい百科全書ひゃっかぜんしょかわら』 - コトバンク
  2. ^ 屋根やね』 - コトバンク
  3. ^ 出典しゅってんOxford Dictionary
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外部がいぶリンク

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