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シャクティ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
シュリ―・ヴィディヤー宇宙うちゅうヤントラ英語えいごばん儀礼ぎれい道具どうぐ)。上向うわむきの4つの三角形さんかっけい宇宙うちゅう男性だんせい原理げんりシヴァしんを、下向したむきの5つの三角形さんかっけい女性じょせい原理げんり・シャクティを象徴しょうちょうし、両者りょうしゃ合一ごういつ表示ひょうじされている。[1]

シャクティせいりょく, シャークタ)は、ヒンドゥーきょうにおける宗派しゅうはの1つ。

シャクティ」とは「エネルギー、ちから」とりわけ「せいりょく」を意味いみする。

シヴァから派生はせいした宗派しゅうは[2]シヴァかみせいりょく(シャクティ)にたいする崇拝すうはい特徴とくちょうとする。

ヨーガ依拠いきょするチャクラ理論りろんにおいて、かいかげ肛門こうもん性器せいき狭間はざま)にあるチャクラ「ムーラーダーラ」にねむるシャクティ(せいりょく)のことを「クンダリニー」とぶが、これは伝統でんとうてきにはシヴァしん同一どういつされ、「とぐろをいたへび」として表現ひょうげんされる[3]。(そして、シヴァしんしょである頭頂とうちょうのチャクラ「サハスラーラ」へとそのへび上昇じょうしょうさせてき、合一ごういつさせることが目指めざされる。)

このように、シャクティは、ヨーガの実践じっせんやチャクラ理論りろんとのむすきがつよく、タントラきょう(タントリズム。タントラが密教みっきょう日本語にほんごやくされることもしばしばあるように、密教みっきょうとの厳密げんみつ区別くべつむずかしい)の方法ほうほうろん基盤きばんとなっている。日本にっぽん密教みっきょうにおいてもおもむきけいにその影響えいきょうられ、とく後期こうき密教みっきょうにはおおきな影響えいきょうあたえている。

脚注きゃくちゅう出典しゅってん

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参考さんこう文献ぶんけん

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  • 橋本はしもとやすしもと宮本みやもと久義ひさよし山下やました博司ひろし『ヒンドゥーきょう事典じてん東京とうきょうどう出版しゅっぱん、2005ねん 

関連かんれん項目こうもく

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