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「AK-47」のはんあいだ差分さぶん

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==== AKS-47 ====
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'''AKS-47'''は、[[#AK-47|AK-47]]の[[銃床じゅうしょう]]を金属きんぞくせいたたしき変更へんこうし、携帯けいたいせいたかめた。名称めいしょうにある「S」とは、「Skladnoy」のりゃくで、「たたみの」の。この銃床じゅうしょうは、レシーバーはし支点してん中心ちゅうしん下方かほう回転かいてんさせてたた方式ほうしきで、[[ナチス・ドイツ]]の[[MP40|MP38/40]]のものとているが、バットプレート形状けいじょうが[[弾倉だんそう]]にたらないよう考慮こうりょされている。銃床じゅうしょうたたんでも射撃しゃげき可能かのうだが、その状態じょうたいではじゅう側面そくめんのセレクターレバーを操作そうさしづらいなどの欠点けってんがあった。
'''AKS-47'''は、[[#AK-47|AK-47]]の[[銃床じゅうしょう]]を金属きんぞくせいたたしき変更へんこうし、携帯けいたいせいたかめた。名称めいしょうにある「S」とは、「Skladnoy」のりゃくで、「たたみの」の。この銃床じゅうしょうは、レシーバーはし支点してん中心ちゅうしん下方かほう回転かいてんさせてたた方式ほうしきで、[[ナチス・ドイツ]]の[[MP40|MP38/40]]のものとているが、バットプレート形状けいじょうが[[弾倉だんそう]]にたらないよう考慮こうりょされているおおくのたたしき自動じどう小銃しょうじゅうのバットプレートは楕円だえんがたをしているが、AKSでは弾倉だんそうたらないようにUがたをしている)銃床じゅうしょうたたんでも射撃しゃげき可能かのうだが、その状態じょうたいではじゅう側面そくめんのセレクターレバーを操作そうさしづらいなどの欠点けってんがあった。


AKS-47は、[[エアボーン|空挺くうてい部隊ぶたい]]や[[スキー]]部隊ぶたいなどの[[特殊とくしゅ部隊ぶたい]]に支給しきゅう車両しゃりょう部隊ぶたいや[[ヘリコプター]]の装備そうび[[火器かき]]としても利用りようされた。さらに、[[国境こっきょう]]警備けいびの[[ソ連それん国家こっか保安ほあん委員いいんかい|KGB]]部隊ぶたいにも支給しきゅう
AKS-47は、[[エアボーン|空挺くうてい部隊ぶたい]]や[[スキー]]部隊ぶたいなどの[[特殊とくしゅ部隊ぶたい]]に支給しきゅう車両しゃりょう部隊ぶたいや[[ヘリコプター]]の装備そうび[[火器かき]]としても利用りようされた。さらに、[[国境こっきょう]]警備けいびの[[ソ連それん国家こっか保安ほあん委員いいんかい|KGB]]部隊ぶたいにも支給しきゅう

2019ねん11月28にち (木)もく 08:35時点じてんにおけるはん

AK-47
AK-47
概要がいよう
種類しゅるい 軍用ぐんよう小銃しょうじゅう
製造せいぞうこく ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦れんぽう開発かいはつこく
設計せっけい製造せいぞう 設計せっけい ミハイル・カラシニコフ
製造せいぞう イジェフスク造兵ぞうへいしょうトゥーラ造兵ぞうへいしょうなど
性能せいのう
口径こうけい 7.62mm
銃身じゅうしんちょう 415mm
ライフリング 6じょうみぎまわ
使用しよう弾薬だんやく 7.62x39mmだん
装弾そうだんすう 30はつ
作動さどう方式ほうしき ちょうガス・ピストンしき
回転かいてんボルト閉鎖へいさ
セミ/フルオート切替きりかえ射撃しゃげき
全長ぜんちょう 870mm
重量じゅうりょう 3,900g(マガジンし、IIIがた
4,400g(マガジンづけ、IIIがた
発射はっしゃ速度そくど 600はつ/ぶん
銃口じゅうこう初速しょそく 730m/s
有効ゆうこう射程しゃてい 300m(推定すいてい
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AK-47ロシア: Автомат Калашникова образца 1947 года(アフトマットカラシニコバソーラクスェーミ)ラテン文字もじ転写てんしゃ: Avtomat Kalashnikova-47)とは、ミハイル・カラシニコフ設計せっけいし、1949ねんソビエト連邦れんぽうぐん正式せいしき採用さいようした自動じどう小銃しょうじゅうである。

実戦じっせん苛酷かこく使用しよう環境かんきょうや、戦時せんじ劣悪れつあく生産せいさん施設しせつでの生産せいさん可能かのうせい考慮こうりょし、部品ぶひん公差こうさおおきくられ、卓越たくえつした信頼しんらいせい耐久たいきゅうせい、およびたか生産せいさんせい実現じつげんした。

この特性とくせいから、ほんじゅうソビエト連邦れんぽうのみならず、ぜん世界せかい普及ふきゅうした。基本きほん設計せっけいからはん世紀せいき以上いじょう今日きょうにおいても、ほんじゅうとその派生はせいがたは、砂漠さばくジャングル極地きょくちなどあらゆる世界せかい地帯ちたいにおける軍隊ぐんたい武装ぶそう勢力せいりょく兵士へいしにとってもっと信頼しんらいされる基本きほん装備そうびになり、『世界せかいもっとおお使つかわれた軍用ぐんようじゅう』としてギネス世界せかい記録きろく登録とうろくされている[1]

ほん記事きじでは、直接ちょくせつ改良かいりょうがたであるAKM、その7.62x39mmだんもちいるシリーズ製品せいひん、および各国かっこく生産せいさんされたモデルについても記述きじゅつする。

開発かいはつ

元々もともと赤軍せきぐん戦車せんしゃへいだったミハイル・カラシニコフは、負傷ふしょう入院にゅういんちゅう銃器じゅうき設計せっけいへの関心かんしんつよめ、1942ねんからしょう火器かき設計せっけいかかわる。

1940年代ねんだい中頃なかごろ、カラシニコフをふく複数ふくすう設計せっけいしゃは、火薬かやくりょうおさ反動はんどう軽減けいげんした中間ちゅうかん弾薬だんやく一種いっしゅである新型しんがた弾薬だんやく7.62x39mmだんもちいるセミオートマチック・カービンの設計せっけい着手ちゃくしゅ最終さいしゅうてきセルゲイ・シモノフ設計せっけいあん支持しじされ、のちSKSカービンとして採用さいようされた。このときソ連それん当局とうきょくでは並行へいこうナチス・ドイツどくせんにおいて投入とうにゅうしたStG44同種どうしゅの「アサルトライフル」開発かいはつ計画けいかくしていた。さい有力ゆうりょく候補こうほは、たん機関きかんじゅう設計せっけいしゃとして著名ちょめいアレクセイ・スダエフがけたAS-44ロシアばん突撃とつげきじゅうだったが、スダエフの死去しきょにより頓挫とんざ。ほかにもさまざまな設計せっけいあんたが、終戦しゅうせんの1946ねん、カラシニコフががけたAK-46設計せっけいあん最初さいしょ審査しんさ合格ごうかく。さらに1ねんついやし改良かいりょうすすめ、1948ねん最優秀さいゆうしゅう設計せっけいあんとして限定げんてい先行せんこう量産りょうさん決定けってい。そしてぐんでの試験しけん運用うんようて、1949ねんついにソビエト連邦れんぽうぐん主力しゅりょく小銃しょうじゅうとして制式せいしき採用さいようされた[2]

戦車せんしゃへい下士官かしかんだったカラシニコフは設計せっけい専門せんもん教育きょういくけていなかったため、AK-47設計せっけいさいただしい設計せっけい図面ずめんえがけなかった。かれわって図面ずめんえがいたのは、のちつまとなる女性じょせい技師ぎしエカテリーナ・ヴィクトロヴナ・モイセーエフ(Ekaterina Viktorovna Moiseyeva)であった[3][4]当初とうしょ制式せいしき名称めいしょうは「7.62mm アフトマート・カラシニコバ」であり、「AK-47」の呼称こしょうは、のちにいくつもの改良かいりょうがた登場とうじょうしたため、それらと区別くべつするためであった[5]

構造こうぞう

56しき自動じどうやり中国ちゅうごくせいAK-47)の断面だんめん

閉鎖へいさげきはつ機構きこうには米国べいこくM1カービンなどからの影響えいきょう[ちゅう 1]けつつも、その基本きほん構造こうぞう独自どくじのものである。

AKはロングストロークガスピストン方式ほうしきもちい、銃身じゅうしんうえにガスピストンを位置いちさせた設計せっけい継承けいしょうし、ながバナナかた弾倉だんそうと、ピストルグリップ共通きょうつうした設計せっけい構成こうせいされている。

ボルトを開放かいほう/後退こうたいさせるボルトキャリアは、ガスピストンと一体化いったいかしたデザインであり、ボルトと一緒いっしょ前後ぜんごどうするそう重量じゅうりょうおおきさは命中めいちゅう精度せいどには不利ふりとなるが、他方たほうでその慣性かんせいりょくとあいまってどろよごれなどにもえる確実かくじつ作動さどうせい実現じつげんしている。さらに、銃身じゅうしんくすりしつ内部ないぶ、ガスピストン、ガスシリンダー内部ないぶにはたい腐食ふしょくせいたい摩耗まもうせいすぐれたクロムメッキされ、腐食ふしょく[ちゅう 2]摩耗まもうおさえている。

ボルトは、ボルトキャリア内側うちがわカムみぞによって、その前後ぜんごどうとともにやく35回転かいてんさせられ、ボルト先端せんたん突起とっき銃身じゅうしん基部きぶきとはまごう/解除かいじょすることで、くすりしつ閉鎖へいさ/解除かいじょおこなう。ボルトキャリアを前進ぜんしんさせるリコイルスプリング後方こうほう位置いちし、分解ぶんかいして紛失ふんしつすることふせぐため、ワイヤーをげたストッパーを内蔵ないぞうさせて一定いっていなが以上いじょうびないよう工夫くふうされている。リコイルスプリングユニットはレシーバーカバーのねている。レシーバーカバーはじゅう機能きのうにはかかわらない部品ぶひんであるため、はずされた状態じょうたいでも射撃しゃげき可能かのうである。

げきはつ機構きこうおおきく余裕よゆうったレシーバー(機関きかんない空間くうかん位置いちし、どろ侵入しんにゅうしても動作どうさ支障ししょうがたいよう設計せっけいされている。ハンマー(げきてつ)などを動作どうささせるスプリングは、極寒ごっかん北極圏ほっきょくけんから灼熱しゃくねつ砂漠さばく地帯ちたいまで、変化へんかんだソ連それん全域ぜんいき使用しようできるよう、MG42参考さんこうに2ほんピアノせんねじったものが使用しようされている。

レシーバー右側みぎがわめんにはダストカバーをねた大型おおがたセーフティレバーけんセレクターがあり、カバーをじた状態じょうたい安全あんぜん位置いちとなり、てつがロックされ発射はっしゃできなくなるほか、ボルトも不完全ふかんぜん位置いちまでしか後退こうたいできなくなる。セーフティの解除かいじょには右手みぎてをグリップからはなして、親指おやゆび使つかってげる操作そうさ必要ひつようであり、解除かいじょつぎぜん自動じどう位置いちとなり、さらにげるとはん自動じどう位置いちとなる。グリップからはなさずにすべての操作そうさ可能かのう欧米おうべい諸国しょこくアサルトライフルくらべて、人為じんいてき暴発ぼうはつ危険きけんせいがる反面はんめんで、セーフティ解除かいじょから発射はっしゃまで時間じかんがかかり、操作そうささいおおきな金属きんぞくおん弱点じゃくてんがある。AKから派生はせいしたイスラエルせいガリルは、AKと同様どうよう大型おおがたセレクターにくわえて、おなじく連結れんけつした小型こがたレバーをレシーバー左側ひだりがわめんにももうけてある。

銃身じゅうしん銃身じゅうしん基部きぶ接合せつごうは、AK-47ではネジ固定こていとされていたが、AKMでは銃身じゅうしん圧入あつにゅうしたのち一本いっぽんのピンで固定こていする方法ほうほうあらためられ、中国ちゅうごくせい56しき自動じどうやりなどでは、ほとんどすべてがAKMとおな固定こてい方法ほうほうもちいている。

銃身じゅうしん途中とちゅうにはガスポートが穿うがたれ、ガスシリンダーをはずすと肉眼にくがん目視もくしできるため、作戦さくせん行動こうどうちゅうにガスポートがまってしまっても、兵士へいし自力じりき対処たいしょすることが可能かのうである。

上記じょうきかく作動さどう部品ぶひんは、たがいにぴったり密着みっちゃくするのではなく、隙間すきまがあるように設計せっけいされている。そのため塵芥じんかいなどの異物いぶつ侵入しんにゅうしても、作動さどう不良ふりょういた可能かのうせいひくくなっている。

リアサイト(あきらもん)は、ボルトアクションしき小銃しょうじゅう同様どうようのタンジェントサイトとばれる種類しゅるいである。よこ方向ほうこうへの修正しゅうせい専用せんよう工具こうぐでフロントサイト(照星しょうせい)を調節ちょうせつしておこなう。M16などの上下じょうげ左右さゆうほろ調整ちょうせいできるピープサイトにくらべて照準しょうじゅん精度せいどひくく、使用しようほろ調整ちょうせい困難こんなんだが、視界しかいひろく、素早すばや照準しょうじゅんわせられる利点りてんがある。射程しゃていは800mまで対応たいおうしている。

カラシニコフは設計せっけいにあたって、開発かいはつ当時とうじ専門せんもん教育きょういく高等こうとう教育きょういくけていない新兵しんぺいたちにもあつかいが容易よういように、かれらの気持きもちになって様々さまざま工夫くふうをしたとべている[5]

バリエーション

AKけいライフルは基本きほん設計せっけいすぐれていたため、改良かいりょうされながら50ねん以上いじょう世界せかい紛争ふんそう地域ちいき使つかわれつづけている。初期しょきがたのものも7.62x39mmだん対人たいじん威力いりょく非常ひじょうおおきいことから、とく接近せっきんせんおお市街しがいせんなどで現役げんえき多用たようされている。また、東側ひがしがわ各国かっこくライセンス生産せいさん模造もぞうひん生産せいさんおこなわれ、種類しゅるい多岐たきわたる。報道ほうどうとうではいずれも区別くべつせずAK-47やAKと総称そうしょうされることもおおい。

AK-47

AK-47は、7.62x39mm口径こうけいじゅうで、実包じっぽうバナナかたといわれることもある30はつりのはこがた弾倉だんそう、または75はつりのドラムがた弾倉だんそうおさめられている。いちだんめて発射はっしゃすると、発射はっしゃ発生はっせいするこうあつガスを銃口じゅうこう手前てまえからんで、おもいピストン・ボルトキャリアーを後方こうほうげ、ふたた前進ぜんしんするさいつぎたまくすりしつし、自動的じどうてきさい装填そうてんするようになっている。この射撃しゃげきおくたま連続れんぞくてきおこなうことにより連射れんしゃ可能かのうとなり、AK-47はいち分間ふんかんに600はつ以上いじょう速度そくど射撃しゃげきができる。

銃床じゅうしょううちに、メンテナンス器具きぐ収納しゅうのう、バットプレート中央ちゅうおうぶたいている。

AK-47専用せんよう銃剣じゅうけんとして、6kh2採用さいようされた。SVT-40使つかわれていたM1940銃剣じゅうけん改良かいりょうがたである。じゅう本体ほんたいには銃剣じゅうけんようのラグがいため、マズルプロテクターの段差だんさと、バレルを利用りようして固定こていする。

AK-47は当初とうしょ機密きみつあつかいの武器ぶきであったため、兵士へいしおおいをかぶせてはこんでいた。

西側にしがわではAK-47を生産せいさん時期じき特徴とくちょうから、IがたからIIIがたまでの3しゅ分類ぶんるいしている。

Iがた
最初さいしょのIがたでは、StG44同様どうようにレシーバー(機関きかん)をプレス加工かこう製造せいぞうし、強度きょうど必要ひつよう箇所かしょにはスチールパーツが溶接ようせつないしリベットちでけられていた。しかし、当時とうじソ連それんにはプレス加工かこうとリベット加工かこう必要ひつよう技術ぎじゅつりょく不足ふそくしていたため強度きょうど不足ふそくによる不具合ふぐあい多発たはつした。また、生産せいさんコストの削減さくげん目的もくてきとしたプレス加工かこうも、技術ぎじゅつ不足ふそくにより従来じゅうらい切削せっさく加工かこう以上いじょうのコストがかったという。Iがたには着剣ちゃっけん装置そうちもうけられていなかった。1949ねん~1953ねんに、50まんちょう~100まんちょうほどが量産りょうさんされたとされる[6]
IIがた
1953ねん設計せっけいされたIIがたでは、Iがた反省はんせいからレシーバーの製造せいぞうほう旧来きゅうらい切削せっさく加工かこう変更へんこうされた。十分じゅうぶん強度きょうど確保かくほされたことで、レシーバーのリベット側面そくめんのリベットがくなった。レシーバー両側りょうがわ弾倉だんそうくちちかくにもうけられた長方形ちょうほうけいくぼみは、軽量けいりょうくわえ、暗闇くらやみなど手元てもとえない場合ばあいにも弾倉だんそうこう位置いちしめすことを目的もくてきとしている。そのほか、銃床じゅうしょう方法ほうほうやピストルグリップの形状けいじょうなどが変更へんこうされている。弾倉だんそうもIがたはリブが2ほんいた表面ひょうめんなめらかなものだったが、IIがたでは強度きょうど確保かくほためにリブのかずやされた[7]
IIIがた
1953ねんまつには、IIがたをさらに改良かいりょうしたIIIがた発表はっぴょうされた。IIIがたでは、銃床じゅうしょう取付とりつ方式ほうしきふたた変更へんこうされ、レシーバーのあいだのスチールブロック部分ぶぶん廃止はいしされたほか、後部こうぶスリングスイベルが銃床じゅうしょう下部かぶからレシーバー左側ひだりがわめんへ、前部ぜんぶスリングスイベルがフォアエンド左前ひだりまえからガスブロックうつされるなど、細部さいぶ改良かいりょうほどこされた。IIIがたでは切削せっさく工程こうていえたため生産せいさんコストはやすくなかったとされる。弾倉だんそう形状けいじょうついてはおおむねIIがたおなじだが、下部かぶのリブがよこ2ほんから、前部ぜんぶに2ほん後部こうぶに3ほん変更へんこうされている。以後いご1959ねん生産せいさん終了しゅうりょうまでこのモデルが製造せいぞうされた。東側ひがしがわ諸国しょこく中心ちゅうしん普及ふきゅうはじまったのはIIIがたになってからで、AK-47とえばもっぱらこのIIIがた[8]

じゅう本体ほんたい重量じゅうりょうかくかたによってことなり、Iがたが4,085g、IIがたが4,125g、IIIがたが3,900gとなっている[9]

当初とうしょ製造せいぞうイジェフスク造兵ぞうへいしょうのみであったが、ぐん要請ようせいおうトゥーラ造兵ぞうへいしょうなど、生産せいさん工場こうじょう拡大かくだいする。しかし、生産せいさんライン拡大かくだいにつれて、IIがた以降いこうのレシーバーの生産せいさんせいわるさが問題もんだいとなった。レシーバーの切削せっさく加工かこうは、2.7kgの鉄板てっぱんを120工程こうてい製造せいぞう非常ひじょう手間てまがかかっていた[10]。そのため、さらなる改良かいりょうおこなわれ、AKM発展はってんする。

AKS-47

AKS-47は、AK-47銃床じゅうしょう金属きんぞくせいたたしき変更へんこうし、携帯けいたいせいたかめた。名称めいしょうにある「S」とは、「Skladnoy」のりゃくで、「たたみの」の。この銃床じゅうしょうは、レシーバーはし支点してん中心ちゅうしん下方かほう回転かいてんさせてたた方式ほうしきで、ナチス・ドイツMP38/40のものとているが、バットプレート形状けいじょう弾倉だんそうたらないよう考慮こうりょされている(おおくのたたしき自動じどう小銃しょうじゅうのバットプレートは楕円だえんがたをしているが、AKSでは弾倉だんそうたらないようにUがたをしている)。銃床じゅうしょうたたんでも射撃しゃげき可能かのうだが、その状態じょうたいではじゅう側面そくめんのセレクターレバーを操作そうさしづらいなどの欠点けってんがあった。

AKS-47は、空挺くうてい部隊ぶたいスキー部隊ぶたいなどの特殊とくしゅ部隊ぶたい支給しきゅう車両しゃりょう部隊ぶたいヘリコプター装備そうび火器かきとしても利用りようされた。さらに、国境こっきょう警備けいびKGB部隊ぶたいにも支給しきゅう

AKM

AKM
AKM(弾倉だんそう従来じゅうらいのAK-47とおな金属きんぞくせい装着そうちゃくしている)
概要がいよう
種類しゅるい 軍用ぐんよう小銃しょうじゅう
製造せいぞうこく ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦れんぽう開発かいはつこく
設計せっけい製造せいぞう 設計せっけい ミハイル・カラシニコフ
製造せいぞう イジェフスク造兵ぞうへいしょうトゥーラ造兵ぞうへいしょうなど
性能せいのう
口径こうけい 7.62mm
銃身じゅうしんちょう 436mm
ライフリング 6じょうみぎまわ
使用しよう弾薬だんやく 7.62x39mmだん
装弾そうだんすう 30はつ
作動さどう方式ほうしき ちょうガス・ピストンしき
回転かいてんボルト閉鎖へいさ
セミ/フルオート切替きりかえ射撃しゃげき
全長ぜんちょう 898mm
重量じゅうりょう 3,290g(マガジンし)
発射はっしゃ速度そくど 600はつ/ぶん
銃口じゅうこう初速しょそく 730m/s
有効ゆうこう射程しゃてい 600m
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AKM(エーケーエム、アフトマート・カラーシュニコヴァ・モデルニジーロヴァンヌイ[11]: Автомат Калашникова Модернизированныйラテン文字もじ転写てんしゃAK Modernizirovannyj、「近代きんだいカラシニコフ自動じどう小銃しょうじゅう」の)は、AK-47改良かいりょうがたである。

AK-47開発かいはつには技術ぎじゅつ不足ふそくからプレス加工かこう採用さいようめられたが、1954ねんには十分じゅうぶん技術ぎじゅつ成熟せいじゅくしたとしてプレス加工かこうのレシーバーをもちいる新型しんがたアサルトライフルの開発かいはつはじまった。このさいにも複数ふくすう設計せっけいきょくから様々さまざま設計せっけいあん提出ていしゅつされたが、最終さいしゅうてきソ連それんぐんえらんだのはカラシニコフの設計せっけいあんだった[12]1957ねん試作しさくがたソ連それんぐん提出ていしゅつされ、トライアルの結果けっか1959ねん制式せいしきされた[13]

基本きほん構造こうぞうはAK-47と同様どうようだが、以下いかてん変更へんこうされている。

  • レシーバー(機関きかん)がプレス加工かこう切削せっさく加工かこう部品ぶひんリベット接合せつごうする方式ほうしき製造せいぞうされ、生産せいさんせい大幅おおはば向上こうじょう同時どうじに、重量じゅうりょう3,290gと軽量けいりょうにも成功せいこう。プレス加工かこう弱点じゃくてんおぎな強度きょうど確保かくほするため、レシーバー各所かくしょにリブを追加ついかしている[13]弾倉だんそうこうちかくにもうけられた長方形ちょうほうけいくぼみは、小型こがたされたうえで横長よこなが楕円だえんがた変更へんこうされた。
  • 連射れんしゃ速度そくど安定あんていのため、レートリデューサーをシア部分ぶぶん内蔵ないぞう
  • 銃口じゅうこう(マズル)について、試作しさくがたではAK-47とどう形状けいじょうであったが、量産りょうさんがたでは銃口じゅうこう(マズル)部分ぶぶんに、発砲はっぽう燃焼ねんしょうガスがななみぎじょうげるよう竹槍たけやりじょうとした形状けいじょうマズルブレーキ増設ぞうせつし、発射はっしゃ反動はんどう銃口じゅうこううえかないよう改良かいりょうされた。これは、カラシニコフが前線ぜんせん視察しさつったさい兵士へいし意見いけん参考さんこうれたものである[13]。これによって全長ぜんちょうが898mm、銃身じゅうしんちょう436mmとAK-47より若干じゃっかんびた。
  • AK-47では、銃剣じゅうけんようのラグがなかったため、不自然ふしぜん方法ほうほうけられていたが、AKMでは銃剣じゅうけんようラグをもうけられ、けが容易よういとなった。この銃剣じゅうけんラグは、のちに開発かいはつされたGP-25などのグレネードランチャー可能かのうとなっている。
  • AKMよう銃剣じゅうけんとして採用さいようされた6kh3は、機能きのう銃剣じゅうけんのはしりとえるモデルで、バックソーやさやわせて使用しようするワイヤーカッターをつ。さらにこのモデルを改良かいりょうした6kh4登場とうじょうし、のちAK-74よう銃剣じゅうけんとしても採用さいようされた。
  • 初期しょきは、AK-47とおな合板ごうはんせいグリップと金属きんぞくせい弾倉だんそうであったが、のちあか茶色ちゃいろベークライトせいグリップと、オレンジしょくのベークライトせい弾倉だんそう採用さいようした。グリップにはチェッカリングがけられ、表面ひょうめんなめらかだった合板ごうはんせいよりもにぎやすくなっている。これらの部品ぶひんは、AK-47のものと共用きょうよう可能かのう
  • 生産せいさんせい使用しよう環境かんきょう考慮こうりょし、銃床じゅうしょうとハンドガードは従来じゅうらいおな合板ごうはんせい採用さいよう。ただし、改良かいりょうされており、AK-47では若干じゃっかん傾斜けいしゃしていた銃床じゅうしょうを、銃身じゅうしんじくせん延長線えんちょうせんじょう銃床じゅうしょう位置いちするちょく銃床じゅうしょうとして、フルオート射撃しゃげきのリコイルによる銃身じゅうしんがりを抑制よくせいしている。下部かぶハンドガードについては、リブを追加ついかしてホールドしやすくしたほか、レシーバーとの接点せってんにあったスチールブロック部分ぶぶん廃止はいしし、直接ちょくせつレシーバーと接合せつごうしている。
  • リアサイト(あきらもん)にきざまれている射程しゃてい目盛めもりが、AK-47の800mから、1,000mまでの対応たいおう増加ぞうかした。
  • 後部こうぶスリングスイベルをAK-47 IIIがたのレシーバー左側ひだりがわめんから、銃床じゅうしょう下面かめん移動いどう1970年代ねんだいはいって生産せいさんされたものは、銃床じゅうしょう左側ひだりがわめん下部かぶ変更へんこうされ、これはのち生産せいさんされたAK-74でも踏襲とうしゅうされている。

上記じょうき変更へんこうてんはあくまでソ連それんせいのものであり、他国たこくライセンス生産せいさんされたAKMについては、かならずしも踏襲とうしゅうしていない。

現在げんざいロシア連邦れんぽうぐんではAK-74などしょう口径こうけい5.45x39mmだん使用しようする小銃しょうじゅう一線いっせんきゅう部隊ぶたい主流しゅりゅうであるが、地方ちほう配置はいちされているせんきゅう部隊ぶたいではRPKけい機関きかんじゅうとも使用しようされている。一部いちぶ部隊ぶたいではだい口径こうけい威力いりょくもとめ、あえてAKMを使用しようするれいもある[13]

AKMN

AKMNは、暗視装置あんしそうち装着そうちゃくするためのマウントプレートがレシーバー左側ひだりがわめん付属ふぞくした、AKM夜間やかん戦闘せんとうがた

AKML

AKMLは、AKMNに、消音しょうおん効果こうかたかめるため、専用せんようサプレッサー装着そうちゃくしたかた

AKMS

AKMSは、AKM銃床じゅうしょうりたたみしきにしたものである。1960ねんより生産せいさん開始かいしされた[14]銃床じゅうしょうたたかたはAKS-47とおなじであるが、AKMと同様どうようにフルオート射撃しゃげき制御せいぎょ容易よういにするため、展開てんかい角度かくどがより水平すいへいちかくなっている。AKS-47同様どうよう空挺くうてい部隊ぶたい戦車せんしゃへいなどがもちいる。

ひがしドイツでは、おりたたみにもセレクターの操作そうさ邪魔じゃましないように形状けいじょう工夫くふうした右側みぎがわめんおりたたみしき銃床じゅうしょう設計せっけいし、AKMSに相当そうとうするモデルであるMPi-KMS-72はじめて実装じっそうさせた。のちルーマニアポーランドどういち形状けいじょう銃床じゅうしょう装備そうび派生はせいがた生産せいさんしたほか、エジプトハンガリーでも多少たしょう形状けいじょうちが右側みぎがわめんたたしき銃床じゅうしょう装備そうび派生はせいがた生産せいさんしている。

AKMSN

AKMSNは、暗視装置あんしそうち装着そうちゃくするためのマウントプレートがレシーバー左側ひだりがわめん付属ふぞくした、AKMS夜間やかん戦闘せんとうがた

AKMSL

AKMSLは、AKMSNに、消音しょうおん効果こうかたかめるため、専用せんようサプレッサー装着そうちゃくしたかた

AKMSU

銃床じゅうしょうたたんだ状態じょうたいのAKMSU

AKMSUは、パキスタンカイバルとうげ製造せいぞうされたカービンじゅうである。

銃身じゅうしんを270mmにまで短縮たんしゅく、それにわせフォアエンドぎりぎりまでガスピストンとシリンダーを短縮たんしゅくさせたことにともない、以下いか改良かいりょうほどこされた。

  • 照準しょうじゅんせんながさを確保かくほするため、ヒンジしきにして固定こてい強化きょうかしたレシーバーカバー上面うわつらに、固定こていしきあきらもん装着そうちゃく
  • ガスあつ作動さどう機構きこう動作どうさ安定あんていさせるとともに、発射はっしゃえん射手しゃしゅくらまないように、銃口じゅうこう部分ぶぶん大型おおがたフラッシュハイダー装備そうび
  • コントロールを容易よういにするため、フォアエンドに下部かぶおりたたみしき銃床じゅうしょう干渉かんしょうしないように形状けいじょう工夫くふうした垂直すいちょくグリップ装備そうび

AKMSU自体じたいソビエト連邦れんぽう生産せいさんされておらず正規せいき派生はせいがたであるため存在そんざいもあまりられていないが、その設計せっけい後述こうじゅつのモデルに共通きょうつう部分ぶぶんおおい。

また、ユーゴスラビアセルビアせいツァスタバ M92ブルガリアせいのアーセナル AR-SFおよびアーセナル AR-M4SFのように、7.62x39mmだん使用しようしつつもフォアエンドの形状けいじょう以外いがいはAKMSUに類似るいじした派生はせいがた生産せいさんされている[ちゅう 3]

その派生はせいがた

RPK(けい機関きかんじゅう
75連装れんそうドラムがた弾倉だんそう装着そうちゃくしたRPKけい機関きかんじゅう
RPKは、RPDけい機関きかんじゅう)の後継こうけい分隊ぶんたい支援しえん火器かきとして1961ねん制式せいしき採用さいようAKMから派生はせいした。
PK(けい機関きかんじゅう
PKは、AKの発展はってんがたとしてミハイル・カラシニコフ開発かいはつした汎用はんよう機関きかんじゅうで、7.62x54mmRだん使用しようする。1961ねんソ連それんぐん制式せいしき採用さいようされた。
AK-74
AK-74は、AKM後継こうけいとなったしょう口径こうけい高速こうそくだんもちいるアサルトライフルである。
OTs-12 Tiss
ファイル:OTs-12 Tiss.png
OTs-12 Tiss
KBPしゃAKS-74U(クリンコフ)を9x39mmだん仕様しようとしてしょう改良かいりょうしたもの。リアサイトは後方こうほう移動いどうし、フラッシュハイダー形状けいじょうえ、マガジン独特どくとくのデザインにした。
VEPR
VEPRは、RPKを製造せいぞうしているモロトしゃがRPKのレシーバーを使用しようし、製造せいぞうしたライフルである。このVEPRにはおおきくけて2種類しゅるい存在そんざいする。ぐんなどのほう執行しっこう機関きかんけのVEPR-12セミオートショットガン、そして民間みんかん市場いちばけのVEPR猟銃りょうじゅうである。
サイガ
サイガ308口径こうけい
AKのレシーバーを使つかってイズマッシュしゃ製造せいぞうした小銃しょうじゅう。VEPR同様どうよう散弾さんだんじゅうとライフルの2種類しゅるい存在そんざいする。
OTs-14 Groza
AKのレシーバーをストックとする、ブルパップ方式ほうしき特殊とくしゅ部隊ぶたいけアサルトライフル。"Groza"は、ロシアで「雷雨らいう」の7.62x39mmだん9x39mmだん使用しようする。
BERKUT
KBPしゃせいのAKをベースに開発かいはつされたライフル。
VSS
隠密おんみつ潜入せんにゅう作戦さくせんゲリラ作戦さくせんよう従事じゅうじする特殊とくしゅ部隊ぶたいけに開発かいはつされた、特殊とくしゅ消音しょうおん狙撃そげきじゅう
AS Val
VSS狙撃そげきじゅう同一どういつ設計せっけいアサルトライフル
AK-100シリーズ
ソ連それん崩壊ほうかいロシアのAK生産せいさん拠点きょてん民営みんえいイズマッシュしゃとしてさい出発しゅっぱつ現在げんざいもAKシリーズの生産せいさん改良かいりょうつづけており、様々さまざま種類しゅるい発表はっぴょうされている。
このシリーズは本質ほんしつてきにはAK-74M口径こうけい変更へんこうがたである。
AK-103-4は、7.62x39mmだん使用しようするAKシリーズの最新さいしんがた(AK-47、AKM、AK-103にだい4世代せだいにあたる)であり、伸縮しんしゅくたたしきのストック、ピカティニー・レール、新型しんがたのマズルブレーキを装備そうびしている。
AK-9
イズマッシュしゃ開発かいはつした9x39mmだん使用しようするコマンドアサルトライフル。ベースはAKS-74U(クリンコフ)で、9x39mmだん使用しようすることから、スペツナズ特殊とくしゅ部隊ぶたいよう設計せっけいされたとおもわれる。
AK-200
2010ねん5月にロシアで公開こうかいされたAK-74M原型げんけいに、レールシステムのハンドガードの追加ついかなどの改良かいりょうおこなわれており、2011ねんから試験しけん開始かいしされた。2011ねん中旬ちゅうじゅんロシアぐん今後こんご、AK-200ではなくピカティニー・レールきのAK-74Mを継続けいぞく使用しようすると発表はっぴょうした。
AK-12
2012ねん1がつにロシアで発表はっぴょうされた次世代じせだいAK小銃しょうじゅう。AK-200のよう現代げんだい意識いしきしつつシルエットは本来ほんらいのAKにちかづけられている。レシーバーはいままでのAKとはかなりことなり、リアサイトはレシーバー後方こうほう設置せっちされ、セレクターレバーは小型こがたのものがレシーバー両面りょうめんもうけられた。ストックは伸縮しんしゅくたたしきになっている。使用しようだん5.45x395.56x457.62x39mm7.62x51計画けいかくされている。
2015ねん4がつロシア国防省こくぼうしょうAEK-971とともにAK-12の選定せんてい公表こうひょうした[15]

各国かっこく生産せいさんされたAK

AK-47だけでなく、AKMRPKAK-74もと開発かいはつされたものもふくむ。ただし、SVDPKMのコピーはふくめない。RPKについてくわしくは各国かっこく生産せいさんされたRPK参照さんしょうのこと。

国名こくめい 名称めいしょう 相当そうとうひん備考びこう
中華人民共和国の旗 中国ちゅうごく 56しき自動じどうやり
56-1しき自動じどうやり
56-2しき自動じどうやり
56-3しき自動じどうやり
56-Cしき自動じどうやり
56-Sしき自動じどうやり
56-SSしき自動じどうやり
56S-1しき自動じどうやり
56S-7しきはんようやり
74しきけいやり
84しき自動じどうやり
84-2しき自動じどうやり
84-Sしき自動じどうやり
84SS-1しき自動じどうやり
86Sしき自動じどうやり
88-Sしき自動じどうやり
AK-47 IIIがたコピー、スパイクバヨネット装着そうちゃく
AKS-47
AKS-47、オリジナル側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AKMコピー オリジナルのしょう改良かいりょう
56-2しきベースカービン
民間みんかん輸出ゆしゅつよう、セミオートのみ
AKMSの銃床じゅうしょうはずし、さらにたん銃身じゅうしんした
56-1しき民間みんかん輸出ゆしゅつよう、セミオートのみ
56しきがベースのRPKけい機関きかんじゅう
56S-7しきをベースに独自どくじ開発かいはつしたけい機関きかんじゅう
56しき5.56mm NATOだん使用しよう
側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう。5.56mm NATOだん使用しよう
民間みんかんけ、56-Sしき派生はせいがた。5.56mm NATOだん使用しよう
民間みんかんけ、AKMSカービン。5.56mm NATOだん使用しよう
56しきブルパップ方式ほうしき
AK-74コピー、セミオートのみ
朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮きたちょうせん 58しき小銃しょうじゅう
68しき小銃しょうじゅう
88しきじゅう
98しきじゅう
AK-47 IIIがた
AKM
AK-74、金属きんぞくせい弾倉だんそう使用しよう
88しきのプラ部品ぶひん金属きんぞくせいかわそう
ミャンマーの旗 ミャンマー Emerk-3
MA-1
ガリル AR 固定こていストック
ガリル AR
東ドイツの旗 ひがしドイツ MPi-K
MPi-KMS
MPi-KM
MPi-KMS-72
MPi-AK-74N
MPi-AKS-74N
MPi-AKS-74NK
Wieger STG941
Wieger STG942
Wieger STG943
Wieger K500
KK-MPi-69
AK-47 IIIがた
AKS-47、側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AKM
AKMS、側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AK-74
AKS-74、側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AKS-74U、側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
5.56mm NATOだん仕様しよう
STG941、側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
STG942カービン
RPK-74
訓練くんれんよう.22LRだん仕様しよう
アルバニアの旗 アルバニア ASh-78 tip1
ASh-78 tip2
ASh-78 tip3
ASh-82
AK-47 正式せいしきには56しきのコピー
RPK
AKM
AKS
ポーランドの旗 ポーランド Kbk AK(PMK)
Kbk AKS(PMKS)
Kbk AKM(PMKM)
Kbk AKMS(PMKMS)
Kbkg wz. 1960(PMK-PGN-60)
WG-GS-4 ライアット・コントロール
Kbk wz. 1988 タンタル
Skbk wz.1989 オニキス
Kbs wz. 1996 ベリル
Kbk wz.1996 ミニベリル
Kbk wz.1997 ボゾ
Kbk wz.2002 ビン
Kbs wz. 2004 ベリル
Kbk wz.2005 ジャンター
AK-47
AKS-47
AKM
AKMS
AK-47、ライフルグレネード発射はっしゃ可能かのうモデル
AKの機関きかん利用りようしたネット発射はっしゃ
AKS-74
AKS-74U
AKS-74、近代きんだいモデル、5.56mm NATOだん仕様しよう
wz.1996短縮たんしゅく(クリンコフ)がた、5.56mm NATOだん仕様しよう
wz.1996ブルパップ仕様しよう、5.56mm NATOだん仕様しよう
wz.1997 ボゾ改良かいりょうがた、5.56mm NATOだん仕様しよう
wz.1996近代きんだいモデル、5.56mm NATOだん仕様しよう
wz.2002近代きんだいモデル、5.56mm NATOだん仕様しよう
ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア
セルビアの旗 セルビア
M70
M70A
M72
M76
ツァスタバ M77/M77
ツァスタバ M80/M90
ツァスタバ M90A
ツァスタバ M85/M85SMG
ツァスタバ M92/M92SMG
ツァスタバ M21
マスターFLG
マスターFLG-K
AK-47、AKM
AKS-47、AKMS
RPK
M70狙撃そげきじゅう7.92x57mmだん仕様しよう
M70、7.62mm NATOだん仕様しよう
M70、5.56mm NATOだん仕様しよう
M70A、5.56mm NATOだん仕様しよう
AKS-74U、5.56mm NATOだん仕様しよう
AKS-74U、7.62x39mmだん仕様しよう
M90、近代きんだいカービン側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう、5.56mm NATOだん仕様しよう
AKベースのサブマシンガン
マスターFLGを小型こがたしたもの
 ルーマニア PM md.63(AIM
PM md.65(AIMS)
PA md.86(AI-74)
PA md.86(AIMS-74
PM md.90(AIMS)
PM md. 90カービン(AIMR)
PM md.97
WASR
FPK(PSL
AKM、フォアグリップ付属ふぞく
AKMS、フォアグリップ付属ふぞく下面かめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AK-74、フォアグリップ付属ふぞく
AKS-74、フォアグリップ付属ふぞく側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AKMS、フォアグリップ付属ふぞく側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
PM md.90のカービンモデル、側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AKs-74、5.56mmだん仕様しよう側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AK-100、木製もくせい部品ぶひん使用しようしている
狙撃そげきじゅう7.62x54mmRだん仕様しよう
 ハンガリー AK-55
AKM-63
AMD-65
AMP-69
FEG-NGM
AK-47
AKM、フォアグリップ付属ふぞく
AKMSカービン、フォアグリップ付属ふぞく側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AMD-65簡易かんいがた側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AKM、5.56mm NATOだん仕様しよう
 ブルガリア アーセナル AR
アーセナル AR-F
アーセナル AR-1
アーセナル AR-1F
アーセナル AR-M1
アーセナル AR-M1F
アーセナル AR-M2F
アーセナル AR-M4SF
アーセナル AR-SF
アーセナル AR-M7F
アーセナル M9
アーセナル M9F

アーセナル SLR-100シリーズ
AK-47
AKS-47
AK-47、フラッシュサプレッサー装備そうび
AKS-47、フラッシュサプレッサー装備そうび
AK-74
AKS-74、下面かめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AK-102、AK-104、下面かめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AKS-74U、5.56mm NATOだん7.62x39mmだん仕様しようがある、側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AKS-74U、5.56mm NATOだんと7.62x39mmだん仕様しようがある、下面かめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AK-101、AK-103
AK-74、5.56mm NATOだん仕様しよう
AKS-74、5.56mm NATOだん仕様しよう側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
上記じょうきのAKのレシーバーは、すべてAK-47タイプの切削せっさく加工かこう
AK-100シリーズに相当そうとう
 ウクライナ Vepr AK-74ブルパップ方式ほうしき5.45x39mmだん仕様しよう
イスラエルの旗 イスラエル カラシニコフ試作しさく小銃しょうじゅう
ガリル ARM
ガリル AR
ガリル SAR
ガリル MAR
ガリル ARM 308
ガリル AR 308
ガリル SAR 308
ガリル・スナイパー(ガラッツ)

Sardius M26
ガリル・エース21・22・23
ガリル・エース31・32
ガリル・エース52・53
ガリルの試作しさくひんひとつ。5.56mm NATOだん仕様しよう外観がいかんはAK
5.56mm NATOだん仕様しよう側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
ARM簡易かんいがた側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
ARカービン側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AR短縮たんしゅくがた側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
ARM 7.62mm NATOだん仕様しよう側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AR 7.62mm NATOだん仕様しよう側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
SAR 7.62mm NATOだん仕様しよう側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
狙撃そげきじゅう、7.62mm NATOだん仕様しよう側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
ガリルはフィンランドのバルメをベースにしたオリジナル
ガリルベースの狙撃そげきじゅう
5.56mm NATOだん仕様しよう改良かいりょうがたMAR・SAR・AR
口径こうけい7.62x39mmだん仕様しよう改良かいりょうがたMAR・AR
口径こうけい7.62mm NATOだん仕様しよう改良かいりょうがたSAR・AR
イランの旗 イラン KL-7.62mm AKM、AKMS
イラクの旗 イラク タブク

タブク狙撃そげきじゅう
ユーゴスラビアせいM70B1(AKM)、M70AB1(AKMS)
型式けいしき番号ばんごうによる区別くべつ
M70狙撃そげきじゅう7.62x39mmだん仕様しよう
 エジプト MPi-KMS-72
MISR
ひがしドイツせいエジプト輸出ゆしゅつ仕様しよう側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
AKMベース、近代きんだいモデル
インドの旗 インド INSAS AK-47ベース、5.56mm NATOだん仕様しよう
 フィンランド Rk 62
Rk76
バルメM82
M90
Rk 95 TP
固定こてい銃床じゅうしょう
側面そくめんおりたたみ銃床じゅうしょう
ブルパップしき5.56mm NATOだん仕様しよう
近代きんだいモデル
M90改良かいりょうがた
南アフリカ共和国の旗 みなみアフリカ共和きょうわこく R4
R5
R6
ベクター CR21
ツルベロ ラプター
IMI ガリルAR、ベクターしゃライセンス生産せいさん
IMI ガリルSAR、ベクターしゃのライセンス生産せいさん
IMI ガリルMAR、ベクターしゃのライセンス生産せいさん
強化きょうか樹脂じゅし外装がいそうブルパップしき5.56mm NATOだん仕様しよう
R4ベースのライフル、ツルベロしゃ設計せっけい
イタリアの旗 イタリア イエーガーAP80
イエーガーAP84
ベルナルデリVB-STD
ベルナルデリVB-SR
AK-47 IIIがた.22LRだん仕様しよう
ガリルAR、外観がいかんことなる.22LRだん仕様しよう
M16マガジン使用しようできるようにしたガリルAR
M16のマガジンを使用しようできるようにしたガリルSAR
 スウェーデン FFV-890C ガリル5.56AR、ハンドガード変更へんこう
オランダの旗 オランダ NM-1
D.NM-1・M2
ガリル5.56ARM
NM-1をベースに開発かいはつしたオリジナル
ドイツの旗 ドイツ GSG-AK47 AKMの外見がいけん模倣もほうしたプリンキングガン、.22LRだん仕様しよう
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく インターオーディナンス AK47
BHI SOPMOD AK
センチュリオン AK39
KCI KTR-08
K-VAR AKU94
ポーランドせいPMKの民間みんかんけコピー。セミオート限定げんてい
軍事ぐんじインストラクター会社かいしゃによる自社じしゃブランドじゅう
民間みんかんけ。セミオート限定げんてい
民間みんかんけ。セミオート限定げんてい
ブルパップしき。セミオート限定げんてい

画像がぞう

備品びひん

銃剣じゅうけん

擲弾発射はっしゃ

AKには、銃身じゅうしんした擲弾発射はっしゃ(グレネードランチャー)をけることができる。これは、アメリカベトナム戦争せんそうなか開発かいはつしたM16ようM203のコンセプトを参考さんこう開発かいはつされた。

GP-25(BG-15)/GP-30
GP-25(BG-15、まれにGB-15)と、GP-30(イジェはGP-34)は、アメリカせいM203の対抗たいこう製品せいひんとして開発かいはつしたAKようのアンダーバレルしきグレネードランチャー。
BS-1
BS-1(チシナー:静寂しじま)は、AKS-74Uのためにつくられた口径こうけい30mmの発射はっしゃ専用せんよう空砲くうほうち、そのちから擲弾構造こうぞうになっているため、発射はっしゃおんちいさい。
アルクスせい擲弾発射はっしゃ
ブルガリアのアルクス(ARCUS)では、40x46mm グレネードだん使用しようするAKようの擲弾発射はっしゃ複数ふくすう製造せいぞうしている。40A4 EGLMや40 UBGLなどがある[16]
UBGL-M6
UBGL-M6は、ブルガリアのアーセナルしゃ製造せいぞうするM203タイプのグレネードランチャーである。40x46mm グレネードだん使用しようする[17]
RGB-1
RGB-1は、クロアチアのHSプロダクトしゃつくった40x46mm グレネードだん使用しようするグレネードランチャーである。
ZMT wz. 1974
wz. 1974 パラドは、ポーランドのZMTしゃ製造せいぞうする。40x47mm グレネードだん使用しようするグレネードランチャーである。
GPBO-40
GPBO-40は、ポーランドのデザメット(Dezametしゃあらたに設計せっけいした、40x46mm グレネードだん使用しようするグレネードランチャーである。派生はせいがたとして、単独たんどく使用しよう前提ぜんていとしたGSBO-40存在そんざいする[18]
AG-40 Md80
AG-40 Md80は、ルーマニアせいの40x47mm グレネードだん使用しようするM203タイプのグレネードランチャーである。40x46mm グレネードだん使用しようするタイプもある。

暗視装置あんしそうち

NSP-2
NSP-3

サプレッサー

PBS-1
AK-47ように1960年代ねんだい開発かいはつされたサプレッサー(サイレンサー)。AKMにも対応たいおうするが、AK-74には対応たいおうである。

運用うんようこく

いちれいのみ紹介しょうかい紛争ふんそう地帯ちたいなどにおいては56しき自動じどうやりなどの他国たこくせい混合こんごうされているものや密造みつぞうひんふくまれている。

日本にっぽんでの運用うんよう

AK-47を研究けんきゅうようとして、正規せいき輸入ゆにゅうひんとして防衛ぼうえいしょううち運用うんようされている。正規せいき輸入ゆにゅう価格かかくは89しきよりも高額こうがくだったといわれている。

特徴とくちょう逸話いつわ

AK-47は信頼しんらいせいたかく、あつかいが多少たしょう乱暴らんぼうでも確実かくじつ動作どうさする。これは、ミハイル・カラシニコフ設計せっけい段階だんかい変化へんかんだソ連それん気候きこう想定そうていし、部品ぶひん同士どうしのクリアランスをおおきめにり、多少たしょうどろすな高温こうおんまたは寒冷かんれいにおける金属きんぞく変形へんけい生産せいさん技術ぎじゅつ不足ふそくによる部品ぶひん精度せいど低下ていかきても、問題もんだいなく動作どうさするよう考慮こうりょしたためである。ゆえ極寒ごっかん砂漠さばく地帯ちたい兵士へいしからも信頼しんらいせられている。とく機関きかんは、内側うちがわどろすななどがはいっても、かる水洗みずあらいすれば射撃しゃげきできるほどである。以下いか特徴とくちょうげる。

ユニット故障こしょうすくなさ

内部ないぶ部品ぶひん極力きょくりょくユニットされており、野外やがい分解ぶんかいするさい部品ぶひん紛失ふんしつしたり、簡単かんたん故障こしょうしたりしないように工夫くふうしてある。このようなじゅう頑丈がんじょうさや簡素かんそ同時どうじ兵士へいし負担ふたんらす。じゅうあつかうのがはじめての人間にんげんでも数時間すうじかんからすう日間にちかん講習こうしゅうければ、100メートルさき標的ひょうてき命中めいちゅうさせられるようになるという。

ただし、部品ぶひん同士どうしのクリアランスがおおきいということは、わるえば「わせがタイトでない」ということの裏返うらがえしでもあり、おなじく世界せかいさんだい突撃とつげきじゅうげられるG3M16系列けいれつ比較ひかくすると、弾丸だんがん拡散かくさんりつ(MOA)はたかいとわざるをない。

初期しょききょく銃床じゅうしょうとマズルジャンプ

マズルジャンプとは、弾丸だんがん銃口じゅうこうからした瞬間しゅんかん銃口じゅうこうがる現象げんしょうで、射撃しゃげき反動はんどうからしょうじる。この現象げんしょう通常つうじょうじゅうであれば程度ていどはあれかならしょうじるが、初期しょきのAK-47はきょく銃床じゅうしょうであったため、反動はんどうじかめにくく、マズルジャンプがこりやすかった。同様どうようれいアメリカぐん採用さいようされたM14でも[19]、M14はのM14A1で、AK-47ではAKMでいずれもちょく銃床じゅうしょう変更へんこうされ、より反動はんどうめやすく、制御せいぎょしやすい構造こうぞう[ちゅう 4]改良かいりょうされている。

民族みんぞく自決じけつ革命かくめい象徴しょうちょう

だい世界せかい大戦たいせん弾丸だんがんがAK-47と共通きょうつうする以外いがい独自どくじ設計せっけいVz 58採用さいようしたチェコスロバキアのぞワルシャワ条約じょうやく機構きこう加盟かめいこく中国ちゅうごく北朝鮮きたちょうせんなどで採用さいようされて、東側ひがしがわ諸国しょこく代表だいひょうする火器かきとなった[ちゅう 5]

武力ぶりょくによって独立どくりつった国家こっかや、政権せいけん奪取だっしゅした革命かくめい政府せいふにとって、AKは戦乱せんらんそよいたたのもしい戦友せんゆうであり、民族みんぞく自決じけつ自主じしゅ独立どくりつ象徴しょうちょうでもある。このため、モザンビークジンバブエひがしティモールのくにあきらにAK-47の図柄ずがらまれているほどである。とくにモザンビークでは、国旗こっきにもAK-47のデザインがれられており、国家こっか以外いがいでも、レバノンヒズボラコロンビアFARCなどが、組織そしきはたにAK-47の図柄ずがられている。

ベトナム戦争せんそうでの活躍かつやく

写真しゃしんひだりのNavy SEALs隊員たいいん鹵獲ろかくした中国ちゅうごくせいAK(56しき自動じどうやり)を所持しょじしている

ベトナム戦争せんそうでは、ソビエト連邦れんぽう中国ちゅうごく北朝鮮きたちょうせんなどの東側ひがしがわ諸国しょこくから、きたベトナムぐん(NVA)やみなみベトナム解放かいほう民族みんぞく戦線せんせん(NLF, ベトコン)にけて、大量たいりょうのAKがおくまれた。戦場せんじょう熱帯ねったい雨林うりん沼地ぬまちなど過酷かこく環境かんきょうでも、AKは確実かくじつ動作どうさした。

アメリカ海軍かいぐん特殊とくしゅ部隊ぶたいNavy SEALs」でも、使つかものにならなくなったM16自動じどう小銃しょうじゅうて、鹵獲ろかくしな使用しようするれいがあった。

エア・アメリカでも入手にゅうしゅ経路けいろ不明ふめいであるが、自衛じえいようにAKを使用しようするれいがあった。

中東ちゅうとうやアフリカでの流通りゅうつう

2011ねんヨルダン川よるだんがわ西岸せいがん地区ちくにてイスラエル警察けいさつ押収おうしゅうしたAKS。細部さいぶ観察かんさつすると、複数ふくすうくに製造せいぞうされたAKSが混在こんざいしていることがかる。

中東ちゅうとうでは、中国ちゅうごくやアメリカのCIA1980年代ねんだいイラン・イラク戦争せんそうアフガニスタンムジャーヒディーンたいして中国ちゅうごくせいAKを大量たいりょう供与きょうよ[20]、この地域ちいき出回でまわ結果けっかとなった。

現在げんざいでも、イラク戦争せんそうにおける北部ほくぶクルドじん勢力せいりょくにはロシアせい装備そうび供与きょうよされているほか、治安ちあん部隊ぶたい装備そうびだい部分ぶぶん安価あんか中国ちゅうごくせいしょう火器かきであり、イランなどがイラク各地かくちシーア武装ぶそう勢力せいりょく供給きょうきゅうしている兵器へいきおおくも中国ちゅうごくせいである。

アフリカ諸国しょこくにおいては、1960年代ねんだい独立どくりつ闘争とうそうさいソ連それん中国ちゅうごく兵器へいき供与きょうよたが、とくソマリアではバーレ政権せいけん崩壊ほうかい軍隊ぐんたいから大量たいりょう武器ぶき武装ぶそう勢力せいりょくなど民間みんかんながれ、またリベリアシエラレオネなど西にしアフリカでは冷戦れいせん終結しゅうけつ1990年代ねんだいリビア政略せいりゃくによりユーゴスラビアやルーマニアといった東欧とうおう諸国しょこくなどから流入りゅうにゅうした兵器へいきしんリビア勢力せいりょく供与きょうよされた。これらのAKがあふれた状況じょうきょうは、内戦ないせん終結しゅうけつむずかしくしている一因いちいんとなっている。

現在げんざいアフガニスタンやイラクで活動かつどうしている特殊とくしゅ部隊ぶたい民間みんかん軍事ぐんじ会社かいしゃ(PMSCs)の社員しゃいんには、M16けいではなく7.62mm口径こうけいのAKを使つかものおおい。これは、信頼しんらいせいのみならず、7.62mm口径こうけいこう威力いりょくや、弾薬だんやく部品ぶひん補給ほきゅう容易よういだからでもある。とくにPMSCsはぐんくら部品ぶひん供給きょうきゅうおそいため、故障こしょう破損はそんしても即座そくざ修理しゅうり代替だいたいできるAKの人気にんきたかい。

大量たいりょう破壊はかい兵器へいき象徴しょうちょう

ソビエト連邦れんぽう冷戦れいせん東側ひがしがわ友好国ゆうこうこくたいして大量たいりょうのAKを供与きょうよした。また、一部いちぶ国々くにぐにたいしてはライセンス生産せいさんみとめた。このため、7.62mm口径こうけいのAKは莫大ばくだいかず生産せいさんされており、世界せかいもっと大量たいりょう生産せいさんされた小銃しょうじゅうといわれている。とく中国ちゅうごくではソ連それんから購入こうにゅうした生産せいさんライセンスの期限きげんれたのち製造せいぞうつづけ、第三国だいさんごく軍隊ぐんたい供与きょうよあるいは売却ばいきゃくし、中国ちゅうごくせい生産せいさんりょうソ連それんせいのAKを上回うわまわることとなった[21]

2004ねんに85さい誕生たんじょうまえ開発かいはつしゃミハイル・カラシニコフ自身じしんは「中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくなどがライセンスれにもかかわらず、AK製造せいぞうつづけている。それが紛争ふんそう出回でまわり、AKの評価ひょうかとしているのはかなしいことだ」と、朝日新聞社あさひしんぶんしゃ取材しゅざいべている[22]

金属きんぞく材料ざいりょうしち熱処理ねつしょり加工かこう精度せいど表面ひょうめん処理しょり多少たしょうわるくても実戦じっせん使用しようできる品質ひんしつのものが製造せいぞうできてしまうため、発展はってん途上とじょうこくにおいては海賊版かいぞくばん多数たすう出回でまわっており、アムネスティ・インターナショナルなどの団体だんたいによるコントロール・アームズ・キャンペーンは、生産せいさん設備せつび拡散かくさんしているために、世界せかいなか不正ふせい武器ぶき商人しょうにん武装ぶそう民兵みんぺい犯罪はんざいしゃがAK-47を容易よういに、大量たいりょう破壊はかい兵器へいきとして紛争ふんそう貧困ひんこん助長じょちょうしていると指摘してきしている。コントロール・アームズが、2006ねん発表はっぴょうした報告ほうこくしょThe AK-47: the world's favourite killing machineAK-47:世界せかい最強さいきょう殺人さつじんマシーン)』によれば、世界中せかいじゅうやく5~7,000,000ちょうほどのAK-47が流通りゅうつうしているという[23][24]どう報告ほうこくしょは、これらのAKが多数たすう武装ぶそう勢力せいりょくによる紛争ふんそうテロリスト使用しようされ、発展はってん途上とじょうこく多大ただい被害ひがいをもたらしていると記載きさいしている。

カラシニコフは、このよう使用しよう本意ほんいではなく、「コントロール・アームズ」キャンペーンにせた声明せいめいなかで、「武器ぶき売買ばいばいかんする国際こくさいてき規制きせい欠如けつじょしているため、小型こがた武器ぶき容易ようい世界せかい拡散かくさんし、国防こくぼうのためだけでなく、侵略しんりゃくしゃテロリストなど、あらゆる犯罪はんざいしゃ使用しようされている。わたしは、テレビ犯罪はんざいしゃがカラシニコフをにしているのをとき、どうやってかれらはこの武器ぶきにしたのだろうかと、みずからにつづけている」とべている[24]。カラシニコフはAK-47をあくまでも国防こくぼうため設計せっけいしたのであり、犯罪はんざい紛争ふんそう使つかわれている現状げんじょうをしばしばいていた[25]

模造もぞうひん氾濫はんらん

コロンビアで押収おうしゅうされたAK。そのほとんどが中国ちゅうごくせいである。うつっているだけでも、手前てまえから2~11てい中国ちゅうごくせいAKに特有とくゆうなフロントサイトガードやたたみストックを確認かくにんできる。

テロリスト傭兵ようへい戦闘せんとういん)が使用しようしているのは、ほとんどがAK-47の正規せいき・コピーひんである。中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく中国ちゅうごく北方ほっぽう工業こうぎょう公司こうしは、ライセンスれのため、改造かいぞう箇所かしょ根拠こんきょ自社じしゃ製品せいひんとしてAKけい製造せいぞうつづけ、なかには民間みんかんけのスポーツ射撃しゃげきようのものまである。

2006ねん時点じてんで、AKの製造せいぞうライセンスをつのは、カラシニコフがせき後述こうじゅつイズマッシュしゃのみだが、過去かこにAKのライセンス生産せいさんおこなっていた国々くにぐに大半たいはん製造せいぞう継続けいぞくしており、輸出ゆしゅつもしている。さらに、AKは構造こうぞう単純たんじゅんで、部品ぶひん誤差ごさ許容きょようする設計せっけいから密造みつぞうひんおおく、これら不正規ふせいきひんふくめたAKの総数そうすうは、1おくちょうえるのではないかと推測すいそくされているが、正確せいかく生産せいさん規模きぼ把握はあくされていない。

日本にっぽんにおいても、オウム真理教おうむしんりきょう発展はってんがたであるAK-74もとじゅう密造みつぞうくわだてた(自動じどう小銃しょうじゅう密造みつぞう事件じけん)ことが発覚はっかくしたが、外観がいかんこそ模倣もほうしたものの、銃身じゅうしん内径ないけい正確せいかく切削せっさくできず、発射はっしゃ危険きけんともな水準すいじゅんのもので、警察けいさつ追及ついきゅうもあって量産りょうさんにはいたらなかった。

イズマッシュしゃのウラジミル・グロデツキーは、2006ねん製品せいひん発表はっぴょうかいで「ロシアせいのAKは世界せかい全体ぜんたい流通りゅうつうしているうちの12%程度ていど」と発言はつげんしている。

パキスタン連邦れんぽう直轄ちょっかつ部族ぶぞく地域ちいきダッラむらでは、旋盤せんばんなどの簡単かんたん工作こうさく機械きかいしかたない「むら鍛冶たんや」のような工房こうぼう製造せいぞうされているが、正規せいきひんことなる材質ざいしつ鋼材こうざいもち熱処理ねつしょり表面ひょうめん処理しょり不充分ふじゅうぶんなため、耐久たいきゅうせいなんがあり、連射れんしゃ銃身じゅうしん加熱かねつすると部材ぶざいけはじめる水準すいじゅん製品せいひんである。もと傭兵ようへい高部たかべ正樹まさきは、ルーマニアせいAKM(AIM)は弾倉だんそう着脱ちゃくだつなんがあり、また、なに弾倉だんそうぶん連射れんしゃすると銃身じゅうしんがってくると酷評こくひょうされていたことをかたっている。

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくにおける流通りゅうつう

信頼しんらいせいたかさが伝説でんせつきゅうということもあり、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでも根強ねづよ需要じゅようがあり、ひろ流通りゅうつうしている。

アメリカの民生みんせい市場いちばでの流通りゅうつうは、1980年代ねんだいにエジプトせいARMが輸入ゆにゅうされたのが最初さいしょとされ、その中国ちゅうごくせい、ユーゴスラビアせいのAKが輸入ゆにゅうされた。やがてストックトンじゅう乱射らんしゃ事件じけん影響えいきょう中国ちゅうごくせい銃器じゅうき輸入ゆにゅう規制きせいされたが、冷戦れいせん終結しゅうけつともな東欧とうおうせいAKが大量たいりょう輸入ゆにゅうされ、以後いごはロシアせいふくむ、世界せかい各国かっこく製造せいぞうされたAKが流通りゅうつうすることとなった[26]

1995ねんには、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく連邦れんぽう政府せいふがAKをアサルト・ウエポン規制きせいほう殺傷さっしょう能力のうりょくたかじゅう規制きせい時限じげん立法りっぽう)の対象たいしょうとし、アメリカ国内こくないにおいて販売はんばい禁止きんしされたものの、2004ねん時限じげんほう失効しっこうしたため、ふたた販売はんばい再開さいかいされた(詳細しょうさいは、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくじゅう規制きせい参照さんしょうのこと)。

2010ねんフロリダしゅう自動車じどうしゃ販売はんばいてんでは、トラック1だいにつきAK-47の引換ひきかえけんけて販売はんばいしたところ、おおきくげをばしたことにより話題わだいとなった[27]

2014ねんウクライナ騒乱そうらんロシアのクリミア侵攻しんこうはしほっするたいロシア経済けいざい制裁せいさいでは、カラシニコフ関連かんれん製品せいひん輸入ゆにゅう規制きせいふくまれることとなったため、各地かくち銃砲じゅうほうてん需要じゅようしょうじて、AKの在庫ざいこ払底ふっていするさわぎとなった[28]

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ 開発かいはつしゃのカラシニコフは『アームズマガジン』の紙面しめんで、アメリカからの援助えんじょ兵器へいきであるM1カービンから着想ちゃくそうたとかたっている
  2. ^ ソ連それんはじめとする東側ひがしがわ諸国しょこくでは、過酷かこく環境かんきょうにおいても確実かくじつ銃弾じゅうだん発射はっしゃできるようじゅうよう雷管らいかん点火てんかやくかみなりさん水銀すいぎんもちいているが、かみなりさん水銀すいぎん燃焼ねんしょうつよ腐食ふしょくせいのガスを発生はっせいさせる。
  3. ^ これらの3種類しゅるいじゅうには、5.56mm NATOだん仕様しようのモデルも存在そんざいする
  4. ^ AKMは銃口じゅうこう先端せんたんななめにったマズルブレーキで銃口じゅうこうがりを軽減けいげんしている。
  5. ^ きゅう東側ひがしがわちかいとされた同盟どうめい諸国しょこくにおいても、リビアインドではFN FALが、ミャンマー(ビルマ)ではH&K G3採用さいようされるなど、AK-47系統けいとう主力しゅりょく小銃しょうじゅうとしなかったくに少数しょうすうではあるが存在そんざいする。また、はん政府せいふゲリラにおいても、ミャンマーのカレン民族みんぞく解放かいほうぐん、レバノンのレバノン軍団ぐんだん、フィリピンのしん人民じんみんぐんのようにM16を使用しようしているケースもある。これらはAK47よりもM16のほう入手にゅうしゅ容易よういであることおも理由りゆうとなっている

出典しゅってん

  1. ^ 10 things you never knew about AK47 Kalashnikov rifle that has killed more people than any other gun”. デイリー・ミラー. 2016ねん9がつ29にち閲覧えつらん。"7. The Kalashnikov rifle is in the “Guinness Book of Records” as the most common weapon in the world. Currently, there are about 100 million AK. This means that 60 adult inhabitants of our planet have on one machine."
  2. ^ ホビージャパン 2014, p. 63-65.
  3. ^ ホビージャパン 2014, p. 66.
  4. ^ Biography”. M.T. Kalashnikov Museum and Exhibition Small Arms Complex. 2015ねん4がつ28にち閲覧えつらん
  5. ^ a b ホビージャパン『カラシニコフ・ライフルとロシアぐん銃器じゅうきたち』70ぺーじ、カラシニコフ本人ほんにんによる証言しょうげん
  6. ^ ホビージャパン 2014, p. 10-12.
  7. ^ ホビージャパン 2014, p. 12.
  8. ^ ホビージャパン 2014, p. 12-13.
  9. ^ ホビージャパン『カラシニコフ・ライフルとロシアぐん銃器じゅうきたち』94-95ぺーじ
  10. ^ つためのデザイン「AK-47」(2005ねんヒストリーチャンネル製作せいさく放映ほうえい原題げんだい:Tales of the Gun)
  11. ^ ホビージャパン『カラシニコフ・ライフルとロシアぐん銃器じゅうきたち』96ぺーじ
  12. ^ ホビージャパン 2014, p. 14-16.
  13. ^ a b c d ホビージャパン『カラシニコフ・ライフルとロシアぐん銃器じゅうきたち』10-11ぺーじ
  14. ^ ホビージャパン『カラシニコフ・ライフルとロシアぐん銃器じゅうきたち』97ぺーじ
  15. ^ Зампред ВПК: Минобороны вооружится и АК-12, и автоматом Дегтярева
  16. ^ ARCUS Co. - Products”. 2015ねん4がつ8にち閲覧えつらん
  17. ^ 40x46mm ARSENAL Underbarrel Grenade Launcher - UBGL-M6”. 2015ねん4がつ8にち閲覧えつらん
  18. ^ 40mm granatniki jednostrzałowe”. 2015ねん4がつ8にち閲覧えつらん
  19. ^ 津野つのせら光男みつおまぼろし自動じどう小銃しょうじゅうろくよんしき小銃しょうじゅうのすべて』 光人みつひとしゃ光人みつひとしゃNF文庫ぶんこ〉、2006ねん
  20. ^ Bobi Pirseyedi (1 January 2000). The Small Arms Problem in Central Asia: Features and Implications. United Nations Publications UNIDIR. p. 16. ISBN 978-92-9045-134-1.
  21. ^ 中国ちゅうごくたいロシア:どちらのAKがすぐれているか”. ロシア・ビヨンド. (2019ねん4がつ5にち). https://jp.rbth.com/science/81844-chuugoku-ta-roshia-dochira-no-ak-ga-sugureteiru 2019ねん7がつ16にち閲覧えつらん 
  22. ^ “「紛争ふんそう自分じぶんじゅうかなしい」自動じどう小銃しょうじゅうAK47の開発かいはつしゃ. 朝日新聞あさひしんぶん (朝日新聞社あさひしんぶんしゃ). (2004ねん11月21にち). オリジナルの2004ねん11月23にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20041123033642/http://www.asahi.com/international/update/1121/002.html 2015ねん4がつ9にち閲覧えつらん 
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  24. ^ a b AK-47:世界せかいもっと野放のばなしになっている武器ぶき” (2006ねん6がつ27にち). 2015ねん4がつ8にち閲覧えつらん
  25. ^ “カラシニコフ死去しきょ 自動じどう小銃しょうじゅう「AK47」を開発かいはつ. 朝日新聞あさひしんぶん (朝日新聞社あさひしんぶんしゃ). http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312230324.html 2015ねん4がつ9にち閲覧えつらん 
  26. ^ ホビージャパン 2014, p. 28.
  27. ^ くるまのおまけは自動じどう小銃しょうじゅうべい自動車じどうしゃてん仰天ぎょうてんキャンペーン”. AFPBBNews (フランス通信つうしんしゃ). (2010ねん11月16にち). http://www.afpbb.com/articles/-/2775466?pid=6469878 2014ねん7がつ20日はつか閲覧えつらん 
  28. ^ 米国べいこくでAK-47の増加ぞうか、ロシア制裁せいさいみか”. CNN (CNN). (2014ねん7がつ19にち). http://www.cnn.co.jp/usa/35051118.html?tag=top;topStories 2014ねん7がつ20日はつか閲覧えつらん 

参考さんこう文献ぶんけん

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    上記じょうき単行たんこうほん文庫ぶんこ『カラシニコフ I』 朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん朝日あさひ文庫ぶんこ〉 2008ねん7がつ4にち ISBN 978-4-02-261574-9
  • 松本まつもと仁一ひとかず 『カラシニコフ II』 朝日新聞社あさひしんぶんしゃ 2006ねん5がつ3にち ISBN 978-4-02-250165-3
    上記じょうき単行たんこうほん文庫ぶんこ『カラシニコフ II』 朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん朝日あさひ文庫ぶんこ〉 2008ねん7がつ4にち ISBN 978-4-02-261575-6
  • エレナ・ジョリー(きき) 『カラシニコフ自伝じでん 世界一せかいいち有名ゆうめいじゅうつくったおとこ山本やまもと知子ともこわけ 朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん朝日あさひ新書しんしょ106〉 2008ねん4がつ11にち ISBN 978-4-02-273206-4、245ぺーじ
  • ゆか雅美まさみ 『AK-47&カラシニコフ・バリエーション』 だい日本にっぽん絵画かいが 1991ねん12月 ISBN 978-4-499-20582-5
  • マイケル・ホッジス 『カラシニコフじゅうAK47の歴史れきし戸田とだ裕之ひろゆきわけ 河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ 2009ねん6がつ30にち ISBN 978-4-309-22510-4
  • ホビージャパン『カラシニコフ・ライフルとロシアぐん銃器じゅうきたち』
  • 『AKライフルの軌跡きせき 追悼ついとう ミハエル・カラシニコフ』ホビージャパン、2014ねんISBN 9784798607702 

関連かんれん項目こうもく

AK-47の基本きほん構造こうぞうをもとにしたソ連それん・ロシアせいじゅう

外部がいぶリンク