ホリカ

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ホリカをいわまつり(ネパール・カトマンズ)
まつりでホリカはやされる(インド・デリー)

ホリカ(Holika)は、インド神話しんわ登場とうじょうするアスラかみぞくダイティヤぞくかみである。あにはヒラニヤカシプ・ヒラニヤークシャである。ヒラニヤカシプの息子むすこプラフラーダがアスラかみぞく天敵てんてきかみヴィシュヌ崇拝すうはいしていた。ちちめてもプラフラーダはヴィシュヌ崇拝すうはいめないのでいもうとホリカのちからりてプラフラーダをころそうとした。しかしヴィシュヌの加護かごけているプラフラーダはまったく無傷むきずぎゃくにホリカが業火ごうかくされてんでしまったという[1][2]

このことをいわまつりが「ホーリーさい」である。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ クリシュナが説話せつわのバージョンもある。
  2. ^ そのヒラニヤカシプはヴィシュヌの化身けしんナラシンハころされた。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • Constance Jones, Holi, in J Gordon Melton (Editor), Religious Celebrations: An Encyclopedia of Holidays Festivals Solemn Observances and Spiritual Commemorations, ISBN 978-1598842067

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]