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IEC 80000-13

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

IEC 80000-13:2008は、情報じょうほうがくおよ情報じょうほう技術ぎじゅつもちいられるりょう単位たんい定義ていぎし、それらの名称めいしょう記号きごうさだめた国際こくさい規格きかくである。国際こくさい標準ひょうじゅん機構きこう(ISO)と国際電気こくさいでんき標準ひょうじゅん会議かいぎ(IEC)が共同きょうどう発行はっこうしているISO/IEC 80000一部いちぶとして、IECによって2008ねん発行はっこうされた[1]

IEC 80000-13は以下いかしょうからなる。

  1. 適用てきよう範囲はんい(Scope)
  2. 引用いんよう規格きかく(Normative references)
  3. 名称めいしょう定義ていぎ記号きごう(Names, definitions and symbols)
  4. しん倍量ばいりょう接頭せっとう(Prefixes for binary multiples)

名称めいしょう定義ていぎ記号きごう

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この規格きかく定義ていぎされているりょうは、以下いかのものである。

  • トラヒック密度みつど英語えいごばんよびりょう、traffic intensity, 記号きごう A): 特定とくてい資源しげんのプールにおいて同時どうじ使用しようちゅうとなる資源しげんかず
  • 要求ようきゅうトラヒック密度みつど(traffic offered intensity, 記号きごう A0): その使用しようがプールのだいさきによって制限せいげんされなかったならば、資源しげんのプールの利用りようしゃによって発生はっせいしたであろうトラヒックのトラヒック密度みつど
  • 伝送でんそうトラヒック密度みつど(traffic carried intensity, 記号きごう Y): 特定とくてい資源しげんのプールによって伝送でんそうされたトラヒックのトラヒック密度みつど
  • 平均へいきん行列ぎょうれつちょう(mean queue length, 記号きごう L): 行列ぎょうれつちょう時間じかん平均へいきん
  • 呼損率こそんりつ(loss probability, 記号きごう B): 発生はっせいしたよび呼損こそんするかくりつ
  • かくりつ(waiting probability, 記号きごう W): 発生はっせいしたよび資源しげんかくりつ
  • よびすう密度みつど(call intensity, 記号きごう λらむだ): 単位たんい時間じかんあたりに発生はっせいしたよびかず
  • 終了しゅうりょうりつ(completed call intensity, 記号きごう μみゅー): 発生はっせいしたよび完了かんりょうするかくりつ

この規格きかくでは、以下いか情報じょうほう技術ぎじゅつ関連かんれん単位たんい定義ていぎしている。

しん倍量ばいりょう接頭せっとう

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この規格きかくだい4しょうでは、1024の累乗るいじょうばいあらわすのにもちいられる以下いかしん接頭せっとう定義ていぎされている。

  • 10241 - キビ(kibi-)
  • 10242 - メビ(mebi-)
  • 10243 - ギビ(gibi-)
  • 10244 - テビ(tebi-)
  • 10245 - ペビ(pebi-)
  • 10246 - エクスビ(exbi-)
  • 10247 - ゼビ(zebi-)
  • 10248 - ヨビ(yobi-)

関連かんれん項目こうもく

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出典しゅってん

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  1. ^ IEC 80000-13:2008”. 国際こくさい標準ひょうじゅん機構きこう. 2013ねん7がつ21にち閲覧えつらん