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モリブデン - Wikipedia

モリブデン

原子げんし番号ばんごう42の元素げんそ

モリブデンえい: molybdenum [ˌmɒlɪbˈdiːnəm, məˈlɪbdɨnəm]どく: Molybdän [molʏpˈdɛːn])は、原子げんし番号ばんごう42の元素げんそ元素げんそ記号きごうMoクロムぞく元素げんその1つ。

ニオブ モリブデン テクネチウム
Cr

Mo

W
外見がいけん
ぎん白色はくしょく
一般いっぱん特性とくせい
名称めいしょう, 記号きごう, 番号ばんごう モリブデン, Mo, 42
分類ぶんるい 遷移せんい金属きんぞく
ぞく, 周期しゅうき, ブロック 6, 5, d
原子げんしりょう 95.96(1)
電子でんし配置はいち [Kr] 5s1 4d5
電子でんしから 2, 8, 18, 13, 1(画像がぞう
物理ぶつり特性とくせい
そう 固体こたい
密度みつど室温しつおん付近ふきん 10.28 g/cm3
融点ゆうてんでの液体えきたい密度みつど 9.33 g/cm3
融点ゆうてん 2896 K, 2623 °C, 4753 °F
沸点ふってん 4912 K, 4639 °C, 8382 °F
融解ゆうかいねつ 37.48 kJ/mol
蒸発じょうはつねつ 598 kJ/mol
熱容量ねつようりょう (25 °C) 24.06 J/(mol·K)
蒸気じょうきあつ
圧力あつりょく (Pa) 1 10 100 1 k 10 k 100 k
温度おんど (K) 2742 2994 3312 3707 4212 4879
原子げんし特性とくせい
酸化さんかすう 6, 5, 4, 3, 2, 1[1], -1, -2(つよ酸性さんせい酸化さんかぶつ
電気でんき陰性いんせい 2.16(ポーリングの
イオン化いおんかエネルギー だい1: 684.3 kJ/mol
だい2: 1560 kJ/mol
だい3: 2618 kJ/mol
原子げんし半径はんけい 139 pm
共有きょうゆう結合けつごう半径はんけい 154±5 pm
その
結晶けっしょう構造こうぞう からだこころ立方りっぽう
磁性じせい つね磁性じせい[2]
電気でんき抵抗ていこうりつ (20 °C) 53.4 nΩおめが⋅m
ねつ伝導でんどうりつ (300 K) 138 W/(m⋅K)
ねつ膨張ぼうちょうりつ (25 °C) 4.8 μみゅーm/(m⋅K)
ヤングりつ 329 GPa
剛性ごうせいりつ 126 GPa
体積たいせき弾性だんせいりつ 230 GPa
ポアソン 0.31
モース硬度こうど 5.5
ビッカース硬度こうど 1530 MPa
ブリネル硬度こうど 1500 MPa
CAS登録とうろく番号ばんごう 7439-98-7
おも同位どういたい
詳細しょうさいモリブデンの同位どういたい参照さんしょう
同位どういたい NA 半減はんげん DM DE (MeV) DP
92Mo 14.84% >1.9×1020 y βべーた+βべーた+ 1.6491 92Zr
93Mo syn 4,000 y εいぷしろん - 93Nb
94Mo 9.25% 中性子ちゅうせいし52安定あんてい
95Mo 15.92% 中性子ちゅうせいし53安定あんてい
96Mo 16.68% 中性子ちゅうせいし54安定あんてい
97Mo 9.55% 中性子ちゅうせいし55安定あんてい
98Mo 24.13% >1×1014 y βべーた-βべーた- 0.1125 98Ru
99Mo syn 65.94 h βべーた- 0.436, 1.214 99mTc
γがんま 0.74, 0.36, 0.14 -
100Mo 9.63% 7.8×1018 y βべーた-βべーた- 3.04 100Ru

名称めいしょう

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名称めいしょうてる水鉛すいえんこう(molybdenite)に由来ゆらいするが、この名称めいしょうギリシャなまり意味いみする molybdos由来ゆらいする。モリブデン鉱物こうぶつであるてる水鉛すいえんこうなまり鉱物こうぶつであるほうなまりこうていることからづけられた。日本にっぽんでの「モリブデン」という名称めいしょうは、もとドイツMolybdän で、これが日本語にほんごになっている。

概要がいよう

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ぎん白色はくしょくかた金属きんぞく遷移せんい金属きんぞく)。常温じょうおんつねあつ安定あんてい結晶けっしょう構造こうぞうからだこころ立方りっぽう構造こうぞう(BCC)で、比重ひじゅうは10.28、融点ゆうてんは2620 °C沸点ふってんは4650 °C融点ゆうてん沸点ふってんともことなる実験じっけんあり)。空気くうきなかでは酸化さんか被膜ひまくつく内部ないぶ保護ほごされる。高温こうおん酸素さんそハロゲン反応はんのうする。アンモニアすいには溶。ねつ硫酸りゅうさん硝酸しょうさん王水おうすいにもける。原子げんしは2から6をとる。てる水鉛すいえんこう(MoS2 など)にふくまれる。資源しげんとしては、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくやく30%、チリやく30%など、きた南米なんべい世界せかい過半かはん産出さんしゅつしている。

モリブデンは、人体じんたい生体せいたい)にとって必須ひっす元素げんそで、尿にょうさん生成せいせい造血ぞうけつ作用さよう体内たいないどう排泄はいせつなどにかかわる。微生物びせいぶつによる窒素ちっそ固定こていはたら酵素こうそニトロゲナーゼ)にもふかかかわっており、地球ちきゅうじょう窒素ちっそ固定こていりょうの70%以上いじょうは、モリブデンが関与かんよしていることになる。また、植物しょくぶつにとっても必須ひっす元素げんそであるため、モリブデンさんナトリウムしおアンモニウムしおかたちで、肥料ひりょうとして販売はんばいされている。

宮沢みやざわ賢治けんじさくふうまた三郎さぶろうにも登場とうじょうする。作中さくちゅう高田たかだ三郎さぶろう転校てんこうしてきた理由りゆう父親ちちおや仕事しごと近隣きんりんのモリブデンを発掘はっくつするためとなっている。ふうまた三郎さぶろう そのぶし モリブデンという鉱石こうせきについて参照さんしょう

  • 硫化りゅうかモリブデン(IV)摩擦まさつ係数けいすうひくいことから、工業こうぎょうよう潤滑油じゅんかつゆエンジンオイル添加てんかざいもちいられる。硫化りゅうかモリブデンの配合はいごうされた油脂ゆしるいふか緑色みどりいろしめしているため、それ以外いがい製品せいひん区別くべつするのが容易よういである。機器きき工程こうていのマニュアルにモリブデン配合はいごう油脂ゆし指定していがされているところでは、これをもちいなければ不本意ふほんい結果けっかになることがある。モリブデン配合はいごう油脂ゆし特別とくべつ高価こうかではなく簡単かんたん入手にゅうしゅできるため需要じゅようたかい。すくない添加てんかりょう同様どうよう効果こうか発揮はっきする有機ゆうきモリブデン(ジチオリンさんモリブデン[注釈ちゅうしゃく 1]やジチオカルバミンさんモリブデン[注釈ちゅうしゃく 2])も使用しようされる[注釈ちゅうしゃく 3]
  • モリブデンとどう合金ごうきんは、すぐれた温度おんど特性とくせい適度てきど導電性どうでんせいそなえているため、ハイブリッドカーロケット電子でんし基板きばんなどにもちいられる。
  • 金属きんぞくモリブデンが産業さんぎょうようもちいられることはそれほどおおくなかったが、高温こうおんいきでの機械きかいてき性質せいしつ期待きたいできる場面ばめんにおいては、タングステンよりも安価あんかであることからしばしばもちいられる(電子でんしかん陽極ようきょくなど)。最近さいきんでは液晶えきしょうパネル製造せいぞうラインなどでも薄板うすいた使用しよう増加ぞうかしている。また太陽たいよう電池でんち下部かぶ電極でんきょくとしてもひろ使用しようされている[よう出典しゅってん]
  • 医療いりょう分野ぶんやでも、放射ほうしゃせい同位どういたいモリブテン99はがん診断しんだんなどにも利用りようされている(「かく医学いがく参照さんしょう)。日本にっぽんでは海外かいがい原子げんし生成せいせいされたモリブデン99を輸入ゆにゅうし、放射ほうしゃせい崩壊ほうかいられるテクネチウム製剤せいざいしているが、加速器かそくきによる国産こくさんこころみられている[3]
  • モリブデンは、プロパン、プロピレン、またはアクロレインをアクリルさん選択せんたくてき酸化さんかするための高性能こうせいのう触媒しょくばい重要じゅうよう成分せいぶんである[4][5][6] ベンジルさん製造せいぞうにも有用ゆうようである。[7]
  • 特殊とくしゅかがみ[8][9]やソーラーパネル[10]製造せいぞうにも使用しようされる。

モリブデンは、日本にっぽん国内こくないにおいて産業さんぎょううえ重要じゅうようせいたかいものの地殻ちかく存在そんざいひく供給きょうきゅう構造こうぞう脆弱ぜいじゃくである。日本にっぽんでは国内こくない消費しょうひする鉱物こうぶつ資源しげんおおくを他国たこくからの輸入ゆにゅうささえている実情じつじょうから、万一まんいち国際こくさい情勢じょうせい急変きゅうへんたいする安全あんぜん保障ほしょうさくとして国内こくない消費しょうひりょう最低さいてい60ぶん国家こっか備蓄びちくするとさだめられている。

クロムモリブデンこうなどとして、ステンレスこう食器しょっき使つかわれることおおい。 キャンプ用品ようひんとして、ひろ流通りゅうつうしている。

カール・ヴィルヘルム・シェーレ1778ねんてる水鉛すいえんこう硝酸しょうさん反応はんのうさせて分離ぶんりした酸化さんかぶつとして発見はっけんし、「水鉛すいえん (wasserbleierde)」と命名めいめい。シェーレの友人ゆうじんペーター・ヤコブ・イェルム (Peter Jacob Hjelm) が1781ねんさん酸化さんかモリブデンを石炭せきたん還元かんげんすることにより単体たんたい分離ぶんりし、現在げんざい名称めいしょうけられた。

中国ちゅうごくは1999ねん以降いこう重要じゅうよう戦略せんりゃくてき資源しげんであるレアアース、タングステン、モリブデンにつき順次じゅんじ輸出ゆしゅつ数量すうりょう制限せいげん導入どうにゅうするとともに、2006ねん以降いこう輸出ゆしゅつぜい賦課ふかした。中国ちゅうごくは、2006ねん以降いこう輸出ゆしゅつ割当わりあて数量すうりょう年々ねんねん削減さくげんし、とくに、2010ねん下半期しもはんき輸出ゆしゅつ割当わりあて大幅おおはば削減さくげんしたことなどをにレアアース価格かかく高騰こうとうし、市場いちば混乱こんらんをもたらした。

こうした事態じたいけ、日本にっぽんは、米国べいこくおよびEUとともに、2012ねん3がつ中国ちゅうごくによる輸出ゆしゅつ数量すうりょう制限せいげん輸出ゆしゅつぜい賦課ふかとう輸出ゆしゅつ規制きせいは、WTO協定きょうてい違反いはんするとして、WTO協議きょうぎ要請ようせいおこない、同年どうねん6がつにパネル設置せっち要請ようせいおこなった。日米にちべいおうからの提訴ていそけて世界せかい貿易ぼうえき機関きかん(WTO)が協定きょうてい違反いはんだんじたことにより、2015ねん生産せいさんをほぼ独占どくせんしていた中国ちゅうごくはモリブデンとタングステンとレアアース賦課ふかしている「輸出ゆしゅつぜい」と「輸出ゆしゅつ数量すうりょう制限せいげん」を廃止はいしした[11]

モリブデンの化合かごうぶつ

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同位どういたい

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入手にゅうしゅについて

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モリブデンは融点ゆうてんたかいことから、工業こうぎょうてき溶融ようゆう凝固ぎょうこというプロセスで製造せいぞうすることが困難こんなんであるため、おおきな素材そざいつくることがむずかしく、おおくは粉末ふんまつ冶金やきんてき製法せいほう製造せいぞうされる。また、加工かこうせいとぼしく、常温じょうおんでの圧延あつえん事実じじつじょう不可能ふかのうである。切削せっさく研磨けんま高度こうど技術ぎじゅつ必要ひつようとするため、複雑ふくざつ形状けいじょう加工かこうすることは困難こんなんである。粉末ふんまつではない金属きんぞくモリブデンはおもしょうインゴットいたせんざいかたち取引とりひきされるが、個人こじん入手にゅうしゅすることはむずかしく、せんもん販売はんばい業者ぎょうしゃかぎられる。

生体せいたいにおけるモリブデン

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モリブデンは、ヒトをふくすべての生物せいぶつしゅ必須ひっす微量びりょう元素げんそである。人体じんたいには体重たいじゅう1 kgあたりやく0.1 mgふくまれていると見積みつもられており、ほね皮膚ひふ肝臓かんぞう腎臓じんぞうおお分布ぶんぷしている。

モリブデン含有がんゆう酵素こうそ

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現在げんざい植物しょくぶつ動物どうぶつをあわせてやく20種類しゅるいほどのモリブデン含有がんゆう酵素こうそられている。そのなかもっともよくられている酵素こうそは、ニトロゲナーゼである。これは窒素ちっそ固定こていにおける窒素ちっそアンモニア変換へんかんする反応はんのう触媒しょくばいする。この酵素こうそマメ植物しょくぶつ共生きょうせいする根粒こんりゅうきん(リゾビウムぞく)のきん体内たいないふくまれ、空気くうきかられられた分子ぶんしじょう窒素ちっそをアンモニアに変換へんかんする。藻類そうるい窒素ちっそ固定こていにモリブデン酵素こうそ利用りようしている。また、藻類そうるい窒素ちっそ固定こていモリブデン酵素こうそは、過剰かじょう硫黄いおう揮発きはつせい硫化りゅうかメチル変換へんかんして排泄はいせつさせるはたらきもゆうする。

哺乳類ほにゅうるいにおいては、キサンチンオキシダーゼアルデヒドデヒドロゲナーゼおよび亜硫酸ありゅうさん酸化さんか酵素こうそられている。キサンチンオキシダーゼ尿にょうさん合成ごうせいかかわる。この酵素こうそはたらきがつよくなると痛風つうふうになるおそれがある。アルデヒドデヒドロゲナーゼアルデヒドカルボンさん変換へんかんする。この酵素こうそアルコール代謝たいしゃ必須ひっす酵素こうそで、代謝たいしゃ産物さんぶつである酢酸さくさん体内たいないでエネルギーげんひとつとして利用りようされる。亜硫酸ありゅうさん酸化さんか酵素こうそ毒性どくせいのある亜硫酸ありゅうさんイオン毒性どくせいひく硫酸りゅうさんイオン変換へんかんする。

栄養えいよう

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2020年版ねんばんの『日本人にっぽんじん食事しょくじ摂取せっしゅ基準きじゅん』では、推定すいてい平均へいきん必要ひつようりょう成人せいじん男性だんせい20 ~25 µg/にち推奨すいしょうりょう:30 µg/にち上限じょうげんりょう:600 µg/推定すいてい平均へいきん必要ひつようりょう成人せいじん女性じょせい20 µg/にち推奨すいしょうりょう:25 µg/にち上限じょうげんりょう:500 µg/成人せいじんとは18さい以上いじょう授乳じゅにゅうさらに3 µgの付加ふかりょう)である。モリブデンをおおふく食材しょくざいうしぶた肝臓かんぞうであり、植物しょくぶつでは豆類まめるいおおふくまれる。

モリブデンが欠乏けつぼうすると亜硫酸ありゅうさん毒性どくせいがみられ、しきみゃくしき呼吸こきゅう頭痛ずつう悪心あくしん嘔吐おうと昏睡こんすい症状しょうじょうられたとの記録きろくがある。過剰かじょう摂取せっしゅによる中毒ちゅうどくは「モリブデノーシス (molybdenosis)」といい、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくコロラドしゅうのモリブデンをおおふく土地とちくさべたうし中毒ちゅうどくしたれいがある。症状しょうじょうは、体重たいじゅう低下ていか食欲しょくよく減退げんたい貧血ひんけつ授乳じゅにゅう不良ふりょうにん骨粗鬆症こつそしょうしょうなどである。

くにべつ産出さんしゅつりょう

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2011ねんにおけるくにべつ産出さんしゅつりょう以下いかとおりである[12]

順位じゅんい くに モリブデンこう産出さんしゅつりょう(トン) ぜん世界せかいでの割合わりあい(%)
1   中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 106,000 40.2
2   アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 63,700 24.1
3   チリ 40,889 15.5
4   ペルー 19,141 7.3
5   メキシコ 10,881 4.1

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ モリブデンジチオフォスフェート(Molybdenum Dithiophosphate:MoDTP)ともばれる。
  2. ^ モリブデンジチオカルバメートあるいはモリブデンジチオカーバメート(Molybdenum Dithiocarbamate:MoDTC)ともばれる。
  3. ^ ただし、リンが触媒しょくばいどく原因げんいんとなるためエンジンオイルけではMoDTPは使用しようされない。なお、おなじくリンをふくジアルキルジチオリンさん亜鉛あえん(ZnDTP)は用途ようと限定げんていしたうえで使用しようされる。

出典しゅってん

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  1. ^ Molybdenum: molybdenum(I) fluoride compound data”. OpenMOPAC.net. 2011ねん7がつ21にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2007ねん12がつ10日とおか閲覧えつらん
  2. ^ Magnetic susceptibility of the elements and inorganic compounds (PDF) (2004ねん3がつ24にち時点じてんアーカイブ), in Handbook of Chemistry and Physics 81st edition, CRC press.
  3. ^ 医薬品いやくひん原料げんりょうモリブデン99 めざす国産こくさん超電導ちょうでんどう加速器かそくき利用りよう」『日経にっけい産業さんぎょう新聞しんぶん』2020ねん9がつ15にち(16めん)2020ねん9がつ23にち閲覧えつらん
  4. ^ Michael Hävecker; Sabine Wrabetz; Jutta Kröhnert; Lenard-Istvan Csepei; Raoul {Naumann d’Alnoncourt}; Yury V. Kolen’ko; Frank Girgsdies; Robert Schlögl; Annette Trunschke (2012). “Surface chemistry of phase-pure M1 MoVTeNb oxide during operation in selective oxidation of propane to acrylic acid”. Journal of Catalysis 285 (1): 48-60. doi:10.1016/j.jcat.2011.09.012. ISSN 0021-9517. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0021951711002910. 
  5. ^ Raoul {Naumann d’Alnoncourt}; Lénárd-István Csepei; Michael Hävecker; Frank Girgsdies; Manfred E. Schuster; Robert Schlögl; Annette Trunschke (2014). “The reaction network in propane oxidation over phase-pure MoVTeNb M1 oxide catalysts”. Journal of Catalysis 311: 369-385. doi:10.1016/j.jcat.2013.12.008. ISSN 0021-9517. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0021951713004417. 
  6. ^ Csepei, Lenard-Istvan ;Muhler, Martin (2011). Kinetic studies of propane oxidation on Mo and V based mixed oxide catalysts (PhD thesis). Technische Universität, Berlin. hdl:11858/00-001M-0000-0012-3000-A
  7. ^ * Amakawa, Kazuhiko; Kolen’Ko, Yury V; Villa, Alberto; Schuster, Manfred E/; Csepei, Lenard-Istvan; Weinberg, Gisela; Wrabetz, Sabine; Naumann d’Alnoncourt, Raoul; Girgsdies, Frank; Prati, Laura; others (2013). “Multifunctionality of crystalline MoV (TeNb) M1 oxide catalysts in selective oxidation of propane and benzyl alcohol”. ACS Catalysis (ACS Publications) 3 (6): 1103-1113. doi:10.1021/cs400010q. https://doi.org/10.1021/cs400010q. 
  8. ^ Multilayer-spiegel für den euv-spektralbereich
  9. ^ Substrat aus einer Aluminium-Silizium-Legierung oder kristallinem Silizium, Metallspiegel, Verfahren zu dessen Herstellung sowie dessen Verwendung
  10. ^ Advanced cpv solar cell assembly process
  11. ^ 中国ちゅうごくのレアアースとう原材料げんざいりょう3品目ひんもくかんする輸出ゆしゅつぜい廃止はいしされます”. 経済けいざい産業さんぎょうしょう. (2015ねん5がつ1にち). https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11181294/www.meti.go.jp/press/2015/05/20150501001/20150501001.html 2023ねん1がつ29にち閲覧えつらん 
  12. ^ 地理ちり 統計とうけい要覧ようらん』2014年版ねんばんISBN 978-4-8176-0382-1、P96

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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