2023年ねんの科学かがく

2023年ねんの科学かがく（2023ねんのかがく）では、2023年ねん（令れい和わ5年ねん）の科学かがく分野ぶんやに関かんする出来事できごとについて記述きじゅつする。

できごと

1月がつ

• 1月がつ4日にち - 過去かこ60年間ねんかんで発表はっぴょうされた論文ろんぶんや特許とっきょを分析ぶんせきした結果けっか、科学かがく技術ぎじゅつの知識ちしきの増大ぞうだいが大おおきな進歩しんぽには繋つながっておらず、いくつかの分野ぶんやでは進歩しんぽがむしろ減速げんそくしている兆候ちょうこうを見出みいだしたと公表こうひょうされた。
• 1月がつ5日にち - 従来じゅうらい、脳のうには3層そうの髄ずい膜まくが存在そんざいすることが知しられていたが、第だい4の「SLYM」と呼よばれる新あらたな膜まく構造こうぞうが発見はっけんされたと『サイエンス』誌しに公表こうひょうされた。
• 1月がつ10日とおか
  • およそ100光年こうねん先さきにある恒星こうせいTOI 700を公転こうてんする太陽系たいようけい外がい惑星わくせいTOI 700 eが、NASAのTESSのデータから新あらたに発見はっけんされたと報告ほうこくされた。
  • 佐賀大学さがだいがくなどの研究けんきゅうで、アトピー性せい皮膚ひふ炎えんのかゆみを抑おさえる化合かごう物ぶつを発見はっけんしたと発表はっぴょうした。
• 1月がつ11日にち
  • ジェイムズ・ウェッブ宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうによる独立どくりつした観測かんそくで初はじめて、新あらたな太陽系たいようけい外がい惑星わくせいの存在そんざいが確認かくにんされた。この惑星わくせいはLHS 475 bで、この日ひ行おこなわれたアメリカ天文てんもん学会がっかいの記者きしゃ会見かいけんで発表はっぴょうされた。
  • ニューヨーク州立しゅうりつ大学だいがくストーニーブルック校こうの研究けんきゅうで、IBMの量子りょうしコンピュータを使用しようして、エネルギーのテレポーテーションが実証じっしょうされた。
• 1月がつ12日にち - アメリカ地質調査所ちしつちょうさしょの惑星わくせい地質ちしつ学がく科学かがくセンターが、火星かせいのオリンポス山さん周辺しゅうへんなどの詳細しょうさいな地質ちしつ図ずを公開こうかいした。

2月がつ

• 2月がつ1日にち - アイザック・ニュートンが万有引力ばんゆういんりょくの法則ほうそくを発見はっけんする100年ねん以上いじょうも前まえに、レオナルド・ダ・ヴィンチがおおよそ重力じゅうりょくを理解りかいしており、万有引力ばんゆういんりょく定数ていすうを97%の精度せいどで算出さんしゅつしていたことが明あきらかとなった。
• 2月がつ6日にち - すばる望遠鏡ぼうえんきょうなどによる観測かんそくで、土星どせいに新あらたに12個この衛星えいせいが発見はっけんされた。
• 2月がつ8日にち - CHEOPSの観測かんそくにより、太陽系たいようけい外縁がいえん天体てんたいのクワオアーの周囲しゅういに環たまきが存在そんざいすることが確認かくにんされたことが『ネイチャー』誌しに公表こうひょうされた。

2月がつ8日にち：太陽系たいようけい外縁がいえん天体てんたいクワオアーの周囲しゅういに環たまきが存在そんざいすることが明あきらかとなった。上うえの画像がぞうはクワオアーとその衛星えいせいウェイウォットの想像そうぞう図ず。

• 2月がつ12日にち - 小惑星しょうわくせい2023 CX1が地球ちきゅう衝突しょうとつのおよそ6時じ間あいだ半はん前まえに発見はっけんされた。この小惑星しょうわくせいは翌よく13日にち（日付ひづけはいずれも協定きょうてい世界せかい時じ）に火ひ球だまとしてイギリス海峡かいきょう付近ふきんに落下らっかした。小惑星しょうわくせいが地球ちきゅうに衝突しょうとつする事前じぜんに発見はっけんされたのは昨年さくねん11月がつの例れいに続つづいて7例れい目め。
• 2月がつ15日にち - 福井ふくい県立けんりつ博物館はくぶつかんなどの研究けんきゅうチームが、鳥類ちょうるいに似にた形状けいじょうのピナコサウルスの喉のどの骨ほねを特定とくていし、恐竜きょうりゅうが鳥とりのように発声はっせいしていた可能かのう性せいを報告ほうこくした。
• 2月がつ22日にち - ジェイムズ・ウェッブ宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうが観測かんそくした初期しょき宇宙うちゅうで形成けいせいされた銀河ぎんがのデータから、宇宙うちゅう論ろんのモデルから得えられる推定すいていよりも重おもすぎる銀河ぎんがが発見はっけんされ、「ユニバース・ブレイカーズ」と名付なづけられた。

3月がつ

• 3月2日にち
  • 国際こくさい研究けんきゅうチームの調査ちょうさで、ミュー粒子りゅうしを利用りようしてエジプトのクフ王くふおうのピラミッドの内部ないぶを調しらべたところ、通路つうろのような未知みちの空間くうかんを新あらたに発見はっけんしたと発表はっぴょうされた。
  • 東京都立大学とうきょうとりつだいがくなどの研究けんきゅうで、超ちょう伝導でんどうの性質せいしつを持もつ多た元素げんそが固かた溶したある種しゅの金属きんぞくテルライドが、局所きょくしょ的てきな構造こうぞう乱みだれによって高こう圧あつ下かでも超ちょう伝導でんどう転移てんい温度おんどが不変ふへんであるという、特異とくいな性質せいしつを示しめすことが報告ほうこくされた。
• 3月7日にち - 大阪おおさか公立大こうりつだい学がくと理化学研究所りかがくけんきゅうしょの研究けんきゅうで、極小きょくしょうのナノバルブを外部がいぶからの圧力あつりょくで開閉かいへいさせることで溶液ようえき中ちゅうの1分子ぶんしの流ながれを制御せいぎょすることに成功せいこうしたと発表はっぴょうされた。
• 3月がつ10日とおか - ケンブリッジ大学けんぶりっじだいがくとジョンズ・ホプキンス大学だいがくの研究けんきゅうで、キイロショウジョウバエの幼虫ようちゅうの脳のうの、3000を超こえるニューロンと約やく55万まんのシナプスの接続せつぞくを表あらわしたコネクトームが完成かんせいしたと発表はっぴょうされた。
• 3月14日にち - OpenAIが新あらたな大だい規模きぼ言語げんごモデル「GPT-4」を公開こうかいした。
• 3月15日にち
  • NASAの金星かなぼし探査たんさ機きマゼランにより撮影さつえいされた画像がぞうを解析かいせきした研究けんきゅうから、金星きんぼしの火山かざん活動かつどうの証拠しょうこが発見はっけんされた。
  • デューク大学だいがくなどの研究けんきゅうで、人間にんげんの嗅覚きゅうかく受容じゅよう体たいOR51E2が匂においを感かんじ取とる仕組しくみの一端いったんが明あきらかになった。
• 3月がつ20日はつか - 単一たんいつのタイルで繰くり返かえしパターンを作つくらずに2次元じげんの表面ひょうめんを敷しき詰つめることができる形状けいじょうが初はじめて発見はっけんされ、平面へいめん充填じゅうてんにおける未み解決かいけつ問題もんだいが解決かいけつされたと報告ほうこくされた。
• 3月22日にち - JAXAの小惑星しょうわくせい探査たんさ機きはやぶさ2が地球ちきゅうに持もち帰かえった小惑星しょうわくせいリュウグウのサンプルから、ビタミンB3やRNAを構成こうせいする塩基えんきウラシルが検出けんしゅつされたと発表はっぴょうされた。
• 3月23日にち - XENONnT実験じっけんによる未知みちの素粒子そりゅうしWIMPの探索たんさくの最初さいしょの結果けっかが公表こうひょうされ、2018年ねんに行おこなわれた前身ぜんしん実験じっけん(XENON1T実験じっけん)で得えられた結果けっかを大おおきく改善かいぜんする結果けっかを得えたことが報告ほうこくされた。
• 3月29日にち - 観測かんそく史上しじょう最大さいだい級きゅうのブラックホールが、銀河ぎんがAbell 1201 BCGの中心ちゅうしんから、重力じゅうりょくレンズ効果こうかを利用りようして確認かくにんされた。

4月がつ

• 4月がつ4日にち - 東京とうきょう海洋かいよう大学だいがくなどの研究けんきゅうチームが伊豆いず・小笠原おがさわら海溝かいこうの水深すいしん8,336m地点ちてんでシンカイクサウオの仲間なかまを発見はっけんし、観測かんそく史上しじょう最深さいしん部ぶで発見はっけんされた魚さかなとして新しん記録きろくを打うち立たてた。
• 4月がつ13日にち - 133光年こうねん離はなれた場所ばしょに位置いちする太陽系たいようけい外がい惑星わくせいHIP 99770 bがすばる望遠鏡ぼうえんきょうによる直接ちょくせつ撮像さつぞうによって新あたらしく報告ほうこくされた。
• 4月がつ14日にち - 欧州おうしゅう宇宙うちゅう機関きかんの木星もくせい氷ごおり衛星えいせい探査たんさ機きJUICEがこの日ひ打うち上あげられた。
• 4月がつ17日にち - 今年ことし2月がつに環たまきが見みつかった小惑星しょうわくせいクワオアーについての観測かんそくで、2本ほん目めの環たまきが発見はっけんされたことが報告ほうこくされた。
  「クワオアーの環たまき」も参照さんしょう
• 4月がつ20日はつか
  • スペースX社しゃが大型おおがたロケット「スターシップ」の初はつの打うち上あげ試験しけんを行おこなった。スターシップは打うち上あげから4分ふん後ごに上空じょうくうで爆発ばくはつした。

    

    4月がつ20日はつか：スペースX社しゃの大型おおがたロケット「スターシップ」の初はつの打うち上あげ試験しけんが行おこなわれた。

  • 京都大学きょうとだいがくなどの研究けんきゅうチームが、二に本ほん鎖くさりDNAウイルスの新あらたな分類ぶんるい群ぐんとなる新規しんきウイルス門もんを発見はっけんしたと発表はっぴょうされた。
• 4月がつ25日にち - アルツハイマー病びょうの治療ちりょう法ほうとしては初はじめての、遺伝子いでんしサイレンシングを適用てきようした手法しゅほうがロンドン大学だいがくによって報告ほうこくされた。
• 4月がつ26日にち - 国立こくりつ天文台てんもんだいなどが参加さんかする国際こくさい研究けんきゅうチームが、M87銀河ぎんがの中心ちゅうしんに位置いちする巨大きょだいブラックホールとそれを取とり巻まく降着こうちゃく円盤えんばんとジェットの同時どうじ撮影さつえいに初はじめて成功せいこうしたと発表はっぴょうされた。

5月

• 5月5日にち - 世界せかい保健ほけん機関きかん(WHO)は、2019年ねんからの新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの世界せかい的てき流行りゅうこうに対たいしての「国際こくさい的てきに懸念けねんされる公衆こうしゅう衛生えいせい上じょうの緊急きんきゅう事態じたい」の宣言せんげんを終了しゅうりょうすると発表はっぴょうした。
• 5月8日にち - ジェイムズ・ウェッブ宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうによる観測かんそくで、地球ちきゅうから25光年こうねん離はなれた場所ばしょに位置いちする恒星こうせいフォーマルハウトに3つの小惑星しょうわくせい帯たいが存在そんざいすることがわかった。

  

  5月8日にち：恒星こうせいフォーマルハウトの周囲しゅういに3つの小惑星しょうわくせい帯たいが存在そんざいすることがわかった。

• 5月11日にち - 土星どせいの新あたらしい衛星えいせいが62個こ新あらたに報告ほうこくされ、総数そうすうが145個ことなり、木星もくせいを抜ぬいて太陽系たいようけいで最もっとも衛星えいせいを多おおく持もつ惑星わくせいとなった。
  詳細しょうさいは「土星どせいの衛星えいせい」を参照さんしょう
• 5月25日にち - マクマスター大学だいがくなどの研究けんきゅうで、人工じんこう知能ちのうを用もちいたスクリーニングの結果けっか、アバウシンと呼よばれる抗生こうせい物質ぶっしつを発見はっけんしたと発表はっぴょうされた。
• 5月31日にち - オハイオ大学だいがくなどの研究けんきゅうで、X線せんによる単一たんいつ原子げんしの撮影さつえいに初はじめて成功せいこうしたと公表こうひょうされた。

6月がつ

• 6月8日にち - コロンビア大学ころんびあだいがくなどの研究けんきゅうで、タウリンには老化ろうかの防止ぼうしに有効ゆうこうであることを確たしかめ、マウスでの実験じっけんでは寿命じゅみょうを最大さいだいで12%延のばす効果こうかが見みられたと発表はっぴょうされた。
• 6月14日にち - 土星どせいの衛星えいせいの一ひとつであるエンケラドゥスから噴出ふんしゅつされる氷こおりを探査たんさ機きカッシーニで分析ぶんせきしたところ、生命せいめいに必須ひっすの多量たりょうのリン酸さん塩しおが検出けんしゅつされたと『ネイチャー』誌しに発表はっぴょうされた。
• 6月15日にち - 初はじめてBe-Be単たん結合けつごうを含ふくむ安定あんていな固体こたいのベリリウム化合かごう物ぶつジベリロセンが合成ごうせいされたと『サイエンス』誌しに報告ほうこくされた。Be-Be結合けつごうは2009年ねんに気き相しょう中ちゅうで確認かくにんされたが、安定あんていな固体こたいとして得えられたのはこれが初はじめてとなる。
• 6月21日にち - 広島大学ひろしまだいがくや北海道大学ほっかいどうだいがくの研究けんきゅうで、線せん虫ちゅうが自みずから帯電たいでんして、静電気せいでんきの引力いんりょくを利用りようして昆虫こんちゅうに飛とび移うつり、拡散かくさんすることを発見はっけんした。
• 6月29日にち - 米国べいこくやヨーロッパ、熊本大くまもとだいとインドなどの複数ふくすうの研究けんきゅうチームが、重力じゅうりょく波はが宇宙うちゅうのあらゆる方向ほうこうから来きていることを確認かくにんし、背景はいけい重力じゅうりょく波はの証拠しょうこが初はじめて観測かんそくされたと発表はっぴょうした。

7月がつ

• 7月がつ1日にち
  • 欧州おうしゅう宇宙うちゅう機関きかん(ESA)による近赤外線きんせきがいせん宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうユークリッドが現地げんち時間じかんのこの日ひに、ケープカナベラル宇宙うちゅう軍ぐん基地きちから打うち上あげられた。
  • カロリンスカ研究所けんきゅうじょの研究けんきゅうで、新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの後遺症こういしょうlong COVIDの患者かんじゃの解析かいせきから、この後遺症こういしょうにFOXP4と呼よばれる遺伝子いでんしの周辺しゅうへん領域りょういきが関与かんよしていることがプレプリントで発表はっぴょうされた。
• 7月がつ3日にち - カリフォルニア大学だいがくなどの研究けんきゅうで、高齢こうれいのサルに「クロトー」と呼よばれる抗こう老化ろうかタンパク質たんぱくしつを注入ちゅうにゅうしたところ認知にんち機能きのうが改善かいぜんすることが報告ほうこくされた。
• 7月がつ6日にち - 東京工業大学とうきょうこうぎょうだいがくらの研究けんきゅうチームが、新あらたな全ぜん固体こたい電池でんち向むけの電解でんかい質しつを開発かいはつし、伝導でんどう率りつ等ひとしの性能せいのうが従来じゅうらいの最さい高値たかねを上回うわまわる世界せかい最高さいこう性能せいのうを実現じつげんしたことが『サイエンス』誌しに発表はっぴょうされた。
• 7月がつ10日とおか
  • ESAとスイス宇宙うちゅう局きょく(SSO)の宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうCHEOPSによる観測かんそくで、太陽系たいようけい外がい惑星わくせい LTT 9779bがこれまでに記録きろくされた中なかで最もっとも高たかいアルベドを示しめし、主しゅ星ほしの光ひかりの80%を反射はんしゃすることが報告ほうこくされた。
  • 理化学研究所りかがくけんきゅうしょなどの研究けんきゅうで、アンモニアを貯蔵ちょぞうすることができるペロブスカイト化合かごう物ぶつを発見はっけんしたと発表はっぴょうされた。
• 7月がつ14日にち - インド宇宙うちゅう研究けんきゅう機関きかん（ISRO）による月つき探査たんさ機きチャンドラヤーン3号ごうがサティシュ・ダワン宇宙うちゅうセンターから打うち上あげられた。
• 7月がつ27日にち - シベリアの永久えいきゅう凍土とうどに閉とじ込こめられていた4万まん6000年ねん前まえの新種しんしゅの線せん虫ちゅうを解凍かいとうすると動うごき出だし、繁殖はんしょくにも成功せいこうしたと発表はっぴょうされた。

8月がつ

• 8月がつ10日とおか
  • 1956年ねんにデイヴィッド・パインズによって予言よげんされた「パインズの悪魔あくま」と呼よばれる固体こたい中ちゅうの電子でんしの状態じょうたいが、イリノイ大学だいがくなどの研究けんきゅうで初はじめて実験じっけん的てきに観測かんそくされたと発表はっぴょうされた。
  • フェルミ国立こくりつ加速器かそくき研究所けんきゅうじょなどの国際こくさいチームによるミュー粒子りゅうしの磁気じきモーメントを測定そくていする実験じっけんについて、2021年ねんの結果けっかよりもデータを増ふやした測定そくてい結果けっかが公表こうひょうされ、g因子いんしと呼よばれるパラメータがやはり標準ひょうじゅん模型もけいで予測よそくされる値ねから一部いちぶずれていると発表はっぴょうされた

詳細しょうさいは「ミューオンg-2実験じっけん」を参照さんしょう

• 8月がつ11日にち - 中国ちゅうごく農業のうぎょう科学かがく院いんなどの研究けんきゅうで、大気たいき中ちゅうの二酸化炭素にさんかたんその増加ぞうかによる光合成こうごうせい速度そくどの上昇じょうしょうが、21世紀せいきに入はいってから大気たいきの乾燥かんそう化かに伴ともなって劇的げきてきに鈍化どんかしていることが明あきらかとなったと発表はっぴょうされた。
• 8月がつ16日にち - 常温じょうおん常つね圧あつで超ちょう伝導でんどうの性質せいしつを示しめすとArXivで報告ほうこくされていたLK-99について、複数ふくすうのグループで行おこなわれた追試ついしによって実際じっさいには超ちょう伝導でんどう体たいとはならなかったことが『ネイチャー』誌しで報道ほうどうされた。
• 8月がつ23日にち - ISROの月つき探査たんさ機きチャンドラヤーン3号ごうの着陸ちゃくりく機き「ヴィクラム」が、月つきの南極なんきょく付近ふきんに着陸ちゃくりくすることに世界せかいで初はじめて成功せいこうした。
• 8月がつ30日にち - 東京工業大学とうきょうこうぎょうだいがくや理化学研究所りかがくけんきゅうしょなどの研究けんきゅうで、中性子ちゅうせいし数すう/陽子ようし数すう比ひが極端きょくたんに大おおきい酸素さんその同位どうい体たい、²⁷Oと²⁸Oを初はじめて観測かんそくしたと発表はっぴょうされた。²⁸Oは、陽子ようし8個こと中性子ちゅうせいし20個こから構成こうせいされ、どちらも魔法まほう数すうであることから二に重じゅう魔法まほう数すう核かくの重要じゅうような候補こうほであったが、観測かんそくの結果けっか、実際じっさいに二に十じゅう魔法まほう数すう性せいは現あらわれず、魔法まほう数すう異常いじょうが起おこっていることが明あきらかとなった。

9月

• 9月5日にち - ハワイ大学はわいだいがくの研究けんきゅうで、初期しょき宇宙うちゅうにおけるバリオン音響おんきょう振動しんどうの痕跡こんせきの可能かのう性せいがある、「ホオレイラナ」と名付なづけられた直径ちょっけい約やく10億おく光年こうねんと推定すいていされる巨大きょだいな泡あわのような構造こうぞうが発見はっけんされた。
• 9月11日にち - ジェイムズ・ウェッブ宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうによる太陽系たいようけい外がい惑星わくせいK2-18bの観測かんそくで、その大気たいきから二酸化炭素にさんかたんそとメタンを検出けんしゅつしたと発表はっぴょうされた。

9月11日にち：K2-18bの大気たいきから二酸化炭素にさんかたんそとメタンが検出けんしゅつされた。

• 9月19日にち - ストックホルム大学だいがくなどの研究けんきゅうで、1930年代ねんだいに絶滅ぜつめつしたフクロオオカミの標本ひょうほんからサンプルを採取さいしゅし、RNA配列はいれつを解読かいどくしたと発表はっぴょうされた。
• 9月がつ20日はつか - ホモ・サピエンスの誕生たんじょうよりも古ふるい47万まん6000年ねん前まえまでさかのぼる世界せかい最古さいこの木造もくぞう建築けんちく物ぶつの痕跡こんせきがザンビアで発見はっけんされた。
• 9月21日にち - ジェイムズ・ウェッブ宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうによる観測かんそくにより、木星もくせいの衛星えいせいエウロパの地下ちか海うみには二酸化炭素にさんかたんそが存在そんざいすることが発表はっぴょうされた。
• 9月24日にち - NASAの小惑星しょうわくせい探査たんさ機きオサイリス・レックスが、地球ちきゅうに小惑星しょうわくせいベンヌのサンプルを帰還きかんさせることに成功せいこうした。小惑星しょうわくせいからのサンプルリターンミッションの成功せいこうはJAXAのはやぶさ、はやぶさ2に続つづいて3例れい目めである。

9月24日にち：小惑星しょうわくせい探査たんさ機きオサイリス・レックスが、小惑星しょうわくせいベンヌのサンプルを地球ちきゅうに帰還きかんさせた。

• 9月25日にち
  • およそ2億おく5000万まん年ねん後ごに形成けいせいするとされる仮説かせつ上じょうのパンゲア・ウルティマ大陸たいりくに関かんするシミュレーションで、この超大ちょうだい陸上りくじょうでは哺乳類ほにゅうるいが適応てきおうできないほど気温きおんが高たかくなる可能かのう性せいがあることが発表はっぴょうされた。
  • アルツハイマー病びょう治療ちりょう薬やくの「レカネマブ」が日本にっぽんで正式せいしきに承認しょうにんされた。
• 9月27日にち - CERNのALPHAコラボレーションによる研究けんきゅうにおいて、反はん物質ぶっしつは通常つうじょうの物質ぶっしつと同様どうように重力じゅうりょく場じょうに従したがうことが示しめされた。
• 9月28日にち - シカゴ大学だいがくの研究けんきゅうで、ベンゼンからピリジンを合成ごうせいすることを可能かのうにする、アリールの炭素たんそを直接ちょくせつ窒素ちっそへ置換ちかんする手法しゅほうが『サイエンス』誌しに報告ほうこくされた。

10月

• 10月がつ10日とおか - エディンバラ大学だいがくの研究けんきゅうで、鳥とりインフルエンザに部分ぶぶん的てきに抵抗ていこうを持もつ遺伝子いでんし編集へんしゅうを施ほどこされたニワトリが開発かいはつされたと発表はっぴょうされた。
• 10月12日にち
  • 『サイエンス』誌しに掲載けいさいされた研究けんきゅうで、地球ちきゅう周回しゅうかい軌道きどう上うえの衛星えいせいコンステレーションが急激きゅうげきに増加ぞうかしており、安全あんぜん性せいと長期ちょうき的てきな持続じぞく可能かのう性せいに関かかわる問題もんだいを引ひき起おこしていると指摘してきされた。
  • 東京大学とうきょうだいがく物性ぶっせい研究所けんきゅうじょなどの研究けんきゅうで、群馬ぐんま県けん桐生きりゅう市しの山中さんちゅうから2種類しゅるいの新しん鉱物こうぶつが発見はっけんされ、それぞれ「桐生きりゅう石せき」と「群馬ぐんま石せき」と命名めいめいされたと発表はっぴょうされた。
• 10月13日にち - NASAの小惑星しょうわくせい探査たんさ機きサイキがスペースX社しゃのロケットにより打うち上あげられた。

  

  10月13日にち：NASAの小惑星しょうわくせい探査たんさ機きサイキが打うち上あげられた。

• 10月24日にち - 日本にっぽんの核かく融合ゆうごう実験じっけん装置そうちJT-60SAにおいて、初はつのプラズマの生成せいせいに成功せいこうしたと量子りょうし科学かがく技術ぎじゅつ研究けんきゅう開発かいはつ機構きこうが発表はっぴょうした。
• 10月27日にち - ヒト以外いがいの霊長れいちょう類るいとしては初はじめて、チンパンジーも閉経へいけいすることが報告ほうこくされた。

11月

• 11月1日にち
  • 人工じんこう知能ちのう技術ぎじゅつの急速きゅうそくな発展はってんが続つづく中なか、英国えいこくで人工じんこう知能ちのう技術ぎじゅつを安全あんぜんに管理かんりすることを目的もくてきとした世界せかい初はつの国際こくさいサミットが開催かいさいされた。
  • NASAの探査たんさ機きルーシーのフライバイ探査たんさによって、単一たんいつの小惑星しょうわくせいであるとされていたディンキネシュが衛星えいせいを持もつことが発見はっけんされた。
• 11月13日にち - 精華せいか大学だいがくなどの研究けんきゅうで、ウラン-炭素たんそ三重みえ結合けつごうを持もつフラーレン内包ないほう化合かごう物ぶつの合成ごうせいに成功せいこうしたと発表はっぴょうされた。
• 11月14日にち - DeepMind社しゃが、機械きかい学習がくしゅうによる気象きしょう予報よほうモデル「GraphCast」をサイエンス誌しに発表はっぴょうし、10日とおか間あいだ予報よほうが既存きそんの予報よほう方法ほうほうよりもより正確せいかくであったと報告ほうこくされた。
• 11月16日にち - 鎌かま状じょう赤血球せっけっきゅう症しょうとβべーたサラセミアの治療ちりょうを目指めざす世界せかい初はつのCRISPR技術ぎじゅつを用もちいた遺伝子いでんし治療ちりょう薬やくが、英国えいこくで認可にんかされた。
• 11月24日にち
  • 北海道大学ほっかいどうだいがくとミシガン大学だいがくの研究けんきゅうで、成長せいちょうが難むずかしいとされてきたドロマイトと呼よばれる鉱物こうぶつを、成長せいちょう条件じょうけんを周期しゅうき的てきに変動へんどうさせることで、実験じっけん室しつで成長せいちょうさせることに成功せいこうし、長ながらく地質ちしつ学がく上じょうの謎なぞとされていたこの鉱物こうぶつの生成せいせい機構きこうを解明かいめいした。
  • テレスコープアレイ実験じっけんにおいて、1991年ねんの「オーマイゴッド粒子りゅうし」以来いらい、最大さいだいのエネルギーを持もつ宇宙うちゅう線せんが観測かんそくされ、「アマテラス粒子りゅうし」と名付なづけられたと発表はっぴょうされた。
• 11月28日にち - 東北大学とうほくだいがくの研究けんきゅうで、アメリカネムノキが降雨こううで葉はを閉とじる現象げんしょうは葉はの温度おんど低下ていかが引ひき金がねになっていることを解明かいめいし、その温度おんどセンサーとして機能きのうする分子ぶんしが報告ほうこくされた。
• 11月29日にち - 同どう済すみ大学だいがくの研究けんきゅうで、炭素たんそのみからなる環状かんじょう化合かごう物ぶつシクロ[10]炭素たんそとシクロ[14]炭素たんその合成ごうせいに成功せいこうしたと『ネイチャー』誌しに報告ほうこくされた。

12月

• 12月6日にち - Googleが高度こうどな推論すいろん能力のうりょくを持もつとする新あらたなマルチモーダル言語げんごモデル「Gemini」を発表はっぴょうした。
• 12月13日にち - ジェイムズ・ウェッブ宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうによる観測かんそくで、木星もくせいのわずか3から4倍ばい程度ていどの質量しつりょうを持もつ、既知きちの中なかでは最小さいしょうの褐色かっしょく矮星が星団せいだんIC 348中なかで発見はっけんされた。
• 12月14日にち
  • 米べい科学かがく誌し『サイエンス』が今年ことしのブレークスルー・オブ・ザ・イヤーを発表はっぴょうした。
  • 探査たんさ機きカッシーニによる観測かんそくで、土星どせいの衛星えいせいエンケラドゥスから噴出ふんしゅつするプルーム中ちゅうにシアン化水素しあんかすいそが初はじめて検出けんしゅつされたと報告ほうこくされた。
• 12月20日にち - MITなどによる研究けんきゅうで、深層しんそう学習がくしゅうを用もちいてメチシリン耐たい性せい黄色おうしょくブドウ球菌きゅうきんを殺菌さっきんできる新あらたな化合かごう物ぶつを予測よそくさせ、実験じっけんで検証けんしょうしたところ、実際じっさいに有望ゆうぼうな抗生こうせい物質ぶっしつ候補こうほと思おもわれる化合かごう物ぶつを同定どうていすることができたと報告ほうこくされた。

No.	今年ことしの10大だい科学かがく業績ぎょうせき
1	肥満ひまん症しょうの治療ちりょう薬やくとしても利用りようされるGLP-1受容じゅよう体たい作動さどう薬やくの開発かいはつ
2	海洋かいようの深海しんかい水すいの循環じゅんかんが鈍化どんかしていることが明あきらかに
3	天然てんねん水素すいその探索たんさく
4	人工じんこう知能ちのうのよる天気てんき予報よほう
5	新あらたなマラリアワクチンの開発かいはつ
6	レカネマブに代表だいひょうされる抗体こうたい医薬いやくによるアルツハイマー病びょう治療ちりょうの進展しんてん
7	人類じんるいのアメリカ大陸あめりかたいりくへの到達とうたつを従来じゅうらいの説せつよりも5000年ねん前まえに遡さかのぼる可能かのう性せい
8	背景はいけい重力じゅうりょく波はの確認かくにん
9	若手わかて研究けんきゅう者しゃの研究けんきゅう環境かんきょうの改善かいぜん
10	エクサスケールコンピュータの黎明れいめい

受賞じゅしょう

• アーベル賞しょう - ルイス・カッファレッリ
• チューリング賞しょう -
• ラスカー賞しょう
  • 基礎きそ医学いがく研究けんきゅう賞しょう - デミス・ハサビス、ジョン・M・ジャンパー
  • 臨床りんしょう医学いがく研究けんきゅう賞しょう - ジェームズ・フジモト、デイヴィッド・ファン、エリック・A・スワンソン
• ガードナー国際こくさい賞しょう - デミス・ハサビス、ジョン・M・ジャンパー、ボニー・バスラー、エヴェレット・ピーター・グリーンバーグ、マイケル・セス・シルバーマン
• ウルフ賞しょう
  • ウルフ賞しょう物理ぶつり学がく部門ぶもん - 受賞じゅしょう者しゃなし
  • ウルフ賞しょう数学すうがく部門ぶもん - イングリッド・ドブシー
  • ウルフ賞しょう化学かがく部門ぶもん - 何なに川かわ、菅かん裕明ひろあき、ジェフリー・W・ケリー
  • ウルフ賞しょう医学いがく部門ぶもん - ダニエル・J・ドラッカー
• 京都きょうと賞しょう
  • 京都きょうと賞しょう基礎きそ科学かがく部門ぶもん - エリオット・H・リーブ
  • 京都きょうと賞しょう先端せんたん技術ぎじゅつ部門ぶもん - 柳やなぎ町まち隆造りゅうぞう
• クラリベイト引用いんよう栄誉えいよ賞しょう
  • 物理ぶつり学がく - フェデリコ・カパッソ、シャロン・グロッツァー、ステュアート・パーキン
  • 化学かがく - ジェームズ・J・コリンズ、マイケル・エロウィッツ、Stanislas Leibler、シャンカー・バラスブラマニアン、David Klenerman、片岡かたおか一則かずのり、Vladimir P. Torchilin、Karen L. Wooley
  • 生理学せいりがく・医学いがく - カール・ジューン、スティーヴン・ローゼンバーグ、マイケル・サデレイン、ロブ・ナイト、エマニュエル・ミニョー、Clifford B. Saper、柳沢やなぎさわ正史せいし
• ショウ賞しょう
  • 天文学てんもんがく - マシュー・ベイルズ、ダンカン・ロリマー、マウラ・マクラフリン
  • 生命せいめい科学かがくおよび医学いがく - パトリック・クラマー、エヴァ・ノガレス
  • 数学すうがく - ウラジーミル・ドリンフェルト、シン＝トゥン・ヤウ
• ブレイクスルー賞しょう
  • 基礎きそ物理ぶつり学がくブレイクスルー賞しょう - チャールズ・ベネット、ジル・ブラッサール、デイヴィッド・ドイッチュ、ピーター・ショア
  • 生命せいめい科学かがくブレイクスルー賞しょう - Clifford P. Brangwynne、Anthony A. Hyman、デミス・ハサビス、ジョン・ジャンパー、エマニュエル・ミニョー、柳沢やなぎさわ正史せいし
  • 数学すうがくブレイクスルー賞しょう - ダニエル・スピールマン
• ノーベル賞しょう
  • 物理ぶつり学がく賞しょう - ピエール・アゴスティーニ、フェレンツ・クラウス、アンヌ・リュイリエ
  • 化学かがく賞しょう - ムンジ・バウェンディ、ルイ・ブラス、アレクセイ・エキモフ
  • 生理学せいりがく・医学いがく賞しょう - カリコー・カタリン、ドリュー・ワイスマン

死去しきょ

カッコ内ないは生誕せいたん年ねんである。

• 1月がつ1日にち - マーティン・デービス、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの数学すうがく者しゃ（* 1928年ねん）
• 1月がつ7日にち - ユーリ・マニン、ロシアの数学すうがく者しゃ（* 1937年ねん）
• 1月がつ8日にち - チャールズ・デビッド・アリス、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの分子生物学ぶんしせいぶつがく者しゃ（* 1951年ねん）
• 1月がつ9日にち
  • 岸きし義人よしひと、日本にっぽんの有機ゆうき合成ごうせい化学かがく者しゃ（* 1937年ねん）
  • 佐藤さとう幹夫みきお、日本にっぽんの数学すうがく者しゃ、D加か群ぐんの創始そうし者しゃ、ウルフ賞しょう数学すうがく部門ぶもん受賞じゅしょう者しゃ（* 1928年ねん）
  • 松平まつだいら頼よりゆき暁あかつき、日本にっぽんの生物せいぶつ物理ぶつり学者がくしゃ、作曲さっきょく家か（* 1931年ねん）
  • カール・アレクサンダー・ミュラー、スイスの物理ぶつり学者がくしゃ、ノーベル物理ぶつり学がく賞しょう受賞じゅしょう者しゃ（* 1927年ねん）
• 1月がつ19日にち - 上田うえだ誠まこと也、日本にっぽんの地球ちきゅう科学かがく者しゃ（* 1929年ねん）
• 1月がつ23日にち - ウィリアム・ローヴェア、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの数学すうがく者しゃ（* 1937年ねん）
• 1月がつ29日にち - ロジャー・シャンク、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの計算けいさん機き科学かがく者しゃ（* 1946年ねん）
• 2月がつ5日にち - エイブラハム・レンペル、イスラエルの計算けいさん機き科学かがく者しゃ（* 1936年ねん）
• 2月がつ9日にち - 原田はらだ仁平にへい、日本にっぽんの物理ぶつり学者がくしゃ（* 1931年ねん）
• 2月がつ15日にち - ポール・バーグ、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの生化学せいかがく者しゃ、ノーベル化学かがく賞しょう受賞じゅしょう者しゃ（* 1926年ねん）
• 3月5日にち - フランシスコ・J・アヤラ、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの生物せいぶつ学者がくしゃ、哲学てつがく者しゃ（* 1934年ねん）
• 3月9日にち - ラファエル・メコーラム、ブルガリア出身しゅっしんのイスラエルの有機ゆうき化学かがく者しゃ（* 1930年ねん）
• 3月16日にち - 小しょう阪ばん憲司けんじ、日本にっぽんの精神せいしん科か医い、医学いがく者しゃ、レビー小しょう体型たいけい認知にんち症しょうの発見はっけん者しゃ（* 1939年ねん）
• 3月21日にち - クロード・ロリウス、フランスの雪氷せっぴょう学者がくしゃ（* 1932年ねん）
• 3月22日にち
  • ヴェラ・T・ソス、ハンガリーの数学すうがく者しゃ（* 1930年ねん）
  • 松井まつい孝典たかのり、日本にっぽんの惑星わくせい科学かがく者しゃ（* 1946年ねん）
• 3月23日にち - 木下きのした東一郎とういちろう、日本にっぽんの物理ぶつり学者がくしゃ（* 1925年ねん）
• 3月26日にち
  • ヴァージニア・T・ノーウッド、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの物理ぶつり学者がくしゃ（* 1927年ねん）
  • ジェイコブ・ジヴ、イスラエルのコンピュータ科学かがく者しゃ、電気でんき工学こうがく者しゃ（* 1931年ねん）
• 4月がつ12日にち - イヴォ・バフスカ、チェコ出身しゅっしんのアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの数学すうがく者しゃ（* 1926年ねん）
• 5月16日にち - 大西おおにし明あきら、日本にっぽんの物理ぶつり学者がくしゃ（* 1964年ねん）
• 5月18日にち - 根井ねい正利まさとし、日本にっぽん出身しゅっしんのアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの集団しゅうだん遺伝いでん学者がくしゃ、進化しんか生物せいぶつ学者がくしゃ（* 1931年ねん）
• 5月がつ20日はつか - 大南おおみなみ正ただし瑛あきら、日本にっぽんの材料ざいりょう力学りきがく者しゃ（* 1931年ねん）
• 5月23日にち - ロバート・ジマー、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの数学すうがく者しゃ（* 1947年ねん）

• 5月28日にち - ハラルド・ツア・ハウゼン、ドイツのウイルス学者がくしゃ、ノーベル生理学せいりがく・医学いがく賞しょう受賞じゅしょう者しゃ（* 1936年ねん）

• 5月29日にち - 霜田しもだ光一こういち、日本にっぽんの物理ぶつり学者がくしゃ（* 1920年ねん）
• 6月17日にち - グリゴリー・クリニショフ、ロシアの核かく物理ぶつり学者がくしゃ（* 1930年ねん）
• 6月25日にち - ジョン・グッドイナフ、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの固体こたい物理ぶつり学者がくしゃ、ノーベル化学かがく賞しょう受賞じゅしょう者しゃ（* 1922年ねん）
• 7月がつ8日にち - エベリン・ウィトキン、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの遺伝いでん学者がくしゃ（* 1921年ねん）
• 7月がつ14日にち - アルバート・エッシェンモーザー、スイスの化学かがく者しゃ、ウルフ賞しょう化学かがく部門ぶもん受賞じゅしょう者しゃ（* 1925年ねん）
• 7月がつ24日にち - チャールズ・マイスナー、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの物理ぶつり学者がくしゃ（* 1932年ねん）
• 8月がつ3日にち - ヴィクトル・パヴロヴィッチ・マスロフ、ロシアの数学すうがく者しゃ（* 1930年ねん）
• 8月がつ9日にち - 菅野かんの道夫みちお、日本にっぽんのファジィ理論りろん研究けんきゅう者しゃ、数学すうがく者しゃ、人工じんこう知能ちのう学者がくしゃ（* 1940年ねん）
• 8月がつ20日はつか - ウラジーミル・E・ザハロフ、ロシアの数理すうり物理ぶつり学者がくしゃ（* 1939年ねん）
• 8月がつ22日にち - カリャンプディ・ラダクリシュナ・ラオ、インド出身しゅっしんのアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの数学すうがく者しゃ、統計とうけい学者がくしゃ（* 1920年ねん）
• 9月4日にち - フェリド・ムラド、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの薬理やくり学者がくしゃ、内科ないか医い、ノーベル生理学せいりがく・医学いがく賞しょう受賞じゅしょう者しゃ（* 1936年ねん）
• 9月がつ10日とおか
  • イアン・ウィルムット、イギリスの発生はっせい学者がくしゃ（* 1944年ねん）
  • 江沢えざわ洋ひろし、日本にっぽんの物理ぶつり学者がくしゃ（* 1932年ねん）
• 9月11日にち - エンデル・タルヴィング、エストニア出身しゅっしんのカナダの心理しんり学者がくしゃ、神経しんけい科学かがく者しゃ（* 1927年ねん）
• 9月25日にち - エウジェニオ・カラビ、イタリア出身しゅっしんのアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの数学すうがく者しゃ（* 1923年ねん）
• 9月27日にち
  • 柳やなぎ町まち隆造りゅうぞう、日本にっぽんの生殖せいしょく生物せいぶつ学者がくしゃ（* 1928年ねん）
  • 志村しむら令れい郎ろう、日本にっぽんの分子生物学ぶんしせいぶつがく者しゃ（* 1932年ねん）
• 10月11日にち - マルティン・アイグナー、オーストリアの数学すうがく者しゃ（* 1942年ねん）
• 10月17日にち
  • 宮地みやじ良彦よしひこ、日本にっぽんの物理ぶつり学者がくしゃ（* 1925年ねん）
  • 松田まつだ時彦ときひこ、日本にっぽんの地質ちしつ学者がくしゃ（* 1931年ねん）
• 10月22日にち - 楊楽、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくの数学すうがく者しゃ（* 1939年ねん）
• 10月27日にち - 呉ご尊たかし友とも、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくの感染かんせん症しょう学者がくしゃ（* 1963年ねん）
• 11月6日にち - サイモン・ジィー、中華民国ちゅうかみんこくの電気でんき工学こうがく者しゃ（* 1936年ねん）
• 11月7日にち - 海野うみの和三郎わさぶろう、日本にっぽんの天文学てんもんがく者しゃ（* 1925年ねん）
• 11月10日にち - 別府べっぷ輝彦てるひこ、日本にっぽんの応用おうよう微生物びせいぶつ学者がくしゃ（* 1934年ねん）
• 11月12日にち - ドン・ウォルシュ、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの海洋かいよう学者がくしゃ（* 1931年ねん）
• 11月16日にち - 近藤こんどう孝男たかお、日本にっぽんの生物せいぶつ学者がくしゃ（* 1948年ねん）
• 11月20日にち - ステファニー・ブリュースター・ブリューワー・テイラー・アレクサンダー、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの数学すうがく者しゃ（* 1941年ねん）
• 12月21日にち - アレクセイ・スタロビンスキー、ロシアの天体てんたい物理ぶつり学者がくしゃ、宇宙うちゅう学者がくしゃ（* 1948年ねん）

関連かんれん項目こうもく

• 2023年ねん
  • 2023年ねんに発見はっけんされた太陽系たいようけい外がい惑星わくせいの一覧いちらん
  • 2023年ねんに地球ちきゅうへ接近せっきんした小惑星しょうわくせいの一覧いちらん
• 科学かがく史し
  • 医学いがく史し - 医学いがくと医療いりょうの年表ねんぴょう
  • 化学かがく史し - 化学かがく元素げんそ発見はっけんの年表ねんぴょう
  • 生物せいぶつ学がく史し - 生物せいぶつ学がくと有機ゆうき化学かがくの年表ねんぴょう
  • 数学すうがく史し
  • 天文学てんもんがく史し - 太陽たいよう物理ぶつり学がくの年表ねんぴょう、超新星ちょうしんせいに関かんする年表ねんぴょう
  • 物理ぶつり学がく史し - 古典こてん力学りきがくの年表ねんぴょう、電磁気でんじき学がくの年表ねんぴょう、熱ねつ力学りきがく・統計とうけい力学りきがくの年表ねんぴょう

外部がいぶリンク

• サイエンスポータル （独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん科学かがく技術ぎじゅつ振興しんこう機構きこうが運営うんえいする科学かがく技術ぎじゅつに関かんする情報じょうほうサイト）