北 昤吉
きた れいきち | |
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1885 | |
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1961 | |
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8 | |
1936 1952 | |
その | |
(? - ?) |
生涯
[出生 、学生 時代
[教育 者 、思想家 評論 家 時代
[1913
1923
1923
1928
1929
政治 家 時代 、大 東亜 戦争 前後
[1936
人物
[家族 ・親族
[妻 ・マツエ(1890年 生 、通称 ・佳子 。新潟 、県 会議 員 本間 一松 の長女 、昤吉の母 リクの姪 )[1][4][13]長女 ・ミチ(1912年 生 、福島 、今泉 正 [注釈 1]の妻 )[1][4]二女 ・サチ(1915年 生 、清水 太郎 の妻 )[1][4]女 (1918年 生 )[1][4]四 女 (1926年 生 )[1][4]五 女 [1][4]
父 ・北 慶太郎 (1853-1903[6][15]) -両津 町 初代 町長 。代々 醸造 業 を営 む裕福 な北 家 の娘 ロクとその入 り婿 六 太郎 の長男 として生 まれる[16][17]。慶太郎 は火 の玉 や幽霊 を見 る人 で、昤吉によると、そうした霊感 の強 さは兄 の北 一 輝 に引 き継 がれたという[18]。自由 民権 運動 に関 わり、町長 時代 の1890年 には相川 暴動 と呼 ばれる米 騒動 に巻 き込 まれ、1900年 には家業 に失敗 し(昤吉によると親戚 の保証 問題 )廃業 [6]。慶太郎 没 後 は母方 叔父 の本 間 一 松 が父 替 わりとなって一 輝 昤吉兄弟 らの学費 を援助 した[5]。母 ・リク(1856-1939) -新穂 村 出身 。旧姓 ・本 間 。佐渡 には、出産 は実家 で行 ない、33日 めに婚家 に戻 るという古 い習慣 があったため、昤吉たちは母 の実家 で産 まれた[5]。新穂 村 は日蓮宗 の根本 寺 (佐渡 市 )の所在地 として知 られる信心 深 い土地 だった[5]。昤吉の妻 ・マツエ(佳子 )の実父 はリクの弟 。遠縁 (リクの姪 の娘 の夫 )に丹波 哲郎 がいる[6]。実兄 ・北 一輝 (思想家 ) -二・二六事件 で処刑 された。
著作
[単 著
[- 『
時間 と自由 意志 哲学 入門 』南北社 〈ベルグソン哲学 の解説 及批判 第 1編 〉、1914年 4月 。 - 『
物質 と記憶 創造 的 進化 』南北社 〈ベルグソン哲学 の解説 及批判 第 2編 〉、1914年 12月。 - 『
哲学 より政治 へ』止 善 堂 書店 、1918年 2月 。NDLJP:959136。 - 『
光 は東方 より』大 日本 雄弁 会 講談社 、1918年 8月 。NDLJP:959253。 - 『
哲学 的 世界 観 の種々相 』谷島 屋 書店 、1924年 4月 。 - 『
妥当 性 の哲学 』早稲田 泰文 社 、1924年 6月 。NDLJP:981691。 - 『
哲学 概論 』聖山 閣 〈綜合大学 講座 1〉、1926年 5月 。NDLJP:981786 NDLJP:1019219。 - 『
哲学 行脚 』新潮社 、1926年 5月 。NDLJP:981767。 - 『
昭和 維新 』世界 文庫 刊行 会 、1927年 11月。 - 『
人間 観 』教 文 社 、1928年 1月 。 - 『
世界 の現状 と新日本建設 の急務 』大 日本 雄弁 会 講談社 〈雄弁 第 24巻 第 5号 附録 〉、1933年 5月 。 - 『
再 革命 の独逸 』平凡社 〈世界 の今 明日 第 8巻 〉、1933年 7月 。 - 『
強力 内 閣 と新 政治 経済 機構 』日本 講演 通信 社 〈日本 講演 通信 第 238号 〉、1934年 5月 。 - 『
憲政 常道 論 の迷信 』国民 協会 出版 部 、1934年 3月 。 - 『
思想 と生活 』日本 書 荘 、1937年 1月 。NDLJP:1046880。 - 『
中 支 戦線 を巡視 して』日本 協会 出版 部 、1938年 6月 。NDLJP:1080455。 - 『
動乱 の欧州 情勢 』日本 協会 出版 部 、1940年 2月 。NDLJP:1080454。 - 『
排撃 の歴史 』大 理 書房 、1941年 9月 。 - 『
戦争 の哲学 』大 理 書房 、1943年 3月 。NDLJP:1062781。
寄稿
[編集
[- 『
近代 英雄 評伝 』宏文 館 、1931年 12月。 - 『ファッショと
国家 社会 主義 』日本 書 荘 、1937年 2月 。NDLJP:。 - 『
日本 精神 の闡明 』大 理 書房 、1942年 11月。
翻訳
[- ヘフディング『
近世 哲学 史 上巻 』早稲田大学 出版 部 〈現代 哲学 第 5編 〉、1917年 12月。NDLJP:950201。 - ヘフディング『
近世 哲学 史 下巻 』早稲田大学 出版 部 〈現代 哲学 第 6編 〉、1918年 4月 。NDLJP:950202。 - ラピンドナー・タゴール『タゴール
講演 集 古 の道 』プラトン社 、1924年 9月 。NDLJP:981734。 - ロジャース『
西洋 哲学 史 』冨山 房 、1925年 1月 。NDLJP:1088321。 - ベルグソン『
時間 と自由 意志 附 ・物質 と記憶 』新潮社 〈社会 哲学 新 学説 大系 3〉、1925年 2月 。NDLJP:982177。 - カール・カウッキー『マルクスの
資本 論 』潮 文 閣 〈万有 文庫 第 35巻 〉、1928年 3月 。 - ヘフディング『
改訳 近世 哲学 史 上巻 』新潮社 、1928年 4月 。 - ヘフディング『
改訳 近世 哲学 史 下巻 』新潮社 、1928年 6月 。 - 『
明治天皇 御 集 (Ausgewählte Gedichte von Kaiser Meidi)』日 独 伊 協会 、1939年 8月 。 - P.A.ソロキン『ヒューマニティの
再建 』文藝春秋 、1951年 3月 。
共 訳
[- ロージャース
著 、藤井 健治郎 ・北 昤吉訳 『西洋 哲学 史 』冨山 房 、1914年 2月 。NDLJP:951318。 - ヴィンデルバント
著 、北 昤吉・井上 忻治訳 『欧 洲 思想 史 』興亡 史論 刊行 会 、1918年 6月 。NDLJP:953670。 - ピトリム・ソローキン
著 、北 昤吉・渡辺 勇助 訳 『現代 の危機 』日本 経済 道徳 協会 、1955年 6月 。
脚注
[注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『
人事 興信録 第 12版 上 』キ79頁 (国立 国会図書館 デジタルコレクション)。2018年 11月2日 閲覧 。 - ^ a b c d e f 『
早稲田大学 紳士録 昭和 15年版 』キ285頁 (国立 国会図書館 デジタルコレクション)。2018年 11月2日 閲覧 。 - ^ a b c d e
北 昤吉とはコトバンク。2018年 11月2日 閲覧 。 - ^ a b c d e f g h i j k 『
人事 興信録 第 13版 上 』キ64頁 (国立 国会図書館 デジタルコレクション)。2019年 2月 16日 閲覧 。 - ^ a b c d e f g h i j
兄 北 一 輝 を語 る北 昤吉、『思想 と生活 』(日本 書 荘 , 1937) - ^ a b c d
佐渡 人名 録 北 一輝 、北 慶太郎 、北 昤吉 - ^ a b c はしがき『
哲学 行脚 』北 昤吉著 (新潮社 , 1926) - ^ ハイデルベルヒの
思 ひ出 『哲学 行脚 』北 昤吉著 (新潮社 , 1926) - ^
北 昤吉 1951, p. 55. - ^
北 昤吉 1951, p. 57. - ^
多摩美術大学 の歴史 (高橋 士郎 講義 ノート)参照 - ^
大東 文化 協会 は1937年 、ヒトラー・ゲッベルス共著 の『人民戦線 に対 するナチスの宣戦 』を翻訳 出版 。 - ^ a b c d 『
人事 興信録 第 14版 上 』キ63頁 (国立 国会図書館 デジタルコレクション)。2019年 2月 16日 閲覧 。 - ^ 「エール」 VS
本当 の話 ―7帝国 音楽 学校 「喜多 三 」ブログ、2020年 6月 5日 閲覧 - ^
私論 北 一輝 井上 裕 、専修大学 社会 科学 研究所 月報 No. 523、2007. 1. 20 - ^ 『
代表 的 人物 及事業 』時事通信社 , 1913、p15 - ^ 『
北 一輝 :革命 の使者 』利根川 裕 ,人物 往来 社 , 1967, p48 - ^
北 一輝 における信仰 と社会 思想 の交渉 松岡 幹夫 、東京大学 大学院 『相関 社会 科学 』第 12号 、2003年 3月
参考 文献
[早稲田大学 紳士録 刊行 会 編 『早稲田大学 紳士録 昭和 15年版 』早稲田大学 紳士録 刊行 会 、1939年 。人事 興信所 編 『人事 興信録 第 12版 上 』人事 興信所 、1940年 。人事 興信所 編 『人事 興信録 第 13版 上 』人事 興信所 、1941年 。人事 興信所 編 『人事 興信録 第 14版 上 』人事 興信所 、1943年 。稲邊 小 二郎 『一輝 と昤吉-北 兄弟 の相克 -』新潟 日報 事業 社 、2002年 6月 。ISBN 4-88862-912-9
関連 項目
[外部 リンク
[哲学 者 ・言論 人 ・政治 家 北 れい吉 多摩美術大学 の歴史 (高橋 士郎 講義 ノート)
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