聯合れんごう國こく安全あんぜん理事りじ會かい第だい87號ごう決議けつぎ

联合国こく安全あんぜん理事りじ会かい 第だい87号ごう决议
台灣たいわん
日にち期き	1950年ねん9月がつ29日にち
会かい议	506
编号	S/RES/87（文ぶん件けん）
主しゅ题	「台灣たいわん（福ぶく摩ま薩）遭受武装ぶそう侵略しんりゃく之の控訴こうそ」案あん是ぜ否ひ列れつ入いれ安やす理り會議かいぎ程ほど
投票とうひょう	7票ひょう赞成 3票ひょう反はん对 1票ひょう弃权
结果	通過つうか
安全あんぜん理事りじ会かい理事りじ国こく
常任じょうにん理事りじ国こく	中国ちゅうごく 法ほう国こく 英国えいこく 美国びくに 苏联
非ひ常任じょうにん理事りじ国こく	古こ巴ともえ 厄やく瓜ふり多た尔 埃及えじぷと 印度いんど 挪威 南みなみ斯拉夫おっと

《聯合れんごう國安くにやす理會りかい87號ごう決議けつぎ》，是ぜ1950年ねん9月がつ29日にち在ざい聯合れんごう國こく安全あんぜん理事りじ會かい第だい506次じ會議かいぎ通過つうか的てき一いち項こう決議けつぎ。8月底そこ時じ中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく中央ちゅうおう人民じんみん政府せいふ向むこう聯合れんごう國こく透過とうか安やす理會りかい輪わ值主席しゅせき蘇そ聯れん大使たいし提ひさげ交了一いち份名為ため《台湾たいわん（福ぶく摩ま薩）遭受武装ぶそう侵犯しんぱん之の控ひかえ诉》的てき聲明せいめい，又また稱たたえ《美國びくに侵略しんりゃく臺灣たいわん案あん》（英語えいご：Complaint of Armed Invasion of FORMOSA by USA）。此決議けつぎ為ため是ぜ否いや將はた該控訴こうそ案あん列れつ入いれ安やす理り會議かいぎ程ほど，與あずか是これ否いや邀請中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく代表だいひょう列席れっせき。此決議けつぎ的てき通過つうか促成そくせい北京ぺきん代表だいひょう首くび次じ出席しゅっせき聯合れんごう國こく會議かいぎ，也成為ため雙方そうほう「中國ちゅうごく」代表だいひょう唯一ゆいいつ一次在聯合國正面交鋒，中華民國ちゅうかみんこく大使たいし首くび次じ在ざい安やす理會りかい動どう用よう雙そう重じゅう否決ひけつ但ただし無效むこう。

背景はいけい

二に戰後せんご1949年ねん國民黨こくみんとう在ざい內戰喪失そうしつ中國ちゅうごく大陸たいりく的てき統治とうち，美國びくに原本げんぽん因いん國民黨こくみんとう貪むさぼ汙腐敗ふはい要よう放棄ほうき國民黨こくみんとう，起おこり初はつ想定そうてい的てき西太平洋にしたいへいよう防ぼう線せん並なみ未み包括ほうかつ韓國かんこく、台灣たいわん，又また不ふ想そう讓ゆずる蘇そ、中ちゅう共產きょうさん勢力せいりょく擴張かくちょう使し台灣たいわん落入共ども黨とう統治とうち，於是內部政策せいさく討論とうろん提出ていしゅつ台湾たいわん地位ちい未定みてい為ため解決かいけつ「台灣たいわん問題もんだい」的てき選せん項こう之の一いち。 1950年ねん朝あさ鲜战争そう爆ばく发后，美國びくに派出はしゅつ第だい七なな艦隊かんたい巡じゅん弋台灣たいわん海峽かいきょう使つかい其中立ちゅうりつ化か封ふうじ阻解放かいほう軍ぐん攻おさむ台だい（亦また封ふう阻國民こくみん政府せいふ反攻はんこう），隨ずい後ご美び军进驻台湾わん。1950年ねん8月がつ24日にち，中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく外交がいこう部ぶ部長ぶちょう周しゅう恩來おんらい向こう聯合れんごう國安くにやす理會りかい透過とうか輪わ值主席しゅせき蘇そ聯れん大使たいし提出ていしゅつ了りょう“美國びくに侵略しんりゃく台灣たいわん”的てき控訴こうそ，控ひかえ告つげ美國びくに干涉かんしょう中國ちゅうごく內政、侵犯しんぱん中國ちゅうごく主權しゅけん，要求ようきゅう美國びくに陸海空りくかいくう軍ぐん撤出臺灣たいわん。安やす理會りかい從したがえ第だい490次じ會議かいぎ開始かいし耗費一整個月的時間就此討論是否將該控訴案列入議程、是ぜ否ひ邀請中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく代表だいひょう列席れっせき。中華民國ちゅうかみんこく大使たいし強調きょうちょう台灣たいわん未み受侵略しんりゃく、中國ちゅうごく政府せいふ（中華民國ちゅうかみんこく）也沒有ゆう提出ていしゅつ任にん何なん控訴こうそ案あん、控訴こうそ沒ぼつ有ゆう任にん何なん證據しょうこ、反對はんたい列れつ入にゅう議ぎ程ほど、更さら反對はんたい中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく代表だいひょう列席れっせき。為ため解決かいけつ經けい月がつ的てき爭そう端はし並なみ克服こくふく當時とうじ議事ぎじ上じょう的てき困難こんなん，厄やく瓜ふり多おお大使たいし提議ていぎ將はた案件あんけん推延至いたり11月がつ中ちゅう以後いご，這段延のべ後ご的てき時間じかん也有やゆう觀察かんさつ北京ぺきん動向どうこう的てき意味いみ，若わか在ざい這段時間じかん北京ぺきん發生はっせい對抗たいこう聯合れんごう國こく或ある侵犯しんぱん台灣たいわん的てき情事じょうじ，安やす理會りかい可か以根據こんきょ新しん的てき國際こくさい局きょく勢いきおい重おも新しん考慮こうりょ立場たちば。

决议内容ないよう

备悉中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく关于台湾たいわん岛（福ぶく爾なんじ摩ま莎）遭受武装ぶそう侵犯しんぱん之の声明せいめい，

决议：

(a)将はた此问题展缓至1950年ねん11月15日にち后きさき理事りじ会かい第だい一次集会时审议；

(b)邀请上述じょうじゅつ政府せいふ代表だいひょう于1950年ねん11月15日にち后きさき理事りじ会かい讨论该政府せいふ关于台湾たいわん岛（福ぶく爾なんじ摩ま莎）遭受武装ぶそう侵犯しんぱん之の声明せいめい时列席れっせき会かい议。

表おもて决结果はて

表おもて决时中華民國ちゅうかみんこく、古こ巴ともえ和わ美国びくに反對はんたい，埃及えじぷと棄權きけん，时任安やす理会りかい轮值主席しゅせき的てき英国えいこく大使たいし杰布（Gladwyn Jebb）宣布せんぷ决议案あん以7票ひょう對たい3票ひょう通過つうか，決議けつぎ將はた該控訴こうそ案あん列れつ入いれ安やす理り會議かいぎ程ほど，並なみ邀請中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく代表だいひょう列席れっせき該會議かいぎ。

中ちゅう华民国こく坚称自己じこ的てき反はん对票等とう同どう行使こうし否いや决权，并争论该案あん属ぞく实质问题，首しゅ次じ行使こうし雙そう重じゅう否決ひけつ（以否決ひけつ權けん決定けってい該案是ぜ實質じっしつ問題もんだい、亦また否決ひけつ此實質じっしつ問題もんだい）但ただし無效むこう，结果引发论战。

• 印度いんど大使たいし劳乌（Benegal Rau）认为，「该案建けん议依据すえ《暂行议事规则》第だい39条じょう，请中华人民じんみん共和きょうわ国こく政府せいふ列席れっせき进行报告，只ただ是ぜ在ざい讨论程ほど序じょ问题，无关中国ちゅうごく代表だいひょう权问题，也没有ゆう对『谁是中国ちゅうごく合法ごうほう政府せいふ』作出さくしゅつ表ひょう决。」
• 法ほう国こく大使たいし夏なつ维尔（Jean Chauvel）则称，「该案仅讨论是否いや要よう排はい入いれ之の后きさき的てき议程，而且该案是ぜ否ひ属ぞく实质问题，应该在ざい表ひょう决该案あん前ぜん就先讨论表ひょう决，而非事ごと后きさき才ざい提出ていしゅつ异议。」

后きさき续

1950年ねん10月がつ7日にち，聯合れんごう國こく大會たいかい通過つうか第だい376號ごう決議けつぎ案あん，呼よび籲朝鮮半島ちょうせんはんとう統一とういつ，授權聯合れんごう國こく军越えつ过三さん八はち线。10月8日にち，中國ちゅうごく人民じんみん革命かくめい軍事ぐんじ委員いいん會かい主席しゅせき毛澤東もうたくとう發出はっしゅつ組織そしき中國ちゅうごく人民じんみん志願しがん軍ぐん赴朝參戰さんせん之の命令めいれい。中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく与あずか联合国こく发生直接ちょくせつ军事对抗。1950年ねん11月28日にち，中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく代表だいひょう伍ご修おさむ权在ざい联合国安くにやす理会りかい上じょう做发言げん。

由よし於解放かいほう軍ぐん已やめ參戰さんせん直接ちょくせつ與あずか聯合れんごう國軍こくぐん為ため敵てき、伍ご修おさむ权與蘇そ聯れん同どう聲こえ一氣蘇聯式意識型態宣傳的發言、蘇そ聯れん大使たいし一再抵制南韓代表出席討論「朝鮮ちょうせん問題もんだい」等とう因いん素もと，惹惱非ひ共產きょうさん陣營じんえい，對たい「新しん中國ちゅうごく」本ほん存そん有ゆう幻想げんそう的てき各國かっこく原本げんぽん要よう放棄ほうき國民こくみん政府せいふ的てき立場たちば轉變てんぺん。英國えいこく、印度いんど等とう國原くにはら本ほん想そう利用りよう聯合れんごう國こく中國ちゅうごく代表だいひょう的てき席次せきじ交換こうかん「朝鮮ちょうせん問題もんだい」的てき「和平わへい解決かいけつ」、美國びくに的てき「台灣たいわん地位ちい未定みてい」原本げんぽん想そう藉此討論とうろん「台灣たいわん問題もんだい」等とう想そう法ほう，在ざい此案之の後こう發現はつげん如將擁よう有安ありやす理會りかい否決ひけつ權けん的てき中國ちゅうごく代表だいひょう席せき位い交給北京ぺきん，顯然けんぜん不ふ符合ふごう「自由じゆう世界せかい」的てき利益りえき，因いん此繼續けいぞく支持しじ中華民國ちゅうかみんこく的てき席せき位い。1950年ねん11月30日にち，联合国こく安全あんぜん理事りじ会かい第だい530次じ会かい议就（a）關せき於台灣わん（福ぶく摩ま薩）遭受武裝ぶそう侵犯しんぱん之の控訴こうそ和わ（b）大韓民國だいかんみんこく遭受侵略しんりゃく之の控訴こうそ進行しんこう討論とうろん。辯論べんろん於1950年ねん11月30日にち終結しゅうけつ後ご、安やす理會りかい以 9 : 1 否決ひけつ「中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく控ひかえ美び侵略しんりゃく臺灣たいわん案あん」，未み形成けいせい决议。

「安全あんぜん理事りじ會かい，

鑒於中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく中央ちゅうおう人民じんみん政府せいふ對たい美び利り堅けん合あい眾國政府せいふ以美利り堅けん合あい眾國武装ぶそう部隊ぶたい侵おかせ佔經美び利り堅けん合あい眾國、大だい不ふ列れつ顛及中國ちゅうごく於一九きゅう四よん三さん年ねん十二月じゅうにがつ一日開羅協定中承認為中國领土不可分之一部份之臺灣島，由よし此干涉かんしょう中國ちゅうごく内政ないせい，構成こうせい侵略しんりゃく行為こうい一事いちじ，提出ていしゅつ申さる訴，

又また鑒於美び利り堅けん合あい眾國出席しゅっせき聯合れんごう國こく代表だいひょうMr. Austin對たい中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく中央ちゅうおう人民じんみん政府せいふ就臺灣たいわん問題もんだい向こう安全あんぜん理事りじ會所かいしょ提ひさげ申さる訴之聲明せいめい，

譴貴美び利り堅けん合あい眾國政府せいふ的てき行動こうどう為ため侵略しんりゃく行為こうい，並なみ且是干涉かんしょう中國ちゅうごく內政之の舉勖，

决定為ため制止せいし此類侵犯しんぱん中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく主權しゅけん之の非ひ法ほう行動こうどう起おこり見み，向むかい美よし利とぎ堅けん合あい眾國政府せいふ建けん议立即そく自じ臺灣たいわん島とう及屬於中国こく之の其他領土りょうど完全かんぜん撤出其陸海空りくかいくう軍ぐん部隊ぶたい。

舉行舉手表決ひょうけつ。」

贊成さんせい者しゃ：蘇そ維埃社會しゃかい主義しゅぎ共和きょうわ國こく聯邦れんぽう。

反對はんたい者しゃ：中華民國ちゅうかみんこく、古こ巴ともえ、厄やく瓜ふり多おお、埃及えじぷと、法ほう國こく、挪威、英國えいこく、美国びくに、南みなみ斯拉夫おっと。 印度いんど未み參加さんか表ひょう决。

决议案あん以１票ひょう贊成さんせい、９票ひょう反對はんたい，１票ひょう弃权，未み获通过。

這個案件あんけん對たい北京ぺきん的てき對外たいがい形象けいしょう帶たい來らい負まけ面めん影響えいきょう，北京ぺきん強烈きょうれつ的てき蘇そ聯れん式しき革命かくめい史觀しかん、伍ご修おさむ權けん的てき演說えんぜつ均ひとし顯現けんげん向こう蘇そ聯れん「一いち面倒めんどう」的てき明確めいかく立場たちば，沒ぼつ有ゆう任にん何なん解決かいけつ問題もんだい的てき意い願ねがい，使つかい非ひ共產きょうさん陣營じんえい多元たげん化か的てき各國かっこく幻想げんそう幻滅げんめつ。1951年ねん2月がつ，此案遭到永久えいきゅう擱置；另一方面ほうめん，聯合れんごう國こく大會たいかい在ざい北京ぺきん拒絕きょぜつ聯合れんごう國こく的てき停とま火ひ提議ていぎ後ご，通過つうか第だい498號ごう決議けつぎ，指ゆび控ひかえ中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく已やめ在ざい朝鮮ちょうせん從事じゅうじ侵略しんりゃく。

参まいり见

• 聯合れんごう國こく安全あんぜん理事りじ會かい否決ひけつ權けん

参考さんこう文献ぶんけん

• 陳ちん翠みどり蓮はちす. 一いち九きゅう五ご○年ねん台灣たいわん問題もんだい國際こくさい化か與あずか國民黨こくみんとう政府せいふ的てき因いん應おう對策たいさく. 台灣たいわん史し研究けんきゅう (中央ちゅうおう研究けんきゅう院いん台灣たいわん史し研究所けんきゅうじょ). 2021-03, 28 (1): 129–178 [2023-05-20]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2023-05-20） –通どおり过國家こっか圖書館としょかん. 

外部がいぶ連結れんけつ

• 87號ごう決議けつぎ全文ぜんぶん （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）