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ISO 80000-2

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ISO 80000-2:2019 は、数学すうがく記号きごうについて定義ていぎしている国際こくさい規格きかくである。国際こくさい標準ひょうじゅん機構きこう (ISO) と国際電気こくさいでんき標準ひょうじゅん会議かいぎ (IEC) が共同きょうどう発行はっこうしている ISO/IEC 80000一部いちぶとして、ISO によって2009ねん発行はっこうされ、2019ねん改訂かいていされた[1]

ISO 80000-2 は、それまでの数学すうがく記号きごうについての規格きかくであった ISO 31-11えるものである。

日本工業規格にほんこうぎょうきかく (JIS) では2022ねん制定せいていされた JIS Z 8000-2:2022 が相当そうとうする。これにともない、それまで ISO 80000-2 に相当そうとうする部分ぶぶんになってきた JIS Z 8201:1981 は廃止はいしされた[2][3]

内容ないよう

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ISO 80000-2は以下いかしょうからなる。3しょう記号きごう使つかかた説明せつめいで、4しょうから19しょう数学すうがく記号きごう列挙れっきょしている。

  • 序文じょぶん (Foreword)
  • 0 導入どうにゅう (Introduction)
  • 1 適用てきよう範囲はんい (Scope)
  • 2 引用いんよう規格きかく (Normative references)
  • 3 変数へんすう関数かんすう演算えんざん (Variables, functions, and operators)
  • 4 数理すうり論理ろんりがく (Mathematical logic)
  • 5 集合しゅうごう (Sets)
  • 6 標準ひょうじゅんてきかず集合しゅうごう区間くかん (Standard number sets and intervals)
  • 7 その符号ふごう記号きごう (Miscellaneous signs and symbols)
  • 8 初等しょとう幾何きかがく (Elementary geometry)
  • 9 演算えんざん (Operations)
  • 10 組合くみあわせ (Combinatorics)
  • 11 関数かんすう (Functions)
  • 12 指数しすう関数かんすう対数たいすう関数かんすう (Exponential and logarithmic functions)
  • 13 えん関数かんすう双曲線そうきょくせん関数かんすう (Circular and hyperbolic functions)
  • 14 複素数ふくそすう (Complex numbers)
  • 15 行列ぎょうれつ (Matrices)
  • 16 座標ざひょうけい (Coordinate systems)
  • 17 スカラー・ベクトル・テンソル (Scalars, vectors, and tensors)
  • 18 写像しゃぞう (Transforms)
  • 19 特殊とくしゅ関数かんすう (Special functions)
  • 附属ふぞくしょ A(規定きてい記号きごう使用しよう明確めいかく (Clarification of the symbols used)

適用てきよう範囲はんい

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ISO 80000-2 は、数学すうがく記号きごうについての一般いっぱんてき情報じょうほうと、その意味いみ通常つうじょう言葉ことばによる等価とうかぶん)を提示ていじしている。自然しぜん科学かがく技術ぎじゅつにおいて使用しようされることを想定そうていしているが、数学すうがくもちいられるそれ以外いがい分野ぶんやにも適用てきようできる。

附属ふぞくしょ A 記号きごう使用しよう明確めいかく

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ほん規格きかく掲載けいさいされた数学すうがく記号きごうISO/IEC 10646Unicodeおおむ互換ごかん)における文字もじコードおよび記号きごう名称めいしょう列挙れっきょされている。ほん附属ふぞくしょ規格きかく一部いちぶである。

関連かんれん項目こうもく

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脚注きゃくちゅう出典しゅってん

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