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ISO/IEC 7811

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ISO/IEC 7811は、IDカード身分みぶん証明しょうめいカード)の記憶きおく技術ぎじゅつかんする国際こくさい規格きかくである。9 (7811-1〜7811-9) から構成こうせいされる。

エンボス
字体じたい文字もじ間隔かんかくおおきさ・エンボスのたかさ・位置いち規定きていしている。
エンボス加工かこうする位置いちは、カードおもてめん識別しきべつ番号ばんごう中央ちゅうおうややした実際じっさい詳細しょうさい規定きてい)に、氏名しめい住所じゅうしょ下部かぶ実際じっさい詳細しょうさい規定きてい)におこなう。
磁気じきストライプ - てい磁力じりょく
磁気じきストライプの物理ぶつりてき特性とくせい規定きていしている。
磁気じきストライプの位置いちは、裏面りめん上部じょうぶ。(日本にっぽんのカードについてはおもてめん磁気じきストライプがあるものがある[1]
以下いか両方りょうほう方式ほうしきあやま検出けんしゅつおこなう。
奇数きすう検査けんさ
文字もじごとおこなう。文字もじ構成こうせいするビットと奇数きすう検査けんさのビットの合計ごうけい奇数きすうとなるよう、奇数きすう検査けんさのビットをセットする。
水平すいへい冗長じょうちょう検査けんさ (LRC)
トラックごとおこなう。トラックないのすべての文字もじ(LRC自体じたいふくむ)のかくビットごと合計ごうけい偶数ぐうすうとなるよう、LRCをセットする。
ID-1カードのエンボスの位置いち
※7811-1に統合とうごうされて廃止はいしずみ
磁気じきストライプ(だい1トラック・だい2トラック)の位置いち
※7811-2に統合とうごうされて廃止はいしずみ
磁気じきストライプ(だい3トラック)の位置いち
※7811-2に統合とうごうされて廃止はいしずみ
磁気じきストライプ - 高保たかやす磁力じりょく
7811-2のてい磁力じりょく磁気じきストライプと互換ごかんせいたもつための規格きかく
具体ぐたいてき磁力じりょく自体じたい規定きていされていない。
磁気じきストライプ - 高保たかやす磁力じりょく高密度こうみつど
7811-6のこう磁力じりょく磁気じきストライプより、10ばい情報じょうほうりょう保持ほじできる磁気じきストライプにかんする規格きかく
磁気じきストライプ - 51.7 kA/m (650 Oe) の磁力じりょく
7811-2のてい磁力じりょくと7811-6のこう磁力じりょく中間ちゅうかん磁力じりょく磁気じきストライプにかんする規格きかく
接触せっしょくがた識別子しきべつしマーク
視力しりょく障害しょうがいをもつカードホルダが、カードを識別しきべつするためにもちいられる接触せっしょくがた識別子しきべつしマークの物理ぶつりてき特長とくちょう

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ JIS X 6302-2:2005 附属ふぞくしょ1

参考さんこう文献ぶんけん

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