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土壌 - Wikipedia

土壌どじょう

地球ちきゅうじょう陸地りくち表面ひょうめんおおっている鉱物こうぶつ有機物ゆうきぶつ気体きたい液体えきたい生物せいぶつ混合こんごうぶつ

土壌どじょう(どじょう)とは、地球ちきゅううえ陸地りくち表面ひょうめんおおっている鉱物こうぶつ有機物ゆうきぶつ気体きたい液体えきたい生物せいぶつ混合こんごうぶつである。一般いっぱんには(つち)ともばれる[1]陸地りくちおよび水深すいしん2.5メートル以下いか水中すいちゅう堆積たいせきぶつ[2]

基盤岩から土壌への土壌層の図
A, B, C はヴァシーリー・ドクチャーエフ考案こうあんした土壌どじょうそうであり、Aそう表土ひょうど、Bそうレゴリス、Cそう腐食ふしょく岩石がんせき(en)、最下さいかそう基盤きばんがんである
きたアイルランドこおりつぶて発達はったつしたじんすいグライ土壌どじょう

地球ちきゅう土壌どじょう土壌どじょうけん構成こうせいし、以下いかの4つの重要じゅうよう機能きのうって生命せいめいささえている。

これらすべての機能きのうは、土壌どじょう変化へんかさせるはたらきをっている。

土壌どじょうけん岩石がんせきけん水圏すいけん大気圏たいきけん生物せいぶつけん接触せっしょくする[3]土壌どじょう鉱物こうぶつ有機物ゆうきぶつから固体こたい部分ぶぶんと、気体きたい土壌どじょう空気くうき)とみず土壌どじょう溶液ようえき)をたくわえる間隙かんげき空隙くうげき構成こうせいされる[4][5][6]。すなわち、土壌どじょうかたしょうえきしょうしょうさんそうシステムである[7]

土壌どじょう生成せいせいされるためにはははざい土壌どじょうもととなる材料ざいりょう)、気候きこう地形ちけい生物せいぶつ時間じかんという5つの因子いんしがある[8]土壌どじょう侵食しんしょくによる風化ふうかなど、おおくの物理ぶつりてき化学かがくてき生物せいぶつてき過程かていによってつね変化へんかしている。土壌どじょうはとても複雑ふくざつつよ内部ないぶ相互そうご作用さよう生態せいたいけいである[9]

おおくの土壌どじょうかり比重ひじゅうみずがない状態じょうたいでの間隙かんげきふくんだ土壌どじょう密度みつど乾燥かんそう密度みつどともう)は 1.1 から 1.6 g/cm3 であり、粒子りゅうしそのものの密度みつどは 2.6 から 2.7 g/cm3 とずっとおおきい[10]地球ちきゅうじょうには更新こうしんよりもふる土壌どじょうはほとんどなく、新生代しんせいだいよりもふる土壌どじょうまったくない[11]。ただし、太古たいこだい土壌どじょう化石かせき土壌どじょうとしてのこっていることがある[12]

土壌どじょうがくはエダフォロジー (edaphology) とペドロジー (pedology) にかれる。エダフォロジーは土壌どじょう生物せいぶつあたえる影響えいきょう研究けんきゅうする[13]。ペドロジーは自然しぜん環境かんきょうにおける土壌どじょう形成けいせい状態じょうたい記述きじゅつ分類ぶんるいをする[14]工学こうがくてきには土壌どじょうレゴリスふくまれる。レゴリスにはははいわうえ土壌どじょう以外いがい物質ぶっしつふくまれ、地球ちきゅう以外いがい天体てんたいにも存在そんざいする[15]

概要がいよう

編集へんしゅう

広義こうぎ土壌どじょうは、以下いか機能きのうっている。以下いかのうち自然しぜん機能きのうについては、土壌どじょう環境かんきょう機能きのうばれている。

  1. 自然しぜん機能きのう
  2. 利用りよう機能きのう
  3. 自然しぜん文化ぶんか遺産いさん存在そんざい場所ばしょ

植物しょくぶつ生産せいさんてき見地けんちからみると、土壌どじょう植物しょくぶつ培地ばいち一種いっしゅといえる。ほとんどの農業のうぎょうでは土壌どじょう培地ばいちとする。

なお、培地ばいち土壌どじょうもちいないものをみずこう栽培さいばいぶ。やしなええき栽培さいばい場合ばあいでは、培地ばいちとしての土壌どじょう種類しゅるいはさらにこまかく、有機ゆうきしつ培地ばいち土壌どじょうとしこれをもちいる場合ばあいやしなええきこうび、無機質むきしつ培地ばいちもちいる場合ばあいやしなええき栽培さいばいばれる。

構成こうせい

編集へんしゅう

土壌どじょうは、岩石がんせき風化ふうかして生成せいせいしたあらつぶ無機物むきぶついち鉱物こうぶつ)やコロイドじょう無機物むきぶつ粘土ねんど鉱物こうぶつあるいは鉱物こうぶつ)、生物せいぶつ死骸しがいなどの粗大そだい有機物ゆうきぶつ粗大そだい有機物ゆうきぶつ微生物びせいぶつなどの分解ぶんかいしゃ作用さようなどによって変質へんしつしてしょうじる土壌どじょう有機物ゆうきぶつ腐植ふしょく)などをふくむ。

土壌どじょう固体こたい成分せいぶんあら充填じゅうてんされているため、土壌どじょうおおくの間隙かんげきつ。土壌どじょうちゅう間隙かんげきは、土壌どじょう溶液ようえき土壌どじょう空気くうきによってたされている。土壌どじょう溶液ようえき主成分しゅせいぶんみずであり、このみず水溶すいようせい塩基えんき有機物ゆうきぶつなどが溶解ようかいしている。土壌どじょう空気くうき主成分しゅせいぶん二酸化炭素にさんかたんそ窒素ちっそおよび水蒸気すいじょうきであり、酸素さんそ濃度のうど大気たいき比較ひかくしてひくい。土壌どじょう間隙かんげきには、おおくの土壌どじょう微生物びせいぶつ土壌どじょう動物どうぶつ生息せいそくしており、土壌どじょう生物せいぶつばれる。

研究けんきゅう歴史れきし

編集へんしゅう

土壌どじょう研究けんきゅう歴史れきしは、人間にんげん食料しょくりょう飼料しりょう生産せいさんするためのせまった必要ひつようせい密接みっせつ関係かんけいがある。歴史れきしとおして、文明ぶんめい繁栄はんえい衰退すいたい土壌どじょう生産せいさん能力のうりょく関数かんすうであったとされる[16]土壌どじょう農業のうぎょう生産せいさんささえるちからを「地力じりき」とい、古代こだいエジプト以来いらいのエジプト社会しゃかいは、ナイルがわ洪水こうずいによりナイルがわデルタなど流域りゅういきはこばれた肥沃ひよく土壌どじょう使つかって農業のうぎょうおこない、食料しょくりょうてきた[17]一方いっぽうインダス文明ぶんめいメソポタミア文明ぶんめいマヤ文明ぶんめいアステカ文明ぶんめいなどの滅亡めつぼうは、侵食しんしょく塩害えんがいといった土壌どじょう荒廃こうはい一因いちいんとなった[18]

古代こだいギリシア歴史れきしクセノポン紀元前きげんぜん 450-355 ねん)は、「地面じめんえているどのような雑草ざっそうであっても、ぜればくそおなじように土壌どじょうゆたかにする。」といているため、緑肥りょくひのメリットを解説かいせつした最初さいしょひとであると評価ひょうかできる[19]

生成せいせい

編集へんしゅう

土壌どじょうがくものハンス・ジェニーは、1941ねん土壌どじょう性質せいしつ土壌どじょう供給きょうきゅうする地表ちひょう地形ちけい気候きこう動植物どうしょくぶつしょう反映はんえいされると提唱ていしょうし、以下いかの5つの要素ようそ土壌どじょう生成せいせいつかさどる5だい要素ようそとした[20]

  1. ははざいいわ
  2. 気候きこう
  3. ゆう機体きたい
  4. 地形ちけい
  5. 時間じかん

物理ぶつりせい

編集へんしゅう

土壌どじょう物理ぶつりてき性質せいしつには、農業のうぎょうのような生態せいたいけいサービスにとって重要じゅうようなものから順番じゅんばんに、せい英語えいごばん土壌どじょう構造こうぞう英語えいごばんかり比重ひじゅう乾燥かんそう密度みつど)、間隙かんげきあなすき空隙くうげき)、コンシステンシー温度おんどしきそして土壌どじょう電気でんき抵抗ていこう英語えいごばん がある[21]せいすなシルト粘土ねんどという3種類しゅるい土壌どじょう鉱物こうぶつ粒子りゅうし構成こうせい比率ひりつによってまる。酸化さんかてつ炭酸たんさんしお二酸化にさんかケイ素けいそ腐植ふしょく粒子りゅうし被覆ひふくし、粒子りゅうし同士どうし接着せっちゃくすることによって、粒子りゅうしがよりおおきなかたまりとなると、ペッド英語えいごばん すなわち「土壌どじょうだんつぶ」という土壌どじょう構造こうぞう構成こうせいする[22]土壌どじょうかり比重ひじゅうは、しめかた英語えいごばん 程度ていど指標しひょうとなる[23]土壌どじょう間隙かんげき粒子りゅうし粒子りゅうしあいだ空間くうかんであり、空気くうきみずによって構成こうせいされている。コンシステンシーは粒子りゅうし同士どうしがくっつき強度きょうどである。土壌どじょう温度おんどいろはそのままの意味いみである。電気でんき抵抗ていこう土壌どじょうめられる金属きんぞくコンクリート腐食ふしょく速度そくど影響えいきょうする[24]。このような土壌どじょう性質せいしつ土壌どじょうふかさ、すなわち土壌どじょうそうによって変化へんかする。これらのほとんどの性質せいしつが、土壌どじょう通気つうきせい土壌どじょうちゅうみずながれたり保持ほじされたりするような能力のうりょく影響えいきょうする[25]

粒子りゅうし土壌どじょう性質せいしつあたえる影響えいきょう[26]
性質せいしつ すな シルト 粘土ねんど
保水ほすいせい しょう なかからだい だい
通気つうきせい だい なか しょう
排水はいすい速度そくど はや なかからおそ とてもおそ
土壌どじょう有機物ゆうきぶつりょう すくな なかから おおからなか
有機物ゆうきぶつ分解ぶんかい速度そくど はや なか おそ
はる気温きおん上昇じょうしょう速度そくど はや なか おそ
かためやすさ ひく なか こう
風食ふうしょくたいするたい久度くど なかほそすなであればじゃく) じゃく つよ
水食すいしょくたいするたい久度くど ほそすなでなければつよ じゃく だんつぶされていればつよ、さもなければじゃく
膨潤 とてもひく ひく なかからとてもこう
みず浸透しんとうめるはたら じゃく じゃく つよ
降雨こううこうおこりしやすさ りょう なか あく
汚染おせん物質ぶっしつ浸透しんとうせい こう なか てい亀裂きれつがなければ)
植物しょくぶつ栄養えいよう保持ほじりょく ひく なか こう
pH緩衝かんしょうのう ひく なか こう
 
アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく農務のうむしょうせい分類ぶんるいシステムによる粘土ねんど、シルト、すな割合わりあいせい
 
カナダのクーテネイ国立こくりつ公園こうえんのペイントポットちかくの鉄分てつぶんおお土壌どじょう

土壌どじょう鉱物こうぶつ粒子りゅうしすなシルト粘土ねんどがあり、その割合わりあいによってせいまる。せい影響えいきょうける土壌どじょう性質せいしつには、間隙かんげきりつ透水とうすいせい浸透しんとう、膨潤 (en)、圃場ほじょうよう水量すいりょう、そして侵食しんしょくたいするつよさがある。USDA(アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく農務のうむしょう)の三角さんかく座標ざひょうによるせい区分くぶんしめされているように、すな、シルト、粘土ねんどのいずれかが主成分しゅせいぶんとなっていない(つまり、ほどざっている)ような土壌どじょうロームばれる。純粋じゅんすいすな、シルト、粘土ねんど土壌どじょうではあるが、伝統でんとうてき農業のうぎょう観点かんてんからは、いくらかの有機物ゆうきぶつがあるローム土壌どじょうが「理想りそうてきである」とされ、農業のうぎょうによる長期ちょうきてき作物さくもつ収穫しゅうかくによってうばわれた栄養分えいようぶん補給ほきゅうするために、肥料ひりょう堆肥たいひ使つかわれる[27]。ローム鉱物こうぶつ組成そせいは、たとえば質量しつりょうすな40%、シルト40%、粘土ねんど20%である。せい性質せいしつとく栄養分えいようぶん保持ほじする性質せいしつ(たとえばイオン交換こうかん容量ようりょう[28]みず移動いどうかんする性質せいしつ影響えいきょうあたえる。

すなとシルトはははがん物理ぶつりてきおよび化学かがくてき侵食しんしょくによって形成けいせいされ[29]粘土ねんどははがん降雨こうう溶解ようかいして生成せいせいされた鉱物こうぶつであることがおおく、雲母うんも風化ふうかによるものもある[30]粒子りゅうし表面積ひょうめんせき粒子りゅうし表面ひょうめんイオンの電荷でんか土壌どじょう肥沃ひよくにとって重要じゅうようなはたらきをち、イオン交換こうかん容量ようりょうとして測定そくていされる[31][32]すな表面積ひょうめんせきもっとちいさくイオン交換こうかん容量ようりょうちいさい。シルトはそのつぎちいさく、粘土ねんどもっとイオン交換こうかん容量ようりょうおおきい。土壌どじょうにとってすなもっとおおきな役割やくわりは、がためにたいする耐久たいきゅうりょくおおきく、土壌どじょう間隙かんげきりつおおきくしていることである。ただし、この性質せいしつ純粋じゅんすいすなたいするものであり、すながよりちいさな鉱物こうぶつざることにより、すな粒子りゅうしあいだちいさな鉱物こうぶつはいるため間隙かんげきりつちいさくなる[33]。シルトは鉱物こうぶつてきにはすなているが表面積ひょうめんせきおおきいため物理ぶつり化学かがくてき反応はんのうせいおおきい。粘土ねんど表面積ひょうめんせききわめておおきく大量たいりょう電荷でんかっているため、土壌どじょうみず養分ようぶん保持ほじ能力のうりょくたかさをめているのは粘土ねんどりょうである[31]粘土ねんどしつ土壌どじょうふうみずによる土壌どじょう侵食しんしょくえるちからがシルトしつ土壌どじょうすなしつ土壌どじょうくらべておおきい。それは、粘土ねんど粒子りゅうし粒子りゅうしあいだむすびつけるちからおおきいことと[34]有機物ゆうきぶつによる侵食しんしょく緩和かんわ効果こうかによるものである[35]

すな土壌どじょう鉱物こうぶつなかもっと安定あんていしている。いわ破片はへんいち石英せきえい粒子りゅうしによって構成こうせいされ、直径ちょっけい 0.05 から 2.0 mm である(USDAのつぶみち区分くぶん)。シルトは直径ちょっけい 0.002 から 0.05 mm である。粘土ねんど直径ちょっけいが 0.002 mm 以下いかあつさは 1 nm (10−9 m) ととてもちいさいため、光学こうがく顕微鏡けんびきょう観察かんさつすることができない[36][37]ちゅう程度ていどせい土壌どじょうでは、粘土ねんどみずによって下方かほうに溶脱 (en) して、下層かそう集積しゅうせき (en) する。土壌どじょう鉱物こうぶつ組成そせいおおきさと鉱物こうぶつ性質せいしつあいだには明確めいかく相関そうかんはない。すなとシルトの粒子りゅうし石灰せっかいしつであることも石英せきえいしつであることもあり[38]粘土ねんど粒子りゅうし (0.002 mm) がこまかい石英せきえいであることも多層たそう鉱物こうぶつであることもある[39]。ある一定いっていつぶみち組成そせいぞくする土壌どじょう鉱物こうぶつは、表面積ひょうめんせき(それに関連かんれんする保水ほすいせい)のような共通きょうつう性質せいしつっているものの、イオン交換こうかん容量ようりょうのような化学かがく組成そせい関係かんけいする性質せいしつ共通きょうつうではない。

直径ちょっけい 2.0 mm よりもおおきな土壌どじょう成分せいぶんいわあるいはつぶて(れき)と分類ぶんるいされる。土壌どじょうせいによって分類ぶんるいするためにつぶみち組成そせい決定けっていするときには除外じょがいされるが、名称めいしょうふくめることもできる。たとえば、すなしつロームが20%のつぶてふくめば、つぶてすなしつロームぶことができる。

土壌どじょう有機物ゆうきぶつりょう非常ひじょうおおときには、その土壌どじょう鉱物こうぶつ土壌どじょうではなく有機ゆうきしつ土壌どじょうであるとされる。有機ゆうきしつ土壌どじょう条件じょうけんつぎのようなものである。

  1. 鉱物こうぶつ成分せいぶんの 0% が粘土ねんど有機物ゆうきぶつが 20% 以上いじょう
  2. 鉱物こうぶつ成分せいぶんの 0% から 50% が粘土ねんど有機物ゆうきぶつが 20% から 30%
  3. 鉱物こうぶつ成分せいぶんの 50% 以上いじょう粘土ねんど有機物ゆうきぶつが 30% 以上いじょう[40]

構造こうぞう

編集へんしゅう

土壌どじょうすな、シルト、粘土ねんど成分せいぶんあつまってかたまりとなることでだんつぶaggregate)が形成けいせいされ、だんつぶがさらにおおきなかたまりとなった構造こうぞうはペッド(ped)とばれる。粒子りゅうし有機物ゆうきぶつ酸化さんかてつ炭酸たんさんしお粘土ねんど二酸化にさんかケイ素けいそによって粘着ねんちゃくし、凍結とうけつ融解ゆうかい湿潤しつじゅん乾燥かんそう過程かていによってだんつぶ分解ぶんかい[41]土壌どじょう動物どうぶつ土壌どじょう微生物びせいぶつのコロニーと植物しょくぶつ先端せんたんによってだんつぶ形成けいせいされる[42]、といったようなメカニズムによって、土壌どじょう明瞭めいりょう幾何きかがくてき形状けいじょう形成けいせいする[43][44]。ペッドは様々さまざまかたちへと発展はってんする[45]土塊つちくれ (soil clod) はペッドのように形成けいせいされたものではなく、こうおこりのような土壌どじょうへの機械きかいてき撹乱かくらんによってできたものである。土壌どじょう構造こうぞう通気つうきせいみず移動いどうねつ移動いどう植物しょくぶつ成長せいちょう土壌どじょう侵食しんしょくへの耐久たいきゅうせい影響えいきょうおよぼす[46]一方いっぽうみず土壌どじょう構造こうぞうつよ影響えいきょうあたえる。直接的ちょくせつてきには、鉱物こうぶつ溶解ようかい降雨こううによって供給きょうきゅうし、だんつぶをスレーキング (en) によって機械きかいてき破壊はかいする[47]間接かんせつてきには、植物しょくぶつ動物どうぶつ微生物びせいぶつ成長せいちょう促進そくしんする。

土壌どじょう構造こうぞうせい有機物ゆうきぶつりょう微生物びせいぶつ活動かつどう過去かこ土壌どじょう生成せいせい過程かてい人間にんげん利用りよう履歴りれき土壌どじょう生成せいせい化学かがくてきおよび鉱物こうぶつがくてき条件じょうけんるためのがかりとなる。せい鉱物こうぶつ組成そせいによってまる変化へんかしない性質せいしつであって農業のうぎょう活動かつどうによって変化へんかしないが、土壌どじょう構造こうぞう農作業のうさぎょうのやりかた時期じきによって発達はったつさせることもこわすこともできる[43]

土壌どじょう構造こうぞう分類ぶんるい[48][49]

  1. 形状けいじょう: ペッドのかたち配列はいれつによって区分くぶんする。
    1. いたじょう (Platy): あつさ 1–10 mm のペッドが平板へいばんじょうかさなる。森林しんりん土壌どじょうのAそういけ沈積ちんせきぶつられる。
    2. 柱状ちゅうじょう (Prismatic): 鉛直えんちょくながく、はばは 10–100 mm である。上部じょうぶたいらな角柱かくちゅうじょう (Prismatic) と上部じょうぶ円形えんけい円柱えんちゅうじょう (Columnar) にかれる。ナトリウム土壌どじょうのBそう粘土ねんど集積しゅうせきするとしょうじやすい。
    3. 塊状かいじょう (Blocky): 不完全ふかんぜんな 5–50 mm の立方体りっぽうたい角形かくがたのペッド。するどかくかく塊状かいじょう (Angular) となめらかなかくかく塊状かいじょう (Subangular) にかれる。粘土ねんど集積しゅうせきしたBそうしょうじやすく、みず浸透しんとうすくないことを示唆しさしている。
    4. 粒状りゅうじょう (Granular): 1–10 mm の多面体ためんたいちょう球状きゅうじょうのペッド。粒状りゅうじょう (Granular) とくず粒状りゅうじょう (だん粒状りゅうじょう; Crumb) にかれ、くず粒状りゅうじょうほうがより多孔たこうしつ理想りそうてきであるとされる。有機物ゆうきぶつがあるAそうでよくられる。
  2. おおきさ: ペッドの最小さいしょうみちによって区分くぶんする。ペッドの形状けいじょうによっておおきさの分類ぶんるいことなる。
    1. ほそ: <1 mm のいたじょう粒状りゅうじょう; <5 mm の塊状かいじょう; <10 mm の柱状ちゅうじょう
    2. しょう: 1–2 mm のいたじょう粒状りゅうじょう; 5–10 mm の塊状かいじょう; 10–20 mm の柱状ちゅうじょう
    3. なか: 2–5 mm のいたじょう粒状りゅうじょう; 10–20 mm の塊状かいじょう; 20-50 の柱状ちゅうじょう
    4. だい: 5–10 mm のいたじょう粒状りゅうじょう; 20–50 mm の塊状かいじょう; 50–100 mm の柱状ちゅうじょう
    5. 極大きょくだい: >10 mm のいたじょう粒状りゅうじょう; >50 mm の塊状かいじょう; >100 mm の柱状ちゅうじょう
  3. 発達はったつ程度ていど: すなわちペッドない密着みっちゃくであり、強度きょうど安定あんていせいをもたらす。
    1. じゃく: よわ結合けつごうはペッドがすな、シルト、粘土ねんどへと分解ぶんかいされやすい。
    2. ちゅう: 撹乱かくらん土壌どじょうではペッドが明瞭めいりょうではないが、撹乱かくらんするとだんつぶ、いくらかのこわれただんつぶ、わずかなだんつぶされていない土壌どじょうかれる。これが理想りそうてき状態じょうたいであるとされる。
    3. 強度きょうど: 土壌どじょうそう観察かんさつしている時点じてん明瞭めいりょうなペッドがられ、簡単かんたんにはこわれない。
    4. 構造こうぞう: 土壌どじょう粘土ねんどばんのようにおおきなかたまりにしっかりと固着こちゃくされているか、すなのようにまった結合けつごうがない。

もっとおおきなスケールでは、土壌どじょう構造こうぞう粘土ねんど鉱物こうぶつ膨潤と収縮しゅうしゅくによって形成けいせいされる。初期しょき水平すいへい方向ほうこうはたらき、垂直すいちょく方向ほうこう角柱かくちゅうのペッドを形成けいせいする。この機構きこうはバーティソル (en) という種類しゅるい土壌どじょう特徴とくちょうてきである[50]粘土ねんどしつ土壌どじょうは、土壌どじょう表面ひょうめんからのみず蒸発じょうはつ速度そくどおおきいため、水平すいへい方向ほうこう亀裂きれつしょうじ、土壌どじょうはしら塊状かいじょうのペッドへと分解ぶんかいする[51]しょう動物どうぶつむし凍結とうけつ融解ゆうかいおおきなペッドをよりちいさい球形きゅうけいちかいペッドへと分解ぶんかいする[42]

よりちいさいスケールでは、植物しょくぶつおおきな間隙かんげきマクロポア)のなか伸長しんちょうしてみずげるため[52]、マクロポアの体積たいせきおおきくして間隙かんげきりつちいさくし[53]だんつぶをよりちいさくする[54]。それと同時どうじに、根毛こんもう菌類きんるい菌糸きんしはペッドを破壊はかいしながらちいさなとおみちつく[55][56]

さらにちいさいスケールの土壌どじょうだんつぶは、細菌さいきん菌類きんるいねばしつ糖類とうるい生成せいせいして粒子りゅうし結合けつごうしてちいさなペッドをつくることによって進行しんこうする[57]細菌さいきん菌類きんるい栄養えいようげんとなる有機物ゆうきぶつくわえることで、このようなのぞましい土壌どじょう構造こうぞう形成けいせい促進そくしんすることができる[58]

もっとちいさなスケールでは、化学かがくてき性質せいしつ粒子りゅうしだんつぶ分散ぶんさん影響えいきょうする。粘土ねんど粒子りゅうしあたいイオンをつため粘土ねんどそう表面ひょうめんまけ電荷でんかしょうじる[59]。それと同時どうじに、いたじょう粘土ねんど粒子りゅうしはしにはわずかなせい電荷でんかがあるため、はし粘土ねんど表面ひょうめんまけ電荷でんかにくっつき凝集ぎょうしゅうする(かたまりになる)[60]一方いっぽうで、ナトリウムのような1イオンあたいイオンと置換ちかんすると粘土ねんど粒子りゅうしはしせい電荷でんかよわくなり、表面ひょうめん電荷でんか比較的ひかくてきつよくなる。そのため粘土ねんど表面ひょうめん電荷でんかのみがのこって粘土ねんど粒子りゅうし同士どうしはおたがいに電荷でんか電気でんきてきりょくによって反発はんぱつし、おたがいの距離きょりはなれ、凝集ぎょうしゅうしていた粘土ねんど分散ぶんさんする[61]。その結果けっか粘土ねんど分散ぶんさんしてペッドの間隙かんげき集積しゅうせきして、間隙かんげき閉塞へいそくする。このようにして土壌どじょうちゅう間隙かんげき構造こうぞう破壊はかいされて、土壌どじょう空気くうきみずとおさなくなる[62]。そのようなソーダしつ (en) は表面ひょうめん円柱えんちゅうじょうのペッドを形成けいせいする[63]

土壌どじょうかり比重ひじゅうれい[64]間隙かんげきりつ粒子りゅうし密度みつど 2.7 g/cm3 として計算けいさんした。ただし泥炭でいたん粒子りゅうし密度みつど推定すいていした。
土壌どじょうとその状態じょうたい かり比重ひじゅう (g/cm3) 間隙かんげきりつ (%)
綿めんはたけこうおこされた表土ひょうど 1.3 51
トラクター車輪しゃりん通過つうかした畝間うねま 1.67 37
ふかさ 25 cm のかたばん 1.7 36
かたばんした撹乱かくらん土壌どじょう粘土ねんどローム 1.5 43
ポプラもりしたつぶてしつのシルトローム土壌どじょう 1.62 40
表層ひょうそうのロームすなしつ 1.5 43
分解ぶんかいされた泥炭でいたん 0.55 65
くろボク 0.5 - 0.8[65] 70 - 80

典型てんけいてき土壌どじょう粒子りゅうし密度みつどは 2.60 から 2.75 g/cm3 であり、粒子りゅうし密度みつど通常つうじょう変化へんかしない[10]粒子りゅうし密度みつど有機物ゆうきぶつりょうおお土壌どじょうではちいさく[66]酸化さんかてつりょうおお土壌どじょうではおおきい[67]土壌どじょうかり比重ひじゅう乾燥かんそう密度みつど)は土壌どじょう乾燥かんそう質量しつりょう体積たいせきったである。すなわち、その土壌どじょう体積たいせきちゅう空気くうき有機物ゆうきぶつふくむ。したがって土壌どじょうかり比重ひじゅうつね粒子りゅうし密度みつどよりもちいさく、土壌どじょうかた程度ていどしめ指標しひょうとなる[68]土壌どじょうかり比重ひじゅうこうおこされたロームでは 1.1 から 1.4 g/cm3 である(みずは 1.0 g/cm3)[69]粒子りゅうし密度みつどとはことなり、ある土壌どじょうかり比重ひじゅうきわめてばらつきがおおきく、土壌どじょう生物せいぶつ活動かつどうおよび土壌どじょう管理かんりつよ関係かんけいがある[70]。しかし、だんつぶ種類しゅるいおおきさによっては、ミミズ土壌どじょうかり比重ひじゅう増加ぞうかあるいは減少げんしょうさせる可能かのうせいがあることがしめされている[71]かり比重ひじゅうちいさいからといって、かならずしも植物しょくぶつ生育せいいくてきしていることをしめしているわけではない。せい土壌どじょう構造こうぞうによる影響えいきょうかんがえる必要ひつようがあるためである[72]かり比重ひじゅうおおきいことは土壌どじょうしめかためられているか、すな、シルト、粘土ねんどざることによってちいさな粒子りゅうしおおきな粒子りゅうし間隙かんげきはいんでいることをしめしている[73]。そのため土壌どじょう多孔たこうしつたいとしてのフラクタル次元じげんかり比重ひじゅうあいだにはせい相関そうかんがあり[74]土壌どじょう動物どうぶつつくった構造こうぞう存在そんざいしないシルトしつ粘土ねんどロームは透水とうすい係数けいすうひくいことが説明せつめいされる[75]

間隙かんげき

編集へんしゅう

間隙かんげきあなすき空隙くうげき)は土壌どじょう体積たいせきなか鉱物こうぶつ有機物ゆうきぶつのような固体こたいによってめられていない部分ぶぶんであり、空気くうきみずによってめられている。生産せいさんりょくのあるちゅう程度ていどせい土壌どじょうでは、間隙かんげき土壌どじょう体積たいせきの50%程度ていどめる[76]間隙かんげきおおきさおおきなはばがある。もっとちいさなもの (<0.1 µm) はクリプトポア (cryptopore) で、みず保持ほじするちからがとてもつよいため植物しょくぶつ利用りようできない。植物しょくぶつ利用りようするみずは、よりおおきいウルトラマイクロポア (ultramicropore) やメソポア (mesopore) (0.1-75 µm) のみずである。さらにおおきいマクロポア (>75 µm) は、圃場ほじょうよう水量すいりょうにおいて空気くうきたされている。

せい最小さいしょう間隙かんげきそう体積たいせきめる[77]。すなわち、粘土ねんどすなよりもちいさな間隙かんげきち、透水とうすいせいきわめてひくいのにもかかわらず[78]間隙かんげきそう体積たいせきすなよりもおおきい[79]土壌どじょう構造こうぞう土壌どじょう通気つうきせいおおきな間隙かんげきへの影響えいきょうつよいため、みず浸透しんとう排水はいすい影響えいきょうあたえる[80]こうおこりおおきな間隙かんげきかずやすという一時いちじてきなメリットがあるものの、土壌どじょうだんつぶ破壊はかいされることによりすぐに劣化れっかする[81]

間隙かんげきみち分布ぶんぷ植物しょくぶつ生物せいぶつによるみず酸素さんそとくやすさに影響えいきょうする。おおきな連続れんぞくした間隙かんげき空気くうきみず溶解ようかいした栄養分えいようぶんすみやかに移動いどうさせて供給きょうきゅうし(透水とうすいせい)、ちいさな間隙かんげき降雨こうう灌漑かんがいのようなみず供給きょうきゅうされる事象じしょうあいだみずたくわえる(保水ほすいせい[82]間隙かんげきみちはばがあることにより、間隙かんげき様々さまざまおおきさの空間くうかんかれて、おおくの微生物びせいぶつ動物どうぶつ居住きょじゅう空間くうかんかれているために直接的ちょくせつてき競合きょうごうをしないという効果こうかもある。そのため、土壌どじょうには非常ひじょうおおくの生物せいぶつしゅ生存せいぞんしているだけでなく、機能きのうてきにも似通にかよっているたね通常つうじょうであれば競合きょうごうするために淘汰とうたされてしまうようなたね)がおな土壌どじょうちゅう共存きょうぞんできるということが説明せつめいできる[83]

コンシステンシー

編集へんしゅう

コンシステンシーは土壌どじょう自分じぶん自身じしんあるいは物質ぶっしつ粘着ねんちゃくするちからであり、変形へんけい破壊はかい対抗たいこうするちからである。農耕のうこう問題もんだいをおおまかに予測よそくするため[84]、あるいは土質どしつ力学りきがく使つかわれる[85]国際こくさい連合れんごう食糧しょくりょう農業のうぎょう機関きかん(FAO)によれば、コンシステンシーは3種類しゅるい水分すいぶん状態じょうたい測定そくていする[86]湿潤しつじゅん状態じょうたいでは粘性ねんせい塑性そせい評価ひょうかし、乾燥かんそう状態じょうたいでは土壌どじょう試料しりょうをこすることで土壌どじょうの「ちぎれにくさ」を試験しけんする。湿潤しつじゅん状態じょうたいにおけるせんだんちからたいする抵抗ていこうゆび圧力あつりょく評価ひょうかする。さらに、結合けつごうコンシステンシー (cemented consistency) は粘土ねんど以外いがい炭酸たんさんカルシウム二酸化にさんかケイ素けいそ酸化さんかぶつしおなどの結合けつごう物質ぶっしつ依存いぞんし、水分すいぶん状態じょうたいはこの評価ひょうかには影響えいきょうしない。コンシステンシーの境界きょうかい評価ひょうかは、土壌どじょう状態じょうたいのみかけの感触かんしょく使つかうため、pH のようなほか測定そくていくらべると主観しゅかんてきになる。日本にっぽんペドロジー学会がっかいは、粘着ねんちゃくせい可塑かそせい判定はんていする指標しひょうをまとめている[87]

土壌どじょうのコンシステンシーはビルディングや道路どうろ支持しじするちから見積みつもるために有用ゆうようである。建設けんせつをするまえには、しばしば土壌どじょうつよさがより正確せいかく測定そくていされる。土質どしつこう学会がっかいが1973ねん提案ていあんした日本にっぽん統一とういつ土質どしつ分類ぶんるいほうでは、えきせい限界げんかい塑性そせい限界げんかい土壌どじょうのコンシステンシーを評価ひょうかする指標しひょうとしてれられた。えきせい限界げんかい塑性そせい限界げんかい試験しけんほうについては、JIS A 1205 に規定きていされている[88]

土壌どじょう温度おんど吸収きゅうしゅうする熱量ねつりょう損失そんしつする熱量ねつりょう依存いぞんする[89]土壌どじょう平均へいきん温度おんど生物せいぶつぐんけいによってもことなり -10 から 26 °C である[90]土壌どじょう温度おんど発芽はつが[91]たね休眠きゅうみん (en) からの回復かいふく[92][93]植物しょくぶつ成長せいちょう[94]栄養分えいようぶんきゅうせい[95]制御せいぎょする。土壌どじょう温度おんどぶし変化へんかつき変化へんかにち変化へんか重要じゅうようであり、変化へんかするはばふかいほどちいさくなる[96]土壌どじょうマルチングによって被覆ひふくすると、なつ温度おんど上昇じょうしょうおくらせ、土壌どじょう表面ひょうめん温度おんど変化へんか抑制よくせいすることができる[97]

おおくの場合ばあいに、農業のうぎょうでは土壌どじょう温度おんど適合てきごうさせるための作業さぎょう必要ひつようとなる。たとえば、

  1. 発芽はつが成長せいちょう最大さいだいするような植付うえつけの時期じきえらぶ(日照ひでり時間じかんにもよる)[98]
  2. 10 °C 以下いか土壌どじょう使用しようするアンモニア使用しようりょう最適さいてきする[99]
  3. 土壌どじょう凍結とうけつによってげられる凍上とうじょうによってあさ植物しょくぶつ被害ひがいけることをふせ[100]
  4. 飽和ほうわ凍結とうけつすることにより理想りそうてき土壌どじょう構造こうぞうこわされることをふせ[101]
  5. 植物しょくぶつによるリン吸収きゅうしゅう促進そくしんする[102]

土壌どじょう温度おんど上昇じょうしょうさせるためには土壌どじょう乾燥かんそうさせるか[103] 透明とうめいなプラスチックでマルチングする[104]有機物ゆうきぶつによるマルチングは土壌どじょう温度おんど上昇じょうしょうおさえる[97]

土壌どじょう温度おんど影響えいきょうあたえる要因よういんには様々さまざまなものがある。たとえば、水分すいぶんりょう[105]いろ[106]土地とち起伏きふく傾斜けいしゃ角度かくどき、たかさ)[107]土壌どじょう被覆ひふく日陰ひかげ断熱だんねつ)、そして気温きおんである[108]地表ちひょうおおっているもの(植生しょくせいなど)のいろ断熱だんねつ性能せいのう土壌どじょう温度おんどつよ影響えいきょうあたえる[109]いろくろいものよりはしろくなるほどアルベドおおきく、太陽光たいようこうをよく反射はんしゃするために土壌どじょう温度おんどひくくなる[106]土壌どじょう熱容量ねつようりょうは1gの土壌どじょう温度おんどを1 °Cげるために必要ひつようなエネルギーである。乾燥かんそう土壌どじょうよりもみず熱容量ねつようりょうおおきいため、水分すいぶんりょうおおきくなると比熱ひねつ容量ようりょう増加ぞうかする[110]みず熱容量ねつようりょうはおよそ1 cal g−1 K−1 であり、乾燥かんそう土壌どじょう熱容量ねつようりょうはおよそ 0.2 cal g−1 K−1であるため、湿潤しつじゅん土壌どじょう熱容量ねつようりょうは 0.2 から 1 cal g−1 K−1 (0.8 から 4.2 J g−1 K−1) である[111]。また、みず蒸発じょうはつするときには蒸発じょうはつねつとして大量たいりょうのエネルギー (25 ℃ で 2442 J g−1) がうばわれる。そのため、通常つうじょう湿潤しつじゅん土壌どじょう乾燥かんそう土壌どじょうよりも温度おんど上昇じょうしょうしにくく、湿潤しつじゅん土壌どじょう乾燥かんそう土壌どじょうよりも表面ひょうめん温度おんどが 3 から 6 °C ひく[112]

土壌どじょうねつりゅうたば土壌どじょうちゅうの2てんあいだ温度おんどによってねつエネルギーが移動いどうする速度そくどである。ねつりゅうたば密度みつど土壌どじょう単位たんい面積めんせき単位たんい時間じかん通過つうかするエネルギーであり、りょう方向ほうこうつ。単純たんじゅんかつ応用おうよう範囲はんいひろいケースとして、鉛直えんちょく方向ほうこう土壌どじょう表面ひょうめんから流入りゅうにゅうあるいは流出りゅうしゅつするねつ伝導でんどうについて、ねつりゅうたば密度みつど

 

記号きごう意味いみ国際こくさい単位たんいけいによる単位たんい

 ねつりゅうたば密度みつど (W·m−2)
 土壌どじょうねつ伝導でんどうりつ (W·m−1·K−1) であり、ねつ伝導でんどうりつ定数ていすうとすることもあり、土壌どじょう表面ひょうめんからあるふかさまでの平均へいきん使つかわれることもある。
 ねつりゅうたば密度みつど計算けいさんする土壌どじょうの2てんあいだ温度おんど (K)
 ねつりゅうたば密度みつど計算けいさんする土壌どじょうの2てんあいだ距離きょり (m) であり、x は下方かほうかってせいとする。

ねつりゅうたば方向ほうこう温度おんど勾配こうばいとはぎゃくになるため、マイナスの符号ふごうがついている。すなわち、ふかさ x よりも表面ひょうめん温度おんどたかければ、マイナスの符号ふごうがついていることによりねつりゅうたば q はせいり、ねつ土壌どじょうちゅうはいってくることを意味いみすることとなる。

土壌どじょう成分せいぶんねつ伝導でんどうりつ[26]
成分せいぶん ねつ伝導でんどうりつ (W·m‐1·K‐1)
石英せきえい 8.8
粘土ねんど 2.9
有機物ゆうきぶつ 0.25
みず 0.57
こおり 2.4
空気くうき 0.025
乾燥かんそう土壌どじょう 0.2 - 0.4
湿潤しつじゅん土壌どじょう 1 - 3

土壌どじょう温度おんど発芽はつが初期しょきにおける生育せいいくにとって重要じゅうようである[113]土壌どじょう温度おんど解剖かいぼうがくてきおよび形態けいたいがくてき特徴とくちょう影響えいきょうあたえる[114]温度おんど低下ていかするとみずはら形質けいしつ粘性ねんせい上昇じょうしょうするため、土壌どじょうすべての物理ぶつり化学かがく生物せいぶつてき過程かてい土壌どじょう温度おんど影響えいきょうする[115]一般いっぱんに、地上ちじょうカナダトウヒ生育せいいくするような気候きこうであれば、カナダトウヒの生育せいいくできるだけの土壌どじょう温度おんどがある。そのため、カナダの一部いちぶ永久えいきゅう凍土とうど地帯ちたいではカナダトウヒが生育せいいく[116]針葉樹しんようじゅしていないわか凍結とうけつたいするたいせいがほとんどないが[117]して細胞さいぼうかべによってまもられているカナダトウヒのは 5〜20 °C では影響えいきょうけなかった[118]

にとって最適さいてき温度おんど一般いっぱんに 10 から 25 °C の範囲はんいであり[119]、トウヒでもその範囲はんいである[120]。2週間しゅうかん成長せいちょうしたしろいトウヒのなえを 15, 19, 23, 27, 31 °C で生育せいいくしたところ、なえじょうたかさと乾燥かんそう質量しつりょうくき直径ちょっけい伸長しんちょう体積たいせき乾燥かんそう質量しつりょうは、すべて19 °C で最大さいだいとなった [121]

しかし、trembling aspenbalsam poplar のようなポプラでは 5 から 25 °C までの土壌どじょう温度おんど生育せいいくつよせい相関そうかんられるにもかかわらず、トウヒでは土壌どじょう温度おんど上昇じょうしょうしてもほとんど変化へんかはない[120][122][123][124][125]。そのような低温ていおんたいする反応はんのうせいひくさは、おおくのカナダ西部せいぶ針葉樹しんようじゅ共通きょうつうしている[126]

地球ちきゅう温暖おんだんによって土壌どじょう温度おんど上昇じょうしょうすることによる気候きこう変動へんどうへのフィードバック効果こうかについては、有機物ゆうきぶつ分解ぶんかい促進そくしんされて気候きこう変動へんどう促進そくしんされるというせいのフィードバック効果こうかと、二酸化炭素にさんかたんそ貯留ちょりゅう促進そくしんして気候きこう変動へんどう抑制よくせいされるというまけのフィードバックの2つが議論ぎろんされている[127]最大さいだい懸念けねん永久えいきゅう凍土とうど融解ゆうかいして貯留ちょりゅうされていた炭素たんそ放出ほうしゅつされ[128]生態せいたいけいくずれることである[129]

ときには、まずいろ (en) に印象いんしょうづけられることがおおい。鮮明せんめいいろ対照たいしょうてきなパターンがあれば、とく注目ちゅうもくされる。アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくレッドかわ赤土あかつち侵食しんしょくされた堆積たいせきぶつはこぶ。中国ちゅうごく黄河こうが黄土おうど侵食しんしょくされた黄色きいろ堆積たいせきぶつはこぶ。グレートプレーンズのモリソル (en) は有機物ゆうきぶつみ、くら褐色かっしょくである。タイガポドゾル酸性さんせいと溶脱のために明瞭めいりょうそう形成けいせいする。

いろ一般いっぱん有機物ゆうきぶつりょう排水はいすい条件じょうけん酸化さんか度合どあいによってまる。いろ簡単かんたん認識にんしきできるが土壌どじょう性質せいしつ推測すいそくするためにはほとんどやくにたない[130]土壌どじょう断面だんめん観察かんさつにおいて土壌どじょうそう境界きょうかい見分みわけるときにはやく[131]土壌どじょうそうによるいろちがいは、土壌どじょうははざい[132]水分すいぶんりょう浸水しんすい条件じょうけん[133]土壌どじょうちゅう有機物ゆうきぶつ[134]酸化さんかてつ[135]粘土ねんど[136]りょう定性的ていせいてき指標しひょうとなる。いろマンセル・カラー・システムで 10YR3/4 のように記録きろくされる。ここで 10YR3/4 の 10YR は色相しきそう、3 は明度めいど、 4 はいろどりあらわす。マンセルのいろさん属性ぞくせい色相しきそういろどり明度めいど)は試料しりょう平均へいきんして定量ていりょうてきパラメータとしてあつかうことができて、土壌どじょう[137]植生しょくせい[138]種類しゅるいつよ相関そうかんしめす。

いろおも土壌どじょう鉱物こうぶつ影響えいきょうける。おおくのいろ種々しゅじゅ鉄鉱てっこうぶつによるものである[135]土壌どじょう断面だんめん発達はったつするいろ分布ぶんぷ化学かがくてきおよび生物せいぶつてき風化ふうかとく酸化さんか還元かんげん反応はんのうによるものである[133]土壌どじょうははざいいち鉱物こうぶつ風化ふうかすると、元素げんそあたらしい様々さまざまいろ化合かごうぶつになる。てつ黄色きいろまたは赤色あかいろ鉱物こうぶつとなり[139]有機物ゆうきぶつ黒色こくしょく褐色かっしょく腐植ふしょくとなり [140]マンガン [141]硫黄いおう[142]くろ沈殿ちんでんぶつ形成けいせいする。これらの色素しきそ土壌どじょうちゅう様々さまざまいろのパターンをつくる。酸素さんそ豊富ほうふ環境かんきょうでは均一きんいつのあるいはゆるやかないろ変化へんかしょうじるのにたいし、酸素さんそとぼしい環境かんきょうでは複雑ふくざつ斑点はんてん模様もよういろ集積しゅうせきともなすみやかないろながれがしょうじる[143]

電気でんき抵抗ていこう

編集へんしゅう

土壌どじょう電気でんき抵抗ていこう (en) は土壌どじょう電流でんりゅう伝導でんどうさまたげるちからあらわすものである。土壌どじょう電気でんき抵抗ていこうは、土壌どじょう接触せっしょくする金属きんぞく建造けんぞうぶつ電気でんき化学かがくてき腐食ふしょく (en) に影響えいきょうする[144]たかい含水りつあるいはたか電解でんかいしつ濃度のうど電気でんき抵抗ていこうげて電気でんき伝導でんどう増加ぞうかさせ、腐食ふしょく速度そくどげる[145][146]土壌どじょう電気でんき抵抗ていこう一般いっぱんに 1 Ωおーむ·m(塩性えんせい土壌どじょう)から 100000 Ωおーむ·m(結晶けっしょうしつ岩上いわかみ乾燥かんそう土壌どじょう)までのはばがある[147]

フィールド(土地とち利用りようわず農地のうち森林しんりん原野げんやなどのある一定いってい領域りょういき)にはいったみずは、表面ひょうめん流出りゅうしゅつ排水はいすい蒸発じょうはつ蒸散じょうさんによって除去じょきょされる[148]表面ひょうめん流出りゅうしゅつ土壌どじょう表面ひょうめんをフィールドのはしまでながれるみずである。排水はいすい土壌どじょうちゅう下方かほうながれるか地下ちかとおってフィールドのはしまでながれるみずである。フィールドからの蒸発じょうはつ損失そんしつはフィールドの表面ひょうめんから大気たいき蒸発じょうはつするみずであり、蒸散じょうさん植物しょくぶつから蒸発じょうはつしてフィールドからうしなわれるみずである。

みず土壌どじょう生成せいせい土壌どじょう構造こうぞう土壌どじょう安定あんていせい侵食しんしょく影響えいきょうあたえるが、最大さいだい関心かんしん植物しょくぶつへの影響えいきょうである[149]みず植物しょくぶつにとって必須ひっすである4つの理由りゆうしめす。

  1. はら形質けいしつの 80%-95% がみずである。
  2. 光合成こうごうせいにとって必須ひっすである。
  3. 栄養素えいようそ溶解ようかいして植物しょくぶつ体内たいないみ、全身ぜんしんはこぶ。
  4. 植物しょくぶつからだささえるための膨圧発生はっせいさせる。[150]

それにくわえて、みず鉱物こうぶつ溶解ようかいしてはこんで再度さいど沈殿ちんでんさせることで、土壌どじょう断面だんめんしたほうまでを変化へんかさせる[151]。ロームでは、かたしょう体積たいせき全体ぜんたい半分はんぶんであり、ガスが4ぶんの1、みずのこりの4ぶんの1であり[152]マトリックポテンシャルつよ依存いぞんするものの、そのみずなか半分はんぶん程度ていどおおくの植物しょくぶつにとって利用りようできるみずである[153]

水浸みずびたしになったフィールドは重力じゅうりょくによってまずは重力じゅうりょくすい排水はいすいし、水分すいぶんりょう圃場ほじょうよう水量すいりょうたっすると、みず粒子りゅうし表面ひょうめん粘着ねんちゃく結合けつごうするちから、すなわち保水ほすいりょくによってこれ以上いじょう排水はいすいすすみにくくなる[154]。その状態じょうたいでは、植物しょくぶつみずげるために吸引きゅういんあつをかける必要ひつようがある[154][155]。この圃場ほじょうよう水量すいりょう状態じょうたいから、植物しょくぶつ利用りようできるみずりょう有効ゆうこう水分すいぶんりょうという[154][156]有効ゆうこう水分すいぶんりょう利用りようしきってしまうと、のこりのみず植物しょくぶつげるちからりなくて利用りようすることができないので、そのような植物しょくぶつ利用りようできないみずりょう無効むこう水分すいぶんりょうという。そのとき吸引きゅういんあつは 1500 kPa (15 bar) の永久えいきゅうしおれてんであり、たね発芽はつがせず[157][154][158]植物しょくぶつはしおれてやがて枯死こしする。みず重力じゅうりょく浸透しんとうあつ毛細管もうさいかん現象げんしょう影響えいきょうけて移動いどうする[159]みずはいると、土壌どじょうちゅうマクロポアから空気くうき浮力ふりょくによってし、だんつぶちゅう空気くうき封入ふうにゅうさせてだんつぶ破壊はかいする。この現象げんしょうスレーキング (en) という[160]

土壌どじょうみず吸収きゅうしゅうする速度そくど土壌どじょう性質せいしつとその条件じょうけん依存いぞんする。植物しょくぶつ成長せいちょうすると、はまずおおきな間隙かんげき(マクロポア)からみずれる。すぐにおおきな間隙かんげき空気くうきだけになり、のこりのみずちゅう程度ていどあるいはちいさなサイズの間隙かんげきにだけ存在そんざいするようになる。最小さいしょう間隙かんげきみず粒子りゅうし表面ひょうめんにあまりにもつよ結合けつごうしていて、はそれをきはがすだけのちからっていない。そのため、土壌どじょうちゅうすべてのみず植物しょくぶつにとって利用りよう可能かのうでなく、利用りよう可能かのうみずりょうせいつよ依存いぞんする[161]土壌どじょう間隙かんげきみずたされている(飽和ほうわしている)には、排水はいすいとともに栄養素えいようそうしなわれるかもしれない[162]排水はいすいにおけるみず移動いどうでは、土壌どじょう部分ぶぶんてき飽和ほうわしていて、より乾燥かんそうしている部分ぶぶん吸引きゅういんされる[163]おおくの植物しょくぶつにとって、必要ひつようとするみずのほとんどは植物しょくぶつにおける蒸発じょうはつ蒸散じょうさん)によってしょうじる吸引きゅういんあつによって供給きょうきゅうされ、植物しょくぶつ内部ないぶ土壌どじょう溶液ようえきとのあいだ浸透しんとうあつによってしょうじる吸引きゅういんあつによって供給きょうきゅうされるみずりょうは、それよりもすくない[164][165]植物しょくぶつは、土壌どじょうちゅうのより水分すいぶんりょうおお場所ばしょえらんで、みずさがしながら成長せいちょうする必要ひつようがあるが [166]一部いちぶ乾燥かんそうした土壌どじょう水分すいぶん供給きょうきゅうすることもできる[167]みず不十分ふじゅうぶんであると作物さくもつ収量しゅうりょう悪影響あくえいきょうあたえる[168]有効ゆうこう水分すいぶんりょうのほとんどは蒸散じょうさんによって植物しょくぶつない栄養素えいようそれるためにもちいられる[169]

土壌どじょうすい気候きこうのモデルと数値すうちてき気候きこう予測よそくにとっても重要じゅうようである。ぜんたま気候きこう観測かんそくシステム GCOS (en) では、50必須ひっす気候きこう変数へんすう (ECV) のなかの1つに土壌どじょう水分すいぶんさだめている[170]土壌どじょう水分すいぶん土壌どじょう水分すいぶんセンサー (en) によって測定そくていすることも、人工じんこう衛星えいせいのデータやみずぶんモデルから推定すいていすることもできる。それぞれの方法ほうほうには利点りてん欠点けってんがあり、ことなる方法ほうほう統合とうごうすることで、ある方法ほうほう欠点けってんおぎなうことができる[171]

保水ほすいせい

編集へんしゅう

水分すいぶん水素すいそ原子げんし粒子りゅうし酸素さんそ原子げんし結合けつごうするちから分子ぶんしあいだりょく)が、水分すいぶん酸素さんそ原子げんし結合けつごうするちからよりもつよときに、みず土壌どじょう保持ほじされる[172]。フィールドが水浸みずびたしになると、土壌どじょう間隙かんげき完全かんぜんみずたされる。フィールドでは圃場ほじょうよう水量すいりょうまで重力じゅうりょくによる排水はいすいすすみ、ちいさな間隙かんげきみずたされおおきな間隙かんげきみずとガスでたされるようになる [173]圃場ほじょうよう水量すいりょう粒子りゅうし表面積ひょうめんせき依存いぞんする[174]。そのため、じゅう粘土ねんどこう有機ゆうきしつ土壌どじょうでは圃場ほじょうよう水量すいりょうおおきい[175]純粋じゅんすいみず基準きじゅんとしたときのみず単位たんい体積たいせきあたりのポテンシャルエネルギーの相対そうたいみずポテンシャルう。そうみずポテンシャルは、毛管もうかんりょく粒子りゅうしみずとのあいだ表面張力ひょうめんちょうりょくによってしょうじるマトリックポテンシャル、塩性えんせい土壌どじょうでは浸透しんとうあつによる浸透しんとうポテンシャル、垂直すいちょく方向ほうこうみず移動いどうあつかときには位置いちエネルギーによる重力じゅうりょくポテンシャルの合計ごうけいである。土壌どじょうみずポテンシャルは通常つうじょうまけであるため、みずポテンシャルのマイナスで定義ていぎされるサクション(吸引きゅういんあつ)でもあらわされる。サクションはせいであり、土壌どじょうからみずすために必要ひつようちからであるとみなすことができる。みずポテンシャルとサクションの単位たんいは、 kPa (103 Pa)、bar (100 kPa)、cm H2O (およそ 0.098 kPa) である。サクション (cm H2O) の常用じょうよう対数たいすうは pF とばれる[176]。したがって pF 3 = 1000 cm = 98 kPa = 0.98 bar である。

みず土壌どじょう結合けつごうするちから植物しょくぶつにとっての利用りようしやすさをめる。吸着きゅうちゃくりょくみず鉱物こうぶつ腐植ふしょく表面ひょうめんつよ結合けつごうさせ、みず同士どうし結合けつごうりょくはそれよりもちいさい。植物しょくぶつ土壌どじょう吸着きゅうちゃくしているとても体積たいせきちいさいみずがあるところに侵入しんにゅうすることがある。最初さいしょよわ結合けつごうりょくによって保持ほじされているみずむことができるが、そのような水滴すいてきまれてなくなってしまうにつれて、土壌どじょうみず吸着きゅうちゃくするちからつよさは表面張力ひょうめんちょうりょくによって徐々じょじょおおきなサクションをしょうじるようになり、やがて 1500 kPa (pF = 4.2) に到達とうたつする[177]。サクション 1500 kPa における土壌どじょうすいりょう永久えいきゅうしおれてんう。植物しょくぶつ蒸散じょうさんによってみずうしなわれつづけるため、永久えいきゅうしおれてんでは必要ひつようみずることができなくなり、植物しょくぶつの膨圧がうしなわれてしおれる。ただし、とく乾燥かんそうたいする適応てきおう順応じゅんのうがあると、気孔きこうじて蒸散じょうさんり、永久えいきゅうしおれてんからしおれるまでの時間じかんおくらせることがある[178]。さらに乾燥かんそうすすむと、サクション 100 MPa (pF = 6) でふういぬいとなり、1000 MPa (pF = 7) でいぬいとなる。永久えいきゅうしおれてんのこっているみず無効むこう水分すいぶんりょうという[179]

植物しょくぶつ成長せいちょうにとっててきしている土壌どじょう水分すいぶんりょうでは、だいからちゅうサイズの間隙かんげきみず土壌どじょうちゅう移動いどうして植物しょくぶつにとって利用りようしやすい状態じょうたいにある[161]圃場ほじょうよう水量すいりょう有効ゆうこう水分すいぶんりょう土壌どじょう種類しゅるいによってことなる。すなしつ保水ほすいりょうすくなく、粘土ねんど保水ほすいりょうもっとおおきい[175]。このひょうのように、シルトロームの有効ゆうこう水分すいぶんりょう体積たいせきで 20% 程度ていどであり、すな有効ゆうこう水分すいぶんりょうは 6% 程度ていどである。

様々さまざませい土壌どじょう永久えいきゅうしおれてん圃場ほじょうよう水量すいりょう有効ゆうこう水分すいぶんりょう (単位たんい: 体積たいせき %)[180]
せい 永久えいきゅうしおれてん 圃場ほじょうよう水量すいりょう 有効ゆうこう水分すいぶんりょう
すな 3.3 9.1 5.8
すなしつローム 9.5 20.7 11.2
ローム 11.7 27.0 15.3
シルトしつローム 13.3 33.0 19.7
粘土ねんどしつローム 19.7 31.8 12.1
粘土ねんど 27.2 39.6 12.4

うえひょうせいごとの平均へいきんである。

みず移動いどう

編集へんしゅう

みず重力じゅうりょく毛管もうかんりょく浸透しんとうあつによって移動いどうする。圃場ほじょうよう水量すいりょうのサクション 33 kPa までは、みず重力じゅうりょく水圧すいあつによってしょうじる圧力あつりょく勾配こうばいによって移動いどうし、これを飽和ほうわりゅうう。サクションがそれよりもおおきくなると、みず移動いどう土壌どじょう毛管もうかんりょくによって湿潤しつじゅん土壌どじょうから乾燥かんそう土壌どじょうへと移動いどうする。これはみず粒子りゅうし表面ひょうめんへの吸着きゅうちゃくによってしょうじ、飽和ほうわりゅう[181][182]

土壌どじょうちゅうみず浸透しんとう以下いかの6つの要因よういん制御せいぎょされる。

  1. せい
  2. 土壌どじょう構造こうぞうほそつぶだんつぶ構造こうぞう浸透しんとうこのましい。
  3. 有機物ゆうきぶつりょう粗大そだい有機物ゆうきぶつく、土壌どじょう表面ひょうめんにあれば土壌どじょう構造こうぞう破壊はかいとクラストの形成けいせいふせぐ。
  4. かたばんもとがんのようななん透水とうすいそうまでのふかさ。
  5. 土壌どじょうちゅう水分すいぶんりょう
  6. 土壌どじょう温度おんど高温こうおん土壌どじょうほう浸透しんとう速度そくどおおきく、凍土とうど凍結とうけつ種類しゅるいによってはみず吸収きゅうしゅうできない[183]

みず浸透しんとう速度そくどじゅう粘土ねんどの1あいだに 0.25 cm から、すなだんつぶ構造こうぞう発達はったつしたの 2.5 cm まではばがある[184]みず地中ちちゅう均一きんいつながれ、水分すいぶん表面張力ひょうめんちょうりょくによっていわゆる「重力じゅうりょくフィンガー」 (gravity finger) を形成けいせいする[185][186]

は、きているものもんでいるものも、降雨こうう浸透しんとう選択せんたくてきながれるとおみちつく[187]浸透しんとう速度そくどを 27 ばいにまで拡大かくだいする [188]

洪水こうずいによって川底かわぞこ透水とうすいせい一時いちじてきがり、おびすいそう涵養かんようたすける[189]

土壌どじょう供給きょうきゅうされたみず圧力あつりょく勾配こうばいによって、部分ぶぶんてき飽和ほうわしている場所ばしょみず供給きょうきゅうされた場所ばしょ)から、飽和ほうわたいのようなより水分すいぶんりょうすくない場所ばしょへと移動いどうする[190][191]土壌どじょう完全かんぜんみずたされて飽和ほうわすると、みずした移動いどうし、植物しょくぶつがある範囲はんいがいへと浸透しんとうし、粘土ねんど腐食ふしょく栄養えいようおもイオンとともに、重金属じゅうきんぞく有機ゆうき溶剤ようざいあぶら農薬のうやくウイルス細菌さいきんのような様々さまざま汚染おせん物質ぶっしつはこび、地下水ちかすい汚染おせん原因げんいんとなる可能かのうせいがある[192][193]溶出ようしゅつする栄養素えいようそは、溶解ようかいたかいものからひくいものへとならべると

  • カルシウム
  • マグネシウム、リン、カリウム土壌どじょう組成そせいによる)
  • 窒素ちっそ窒素肥料ちっそひりょうほどこされていなければ通常つうじょうすくない)
  • リン(土壌どじょうちゅうでは溶解ようかいせいひく形態けいたいなのでとてもすくない)[194]

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでは、1にちあたりに降雨こうう浸透しんとうする速度そくどロッキー山脈さんみゃくひがしのほぼ 0 cm から、アパラチア山脈さんみゃくメキシコわんきた海岸かいがんの 50 cm 以上いじょうまでのはばがある[195]

みず粒子りゅうし表面ひょうめんからの吸着きゅうちゃくりょくによる表面張力ひょうめんちょうりょくすなわち毛管もうかんりょくせられているため、湿しめったところからかわいたところにかって[196]、そしてマクロポアからミクロポアにかって[197] サクションの勾配こうばいしょうじる。リチャーズしきによって飽和ほうわたいにおけるみず移動いどう記述きじゅつできる[198]飽和ほうわ水分すいぶん溶質ようしつ移動いどう解析かいせきは、Hydrus[199] のようなソフトウェアに飽和ほうわ水分すいぶん移動いどう関数かんすう[200]水分すいぶん保持ほじ関数かんすう飽和ほうわ透水とうすい係数けいすう関数かんすう)のパラメータと初期しょき条件じょうけん境界きょうかい条件じょうけんあたえることで計算けいさん可能かのうである。マクロポア、亀裂きれつ植物しょくぶつむしとおみち沿って選択せんたくりゅう発生はっせいし、みず重力じゅうりょくによって排水はいすいする[201][202]いまではおおくの土壌どじょう物理ぶつりモデル(じゅう連続れんぞくじゅう間隙かんげきじゅう浸透しんとうモデル)によって選択せんたくりゅう表現ひょうげんされるが、いずれも厳密げんみつ物理ぶつりてき裏付うらづけなしにリチャーズしきかい追加ついかされたものである[203]

植物しょくぶつによる吸水きゅうすい

編集へんしゅう

植物しょくぶつによるみず栄養えいよう吸収きゅうしゅうも、土壌どじょうちゅうみず貯留ちょりゅう移動いどうにとっておなじように重要じゅうようである。凝集ぎょうしゅうりょく張力ちょうりょく理論りろん (cohesion-tension theory) によれば、おおくの土壌どじょうすいは、みず蒸散じょうさんするちから植物しょくぶつからまでの木部きべ樹液じゅえき水分すいぶんどおりしるべつたわってしょうじる吸収きゅうしゅうりょくによって植物しょくぶつれられる[204]みず上昇じょうしょう移動いどう溶液ようえきさい分配ぶんぱい水圧すいあつリフト hydraulic lift)は内皮ないひ[205]気孔きこう伝導でんどうりょくによる植物しょくぶつ[206]制御せいぎょされ、くき導管どうかんキャビテーションあわ発生はっせい)に阻害そがいされることがあり、エンボリズム (xylem embolism) ともわれる [207]。さらに、植物しょくぶつこう塩分えんぶん濃度のうど土壌どじょうすいから植物しょくぶつかっての浸透しんとうあつ勾配こうばいしょうじる[208]浸透しんとうあつによる吸水きゅうすいよるのような低温ていおん湿度しつどたかいために蒸散じょうさんすくないときには重要じゅうようになり、高温こうおん低湿ていしつはそのぎゃくである。それぞれ溢液現象げんしょう (en) と、しおれの原因げんいんとなる[209]

伸長しんちょう植物しょくぶつ生存せいぞんにとって不可欠ふかけつである。ふゆライ麦らいむぎを4ヶ月かげつあいだ、1立方りっぽうフィート(0.0283 立方りっぽうメートル)のロームそだてた実験じっけんによれば、その植物しょくぶつは 13,800,000 ほんばし、ながさは合計ごうけい 620 km、表面積ひょうめんせきは 237 平方へいほうメートルとなった。また、毛根もうこんながさは合計ごうけい 10,620 km、面積めんせきは 400 平方へいほうメートル、表面積ひょうめんせきは 638 平方へいほうメートルであった。そしてロームそう表面積ひょうめんせきは 52,000 平方へいほうメートルと推定すいていされた[210]。すなわち、土壌どじょうの 1.2% としか接触せっしょくしていなかったことになる。しかし、伸長しんちょうは、毎日まいにちあたらしいあたらしい土壌どじょう体積たいせきさがし、ある期間きかん土壌どじょうちゅうさがされた体積たいせきおおきく増加ぞうかし、その期間きかんから吸収きゅうしゅうされるみず体積たいせき増加ぞうかする、という動的どうてき過程かていとしてとらえるべきである[211]構造こうぞう、すなわち空間くうかんてき配置はいちは、植物しょくぶつみず栄養えいよう可用性かようせいたいする順応じゅんのうと、その結果けっかとしての植物しょくぶつ生産せいさんせいにとって、重要じゅうよう役割やくわりたしている[212]

飽和ほうわ水分すいぶん移動いどうは1にちに 2.5 cm 以下いかであるため、みずさが必要ひつようがある。その結果けっかつね死滅しめつ成長せいちょうをしながら、土壌どじょう水分すいぶんりょうおおいところをさがつづける[213]植物しょくぶつがしおれをこすほどに土壌どじょう水分すいぶん不足ふそくすると、植物しょくぶつ恒久こうきゅうてき被害ひがいけ、作物さくもつ収穫しゅうかくりょう低下ていかする。モロコシ種子しゅし芽生めば期間きかん結実けつじつ段階だんかいに 1300 kPa のていサクションにさらされたときには、生産せいさんりょうが 34% 低下ていかした[214]

みず消費しょうひ利用りよう効率こうりつ

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植物しょくぶつ利用りようするみずなかで、わずかな部分ぶぶん (0.1% から 1%) だけしか植物しょくぶつ体内たいないのこらない。ほとんどのみずは、最終さいしゅうてきには蒸散じょうさんによってうしなわれる。土壌どじょう表面ひょうめんからの蒸発じょうはつ重要じゅうようであり、蒸散じょうさんりょう土壌どじょう表面ひょうめんからの蒸発じょうはつりょう合計ごうけいふけ発散はっさんである。(蒸散じょうさん / ふけ発散はっさん)の植生しょくせい種類しゅるい気候きこうによってわり、熱帯ねったい雨林うりんではおおきく、ステップ砂漠さばくではちいさい[215]ふけ発散はっさんりょう植物しょくぶつちゅう保持ほじされるみずりょう合計ごうけい消費しょうひ利用りようりょう (consumptive use) であり、ふけ発散はっさんりょうとほぼひとしい[214][216]

農地のうちにおけるそう水利すいり用量ようりょう表面ひょうめん流出りゅうしゅつ排水はいすい消費しょうひ利用りようりょう合計ごうけいである。あらマルチング灌漑かんがい蒸発じょうはつ損失そんしつらすが、最終さいしゅうてきにはふけ発散はっさんりょう合計ごうけいはマルチングをしていない土壌どじょうちかくなり、植物しょくぶつ成長せいちょう直結ちょっけつするみずりょうえる[217]みず利用りよう効率こうりつ蒸散じょうさんりつ、すなわち植物しょくぶつによる蒸散じょうさんりょう収穫しゅうかく植物しょくぶつ乾燥かんそう重量じゅうりょうったによって測定そくていされる。作物さくもつ蒸散じょうさんりつは 300 から 700 である。たとえば、アルファルファ蒸散じょうさんりつは 500 程度ていどであるため、500 kg の蒸散じょうさんによって乾燥かんそう重量じゅうりょう 1 kg のアルファルファが生産せいさんされる[218]

土壌どじょうちゅう空気くうき、すなわち土壌どじょうガス (en) は、大気たいきとはきわめてことなる。微生物びせいぶつ植物しょくぶつによる酸素さんそ消費しょうひ二酸化炭素にさんかたんそ(CO2)の放出ほうしゅつは、酸素さんそ濃度のうどげて二酸化にさんか濃度のうどげる。大気たいきちゅうの CO2 濃度のうどは 0.04% であるが、土壌どじょう間隙かんげきちゅうではその 10 ばいから 100 ばいたっし、呼吸こきゅう抑制よくせいするはたらきがある[219]

固体こたい組成そせい

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土壌どじょう粒子りゅうしおおきさだけでなく化学かがく組成そせい鉱物こうぶつがく)によって分類ぶんるいできる。粒子りゅうしおおきさの分布ぶんぷ、すなわちせいは、土壌どじょうおおくの性質せいしつとく透水とうすい係数けいすうみずポテンシャルめるが[220]、そのような性質せいしつ鉱物こうぶつがくてき性質せいしつによってつよ変化へんかさせられる。もっとつぶみちちいさい粒子りゅうしである粘土ねんど鉱物こうぶつがくとく重要じゅうようである[221]

土壌どじょう化学かがくてき性質せいしつ植物しょくぶつ栄養えいよう供給きょうきゅうする能力のうりょくめ、土壌どじょう物理ぶつりせい微生物びせいぶつすう影響えいきょうする。それにくわえて、土壌どじょう化学かがく腐食ふしょくせい安定あんていせいみず浄化じょうかするための汚染おせん物質ぶっしつ吸収きゅうしゅうせいめる。鉱物こうぶつ有機ゆうきコロイド表面ひょうめん化学かがく土壌どじょう化学かがくてき性質せいしつめる。コロイドは、分子ぶんしよりはおおきく液体えきたいちゅう沈降ちんこうせずにつづけていられるほどにはちいさい、不溶性ふようせい拡散かくさんせい粒子りゅうしである。おおくの土壌どじょう腐植ふしょくばれる有機ゆうきコロイド粒子りゅうし粘土ねんど無機むきコロイド粒子りゅうしふくんでいる。コロイドのとてもたか表面積ひょうめんせき電荷でんか土壌どじょうがイオンを保持ほじしたり放出ほうしゅつしたりするちからもととなっている。コロイド表面ひょうめん電荷でんか場所ばしょイオンをきつけたり放出ほうしゅつしたりする。これをイオン交換こうかんう。イオン交換こうかん容量ようりょう (CEC) は単位たんい質量しつりょう乾燥かんそう土壌どじょう交換こうかんせいイオンであり、100 g の土壌どじょうあたりのイオンのミリグラムとうりょう(あるいは1キログラムの土壌どじょうあたりのせい電荷でんかセンチモル cmolc/kg)であらわされる。同様どうように、コロイドのせい電荷でんかがある場所ばしょかげイオンをきつけて解放かいほうし、土壌どじょうかげイオン交換こうかん容量ようりょう (AEC) をあたえる。

栄養素えいようそ

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植物しょくぶつ成長せいちょう繁殖はんしょく必要ひつような16種類しゅるい元素げんそは、炭素たんそ C水素すいそ H酸素さんそ O窒素ちっそ Nリン Pカリウム K硫黄いおう Sカルシウム Caマグネシウム Mgてつ Feホウ素ほうそ Bマンガン Mnどう Cu亜鉛あえん Znモリブデン Moニッケル Ni塩素えんそ Clである[222][223][224]植物しょくぶつ生活せいかつたまき完結かんけつするために必須ひっす栄養素えいようそ必須ひっす栄養素えいようそう。植物しょくぶつ成長せいちょう促進そくしんするが、生活せいかつたまき完結かんけつするために必須ひっすではない栄養素えいようそ必須ひっすであるとされる。炭素たんそ水素すいそ酸素さんそ二酸化炭素にさんかたんそみずから供給きょうきゅうされ、窒素ちっそ窒素ちっそ固定こていによって供給きょうきゅうされるが[224]、それ以外いがい栄養素えいようそすべ土壌どじょう無機むき成分せいぶん由来ゆらいする。

有機物ゆうきぶつ生物せいぶつ

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土壌どじょう有機物ゆうきぶつ有機ゆうき化合かごうぶつによって構成こうせいされ、土壌どじょうちゅう存在そんざいするきている動植物どうしょくぶつ以外いがいすべての有機ゆうき物質ぶっしつである。動植物どうしょくぶつ遺体いたい排泄はいせつぶつ、それらを分解ぶんかいする過程かていしょうじる腐植ふしょく物質ぶっしつ土壌どじょう微生物びせいぶつ細胞さいぼう土壌どじょう微生物びせいぶつ合成ごうせいした物質ぶっしつがある。

典型てんけいてき土壌どじょうバイオマス構成こうせいは 70% が微生物びせいぶつ、22% が大型おおがた動物どうぶつ肉眼にくがんえる程度ていどおおきさの動物どうぶつ)、8%がである。

土壌どじょうちゅうには、多数たすう土壌どじょう生物せいぶつんでいる。そのおおくは土壌どじょうちゅうにのみ生活せいかつしているものである。

動物どうぶつ場合ばあい、これを土壌どじょう動物どうぶつという。おおきいものではモグラミミズなどがあなって生活せいかつしており、中型ちゅうがた小型こがたのものにはあいだ生活せいかつする昆虫こんちゅうダニなど、ちいさなものでは表面ひょうめんみず生活せいかつする原生動物げんせいどうぶつなどがふくまれる。

微生物びせいぶつ重要じゅうようである。カビキノコなどの菌類きんるい細菌さいきんるいといった土壌どじょう微生物びせいぶつきわめて多数たすう生活せいかつしている。土壌どじょうちゅう従属じゅうぞく栄養えいようせい微生物びせいぶつは、生物せいぶつ遺体いたい排泄はいせつぶつあるいは有害ゆうがい有機ゆうき化合かごうぶつなどを分解ぶんかいして、二酸化炭素にさんかたんそみずなどに変換へんかんし、だい]や地下水ちかすいなどへ放出ほうしゅつする。土壌どじょうには、植物しょくぶつ共生きょうせいして養分ようぶん供給きょうきゅうするきんきん根粒こんりゅうきんなどが生息せいそくし、植物しょくぶつ生育せいいくささえている一方いっぽう動植物どうしょくぶつ生育せいいく阻害そがいするおおくの病原びょうげん微生物びせいぶつ生息せいそくしている。

これらの生物せいぶつ堆積たいせきする植物しょくぶつ遺体いたい分解ぶんかいや、土壌どじょう撹拌かくはんをすることで、土壌どじょう形成けいせいおおいにかかわっている。

 
土壌どじょうそう(Oそう、Aそう、Bそう、Cそう

土壌どじょうは、その構成こうせい成分せいぶん供給きょうきゅう消失しょうしつ様式ようしきによって、土壌どじょうそうかさなった形状けいじょうしめすことがおおい。土壌どじょうそうとは、土壌どじょうへの物質ぶっしつ供給きょうきゅう消失しょうしつ様式ようしきによって形成けいせいされる平行へいこう境界きょうかいそうのことである。

たとえば、土壌どじょう表層ひょうそう植物しょくぶつ遺体いたいなどの粗大そだい有機物ゆうきぶつ集積しゅうせきする場合ばあいには、この表層ひょうそうはOそう(Organicそう)とばれる。Oそう下部かぶには、粗大そだい有機物ゆうきぶつ分解ぶんかいあるいは溶脱されてしょうじた黒色こくしょくそう(Aそう)が観察かんさつされることがおおい。また、有機物ゆうきぶつ由来ゆらいする黒色こくしょく不十分ふじゅうぶんで、風化ふうか進行しんこうした鉱物こうぶつしつそうはBそうばれ、風化ふうか十分じゅうぶん進行しんこうしていない岩石がんせきそうははがん)はCそう、さらにそのした風化ふうか岩盤がんばんそうはRそうばれる。

土壌どじょうそうは、土壌どじょう分類ぶんるいするための重要じゅうよう指標しひょうとされている。

なお日本にっぽん考古学こうこがく分野ぶんやでも、遺跡いせき構成こうせいする土壌どじょうそうじょがくてきぶんそうした「そう」と概念がいねん存在そんざいするが、ほんこうのような土壌どじょうがくてき土壌どじょうそうとはその定義ていぎ認識にんしきおおきくことなるものである[225]

分類ぶんるい

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ロシアの土壌どじょう学者がくしゃヴァシーリー・ドクチャエーフは、1880ねんごろ土壌どじょうを5つの因子いんし土壌どじょう生成せいせい因子いんし)にもとづき、気候きこうやそれによる植生しょくせい影響えいきょうつよけたなりたい土壌どじょうははがん地形ちけいなどの影響えいきょうつよけ、局地きょくちてきられるあいだたい土壌どじょうなりたいせい土壌どじょう)、その中間ちゅうかんてきなりたいないせい土壌どじょう分類ぶんるいした。ドクチャーエフの土壌どじょう分類ぶんるいはアメリカとヨーロッパの研究けんきゅうしゃによってなん変更へんこうされ、1960年代ねんだいには共通きょうつう使つかわれるシステムに発展はってんした。

なりたい土壌どじょうは、おも以下いかのように分類ぶんるいされる。

あいだたい土壌どじょうには、地中海ちちゅうかい沿岸えんがんテラロッサやブラジル高原こうげんテラローシャデカン高原こうげんレグール泥炭でいたんなどがある。もとになる岩石がんせきが、特殊とくしゅ成分せいぶんふくんでいる場合ばあいなどには、土壌どじょう性質せいしつにより、ことなる植生しょくせいしょうじる場合ばあいがある。

1960年代ねんだいには、土壌どじょう生成せいせい因子いんしではなく土壌どじょう形態けいたいがく (en) にもとづいて土壌どじょう分類ぶんるいするというかんがかたによることなった分類ぶんるい体系たいけいまれてきた。国際こくさい連合れんごう食糧しょくりょう農業のうぎょう機関きかん (FAO) は、世界せかい土壌どじょう作成さくせいするために、世界せかい土壌どじょう分類ぶんるいするFAO土壌どじょう分類ぶんるい (en) をつくった。また、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく農務のうむしょう(USDA)は USDA 土壌どじょう分類ぶんるい (en) を作成さくせいした。この2つが世界せかい土壌どじょう分類ぶんるいとして国際こくさいてきひろ使つかわれていたが、現在げんざい国際こくさいてき標準ひょうじゅんとなっている土壌どじょう分類ぶんるいは、国際こくさい土壌どじょう科学かがく連合れんごう (en) がさだめる世界せかい土壌どじょう資源しげん照合しょうごう基準きじゅん (World Reference Base for Soil Resources) である。国際こくさいてき学術がくじゅつてきにはこの基準きじゅんによって土壌どじょう分類ぶんるい表記ひょうきすることがのぞましいが、くに地域ちいきごとのよりきめこまかい土壌どじょう分類ぶんるい使つかわれることをさまたげるものではなく、実際じっさい使つかわれている。

農業のうぎょう生産せいさんは、気候きこう作物さくもつ選定せんてい農業のうぎょう技術ぎじゅつだけでなく、土壌どじょう種類しゅるいによりおおきく左右さゆうされる。農作物のうさくもつがよくそだ土壌どじょうを「肥沃ひよく」(ひよく)、そだちにくい土壌どじょうを「せている」と表現ひょうげんすることもある。世界せかいもっと肥沃ひよくなのがチェルノーゼムで、「皇帝こうてい」の異名いみょうつ。チェルノーゼムを豊富ほうふゆうするウクライナ小麦こむぎ大量たいりょう生産せいさんして「ヨーロッパのパンかご」ともばれた[226]森林しんりん総研そうけん主任しゅにん研究けんきゅういん藤井ふじいいちいたりは、肥沃ひよくさでチェルノーゼムを世界せかい最上級さいじょうきゅうのランキングAと位置付いちづけたうえで、チェルノーゼムをふくむ12種類しゅるい土壌どじょうについて、Bは「粘土ねんど集積しゅうせき土壌どじょう」「ひび粘土ねんどしつ土壌どじょう」、Cが日本にっぽんおおい「くろボク」と「若手わかて土壌どじょう」、Dは「強風きょうふうあか黄色おうしょく」、Eが「オキソシル」「未熟みじゅく」、Fが「ポドゾル」「泥炭でいたん」、Gが「砂漠さばく」「永久えいきゅう凍土とうど」としている[227]

日本にっぽん土壌どじょう分類ぶんるい体系たいけい

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日本にっぽん土壌どじょう分類ぶんるい体系たいけいには、以下いかのようなものがある。

  1. 林業りんぎょう試験場しけんじょうげん森林しんりん総研そうけん)の林野りんや土壌どじょう分類ぶんるい (1975)[228]
  2. のうけん機構きこうきゅう農業のうぎょう環境かんきょう技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょ)の農耕のうこう土壌どじょう分類ぶんるいだい3改訂かいていばん) (1995)[229]
  3. のうけん機構きこうきゅう農業のうぎょう環境かんきょう技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょ)の包括ほうかつてき土壌どじょう分類ぶんるいだい1試案しあん (2011)[230]
  4. 日本にっぽんペドロジー学会がっかい日本にっぽん土壌どじょう分類ぶんるい体系たいけい (2017)[231]

土壌どじょう建物たてものなどの構築こうちくのほか、農業のうぎょう利用りようされ、後者こうしゃでは植物しょくぶつにとって主要しゅよう栄養えいよう供給きょうきゅうげんとなっている。不足ふそくする栄養えいようおぎなうため肥料ひりょう使用しよう施肥せひ)がおこなわれる。砂漠さばくであっても、不足ふそくする栄養えいようみずをピンポイントであたえる点滴てんてき灌漑かんがい農業のうぎょう可能かのうである[232]

みずこう栽培さいばい立証りっしょうされたように、土壌どじょうちゅう栄養えいよう水中すいちゅう溶解ようかいしていれば植物しょくぶつ生育せいいくできる。土壌どじょう種類しゅるい利用りよう可能かのうみずりょう栽培さいばいできる植物しょくぶつたねめる。

土壌どじょう劣化れっか (en)[233] あるいは土壌どじょう劣化れっかは、人間にんげんあるいは自然しぜんによる土地とち機能きのうがいするような変化へんか過程かていである。土壌どじょう劣化れっかには土壌どじょう酸性さんせい (en)、土壌どじょう汚染おせん砂漠さばく侵食しんしょく塩害えんがいふくまれる。

農作物のうさくもつ生育せいいく収穫しゅうかくで、土壌どじょうちゅう栄養えいよう減少げんしょうすることもおおい。対策たいさくとしては施肥せひや、有機物ゆうきぶつなどを補給ほきゅうするほか植物しょくぶつとの輪作りんさくなどがある[234]

改良かいりょう

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スメクタイトのような特定とくてい粘土ねんどおおふく土壌どじょうは、とても肥沃ひよくであることがおおい。たとえば、タイ中部ちゅうぶ平地ひらち世界せかいもっと農業のうぎょう生産せいさんりょくたか地域ちいきの1つである。

しかし、おおくの熱帯ねったい農家のうかでは、土壌どじょう有機物ゆうきぶつ保持ほじすることに苦労くろうしている。たとえば、タイ北部ほくぶ粘土ねんどすくない土壌どじょう生産せいさんりょく低下ていかしたときに、農家のうかシロアリから有機物ゆうきぶつってきてくわえたが、長期ちょうきてきには持続じぞくしなかった。そこで、科学かがくしゃ土壌どじょうにスメクタイトの一種いっしゅであるベントナイトくわえた。

出典しゅってん

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参考さんこう文献ぶんけん

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外部がいぶリンク

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