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ラクシュミー

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラクシュミー
よしとみ豊穣ほうじょう幸運こううん女神めがみ
ラクシュミー
ラヴィ・ヴァルマの1848ねんと1906ねんあいだ絵画かいが『ラクシュミー』
デーヴァナーガリー लक्ष्मी
サンスクリットかたり Lakṣmī
位置いちづけ デーヴィートリデーヴィー
住処すみか ヴァイクンタ英語えいごばん
シンボル みずはちす金貨きんか
配偶はいぐうしん ヴィシュヌ
兄弟きょうだい アラクシュミー
子供こども ナラカースラ英語えいごばん
ヴァーハナ あか蓮華れんげぞう
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ラクシュミー: लक्ष्मीLakṣmī)は、ヒンドゥーきょう女神めがみいちはしらで、よしとみ豊穣ほうじょう幸運こううんつかさどる。

容姿ようし[編集へんしゅう]

蓮華れんげ蓮華れんげいろをしたはだち、蓮華れんげころもまつわっている。4ほんうでち、持物もちものみずはちす一部いちぶ画像がぞうでは貯金ちょきんばこち、彼女かのじょから金貨きんかあふている。みずかんだあか蓮華れんげうえった姿すがたえがかれる。

神話しんわ[編集へんしゅう]

ちちうみ攪拌さい誕生たんじょうした。ヒンドゥーきょう最高さいこうしん1人ひとりヴィシュヌつまとされており、数多かずおおくあるヴィシュヌの化身けしんともに、ラクシュミーも対応たいおうする姿すがた別名べつめいっている。幸運こううんつかさどるため、うつ性格せいかくであるともいわれる。ラクシュミーが誕生たんじょうしたときアスラたちが彼女かのじょれようとしたが、失敗しっぱいわった。あるアスラはラクシュミーをつかまえることに成功せいこうし、あたまうえせたが、その途端とたんげられた。かつてはインドラともにいたこともあったが、インドラでさえラクシュミーを自分じぶんもとめておくためには、彼女かのじょを4つの部分ぶぶんけなければならなかったという。

なお、ラクシュミーはアラクシュミーという不幸ふこうつかさど女神めがみあねつともされ、ヴィシュヌのつまになるさいに「わたしがあなたのつまになる条件じょうけんとしてあねにも配偶はいぐうしゃけるように」とヴィシュヌに請願せいがんし、あるひじりせん(リシ)とアラクシュミーを結婚けっこんさせ、れてヴィシュヌとラクシュミーは一緒いっしょになったという神話しんわ一方いっぽうのこっている。

信仰しんこう[編集へんしゅう]

10がつまつから11がつはじめのインドれきだい7番目ばんめつきにおけるはじめのディワーリ」(दिवाली, diwāli/दीपावली, Dīpāvalī)は、ラクシュミーをいわうおまつりである。

仏教ぶっきょうにもまれて吉祥天きちじょうてんばれている。福徳ふくとく安楽あんらくめぐ仏法ぶっぽう護持ごじする天女てんにょとされる。また、弁才天べんざいてんサラスヴァティー)と混同こんどうされる場合ばあいがある。

別名べつめい[編集へんしゅう]

  • シュリーश्री, Śrī) - 吉祥きっしょう
  • パドマーヴァティーपद्मावती, Padmāvatī) - はちす女性じょせい
  • チャンチャラ (चञ्चलCañcala) - 幸運こううん女神めがみ

ラクシュミーをあつかった画像がぞう[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]