宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう

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国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう
正式せいしき名称めいしょう 国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう
英語えいご名称めいしょう Japan Aerospace Exploration Agency
略称りゃくしょう JAXA(ジャクサ)
組織そしき形態けいたい 国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん
所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
182-8522
東京とうきょう調布ちょうふ深大寺東じんだいじひがしまちなな丁目ちょうめ44番地ばんち1
北緯ほくい3540ふん43.3びょう 東経とうけい13933ふん31.4びょう / 北緯ほくい35.678694 東経とうけい139.558722 / 35.678694; 139.558722
法人ほうじん番号ばんごう 9012405001241 ウィキデータを編集
予算よさん 2,212おくえん (2022ねん)
人数にんずう 1,588にん(2022ねん4がつ1にち時点じてん
理事りじちょう 山川やまかわひろし
設立せつりつ年月日ねんがっぴ 2003ねん10月1にち
前身ぜんしん 宇宙うちゅう科学かがく研究所けんきゅうじょ(ISAS)
航空宇宙技術研究所こうくううちゅうぎじゅつけんきゅうじょ(NAL)
宇宙開発事業団うちゅうかいはつじぎょうだん(NASDA)
所管しょかん 日本国にっぽんこく政府せいふ
内閣ないかく総務そうむしょう文部もんぶ科学かがくしょう経済けいざい産業さんぎょうしょう
拠点きょてん #施設しせつ事業じぎょうしょふし参照さんしょう
ウェブサイト global.jaxa.jp ウィキデータを編集
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国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう(うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう、えい: Japan Aerospace Exploration Agency略称りゃくしょう: JAXA)は、日本にっぽん航空こうくう宇宙うちゅう開発かいはつ政策せいさくにな国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん本部ほんぶ東京とうきょう調布ちょうふにある。

内閣ないかく総務そうむしょう文部もんぶ科学かがくしょう経済けいざい産業さんぎょうしょう共同きょうどうして所管しょかんし、国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじんかく組織そしきでは最大さいだい規模きぼである。

2003ねん10月1にちづけ日本にっぽん航空こうくう宇宙うちゅう3機関きかん文部もんぶ科学かがくしょう宇宙うちゅう科学かがく研究所けんきゅうじょ(ISAS)・独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん航空宇宙技術研究所こうくううちゅうぎじゅつけんきゅうじょ(NAL)・特殊とくしゅ法人ほうじん宇宙開発事業団うちゅうかいはつじぎょうだん(NASDA)が統合とうごうされて発足ほっそくした。

目的もくてき[編集へんしゅう]

現在げんざい法人ほうじん設置せっちにおける根拠こんきょ法令ほうれいになる国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこうほう4じょうによれば、ほん法人ほうじん目的もくてき以下いかとおり。

大学だいがくとの共同きょうどうとうによる宇宙うちゅう科学かがくかんする学術がくじゅつ研究けんきゅう宇宙うちゅう科学かがく技術ぎじゅつ宇宙うちゅうかんする科学かがく技術ぎじゅつをいう〔りゃく〕)にかんする基礎きそ研究けんきゅうおよ宇宙うちゅうかんする基盤きばんてき研究けんきゅう開発かいはつならびに人工じんこう衛星えいせいとう開発かいはつ打上うちあげ、追跡ついせきおよ運用うんようならびにこれらに関連かんれんする業務ぎょうむを、宇宙うちゅう基本きほんほうだい2じょう宇宙うちゅう平和へいわてき利用りようかんする基本きほん理念りねんにのっとり、総合そうごうてきかつ計画けいかくてきおこなうとともに、航空こうくう科学かがく技術ぎじゅつかんする基礎きそ研究けんきゅうおよ航空こうくうかんする基盤きばんてき研究けんきゅう開発かいはつならびにこれらに関連かんれんする業務ぎょうむ総合そうごうてきおこなうことにより、大学だいがくとうにおける学術がくじゅつ研究けんきゅう発展はってん宇宙うちゅう科学かがく技術ぎじゅつおよ航空こうくう科学かがく技術ぎじゅつ水準すいじゅん向上こうじょうならびに宇宙うちゅう開発かいはつおよ利用りよう促進そくしんはかることを目的もくてきとする」

沿革えんかく[編集へんしゅう]

H-IIA ロケットファミリー

統合とうごう状況じょうきょう[編集へんしゅう]

JAXAは、くに行政ぎょうせい改革かいかく一環いっかんとしてのみならず、かく宇宙うちゅう機関きかん連携れんけい不足ふそく解消かいしょうして相次あいつ失敗しっぱいによりうしなわれた日本にっぽん宇宙うちゅう開発かいはつたいする信頼しんらい回復かいふくをするために発足ほっそくした組織そしきであるが、統合とうごう直後ちょくごのぞんだ H-IIAロケット6号機ごうきもと事業じぎょうだんが9がつちゅうげる予定よていだった)は上昇じょうしょう途中とちゅうにトラブルをこし、地上ちじょうからの指令しれい爆破ばくはされる結果けっかわった。さらに、宇宙うちゅう科学かがく研究所けんきゅうじょげた火星かせい探査たんさのぞみ」を火星かせい周回しゅうかい軌道きどうせることにも失敗しっぱいし、発足ほっそく試練しれん連続れんぞくとなった[1]

統合とうごうおも実績じっせき[編集へんしゅう]

日本にっぽん実験じっけんとうきぼう
宇宙うちゅうステーション補給ほきゅう

2005ねん平成へいせい17ねん)2がつ26にちにはH-IIAロケット7号機ごうきひまわり6ごう軌道きどう投入とうにゅう成功せいこうした。7がつ10日とおかにはM-VロケットによるXせん天文てんもん衛星えいせいすざくげにも成功せいこうした。Xせん天文学てんもんがく日本にっぽん世界せかいをリードしている宇宙うちゅう科学かがく分野ぶんやである[2]。10月10にちには小型こがたちょう音速おんそく実験じっけんNEXST-1による飛行ひこう実験じっけん成功せいこうした。

2006ねん平成へいせい18ねん)には1がつから2がつにかけての1かげつ以内いないはじめて連続れんぞく3のロケットをげた。このときげたりくいき観測かんそく衛星えいせいだいち災害さいがい監視かんし活用かつようされ、あかがい天文てんもん衛星えいせいあかり宇宙うちゅう科学かがく発展はってん貢献こうけんしている。またひまわり7ごうは1990ねん平成へいせい2ねん)の米国べいこくとの衛星えいせい調達ちょうたつ協定きょうてい以降いこうはじめて成功せいこうした国産こくさん商用しょうよう衛星えいせいであった。同年どうねんには太陽たいよう観測かんそく衛星えいせいひのでげられ、よく2007ねん12月にはアメリカのサイエンスにおいて、さまざまなしん発見はっけん掲載けいさいした『ひので特集とくしゅうごう』が刊行かんこうされた[3]

2007ねん平成へいせい19ねん)9がつげたかぐやは、月面げつめんHD画像がぞう地球ちきゅう送信そうしんするなどアポロ計画けいかく以来いらい世界せかい最大さいだい規模きぼつき探査たんさ成功せいこうさせ、2009ねん2がつにはこの成果せいかをまとめたサイエンス『かぐや特別とくべつ編集へんしゅうごう』が刊行かんこうされた[4]

前身ぜんしんのISASが2003ねん平成へいせい15ねん)にげたはやぶさは2010ねん平成へいせい22ねん)に地球ちきゅう帰還きかんし、小惑星しょうわくせいからのサンプルリターンを世界せかいはじめて成功せいこうさせ、2008ねん7がつと2011ねん8がつにサイエンスで『はやぶさ特集とくしゅうごう』が刊行かんこうされた[5]。またどう2010ねんげたIKAROS宇宙うちゅう空間くうかんでの太陽たいよう航行こうこう世界せかいはじめて成功せいこうさせた。世界せかいはつ成果せいかた「はやぶさ」と「IKAROS」はギネスブック登録とうろくされた[6][7]

2008ねん平成へいせい20ねん)からはきぼう宇宙うちゅう実験じっけんとう運用うんようはじまり、2009ねん平成へいせい21ねん)には H-IIBロケットげと宇宙うちゅうステーション補給ほきゅうによる国際こくさい宇宙うちゅうステーションへの物資ぶっし輸送ゆそう成功せいこうさせたことで、80年代ねんだいからつづけられてきた日本にっぽん国際こくさい宇宙うちゅうステーション計画けいかくにおいておおきな成果せいかおさめた。またNASDA時代じだいからつづスペースシャトルソユーズ利用りようして有人ゆうじん宇宙うちゅう飛行ひこう事業じぎょう実施じっししている。

2013ねん平成へいせい25ねん)、げシステムの革新かくしんによりていコストはかった固体こたい燃料ねんりょうロケットイプシロンロケット試験しけんげに成功せいこうした。また、コスト削減さくげんげの商業しょうぎょう受注じゅちゅう目指めざして、2007ねんにH-IIAの、2013ねんにH-IIBの業務ぎょうむだい部分ぶぶん三菱重工みつびしじゅうこう移管いかんされており、2015ねん平成へいせい27ねん)11月に日本にっぽんはつとなる純粋じゅんすい商業しょうぎょうげとなるカナダ通信つうしん衛星えいせいげを、H-IIAロケット高度こうど適用てきよう機体きたい成功せいこうさせた[8]

2015ねん平成へいせい27ねん)12月には、2010ねん平成へいせい22ねん)5がつげたあかつき金星かなぼし周回しゅうかい軌道きどう投入とうにゅうすることに成功せいこうした。これは、日本にっぽんはつとなる地球ちきゅう以外いがい惑星わくせい周回しゅうかい軌道きどうへの探査たんさ投入とうにゅう成功せいこうであった[9]

2018ねん平成へいせい30ねん)4がつには、同年どうねん2がつTRICOM-1R軌道きどう投入とうにゅう成功せいこうにより、SS-520ロケット実際じっさい人工じんこう衛星えいせいげた史上しじょう最小さいしょうのロケットとしてギネス世界せかい記録きろく認定にんていされた[10]

2019ねんれい元年がんねん)12月には、ちょうてい高度こうど衛星えいせい技術ぎじゅつ試験しけんつばめが、地球ちきゅう観測かんそく衛星えいせい軌道きどうとしてはもっともひく高度こうど167.4kmを飛行ひこうしたとしてギネス世界せかい記録きろく認定にんていされた[11]

2020ねんれい2ねん)5がつにH-IIBロケット9号機ごうきげられ、同年どうねん8がつ同機どうきによりげられたこうのとり9号機ごうき大気圏たいきけんさい突入とつにゅうし、H-IIBとHTVの計画けいかくをすべて成功せいこうさせて運用うんよう終了しゅうりょうした。また同年どうねん8がつには、トヨタ自動車とよたじどうしゃ開発かいはつしていた有人ゆうじん月面げつめんしゃ名前なまえルナクルーザー決定けっていした。同年どうねん12がつには2014ねん平成へいせい26ねん)にげられたはやぶさ2回収かいしゅうカプセルが地球ちきゅう帰還きかんした。

2023ねんれい4ねん)9がつげられたつき着陸ちゃくりく実証じっしょうSLIMは、2024ねん1がつ目標もくひょう着陸ちゃくりく地点ちてんから誤差ごさ55メートルの位置いち軟着陸なんちゃくりく世界せかいはつ月面げつめんピンポイント着陸ちゃくりくげた。またこの着陸ちゃくりくにより日本にっぽん世界せかいで5番目ばんめ月面げつめん軟着陸なんちゃくりくこくとなった[12]

2024ねんれい5ねん)2がつ17にちH3ロケット試験しけん2号機ごうきげに成功せいこうし、1994ねんH-IIロケットはつ成功せいこうから30ねんぶりに完全かんぜん新規しんき設計せっけい大型おおがた液体えきたい燃料ねんりょうロケットのげに成功せいこうした[13]

宇宙うちゅう[編集へんしゅう]

ここでは、JAXAが開発かいはつした宇宙うちゅうげ、もしくはJAXAの衛星えいせいげロケットによるげのみを列挙れっきょする[14]。H-IIAロケットは13号機ごうきから、H-IIBロケットは4号機ごうきから業務ぎょうむのほとんどが三菱重工みつびしじゅうこう移管いかんされたが、安全あんぜん管理かんり業務ぎょうむはJAXAが責任せきにんう。

名称めいしょう 略字りゃくじめい 用途ようと 打上うちあげロケット 打上うちあげ 備考びこう
光学こうがく2号機ごうき 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット6号機ごうき 2003ねん 11月29にち 失敗しっぱいによりロケットが指令しれい破壊はかいされ衛星えいせい喪失そうしつ
レーダ2号機ごうき
ひまわり6ごう MTSAT-1R 運輸うんゆ多目的たもくてき衛星えいせい H-IIAロケット7号機ごうき 2005ねん 2がつ26にち RSCサービス
すざく ASTRO-EII Xせん天文てんもん衛星えいせい M-Vロケット6号機ごうき 7がつ10日とおか ISAS(宇宙うちゅう科学かがく研究けんきゅう本部ほんぶ
きらり OICETS ひかり衛星えいせいあいだ通信つうしん実験じっけん衛星えいせい ドニエプルロケット 8がつ24にち
れいめい INDEX 小型こがた科学かがく衛星えいせい ISAS ピギーバック衛星えいせい
だいち ALOS りくいき観測かんそく技術ぎじゅつ衛星えいせい H-IIAロケット8号機ごうき 2006ねん 1がつ24にち
ひまわり7ごう MTSAT-2 運輸うんゆ多目的たもくてき衛星えいせい H-IIAロケット9号機ごうき 2がつ18にち RSCサービス
はつの1かげつ以内いない連続れんぞくげ。
あかり ASTRO-F 赤外線せきがいせん天文てんもん衛星えいせい M-Vロケット8号機ごうき 2がつ22にち ISAS
光学こうがく2号機ごうき K2 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット10号機ごうき 9月11にち H-IIAロケット6号機ごうき失敗しっぱいによってうしなった衛星えいせい代替だいたい
ひので SOLAR-B 太陽たいよう観測かんそく衛星えいせい M-Vロケット7号機ごうき 9月23にち ISAS
大型おおがた展開てんかいアンテナ
小型こがた部分ぶぶんモデル2
LDREX-2 大型おおがた展開てんかいアンテナの実証じっしょう試験しけん アリアンVロケット 10月14にち 相乗あいの衛星えいせい
きく8ごう ETS-VIII 技術ぎじゅつ試験しけん衛星えいせいVIIIがた H-IIAロケット11号機ごうき 12月18にち はつのH2A204がたでのげ。
衛星えいせいも5.8トンと過去かこもっともおもい。
レーダ2号機ごうき R2 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット12号機ごうき 2007ねん 2がつ24にち H-IIAロケット6号機ごうき失敗しっぱいによってうしなった衛星えいせい代替だいたい
光学こうがく3ごう実証じっしょう K3
かぐや SELENE つき周回しゅうかい衛星えいせい H-IIAロケット13号機ごうき 9月14にち
きずな WINDS ちょう高速こうそくインターネット衛星えいせい H-IIAロケット14号機ごうき 2008ねん 2がつ23にち
日本にっぽん実験じっけんとうきぼう
船内せんない保管ほかんしつ
ISS日本にっぽん実験じっけんとう「きぼう」(JEM) の船内せんない保管ほかんしつ スペースシャトルエンデバーごう 3月11にち 土井どい隆雄たかお宇宙うちゅう飛行ひこう搭乗とうじょうてミッション(1J/A)をおこなう。STS-123
日本にっぽん実験じっけんとう「きぼう」
船内せんない実験じっけんしつ/ロボットアーム
ISS日本にっぽん実験じっけんとう「きぼう」(JEM)の船内せんない実験じっけんしつとロボットアーム スペースシャトル・ディスカバリーごう 6月1にち ほしいずる彰彦あきひこ宇宙うちゅう飛行ひこう搭乗とうじょうてミッション(1J)をおこなう。STS-124
いぶき GOSAT 温室おんしつ効果こうかガス観測かんそく技術ぎじゅつ衛星えいせい H-IIAロケット15号機ごうき 2009ねん 1がつ23にち 学校がっこう企業きぎょう開発かいはつ小型こがた衛星えいせい6相乗あいのり。
小型こがた実証じっしょう衛星えいせい1がた SDS-1 技術ぎじゅつ試験しけん衛星えいせい
日本にっぽん実験じっけんとう「きぼう」
ふねがい実験じっけんプラットフォーム/ふねがいパレット
ISS日本にっぽん実験じっけんとう「きぼう」(JEM)のふねがい実験じっけんプラットフォームとふねがいパレット スペースシャトル・エンデバーごう 7がつ16にち ISS長期ちょうき滞在たいざいちゅう若田わかた光一こういち宇宙うちゅう飛行ひこうてミッション(2J/A)をおこなう。きぼうの完成かんせいSTS-127
HTV技術ぎじゅつ実証じっしょう HTV-1 宇宙うちゅうステーション補給ほきゅう(HTV) H-IIBロケット試験しけん1号機ごうき 9月11にち 夜間やかんげ(21ふん)。
光学こうがく3号機ごうき 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット16号機ごうき 11月28にち 5ねん耐用たいよう年数ねんすうれる情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい光学こうがく1号機ごうき代替だいたい
あかつき PLANET-C 金星かなぼし探査たんさ衛星えいせい H-IIAロケット17号機ごうき 2010ねん 5月21にち あかつきはISAS PLANET計画けいかく大学だいがく開発かいはつ小型こがた衛星えいせい4相乗あいのり。
IKAROS 小型こがたソーラー電力でんりょくセイル実証じっしょう
みちびき QZS-1 衛星えいせい測位そくいシステム H-IIAロケット18号機ごうき 9月11にち じゅん天頂てんちょう衛星えいせいシステム計画けいかく(QZSS)の初号しょごう
こうのとり2号機ごうき HTV-2 宇宙うちゅうステーション補給ほきゅう(HTV) H-IIBロケット2号機ごうき 2011ねん 1がつ22にち
光学こうがく4号機ごうき 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット19号機ごうき 9月23にち 5ねん耐用たいよう年数ねんすうれる情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい光学こうがく2号機ごうき代替だいたい
レーダ3号機ごうき 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット20号機ごうき 12月12にち
しずく GCOM-W1 みず循環じゅんかん変動へんどう観測かんそく衛星えいせい H-IIAロケット21号機ごうき 2012ねん 5月18にち アリラン3ごうおおとりりゅうごう相乗あいのり。
小型こがた実証じっしょう衛星えいせい4がた SDS-4 技術ぎじゅつ試験しけん衛星えいせい
こうのとり3号機ごうき HTV-3 宇宙うちゅうステーション補給ほきゅう(HTV) H-IIBロケット3号機ごうき 7がつ21にち こうのとり3号機ごうきあずかあつには5CubeSat3、べい1、べいこしみず共同きょうどう1[15])を搭載とうさい。ISSに搬入はんにゅうきぼうから軌道きどう投入とうにゅうする(参照さんしょう)。
H-IIBには新型しんがたアビオニクス(参照さんしょう)をはつ適用てきよう
レーダ4号機ごうき 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット22号機ごうき 2013ねん 1がつ27にち
光学こうがく5ごう実証じっしょう 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい
こうのとり4号機ごうき HTV-4 宇宙うちゅうステーション補給ほきゅう(HTV) H-IIBロケット4号機ごうき 8がつ4にち こうのとり4号機ごうきあずかあつには4のCubeSatにちえつ共同きょうどう1、べい3)を搭載とうさい。ISSに搬入はんにゅう、2013ねん10がつから2014ねん3がつにかけて順次じゅんじきぼうから軌道きどう投入とうにゅうする。
4号機ごうきからH-IIBの業務ぎょうむ三菱重工みつびしじゅうこう移管いかんされた。
ひさき SPRINT-A 惑星わくせい分光ぶんこう観測かんそく衛星えいせい イプシロンロケット試験しけん 9月14にち 2延期えんきのあとのイプシロンロケットのはつげ。8月22にちげが信号しんごう中継ちゅうけい装置そうち配線はいせんあやまりにより延期えんきされ、さい設定せっていされた8がつ27にちげも、自動じどう点検てんけん装置そうち姿勢しせい制御せいぎょかんするエラーあやま検知けんちによりさい延期えんきされていた。
ぜんたま降水こうすい観測かんそくぬし衛星えいせい GPM ぜんたま降水こうすい観測かんそく衛星えいせい H-IIAロケット23号機ごうき 2014ねん 2がつ28にち 大学だいがく開発かいはつ7小型こがた衛星えいせい搭載とうさい
だいち2ごう ALOS-2 りくいき観測かんそく技術ぎじゅつ衛星えいせい H-IIAロケット24号機ごうき 5月24にち 大学だいがく企業きぎょう開発かいはつ4小型こがた衛星えいせい搭載とうさい
ひまわり8ごう Himawari-8 気象きしょう衛星えいせい H-IIAロケット25号機ごうき 10月7にち
はやぶさ2 Hayabusa2 小惑星しょうわくせい探査たんさ H-IIAロケット26号機ごうき 12月3にち 大学だいがく開発かいはつ3小型こがた衛星えいせい搭載とうさい
レーダ予備よび 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット27号機ごうき 2015ねん 2がつ1にち
光学こうがく5号機ごうき 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット28号機ごうき 3月26にち
こうのとり5号機ごうき HTV-5 宇宙うちゅうステーション補給ほきゅう(HTV) H-IIBロケット5号機ごうき 8がつ19にち こうのとり5号機ごうきあずかあつには18のCubeSatブラジル1、日本にっぽん1、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく14、デンマーク2)を搭載とうさい
Telstar 12 VANTAGE カナダのテレサットしゃ通信つうしん放送ほうそう衛星えいせい H-IIAロケット29号機ごうき 11月24にち 官需かんじゅ衛星えいせいへの相乗あいのりではない日本にっぽんはつ純粋じゅんすい商業しょうぎょうげ。基幹きかんロケット高度こうどのうち「ちょうびょう慣性かんせい航行こうこう機能きのう獲得かくとく」をはつ適用てきようし、ロングコースト静止せいしトランスファ軌道きどうへのはつげ。
ひとみ ASTRO-H Xせん天文てんもん衛星えいせい H-IIAロケット30号機ごうき 2016ねん 2がつ17にち 大学だいがく企業きぎょう開発かいはつ3小型こがた衛星えいせい搭載とうさい
ひまわり9ごう Himawari-9 気象きしょう衛星えいせい H-IIAロケット31号機ごうき 11月2にち
こうのとり6号機ごうき HTV-6 宇宙うちゅうステーション補給ほきゅう(HTV) H-IIBロケット6号機ごうき 12月9にち こうのとり6号機ごうきあずかあつには7のCubeSat日本にっぽん7)を搭載とうさい
あらせ ERG 小型こがたジオスペース探査たんさ衛星えいせい イプシロンロケット2号機ごうき 12月20にち
TRICOM-1 ちょう小型こがた実験じっけん衛星えいせい SS-520ロケット4号機ごうき 2017ねん 1がつ15にち げ20びょうにテレメータのデータが受信じゅしんできなくなったため、2だん点火てんかりやめミッションを放棄ほうき世界せかい最小さいしょうのローンチ・ヴィークルによるげのこころみ。
きらめき2ごう DSN-2 防衛ぼうえい通信つうしん衛星えいせい H-IIAロケット32号機ごうき 1がつ24にち 防衛ぼうえいしょうはつ独自どくじ衛星えいせい整備せいびから運用うんようまで一括いっかつしてPFI方式ほうしきおこなう。
レーダ5号機ごうき 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット33号機ごうき 3月17にち
みちびき2号機ごうき QZS-2 衛星えいせい測位そくいシステム H-IIAロケット34号機ごうき 6月1にち じゅん天頂てんちょう衛星えいせいシステム計画けいかく(QZSS)の2号機ごうき
みちびき3号機ごうき QZS-3 衛星えいせい測位そくいシステム H-IIAロケット35号機ごうき 8がつ19にち じゅん天頂てんちょう衛星えいせいシステム計画けいかく(QZSS)の3号機ごうき
みちびき4号機ごうき QZS-4 衛星えいせい測位そくいシステム H-IIAロケット36号機ごうき 10がつ10日とおか じゅん天頂てんちょう衛星えいせいシステム計画けいかく(QZSS)の4号機ごうき
しきさい GCOM-C 気候きこう変動へんどう観測かんそく衛星えいせい H-IIAロケット37号機ごうき 12月23にち
つばめ SLATS ちょうてい高度こうど衛星えいせい技術ぎじゅつ試験しけん
ASNARO-2 高性能こうせいのう小型こがたレーダ衛星えいせい イプシロンロケット3号機ごうき 2018ねん 1がつ18にち
たすき TRICOM-1R ちょう小型こがた実験じっけん衛星えいせい SS-520ロケット5号機ごうき 2がつ3にち
光学こうがく6号機ごうき 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット38号機ごうき 2がつ27にち
レーダ6号機ごうき 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット39号機ごうき 6月12にち
こうのとり7号機ごうき HTV-7 宇宙うちゅうステーション補給ほきゅう(HTV) H-IIBロケット7号機ごうき 9月23にち
みお MMO 水星すいせい磁気圏じきけん探査たんさ アリアン5 10がつ20日はつか 欧州おうしゅう宇宙うちゅう機関きかん水星すいせい表面ひょうめん探査たんさ(MPO)相乗あいのり。
いぶき2ごう GOSAT-2 温室おんしつ効果こうかガス観測かんそく技術ぎじゅつ衛星えいせい2ごう H-IIAロケット40号機ごうき 10月29にち アラブ首長しゅちょうこく連邦れんぽうハリーファサット日本にっぽん大学だいがく開発かいはつ5小型こがたふく衛星えいせい搭載とうさい
革新かくしんてき衛星えいせい技術ぎじゅつ実証じっしょう1号機ごうき RAPIS-1 革新かくしんてき技術ぎじゅつ実証じっしょう衛星えいせい イプシロンロケット4号機ごうき 2019ねん 1がつ18にち 日本にっぽん大学だいがく企業きぎょう開発かいはつした3ちょう小型こがたふく衛星えいせい3のCubeSat搭載とうさい
こうのとり8号機ごうき HTV-8 宇宙うちゅうステーション補給ほきゅう(HTV) H-IIBロケット8号機ごうき 9月25にち 日本にっぽん大学だいがく外国がいこく大学だいがく機関きかん共同きょうどう開発かいはつした3のCubeSat搭載とうさい
光学こうがく7号機ごうき 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット41号機ごうき 2020ねん 2がつ9にち
こうのとり9号機ごうき HTV-9 宇宙うちゅうステーション補給ほきゅう(HTV) H-IIBロケット9号機ごうき 5月21にち H-IIBロケット最終さいしゅうごう
Hope (al-Amal) アラブ首長しゅちょうこく連邦れんぽう火星かせい探査たんさ H-IIAロケット42号機ごうき 7がつ20日はつか アラブ首長しゅちょうこく連邦れんぽうから受注じゅちゅうした商業しょうぎょうげ。
ひかりデータ中継ちゅうけい衛星えいせい・データ中継ちゅうけい衛星えいせい1号機ごうき データ中継ちゅうけい衛星えいせい H-IIAロケット43号機ごうき 11月29にち JAXAがわからの呼称こしょうひかりデータ中継ちゅうけい衛星えいせい内閣ないかく衛星えいせい情報じょうほうセンターがわからの呼称こしょうはデータ中継ちゅうけい衛星えいせい1号機ごうき
みちびき初号しょごう後継こうけい OZS-1R じゅん天頂てんちょう衛星えいせいシステムの初号しょごう後継こうけい H-IIAロケット44号機ごうき 2021ねん 10月26にち
革新かくしんてき衛星えいせい技術ぎじゅつ実証じっしょう2号機ごうき RAPIS-2 革新かくしんてき衛星えいせい技術ぎじゅつ実証じっしょう イプシロンロケット5号機ごうき 11月9にち 4ちょう小型こがた衛星えいせい3のCubeSat搭載とうさい
Inmarsat-6 F1 イギリス通信つうしん衛星えいせい H-IIAロケット45号機ごうき 12月22にち イギリスから受注じゅちゅうした商業しょうぎょう[16]
革新かくしんてき衛星えいせい技術ぎじゅつ実証じっしょう3号機ごうき RAISE-3 革新かくしんてき技術ぎじゅつ実証じっしょう衛星えいせい イプシロンロケット6号機ごうき 2022ねん 10月12にち 日本にっぽん企業きぎょう大学だいがくなどが開発かいはつした2小型こがたふく衛星えいせい5のCubeSat搭載とうさいだいだんだいさんだんはな時点じてん姿勢しせい目標もくひょうことなっていたことから、957ふん11びょう指令しれい破壊はかい信号しんごう送信そうしん[17]
情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせいレーダ7号機ごうき 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット46号機ごうき 2023ねん 1がつ26にち
だいち3ごう ALOS-3 りくいき観測かんそく技術ぎじゅつ衛星えいせい H-3ロケット試験しけん1号機ごうき 3月7にち 1だんはなに2だんエンジンに点火てんかせず、指令しれい破壊はかい信号しんごう送信そうしん[18]
XRISM Xせん分光ぶんこう撮像さつぞう衛星えいせい H-IIAロケット47号機ごうき 9月7にち 2016ねん姿勢しせい制御せいぎょけい不具合ふぐあいのため短期間たんきかん運用うんよう終了しゅうりょうしたXせん天文てんもん衛星えいせいひとみ 」の代替だいたい
SLIM 無人むじん月面げつめん探査たんさ
情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい光学こうがく8号機ごうき 情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい H-IIAロケット48号機ごうき 2024ねん 1がつ12にち
VEP-4 ロケット性能せいのう確認かくにんようペイロード H-3ロケット試験しけん2号機ごうき 2がつ17にち に2小型こがた衛星えいせい(CE-SAT-IE、TIRSAT)を搭載とうさい

予定よてい[編集へんしゅう]

H-IIAロケット(19号機ごうき
H-IIBロケット(2号機ごうき

げが予定よていされているロケットと衛星えいせい探査たんさ状況じょうきょうわせて順番じゅんばんなどは変更へんこうされることがある。2023ねんれい5ねん)12月22にち決定けっていされた宇宙うちゅう基本きほん計画けいかく工程こうていひょうれい5年度ねんど改訂かいてい)によるとげスケジュールはつぎとおりである[19]

2024ねん
2025ねん
2026ねん
2027ねん
  • イプシロンSロケット:革新かくしんてき衛星えいせい技術ぎじゅつ実証じっしょう5号機ごうき
  • H3ロケット:情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい光学こうがく9号機ごうき
  • H3ロケット:情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい光学こうがく多様たよう2号機ごうき
  • イプシロンSロケット:JASMINE赤外線せきがいせん位置いち天文てんもん衛星えいせい
2028ねん
  • イプシロンSロケット:Solar-C_EUVSTこう感度かんど太陽たいよう紫外線しがいせん分光ぶんこう観測かんそく衛星えいせい
  • H3ロケット:ひまわり10号機ごうき
2029ねん
  • H3ロケット:情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせいレーダ多様たよう1号機ごうき
  • イプシロンSロケット:革新かくしんてき衛星えいせい技術ぎじゅつ実証じっしょう6号機ごうき
  • H3ロケット:情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい光学こうがく10号機ごうき
2030ねん
  • H3ロケット:情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせいレーダ多様たよう2号機ごうき
2031ねん
  • H3ロケット:情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせいレーダ多様たよう2号機ごうき
  • イプシロンSロケット:革新かくしんてき衛星えいせい技術ぎじゅつ実証じっしょう7号機ごうき
  • H3ロケット:情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせいレーダ9号機ごうき
2032ねん
2033ねん以降いこう
  • イプシロンSロケット:革新かくしんてき衛星えいせい技術ぎじゅつ実証じっしょう8号機ごうき
  • H3ロケット:情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせいレーダ10号機ごうき
  • H3ロケット:情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい光学こうがく11号機ごうき
  • H3ロケット:情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい多様たよう後継こうけい

検討けんとう提案ていあん段階だんかい宇宙うちゅう[編集へんしゅう]

  • 赤外線せきがいせん天文てんもん衛星えいせい GREX-PLUS:2030年代ねんだいげを目指めざ次世代じせだい赤外線せきがいせん天文てんもん衛星えいせい

継続けいぞく予定よてい航空こうくう技術ぎじゅつ[編集へんしゅう]

JAXAが実験じっけんとして所有しょゆうするビーチクラフト・クインエア

実験じっけんよう航空機こうくうき[編集へんしゅう]

航空こうくう技術ぎじゅつ部門ぶもんきゅう航空宇宙技術研究所こうくううちゅうぎじゅつけんきゅうじょ)が保有ほゆうする実験じっけんよう航空機こうくうき飛行ひこうシステム分野ぶんやにおける実証じっしょう研究けんきゅう飛躍ひやくさせることと、先進せんしんてき航空こうくう技術ぎじゅつ発展はってん寄与きよすることを目的もくてき開発かいはつされ、幅広はばひろ高度こうど速度そくどや、いろいろな飛行ひこう特性とくせいおうじた飛行ひこう実証じっしょうおこなうことができるよう、ヘリコプター、プロペラジェット機じぇっときの3保有ほゆうしている。

退役たいえき

1999ねん〜2013ねん運用うんようされた実験じっけんようヘリコプター。MuPAL-εいぷしろん(ミューパル・イプシロン)の愛称あいしょう存在そんざいした。JA21ME。定置ていち場所ばしょ調布ちょうふ航空こうくう宇宙うちゅうセンター。

1962ねん航空こうくう技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょ航空宇宙技術研究所こうくううちゅうぎじゅつけんきゅうじょ前身ぜんしん)の実験じっけんよう航空機こうくうきとして就役しゅうえきし、2011ねん老朽ろうきゅうのため退役たいえきした[20]。JA5111。定置ていち場所ばしょ調布ちょうふ航空こうくう宇宙うちゅうセンター。

2007ねん中古ちゅうこ(N67933)を導入どうにゅうし、DREAMS(次世代じせだい運行うんこうシステム)プロジェクトの技術ぎじゅつ実証じっしょうとして運用うんよう。プロジェクト終了しゅうりょうにともない2015ねん売却ばいきゃく。JA36AK

予算よさん人員じんいん規模きぼ[編集へんしゅう]

2010ねん平成へいせい22ねん宇宙うちゅう開発かいはつ予算よさん先進せんしんこく宇宙うちゅう機関きかん同士どうし比較ひかくすると、アメリカ航空こうくう宇宙うちゅうきょく(NASA)がやく1ちょう7,597おくえん(さらにどう規模きぼ予算よさんアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく国防総省こくぼうそうしょうから支出ししゅつ、2009年度ねんど宇宙うちゅう開発かいはつ予算よさん総額そうがくやく4.6ちょうえん[21])、欧州おうしゅう宇宙うちゅう機関きかん(ESA)がやく5,018おくえん(2007年度ねんど宇宙うちゅう開発かいはつ予算よさん総額そうがくやく8,000おくえん[21])であるのにたいし、JAXAの実質じっしつてき予算よさんがくはわずか1,800おくえんとNASAの10ぶんの1程度ていどである[22]

なお1,800おくえんというがくは、内閣ないかく官房かんぼう予算よさん開発かいはつされる情報じょうほう収集しゅうしゅう衛星えいせい(IGS)の毎年まいとしやく400おくえんのJAXAぶん受託じゅたく費用ひよう除外じょがいしたがくであり、これをくわえた場合ばあいのJAXAの予算よさんやく2,200おくえん省庁しょうちょう予算よさんふくめた宇宙うちゅう開発かいはつ予算よさん総額そうがくは3,390おくえんになる[21]

ロケットの開発かいはつ比較ひかくすると、前任ぜんにんしゃから改良かいりょう開発かいはつされたNASAのデルタIV開発かいはつは2,750おくえんアトラスV開発かいはつは2,420おくえんであるのにたいし、H-IIを技術ぎじゅつてき基盤きばんおなじく改良かいりょう開発かいはつされたH-IIAH-IIB開発かいはつ合計ごうけいがくやく1,802おくえんであり、2機種きしゅわせても1,000おくほどやす開発かいはつされている[23]

さらに前身ぜんしんのNASDAをても、全段ぜんだん新規しんき開発かいはつされたESAの主力しゅりょくロケットのアリアン5シリーズの開発かいはつやく8,800おく〜9,900おくえんたいし、おなじく全段ぜんだん新規しんき開発かいはつされたH-II開発かいはつは2,700おくえんで3ぶんの1以下いかである[23]

人員じんいん比較ひかくするとアメリカのやく4まん3,500にん(NASAやく1まん8,500にん+アメリカ戦略せんりゃくぐんやく2まん5,000にん)、欧州おうしゅうやく1まん195にん(ESAやく1,900にん+CNESやく2,400にん+DLRやく5,600にん+ASIやく250にん+BNSCやく45にん)、インド宇宙うちゅう研究けんきゅう機関きかんやく1まん3,600にんたいして、JAXAはNASAの10ぶんの1以下いかの1,571にんである[22]。なおJAXA発足ほっそく以降いこう人員じんいん漸減ぜんげん傾向けいこうにある[24]

組織そしき[編集へんしゅう]

役員やくいん一覧いちらん[編集へんしゅう]

  • 理事りじちょう山川やまかわひろし
  • ふく理事りじちょう佐野さのひさ
  • 理事りじ布野ふの泰広やすひろ寺田てらだひろし慈、佐々木ささきひろし國中くになかひとしちょうがえ正敏まさとし石井いしい康夫やすお大山おおやま真未まみ
  • 監事かんじ三宅みやけ正純まさずみ小林こばやし洋子ようこ非常勤ひじょうきん[25]

歴代れきだい理事りじちょう[編集へんしゅう]

部門ぶもん[編集へんしゅう]

以下いか各部かくぶ管理かんり業務ぎょうむおこない、かく部門ぶもんごとに下部かぶ組織そしきかれかく研究けんきゅうテーマや開発かいはつ業務ぎょうむおこなっている(2016ねん3がつ1にち時点じてん[27]

  • 各部かくぶ
経営けいえい推進すいしん評価ひょうか監査かんさ総務そうむ人事じんじ財務ざいむ調達ちょうたつ筑波宇宙つくばうちゅうセンター管理かんり広報こうほう調査ちょうさ国際こくさいなどの管理かんり部門ぶもん
  • だいいち宇宙うちゅう技術ぎじゅつ部門ぶもん
H-IIAロケットをはじめとするロケットげおよび人工じんこう衛星えいせいシステムの研究けんきゅう開発かいはつ利用りよう促進そくしんなど(きゅう宇宙開発事業団うちゅうかいはつじぎょうだん)。
  • だい宇宙うちゅう技術ぎじゅつ部門ぶもん
詳細しょうさい不明ふめい
  • 有人ゆうじん宇宙うちゅう技術ぎじゅつ部門ぶもん
国際こくさい宇宙うちゅうステーション日本にっぽん実験じっけんモジュール「きぼう」や宇宙うちゅうステーション補給ほきゅうHTV」など有人ゆうじん宇宙うちゅうシステムにかんする研究けんきゅう開発かいはつ利用りよう促進そくしんなど。
  • 宇宙うちゅう探査たんさイノベーションハブ
    • 宇宙うちゅう探査たんさ実験じっけんとう
宇宙うちゅう探査たんさ実験じっけんとう
惑星わくせい探査たんさ天体てんたい観測かんそく衛星えいせい工学こうがく試験しけん衛星えいせい開発かいはつおよび運用うんようなど。総合研究大学院大学そうごうけんきゅうだいがくいんだいがく参加さんかしている(きゅう宇宙うちゅう科学かがく研究けんきゅう本部ほんぶ)。
  • 航空こうくう技術ぎじゅつ部門ぶもん
日本にっぽん航空こうくう産業さんぎょうのための航空こうくう技術ぎじゅつ研究けんきゅう開発かいはつきゅう航空宇宙技術研究所こうくううちゅうぎじゅつけんきゅうじょ研究けんきゅう開発かいはつ本部ほんぶ航空こうくう部門ぶもん)。
  • 研究けんきゅう開発かいはつ部門ぶもん
航空こうくう宇宙うちゅう技術ぎじゅつ基盤きばん研究けんきゅう将来しょうらいけた技術ぎじゅつ開発かいはつかくプロジェクトへの技術ぎじゅつ支援しえんなど(きゅう宇宙開発事業団うちゅうかいはつじぎょうだん技術ぎじゅつ開発かいはつ部門ぶもん宇宙うちゅう科学かがく研究所けんきゅうじょ技術ぎじゅつ研究けんきゅう部門ぶもん)。

施設しせつ事業じぎょうしょ[編集へんしゅう]

事務じむ駐在ちゅうざいいん宇宙うちゅう飛行ひこうふくむ)関係かんけい部署ぶしょおよび研究所けんきゅうじょ[編集へんしゅう]

宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう本社ほんしゃ東京とうきょう調布ちょうふ
筑波宇宙つくばうちゅうセンター正門せいもん

有人ゆうじん宇宙うちゅう利用りよう関連かんれん駐在ちゅうざい事務所じむしょ[編集へんしゅう]

宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつげ・管制かんせい実務じつむ担当たんとう施設しせつ[編集へんしゅう]

射場いば[編集へんしゅう]

実験じっけん開発かいはつ施設しせつ[編集へんしゅう]

大気圏たいきけん観測かんそく宇宙うちゅう観測かんそく施設しせつ[編集へんしゅう]

宇宙うちゅう通信つうしん施設しせつ[編集へんしゅう]

管制かんせい施設しせつ[編集へんしゅう]

ふか宇宙うちゅうミッションよう臨時りんじ通信つうしん施設しせつ[編集へんしゅう]

電波でんぱ通信つうしん施設しせつ運用うんようちゅう

不祥事ふしょうじ[編集へんしゅう]

サイバー攻撃こうげき情報じょうほう漏洩ろうえい事件じけん[編集へんしゅう]

2011ねん8がつ検出けんしゅつぶん

2011ねん8がつ11にちにJAXA職員しょくいんようパソコン1だい異常いじょう検出けんしゅつ同月どうげつ17にちコンピューターウイルス感染かんせんしていることが判明はんめいした。その、このウイルスを駆除くじょしても異常いじょうつづいたため継続けいぞくして調査ちょうさしたところ、べつ新種しんしゅのウイルスも情報じょうほう収集しゅうしゅうしていたこと、7がつ6にちから8がつ11にちまでに外部がいぶ情報じょうほう送信そうしんしていたことが判明はんめいし、この事実じじつを2012ねん1がつ13にち発表はっぴょうした。漏洩ろうえいした可能かのうせいのある情報じょうほうは「端末たんまつ保存ほぞんされていたメールアドレス」、「宇宙うちゅうステーション補給ほきゅう(HTV)の仕様しよう運用うんよう関連かんれんする情報じょうほう」、「当該とうがい端末たんまつからアクセスしたシステムへのログイン情報じょうほう」である[38]感染かんせん経路けいろは、2011ねん7がつ6にち職員しょくいんあておくられてきたメールの添付てんぷファイルを、新種しんしゅのウイルスが仕込しこまれた標的ひょうてきがた攻撃こうげきメールと気付きづかずに職員しょくいんけたことによるものであるとされた[39][40]。この標的ひょうてきがた攻撃こうげきメールは、職員しょくいん知人ちじん送信そうしんしゃめい職員しょくいんかいさそ件名けんめい送信そうしんされていた[41]

2012ねん3月27にち調査ちょうさ結果けっか発表はっぴょうされ、「当該とうがい端末たんまつなかはいっていた情報じょうほうおよび当該とうがいはしまつ業務ぎょうむちゅう表示ひょうじした画面がめん情報じょうほう漏洩ろうえいしたが、当該とうがい端末たんまつない機微きび情報じょうほう保存ほぞんされていなかったこと、ならびに当該とうがい端末たんまつでは当該とうがい期間きかんちゅうにHTVの仕様しよう運用うんようかんする機微きび情報じょうほうあつかわれていなかったこと」、「当該とうがい端末たんまつからアクセスしたシステムへのログイン情報じょうほう漏洩ろうえいしたが、当該とうがい端末たんまつない機微きび情報じょうほう保存ほぞんされていなかったこと、ならびに当該とうがい端末たんまつでは当該とうがい期間きかんちゅうにHTVの仕様しよう運用うんようかんする機微きび情報じょうほうあつかわれていなかったこと」、「メールアドレスの個々ここ漏洩ろうえい特定とくていできなかったこと」があきらかにされた[39]

2012ねん11月検出けんしゅつぶん

2012ねん11月21にち社内しゃないネットワークに接続せつぞくされた筑波宇宙つくばうちゅうセンターの職員しょくいん業務ぎょうむようパソコン1だいでコンピューターウイルスを検知けんち、28にちにこのパソコンが「イプシロンロケットの仕様しよう運用うんようかかわる情報じょうほう」および「イプシロンロケット開発かいはつ関連かんれんするM-Vロケット、H-IIAロケットおよびH-IIBロケットの仕様しよう運用うんようかかわる情報じょうほう」などの情報じょうほう収集しゅうしゅうし、外部がいぶ送信そうしんしていた可能かのうせいがあることが判明はんめいし、この事実じじつ同月どうげつ30にち発表はっぴょうした[42][43]どう30にち三菱重工みつびしじゅうこう宇宙うちゅう事業じぎょう関連かんれん情報じょうほう新型しんがたウイルスにより外部がいぶ流出りゅうしゅつしていた可能かのうせいがあることを発表はっぴょうした[44]

2013ねん2がつ19にち調査ちょうさ結果けっか発表はっぴょうされた。情報じょうほう流出りゅうしゅつ原因げんいんとなったウイルスの感染かんせん経路けいろは、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいの4にち3月15にちおくられてきた被災ひさいしゃへの支援しえんきん給付きゅうふ案内あんないよそおったなりすましメールの添付てんぷファイルを、それと気付きづかずに職員しょくいんけたことにあった[45]感染かんせんした端末たんまつ保存ほぞんされていた情報じょうほうは2011ねん3月17にちから2012ねん11月21にちまでの1ねん5かげつあいだ外部がいぶ送信そうしんされつづけていた[46]

2013ねん4がつ検出けんしゅつぶん

2013ねん4がつ18にちにJAXAのサーバーの定期ていき検査けんさおこなったところ、4がつ17にち深夜しんや何者なにものかが筑波つくば宇宙うちゅうステーションに勤務きんむする職員しょくいんのIDパスワードを使つかって不正ふせいにサーバに侵入しんにゅうしていたことが判明はんめいした。また、これにより「国際こくさい宇宙うちゅうステーション日本にっぽん実験じっけんとう「きぼう」の運用うんよう準備じゅんび使つかわれる参考さんこう情報じょうほう」、「「きぼう」運用うんよう関係かんけいしゃ複数ふくすうのメーリングリスト」の情報じょうほう流出りゅうしゅつした可能かのうせいがあることも判明はんめいし、JAXAはこの事実じじつ同月どうげつ23にち発表はっぴょうした[47][48]。その発表はっぴょうによると、不正ふせいなアクセスは日本にっぽん中国ちゅうごくからされており、漏洩ろうえいした可能かのうせいのある情報じょうほうは、きぼうの作業さぎょう手順てじゅんしょなど18けんと、JAXAやべい航空こうくう宇宙うちゅうきょく(NASA)の職員しょくいんやく190にんのメールアドレスリストだという[49]

2021ねん4がつ報道ほうどうぶん

2021ねんれい3ねん)4がつ警視庁けいしちょう公安こうあんは、JAXAなど国内こくないやく200の企業きぎょう研究けんきゅう機関きかんへのサイバー攻撃こうげき関与かんよしたうたがいがつよまったとして、すでに日本にっぽんから出国しゅっこくしていた中国共産党ちゅうごくきょうさんとういんのシステムエンジニアの30だいおとこわたし電磁でんじてき記録きろく不正ふせい作出さくしゅつどう供用きょうよう容疑ようぎ書類しょるい送検そうけんした。おとこは2016ねん9がつから17ねん4がつに5かいにわたり日本にっぽん国内こくないのレンタルサーバーを偽名ぎめい契約けいやくしてサイバー攻撃こうげきおこなっていた。警察けいさつによるとおとこ背後はいごには中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほうぐんのサイバー攻撃こうげき専門せんもん組織そしき「61419部隊ぶたい」の関与かんよがあるとしている。JAXAによるとこの攻撃こうげきではJAXAからの情報じょうほう漏洩ろうえい被害ひがいはなかったという[50]

汚職おしょく事件じけん[編集へんしゅう]

その不祥事ふしょうじ[編集へんしゅう]

  • 2013ねん5がつ14にち、JAXA角田つのだ宇宙うちゅうセンター勤務きんむしていた46さい主任しゅにん研究けんきゅういんが、2009ねんごろにったおんな共謀きょうぼうし、JAXAのロケット開発かいはつかんするプログラム更新こうしん架空かくう発注はっちゅう、2011ねん4がつにそのおんな代表だいひょうつとめていた東京とうきょうのペーパーカンパニーにたいしJAXAから現金げんきんやく97まんえんませたとして、宮城みやぎ県警けんけい詐欺さぎ容疑ようぎでそのおんなとともに逮捕たいほされた。その当該とうがい主任しゅにん研究けんきゅういんは2016ねん有罪ゆうざい判決はんけつけ、懲戒ちょうかい解雇かいこされている[51][52][53]

コーポレートスローガン[編集へんしゅう]

JAXA発足ほっそく以来いらい、「そらいどみ、宇宙うちゅうひらく」が使用しようされてきたが、2013ねん10がつにJAXA発足ほっそく10周年しゅうねん記念きねんして、あらたに「Explore to Realize」とさだめられた[54]

イメージソング[編集へんしゅう]

JAXA が2004ねん平成へいせい16ねんまつから2005ねん平成へいせい17ねんなつにかけてった「JAXA宇宙うちゅう音楽おんがく募集ぼしゅうキャンペーン」で募集ぼしゅうしたきょくなかから審査しんさいん一般いっぱん投票とうひょうによる審査しんさ結果けっか、グランプリとなった E.Bakay / Vocal 河合かわい夕子ゆうこの『Radio Emission』がJAXAのイメージソングに採用さいようされた。また、最終さいしゅう審査しんさかい出場しゅつじょう作品さくひんとともに公開こうかいされている[55]

JAXAに関係かんけいする日本にっぽん政府せいふ宇宙うちゅう開発かいはつ関連かんれん機関きかん[編集へんしゅう]

最高さいこう戦略せんりゃく決定けってい機関きかん[編集へんしゅう]

かく省庁しょうちょうごとにかれている宇宙うちゅう開発かいはつ政策せいさく統合とうごうして一元いちげんてき宇宙うちゅう開発かいはつ推進すいしんすることを目的もくてきとして、2008ねん8がつ27にち宇宙うちゅう基本きほんほう施行しこうされ、内閣ないかく日本にっぽん宇宙うちゅう基本きほん計画けいかくにおける最高さいこう戦略せんりゃく決定けってい機関きかんとなる宇宙うちゅう開発かいはつ戦略せんりゃく本部ほんぶ設置せっちされている。本部ほんぶちょう内閣ないかく総理そうり大臣だいじんふく本部ほんぶちょう内閣ないかく官房かんぼう長官ちょうかん宇宙うちゅう政策せいさく担当たんとう大臣だいじん本部ほんぶいんはすべての国務大臣こくむだいじんつとめ、日本にっぽん宇宙うちゅう開発かいはつにおける基本きほん方針ほうしんとなる宇宙うちゅう基本きほん計画けいかく策定さくていする。宇宙うちゅう基本きほん計画けいかく付帯ふたいされる宇宙うちゅう基本きほん計画けいかく工程こうていひょうでは、JAXAもふくめた日本にっぽん宇宙うちゅう機関きかんおこな宇宙うちゅう開発かいはつげの今後こんご長期ちょうきてきなスケジュールがしめされる。事務じむ機能きのう後述こうじゅつ内閣ないかく宇宙うちゅう開発かいはつ戦略せんりゃく推進すいしん事務じむきょくおこなう。

企画きかく立案りつあん省庁しょうちょうあいだ調整ちょうせい機関きかん[編集へんしゅう]

2012ねん7がつ13にちに、宇宙うちゅう政策せいさく立案りつあん各省かくしょうあいだ統合とうごう調整ちょうせいおこな宇宙うちゅう審議しんぎかんちょうとした要員よういんすうやく30にん宇宙うちゅう戦略せんりゃくしつ内閣ないかくした発足ほっそくした。各省かくしょうやJAXAなどのかんがわ司令塔しれいとうてき存在そんざいとなる宇宙うちゅう戦略せんりゃくしつは、宇宙うちゅう開発かいはつかんする企画きかく立案りつあん各省かくしょう調整ちょうせいおこない、宇宙うちゅう政策せいさく委員いいんかい策定さくていした宇宙うちゅう開発かいはつ計画けいかく報告ほうこくし、調査ちょうさ審議しんぎけていた。宇宙うちゅう戦略せんりゃく室長しつちょう内閣ないかく官房かんぼう宇宙うちゅう戦略せんりゃく本部ほんぶ事務じむきょく事務じむ局長きょくちょう代理だいりね、宇宙うちゅう戦略せんりゃくしつ一部いちぶ幹部かんぶ宇宙うちゅう戦略せんりゃく本部ほんぶ事務じむきょくづけ事務じむ局員きょくいんでもあった。2016ねん4がつ1にちに、内閣ないかく官房かんぼうのスリム一環いっかんとして宇宙うちゅう開発かいはつ戦略せんりゃく本部ほんぶ事務じむきょく廃止はいし内閣ないかく宇宙うちゅう戦略せんりゃくしつ宇宙うちゅう開発かいはつ戦略せんりゃく推進すいしん事務じむきょく改組かいそされ、宇宙うちゅう開発かいはつ戦略せんりゃく本部ほんぶ事務じむ機能きのうぐことになった[56][57]じゅん天頂てんちょう衛星えいせいシステム内閣ないかく所管しょかんすることから、宇宙うちゅう開発かいはつ戦略せんりゃく推進すいしん事務じむ局内きょくないにはじゅん天頂てんちょう衛星えいせいシステム戦略せんりゃくしつ設置せっちされている[58]

計画けいかく審議しんぎ評価ひょうか機関きかん[編集へんしゅう]

2012ねん7がつ11にちまで、JAXAは文部もんぶ科学かがくしょう付随ふずいする審議しんぎかいである宇宙うちゅう開発かいはつ委員いいんかい最初さいしょは1968ねん総理府そうりふ設置せっち[59]により宇宙うちゅう開発かいはつ計画けいかく審議しんぎ評価ひょうかを、航空こうくう科学かがく技術ぎじゅつ委員いいんかい[60]により航空こうくう科学かがく技術ぎじゅつ研究けんきゅう計画けいかく審議しんぎ評価ひょうかけていた。

2012ねん7がつ宇宙うちゅう戦略せんりゃくしつ発足ほっそくとともに文部もんぶ科学かがくしょう宇宙うちゅう開発かいはつ委員いいんかい廃止はいしされ、宇宙うちゅう開発かいはつ戦略せんりゃく本部ほんぶ本部ほんぶちょう内閣ないかく総理そうり大臣だいじん諮問しもんけて宇宙うちゅう開発かいはつ計画けいかく妥当だとうせい審議しんぎ各省かくしょう宇宙うちゅう機関きかんへの勧告かんこくおこなう、7にん以内いない非常勤ひじょうきん有識者ゆうしきしゃにより構成こうせいされる宇宙うちゅう政策せいさく委員いいんかいどう委員いいん会下えげかく部会ぶかい内閣ないかくした発足ほっそくした[61]

またJAXAを所掌しょしょうする省庁しょうちょうべつれば、宇宙うちゅう開発かいはつ委員いいんかい廃止はいしされた文部もんぶ科学かがくしょうにおいては、科学かがく技術ぎじゅつ学術がくじゅつ審議しんぎかい研究けんきゅう計画けいかく評価ひょうか分科ぶんかかい宇宙うちゅう開発かいはつ利用りよう部会ぶかい航空こうくう科学かがく技術ぎじゅつ委員いいんかいほん法人ほうじん研究けんきゅう開発かいはつたいする審議しんぎ評価ひょうかおこなうほか[62][63]、2015ねん平成へいせい27ねん以降いこうはJAXAを所掌しょしょうする総務そうむ文部もんぶ科学かがく経済けいざい産業さんぎょう各省かくしょう共通きょうつうして設置せっちされた国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん審議しんぎかい宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう部会ぶかいと、内閣ないかく宇宙うちゅう政策せいさく委員いいんかいした設置せっちされた国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう分科ぶんかかいほん法人ほうじん全体ぜんたい審議しんぎ評価ひょうかおこな[64]。JAXAはこれらの機関きかん指導しどう監督かんとくけて宇宙うちゅう開発かいはつ実務じつむにあたることになる。以下いかに2019ねん平成へいせい31ねんおも審議しんぎ評価ひょうか機関きかん列挙れっきょする。

内閣ないかく

  • 宇宙うちゅう政策せいさく委員いいんかい
    • 宇宙うちゅう安全あんぜん保障ほしょう部会ぶかい
    • 宇宙うちゅう民生みんせい利用りよう部会ぶかい
    • 宇宙うちゅう産業さんぎょう科学かがく技術ぎじゅつ基盤きばん部会ぶかい
      • 宇宙うちゅう法制ほうせいしょう委員いいんかい
      • 宇宙うちゅう科学かがく探査たんさしょう委員いいんかい
    • 国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう分科ぶんかかい

文部もんぶ科学かがくしょう

  • 科学かがく技術ぎじゅつ学術がくじゅつ審議しんぎかい 研究けんきゅう計画けいかく評価ひょうか分科ぶんかかい 宇宙うちゅう開発かいはつ利用りよう部会ぶかい
  • 科学かがく技術ぎじゅつ学術がくじゅつ審議しんぎかい 研究けんきゅう計画けいかく評価ひょうか分科ぶんかかい 航空こうくう科学かがく技術ぎじゅつ委員いいんかい

総務そうむ文部もんぶ科学かがく経済けいざい産業さんぎょうしょう共通きょうつう

  • 国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん審議しんぎかい 宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう部会ぶかい

JAXAに関係かんけいする日本にっぽん政府せいふ以外いがい関連かんれん団体だんたい[編集へんしゅう]

管理かんり運営うんえいさき[編集へんしゅう]

加盟かめい団体だんたい事務じむきょく[編集へんしゅう]

業務ぎょうむ委託いたく提携ていけいさき[編集へんしゅう]

加盟かめい団体だんたい[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ 日本にっぽん宇宙うちゅう開発かいはつ歴史れきし 21世紀せいき、JAXA情報じょうほうセンター
  2. ^ 世界せかいをリードする日本にっぽん天文学てんもんがく、JAXA
  3. ^ 「ひので」の成果せいかが、科学かがく雑誌ざっし「サイエンス」の特集とくしゅう表紙ひょうしに!、Astro Arts
  4. ^ 科学かがく「サイエンス」が「かぐや」特集とくしゅうごう発行はっこう、Astro Arts
  5. ^ べい科学かがく「サイエンス」における「はやぶさ」特別とくべつ編集へんしゅうごう発行はっこうについて』(プレスリリース)JAXA、2011ねん8がつ26にちhttps://www.jaxa.jp/press/2011/08/20110826_hayabusa_j.html 
  6. ^ 「はやぶさ」ギネス世界せかい記録きろく認定にんてい、JAXA
  7. ^ 田中たなかまこと世界せかいはつ宇宙うちゅうヨット JAXA「イカロス」、ギネス認定にんてい」『朝日新聞あさひしんぶん』、2012ねん12月12にち2020ねん1がつ11にち閲覧えつらん。「現在げんざいインターネットアーカイブうち残存ざんそん
  8. ^ 成功せいこうおめでとう! H-IIAロケット29号機ごうき通信つうしん衛星えいせい「テルスター12ヴァンテージ」のげに成功せいこう”. sorae.jp (2015ねん11月24にち). 2015ねん12月9にち閲覧えつらん
  9. ^ 「あかつき」軌道きどう投入とうにゅう成功せいこう日本にっぽんはつ惑星わくせい探査たんさ JAXA 2015ねん12月9にち
  10. ^ SS-520 5号機ごうきがギネス世界せかい記録きろく(R)に認定にんていされました JAXA 2018ねん4がつ27にち
  11. ^ 世界せかい最低さいてい高度こうど飛行ひこう JAXAの地球ちきゅう観測かんそく衛星えいせいがギネス認定にんてい 産経新聞さんけいしんぶん 2019ねん12月24にち
  12. ^ 月面げつめん探査たんさ JAXA 世界せかいはつの「ピンポイント着陸ちゃくりく」に成功せいこう発表はっぴょう NHK 2024ねん1がつ25にち
  13. ^ 「H3」2号機ごうきげ、衛星えいせい分離ぶんり成功せいこう 30ねんぶり国産こくさん新型しんがた”. 毎日新聞まいにちしんぶん (2024ねん2がつ17にち). 2024ねん2がつ17にち閲覧えつらん
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  15. ^ 宇宙うちゅうステーション補給ほきゅう「こうのとり」3号機ごうき (HTV3) の打上うちあげげについて』(プレスリリース)JAXA、2012ねん7がつ19にちhttps://www.jaxa.jp/press/2012/07/20120719_kounotori3_j.html 
  16. ^ 塚本つかもと直樹なおき (2017ねん9がつ12にち). “「H-IIA」ロケット、インマルサット衛星えいせい「Inmarsat-6」初号しょごう契約けいやく 2020ねん予定よてい. sorae.jp. https://sorae.info/030201/2017_09_12_mhi.html 2017ねん9がつ13にち閲覧えつらん 
  17. ^ JAXA「イプシロンロケット」6号機ごうき失敗しっぱい ロケットに指令しれい破壊はかい信号しんごう送信そうしん”. sorae (2022ねん10がつ12にち). 2022ねん10がつ12にち閲覧えつらん
  18. ^ “H3ロケット失敗しっぱい 2だん点火てんかせず JAXAは原因げんいん究明きゅうめいへ”. NHK. https://web.archive.org/web/20230306194348/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230307/k10014000041000.html 
  19. ^ 宇宙うちゅう基本きほん計画けいかく工程こうていひょうれい5年度ねんど改訂かいてい)p.47ほか” (2023ねん12月22にち). 2023ねん12月25にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2024ねん1がつ12にち閲覧えつらん
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  21. ^ a b c 上野うえの剛志たけしニッセイ基礎研究所にっせいきそけんきゅうしょ) (2010ねん10がつ1にち). “だい8かい:「はやぶさ」で脚光きゃっこう日本にっぽん宇宙うちゅう予算よさんは「3390おくえん”. 数字すうじく23さいからの経済けいざいがく. 日本生命保険にほんせいめいほけん. 2020ねん1がつ11にち閲覧えつらん。 “現在げんざいはインターネットアーカイブない残存ざんそん
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  35. ^ a b JAXA | 宇宙うちゅう状況じょうきょう把握はあく(SSA)システム”. JAXA | 宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう. 2023ねん3がつ16にち閲覧えつらん
  36. ^ JAXA | 美星びせいスペースガードセンター”. JAXA | 宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう. 2023ねん3がつ16にち閲覧えつらん
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  42. ^ JAXAにおけるコンピュータウイルス感染かんせん発生はっせいおよ情報じょうほう漏洩ろうえい可能かのうせいについて』(プレスリリース)JAXA、2012ねん11月30にちhttps://www.jaxa.jp/press/2012/11/20121130_security_j.html 
  43. ^ 宇宙うちゅう機構きこうでPCウイルス感染かんせん ロケットの情報じょうほう漏洩ろうえい 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん 2012ねん11月30にち
  44. ^ 三菱重工みつびしじゅうこうでもウイルス感染かんせん 宇宙うちゅう関連かんれん情報じょうほう漏洩ろうえい 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん 2012ねん11月30にち
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  47. ^ JAXAのサーバーにたいする外部がいぶからの不正ふせいアクセスについて』(プレスリリース)JAXA、2013ねん4がつ23にちhttps://www.jaxa.jp/press/2013/04/20130423_security_j.html 
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  49. ^ きぼう情報じょうほう流出りゅうしゅつか…JAXAに不正ふせいアクセス、国内こくない中国ちゅうごくから接続せつぞく運用うんようには支障ししょうなし - 産経さんけいニュース・2013ねん4がつ23にちけ《2020ねん1がつ11にち閲覧えつらん現在げんざいはインターネットアーカイブない残存ざんそん
  50. ^ JAXAなどにサイバー攻撃こうげき中国共産党ちゅうごくきょうさんとういん書類しょるい送検そうけん”. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん (2021ねん4がつ20日はつか). 2021ねん4がつ20日はつか閲覧えつらん
  51. ^ JAXA職員しょくいん架空かくう発注はっちゅうで97まんえんだましる 詐欺さぎ容疑ようぎ逮捕たいほ 宮城みやぎ県警けんけい」『MSN産経さんけいニュース』、2013ねん5がつ14にち2020ねん1がつ11にち閲覧えつらん。「現在げんざいはインターネットアーカイブない残存ざんそん
  52. ^ JAXAもと職員しょくいん研究けんきゅう開発かいはつ業務ぎょうむ偽装ぎそう発注はっちゅう賠償ばいしょう命令めいれい」『SANSPO.COM(サンスポ)』、2019ねん1がつ28にち2020ねん1がつ11にち閲覧えつらん
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  54. ^ あたらしいJAXA理念りねんとコーポレートスローガンについて』(プレスリリース)JAXA、2013ねん10がつ9にちhttps://www.jaxa.jp/press/2013/10/20131009_jaxa_j.html 
  55. ^ JAXAのイメージソング - JAXA《2020ねん1がつ11にち閲覧えつらん現在げんざいはインターネットアーカイブない残存ざんそん
  56. ^ 内閣ないかく内閣ないかく官房かんぼう業務ぎょうむ見直みなおし、4つの組織そしき廃止はいし 行革ぎょうかく会議かいぎ 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん 2016ねん1がつ26にち
  57. ^ 内閣ないかくホーム > 宇宙うちゅう政策せいさく
  58. ^ 内閣ないかくホーム > 組織そしき制度せいど > 内閣ないかくについて > 幹部かんぶ名簿めいぼ
  59. ^ 文部もんぶ科学かがくしょう:宇宙うちゅう開発かいはつ委員いいんかいのページ現在げんざいはインターネットアーカイブない残存ざんそん
  60. ^ 文部もんぶ科学かがくしょう:航空こうくう科学かがく技術ぎじゅつ委員いいんかいのページ
  61. ^ だい7かい宇宙うちゅう開発かいはつ戦略せんりゃく本部ほんぶ資料しりょう宇宙うちゅう開発かいはつ戦略せんりゃく本部ほんぶ
  62. ^ 宇宙うちゅう開発かいはつ利用りよう部会ぶかいだい8)の調査ちょうさ審議しんぎについて”. 文部もんぶ科学かがくしょう (2016ねん4がつ19にち). 2016ねん6がつ15にち閲覧えつらん
  63. ^ 航空こうくう科学かがく技術ぎじゅつかんする研究けんきゅう開発かいはつ推進すいしんのためのロードマップ(2013)”. 文部もんぶ科学かがくしょう (2013ねん6がつ21にち). 2016ねん6がつ15にち閲覧えつらん
  64. ^ 平成へいせい26年度ねんど業務ぎょうむ実績じっせき評価ひょうかすすかたについて” (PDF). 宇宙うちゅう政策せいさく委員いいんかい. 2016ねん6がつ15にち閲覧えつらん

参考さんこう資料しりょう[編集へんしゅう]

条約じょうやく協定きょうてい法令ほうれい政令せいれい関係かんけい

  • 原典げんてん宇宙うちゅうほう(JAXAないサイト)
  • 内閣ないかく, 宇宙うちゅう計画けいかく委員いいんかい資料しりょう
  • 日本にっぽん学術がくじゅつ会議かいぎだい3資料しりょう
  • 省庁しょうちょうあいだ連絡れんらく会議かいぎ宇宙うちゅう利用りよう推進すいしん協議きょうぎかい

研究けんきゅう開発かいはつ関連かんれん

各国かっこく宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ公開こうかい資料しりょう

データしゅう

宇宙うちゅう開発かいはつポータル

関連かんれん図書としょ[編集へんしゅう]

  • 宇宙うちゅうおもしろ実験じっけん図鑑ずかん』(協力きょうりょく:宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう 発行はっこう:PHP研究所けんきゅうじょ)2012ねん ISBN 978-4-569-78228-7

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]