九きゅう二に香港ほんこん會談かいだん

九きゅう二に香港ほんこん會談かいだん或ある稱しょう九きゅう二に會談かいだん，是ぜ指ゆび1992年ねん10月がつ26日にち至いたり10月がつ30日にち，代表だいひょう行政ぎょうせい院いん大陸たいりく委員いいん會かい的てき台灣たいわん民間みんかん團體だんたい「海峽かいきょう交流こうりゅう基金ききん會かい」（以下いか簡稱「海基會かいきかい」）在ざい英えい屬ぞく香港ほんこん港みなと麗うらら酒しゅ店てん和わ代表だいひょう中共ちゅうきょう中央ちゅうおう台灣たいわん工作こうさく辦公室しつ的てき中國ちゅうごく大だい陆民間みんかん團體だんたい「海峽かいきょう兩りょう岸きし關係かんけい協會きょうかい」（以下いか簡稱「海うみ協會きょうかい」）針はり對たい兩りょう岸きし「文書ぶんしょ驗けん證しょう」及「掛かけ號ごう函はこ件けん」事こと宜よろし進行しんこう的てき第だい二に次じ工作こうさく性せい商談しょうだん。它是為ため了りょう準備じゅんび1993年ねん辜汪會談かいだん而先期き舉行的てき事務じむ性せい協商きょうしょう。

歷史れきし背景はいけい

1979年ねん1月がつ1日にち，中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく全國ぜんこく人民じんみん代表だいひょう大會たいかい常務じょうむ委員いいん會かい發表はっぴょう第だい五ご次じ《告つげ臺灣たいわん同胞どうほう書しょ》，以「和平わへい方式ほうしき解決かいけつ台灣たいわん問題もんだい」來き取ど代だい原はら有ゆう「解放かいほう台灣たいわん」的てき口くち號ごう，正式せいしき積極せっきょく對たい台灣たいわん展開てんかい「和平わへい統一とういつ」的てき攻勢こうせい。其内容ないよう是ぜ向こう台湾たいわん提出ていしゅつ，统一中国为大势所趋、人心じんしん所しょ向むこう，应尽快かい结束分裂ぶんれつ局面きょくめん，統一とういつ中國ちゅうごく，於此，并提出ていしゅつ了りょう结束两岸军事对峙、开放“两岸三さん通つう”、扩大两岸交流こうりゅう等とう方かた针。此次发表在国ざいこく内外ないがい引发重大じゅうだい反はん应，被ひ视为中国ちゅうごく大だい陆对台だい政策せいさく的てき首くび度ど转变。

1972年ねん至いたり1982年ねん，中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく政府せいふ與あずか美國びくに政府せいふ相あい繼つぎ對外たいがい發表はっぴょう三さん個こ外交がいこう聲明せいめい。1979年ねん，中ちゅう美び建けん交，美國びくに同時どうじ宣布せんぷ斷絕だんぜつ與あずか中華民國ちゅうかみんこく的てき外交がいこう關係かんけい，終止しゅうし與あずか其簽訂てい的てき《中ちゅう美び共同きょうどう防禦ぼうぎょ條約じょうやく》。此後轉てん而根據こんきょ《台灣たいわん關係かんけい法ほう》與あずか台灣たいわん進行しんこう非ひ官かん方かた往來おうらい。

改革かいかく開放かいほう與あずか中ちゅう美び建けん交等政經せいけい環境かんきょう的てき轉變てんぺん，使つかい得とく中華民国ちゅうかみんこく政府せいふ受到民みん间日益えき增加ぞうか的てき要求ようきゅう改善かいぜん两岸关系的てき压力。1987年ねん，蒋经国こく授权中ちゅう华民国こく红十じゅう字じ会かい代表だいひょう政府せいふ与あずか大だい陆的中国ちゅうごく红十じゅう字じ会かい接触せっしょく，作さく为两岸がん沟通的てき窗まど口こう。10月15日にち，经两岸がん红十じゅう字じ会かい协商后きさき，時任ときとう中華民國ちゅうかみんこく總統そうとう蔣經國こく授意中華民國ちゅうかみんこく政府せいふ施行しこう開放かいほう台灣たいわん居きょ民みん赴大陸たいりく探さがせ親おや之の政策せいさく，准じゅん許もと在ざい中國ちゅうごく大陸たいりく有ゆう三さん親等しんとう內血親おや、姻親或ある配偶はいぐう的てき民みん眾登記とうき赴中國ちゅうごく大陸たいりく探さがせ親おや。10月16日にち，中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく國務こくむ院いん公おおやけ佈《關せき於台灣たいわん同胞どうほう來らい大陸たいりく探さがせ親しん旅たび遊ゆう接待せったい辦法的てき通知つうち》，表示ひょうじ「熱誠ねっせい歡迎かんげい台灣たいわん同胞どうほう來らい大陸たいりく探さがせ親和しんわ旅たび遊ゆう，保證ほしょう來き去ざ自由じゆう。」11月2日にち，中華民國ちゅうかみんこく紅べに十字會開始受理探親登記，兩りょう岸がん民みん眾的相互そうご往來おうらい在ざい中斷ちゅうだん38年ねん後ご逐步恢復かいふく。由よし於人員いん、經濟けいざい、文化ぶんか交流こうりゅう復ふく始はじめ，中華民國ちゅうかみんこく政府せいふ原ばら先さき採取さいしゅ的てき「不ふ接觸せっしょく、不ふ妥協だきょう、不ふ談判だんぱん」之の「三さん不ふ政策せいさく」名めい存そん實じつ亡ほろび。

1988年ねん，中國ちゅうごく大陸たいりく方面ほうめん決定けってい設立せつりつ「國務こくむ院いん臺灣たいわん事務じむ辦公室しつ」，以負責せめ處理しょり及協調きょうちょう其「國務こくむ院いん」有ゆう關せき部門ぶもん和わ「地方ちほう政府せいふ」有ゆう關せき部門ぶもん之の涉わたる臺だい事務じむ。

1990年ねん10月がつ7日にち，在ざい部ぶ份中國ちゅうごく國民黨こくみんとう威い望もち人士じんし及國軍こくぐん老兵ろうへい的てき推動下か，繼つぎ任にん總統そうとう李り登輝とうき邀集朝野ちょうや各黨かくとう及社會かい各界かくかい人士じんし於總統そうとう府ふ成立せいりつ國家こっか統一とういつ委員いいん會かい，開始かいし研けん商しょう制せい訂てい「國家こっか統一とういつ綱領こうりょう」。1991年ねん2月がつ23日にち，制せい訂てい完成かんせい的てき「國家こっか統一とういつ綱領こうりょう」在ざい國家こっか統一とういつ委員いいん會かい獲得かくとく通過つうか，並なみ於該年ねん3月がつ14日にち在ざい行政ぎょうせい院いん獲得かくとく通過つうか；同年どうねん4月がつ，中華民國ちゅうかみんこく政府せいふ對たい中華民國ちゅうかみんこく憲法けんぽう進行しんこう相關そうかん的てき增ぞう修おさむ條文じょうぶん之の訂てい定じょう，並なみ由よし總統そうとう李り登輝とうき5月がつ1日にち公布こうふ，同時どうじ宣布せんぷ終止しゅうし動員どういん戡亂時期じき。

1991年ねん1月がつ18日にち，中華民國ちゅうかみんこく立法院りっぽういん通過つうか行政ぎょうせい院いん大陸たいりく委員いいん會かい組織そしき條例じょうれい，並なみ於1月がつ28日にち由ゆかり總統そうとう李り登輝とうき公布こうふ施行しこう。同年どうねん1月がつ30日にち，陸りく委い會かい正式せいしき成立せいりつ。2月8日にち，「財團ざいだん法人ほうじん海峽かいきょう交流こうりゅう基金ききん會かい」在ざい台北たいぺい成立せいりつ，並なみ於4月がつ9日にち與あずか行政ぎょうせい院いん大陸たいりく委員いいん會かい簽訂委託いたく契約けいやく，處理しょり有ゆう關せき中華民國ちゅうかみんこく與あずか中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく談判だんぱん對話たいわ、文書ぶんしょ驗けん證しょう、民みん眾探親おや商務しょうむ旅行りょこう往來おうらい糾紛調ちょう處しょ等とう涉わたる及公權力けんりょく、受政策せいさく影響えいきょう不便ふべん由よし政府せいふ出面でづら處理しょり的てき事務じむ性せい、技術ぎじゅつ性せい事項じこう。

1991年ねん4月がつ28日にち，海基會かいきかい副ふく董ただし事こと長ちょう兼けん秘書ひしょ長ちょう陳ちん長文ちょうぶん訪問ほうもん北京ぺきん，並なみ於次日び與あずか中共ちゅうきょう中央ちゅうおう台だい辦副主任しゅにん唐とう樹じゅ備會談かいだん。唐から樹き備提出ていしゅつ，「在ざい處理しょり海峽かいきょう兩りょう岸きし交往事務じむ中ちゅう，應おう堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく，反對はんたい任にん何なん形式けいしき的てき『兩個りゃんこ中國ちゅうごく』、『一いち中ちゅう一いち台だい』，也反對はんたい『一いち國こく兩りょう府ふ』以及其他類似るいじ的てき主張しゅちょう和わ行為こうい。」唐から樹き備提出ていしゅつ，台灣たいわん是ぜ中國ちゅうごく的てき一部いちぶ份；陳ひね長文ちょうぶん則そく提出ていしゅつ台灣たいわん是ぜ中華民國ちゅうかみんこく的てき一部いちぶ份，大陸たいりく也是中華民國ちゅうかみんこく一部いちぶ份。陳ひね長ちょう文也ふみや建議けんぎ在ざい一いち個こ中華民國ちゅうかみんこく之の下した，加か上じょう「對等たいとう互惠ごけい，相互そうご尊重そんちょう」；唐とう樹じゅ備表示ひょうじ「相互そうご尊重そんちょう」沒ぼつ問題もんだい，但ただし「對等たいとう互惠ごけい」還かえ要よう研究けんきゅう。

1991年ねん11月3日にち至いたり11月がつ7日にち，陳ちん長文ちょうぶん再さい赴北京ぺきん與あずか唐から樹き備就中なかんづく華はな民みん國こく與あずか中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく共同きょうどう防ぼう制せい海上かいじょう走はし私わたし及搶劫こう犯罪はんざい的てき程ほど序じょ性せい問題もんだい舉行商談しょうだん。海うみ協會きょうかい方面ほうめん認みとめ為ため，兩りょう岸きし間あいだ文書ぶんしょ認證にんしょう的てき商談しょうだん已やめ碰觸外交がいこう概念がいねん，有ゆう必要ひつよう先さき就兩岸がん關係かんけい定位ていい及一個中國原則達成共識，作為さくい雙方そうほう商談しょうだん的てき前提ぜんてい。對たい此，雙方そうほう首くび次じ討論とうろん了りょう在ざい事務じむ性せい商談しょうだん中ちゅう堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく的てき問題もんだい，但ただし未み能のう達成たっせい共ども識。此後，行政ぎょうせい院いん大陸たいりく委員いいん會かい強調きょうちょう，台灣たいわん方面ほうめん對たい一個中國涵義的理解與大陸方面不同，而表達たち對たい一個中國的態度是政策性的問題，與あずか事務じむ性せい商談しょうだん無關むせき，海基會かいきかい在ざい事務じむ性せい商談しょうだん中ちゅう不ふ得とく談だん這個問題もんだい。

1991年ねん12月16日にち，中國ちゅうごく大陸たいりく方面ほうめん成立せいりつ「海峽かいきょう兩りょう岸きし關係かんけい協會きょうかい」，由よし前まえ上海しゃんはい市長しちょう汪ひろし道どう涵為ため會長かいちょう，並なみ受中共ちゅうきょう中央ちゅうおう台だい辦（另掛国くに务院台湾たいわん事ごと务办公おおやけ室しつ牌ぱい子こ）的てき指導しどう，協きょう助じょ大陸たいりく有ゆう關せき單位たんい來らい處理しょり兩りょう岸きし民みん眾交流こうりゅう的てき事務じむ，成なり為ため與あずか海基會かいきかい互相對應たいおう的てき機構きこう。由よし此，兩りょう岸きし政府せいふ以「海基會かいきかい」與あずか「海うみ協會きょうかい」會談かいだん的てき形式けいしき，繼續けいぞく進行しんこう商談しょうだん與あずか交流こうりゅう。海うみ協會きょうかい根據こんきょ中共ちゅうきょう中央ちゅうおう台だい辦授權けん，繼續けいぞく以堅持けんじ一個中國原則作為兩會交往和事務性商談的基礎。至いたり此，兩りょう岸きし在ざい政策せいさく的てき規ぶんまわし劃與事務じむ的てき執行しっこう上じょう，建立こんりゅう了りょう相應そうおう的てき交流こうりゅう體系たいけい。

1992年ねん3月がつ22日にち至いたり3月がつ27日にち，海基會かいきかい法律ほうりつ服務ふくむ處處しょしょ長ちょう許もと惠めぐみ祐ゆう等とう六ろく人にん赴北京ぺきん，並なみ於23日にち至いたり26日間にちかん與あずか海うみ協會きょうかい李り亞あ飛ひ就「海峽かいきょう兩りょう岸きし公こう證書しょうしょ使用しよう」和かず「開ひらき辦海峽かい兩りょう岸きし掛かけ號ごう函はこ件けん查詢、補償ほしょう」問題もんだい進行しんこう第だい一いち次じ工作こうさく性せい商談しょうだん。海基會かいきかい方面ほうめん初期しょき曾一いち度ど主張しゅちょう，在ざい解決かいけつ兩りょう岸きし公こう證書しょうしょ使用しよう問題もんだい中ちゅう，比ひ照國てるくに家か間あいだ駐ちゅう外そと使し領りょう館かん認證にんしょう的てき做法來らい處理しょり大陸たいりく公證こうしょう書しょ在ざい台灣たいわん的てき使用しよう；在ざい解決かいけつ開ひらけ辦兩岸がん掛かけ號ごう函はこ件けん業務ぎょうむ問題もんだい中ちゅう，則のり援引えんいん國家こっか間あいだ通どおり郵的做法。3月30日にち，海うみ協會きょうかい召開記者きしゃ招待しょうたい會かい，常務じょうむ副ふく會長かいちょう唐とう樹じゅ備就在ざい事務じむ性せい商談しょうだん中ちゅう應おう表明ひょうめい堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく的てき態度たいど問題もんだい，作出さくしゅつ中國ちゅうごく大陸たいりく立場たちば的てき闡述。他た說せつ「一いち個こ中國ちゅうごく是ぜ客觀きゃっかん事實じじつ，而兩岸がん交往中ちゅう的てき事務じむ性せい問題もんだい，包括ほうかつ文書ぶんしょ使用しよう、掛かけ號ごう函はこ件けん查詢等とう，作為さくい一いち個こ國家こっか的てき內部事務じむ，本ほん不ふ需要じゅよう特別とくべつ的てき協議きょうぎ；但ただし基もと於兩岸がん尚なお未み統一とういつ的てき事實じじつ，也的確かく需要じゅよう採取さいしゅ某ぼう些特殊こと的てき做法，不ふ過か不ふ應おう同國どうこく與國よこく間あいだ的てき作法さほう相しょう混淆こんこう，因いん此有必要ひつよう明確めいかく海峽かいきょう兩りょう岸きし交往中ちゅう的てき事務じむ性せい問題もんだい是ぜ中國人ちゅうごくじん的てき內部事務じむ，在ざい堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく的てき原則げんそく下か，考慮こうりょ實事じつごと求もとめ是ぜ、合ごう情じょう合理ごうり地ち處理しょり方式ほうしき。」他た也說，海うみ協會きょうかい堅持けんじ先さき談だん這個問題もんだい，只ただ是ぜ要よう雙方そうほう表明ひょうめい堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく的てき態度たいど，並なみ不要ふよう討論とうろん「一いち個こ中國ちゅうごく」的てき涵義，至いたり於具體ぐたい表ひょう述じゅつ方式ほうしき，雙方そうほう可か協商きょうしょう。海うみ協會きょうかい方面ほうめん的てき立場たちば概括がいかつ為ため：海峽かいきょう兩りょう岸きし交往中ちゅう的てき具體ぐたい問題もんだい是ぜ中國ちゅうごく的てき內部事務じむ，應おう本ほん著ちょ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく協商きょうしょう解決かいけつ；在ざい事務じむ性せい商談しょうだん中ちゅう，只ただ要よう表明ひょうめい堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく的てき基本きほん態度たいど，可か以不討論とうろん一いち個こ中國ちゅうごく的てき政治せいじ涵義；表ひょう述じゅつ的てき方式ほうしき可か以充分ぶん協商きょうしょう，並なみ願意がんい聽取ちょうしゅ海基會かいきかい和かず台灣たいわん各界かくかい的てき意見いけん。海基會かいきかい方面ほうめん遵照陸りく委い會かい的てき要求ようきゅう，多た次つぎ表示ひょうじ「沒ぼつ有ゆう授權談だん一いち個こ中國ちゅうごく問題もんだい」。

1992年ねん8月がつ1日にち，國家こっか統一とういつ委員いいん會かい通過つうか對たい關せき於「一いち個こ中國ちゅうごく」的てき涵義，全文ぜんぶん如下：

一いち、海峽かいきょう兩りょう岸きし均ひとし堅持けんじ「一いち個こ中國ちゅうごく」之の原則げんそく，但ただし雙方そうほう所しょ賦ふ予よ之の涵義有ゆう所しょ不同ふどう。

中共ちゅうきょう當局とうきょく認みとめ為ため「一いち個こ中國ちゅうごく」即そく為ため「中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく」，將來しょうらい統一とういつ以後いご，臺灣たいわん將しょう成なり為ため其轄下か的てき一いち個こ「特別とくべつ行政ぎょうせい區く」。台灣たいわん方面ほうめん則そく認みとめ為ため「一いち個こ中國ちゅうごく」應おう指ゆび一いち九きゅう一いち二に年ねん成立せいりつ迄まで今いま之の中華民國ちゅうかみんこく，其主權けん及於整せい個中こちゅう國こく，但ただし目前もくぜん之の治ち權けん，則のり僅及於臺澎金馬ば。臺灣たいわん固かた為ため中國ちゅうごく之の一いち部分ぶぶん，但ただし大陸たいりく亦また為ため中國ちゅうごく之の一いち部分ぶぶん。

二に、民みん國こく三さん十じゅう八はち年ねん（公おおやけ元もと一いち九きゅう四よん九きゅう年ねん）起おこり，中國ちゅうごく處しょ於暫時じ分裂ぶんれつ之の狀態じょうたい，由ゆかり兩個りゃんこ政治せいじ實體じったい，分ふん治ち海峽かいきょう兩りょう岸きし，乃為客觀きゃっかん之の事實じじつ，任にん何なん謀はかりごと求もとめ統一とういつ之の主張しゅちょう，不能ふのう忽ゆるがせ視し此一事實じじつ之の存在そんざい。

三さん、中華民國ちゅうかみんこく政府せいふ為ため求もとめ民族みんぞく之の發展はってん、國家こっか之の富強ふきょう與あずか人民じんみん之の福祉ふくし，已やめ訂てい定じょう「國家こっか統一とういつ綱領こうりょう」，積極せっきょく謀はかりごと取と共きょう識；深ふか盼雙方かた均ひとし以務實み的てき態度たいど捐棄成見なりみ，共同きょうどう合作がっさく，為ため建立こんりゅう自由じゆう民主みんしゅ均ひとし富とみ的てき一個中國而貢獻智慧與力量。

1992年ねん8月がつ27日にち，海協會かいきょうかい負ふ責せめ人じん經過けいか批准ひじゅん發表はっぴょう談話だんわ，提出ていしゅつ這份「結論けつろん」確認かくにん「海峽かいきょう兩りょう岸きし均ひとし堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく之の原則げんそく」，「明確めいかく這一いち點てん，對たい海峽かいきょう兩りょう岸きし事務じむ性せい商談しょうだん具有ぐゆう十じゅう分ふん重要じゅうよう的てき意義いぎ，它表明ひょうめい，在ざい事務じむ性せい商談しょうだん中ちゅう應おう堅持けんじ一個中國原則已成為海峽兩岸的共識」；同時どうじ，針はり對たい國家こっか統一とういつ委員いいん會かい對たい關せき於「一いち個こ中國ちゅうごく」的てき涵義中ちゅう大陸たいりく方面ほうめん不ふ同意どうい的てき內容，海協會かいきょうかい負ふ責せめ人じん表示ひょうじ：「我わが會かい不ふ同意どうい台灣たいわん有ゆう關せき方面ほうめん對たい『一いち個こ中國ちゅうごく』涵義的てき理解りかい。我わが們主張しゅちょう『和平わへい統一とういつ、一いち國こく兩りょう制せい』，反對はんたい『兩個りゃんこ中國ちゅうごく』、『一いち中ちゅう一いち台だい』、『兩個りゃんこ對等たいとう政治せいじ實體じったい』的てき立場たちば是ぜ一貫いっかん的てき」。中共ちゅうきょう中央ちゅうおう臺だい辦和海うみ協會きょうかい內部考慮こうりょ採取さいしゅ兩りょう會かい各自かくじ發表はっぴょう信しん守もり一個中國原則聲明的方式來體現雙方達成的共識。海うみ協會きょうかい主張しゅちょう要よう經過けいか雙方そうほう商談しょうだん，使つかい各自かくじ的てき聲明せいめい能のう為ため對たい方かた所しょ接受せつじゅ。

1992年ねん9月がつ，兩りょう會かい秘書ひしょ長ちょう在ざい廈門會かい面めん，就一個中國原則的表述問題非正式交換意見。海うみ協會きょうかい秘書ひしょ長ちょう鄒哲開ひらけ對たい海基會かいきかい秘書ひしょ長ちょう陳ちん榮さかえ傑すぐる和わ法律ほうりつ服務ふくむ處處しょしょ長ちょう許もと惠めぐみ佑たすく表示ひょうじ，“台灣たいわん方面ほうめん關せき於一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく的てき結論けつろん，說明せつめい雙方そうほう在ざい事務じむ性せい商談しょうだん中ちゅう堅持けんじ一個中國原則已有共識。但ただし我わが們不同意どうい臺だい有ゆう關せき方面ほうめん對たい一いち個こ中國ちゅうごく內涵的てき解釋かいしゃく，也不可能ふかのう與あずか海基會かいきかい討論とうろん關せき於一いち個こ中國ちゅうごく的てき內涵”，建議けんぎ海基會かいきかい認みとめ真ま考慮こうりょ逕直引用いんよう“海峽かいきょう兩りょう岸きし均ひとし堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく”的てき表ひょう述じゅつ。

1992年ねん10月がつ26日にち至いたり10月がつ30日にち，許もと惠めぐみ祐ゆう與あずか海うみ協會きょうかい咨詢部ぶ副ふく主任しゅにん周しゅう寧やすし，繼續けいぞく就「公證こうしょう書しょ使用しよう」及「掛かけ號ごう函はこ件けん」問題もんだい在ざい香港ほんこん舉行第だい二次處長級工作性商談，這就是ぜ產さん生せい「九きゅう二に共きょう識」的てき九きゅう二に香港ほんこん會談かいだん。

會談かいだん經過けいか

海基會かいきかい由よし該會法律ほうりつ服務ふくむ處處しょしょ長ちょう許もと惠めぐみ祐ゆう為ため主ぬし談だん代表だいひょう，海うみ協會きょうかい由よし咨詢部ぶ副ふく主任しゅにん周しゅう寧やすし為ため主ぬし談だん代表だいひょう。

兩りょう會かい在ざい九きゅう二に香港ほんこん會談かいだん時じ，海うみ協會きょうかい希望きぼう先さき就「一いち個こ中國ちゅうごく」的てき議題ぎだい，達成たっせい協議きょうぎ。海うみ協會きょうかい提出ていしゅつ五ご項こう表ひょう述じゅつ方案ほうあん，其中最さい有ゆう代表だいひょう性せい的てき方案ほうあん是ぜ：「在ざい海峽かいきょう兩りょう岸きし共同きょうどう努力どりょく謀はかりごと求もとめ國家こっか統一とういつ的てき過程かてい中ちゅう，雙方そうほう均ひとし堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく的てき原則げんそく，對たい兩りょう岸きし公證こうしょう文書ぶんしょ使用しよう（或ある其他商談しょうだん事務じむ）加か以妥善ぜん解決かいけつ」。對たい此，海基會かいきかい亦また提出ていしゅつ五ご項こう文字もじ表ひょう述じゅつ方案ほうあん，其中最さい有ゆう代表だいひょう性せい的てき方案ほうあん是ぜ：「鑑かん於海峽かい兩りょう岸きし長期ちょうき處しょ於分裂ぶんれつ狀態じょうたい，在ざい兩りょう岸きし共同きょうどう謀はかりごと求もとめ國家こっか統一とういつ的てき過程かてい中ちゅう，雙方そうほう咸認為ため必須ひっす就文書ぶんしょ查證（或ある其他商談しょうだん事項じこう）加か以妥善ぜん解決かいけつ。」（李り銘めい義ぎ，2001年ねん）海うみ協會きょうかい對たい此不能ふのう接受せつじゅ，海基會かいきかい隨ずい後ご又また提出ていしゅつ三さん項こう口頭こうとう表ひょう述じゅつ方案ほうあん，最さい有ゆう代表だいひょう性せい的てき為ため：「在ざい海峽かいきょう兩りょう岸きし共同きょうどう努力どりょく謀はかりごと求もとめ國家こっか統一とういつ的てき過程かてい中ちゅう，雙方そうほう雖均堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく的てき原則げんそく，但ただし對たい於一いち個こ中國ちゅうごく的てき涵義，認知にんち各かく有ゆう不同ふどう。惟おもんみ鑑かん於兩岸がん民間みんかん交流こうりゅう日び益えき頻繁ひんぱん，為ため保障ほしょう兩りょう岸きし人民じんみん權益けんえき，對たい於文書ぶんしょ查證，應おう加か以妥善ぜん解決かいけつ。」

海うみ協會きょうかい研究けんきゅう該第八はち方案ほうあん，認みとめ為ため該方案あん表明ひょうめい了りょう海基會かいきかい謀はかりごと求もとめ統一とういつ、堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく的てき態度たいど，雖然提出ていしゅつ對たい一いち個こ中國ちゅうごく涵義的てき「認知にんち各かく有ゆう不同ふどう」，但ただし海うみ協會きょうかい歷れき來らい主張しゅちょう「在ざい事務じむ性せい商談しょうだん中ちゅう只ただ要よう表明ひょうめい堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく的てき態度たいど，不ふ討論とうろん一いち個こ中國ちゅうごく的てき政治せいじ涵義」，因いん此，可か以考慮こうりょ與あずか海基會かいきかい以上いじょう述じゅつ各自かくじ口頭こうとう表ひょう述じゅつ的てき內容表ひょう達たち堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく的てき態度たいど。海うみ協會きょうかい希望きぼう海基會かいきかい能のう夠確認かくにん這是台灣たいわん方面ほうめん的てき正式せいしき意見いけん。

11月3日にち，海基會かいきかい致函海うみ協會きょうかい，表示ひょうじ已やめ徵ちょう得とく台灣たいわん有ゆう關せき方面ほうめん的てき同意どうい：「以口頭こうとう聲明せいめい方式ほうしき各自かくじ表ひょう述じゅつ。」同日どうじつ，海協會かいきょうかい副ふく秘書ひしょ長ちょう孫まご亞あ夫おっと電でん告つげ海基會かいきかい秘書ひしょ長ちょう陳ちん榮さかえ傑すぐる，在ざい這次香港ほんこん工作こうさく性せい商談しょうだん中ちゅう，「貴き會かい建議けんぎ採用さいよう貴とうと我わが兩りょう會かい各自かくじ口頭こうとう聲明せいめい的てき方式ほうしき表ひょう述じゅつ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく。我わが們經研究けんきゅう後ご，尊重そんちょう並なみ接受せつじゅ貴き會かい的てき建議けんぎ」，並なみ建議けんぎ，「就口頭こうとう聲明せいめい的てき具體ぐたい內容，進行しんこう協商きょうしょう。」海基會かいきかい在ざい同日どうじつ發はつ佈新聞稿表示ひょうじ，「海協會かいきょうかい在ざい本ほん次じ香港ほんこん商談しょうだん中ちゅう，對たい『一いち個こ中國ちゅうごく』原則げんそく一再堅持應當有所表述，本ほん會かい徵ちょう得とく主管しゅかん機關きかん同意どうい，以口頭こうとう聲明せいめい方式ほうしき各自かくじ表ひょう達たち，可か以接受せつじゅ。至いたり於口頭こうとう聲明せいめい的てき具體ぐたい內容，台湾たいわん方かた將はた根據こんきょ『國家こっか統一とういつ綱領こうりょう』及國家こっか統一とういつ委員いいん會かい對たい『一いち個こ中國ちゅうごく』涵義所作しょさ決議けつぎ表ひょう達たち」。海基會かいきかい的てき表ひょう述じゅつ內容為ため「在ざい海峽かいきょう兩りょう岸きし共同きょうどう努力どりょく謀はかりごと求もとめ國家こっか統一とういつ的てき過程かてい中ちゅう，雙方そうほう雖均堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく的てき原則げんそく，但ただし對たい於一いち個こ中國ちゅうごく的てき含義，認知にんち各かく有ゆう不同ふどう。惟おもんみ鑑かん於兩岸がん民間みんかん交流こうりゅう日び益えき頻繁ひんぱん，為ため保障ほしょう兩りょう岸きし人民じんみん權益けんえき，對たい於文書ぶんしょ查證，應おう加か以妥善ぜん解決かいけつ。」當時とうじ海基會かいきかい代表だいひょう仍然留とめ在ざい香港ほんこん，一いち直ちょく停留ていりゅう到いた11月5日にち才ざい離はなれ港こう返かえし台だい。

11月16日にち，海うみ協會きょうかい致函海基會かいきかい，表示ひょうじ同意どうい以各自かくじ口頭こうとう表ひょう述じゅつ的てき方式ほうしき表明ひょうめい堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく的てき態度たいど，並なみ將はた海うみ協會きょうかい的てき口頭こうとう表ひょう述じゅつ重點じゅうてん函はこ告つげ海基會かいきかい：「海峽かいきょう兩りょう岸きし都と堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく的てき原則げんそく，努力どりょく謀はかりごと求もとめ國家こっか的てき統一とういつ。但ただし在ざい海峽かいきょう兩りょう岸きし事務じむ性せい商談しょうだん中ちゅう，不ふ涉わたる及『一いち個こ中國ちゅうごく』的てき政治せいじ含義。本ほん此精神しん，對たい兩りょう岸きし公こう證書しょうしょ使用しよう（或ある其他商談しょうだん事務じむ）加か以妥善ぜん解決かいけつ。」此函同どう时附有ゆう海基会かいきかい之の前まえ所しょ提ひさげ口こう头表述じゅつ方案ほうあん，即そく“在ざい海峡かいきょう两岸共同きょうどう努力どりょく谋求国家こっか统一的てき过程中ちゅう，双方そうほう虽均坚持一个中国之原则，但ただし对于一个中国的涵义，认知各かく有ゆう不同ふどう”，作為さくい雙方そうほう彼此ひし接受せつじゅ的てき共きょう識內容よう。

12月3日にち，海基會かいきかい函はこ覆くつがえ海うみ協會きょうかい：「鑒於『兩りょう岸きし文書ぶんしょ查證』及『兩りょう岸きし間接かんせつ挂號信しん函はこ查詢與補償ほしょう』問題もんだい懸かか係かかり多おお時とき，不ふ但ただし影響えいきょう兩りょう岸きし人民じんみん權益けんえき，且使人民じんみん對たい於交流產りゅうざん生せい疑うたぐ慮おもんばか，誠まこと然しか遺憾いかん！」頃ごろ接せっ貴き會かい上述じょうじゅつ二に函はこ，顯示けんじ『願ねがい以積極きょく的てき態度たいど，簽署協議きょうぎ』、『使つかい問題もんだい獲得かくとく完全かんぜん解決かいけつ』，端はし此，我わが方ほう表示ひょうじ歡迎かんげい。「台灣たいわん方かた始終しじゅう認みとめ為ため：兩りょう岸きし事務じむ性せい之の商談しょうだん，應おう與あずか政治せいじ性せい之の議題ぎだい無關むせき，且對『一いち個こ中國ちゅうごく』之の涵義，認知にんち略りゃく有ゆう不同ふどう。台灣たいわん方かた為ため謀はかりごと求もとめ問題もんだい之の解決かいけつ，建議けんぎ以口頭こうとう各自かくじ說明せつめい。至いたり於口頭こうとう說明せつめい之の具體ぐたい內容，台湾たいわん方かた已やめ十じゅう一月三日發佈之新聞稿中明白表示，將はた根據こんきょ『國家こっか統一とういつ綱領こうりょう』及國家こっか統一とういつ委員いいん會かい本年ほんねん八はち月がつ一いち日にち對たい於『一いち個こ中國ちゅうごく』涵義所作しょさ決議けつぎ加か以表達たち。」

會談かいだん結束けっそく後ご至當しとう年年ねんねん底そこ這一いち段だん期間きかん，雙方そうほう以電話ばなし與あずか書信しょしん方式ほうしき，繼續けいぞく就「一いち個こ中國ちゅうごく」的てき論題ろんだい交換こうかん意見いけん。

「九きゅう二に共きょう識」

主しゅ条目じょうもく：九きゅう二に共きょう識

事後じご，兩りょう岸きし雙方そうほう均ひとし認みとめ為ため雙方そうほう在ざい「一いち個こ中國ちゅうごく」的てき涵義上じょう並無ならびな共きょう識。中國ちゅうごく大陸たいりく方面ほうめん認みとめ為ため，雙方そうほう在ざい表明ひょうめい堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく態度たいど的てき基礎きそ上じょう，暫不討論とうろん「一いち個こ中國ちゅうごく」的てき政治せいじ含義，從したがえ而面向むかい未來みらい兩りょう岸きし關係かんけい的てき發展はってん，進行しんこう務つとむ實み的てき對話たいわ與あずか談判だんぱん。換言かんげん之の，雙方そうほう以各自かくじ表ひょう述じゅつ的てき方式ほうしき表明ひょうめい堅持けんじ一個中國原則的態度是共識，而對一いち個こ中國ちゅうごく的てき內涵，雙方そうほう既すんで未み討論とうろん，根本こんぽん沒ぼつ有ゆう共ども識。

但ただし是ぜ台灣たいわん內部並なみ非ひ所有しょゆう人じん都と認みとめ同どう官かん方かた說法せっぽう，中國ちゅうごく國民黨こくみんとう內部分ぶぶん人士じんし就認為ため已やめ經けい達成たっせい「一いち個こ中國ちゅうごく、各自かくじ表ひょう述じゅつ」的てき共きょう識，其中蘇そ起おこり更進こうしん一いち步ほ於2000年ねん4月がつ28日にち自じ創そう「九きゅう二に共きょう識」這個名詞めいし。蘇そ起おこり表示ひょうじ，以“九きゅう二に共きょう識”取と代だい與あずか包裝ほうそう“一いち中ちゅう各かく表ひょう”，主要しゅよう是ぜ基もと於中國共產黨ちゅうごくきょうさんとう不ふ喜き歡“各かく表ひょう”，而即將はた執政しっせい的てき民進黨みんしんとう無法むほう接受せつじゅ“一いち中ちゅう”；他た提出ていしゅつ“九きゅう二に共きょう識”，意い在ざい同時どうじ涵括國民黨こくみんとう主張しゅちょう的てき“一いち個こ中國ちゅうごく，各自かくじ表ひょう述じゅつ”、民進黨みんしんとう的てき“各自かくじ表ひょう述じゅつ”、中國ちゅうごく大陸たいりく的てき“一いち個こ中國ちゅうごく”等ひとし不同ふどう立場たちば，以模糊もこ性せい的てき概念がいねん讓ゆずる各かく方かた解釋かいしゃく都と有ゆう交集，為ため「兩國りょうこく論ろん」後ご兩りょう岸きし停滯ていたい不ふ前まえ的てき關係かんけい解かい套、為ため兩りょう岸きし持續じぞく交流こうりゅう溝みぞ通どおり尋ひろ求もとめ雙方そうほう都と可か以接受せつじゅ的てき共同きょうどう點てん。

至いたり今いま，各界かくかい對たい九二香港會談是否有所謂「九きゅう二に共きょう識」的てき爭議そうぎ仍未解決かいけつ。許多きょた當年とうねん直接ちょくせつ授權談判だんぱん或ある涉わたる入にゅう處理しょり的てき當事とうじ人じん，如中華民國ちゅうかみんこく總統そうとう李り登輝とうき、行政ぎょうせい院いん大陸たいりく委員いいん會かい主おも委い黃昆輝おうこんき、海峽かいきょう交流こうりゅう基金ききん會かい董ただし事こと長ちょう辜振甫はじめ 、秘書ひしょ長ちょう陳ちん榮さかえ傑すぐる、法律ほうりつ服務ふくむ處しょ長ちょう許もと惠めぐみ祐ゆう等とう人ひと均ひとし先後せんご否認ひにん曾有此共識的存在そんざい。中國ちゅうごく大陸たいりく方面ほうめん則そく認みとめ為ため，上述じょうじゅつ「九きゅう二に香港ほんこん會談かいだん」協商きょうしょう及形成けいせい共ども識的情況じょうきょう，不ふ僅見之の於兩會かい的てき函はこ電でん往來おうらい，還かえ見みる之の於台灣たいわん各かく大だい媒體ばいたい的てき報ほう導みちびけ，甚至見み之の於海基會かいきかい1993年ねん8月がつ編輯へんしゅう刊かん印しるし的てき《「辜汪會談かいだん」紀要きよう》一いち書中しょちゅう，雖然是ぜ各自かくじ以口頭こうとう方式ほうしき表ひょう述じゅつ的てき共きょう識，但ただし其過程ほど和わ內容均ひとし有明ありあけ確かく的てき文ぶん件けん和わ文字もじ記錄きろく。大陸たいりく方面ほうめん要求ようきゅう台灣たいわん官かん方かた明確めいかく承認しょうにん「九きゅう二に共きょう識」，「回かい到いた『海峽かいきょう兩りょう岸きし均ひとし堅持けんじ一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく』的てき立場たちば上じょう來らい」。

2000年ねん6月がつ20日はつか，陳ちん水みず扁ひらた總統そうとう在ざい就任しゅうにん後ご第だい一いち次じ國際こくさい記者きしゃ會かい表示ひょうじ：九きゅう二に年ねん的てき事情じじょう，對岸たいがん說せつ有ゆう所謂いわゆる「一いち個こ中國ちゅうごく原則げんそく」的てき共きょう識，但ただし我わが方ほう認みとめ為ため，好こう像ぞう事實じじつ不ふ是ぜ這樣，「一いち個こ中國ちゅうごく」的てき問題もんだい，有ゆう討論とうろん但ただし是ぜ沒ぼつ共ども識，我わが們提出來でき，如果有ゆう「共きょう識」，應おう該是「一個中國各自口頭表述」，但ただし是ぜ對岸たいがん認みとめ為ため並なみ沒ぼつ有ゆう這樣的てき共きょう識，所以ゆえん如果說せつ要よう有ゆう「共きょう識」，那な是ぜ沒ぼつ有ゆう共ども識的「共きょう識」，所謂いわゆる「AGREE TO DISAGREE」。

2001年ねん11月がつ10日とおか，陳ちん總統そうとう在ざい電でん視し專せん訪おとずれ表示ひょうじ：個人こじん必需ひつじゅ非常ひじょう鄭重ていちょう嚴肅げんしゅく地ち呼よび籲國人じん同胞どうほう，也要告訴こくそ大家たいか，很多事たじ不要ふよう自じ欺欺人じん，你騙別人べつじん但ただし也騙自己じこ，再さい怎麼騙最後さいご還かえ是ぜ會かい被ひ揭穿的てき，今こん天てん到底とうてい有無うむ九きゅう二に共きょう識，九二共識就誠如許もと惠めぐみ祐ゆう所說しょせつ，這是阿おもね扁ひらた去年きょねん當選とうせん之これ後ご，就職しゅうしょく之の前まえ，過去かこ政府せいふ某ぼう位い要員よういん所しょ創造そうぞう出來でき的てき名詞めいし，我わが們講更さら白しろ點てん，根本こんぽん沒ぼつ有ゆう兩りょう岸きし九きゅう二に共きょう識，沒ぼつ有ゆう的てき東西とうざい要よう阿おもね扁ひらた接受せつじゅ，那な不ふ是ぜ強きょう人じん所しょ難なん嗎？...我わが必需ひつじゅ告訴こくそ大家たいか，本來ほんらい就沒有ゆう九きゅう二に共きょう識，本來ほんらい無一物むいちもつ，何處どこ惹塵埃ほこり。今こん天てん有人ゆうじん講こう九二共識是一中各表，一中各表是我們自己有些人、有ゆう些團體だんたい的てき主張しゅちょう、他た們的希望きぼう，請問兩りょう岸きし有ゆう這樣的てき九きゅう二に共きょう識嗎？...找不到いた有ゆう所謂いわゆる一中各表的九二共識，所以ゆえん不能ふのう把わ自己じこ的てき一いち廂ひさし情じょう願ねがい、有ゆう些政黨せいとう的てき想そう法ほう主張しゅちょう，強壓きょうあつ要よう阿おもね扁ひらた接受せつじゅ，又また說せつ這是以前いぜん達成たっせい的てき兩りょう岸きし的てき九きゅう二に共きょう識，我わが覺さとし得とく這是事實じじつ的てき問題もんだい，絕ぜっ不ふ容よう扭曲。... 今こん天てん很清楚すわえ的てき，海基會かいきかい、陸りく委い會かい的てき某ぼう些人，過去かこ曾參與さんよ兩りょう岸きし的てき協商きょうしょう談判だんぱん，他た們一致說出根本無所謂九二共識，沒ぼつ有ゆう兩りょう岸きし都と達成たっせい一中各表的共識...所謂いわゆる「沒ぼつ有ゆう共ども識的共ども識」，就是沒ぼつ有ゆう共ども識...我わが們同意どうい有ゆう不同ふどう，我わが們同意どうい沒ぼつ有ゆう共ども識，這就是ぜ這個意思いし，所以ゆえん今こん天てん我わが們講的てき跟他們講的てき不ふ一いち樣よう，他た們把沒ぼつ有ゆう的てき事こと硬かた說せつ有ゆう，同樣どうよう的てき，對岸たいがん一再表示沒有所謂一中各表的九二共識，這是非常ひじょう清楚せいそ，既すんで然しか海基會かいきかい、陸りく委い會かい和わ對岸たいがん都と說せつ沒ぼつ有ゆう，怎麼有ゆう些人還かえ講こう有ゆう，它有在ざい那な裏うら？我わが們了解りょうかい對岸たいがん中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく所說しょせつ的てき，如果有ゆう九きゅう二に共きょう識，他た們的九二共識是一個中國的原則的九二共識，那な我わが們不能ふのう接受せつじゅ，也沒有ゆう同意どうい過か，所以ゆえん在ざい此情況きょう下か要よう怎麼辦，不要ふよう騙かた自じ已やめ，不要ふよう騙かた老ろう百姓ひゃくしょう，不要ふよう選せん舉一到就拿這個東西來混淆是非，這是一いち個こ非常ひじょう重要じゅうよう的てき原則げんそく性せい、是非ぜひ問題もんだい，絕ぜっ不ふ容よう許もと玩文字もじ遊戲ゆうぎ，拿來自じ欺欺人じん，來らい謀はかりごと取と個人こじん、政黨せいとう的てき利益りえき。

中國ちゅうごく大陸たいりく方面ほうめん認みとめ為ため，國家こっか統一とういつ委員いいん會かい對たい關せき於「一いち個こ中國ちゅうごく」的てき涵義中ちゅう，「台灣たいわん固かた為ため中國ちゅうごく之の一いち部分ぶぶん，但ただし大陸たいりく亦また為ため中國ちゅうごく之の一いち部分ぶぶん」意味いみ著ちょ中國ちゅうごく的てき主權しゅけん和わ領土りょうど完かん整せい沒ぼつ有ゆう分割ぶんかつ，並なみ依よ此對李り登輝とうき將はた兩りょう岸きし關係かんけい定位ていい為ため「特殊とくしゅ國こく與國よこく關係かんけい」的てき說法せっぽう多た次つぎ加か以措詞し嚴げん厲的批評ひひょう，認みとめ為ため是ぜ「公然こうぜん分裂ぶんれつ中國ちゅうごく」、嘗試「主權しゅけん脫だつ鉤かぎ」的てき表現ひょうげん。2005年ねん3月がつ14日にち舉行的てき中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく第だい十じゅう屆とどけ全國ぜんこく人民じんみん代表だいひょう大會たいかい第だい三さん次じ會議かいぎ通過つうか一部針對台灣海峽兩岸關係的中華人民共和國基本法律《反はん分裂ぶんれつ國家こっか法ほう》，首しゅ次じ明確めいかく提出ていしゅつ了りょう在ざい三種情況下中國大陸可使用「非ひ和平わへい方式ほうしき達たち到いた國家こっか統一とういつ」，海峽かいきょう局きょく勢ぜい漸やや趨緊張きんちょう。

儘管連戰れんせん接せっ任にん國民黨こくみんとう主席しゅせき後ご，國民黨こくみんとう徹底てってい抛棄ほうき李り登輝とうき的てき兩國りょうこく論ろん，再さい次つぎ提起ていき「九きゅう二に共きょう識」、重じゅう回かい一いち中ちゅう各かく表ひょう立場たちば，兩りょう岸きし關係かんけい一いち度ど有ゆう所しょ緩和かんわ。然しか而「兩國りょうこく論ろん」提出ていしゅつ後ご，在ざい野黨やとう民進黨みんしんとう隨ずい即發そくはつ表ひょう台灣たいわん前途ぜんと決議けつぎ文ぶん以承認しょうにん中華民國ちゅうかみんこく的てき兩國りょうこく論ろん為ため基調きちょう，作為さくい日び後ご的てき執政しっせい基礎きそ，觀點かんてん更さら為ため激げき進しん。2021年ねん5月がつ8日にち，陸りく委い會かい發布はっぷ聲明せいめい稱しょう「臺灣たいわん已やめ經けい翻こぼし過か『九きゅう二に共きょう識』的てき歷史れきし一いち頁ぺーじ」；10月がつ10日とおか，中華民國ちゅうかみんこく總統そうとう蔡英文えいぶん在ざい雙そう十じゅう節せつ演說えんぜつ中ちゅう首くび次じ表示ひょうじ“中華民國ちゅうかみんこく與あずか中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく互不隸屬れいぞく”，进一いち步ほ发扬李り登輝とうき「特殊とくしゅ的てき国こく与国よこく关系」的てき两国论。無論むろん大陸たいりく方面ほうめん如何いか反應はんのう、歷史れきし責任せきにん孰是孰非，「九きゅう二に共きょう識」已然いぜん崩潰ほうかい應おう是ぜ公認こうにん事實じじつ。

外部がいぶ链接

• 關せき於正確かく使用しよう涉わたる台だい宣傳せんでん用語ようご的てき意見いけん（页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
• 維基文庫ぶんこ：中共ちゅうきょう黨とう政せい軍ぐん機關きかん企業きぎょう學術がくじゅつ機構きこう團體だんたい旗はた歌か及人員いん職しょく銜統一いち稱しょう謂いい實施じっし要點ようてん（中華民國ちゅうかみんこく政府せいふ對たい九二共識的政策性文件）

参まいり见

• 辜汪會談かいだん
• 一いち個こ中國ちゅうごく
  • 一いち中ちゅう各かく表ひょう
• 两个中国ちゅうごく
• 兩りょう國論こくろん