特別 とくべつ 支援 しえん 学校 がっこう 。日本 にっぽん では、障害 しょうがい 者 しゃ は必 かなら ず通 かよ わないとならないというわけではない。(岐阜 ぎふ 県立 けんりつ 岐阜 ぎふ 希望 きぼう が丘 おか 特別 とくべつ 支援 しえん 学校 がっこう )
特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく (とくべつしえんきょういく)は、日本 にっぽん の学校 がっこう 教育 きょういく において、障害 しょうがい のある幼児 ようじ ・児童 じどう ・生徒 せいと の自立 じりつ や社会 しゃかい 参加 さんか への主体 しゅたい 的 てき な取 と り組 く みを支援 しえん するための指導 しどう 及 およ び支援 しえん を意味 いみ する概念 がいねん [ 1] 。英語 えいご 表記 ひょうき はspecial needs education、またはspecial support education、exceptional student educationなど。
特別 とくべつ 支援 しえん 学校 がっこう において
視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ 、聴覚 ちょうかく 障害 しょうがい 者 しゃ 、知的 ちてき 障害 しょうがい 者 しゃ 、精神 せいしん 障害 しょうがい 者 しゃ 、肢体 したい 不自由 ふじゆう 者 しゃ 又 また は病弱 びょうじゃく 者 もの (身体 しんたい 虚弱 きょじゃく 者 しゃ )に対 たい し、幼稚園 ようちえん ・小学校 しょうがっこう ・中学校 ちゅうがっこう ・高等 こうとう 学校 がっこう に準 じゅん ずる教育 きょういく を施 ほどこ すとともに、障害 しょうがい による学習 がくしゅう 上 うえ 又 また は生活 せいかつ 上 うえ の困難 こんなん を克服 こくふく し自立 じりつ を図 はか るために必要 ひつよう な知識 ちしき ・技能 ぎのう を授 さづ けること(学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 第 だい 72条 じょう )
小学校 しょうがっこう ・中学校 ちゅうがっこう ・高等 こうとう 学校 がっこう ・幼稚園 ようちえん において
知的 ちてき 障害 しょうがい 者 しゃ 、精神 せいしん 障害 しょうがい 者 しゃ 、肢体 したい 不自由 ふじゆう 者 しゃ 、身体 しんたい 虚弱 きょじゃく 者 しゃ 、弱視 じゃくし 者 もの 、難聴 なんちょう 者 もの 、その他 た 障害 しょうがい のある者 もの で、特別 とくべつ 支援 しえん 学級 がっきゅう において教育 きょういく を行 おこな うことが適当 てきとう な者 もの [ 注釈 ちゅうしゃく 1] 、その他 た 教育 きょういく 上 うえ 特別 とくべつ の支援 しえん を必要 ひつよう とする児童 じどう ・生徒 せいと ・幼児 ようじ [ 注釈 ちゅうしゃく 2] に対 たい し、障害 しょうがい による学習 がくしゅう 上 じょう 又 また は生活 せいかつ 上 じょう の困難 こんなん を克服 こくふく し自立 じりつ を図 はか るために必要 ひつよう な教育 きょういく を行 おこな うこと(学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 第 だい 75条 じょう )。この中 なか にはアスペルガー症候群 しょうこうぐん 、自閉症 じへいしょう 、学習 がくしゅう 障害 しょうがい 、AD/HD といった発達 はったつ 障害 しょうがい の子供 こども が含 ふく まれる[ 2] 。
参考 さんこう :文部省 もんぶしょう 「学制 がくせい 百 ひゃく 二 に 十 じゅう 年 ねん 史 し 」
1878年 ねん 京都 きょうと 盲唖 もうあ 院 いん 設立 せつりつ
日本 にっぽん の盲 めくら ・聾 ろう 教育 きょういく の始 はじ まり。
1891年 ねん 東京 とうきょう ・滝 たき 乃川学園 がくえん 設立 せつりつ
日本 にっぽん の知的 ちてき 障害 しょうがい 教育 きょういく の始 はじ まり[ 注釈 ちゅうしゃく 3] 。
1909年 ねん 千葉 ちば 県 けん ・勝山 かつやま に東京 とうきょう 市 し 養育 よういく 院 いん 安房 あわ 分 ぶん 院 いん 開設 かいせつ
日本 にっぽん 初 はつ の身体 しんたい 虚弱 きょじゃく ・病弱 びょうじゃく 児 じ のための恒常 こうじょう 的 てき 教育 きょういく 施設 しせつ 。
1921年 ねん 東京 とうきょう ・柏 かしわ 学園 がくえん 設立 せつりつ
日本 にっぽん の肢体 したい 不自由 ふじゆう 教育 きょういく の始 はじ まり。
1940年 ねん 大阪 おおさか 市立 しりつ 思 おもえ 斉 ひとし 学校 がっこう 設立 せつりつ
日本 にっぽん 最初 さいしょ 、戦前 せんぜん 唯一 ゆいいつ の知的 ちてき 障害 しょうがい 児 じ を収容 しゅうよう する学校 がっこう 。
1941年 ねん 国民 こくみん 学校 がっこう 令 れい 施行 しこう 規則 きそく
「身体 しんたい 虚弱 きょじゃく 、精神 せいしん 薄弱 はくじゃく 其ノ他 た 心身 しんしん ニ異常 いじょう アル児童 じどう ニシテ特別 とくべつ 養護 ようご ノ必要 ひつよう アリト認 みとめ ムルモノノ為 ため ニ学級 がっきゅう 又 また ハ学校 がっこう ヲ編制 へんせい スルコトヲ得 とく 」
→“養護 ようご 学校 がっこう ”の名称 めいしょう 広 ひろ まる。戦局 せんきょく の進行 しんこう に従 したが い、特殊 とくしゅ 教育 きょういく にかかる学校 がっこう ・学級 がっきゅう は次第 しだい に閉鎖 へいさ される。
1946年 ねん 大和田 おおわだ 国民 こくみん 学校 がっこう (東京 とうきょう 都 と 渋谷 しぶや 区 く )に養護 ようご 学級 がっきゅう 開設 かいせつ
戦後 せんご 最初 さいしょ の特殊 とくしゅ 学級 がっきゅう の復興 ふっこう [ 3] 。
1947年 ねん 教育 きょういく 基本 きほん 法 ほう ・学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 公布 こうふ
盲学校 もうがっこう ・聾 ろう 学校 がっこう への就学 しゅうがく が義務 ぎむ 制 せい になる(施行 しこう は1948年度 ねんど から)。
1950年 ねん 山梨 やまなし 県立 けんりつ 盲学校 もうがっこう 、盲 めくら 聾 ろう 重複 じゅうふく 障害 しょうがい 児 じ の教育 きょういく を開始 かいし [ 3]
1950年 ねん 門司 もじ 市立 しりつ 白野江 しらのえ 養護 ようご 学校 がっこう 創設 そうせつ
最初 さいしょ の公立 こうりつ 病弱 びょうじゃく 養護 ようご 学校 がっこう [ 3]
1953年 ねん 文部 もんぶ 次官 じかん 通達 つうたつ 「教育 きょういく 上 じょう 特別 とくべつ な取 と り扱 あつか いを要 よう する児童 じどう ・生徒 せいと の判別 はんべつ 基準 きじゅん 」
6種類 しゅるい [ 注釈 ちゅうしゃく 4] 、4段階 だんかい の基準 きじゅん [ 注釈 ちゅうしゃく 5] と、教育 きょういく 措置 そち [ 注釈 ちゅうしゃく 6] が示 しめ される(“分離 ぶんり 教育 きょういく ”の法的 ほうてき 根拠 こんきょ )。
1956年 ねん 大阪 おおさか 府立 ふりつ 養護 ようご 学校 がっこう ・愛知 あいち 県立 けんりつ 養護 ようご 学校 がっこう 創設 そうせつ
最初 さいしょ の公立 こうりつ 肢体 したい 不自由 ふじゆう 養護 ようご 学校 がっこう [ 3] 。
1957年 ねん 東京 とうきょう 都立 とりつ 青 あお 鳥 とり 養護 ようご 学校 がっこう 創設 そうせつ
最初 さいしょ の公立 こうりつ 精神 せいしん 薄弱 はくじゃく (当時 とうじ )養護 ようご 学校 がっこう [ 3]
1958年 ねん 盲 めくら ・聾 ろう 学校 がっこう 学習 がくしゅう 指導 しどう 要領 ようりょう 公布 こうふ 。
1958年 ねん 仙台 せんだい 市立 しりつ 通 どおり 町 まち 小学校 しょうがっこう に言語 げんご 障害 しょうがい 学級 がっきゅう 設置 せっち [ 3]
この頃 ころ から、小学校 しょうがっこう に吃音 きつおん 症 しょう の矯正 きょうせい を目的 もくてき とした「言葉 ことば の教室 きょうしつ 」や「言語 げんご 治療 ちりょう 教室 きょうしつ 」が設置 せっち され始 はじ める。戦前 せんぜん にも同種 どうしゅ の矯正 きょうせい 所 しょ が設置 せっち されていた[要 よう 出典 しゅってん ] 。
1963年 ねん 精神 せいしん 薄弱 はくじゃく 養護 ようご 学校 がっこう 学習 がくしゅう 指導 しどう 要領 ようりょう 公布 こうふ
文部省 もんぶしょう 事務次官 じむじかん 通達 つうたつ として公布 こうふ される。
1963年 ねん 大阪 おおさか 市立 しりつ 本田 ほんだ 小学校 しょうがっこう に弱視 じゃくし 学級 がっきゅう 設置 せっち [ 3]
1978年 ねん 初等 しょとう 中等 ちゅうとう 教育 きょういく 局長 きょくちょう 通達 つうたつ 「教育 きょういく 上 じょう 特別 とくべつ な取扱 とりあつか いを要 よう する児童 じどう ・生徒 せいと の教育 きょういく 措置 そち について」
いわゆる309号 ごう 通達 つうたつ 。教育 きょういく 措置 そち としての就学 しゅうがく 免除 めんじょ ・就学 しゅうがく 猶予 ゆうよ が原則 げんそく として廃止 はいし される。
1979年 ねん 養護 ようご 学校 がっこう 義務 ぎむ 化 か
「学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 中 ちゅう 養護 ようご 学校 がっこう における就学 しゅうがく 義務 ぎむ 及 およ び養護 ようご 学校 がっこう の設置 せっち 義務 ぎむ に関 かん する部分 ぶぶん の施行 しこう 期日 きじつ を定 さだ める政令 せいれい 」による。
同時 どうじ に訪問 ほうもん 教育 きょういく 制度 せいど が実施 じっし される[ 3] 。
このころから自閉症 じへいしょう が情緒 じょうちょ 障害 しょうがい として位置 いち づけられ、特殊 とくしゅ 教育 きょういく の対象 たいしょう となる。
1987年 ねん 筑波 つくば 技術 ぎじゅつ 短期大学 たんきだいがく の開 ひらき 学 がく [ 3]
1993年 ねん 学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 施行 しこう 規則 きそく 改正 かいせい 。文部省 もんぶしょう 、「学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 施行 しこう 規則 きそく 第 だい 73条 じょう 21第 だい 1項 こう の規定 きてい による特別 とくべつ の教育 きょういく 課程 かてい 」告示 こくじ
通 つう 級 きゅう による指導 しどう (いわゆる『ことばの教室 きょうしつ 』)の規定 きてい ・制度 せいど 化 か 。
特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく への転換 てんかん [ 編集 へんしゅう ]
2001年 ねん
この春 はる から文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう は、旧来 きゅうらい の“特殊 とくしゅ 教育 きょういく ”というい方 いかた に代 か えて、“特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく ”という呼称 こしょう を使用 しよう している。
2004年 ねん 8月 がつ 中央 ちゅうおう 教育 きょういく 審議 しんぎ 会 かい 「特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく を推進 すいしん するための制度 せいど の在 あ り方 かた について」中間 なかま まとめ
2005年 ねん 12月8日 にち に答申 とうしん された。
2006年 ねん 3月 がつ 学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 施行 しこう 規則 きそく の一部 いちぶ 改正 かいせい
(同年 どうねん 4月 がつ 施行 しこう )いわゆる「通 つう 級 きゅう 制 せい の弾力 だんりょく 化 か 」が行 おこな われた。
2006年 ねん 6月15日 にち 「学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 等 とう の一部 いちぶ を改正 かいせい する法律 ほうりつ 案 あん 」可決 かけつ ・成立 せいりつ
6月21日 にち に公布 こうふ され、特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく は2007年 ねん 4月 がつ から正式 せいしき に実施 じっし されることとなった。
文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう が定義 ていぎ する「特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく の理念 りねん 」[ 4] には、次 つぎ に挙 あ げるような文言 もんごん がある。
特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく は、障害 しょうがい のある幼児 ようじ 児童 じどう 生徒 せいと の自立 じりつ や社会 しゃかい 参加 さんか に向 む けた主体 しゅたい 的 てき な取組 とりくみ を支援 しえん するという視点 してん に立 た ち、幼児 ようじ 児童 じどう 生徒 せいと 一 いち 人 にん 一人 ひとり の教育 きょういく 的 てき ニーズを把握 はあく し、 その持 も てる力 ちから を高 たか め、生活 せいかつ や学習 がくしゅう 上 じょう の困難 こんなん を改善 かいぜん 又 また は克服 こくふく するため、適切 てきせつ な指導 しどう 及 およ び必要 ひつよう な支援 しえん を行 おこな うものである。
また、特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく は、これまでの特殊 とくしゅ 教育 きょういく の対象 たいしょう の障害 しょうがい だけでなく、知的 ちてき な遅 おく れのない発達 はったつ 障害 しょうがい も含 ふく めて、特別 とくべつ な支援 しえん を必要 ひつよう とする幼児 ようじ 児童 じどう 生徒 せいと が在籍 ざいせき する全 すべ ての学校 がっこう において実施 じっし されるものである。
さらに、特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく は、障害 しょうがい のある幼児 ようじ 児童 じどう 生徒 せいと への教育 きょういく にとどまらず、障害 しょうがい の有無 うむ やその他 た の個々 ここ の違 ちが いを認識 にんしき しつつ様々 さまざま な人々 ひとびと が生 い き生 い きと活躍 かつやく できる共生 きょうせい 社会 しゃかい の形成 けいせい の基礎 きそ となるものであり、我 わ が国 くに の現在 げんざい 及 およ び将来 しょうらい の社会 しゃかい にとって重要 じゅうよう な意味 いみ を持 も っている。
— 特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく の推進 すいしん について(通知 つうち )[ 1]
つまり、特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく とは、単 たん に障害 しょうがい 児 じ をどう教 おし えるか、どう学 まな ばせるかではなく、障害 しょうがい をひとつの個性 こせい としてもった子 こ 、つまり「特別 とくべつ なニーズをもつ子 こ ども(children with special needs)」が、どう年齢 ねんれい とともに成長 せいちょう 、発達 はったつ していくか、そのすべてにわたり、本人 ほんにん の主体性 しゅたいせい を尊重 そんちょう しつつ、できる援助 えんじょ のかたちとは何 なに か考 かんが えていこうとする取 と り組 く みである。
「特別 とくべつ な教育 きょういく 的 てき ニーズ」という概念 がいねん が世界 せかい で初 はじ めて使用 しよう されるようになったのは1978年 ねん のことで、イギリスのマリー・ウォーノック (Mary Warnock)を議長 ぎちょう とする障害 しょうがい 児 じ ・者 しゃ の教育 きょういく 調査 ちょうさ 委員 いいん 会 かい の報告 ほうこく 書 しょ がイギリス議会 ぎかい に提出 ていしゅつ された時 とき からである。このウォーノック報告 ほうこく を受 う け、イギリス政府 せいふ は1981年 ねん 教育 きょういく 法 ほう で、特殊 とくしゅ 教育 きょういく の対象 たいしょう となる子 こ どもを、「障害 しょうがい 」のある子 こ どもから、「特別 とくべつ な教育 きょういく 的 てき ニーズ」のある子 こ どもへと概念 がいねん の一大 いちだい 転換 てんかん を図 はか った。[ 5] [ 6]
この「特別 とくべつ な教育 きょういく 的 てき ニーズ(Special Needs on Education)、および特別 とくべつ なニーズ教育 きょういく (Special Needs Education)の概念 がいねん は、1994年 ねん 6月 がつ にユネスコ 主催 しゅさい による「特別 とくべつ なニーズ教育 きょういく に関 かん する世界 せかい 会議 かいぎ 」において採択 さいたく されたサラマンカ声明 せいめい へと取 と り入 い れられ、開発途上国 かいはつとじょうこく を含 ふく む世界 せかい 各国 かっこく へと波及 はきゅう した。[ 7]
わが国 くに においても、文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう 発行 はっこう の「特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく について」などの文書 ぶんしょ 内 ない において、「障害 しょうがい 児 じ 」から「支援 しえん を必要 ひつよう としている子 こ 」へと徐々 じょじょ に表現 ひょうげん が改 あらた められた。
従 したが って、特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく は単 たん に特殊 とくしゅ 教育 きょういく の対象 たいしょう 拡大 かくだい や教育 きょういく 手法 しゅほう の発展 はってん を意味 いみ する概念 がいねん ではない。また、特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく を英語 えいご に再 さい 翻訳 ほんやく する際 さい 、"Special Support Education"とする誤訳 ごやく が時折 ときおり みられるが、正 まさ しくは"Special Needs Education"である。
欧米 おうべい のSpecial Needs educationとの相違 そうい 点 てん [ 編集 へんしゅう ]
アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく やヨーロッパ 諸国 しょこく において、日本 にっぽん の「特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく 」に該当 がいとう する概念 がいねん はSpecial Needs educationである。ただし、広義 こうぎ のSpecial Needs educationの対象 たいしょう は『通常 つうじょう の教育 きょういく 課程 かてい では十分 じゅうぶん な教育 きょういく 効果 こうか が望 のぞ めない』ものとして、障害 しょうがい のある児童 じどう に限 かぎ らず、学習 がくしゅう 能力 のうりょく が著 いちじる しく高 たか い児童 じどう (ギフテッド )や外国 がいこく 人 じん 移民 いみん も含 ふく まれる。
なお、学校 がっこう で特別 とくべつ 支援 しえん を行 おこな うだけでなく、小児科 しょうにか 医 い 、子供 こども 病院 びょういん と自治体 じちたい の福祉 ふくし 窓口 まどぐち とが連携 れんけい して、就学 しゅうがく 前 まえ に障害 しょうがい を発見 はっけん し早期 そうき に支援 しえん を開始 かいし するという障害 しょうがい 児 じ のための早期 そうき 教育 きょういく プランを持 も つ国 くに もある。アメリカの個別 こべつ 教育 きょういく 計画 けいかく (IEP )など、個々人 ここじん の障害 しょうがい に対応 たいおう した自立 じりつ のための長期 ちょうき 教育 きょういく 計画 けいかく が障害 しょうがい 児 じ 早期 そうき 教育 きょういく の柱 はしら となっている。日本 にっぽん でも2005年 ねん 施行 しこう の発達 はったつ 障害 しょうがい 者 しゃ 支援 しえん 法 ほう などに「早期 そうき 発見 はっけん 」という言葉 ことば が盛 も り込 こ まれている。
旧 きゅう 学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう で規定 きてい された特殊 とくしゅ 教育 きょういく が対象 たいしょう とする障害 しょうがい は、視覚 しかく 障害 しょうがい ・聴覚 ちょうかく 障害 しょうがい ・知的 ちてき 障害 しょうがい ・精神 せいしん 障害 しょうがい ・肢体 したい 不自由 ふじゆう ・病弱 びょうじゃく 及 およ び『その他 た の障害 しょうがい 』に限定 げんてい されていた。『その他 た の障害 しょうがい 』の解釈 かいしゃく については、学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 施行 しこう 規則 きそく で情緒 じょうちょ 障害 しょうがい (特殊 とくしゅ 学級 がっきゅう での指導 しどう で対応 たいおう )・言語 げんご 障害 しょうがい (通 つう 級 きゅう による指導 しどう で対応 たいおう )が挙 あ げられるに留 とど まっていた。
2006年 ねん 6月 がつ に成立 せいりつ した改正 かいせい 学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう では、「その他 た 心身 しんしん に故障 こしょう のある者 もの で、特殊 とくしゅ 学級 がっきゅう において教育 きょういく を行 おこな うことが適当 てきとう なもの」が「その他 た 教育 きょういく 上 じょう 特別 とくべつ の支援 しえん を必要 ひつよう とする児童 じどう ・生徒 せいと 及 およ び幼児 ようじ 」という文言 もんごん に変 か わった。さらに、学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 施行 しこう 規則 きそく で、通常 つうじょう の学級 がっきゅう において特別 とくべつ の教育 きょういく 課程 かてい によることができるものにLD やADHD が追加 ついか され、特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく の対象 たいしょう に含 ふく まれるようになった。
盲 めくら ・聾 ろう ・養護 ようご 学校 がっこう から特別 とくべつ 支援 しえん 学校 がっこう へ[ 編集 へんしゅう ]
2006年 ねん 6月 がつ に成立 せいりつ した改正 かいせい 学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう によって、従前 じゅうぜん の盲 めくら ・聾 ろう ・養護 ようご 学校 がっこう が2007年 ねん 4月 がつ 、「特別 とくべつ 支援 しえん 学校 がっこう 」に一本 いっぽん 化 か された[ 注釈 ちゅうしゃく 7] 。この名称 めいしょう 変更 へんこう は、障害 しょうがい の種類 しゅるい によらず一人 ひとり 一 いち 人 にん の特別 とくべつ な教育 きょういく 的 てき ニーズに応 こた えていくという特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく の理念 りねん に基 もと づくが、盲 めくら 部門 ぶもん 、聾 ろう 部門 ぶもん 、肢体 したい 不自由 ふじゆう 部門 ぶもん など、学校 がっこう ごとに主 しゅ として教育 きょういく を行 おこな う障害 しょうがい 種 しゅ が決 き められる[ 8] 。
また、特別 とくべつ 支援 しえん 学校 がっこう は在籍 ざいせき する幼児 ようじ 児童 じどう 生徒 せいと に教育 きょういく を施 ほどこ すだけでなく、地域 ちいき の幼稚園 ようちえん 、小 しょう ・中 なか ・高等 こうとう 学校 がっこう に在籍 ざいせき する幼児 ようじ 児童 じどう 生徒 せいと の教育 きょういく に関 かん する助言 じょげん ・支援 しえん 、いわゆる「センター的 てき 機能 きのう 」も担 にな うよう定義 ていぎ されている[ 9] 。従来 じゅうらい の障害 しょうがい [ 注釈 ちゅうしゃく 8] に加 くわ えて、発達 はったつ 障害 しょうがい [ 注釈 ちゅうしゃく 9] などの子供 こども たちにも、地域 ちいき や学校 がっこう で総合 そうごう 的 てき で全体 ぜんたい 的 てき な配慮 はいりょ と支援 しえん をしていくことになる。
特殊 とくしゅ 学級 がっきゅう から特別 とくべつ 支援 しえん 教室 きょうしつ へ[ 編集 へんしゅう ]
2005年 ねん 12月 にまとめられた「特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく を推進 すいしん するための制度 せいど の在 あ り方 かた について」の答申 とうしん では、これまでの特殊 とくしゅ 学級 がっきゅう にかわって、特別 とくべつ 支援 しえん 教室 きょうしつ という新 あたら しい制度 せいど を提唱 ていしょう した(外部 がいぶ リンク参照 さんしょう )。従来 じゅうらい の障害 しょうがい 児 じ 教育 きょういく を支 ささ えてきた学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 第 だい 75条 じょう に規定 きてい する障害 しょうがい 児 じ 学級 がっきゅう (法制 ほうせい 上 じょう は「特殊 とくしゅ 学級 がっきゅう 」)と、学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 施行 しこう 規則 きそく 第 だい 73条 じょう に規定 きてい する通 つう 級 きゅう 制 せい とを一本 いっぽん 化 か し、「特別 とくべつ 支援 しえん 教室 きょうしつ 」とする方向 ほうこう が示 しめ されたが、従来 じゅうらい の知的 ちてき 障害 しょうがい 学級 がっきゅう 、情緒 じょうちょ 障害 しょうがい 学級 がっきゅう 、難聴 なんちょう 学級 がっきゅう 、弱視 じゃくし 学級 がっきゅう 、病弱 びょうじゃく 学級 がっきゅう 、肢体 したい 不自由 ふじゆう 学級 がっきゅう といった特殊 とくしゅ 学級 がっきゅう の機能 きのう を維持 いじ すべきとの意見 いけん があることにも触 ふ れている。
このため2006年 ねん 6月 がつ に成立 せいりつ した改正 かいせい 学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう では特殊 とくしゅ 学級 がっきゅう を特別 とくべつ 支援 しえん 学級 がっきゅう に名称 めいしょう 変更 へんこう することとし、在籍 ざいせき 一元化 いちげんか は先送 さきおく りされた。しかし、参議院 さんぎいん の附帯 ふたい 決議 けつぎ では「特別 とくべつ 支援 しえん 教室 きょうしつ にできるだけ早 はや く移行 いこう するよう十 じゅう 分 ふん に検討 けんとう を行 おこな うこと」と宿題 しゅくだい を残 のこ している。
特別 とくべつ 支援 しえん 教室 きょうしつ では、これまで通常 つうじょう 学級 がっきゅう に在籍 ざいせき していて、支援 しえん の対象 たいしょう とされなかったLD 、ADHD 、高機能 こうきのう 自閉症 じへいしょう 等 ひとし が対象 たいしょう に含 ふく まれ、特別 とくべつ な支援 しえん を受 う けることが予定 よてい されていた。そのためにこれまで存在 そんざい していた上記 じょうき の学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 第 だい 75条 じょう の特殊 とくしゅ 学級 がっきゅう も廃止 はいし され、その対象 たいしょう となっていた子供 こども たちも特別 とくべつ 支援 しえん 教室 きょうしつ での取 と り出 だ し指導 しどう の対象 たいしょう となると想定 そうてい されていた。
特殊 とくしゅ 学級 がっきゅう や通 つう 級 きゅう として存在 そんざい していた障害 しょうがい 児 じ 学級 がっきゅう などが無 な くなることは実質 じっしつ 的 てき には人員 じんいん 削減 さくげん となるのではないか、その上 うえ に新 あら たにLDや吃音 きつおん 症 しょう 等 ひとし の子供 こども たちへの専門 せんもん 的 てき な支援 しえん や指導 しどう が可能 かのう なのか不安 ふあん の声 こえ があがっている。文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう はLD、ADHD等 とう の子供 こども の通常 つうじょう 学級 がっきゅう での存在 そんざい が全 ぜん 児童 じどう 生徒 せいと の6.3%(吃音 きつおん 児 じ は1.2%)[ 注釈 ちゅうしゃく 10] と指摘 してき しており、500人 にん 規模 きぼ の学校 がっこう で30人 にん は存在 そんざい することになり、現在 げんざい の障害 しょうがい 児 じ 学級 がっきゅう に在籍 ざいせき する児童 じどう 生徒 せいと を合 あ わせて特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく の対象 たいしょう とするとしている。
文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう は2006年 ねん 、省内 しょうない に「特別 とくべつ 支援 しえん 教室 きょうしつ 」に関 かん する研究 けんきゅう 会 かい を3年 ねん 計画 けいかく で立 た ち上 あ げ、財務 ざいむ 課 か も入 はい ってモデル事業 じぎょう を展開 てんかい している。人的 じんてき 資源 しげん を確保 かくほ しながら、特別 とくべつ 支援 しえん 教室 きょうしつ の理念 りねん に近 ちか づけられるのか、親 おや の会 かい など関連 かんれん 団体 だんたい は注視 ちゅうし している。
教員 きょういん 免許 めんきょ の制度 せいど についても特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく への移行 いこう に合 あ わせて変更 へんこう されることとなり、学校 がっこう 種 しゅ を一本 いっぽん 化 か した「特別 とくべつ 支援 しえん 学校 がっこう 免許 めんきょ 状 じょう 」(5つからなる「教育 きょういく 領域 りょういき 」が設定 せってい され、うち3領域 りょういき (知的 ちてき 障害 しょうがい 者 しゃ 、肢体 したい 不自由 ふじゆう 者 しゃ 、病弱 びょうじゃく 者 しゃ (身体 しんたい 虚弱 きょじゃく 者 しゃ を含 ふく む。)に関 かん する各 かく 教育 きょういく )が従前 じゅうぜん の養護 ようご 学校 がっこう 相当 そうとう 、「聴覚 ちょうかく 障害 しょうがい 者 しゃ に関 かん する教育 きょういく 」の領域 りょういき が従前 じゅうぜん の聾 ろう 学校 がっこう 相当 そうとう 、「視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ に関 かん する教育 きょういく 」の領域 りょういき が従前 じゅうぜん の盲学校 もうがっこう 相当 そうとう となる)となった。なお、既 すんで 所得 しょとく 単位 たんい のうち、かつての「養護 ようご 学校 がっこう 」に相当 そうとう する領域 りょういき は、現行 げんこう の免許 めんきょ 状 じょう の方式 ほうしき にて申請 しんせい する場合 ばあい は、「知的 ちてき 障害 しょうがい に関 かん する教育 きょういく 」の領域 りょういき の単位 たんい に読 よ み替 か えられる。また、免許 めんきょ 状 じょう の上 うえ での教育 きょういく 領域 りょういき には規定 きてい されていないが、「重複 じゅうふく ・LD等 とう 領域 りょういき 」 として、重複 じゅうふく 障害 しょうがい (主 おも に、知的 ちてき 障害 しょうがい を従 したがえ たる障害 しょうがい として併発 へいはつ している重度 じゅうど 重複 じゅうふく 障害 しょうがい )や発達 はったつ 障害 しょうがい (主 おも に、知的 ちてき 障害 しょうがい のない、かつて「軽度 けいど 発達 はったつ 障害 しょうがい 」と称 しょう されていた領域 りょういき )についても、教職 きょうしょく 課程 かてい 上 うえ 、履修 りしゅう が必要 ひつよう な科目 かもく に規定 きてい されるようになった。
また、特別 とくべつ 支援 しえん 学校 がっこう の免許 めんきょ 状 じょう の取得 しゅとく に必要 ひつよう な法定 ほうてい 単位 たんい として、第 だい 三 さん 欄 らん にて、取得 しゅとく しない教育 きょういく 領域 りょういき および、発達 はったつ 障害 しょうがい ・重複 じゅうふく 障害 しょうがい 等 ひとし (上述 じょうじゅつ の「重複 じゅうふく ・LD等 とう 領域 りょういき 」を指 さ す)に関 かん する「教育 きょういく 課程 かてい 及 およ び指導 しどう 法 ほう に関 かん する科目 かもく 」並 なら びに「心理 しんり 、生理 せいり ・病理 びょうり に関 かん する科目 かもく 」の取得 しゅとく を要 よう することになった(ちなみに、第 だい 一 いち 欄 らん は「基礎 きそ 理論 りろん に関 かん する科目 かもく 」、第 だい 二 に 欄 らん は取得 しゅとく する教育 きょういく 領域 りょういき に関 かん する「教育 きょういく 課程 かてい 及 およ び指導 しどう 法 ほう に関 かん する科目 かもく 」並 なら びに「心理 しんり 、生理 せいり ・病理 びょうり に関 かん する科目 かもく 」、第 だい 四 よん 欄 らん は「教育 きょういく 実習 じっしゅう 」となっている)。また、取得 しゅとく していない領域 りょういき を追加 ついか する場合 ばあい は、「新 しん 教育 きょういく 領域 りょういき 」の第 だい 二 に 欄 らん 部分 ぶぶん において、「教育 きょういく 課程 かてい 及 およ び指導 しどう 法 ほう に関 かん する科目 かもく 」と「心理 しんり 、生理 せいり 及 およ び病理 びょうり に関 かん する科目 かもく 」を包括 ほうかつ した、4単位 たんい 以上 いじょう の取得 しゅとく により、授与 じゅよ 申請 しんせい が可能 かのう だが、旧 きゅう 養護 ようご 学校 がっこう ・盲学校 もうがっこう ・聾 ろう 学校 がっこう の免許 めんきょ 保有 ほゆう 者 しゃ が、「新 しん 教育 きょういく 領域 りょういき 」を免許 めんきょ に追加 ついか する場合 ばあい は、前述 ぜんじゅつ の4単位 たんい 以上 いじょう の科目 かもく の習得 しゅうとく に加 くわ え、旧 きゅう 校 こう 種 しゅ の免許 めんきょ 状 じょう の取得 しゅとく に規定 きてい されていなかった、第 だい 三 さん 欄 らん で規定 きてい された科目 かもく の履修 りしゅう が必要 ひつよう となるケースもある。
^ 言語 げんご 障害 しょうがい 児 こ や情緒 じょうちょ 障害 しょうがい 児 こ 、自閉症 じへいしょう 児 こ 等 とう が該当 がいとう
^ 「発達 はったつ 障害 しょうがい 児 こ 」が該当 がいとう (これまで『LD 、ADHD 、高機能 こうきのう 自閉症 じへいしょう 等 ひとし 』と表現 ひょうげん してきた障害 しょうがい の範囲 はんい について、文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう は平成 へいせい 19年 ねん 3月15日 にち 付 づけ 初等 しょとう 中等 ちゅうとう 教育 きょういく 局 きょく 特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく 課 か 名 めい の通達 つうたつ で「発達 はったつ 障害 しょうがい 者 しゃ 支援 しえん 法 ほう の定義 ていぎ により、公文書 こうぶんしょ においては原則 げんそく として『発達 はったつ 障害 しょうがい 』と表記 ひょうき する」としている。)
^ なお、これ以前 いぜん にも1890年 ねん に長野 ながの ・松本 まつもと 尋常 じんじょう 小学校 しょうがっこう 、1901年 ねん に群馬 ぐんま ・館林 たてばやし 小学校 しょうがっこう で“特別 とくべつ 学級 がっきゅう ”が実験 じっけん 的 てき に設置 せっち されている。
^ 盲 めくら ・聾 ろう ・精神 せいしん 薄弱 はくじゃく ・肢体 したい 不自由 ふじゆう ・病弱 びょうじゃく ・言語 げんご 障害 しょうがい ・性格 せいかく 異常 いじょう
^ 白痴 はくち ・痴愚 ちぐ ・魯鈍 ろどん ・境界 きょうかい 線 せん 児 じ
^ 就学 しゅうがく 免除 めんじょ ・就学 しゅうがく 猶予 ゆうよ ・養護 ようご 学校 がっこう ・特殊 とくしゅ 学級 がっきゅう あるいは通常 つうじょう の学級 がっきゅう
^ 一本 いっぽん 化 か については知的 ちてき ・精神 せいしん 的 てき な障害 しょうがい がある児童 じどう と、盲 めくら ・聾 ろう ・肢体 したい 不自由 ふじゆう であっても知的 ちてき に問題 もんだい がない児童 じどう との教育 きょういく を一体 いったい にすることに疑問 ぎもん を呈 てい する声 こえ や、一体 いったい にするのは学校 がっこう の運営 うんえい 費 ひ 、人件 じんけん 費 ひ を削減 さくげん することが本当 ほんとう の目的 もくてき ではないかなどの疑念 ぎねん も少 すく なからずある。[要 よう 出典 しゅってん ]
^ 視覚 しかく 障害 しょうがい ・聴覚 ちょうかく 障害 しょうがい ・知的 ちてき 障害 しょうがい ・肢体 したい 不自由 ふじゆう ・病弱 びょうじゃく ・情緒 じょうちょ 障害 しょうがい
^ 文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう では学習 がくしゅう 障害 しょうがい (LD)、注意 ちゅうい 欠陥 けっかん ・多 た 動 どう 性 せい 障害 しょうがい (ADHD)、高機能 こうきのう 自閉症 じへいしょう 等 ひとし を総称 そうしょう して「発達 はったつ 障害 しょうがい 」と定義 ていぎ している。(『「発達 はったつ 障害 しょうがい 」の用語 ようご の使用 しよう について』文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう )
^ この6.3%という数字 すうじ の信頼 しんらい 性 せい については賛否 さんぴ 両論 りょうろん あり、各 かく 地方自治体 ちほうじちたい が独自 どくじ に行 い っている調査 ちょうさ では、数値 すうち にばらつきが見 み られる。これは、調査 ちょうさ するスタッフが学校 がっこう の教員 きょういん であり、教員 きょういん の知識 ちしき 量 りょう によって数値 すうち が変 か わり、またLD、ADHD等 とう がいわゆる「操作 そうさ 的 てき 定義 ていぎ 」であることからおこることである。
^ a b “特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく の推進 すいしん について(通知 つうち ) ”. 文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう . 2020年 ねん 6月 がつ 4日 にち 閲覧 えつらん 。
^ よくある質問 しつもん (2014年 ねん 7月 がつ 1日 にち アーカイブ) - 国立 こくりつ 国会図書館 こっかいとしょかん Web Archiving Project
^ a b c d e f g h i 藤井 ふじい 聰 さとし 尚 なお (2004)編 へん 「特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく とこれからの養護 ようご 学校 がっこう 」ミネル みねる ヴァ書房 ぁしょぼう
^ 「特別 とくべつ 支援 しえん 教育 きょういく の推進 すいしん について(通知 つうち )」2007年 ねん 4月 がつ 1日 にち 文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう 初等 しょとう 中等 ちゅうとう 教育 きょういく 局長 きょくちょう 通知 つうち
^ Department for Education and Science:Special Educational Needs: Report of the Committee of Inquiry into the Education of Handicapped Children and Young People.London: HMSO,1978.
^ Department for Education and Employment: Excellence for all children -Meeting Special Educational Needs-. The Stationary Office U.K. 1997.
^ UNESCO:Final Report, World Conference on Special Needs Education: Access and Quality, 1995
^ 学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 第 だい 71条 じょう の2
^ 学校 がっこう 教育 きょういく 法 ほう 第 だい 71条 じょう の3