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アパリグラハ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

アパリグラハサンスクリット: aparigraha)とは、所有しょゆう概念がいねん[1]ジャイナきょうラージャ・ヨーガ、つまりアシュターンガ・ヨーガの両方りょうほうもちいられる用語ようごである。この言葉ことば大抵たいてい場合ばあい必要ひつようあるいは重要じゅうようなものだけに所有しょゆう制限せいげんすることを意味いみし、その内容ないよう時代じだいによってわるが、サドゥーまったなにたない。

アパリグラハはジャイナきょう五大ごだいちかいひとつである。五大ごだいちかい戒にはほかに、アヒンサー暴力ぼうりょく)、サッティヤ真実しんじつ)、アステーヤぬすめ)、ブラフマチャリヤ純潔じゅんけつ)がある。アパリグラハはジャイナきょうしょうちかい戒のひとつでもある。

ラージャ・ヨーガでは、アパリグラハはヤマ(きん戒)のひとつである。ヤマにはほかに、アヒンサー暴力ぼうりょく)、サッティヤ(真実しんじつ)、アステーヤ(ぬすめ)、ブラフマチャリヤ(純潔じゅんけつ)そのがある。

アパリグラハは「放棄ほうき」を意味いみするサンスクリット単語たんごである。また、なにかをとろうとしてばす、あるいはなにかが自分じぶんのものだと主張しゅちょうするといった意味いみの「パリグラハ」に由来ゆらいし、「」がくことで反意語はんいごになっている。アパリグラハはアステーヤとちがい、本当ほんとう必要ひつようであってそれ以上いじょうではないものをとることを意味いみする。この概念がいねんられなかったおくもの適用てきようされるときにもてはまる。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ Nancy Gerstein (2005) (英語えいご). Guiding Yoga's Light: Yoga Lessons for Yoga Teachers. Pendragon. p. 140. ISBN 9780972280983 

関連かんれん項目こうもく

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