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日立製作所 - Wikipedia
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日立製作所ひたちせいさくしょ

東京とうきょう都と千代田ちよだ区くにある総合そうごう電機でんきメーカー
（HITACHIから転送てんそう）

株式会社かぶしきがいしゃ日立製作所ひたちせいさくしょ（ひたちせいさくしょ、英えい: Hitachi, Ltd.）は、東京とうきょう都と千代田ちよだ区く丸まるの内うちに本社ほんしゃを置おく、日本にっぽん最大さいだいの総合そうごう電機でんきメーカー[3]。日立ひたちグループの連結れんけつ子会社こがいしゃ573社しゃを傘下さんかに置おき、日立ひたちグループの中核ちゅうかく企業きぎょうであり、春光しゅんこうグループの春光しゅんこう会かい、芙蓉ふようグループの芙蓉ふよう懇談こんだん会かい、旧きゅう三和銀行さんわぎんこう（現在げんざい：三菱みつびしUFJ銀行ぎんこう）の主要しゅよう取引とりひき先さき企業きぎょうで構成こうせいされる三和さんわグループの三水さんずい会かいとその後身こうしん社長しゃちょう会かいである水曜すいよう会かいおよびみどり会かいの会員かいいん企業きぎょうでもある[4][5][6][7][8]。日経にっけい平均へいきん株価かぶかおよびTOPIX Core30、JPX日経にっけいインデックス400の構成こうせい銘柄めいがらの一ひとつ[9][10][11]。通称つうしょうは日立ひたちやHITACHI、日にち製せい（にっせい）[注釈ちゅうしゃく 1]など。

株式会社かぶしきがいしゃ日立製作所ひたちせいさくしょ
Hitachi, Ltd.
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
機関きかん設計せっけい 指名しめい委員いいん会かい等とう設置せっち会社かいしゃ[1]
市場いちば情報じょうほう
東証とうしょうプライム 6501
1949年ねん5月がつ16日にち上場じょうじょう
OTC Pink HTHIY
略称りゃくしょう 日立ひたち
HITACHI
日にち製せい（にっせい）
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
〒100-8280
東京とうきょう都と千代田ちよだ区く丸まるの内うち一いち丁目ちょうめ6番ばん6号ごう
日本生命にほんせいめい丸まるの内うちビル
設立せつりつ 1920年ねん2月がつ1日にち
（創業そうぎょう：1910年ねん）
業種ぎょうしゅ 電気でんき機器きき
法人ほうじん番号ばんごう 7010001008844 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう IT
通信つうしん機器きき
鉄道てつどう車両しゃりょう
家電かでん製品せいひん
（主おもな製造せいぞう品目ひんもくを参照さんしょう）
代表だいひょう者しゃ 東原ひがしはら敏昭としあき（代表だいひょう執行しっこう役やく兼けん取締役とりしまりやく会長かいちょう）
小島こじま啓二けいじ（代表だいひょう執行しっこう役やく執行しっこう役やく社長しゃちょう兼けんCEO兼けん取締役とりしまりやく）
青木あおき優ゆう和わ（代表だいひょう執行しっこう役やく執行しっこう役やく副ふく社長しゃちょう）
河村かわむら芳彦よしひこ（代表だいひょう執行しっこう役やく執行しっこう役やく副ふく社長しゃちょう兼けんCFO)
德永とくなが俊昭としあき（代表だいひょう執行しっこう役やく執行しっこう役やく副ふく社長しゃちょう）
中畑なかはた英信えいしん（代表だいひょう執行しっこう役やく執行しっこう役やく専務せんむ）
長谷川はせがわ雅彦まさひこ（代表だいひょう執行しっこう役やく執行しっこう役やく専務せんむ兼けんCMO）
資本しほん金きん 4617億おく3100万まん円えん
（2022年ねん3月がつ末まつ現在げんざい）
発行済はっこうずみ株式かぶしき総数そうすう 9億おく6823万まん4877株かぶ
（2022年ねん3月がつ末まつ現在げんざい）
売上うりあげ高だか 連結れんけつ：9兆ちょう7287億おく1600万まん円えん
（2024年ねん3月がつ期き）
営業えいぎょう利益りえき 連結れんけつ：7558億おく1600万まん円えん
（2024年ねん3月がつ期き）
経常けいじょう利益りえき 連結れんけつ：8393億おく3300万まん円えん
（2022年ねん3月がつ期き）
純じゅん利益りえき 連結れんけつ：5898億おく9600万まん円えん
（2024年ねん3月がつ期き）
純資産じゅんしさん 連結れんけつ：5兆ちょう8596億おく300万まん円えん
（2024年ねん3月がつ31日にち現在げんざい）
総そう資産しさん 連結れんけつ：12兆ちょう2212億おく8400万まん円えん
（2024年ねん3月がつ31日にち現在げんざい）
従業じゅうぎょう員数いんずう 連結れんけつ：268,655人にん
単独たんどく：28,111人にん
（2024年ねん3月がつ31日にち現在げんざい）
決算けっさん期き 3月31日にち
会計かいけい監査かんさ人じん EY新しん日本にっぽん有限ゆうげん責任せきにん監査かんさ法人ほうじん
主要しゅよう株主かぶぬし 日本にっぽんマスタートラスト信託しんたく銀行ぎんこう[2]
関係かんけいする人物じんぶつ 小平こだいら浪なみ平ひらた（創業そうぎょう者しゃ）
外部がいぶリンク www.hitachi.co.jp ウィキデータを編集
特記とっき事項じこう：連結れんけつ財務諸表ざいむしょひょうについては、国際こくさい財務ざいむ報告ほうこく基準きじゅんのため、売上うりあげ高だかは売上うりあげ収益しゅうえき、純資産じゅんしさんは資本しほん合計ごうけいを記載きさい。
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概要がいよう

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産業さんぎょう革命かくめい、鉄道てつどう発祥はっしょうの地ち、英国えいこくダラム州しゅうニュートン・エイクリフ工場こうじょう外がいに並ならぶ385形かたち・800/803形かたち・08（入いれ換かわ機関きかん車しゃ）

前身ぜんしんは、現在げんざいの茨城いばらき県けん日立ひたち市しにあった銅どうと硫化りゅうか鉄鉱てっこうを産出さんしゅつする久原くはら鉱業こうぎょう所しょ日立ひたち鉱山こうざんである。日立ひたち鉱山こうざんを母体ぼたいとして久原くはら財閥ざいばつが誕生たんじょうし、久原くはら財閥ざいばつの流ながれを受うけて日産にっさんコンツェルンが形成けいせいされた。また、日立ひたち鉱山こうざんで使用しようする機械きかいの修理しゅうり製造せいぞう部門ぶもんが、1910年ねんに国産こくさん初はつの5馬力ばりき誘導ゆうどう電動でんどう機き（モーター）を完成かんせいさせて、日立製作所ひたちせいさくしょが設立せつりつされた。

売上うりあげ高だか9兆ちょう7287億おく円えん、営業えいぎょう利益りえき7558億おく円えん、総そう従業じゅうぎょう員いん数すう26万まん8655人にんは、総合そうごう電機でんきの中なかで最大さいだいであり、日本にっぽんの全ぜん業種ぎょうしゅ中ちゅうでもトヨタ自動車とよたじどうしゃに次つぐ規模きぼの従業じゅうぎょう員数いんずうを誇ほこる巨大きょだい企業きぎょうである。全ぜん世界せかいに製造せいぞう・販売はんばい拠点きょてんを広ひろげる多た国籍こくせき企業きぎょうでもあり、売上うりあげの59%は日本にっぽん国外こくがいからもたらされる（2021年ねん現在げんざい）[12]。

かつてはIT、エネルギー、インダストリー、モビリティ、ライフ、オートモティブシステム、金属きんぞく、その他たの8の事業じぎょうから構成こうせいされるコングロマリット（複ふく合あい企業きぎょう体たい）[注釈ちゅうしゃく 2][13]だったが、近年きんねん日立ひたちグループの「御三家ごさんけ」の一角いっかくだった日立ひたち化成かせいを昭和電工しょうわでんこうに売却ばいきゃく（2020年ねん4月がつ）、日立ひたちハイテクを完全かんぜん子会社こがいしゃ化か（同年どうねん5月がつ）するなど22社しゃあった上場じょうじょう子会社こがいしゃのうち、日立ひたちグループから半数はんすう以上いじょうの12社しゃが離脱りだつ、残のこる10社しゃが完全かんぜん子会社こがいしゃ化か・合併がっぺい、あるいは持分もちぶん法ほう適用てきよう関連かんれん会社かいしゃとし上場じょうじょう子会社こがいしゃの整理せいり・売却ばいきゃくを含ふくむ「選択せんたくと集中しゅうちゅう」を進すすめている。

グループ全体ぜんたいのコーポレート・ステートメントは「Inspire the Next」（インスパイアー・ザ・ネクスト）[14]。

特徴とくちょう

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経営けいえい

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小平こだいら浪なみ平ひらたの創業そうぎょうの精神せいしんは「和かず・誠まこと・開拓かいたく者しゃ精神せいしん」で、「正直しょうじきなれ」を生涯しょうがいのモットーとした。企業きぎょう理念りねんは「優すぐれた自主じしゅ技術ぎじゅつ・製品せいひんの開発かいはつを通つうじて社会しゃかいに貢献こうけんする」となっている。「技術ぎじゅつの日立ひたち」にふさわしく、創業そうぎょう者しゃ・小平こだいら浪なみ平ひらた以降いこう、歴代れきだいの社長しゃちょうは全すべて技術ぎじゅつ畑はたけ出身しゅっしんである。

意思いし決定けっていの迅速じんそく化か、経営けいえいの透明とうめい性せい向上こうじょうを目的もくてきとして、日立製作所ひたちせいさくしょは2004年ねんより委員いいん会かい設置せっち会社かいしゃに移行いこうした。日立ひたちグループの上場じょうじょう企業きぎょうも順次じゅんじ移行いこうしている。

2009年ねん4月がつ、業績ぎょうせき悪化あっかの責任せきにんをとり、取締役とりしまりやく会長かいちょうの庄山しょうやま悦えつ彦と代表だいひょう執行しっこう役やく執行しっこう役やく社長しゃちょうの古川ふるかわ一夫かずおが退任たいにんし、元もと副ふく社長しゃちょうで日立ひたちマクセル（現在げんざい：マクセル）、日立ひたちプラントテクノロジーの取締役とりしまりやく会長かいちょう、元もと日立ひたちソフトウェアエンジニアリング代表だいひょう執行しっこう役やくの川村かわむら隆たかしが代表だいひょう執行しっこう役やく執行しっこう役やく会長かいちょう兼けん執行しっこう役やく社長しゃちょうに就任しゅうにん。同時どうじに、グループ会社かいしゃに転出てんしゅつしていた元もと副ふく社長しゃちょう3名めいも副ふく社長しゃちょうに復帰ふっきし、経営けいえい改革かいかくが進すすめられた。

2009年ねんごろまでは、優良ゆうりょう上場じょうじょう子会社こがいしゃが多おおく連結れんけつ決算けっさんにおける少数しょうすう持分もちぶん利益りえきが多額たがくであった。そのため連結れんけつ営業えいぎょう利益りえきは数すう千せん億おく円えんの黒字くろじでも最終さいしゅう利益りえきは100億おく円えん程度ていどの黒字くろじもしくは赤字あかじとなることが多おおかったが、 経営けいえい改革かいかくの結果けっか、2018年ねん3月がつ期きには3823億おく円えんの最終さいしゅう利益りえきとなっており、安定あんてい的てきに利益りえきを出だせる体質たいしつへ変化へんかを遂とげた。

日立ひたち用語ようご

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社内しゃない文章ぶんしょうには、宛名あてなは姓せいを丸まる括弧かっこで囲かこむ、課長かちょう以上いじょうは役職やくしょくを表あらわす記号きごうを付つける、本部ほんぶ長ちょう以上いじょうはカタカナ2文字もじで略りゃくする、拝承はいしょう、拝復はいふく、拝受はいじゅといった略語りゃくごなど「日立ひたち用語ようご」と呼よばれる独特どくとくの表記ひょうき法ほうが使つかわれていたが、2022年ねんごろから使つかわれなくなったという[15]。

茨城いばらき県けんにおける日立ひたち

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グループにはかつて、商社しょうしゃの日製産業にっせいさんぎょうもあった（現在げんざいの日立ひたちハイテク）。また、「日にち研けん（にっけん）」は日立製作所ひたちせいさくしょの社内しゃないで使用しようする「日立ひたち研究所けんきゅうじょ」の略称りゃくしょうである。日立ひたち市内しないにあった旧きゅう日立ひたち工場こうじょう（現在げんざいの三菱重工業みつびしじゅうこうぎょう日立ひたち工場こうじょう）は東京とうきょうドーム約やく13個こ分ぶんの広ひろさがあり、日立ひたち工場こうじょう内ないで駅伝えきでん大会たいかいが開催かいさいされていた。

出資しゅっし該当がいとう会社かいしゃ

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歴史れきし

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歴代れきだい社長しゃちょう

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代だい 氏名しめい 在任ざいにん期間きかん 出身しゅっしん校こう
社長しゃちょう空席くうせき 1920年ねん - 1929年ねん
初代しょだい 小平こだいら浪なみ平ひらた 1929年ねん - 1947年ねん 東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく工学部こうがくぶ
二に代だい 倉田くらた主税ちから 1947年ねん - 1961年ねん 仙台せんだい高等こうとう工業こうぎょう学校がっこう
三さん代だい 駒井こまい健一郎けんいちろう 1961年ねん - 1971年ねん 東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく工学部こうがくぶ
四よん代だい 吉山よしやま博吉ひろきち 1971年ねん - 1981年ねん 東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく工学部こうがくぶ
五ご代だい 三田みた勝茂かつしげ 1981年ねん - 1991年ねん 東京大学とうきょうだいがく第だい二に工学部こうがくぶ
六ろく代だい 金井かない務つとむ 1991年ねん - 1999年ねん 東京大学とうきょうだいがく工学部こうがくぶ
七なな代だい 庄山しょうやま悦えつ彦 1999年ねん - 2006年ねん 東京工業大学とうきょうこうぎょうだいがく理工学部りこうがくぶ
八はち代だい 古川ふるかわ一夫かずお 2006年ねん - 2009年ねん 東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん
九きゅう代だい 川村かわむら隆たかし 2009年ねん - 2010年ねん 東京大学とうきょうだいがく工学部こうがくぶ
十じゅう代だい 中西なかにし宏明ひろあき 2010年ねん - 2014年ねん 東京大学とうきょうだいがく工学部こうがくぶ
十じゅう一いち代だい 東原ひがしはら敏昭としあき 2014年ねん - 2021年ねん 徳島大学とくしまだいがく工学部こうがくぶ
十じゅう二に代だい 小島こじま啓二けいじ 2021年ねん - 現職げんしょく 京都大学きょうとだいがく大学院だいがくいん理学りがく研究けんきゅう科か[16]

沿革えんかく

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小平こだいら浪なみ平ひらた
 
旧きゅう日立ひたち本社ほんしゃビル（本社ほんしゃ移転いてん後ごは御茶ノ水おちゃのみずセントラルビル、森もりトラストに売却ばいきゃく後ごの2003年ねん以降いこうは賃貸ちんたいビルとして運用うんよう。2010年ねん解体かいたい。跡地あとちは御茶ノ水おちゃのみずソラシティ）。東京とうきょう都と千代田ちよだ区く神田駿河台かんだするがだい
 
愛知あいち万博ばんぱくでの日立ひたちグループパビリオン
  • 2005年ねん
    • 愛知あいち万博ばんぱくに出展しゅってん。
  • 2006年ねん
  • 2007年ねん
    • 小型こがたモータを扱あつかっている連結れんけつ子会社こがいしゃの日本にっぽんサーボの株式かぶしきを日本電産にほんでんさん（現在げんざい：ニデック）への売却ばいきゃくを発表はっぴょう。
    • 8月がつ：世界せかい初はつのフルハイビジョンBlu-ray Discビデオカメラ「BDカムWooo」・8cmのBD-R、REメディアを発売はつばい。
    • 10月：個人こじん向むけパソコンからの撤退てったいを発表はっぴょう。
  • 2008年ねん
    • 環境かんきょうgoo大賞たいしょう2008において、企業きぎょう部門ぶもんで「環境かんきょうgoo大賞たいしょう」を受賞じゅしょう。
  • 2009年ねん：日立ひたちオートモティブシステムズを分立ぶんりつ。
    • 9月：2009年度ねんどの「ダウジョーンズ・サステナビリティ・インデックス（Dow Jones Sustainability Index）」の構成こうせい銘柄めいがら317社しゃの一いち社しゃに選定せんていされる。
  • 2010年ねん
    • 4月がつ14日にち：「英国えいこくHigh Speed 1路線ろせん向むけ高速こうそく鉄道てつどう車両しゃりょう（Class395車両しゃりょう）の開発かいはつ」で第だい39回かい日本にっぽん産業さんぎょう技術ぎじゅつ大賞たいしょう「内閣ないかく総理そうり大臣だいじん賞しょう」を受賞じゅしょう。
    • 5月6日にち：特定とくてい非ひ営利えいり活動かつどう法人ほうじん 日本にっぽんマザーズ協会きょうかいが主催しゅさいする「第だい3回かいベストマザー賞しょう」にて、企業きぎょう部門ぶもん賞しょうを受賞じゅしょう。
    • 6月22日にち：三菱重工みつびしじゅうこうとの海外かいがい向むけ鉄道てつどうシステム事業じぎょうにおける協業きょうぎょうで基本きほん合意ごういしたと発表はっぴょう。
    • 10月5日にち：ミッドレンジディスクアレイ「AMS2500」がグリーンIT推進すいしん協議きょうぎ会かいの「グリーンITアワード2010」のグリーンIT推進すいしん協議きょうぎ会かい 会長かいちょう賞しょうを受賞じゅしょう。
  • 2011年ねん
    • 3月7日にち：HDD事業じぎょうをウェスタン・デジタルに売却ばいきゃくすることを発表はっぴょう[19]。
    • 8月がつ4日にち：三菱重工業みつびしじゅうこうぎょうと三菱電機みつびしでんきと水力すいりょく発電はつでん事業じぎょうを統合とうごうし、10月1日にち付づけで新あらたに日立ひたち三菱みつびし水力すいりょく株式会社かぶしきがいしゃが誕生たんじょうすることを発表はっぴょう。
    • 9月8日にち：米べい子会社こがいしゃを通つうじて外部がいぶ記憶きおく装置そうち（ストレージ）事業じぎょう会社かいしゃの米べいブルーアークを買収ばいしゅうしたと発表はっぴょう[20]。
    • 10月5日にち：米べい子会社こがいしゃ日立ひたちデータシステムズ社しゃを通つうじて南みなみアフリカ共和きょうわ国こくのIT機器きき販売はんばい・サービス会社かいしゃショウデンデータシステムズ社しゃを買収ばいしゅうしたと発表はっぴょう[21]。
    • 10月17日にち：中国ちゅうごく国家こっか発展はってん改革かいかく委員いいん会かいの指導しどうのもと重慶たーちん市しと資源しげん循環じゅんかん・低てい炭素たんそ経済けいざい分野ぶんやにおける協力きょうりょくについて合意ごうい[22]。
  • 2012年ねん
    • 1月がつ23日にち：1956年ねんより続つづけてきたテレビの自社じしゃ生産せいさんを本年ほんねん9月がつ30日にち限かぎりで終了しゅうりょうする旨むねを公式こうしき発表はっぴょう（日立ひたちブランドのテレビ販売はんばい・開発かいはつは10月1日にち以降いこうも継続けいぞくされるものの、製造せいぞうは海外かいがいメーカーへ委託いたく）。
    • 4月がつ1日にち：日本にっぽんAEパワーシステムズの合弁ごうべん解消かいしょう[23]。
    • 11月29日にち：三菱重工業みつびしじゅうこうぎょうと、火力かりょく発電はつでんとその関連かんれん事業じぎょうを統合とうごうすることを発表はっぴょう[24]。その後ご2014年ねん2月がつ1日にちに三菱みつびし日立ひたちパワーシステムズ株式会社かぶしきがいしゃ（現在げんざい：三菱みつびしパワー株式会社かぶしきがいしゃ）が設立せつりつされた。
  • 2013年ねん
  • 2015年ねん
    • 2月がつ11日にち：日立ひたちの子会社こがいしゃである米べいHitachi Data Systemsが、ビッグデータ利り活用かつようを事業じぎょうとする米べいPentaho社しゃを買収ばいしゅう。
    • 2月がつ24日にち：イタリアのフィンメッカニカの鉄道てつどう事業じぎょうである「アンサルドブレーダ」、「アンサルドSTS」の買収ばいしゅうを基本きほん合意ごういしたと発表はっぴょう[26][27]。買収ばいしゅう額がくは約やく2,500億おく円えん[26][27]。
    • 9月15日にち：日本にっぽんの企業きぎょうとしては2社しゃ目めの企業きぎょう名めい型がたgTLD「.hitachi」の運用うんようを開始かいし[28]。
  • 2016年ねん
    • 4月がつ1日にち：日立ひたちメディコ（現在げんざい：日立ひたちヘルスケア・マニュファクチャリング）及および日立ひたちアロカメディカルの両社りょうしゃの製造せいぞう部門ぶもん以外いがいを会社かいしゃ分割ぶんかつにより継承けいしょう。
    • 5月がつ10日とおか：日立ひたち、米国べいこく日立ひたちデータシステムズ社しゃ、米国べいこく日立ひたちコンサルティング社しゃなどの出資しゅっしのもと、IoTプラットフォームLumada開発かいはつチームとなるHitachi Insight Groupが活動かつどう開始かいし。
    • 5月がつ10日とおか：IoTプラットフォームLumadaのサービス提供ていきょうを開始かいし。
    • 5月19日にち：日立物流ひたちぶつりゅうの保有ほゆう株式かぶしきの一部いちぶをSGホールディングスに譲渡じょうとし、連結れんけつから除外じょがい[29]。
    • 10月3日にち：金融きんゆうサービスを構成こうせいする日立ひたちキャピタルの保有ほゆう株式かぶしきの一部いちぶを三菱みつびしUFJフィナンシャル・グループなどに譲渡じょうとし、連結れんけつから除外じょがい[30]。
  • 2017年ねん
  • 2018年ねん
  • 2019年ねん
    • 4月がつ1日にち：4月がつ1日にち付づけで欧州おうしゅうの以下いかの鉄道てつどう部門ぶもん各かく子会社こがいしゃを商号しょうごう変更へんこう。
      • 日立ひたちレール・ヨーロッパ（Hitachi Rail Europe Ltd.）→日立ひたちレール・リミテッド（Hitachi Rail Ltd.）[39]
      • 日立ひたちレールイタリア（Hitachi Rail Italy S.p.A.）→日立ひたちレールS.p.A（Hitachi Rail S.p.A.）[40]
      • アンサルドSTS（Ansaldo STS S.p.A.）→日立ひたちレールSTS（Hitachi Rail STS S.p.A.）[41]
  • 2020年ねん
    • 4月がつ21日にち：昭和電工しょうわでんこうが、日立ひたち化成かせいへのTOB（株かぶ公開こうかい買かい付つけ）が成立せいりつしたと発表はっぴょう。日立ひたち化成かせいは4月がつ28日にち付づけで日立製作所ひたちせいさくしょの子会社こがいしゃでなくなり、昭和電工しょうわでんこうの傘下さんかに。
    • 12月16日にち：日立ひたちグローバルライフソリューションズの海外かいがい事業じぎょうの株式かぶしき60％をトルコのアルチェリクに譲渡じょうとすることで合意ごうい。2021年ねん春はるに日立ひたちグローバルライフソリューションズとアルチェリクの合弁ごうべん会社かいしゃ設立せつりつする予定よてい。
  • 2021年ねん
    • 3月31日にち：GlobalLogicを85億おくドル（約やく9180億おく円えん）で買収ばいしゅうすると発表はっぴょうした[42]。
    • 8月がつ4日にち：フランスのタレス・グループから鉄道てつどう信号しんごう部門ぶもん（en:Thales Rail Signalling Solutions）を16.6億おくユーロ（約やく2150億おく円えん）で買収ばいしゅうすると発表はっぴょう[43][44]。
  • 2022年ねん
  • 2023年ねん
    • 11月17日にち：日立ひたち・ファーストグループがパートナーシップ契約けいやくの締結ていけつを発表はっぴょう。英国えいこくの電動でんどうモビリティの普及ふきゅうを加速かそくするため蓄電池ちくでんちを調達ちょうたつする合弁ごうべん会社かいしゃを設立せつりつするほか、バスの充電じゅうでん残ざん量りょうなどを管理かんりするシステムを提供ていきょうする[51]。
    • 12月20日にち：2024年ねん1月がつ15日にちに生誕せいたん150周年しゅうねんを迎むかえる創業そうぎょう者しゃ小平こだいら浪なみ平たいらの精神せいしんを未来みらいの課題かだい解決かいけつへ繋つなげる「小平こだいら浪なみ平ひら生誕せいたん150周年しゅうねん記念きねんプロジェクト」を始動しどう[52]。
  • 2024年ねん
    • 4月がつ1日にち：日立製作所ひたちせいさくしょのヘルスケア事業じぎょう本部ほんぶを会社かいしゃ分割ぶんかつにより、日立ひたちハイテクに承継しょうけい[53]。ITプロダクツ部門ぶもんを「日立ひたちヴァンタラ」として分割ぶんかつ[54]。
    • 4月がつ1日にち：フランスのタレスの鉄道てつどう信号しんごう事業じぎょうを買収ばいしゅう完了かんりょう[55]。

事業じぎょう部門ぶもん

編集へんしゅう

デジタルシステム&サービス（日立ひたちヴァンタラ）、グリーンエナジー&モビリティ、コネクティブインダストリーズの事業じぎょう体制たいせいをとる。かつては、IT、エネルギー、インダストリー、モビリティ、ライフ、オートモティブシステム、金属きんぞく、その他たの8の部門ぶもんから構成こうせいされていた。 関連かんれん項目こうもく：日立ひたちグループ、Category:日立ひたちグループ。

ITセグメント

編集へんしゅう

「お客様きゃくさまとの協きょう創そうによる社会しゃかいイノベーション事業じぎょうへの貢献こうけん」を事業じぎょう方針ほうしんとして、システムインテグレーション、情報処理じょうほうしょり機器ききおよび通信つうしん機器ききなどの開発かいはつ（製造せいぞうからは撤退てったい[56]）を行おこなう。

情報じょうほう機器ききは、IBM互換ごかんの大型おおがた汎用はんよう機き（ハードはIBMが提供ていきょう）、PCサーバ・Unixサーバや擬似ぎじベクトル型がた[注釈ちゅうしゃく 3]スーパーコンピュータ（IBMと協業きょうぎょうのSRシリーズ）、産業さんぎょう用ようパソコン、ディスクアレイ装置そうちを手てがける。特とくに、IoTと連携れんけいするデータインフラストラクチャー需要じゅように対応たいおうし、ストレージとハイブリッドクラウドコンピューティング関連かんれん事業じぎょうを強化きょうかしている。オフィス用ようパソコンは、HP社しゃよりOEM提供ていきょうのフローラシリーズが2017年ねんに生産せいさん中止ちゅうしとなった。

通信つうしん機器ききは、富士通ふじつうやNEC、沖電気工業おきでんきこうぎょうとともに、いわゆる電電でんでんファミリーの一角いっかくとして、グループ企業きぎょうを含ふくめNTTグループに交換こうかん機きなどの通信つうしん機器ききを納入のうにゅうしているが、沖電気おきでんきと共ともに中堅ちゅうけんの地位ちいにある。金融きんゆう機関きかん向むけのATM製造せいぞうは、合弁ごうべんで2004年ねん10月がつに日立ひたちオムロンターミナルソリューションズを設立せつりつし分社ぶんしゃ化かされたが、オムロンの全ぜん株式かぶしきを取得しゅとくし、現げん社名しゃめいは日立ひたちチャネルソリューションズである。

日立ひたちソリューションズ、日立ひたちシステムズは、システムインテグレーターとして、情報じょうほうシステムの開発かいはつやアウトソーシングの受託じゅたくを行おこなう。3万まん2,140名めいの従業じゅうぎょう員いんを抱かかえる。関連かんれん企業きぎょうに日立ひたち国際こくさい電気でんきなど。

エネルギーセグメント

編集へんしゅう

発電はつでん機き、変圧へんあつ器きや電力でんりょく設備せつびを製造せいぞうするほか、国内こくないにおける3つの原子げんし炉ろ製造せいぞうメーカーの一ひとつであり、GEから技術ぎじゅつ導入どうにゅうした沸騰水ふっとうすい型がた原子げんし炉ろを東芝とうしばと共ともに東京電力とうきょうでんりょくを始はじめとする電力でんりょく各社かくしゃに納入のうにゅうしている。重じゅう電でんおよび交通こうつう関係かんけい者しゃの間あいだでは「紳士しんし（または殿様とのさま）の三菱重工みつびしじゅうこう」「商人しょうにん（または侍さむらい）の東芝とうしば」に対たいして「野武士のぶしの日立ひたち」として、それぞれ企業きぎょうとしてビジネスにおける意欲いよくや積極せっきょく性せいなどの社風しゃふうを物語ものがたるもので、日立ひたちが最もっとも積極せっきょく的てきな事ことを表あらわす[注釈ちゅうしゃく 4]。原子力げんしりょく発電はつでんについてはGEとの事業じぎょう統合とうごう（日立ひたちGEニュークリア・エナジーを設立せつりつ）を行おこなっている。

蒸気じょうきタービンや大型おおがたボイラーは、三菱重工業みつびしじゅうこうぎょうとの合弁ごうべん会社かいしゃであった三菱みつびし日立ひたちパワーシステムズ（現在げんざいは三菱重工業みつびしじゅうこうぎょうの完全かんぜん子会社こがいしゃの三菱みつびしパワー）に、その後ご三菱重工業みつびしじゅうこうぎょうに移管いかんされた。

2012年ねんに富士重工業ふじじゅうこうぎょう（現在げんざい：SUBARU）から風力ふうりょく発電はつでん機き事業じぎょうを買収ばいしゅうし、主おもに陸上りくじょうに設置せっちする出力しゅつりょく2000kWと、洋上ようじょう向むけの5000kWの2種類しゅるいの風力ふうりょく発電はつでん機きを開発かいはつ・生産せいさんしているが、すでに新規しんきの受注じゅちゅう活動かつどうを停止ていししており、契約けいやく済ずみの製品せいひんの生産せいさんが終おわり次第しだい、埠頭ふとう工場こうじょう（茨城いばらき県けん日立ひたち市し）での風力ふうりょく発電はつでん機きの生産せいさんを止とめる見通みとおしで、風力ふうりょく発電はつでん機きの生産せいさんから撤退てったいすることになった。今後こんごは子会社こがいしゃが提携ていけいする独どくメーカーの風力ふうりょく発電はつでん機きの販売はんばいと、保守ほしゅや運転うんてん支援しえんなどのサービス事業じぎょうに軸じく足あしを移うつす[57]。

2020年ねん7月がつ、スイスの大手おおて電機でんきメーカーABBのパワーグリッド部門ぶもんを買収ばいしゅうし日立ひたちABBパワーグリッド（現在げんざい：日立ひたちエナジー）を設立せつりつ。買収ばいしゅう金額きんがくは68億おく5000万まん米あめりかドル（約やく7400億おく円えん）[58]。ABBのパワーグリッド事業じぎょうが世界せかい首位しゅいの規模きぼであったことから、この買収ばいしゅうにより、日立ひたちの送配そうはい電でん事業じぎょうは世界せかい首位しゅいの規模きぼとなっている。

インダストリーセグメント

編集へんしゅう

主おもな製品せいひん・サービスとして産業さんぎょう・流通りゅうつうソリューション、水みずソリューションを扱あつかう。子会社こがいしゃの日立ひたちインダストリアルプロダクツにて、産業さんぎょう用よう機器ききを扱あつかっている。

モビリティセグメント

編集へんしゅう

ビルシステムおよび鉄道てつどうシステムを扱あつかう。

ビルシステム

編集へんしゅう
 
グローバルナンバーワンを目指めざして建設けんせつされたG1TOWER

昇降しょうこう機き（エレベーターやエスカレーター：関連かんれん会社かいしゃの日立ひたちビルシステムを扱あつかう。2014年ねんに開発かいはつ部署ぶしょと海外かいがい市場いちばを除のぞき全面ぜんめん移管いかん）2010年ねんには茨城いばらき県けんひたちなか市しに世界一せかいいちの高たかさ213.5メートルのエレベータ研究けんきゅう塔とう「G1TOWER」を建設けんせつした。エレベーターの国内こくないシェアは2位い。なお、海外かいがい市場いちばが日立ひたち本体ほんたいに残のこされたため、日立ひたち本体ほんたいも日本にっぽんエレベーター協会きょうかいの会員かいいんである。

鉄道てつどうシステム

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鉄道てつどう車両しゃりょうや、これに搭載とうさいされる電気でんき機器きき、送電そうでん設備せつび、座席ざせき予約よやく・発券はっけんシステム、信号しんごう・中央ちゅうおう指令しれいなどの運行うんこう管理かんりシステムまで、鉄道てつどうに関かかわるもの全すべてを作つくることができる世界せかいで唯一ゆいいつの会社かいしゃとされる[要よう出典しゅってん]。山口やまぐち県けん下松しもまつ市しの笠かさ戸ど事業じぎょう所しょでは鉄道てつどう車両しゃりょうの生産せいさんを行おこない、特とくに新幹線しんかんせん車両しゃりょうについては、国鉄こくてつからJR化か後ごにかけて、E3系けいを除のぞく全すべての営業えいぎょう車両しゃりょうの受注じゅちゅう製造せいぞう実績じっせきを持もつ。かつては水戸みと工場こうじょうでも電気でんき機関きかん車しゃ生産せいさんしていたが撤退てったいしており、現在げんざいでは電気でんき機器ききの生産せいさんのみを行おこなっている。

国鉄こくてつ時代じだいから導入どうにゅうし、JR全社ぜんしゃで使用しようしている座席ざせき予約よやく・発券はっけんシステム「マルス（MARS）」は日立製作所ひたちせいさくしょの製品せいひんである。

英国えいこくに本部ほんぶがあり、日立製作所ひたちせいさくしょグループの鉄道てつどう車両しゃりょう組くみ立たて工場こうじょうである、ダラム州しゅうのニュートン・エイクリフ工場こうじょうがある。

1978年ねんに山口やまぐち百恵ももえが国鉄こくてつキャンペーンソング『いい日び旅立たびだち』をリリースする際さい、国鉄こくてつの券売けんばい機きシステムを使用しようしていた日本旅行にほんりょこうとともに、国鉄こくてつの車両しゃりょうを製造せいぞうしていた日立製作所ひたちせいさくしょがスポンサーになった。タイトルは両社りょうしゃの社名しゃめいにちなみ、「いい日にち旅たび立たち」「いい日ひ旅たび立だてち」と社名しゃめいを忍しのばせている[59][60][61]。

鉄道てつどう車両しゃりょう製造せいぞう事業じぎょうの詳細しょうさいについては「日立製作所ひたちせいさくしょ笠かさ戸ど事業じぎょう所しょ」を参照さんしょう

ライフセグメント

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半導体はんどうたい製造せいぞう装置そうち、医療いりょう機器ききなどのヘルスケア事業じぎょう、家電かでんなどの生活せいかつ・エコシステム事業じぎょうを扱あつかう。

半導体はんどうたい製造せいぞう装置そうち

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子会社こがいしゃの日立ひたちハイテクがグループの半導体はんどうたい製造せいぞう装置そうち事業じぎょうを担になう。

ヘルスケア

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2016年ねんに製造せいぞう部門ぶもん以外いがいを本体ほんたいが継承けいしょうした旧きゅう日立ひたちヘルスケア・マニュファクチャリングは、渋谷しぶやレントゲン製作所せいさくしょ、大阪おおさかレントゲン製作所せいさくしょなどの買収ばいしゅうを通つうじて成長せいちょうした総合そうごうメーカーで、キヤノンメディカルシステムズや島津製作所しまづせいさくしょと競合きょうごうする。日製産業にっせいさんぎょうが改称かいしょうした日立ひたちハイテクは、販売はんばい・営業えいぎょうを扱あつかう商社しょうしゃとして機能きのうしているだけでなく、自身じしんも電子でんし部品ぶひん・半導体はんどうたいの製造せいぞう装置そうちを製造せいぞうしている。

生活せいかつ・エコシステム

編集へんしゅう

冷蔵庫れいぞうこ、洗濯せんたく機きなどの白しろ物ぶつ家電かでんや空調くうちょうシステム製品せいひん、LED照明しょうめい、住宅じゅうたく用よう太陽光たいようこう発電はつでんシステムなどの環境かんきょうビジネス製品せいひんを扱あつかう。

2019年ねん4月がつ1日にちに冷蔵庫れいぞうこ、洗濯せんたく機きなどの家電かでん製品せいひん（白しろ物ぶつ家電かでん）の製造せいぞう・販売はんばいを手掛てがける日立ひたちアプライアンス・美容びよう系けい家電かでんやシェーバーなどの販売はんばいを手掛てがける日立ひたちコンシューマ・マーケティングが合併がっぺいし、日立ひたちグローバルライフソリューションズが発足ほっそくした。2020年ねん12月16日にちには、日立ひたちグローバルライフソリューションズの海外かいがい事業じぎょうの株式かぶしき60％をトルコのアルチェリクに譲渡じょうとすることで合意ごうい。2021年ねん春はるに日立ひたちグローバルライフソリューションズとアルチェリクの合弁ごうべん会社かいしゃを設立せつりつする予定よてい[62]。

なお、日立ひたちコンシューマ・マーケティングが取とり扱あつかっていたWoooブランドのテレビの国内こくない販売はんばいは2018年ねん10月がつをもって終了しゅうりょうし、地域ちいき家電かでん店てん日立ひたちチェーンストールではソニーの薄型うすがたテレビ「BRAVIA」が販売はんばいされている[63]。

ルームエアコンなどの空調くうちょう機器ききは日立ひたちジョンソンコントロールズ空調くうちょうにて生産せいさんされている。

2016年ねん3月がつ期き現在げんざい、売上うりあげ高だかに占しめる比率ひりつは6%、1万まん1997名めいの従業じゅうぎょう員いんを抱かかえる。

オートモティブシステムセグメント

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自動車じどうしゃ部品ぶひん

編集へんしゅう

オートモーティブシステム分野ぶんやでは、歴史れきし的てきな経緯けいい（日産にっさんコンツェルン）において日産自動車にっさんじどうしゃと関係かんけいが深ふかく、日産にっさん系けいの有力ゆうりょく部品ぶひんメーカーであるユニシアジェックスを子会社こがいしゃ化かした後のち、同社どうしゃのオートモーティブグループへ統合とうごうしたり（現在げんざいは同どうグループ傘下さんかのJECSとして再さい分社ぶんしゃ化か）、従来じゅうらいから日立ひたちグループの企業きぎょうであったトキコを、オートモーティブグループへ統合とうごうするなど、日産にっさんと組くんで系列けいれつ自動車じどうしゃ部品ぶひんメーカーの子会社こがいしゃ化かや事業じぎょう統合とうごうを進すすめている。2021年ねん、日立ひたちオートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業にっしんこうぎょうが経営けいえい統合とうごうし日立ひたちAstemoとなった。日立ひたちは株式かぶしきの40%を保有ほゆう。

同社どうしゃの自動車じどうしゃ用よう電子でんし制御せいぎょ技術ぎじゅつは実績じっせきがあり、スカイラインGT-Rの4WDシステム（ATTESA E-TS）やアウディのクワトロシステム、マーチやティーダ、マツダ・デミオなどのe-4WDシステムなども、同社どうしゃの製品せいひんである。

売上うりあげ高だかに占しめる比率ひりつは9%、3万まん594名めいの従業じゅうぎょう員いんを抱かかえる。

その他た

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コンサルティング事業じぎょう

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コンサルティング事業じぎょうの集約しゅうやくを行おこない、日立ひたちコンサルティングを設立せつりつした。日立ひたちグループ以外いがいでも、IBMのPwCC買収ばいしゅう（日本にっぽんではIBMビジネスコンサルティングサービス設立せつりつ）、NECのアビームコンサルティング、富士通ふじつうの富士通ふじつう総研そうけんなど、電機でんきメーカーがコンサルティング事業じぎょうを集約しゅうやくする動うごきが活発かっぱつ化かしている。

アビームコンサルティング、アクセンチュアに続つづいて日本にっぽん国内こくない3番目ばんめにSAP認定にんていコンサルタントの資格しかく保有ほゆう者しゃ数すうが多おおい。[64]

中央ちゅうおう研究所けんきゅうじょ

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日立製作所ひたちせいさくしょ中央ちゅうおう研究所けんきゅうじょは、東京とうきょう都と国分寺こくぶんじ市し東ひがし恋ヶ窪こいがくぼに所在しょざいする。1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）4月がつ[65]、小平こだいら浪なみ平ひらたにより創立そうりつ。茨城いばらき県けん日立ひたち市しの日立製作所ひたちせいさくしょでは工業こうぎょうに直結ちょっけつした研究けんきゅうを行おこなってきたが、未来みらいを見据みすえた基礎きそ研究けんきゅうを行おこなう研究所けんきゅうじょとして新設しんせつされた[65]。用地ようちの選定せんていには苦労くろうがあったが、都心としんに近ちかくかつ閑静かんせいな場所ばしょとして国分寺こくぶんじが選えらばれ、当時とうじはまだ人家じんかもまばらであった武蔵野むさしのの森もりの中なかに中央ちゅうおう研究所けんきゅうじょが開所かいしょした[65]。

日本にっぽん国内こくないに3箇所かしょある日立製作所ひたちせいさくしょの研究所けんきゅうじょでは最大さいだい規模きぼで[66]、約やく900人にんの研究けんきゅう者しゃが幅広はばひろい分野ぶんやの研究けんきゅうを行おこなっている[66]。2019年ねん4月がつ11日にちには、中央ちゅうおう研究所けんきゅうじょ内ないに新あらたな研究けんきゅう施設しせつ「協きょう創そうの森もり」を開設かいせつし、国際こくさい会議かいぎ場じょう「日立ひたち馬場ばば記念きねんホール」も設置せっち[66]。産官学さんかんがく連携れんけいなどを通とおして外部がいぶに開ひらかれた場所ばしょとする方針ほうしんを示しめした[66]。

1970年代ねんだいには厳密げんみつに評価ひょうかを数値すうち化かしたため研究けんきゅう業績ぎょうせきが落おちた。そのため現在げんざいでは研究けんきゅう開発かいはつテーマの評価ひょうか手法しゅほうとしてポートフォリオ・メソッドを使つかっている。[要よう出典しゅってん]

情報じょうほう、エレクトロニクス、ライフサイエンスの3分野ぶんやが柱はしらである。主おもな業績ぎょうせきとしては、初はつの国産こくさん大型おおがた計算けいさん機き「HITAC 5020」（1964年ねん）、世界せかい初はつの個体こたい撮像さつぞう素子そし（1978年ねん）、64キロビットDRAM（1980年ねん）、電子でんし線せんホログラフィー技術ぎじゅつ、スーパーコンピュータ「HITAC S-810」（1982年ねん）、超ちょう伝導でんどうトランジスタ（1986年ねん）、DNA高速こうそく解析かいせき技術ぎじゅつ（神原かみはら秀記ひできら、1993年ねん）、垂直すいちょく磁気じき記録きろく方式ほうしき（2000年ねん）、指ゆび静脈じょうみゃく認証にんしょう技術ぎじゅつ（2000年ねん - ）などの開発かいはつである。

日立製作所ひたちせいさくしょにおけるモーター事業じぎょう

編集へんしゅう

日立ひたち鉱山こうざんで使つかう電動でんどう機き（電動でんどうモーター）の修理しゅうり事業じぎょうが同社どうしゃの源流げんりゅうとなったためか、モーター事業じぎょうは同業どうぎょうの東芝とうしばや三菱電機みつびしでんきと肩かたを並ならべるブランドの一ひとつとなっていた。そのため、同社どうしゃの異名いみょうとして「モートル（モーター）の日立ひたち」とも呼よばれ、多おおくの技術ぎじゅつ者しゃや電器でんき店てんに浸透しんとうしていた。

モーターは現在げんざい、日立ひたちインダストリアルプロダクツ、日立ひたち産さん機きシステムなどの子会社こがいしゃが生産せいさんしている。

撤退てったい・縮小しゅくしょうした事業じぎょう

編集へんしゅう

金融きんゆうサービス

編集へんしゅう

日立ひたちキャピタル、日立ひたち保険ほけんサービスを通つうじて、自社じしゃ製品せいひんを利用りようしたリース事業じぎょうや、住宅じゅうたくローン、自動車じどうしゃローン、クレジットカード事業じぎょうを営いとなんでいた。売上うりあげ高だかに占しめる比率ひりつは3%、4685名めいの従業じゅうぎょう員いんを抱かかえていた。2016年ねん10月がつに、三菱みつびしUFJフィナンシャル・グループが株式かぶしきの23.1%を、三菱みつびしUFJリースが株式かぶしきの4.20%（いずれも議決ぎけつ権けん所有しょゆう割合わりあい）を、それぞれ日立製作所ひたちせいさくしょから取得しゅとくした。これにより日立製作所ひたちせいさくしょの子会社こがいしゃではなくなり、同社どうしゃ及および三菱みつびしUFJフィナンシャル・グループの持分もちぶん法ほう適用てきよう関連かんれん会社かいしゃとなった。

物流ぶつりゅうサービス

編集へんしゅう

日立物流ひたちぶつりゅうは、システム物流ぶつりゅう・国際こくさい物流ぶつりゅうの両りょう分野ぶんやにおいて業績ぎょうせきを伸のばしていた。海外かいがいの販売はんばい子会社こがいしゃは営業えいぎょう拠点きょてんを拡大かくだいしており、日立ひたちグループの売上うりあげ高だかに占しめる海外かいがい部門ぶもんの比率ひりつは毎年まいとし増加ぞうかしていた。売上うりあげ高だかに占しめる比率ひりつは9%、3万まん4700名めいの従業じゅうぎょう員いんを抱かかえていた。2016年ねん3月がつ、SGホールディングス及および佐川急便さがわきゅうびんと資本しほん業務ぎょうむ提携ていけい契約けいやくを締結ていけつ。5月に親会社おやがいしゃであった日立製作所ひたちせいさくしょがSGホールディングスに株式かぶしきを譲渡じょうとし、両社りょうしゃの持分もちぶん法ほう適用てきよう関連かんれん会社かいしゃとなった。

コンポーネント・デバイスなど

編集へんしゅう

2012年ねん3月がつ期きまで、ハードディスクドライブ（HDD）、液晶えきしょうディスプレイ、情報じょうほう記録きろく媒体ばいたい、電池でんちなどの事業じぎょうをコンポーネント・デバイスとして区分くぶんしていたが、HDD事業じぎょう・液晶えきしょうディスプレイ事業じぎょうの売却ばいきゃくにより、2012年ねん4月がつから当とう区分くぶんは廃止はいしされた。

IBMのHDD事業じぎょうを買収ばいしゅうした「日立ひたちグローバルストレージテクノロジーズ」は全ぜん世界せかい的てきに高たかいシェアを有ゆうしていたが、発足ほっそく当初とうしょは営業えいぎょう赤字あかじが続つづき、再建さいけんが急務きゅうむとなっていた。その後ご業績ぎょうせきは持もち直なおしたものの、2012年ねん3月がつ、同社どうしゃをWestern Digitalに売却ばいきゃく。社名しゃめいもHGSTに変更へんこうされた。

液晶えきしょうディスプレイ事業じぎょうは液晶えきしょうテレビ向むけの大型おおがた液晶えきしょうから撤退てったいし、日立ひたちディスプレイズにより携帯けいたい電話でんわやアミューズメントを中心ちゅうしんとする中小ちゅうしょう型がた液晶えきしょうに特とく化かして製造せいぞうを続つづけていた。しかし2012年ねん4月がつ、ソニー・東芝とうしばと中小ちゅうしょう型がたディスプレイ事業じぎょうを経営けいえい統合とうごう。産業さんぎょう革新かくしん機構きこうが大だい株主かぶぬしとなるジャパンディスプレイの傘下さんかに入はいった（2013年ねん4月がつに旧きゅう日立ひたちディスプレイズはジャパンディスプレイに合併がっぺい）。

プラズマディスプレイ事業じぎょうについては、富士通ふじつうと共同きょうどう出資しゅっしした富士通ふじつう日立ひたちプラズマディスプレイに移管いかんしソニーや三洋電機さんようでんきへもパネルを供給きょうきゅうしていた。2005年ねん2月がつ、プラズマディスプレイの開発かいはつ面めんにおいて松下電器まつしたでんき（現在げんざい：パナソニック）と提携ていけいすることを発表はっぴょうした。部品ぶひん関連かんれんの共同きょうどう開発かいはつや原材料げんざいりょうの共同きょうどう調達ちょうたつ、並ならびに特許とっきょ管理かんり会社かいしゃを松下まつしたと合弁ごうべんで設立せつりつする計画けいかくであった。同社どうしゃは2008年ねん4月がつ1日にち付づけで「日立ひたちプラズマディスプレイ」に商号しょうごう変更へんこうしてプラズマディスプレイパネルを生産せいさんしていたが、2009年度ねんどからはプラズマパネルの生産せいさんから撤退てったいし、日立ひたちは回路かいろの生産せいさんとテレビセットの組くみ立たてのみを行おこなっていた。

半導体はんどうたい
編集へんしゅう

かつては半導体はんどうたいメーカーとしても知しられて、一時いちじはDRAM・組くみ込こみプロセッサの世界せかい最大手さいおおてメーカーでもあった。21世紀せいきに入はいると、半導体はんどうたいメモリの事業じぎょうは日本電気にほんでんきとの合弁ごうべんであるエルピーダ（現在げんざい：マイクロンメモリジャパン）に、システムLSIの事業じぎょうは三菱電機みつびしでんきとの合弁ごうべんであるルネサステクノロジに移管いかんした。なお、ルネサステクノロジは2005年ねんの売上うりあげ高だかでは全ぜん世界せかい7位いに位置いちし、2010年ねんにNECエレクトロニクスと合併がっぺいしたことでルネサスエレクトロニクスとなった。

パワー半導体はんどうたいの事業じぎょうはグループ会社かいしゃの日立ひたちパワーデバイスが行おこなっている。

デジタルメディア・民生みんせい機器きき

編集へんしゅう

2014年ねん4月がつ1日にちより生活せいかつ・エコシステムに変更へんこうされ当とう区分くぶんは廃止はいしされた。当とう区分くぶんに含ふくまれていた日立ひたちエルジーデータストレージ、日立ひたちコンシューマエレクトロニクス、日立ひたちメディアエレクトロニクスは「その他た（物流ぶつりゅう・サービス他た）」に区分くぶんされた。

2014年ねん3月がつまで子会社こがいしゃであった日立ひたちマクセル（現在げんざい：マクセル）は、カセットテープ、MD、DVD-Rなどの磁気じきディスクや光ひかりディスク記録きろく媒体ばいたいも手てがけ、自社じしゃブランドのみならずOEM販売はんばいも行おこなっていたが、現在げんざいでは光ひかりディスクの自社じしゃ生産せいさんからの撤退てったいと生産せいさん委託いたくをし「maxell」ブランドで販売はんばいのみ行いっている。

携帯けいたい電話でんわはDDIセルラーグループにHP-401、IDOにD317（DDIセルラーの「HD-40H」と同等どうとう）を供給きょうきゅうして以来いらい、KDDI/沖縄おきなわセルラー電話でんわのauブランドのみに供給きょうきゅうしていた。開発かいはつ・設計せっけいについてはカシオ計算機かしおけいさんきと合弁ごうべん会社かいしゃカシオ日立ひたちモバイルコミュニケーションズ（後のちにNECモバイルコミュニケーションズへの改称かいしょうを経へて親会社おやがいしゃのNEC本体ほんたいへ吸収きゅうしゅうされた）を設立せつりつし、事業じぎょうを移管いかんした。統合とうごう後ごのソフトウェアの設計せっけいはカシオ製品せいひんを継承けいしょうしたが、製造せいぞう・販売はんばいは日立製作所ひたちせいさくしょで行おこなわれていた（2009年ねん夏なつモデルの「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」（HIY01）より日立ひたちコンシューマエレクトロニクスが製造せいぞう・販売はんばいしていたが、2010年ねん夏なつモデルの「beskey」（HIY02）を以って完全かんぜん撤退てったい）。なお、国際電気こくさいでんき（現在げんざい：日立ひたち国際こくさい電気でんき）はNTTドコモ向むけに供給きょうきゅうしたことがある。PHSはNTTパーソナル・アステルグループに供給きょうきゅうしていた。

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    au W32H 携帯けいたい電話でんわ
  •  
    au PENCK（W31H） 携帯けいたい電話でんわ

建設けんせつ機械きかい

編集へんしゅう

日立建機ひたちけんきの約やく51％を保有ほゆうする株式かぶしき26%分ぶんについて、伊藤忠商事いとうちゅうしょうじ・日本にっぽん産業さんぎょうパートナーズが共同きょうどう出資しゅっしするHCJIホールディングスに売却ばいきゃくした。連結れんけつ子会社こがいしゃから外はずれて持分もちぶん法ほう適用てきよう関連かんれん会社かいしゃとなる[46]。

金属きんぞく

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日立金属ひたちきんぞく（現在げんざい：プロテリアル）を2023年ねんに売却ばいきゃく。

主おもな製品せいひんブランド

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現行げんこう製品せいひん

編集へんしゅう

2019年ねん4月がつの日立ひたちアプライアンス・日立ひたちコンシューマ･マーケティングの合併がっぺいに伴ともない、日立ひたちジョンソンコントロール空調くうちょうが製造せいぞうする「白しろくまくん」以外いがいの個人こじん向むけ家電かでんは全すべて日立ひたちグローバルライフソリューションズの扱あつかいとなった。家電かでん製品せいひんについては、同社どうしゃの項目こうもくを参照さんしょうのこと。

  • FLORA（コーポレート向むけパソコン）
    かつてはコンシューマ向むけも含ふくむすべてのパソコンのシリーズ名めいであったが撤退てったい。
  • BladeSymphony（ブレードシンフォニー）（統合とうごうサービスプラットフォーム）
  • HA8000（PCサーバ）
  • SANRISE（サンライズ）（大型おおがたストレージ）
  • JP1（ジェイピーワン）（統合とうごうシステム運用うんよう管理かんり）
  • Cosminexus（コズミネクサス）（統合とうごうシステム構築こうちく基盤きばん）
  • HiRDB（ハイアールデービー）（リレーショナルデータベース管理かんりシステム）
  • Entier（エンティア）（組くみ込こみリレーショナルデータベース管理かんりシステム）
  • Groupmax（グループマックス）（グループウェア）
  • 企業きぎょう間あいだビジネスメディアサービスTWX-21（企業きぎょう間あいだEC ASPサービス）
  • キメクル（携帯けいたい電話でんわ待まち受うけアプリ・情報じょうほう配信はいしんサービス）
  • GEMPLANET/WEBSKY（ジェムプラネット/ウェブスカイ）（生産せいさん管理かんりパッケージ）
  • A-train（エートレイン）（アルミニウムダブルスキン構体の鉄道てつどう車両しゃりょう）
  • チリコン（肩掛かたかけ式しきクリーナー）

生産せいさん終了しゅうりょう

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ALISプラズマテレビ
  • 野菜やさい中心ちゅうしん蔵ぞう、冷凍れいとう鮮科、Theプロフリーザ（冷蔵庫れいぞうこ）
  • トップレディ、ICピッタリバック （冷蔵庫れいぞうこ）
  • 青空あおぞらからまん棒ぼう、静御前しずかごぜん（洗濯せんたく機き）
  • 栄養えいよういきいき真空しんくうチルドV（冷蔵庫れいぞうこ）
  • フロストリサイクル冷却れいきゃく ビッグ&スリム60（冷蔵庫れいぞうこ）
    「栄養えいよういきいき真空しんくうチルドV」と「ビッグ&スリム60」計けい9機種きしゅは2009年ねん4月がつ20日はつか、省しょうエネ製品せいひんとして売うっていながら、実際じっさいにはその素材そざいをほとんど使つかっていなかったとして景品けいひん表示法ひょうじほう違反いはんで排除はいじょ命令めいれいが出だされた。また省しょうエネルギーセンターの省しょうエネ大賞たいしょう授与じゅよも取とり消けされた。以降いこう、次じモデルとなる「フロストリサイクル冷却れいきゃく 真空しんくうチルドS」の発売はつばいまで冷蔵庫れいぞうこのテレビ広告こうこくは放映ほうえいされなかった。
  • フロストリサイクル冷却れいきゃく 真空しんくうチルドS（冷蔵庫れいぞうこ）
  • フロストリサイクル冷却れいきゃく 真空しんくうチルドWワイド（冷蔵庫れいぞうこ）
  • インテリジェント真空しんくう保存ほぞん 真空しんくうチルドi（冷蔵庫れいぞうこ）
  • スリープ保存ほぞん 真空しんくうチルドSL（冷蔵庫れいぞうこ）
  • 真空しんくうチルドFS（冷蔵庫れいぞうこ）
  • ククレット （オーブン電子でんしレンジ）
  • ゴミパック（紙かみパック式しきクリーナー）
  • 手てモコン（紙かみパック式しきクリーナー）
  • かるワザ（紙かみパック式しきクリーナー）
  • ロボットサイクロン（サイクロン式しきクリーナー）
  • ロボットパック（紙かみパック式しきクリーナー）
  • チリコンポット（業務ぎょうむ用ようクリーナー）
  • 洗あらっとくわ、きらきら生活せいかつ（食器洗しょっきあらい乾燥かんそう機き）
  • 湿気しっけ番ばん（小型こがた除じょ湿しめ機き）
  • ROTARY GLANZ（ロータリーグランゼット）（シェーバー）
  • キドカラー、ポンパ、ONLINE、サテラ、革命かくめい児じ、Nextage、ガゼット（カラーテレビ）
  • マスタックス、テープナビ（ビデオデッキ）、ピッコロ（CCDカラーカメラ）
  • Wooo（プラズマテレビ・液晶えきしょうテレビ・DVDレコーダー・BD/DVD/HDDビデオカメラ）
    デジタルビデオカメラは系列けいれつの日立ひたちリビングサプライでも発売はつばいされた。日立ひたちリビングサプライは日立ひたち本体ほんたいが販売はんばい・製造せいぞうしていなかったデジタルカメラも販売はんばいされていた。
  • Lo-D（ローディ、オーディオ機器きき）
  • パディスコ（ラジオカセットレコーダー）
  • ベーシックマスター、S1（パーソナルコンピュータ）
  • ワードパル、With Me（ワープロ専用せんよう機き）
    With Meはワープロとしては珍めずらしい、プリンタを分離ぶんりしたものだった（一部いちぶにプリンタ一いち体型たいけいの機種きしゅも存在そんざいする）。
  • ペルソナ（ハンドヘルドPC）
    かつてはマスタックスのやや小ちいさなVHSデッキのサブネームでもあった。
  • Prius（コンシューマ向むけパソコン）
    かつてはFLORAの中なかのシリーズ名めいだった。
  • はなれワザ（Hi8ビデオカメラ）
    文字通もじどおり、カメラモジュールを離はなして自由じゆうなアングルで撮影さつえいすることができた。
    それ以前いぜんに発売はつばいされていたVHS-Cビデオカメラは「マスタックスムービー」と名付なづけられていた。ビデオレコーダーとしては1982年ねん8月がつ1日にちに「マスタックスミニ」VT-M1を発売はつばい[67]。のちに8ミリビデオに転向てんこうしたが、「はなれワザ」以外いがいの8ミリの機種きしゅには特とくにブランド名めいは付つけられていなかった。
  • クリスタレーン（規格きかく型がた透明とうめいエスカレーター[68]）
  • エスカレーン（規格きかく型がた非ひ透明とうめいエスカレーター）
  • 日立ひたちマジックワンド
    ハンディー型がた電気でんきマッサージ器きであるが欧米おうべいでは性せい具ぐとしても販売はんばいされていた。現在げんざいでは「Magic Wand」として販売はんばいされている。
  • サンライン・ハイホワイト・ハイルミック・きらりUV（直じき管かん・環たまき形がた蛍光けいこう灯とう）
  • ナイスボールV（電球でんきゅう形がた蛍光けいこう灯とう）

広告こうこく

編集へんしゅう
 
日立ひたちの樹き（ハワイ・オアフ島とう、モンキーポッド）
 
通天閣つうてんかく

グループCM「日立ひたちの樹き」に用もちいられている「この木きなんの木き」で始はじまる曲きょくは、伊藤いとうアキラ作詞さくし・小林こばやし亜あ星ぼし作曲さっきょくによるものであり、実際じっさいにアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくハワイ州しゅうのオアフ島とうに存在そんざいし、観光かんこう名所めいしょとなっている。また以前いぜんは日立製作所ひたちせいさくしょの携帯けいたい電話でんわには必かならず「日立ひたちの樹き」が着信ちゃくしんメロディとして入はいっていたが、C451H（au）で一旦いったん取とりやめた。しかし、W41H以降いこう「日立ひたちの樹き」の着信ちゃくしんメロディが復活ふっかつしている。

短期間たんきかん（1960年代ねんだい後半こうはんごろ）だが、日立ひたち一いち社しゃ提供ていきょう番組ばんぐみでは「日立ひたちのうた-H.I.T.A.C.H.I. 日立ひたち」（作詞さくし・作曲さっきょく：越部こしべ信義しんぎ、歌うた：ダーク・ダックス）が使つかわれていた。（なお、CMでは1968年ねんまでこの曲きょくのインスト版ばんが使つかわれた）

大阪おおさか市しでは1957年ねん7月がつより通天閣つうてんかくの巨大きょだいネオンサインを掲出けいしゅつしており[注釈ちゅうしゃく 5]、2011年ねん7月がつ1日にちから約やく4か月げつ間あいだ、ネオン管かんの大だい部分ぶぶんをLEDに取とり替かえることで消費しょうひ電力でんりょく量りょうを従来じゅうらいに比くらべ約やく半分はんぶんに削減さくげんするリニューアル工事こうじを実施じっしした（新あたらしいネオンは2023年ねん9月がつに点灯てんとう）。

ちなみに通天閣つうてんかくのエレベーターは完成かんせい当時とうじ日立ひたち製せいではなかったが[69]、2001年ねんに日立ひたち製せいに取とり替かえられており、頂上ちょうじょうに取とり付つけられているネオンサインに翌日よくじつの天気てんきを表示ひょうじするシステムも日立ひたち製せいである。通天閣つうてんかくでは毎日まいにち正午しょうごに楽曲がっきょく「日立ひたちの樹き」が流ながされる。

2014年ねん1月がつには「グローバルブランドキャンペーン日立ひたちグループ元旦がんたん広告こうこく」にトンプソン・アイミを起用きようした。

日立ひたち社しゃ標しるべ（日立ひたちマーク）

編集へんしゅう

日立ひたち社しゃ標しるべ（日立ひたちマーク、亀かめの甲こうマーク[注釈ちゅうしゃく 6]は、「日ひ」「立だて」のモノグラム社やしろ章あきら、小平こだいら浪なみ平へいが考案こうあんしたもの[70][71]）であり、家庭かてい用ようの日立ひたちグループ製品せいひんでは1968年ねんから1991年ねん上半期かみはんきに発売はつばいされたものまでは「HITACHI」ロゴタイプの左側ひだりがわに日立ひたち社しゃ章しょうを併記へいきしてあるロゴマークを使用しようしていたが（1970年代ねんだいまでは「日立ひたち」ロゴと組くみ合あわされたものもあった。日本にっぽん国内こくないの鉄道てつどう車両しゃりょうの車内しゃない銘板めいばんでは1980年代ねんだい前半ぜんはんまで日立ひたちマークと漢字かんじで「日立ひたち」と書かかれたものもあったほか、産業さんぎょう用ようの製品せいひんでは筐体きょうたいに日立ひたちマークのみを刻印こくいんしたものもあった）、1991年ねん下半期しもはんき以降いこうの製品せいひんは現行げんこうの「HITACHI」ロゴ単独たんどく表示ひょうじのものに変更へんこうされており[72]、一部いちぶ製品せいひんラベルなどを除のぞき日立ひたち社しゃ章あきらは製品せいひん自体じたいでは見みられなくなった。エレベータや建設けんせつ機械きかいなど産業さんぎょう用よう機器ききについても、日立ひたち社しゃ章あきらは見みられなくなった。

広告こうこく活動かつどうでは2000年ねんからの「Inspire the Next」と入いれ替かわる形かたちで使用しようを取とりやめ、通天閣つうてんかくなどの広告こうこくからも取とり外はずされた。同時どうじに日立ひたちグループ各社かくしゃと日立ひたち社しゃ標しるべの使用しよう許諾きょだく契約けいやくを結むすんでグループ各社かくしゃから使用しよう料りょうを徴収ちょうしゅうすることとしたため、グループ各社かくしゃからも日立ひたち社しゃ章あきらは消きえつつある[要よう出典しゅってん]。しかし現在げんざいでも日立ひたちグループ各社かくしゃ（ただし「日立ひたち」を冠かんしたグループ各社かくしゃ）の社やしろ章あきらであり、使用しようを継続けいぞくしている[注釈ちゅうしゃく 7][73][74][75][76][70]。また、日立製作所ひたちせいさくしょやグループ各社かくしゃのスポーツチームでは、ユニフォームや帽子ぼうしに日立ひたちマークがあしらわれていることもある。

なお、現在げんざいの「Inspire the Next」の表記ひょうきは広告こうこく活動かつどうのみならず、日立ひたち製品せいひんの梱包こんぽう箱ばこや取扱とりあつかい説明せつめい書しょまで広範囲こうはんいに用もちいられている。

嘗かつて、日立ひたちグループ各社かくしゃや日立ひたち製品せいひんのロゴタイプとして「ナショ文字もじ」のような独自どくじの書体しょたい「日立ひたち文字もじ」なるものが存在そんざいした[注釈ちゅうしゃく 8]。

  •  
    日立ひたち社しゃ標しるべ
  •  
    社しゃ標しるべとロゴの組くみ合あわせ。1968年ねんから1991年ねん前半ぜんはんまで使用しよう。
  •  
    1930年代ねんだいの広告こうこく。中央ちゅうおうに日立ひたち社しゃ標しるべが配置はいちされている。

キャッチフレーズ

編集へんしゅう
システムの日立ひたちグループ
1970年代ねんだい - 1986年ねん3月がつ
システムとエレクトロニクスの日立ひたちグループ
1986年ねん4月がつ - 2000年ねん3月がつ
Inspire the Next（インスパイアー・ザ・ネクスト）
2000年ねん4月がつ - ：｢次じの時代じだいに新あたらしい息吹いぶきを与あたえる｣の意い。スポンサー番組ばんぐみの提供ていきょう読よみは「次つぎの時代じだいに新あたらしい風かぜを、日立ひたち（グループ）」（ただし「世界せかい・ふしぎ発見はっけん!」は異ことなる）

上記じょうき以外いがいにも、このようなキャッチフレーズも使用しようされている。

技術ぎじゅつの日立ひたち
1940年代ねんだい - 2000年ねん3月がつ：｢システムとエレクトロニクスの日立ひたちグループ｣制定せいてい以降いこうは一部いちぶ番組ばんぐみの提供ていきょうクレジットなどで並行へいこう使用しようされた。1991年ねんの新しんCI導入どうにゅうまで「品質ひんしつを大切たいせつにする」というキャッチフレーズもあった。
HINT（ヒント）
1970年ねん後半こうはん - 1980年代ねんだい後半こうはん：｢HINT｣は「日立ひたち新しん技術ぎじゅつ」を意味いみする英語えいごの「HITACHI NEW TECHNOLOGY」の略りゃく（バクロニム）で、一般いっぱん消費しょうひ者しゃ向むけの商品しょうひんにおいて「暮くらしを豊ゆたかに、日立ひたちのヒント商品しょうひんです」というコピーをCM最後さいごのアイキャッチに導入どうにゅうしていた（1980年ねんに導入どうにゅうされた初期しょきはアニメ「ニルスのふしぎな旅たび」のキャラクター映像えいぞうも挿入そうにゅうされていた）。1985年ねんからはブルーバックを背せに英えい文字もじだけで用もちいられるようになり、CM最後さいごのアイキャッチが「日立ひたちのヒント商品しょうひんです」というコピーのナレーションに変更へんこうされた。
Humanication（ヒューマニケイション）
1980年代ねんだい前半ぜんはん - 1990年代ねんだい前半ぜんはん：HINTと同おなじくパソコンや通信つうしん機器ききなどの事務じむ用品ようひんに用もちいられた。
くらし・刺激しげき人じん、すごい・かんたん・きもちいい
1989年ねん - 1997年ねん：日立ひたちマーク併合へいごう時代じだいは通天閣つうてんかくのモデルをイメージして、「くらし・刺激しげき人じん」というキャッチフレーズをCM最後さいごに導入どうにゅう。後のちに、1991年ねん下半期しもはんきから（to nature!）、さらに（すごい・かんたん・きもちいい）というキャッチフレーズが追加ついかされ、直後ちょくごにサウンドロゴで締しめるが、企業きぎょうCM「日立ひたちニュース」シリーズには使用しようされない。
Here,The Future（ヒア・ザ・フューチャー）
1996年ねん後半こうはん - 2000年ねん3月がつ：CM広告こうこくのエンド部ぶにサウンドロゴなどで使用しよう(白しろ物ぶつ家電かでんを除のぞく)。
ずっと使つかうから
1996年ねん後半こうはん - 2005年ねん：「ずっと使つかうから、日立ひたち。」というコピーが定例ていれいで、主おもに白しろ物ぶつ家電かでんで多用たようされた。2004年ねんごろにおいては30秒びょうの広告こうこく後半こうはんに「ラクラク（使つかいやすさで選えらべば）」「エコ（エコロジーなのは）」「ナノテク（未来みらいの機能きのうを今日きょう使つかう）」というフレーズで外人がいじんの女おんなの子こが白しろ物ぶつ家電かでんのプレゼンを行おこなっていた。その後ご白しろ物ぶつ家電かでんは提供ていきょう読よみ・サウンドロゴとも「Inspire the Next」に揃そろえられたが、現在げんざいでも掃除そうじ機きや炊飯すいはん器きなどの一部いちぶ製品せいひんの梱包こんぽう箱ばこには「ずっと使つかうから、日立ひたちのエコ」が記しるされている。
ホーム & ライフ ソリューション
2000年ねん - 2003年ねん：（ずっと使つかうから）に代かわるキャッチフレーズで（H）上部じょうぶに丸まるが二ふたつ付ついたあたかも2人ふたりが手てを結むすんだ形かたちのロゴとともに示しめされたが、間まもなく廃止はいしされて元もとに戻もどされた。
Next Made In JAPAN（ネクスト・メイド・イン・ジャパン）
2003年ねん - 2005年ねん：新あらたなる日本にっぽんでのものづくりをアピール。
つくろう。
2005年ねん - ：「Next Made In JAPAN」から継承けいしょう。
uVALUE（ユーヴァリュー）
2004年ねん - ：ユビキタス情報じょうほう社会しゃかいにおける価値かち創出そうしゅつと豊ゆたかな社会しゃかいの実現じつげんを目指めざすとの想おもいからつくられたIT事業じぎょうのブランド。後のちに「協きょう創そうによってビジネスや社会しゃかいのイノベーションに貢献こうけんする」という事業じぎょうコンセプトの名称めいしょうともなる。
日立ひたちはすべてを、地球ちきゅうのために
2008年ねん - ：日立ひたちグループは、地球ちきゅう環境かんきょうを保全ほぜんしながら持続じぞく可能かのうな社会しゃかいの実現じつげんすることをめざし、製品せいひんにより2025年ねんまでに年間ねんかん1億おくトンのCO2排出はいしゅつ抑制よくせいへ向むけた取とり組くみを開始かいしすることを宣言せんげん。このキャッチフレーズを役者やくしゃの佐藤さとう浩市こういちと宮沢みやざわりえを起用きようした広告こうこくで使つかっている。
日立ひたちはエコにたし算ざん
2010年ねん - 2018年ねん：従来じゅうらいのエコだけを目標もくひょうにするのではなく、家電かでんの未来みらいを描えがく新あたらしい白しろ物ぶつ家電かでんのスローガン。イメージキャラクターに嵐あらしを起用きようすると共ともに、白しろ物ぶつ家電かでんのアイテムごとに異ことなるメンバーを起用きようしている。（サイクロン式しきクリーナー「2段だんブーストサイクロン」：櫻井さくらい翔しょう、タテ型がた洗濯せんたく乾燥かんそう機き「ビートウォッシュ」：相あい葉は雅紀まさのり、冷蔵庫れいぞうこ「フロストリサイクル冷却れいきゃく 真空しんくうチルドWワイド」：二宮にのみや和也かずや、ドラム式しき洗濯せんたく乾燥かんそう機き「ビッグドラム」：大野おおの智さとし、エアコン「ステンレス・クリーン 白しろくまくん」：松本まつもと潤じゅん）2011年ねん5月がつに個人こじん広告こうこくの総集編そうしゅうへん（詳くわしくは後述こうじゅつ）が放送ほうそうされた後のち、6月がつからマークのマイナーチェンジが行おこなわれ、レンジ「ヘルシーシェフ」を皮切かわきりに、メンバー複数ふくすう人じんが共演きょうえんする広告こうこくも始はじまった。個人こじん広告こうこくも複数ふくすう人じん共演きょうえんバージョンに順次じゅんじリニューアルされ、その後ごも製品せいひんのモデルチェンジに連動れんどうして約やく1年ねん周期しゅうきで出演しゅつえんメンバーが入いれ替かわっており、2014年ねんからは再ふたたびアイテム毎ごとの個人こじん出演しゅつえんとなっている。
出演しゅつえん者しゃ変遷へんせん
※は製品せいひんカタログのみ登場とうじょう。
  • ｢ヘルシーシェフ｣：大野おおの・二宮にのみや・松本まつもと→櫻井さくらい・松本まつもと※→二宮にのみや・松本まつもと
  • ｢ビートウォッシュ｣・｢ビッグドラム｣：大野おおの・相あい葉は→大野おおの・二宮にのみや→大野おおの・松本まつもと[注釈ちゅうしゃく 9]→二宮にのみや[注釈ちゅうしゃく 10]
  • ｢2段だんブーストサイクロン｣→｢パワーブーストサイクロン｣：櫻井さくらい・二宮にのみや→二宮にのみや・松本まつもと→大野おおの・相あい葉は→櫻井さくらい
  • ｢真空しんくうチルドi｣→｢真空しんくうチルドSL｣→｢真空しんくうチルドFS｣→｢真空しんくうチルド｣：相しょう葉は・松本まつもと→大野おおの・相あい葉は→櫻井さくらい・相あい葉は→大野おおの
  • 発光はっこうダイオード製品せいひん：大野おおの・二宮にのみや→相あい葉は・松本まつもと※→櫻井さくらい・相あい葉は※[注釈ちゅうしゃく 11]
  • ｢ステンレス・クリーン 白しろくまくん｣：相しょう葉は・二宮にのみや→相あい葉は・松本まつもと→相あい葉は・二宮にのみや→松本まつもと
  • 炊飯すいはん器き「真空しんくう熱ねつ封ふう」→「打だ込こみ鉄てつ釜がま おひつ御前ごぜん」：大野おおの・相あい葉は※→櫻井さくらい・松本まつもと→二宮にのみや・松本まつもと※→相あい葉は
Social Innovation,（ソーシャル・イノヴェイション） It's Our Future（イッツ・アウアー・フューチャー）
2013年ねん - 、日立ひたちがグローバルで事業じぎょう展開てんかいする社会しゃかいインフラ事業じぎょうを「社会しゃかいイノベーション事業じぎょう」と名付なづけ、その活動かつどうをアピールする企業きぎょう広告こうこくメッセージ。鉄道てつどう事業じぎょう、水みず環境かんきょう事業じぎょう、エネルギー事業じぎょう、ヘルスケア事業じぎょう、IT事業じぎょうを取とり上あげている。
Social Innovation,（ソーシャル・イノヴェイション） THE FUTURE IS OPEN TO SUGGESTIONS（ザ・フューチャー・イズ・オープン・トゥ・サジェスチョンズ）
2016年ねん - 、「未来みらいは、オープンだ。アイデアで変かえられる。」日立ひたちの強つよみであるOT（制御せいぎょ技術ぎじゅつ）・IT（情報じょうほう通信つうしん）を最大限さいだいげんに活用かつようし、社会しゃかいイノベーション事業じぎょうを一層いっそう成長せいちょうさせるとともに、IoT時代じだいのイノベーションパートナーとしてお客きゃくさまとの協きょう創そうの加速かそくをめざすメッセージ。
ハロー!ハピネス
2018年ねん - 、前述ぜんじゅつする「日立ひたちはエコにたし算ざん」の後継こうけい。
Social Innovation,（ソーシャル・イノヴェイション） is POWERING GOOD（イズ・パワーイング・グッド）
2020年ねん - 「世界せかいを輝かがやかせよう。」

下記かきのキャッチフレーズは海外かいがいで使用しようされ、日本にっぽん国内こくないでは一切いっさい使用しようしなかった。

A World Leader in Technology
1980年代ねんだいに一部いちぶ海外かいがいでの日立ひたちのCMに使用しようされ、「(日立ひたち社しゃ標しるべ)HITACHI」の下部かぶ分ぶんに表示ひょうじしていた。
SCIENCE FOR THE SENSES
Even after it's yours, its still ours.
上記じょうき同様どうように「(日立ひたち社しゃ標しるべ)HITACHI」の下部かぶ分ぶんに表示ひょうじしていた。
日立ひたち牌ぱい
1980年代ねんだいに中国ちゅうごくでの日立ひたちのCMに使用しようされ、「日立ひたち牌ぱい（日立ひたち社しゃ標しるべ）HITACHI」で表示ひょうじしていた。

サウンドロゴ

編集へんしゅう
  • 1974年ねん - 1978年ねん3月がつ：なし：冒頭ぼうとうに日立ひたちロゴのキャッチを表示ひょうじ
  • 1978年ねん4月がつ - 1984年ねん12月：なし：宇宙うちゅう空間くうかんに日立ひたちロゴのキャッチを表示ひょうじ。殆ほとんどのCMで、冒頭ぼうとうに「上手じょうずに使つかって 上手じょうずに節電せつでん」と表記ひょうきされる。
  • 1985年ねん1月がつ - 1988年ねん前半ぜんはん：なし：金色きんいろ→青色あおいろの背景はいけいに日立ひたちロゴのキャッチを表示ひょうじ。企業きぎょうCM「Interface」シリーズに限かぎり、サウンドロゴは最後さいごに表示ひょうじされる。
  • 1988年ねん後半こうはん - 1997年ねん：HITACHI（1991年ねんを境さかいに上記じょうきの日立ひたちマークの使用しようを廃止はいししたがブラックバックにHITACHIロゴの下したに青あお緑みどりのラインが表示ひょうじされるものであった。クインシー・ジョーンズが登場とうじょうする場合ばあいは「日立ひたちのAV」で締しめるため使用しようされないが、その直後ちょくごにバックサウンドと「くらし・刺激しげき人じん」で締しめる場合ばあいもあった。）
  • 1996年ねん後半こうはん - 2000年ねん3月がつ：Here,The Future HITACHI（15秒びょうCMの場合ばあいは、現在げんざいに至いたるまでHITACHIのみとなる）
  • 2000年ねん4月がつ - ：HITACHI Inspire the Next（モチーフは何なん度どか変更へんこうされているが、2008年ねんからは日立ひたちの樹きのモチーフが使用しようされ、変更へんこうがないまま最長さいちょうとなり、現在げんざいに至いたる。現在げんざいのサウンドロゴでは、日立ひたちハイテク、日立ひたちビルシステムも同様どうようの使用しようである）

現在げんざい放送ほうそう中ちゅうの提供ていきょう番組ばんぐみ

編集へんしゅう

テレビ

編集へんしゅう

太字ふとじは、現在げんざい一いち社しゃ提供ていきょう。提供ていきょう番組ばんぐみは減少げんしょう傾向けいこうにあり、複数ふくすう社しゃ提供ていきょうの場合ばあいは一時いちじ的てき（週しゅう替がわり）にスポンサーになる場合ばあいが主おもで、それ以外いがいはスポットCMでの放送ほうそうが中心ちゅうしん。

かつて放送ほうそうしていた提供ていきょう番組ばんぐみ

編集へんしゅう

テレビ

編集へんしゅう

ラジオ

編集へんしゅう

なお、2009年ねん4月がつ21日にちに日立ひたちグループの子会社こがいしゃ日立ひたちアプライアンス製造せいぞうの冷蔵庫れいぞうこにおいて虚偽きょぎ表記ひょうきを行おこなっていた事ことが発覚はっかくし公取委こうとりいから景品けいひん表示法ひょうじほう違反いはんで排除はいじょ命令めいれい（優良ゆうりょう誤認ごにん）を受うけた事ことからそれ以降いこう暫しばらくの間あいだ日立ひたちグループでは番組ばんぐみの提供ていきょうを自粛じしゅくしACジャパンのCMに差さし替かえた。その後ご5月がつ初旬しょじゅんはお詫わび広告こうこくを流ながし、『世界せかい・ふしぎ発見はっけん!』は5月16日にちより通常つうじょうCMを再開さいかい、複数ふくすう社しゃ提供ていきょうの番組ばんぐみでは6月より通常つうじょうCMを再開さいかいしている。

また東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい発生はっせいから1か月げつ程ほども同様どうようの措置そちが取とられた[注釈ちゅうしゃく 21]。自粛じしゅくの解除かいじょ後ご、前述ぜんじゅつ「エコにたし算ざん」シリーズの総集編そうしゅうへんも兼かねた節電せつでん啓発けいはつCMが放送ほうそうされた[注釈ちゅうしゃく 22]。CM最後さいごに流ながれるサウンドロゴにも「みんなで節電せつでん」が挿入そうにゅうされ、15秒びょう版ばんではサウンドロゴに代かわってこちらが読よみ上あげられる[注釈ちゅうしゃく 23]。

「ACジャパン#テレビ・ラジオCMが放送ほうそうされる事例じれい」および「ACジャパン#東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい」も参照さんしょう

出演しゅつえん者しゃ

編集へんしゅう

※50音おと順じゅん。

社会しゃかい関係かんけい

編集へんしゅう

スポーツ事業じぎょう

編集へんしゅう
 
日立ひたち柏かしわサッカー場じょう

かつて存在そんざいしたチーム

編集へんしゅう

日立ひたちグループでは、事業じぎょう再編さいへんの一環いっかんとしてスポーツ事業じぎょうについても大幅おおはばに整理せいりを行おこなった。そのため、バレーボールを中心ちゅうしんに廃部はいぶが相次あいついだ。

冠かんむりスポンサー

編集へんしゅう

文化ぶんか事業じぎょう

編集へんしゅう

その他た

編集へんしゅう

不祥事ふしょうじ・事故じこ・労働ろうどう問題もんだい

編集へんしゅう
  • 2008年ねん1月がつ18日にち（発表はっぴょう）：当社とうしゃが東京とうきょう消防庁しょうぼうちょうより依頼いらいを受うけて、修理しゅうり交換こうかんを行おこない、廃棄はいきしたビジネスPC（FLORAシリーズ）のHDDの一部いちぶが、その処理しょり過程かていにおいて誤あやまって中古ちゅうこ品ひん量販りょうはん店てんに流出りゅうしゅつしていたことが1月がつ14日にちまでに判明はんめいしたと発表はっぴょうした[77][78]。
  • 2013年ねん7月がつ：職業しょくぎょう安定あんてい法ほう44条じょう違反いはんおよび労働ろうどう者しゃ派遣はけん法ほう違反いはんにより、東京とうきょう労働ろうどう局きょくより行政ぎょうせい指導しどうを受うけた。
  • 2014年ねん5月：日立製作所ひたちせいさくしょ社員しゃいんによる国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん情報じょうほうの不正ふせい取得しゅとく行為こういがあったとして、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんから発表はっぴょうがあった[79][80]。
  • 2015年ねん9月：労働ろうどう基準きじゅん法ほう第だい6条じょう違反いはん（中間なかま搾取さくしゅの罪つみ）で刑事けいじ告訴こくそされ、起訴きそ猶予ゆうよとなった。
  • 2018年ねん11月6日にち：日立製作所ひたちせいさくしょの男性だんせい社員しゃいん（20代だい）が出向しゅっこう先さきの子会社こがいしゃで精神せいしん疾患しっかんを発症はっしょうしたのは、月つき100時じ間あいだを超こす時間じかん外がい労働ろうどうとパワーハラスメントが原因げんいんだとして、高岡たかおか労働ろうどう基準きじゅん監督かんとく署しょが労災ろうさい認定にんていした[81]。
  • 2019年ねん3月がつ：同社どうしゃとグループ会社かいしゃ10社しゃに於おいて、技能ぎのう実習じっしゅう生せいに対たいし実習じっしゅうの必須ひっす業務ぎょうむを行おこなわせなかったり、低てい賃金ちんぎんの作業さぎょうに従事じゅうじさせるなどしていたとして、外国がいこく人じん技能ぎのう実習じっしゅう機構きこうから改善かいぜん勧告かんこくを受うけていたことが、新聞しんぶん報道ほうどうで判明はんめい[82]。
  • 2020年ねん3月28日にち：日立製作所ひたちせいさくしょの男性だんせい社員しゃいん（50代だい）が、上司じょうしから退職たいしょくを迫せまられ、パワハラを受うけたとして、同社どうしゃに約やく270万まん円えんの慰謝いしゃ料りょうを求もとめた訴訟そしょうの判決はんけつで、横浜よこはま地方裁判所ちほうさいばんしょは20万まん円えんの支払しはらいを命めいじた[83]。

関連かんれん人物じんぶつ

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脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう
[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

編集へんしゅう
  1. ^ 創業そうぎょうの地ちであり、主力しゅりょく工場こうじょうを抱かかえる茨城いばらき県けん日立ひたち市しなどで、行政ぎょうせい機関きかんの日立ひたち市しや他たの日立ひたちグループ各社かくしゃなどと区別くべつするため、そう呼よばれている。
  2. ^ 他たにコングロマリットとしてはゼネラル・エレクトリック、シーメンスなどが分類ぶんるいされている。
  3. ^ スカラ型がたプロセッサを組くみ合あわせてベクトル計算けいさん機きを模擬もぎするシステム。
  4. ^ 本線ほんせん用ようディーゼル機関きかん車しゃ実用じつよう化かでも同様どうようの指摘してきがあり、日立ひたちが主しゅとして開発かいはつに携たずさわったDD51が初期しょきトラブルを克服こくふくしながら安定あんていした機関きかん車しゃとして定着ていちゃくしたのに対たいし、三菱みつびしが製造せいぞうしたDD54は西にしドイツのメーカーとのライセンス技術ぎじゅつという点てんもあり結果けっかとして失敗しっぱいに終おわった。
  5. ^ 前年ぜんねんに白黒しろくろテレビを発売はつばいして家電かでん製品せいひんに参入さんにゅうしており、関西かんさいでの知名度ちめいどを上あげるという狙ねらいがあった。
  6. ^ ｢亀かめの子こマーク｣とも。
  7. ^ 各社かくしゃのホームページのファビコンや社名しゃめいロゴマーク、製品せいひんカタログ・マニュアルの裏表紙うらびょうし、家電かでん製品せいひんの梱包こんぽう箱ばこ、社員しゃいんの名刺めいしなどにおいて、主おもに社名しゃめいの表記ひょうきに付随ふずいする形かたちで「(日立ひたちマーク)株式会社かぶしきがいしゃ 日立製作所ひたちせいさくしょ」「(日立ひたちマーク)日立ひたち○○株式会社かぶしきがいしゃ」「(日立ひたちマーク)株式会社かぶしきがいしゃ 日立ひたち○○」と記載きさいしている
  8. ^ 2022年ねん現在げんざいは「日立ひたちチェーンストール」の一部いちぶや「日立ひたち 世界せかい・ふしぎ発見はっけん!」のロゴの「日立ひたち」部分ぶぶんにて使用しようされている。
  9. ^ ｢ビートウォッシュ｣広告こうこくは大野おおの・二宮にのみやのものを引ひき続つづき放送ほうそう。
  10. ^ ｢ビッグドラム｣のみ。
  11. ^ 広告こうこくは大野おおの・二宮にのみやのものを引ひき続つづき放送ほうそう。
  12. ^ フジテレビでの日立ひたちの提供ていきょうはVS嵐あらし以来いらい。
  13. ^ 放送ほうそう開始かいし当初とうしょは日立製作所ひたちせいさくしょ一いち社しゃ提供ていきょう番組ばんぐみで「日立ひたちファミリースコープ」と副題ふくだいが付ついていた（朝日新聞あさひしんぶん 1961年ねん10月がつ4日にち付づけの一いち面めん広告こうこく参照さんしょう）。ちなみに1961年ねん10月がつ11日にち放送ほうそうの第だい1話わ「最後さいごの犯人はんにん（ホシ）を追おえ」の劇げき中ちゅうでは日立ひたちから科学かがく捜査そうさ機材きざいの開発かいはつの報告ほうこくを電話でんわで受うけるシーンがあった。1963年ねん頃ごろから日産自動車にっさんじどうしゃが提供ていきょうに加くわわり、2社しゃ提供ていきょうとなった。1965年ねんごろに日立ひたち・日産にっさん、日本石油にほんせきゆ（現在げんざい：ENEOS）の3社しゃ提供ていきょうとなるが、1966年ねん頃ごろから1974年ねんまでは再ふたたび日立ひたち・日産にっさんの2社しゃ提供ていきょうに復ふくした。1974年ねんに日産にっさん、ライオン油脂ゆし（現在げんざい：ライオン）、ライオン歯磨はみがき（現在げんざい：ライオン）となり、日立ひたちはこの時点じてんでスポンサーから撤退てったいした。
  14. ^ 1981年ねん春はるの改編かいへんから1980年代ねんだい半なかばまで提供ていきょう。
  15. ^ 1980年代ねんだい以来いらいに土曜どようグランド劇場げきじょう時代じだい以来いらいの提供ていきょう復帰ふっき。
  16. ^ 2時じ間あいだスペシャルで放送ほうそうする場合ばあいの19時じ台だいは前半ぜんはん枠わくの大塚製薬おおつかせいやくと2社しゃ提供ていきょうで行おこなった。
  17. ^ この番組ばんぐみ名めいは日立ひたちの登録とうろく商標しょうひょうである。その名残なごりから番組ばんぐみのロゴに「元祖がんそ・ぴったしカン・カン」（小島こじま一慶いっけい司会しかい時代じだい）、あるいは登録とうろく商標しょうひょうマークのⓇをつけたこと（吉田よしだ照美てるみ司会しかい時代じだい）があった。その後ごのリメーク版ばんでは日立ひたちがスポンサーに入はいっていないのと、日立ひたちからの使用しよう許可きょかが出でていないため「カン・カンぴったし」（1995年ねん特番とくばん）にしたり、「ぴったんこカン・カン」（2003年ねん - 2021年ねん）と改あらためたりしている。
  18. ^ それまで提供ていきょうしていた日産自動車にっさんじどうしゃから引ひき継ついだ。かつては同業どうぎょうの松下電器まつしたでんきが提供ていきょうした事こともある。
  19. ^ 1970年代ねんだい後半こうはんに月曜げつよう21:00枠わくの提供ていきょうした事ことがありました。1989年ねん秋あきの改編かいへんでフィリップモリスから引ひき継ついだ。後任こうにんはサントリー。
  20. ^ 2006年ねん4月がつからホンダから引ひき継ついだ。
  21. ^ 東北とうほく・関東かんとう周辺しゅうへんに点在てんざいするグループ拠点きょてんの大だい規模きぼな被災ひさいや東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつ事故じこ（事故じこ原因げんいんとなった一いち号機ごうきから四よん号機ごうきは日立ひたちが製造せいぞうに関かかわっている。）が理由りゆう。
  22. ^ パナソニック、東芝とうしばなども同様どうようのCMを放送ほうそう。
  23. ^ なお2012年度ねんど以降いこうは消費しょうひ財ざいの需要じゅようバランスが震災しんさい前まえからほぼ回復かいふくの傾向けいこうにあり、富士通ふじつうゼネラルなどごく一部いちぶの企業きぎょうを除のぞく家電かでん業界ぎょうかい内ないにおいてこの共通きょうつうスローガンが廃止はいしされる。
  24. ^ 当時とうじTOKIO在籍ざいせき時じに出演しゅつえん。

出典しゅってん

編集へんしゅう
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