N

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Nn Nn
ラテン文字もじ
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Nは、ラテン文字もじアルファベット)の14ばん文字もじ小文字こもんじnギリシャ文字もじΝにゅー(ニュー)に由来ゆらいし、キリル文字もじН同系どうけい文字もじである。

字形じけい[編集へんしゅう]

筆記ひっきたい
ジュッターリーンたい

2つの字形じけい使つかわれる。

  1. 2ほんたてぼうと、それをむすひだりがりのせんからる。大文字おおもじ一般いっぱんにこの字形じけいによる。
  2. えんうえ半分はんぶん半円はんえんの2つのはしからした直線ちょくせんばし、ひだり直線ちょくせんからさらにうえにもまっすぐばしたかたちである。この直線ちょくせん上端じょうたんからひだりにセリフをしたり上端じょうたんひだりがったりすることがある。みぎみぎがったり、さらにうえかえすことがある。小文字こもじはこの字形じけいである。大文字おおもじ筆記ひっきたいでこの字形じけいることがある。フラクトゥールはいずれもこの字形じけいもとづき、である。

呼称こしょう[編集へんしゅう]

おと[編集へんしゅう]

この文字もじあらわ音素おんそは、「歯茎はぐき鼻音びおん/n/ ないしその類似るいじおんである。

鼻音びおん代表だいひょうする子音しいんとしてもちいられることもおおく、後続こうぞく子音しいん同化どうかしたどう器官きかんてき鼻音びおんになりやすい。

フランス語ふらんすごでは、おな単語たんごうち直前ちょくぜん母音ぼいんがあり、直後ちょくご母音ぼいん発音はつおんしない e はのぞく)か n でなければ、直前ちょくぜん母音ぼいん同化どうかはな母音ぼいんにする。このとき、/n/発音はつおんしない。

ただしリエゾン(「母音ぼいん+n(かたり境界きょうかい母音ぼいん」)の場合ばあい/n/発音はつおんされ、はな母音ぼいんたもたれる。

母音ぼいん+nn+母音ぼいん」ではな母音ぼいんこるかどうかはかたりによる。

これらのいは m同様どうようである。

英語えいごでは、軟口蓋なんこうがいおん(k・g)に先行せんこうする場合ばあい同化どうかされ [ŋ] となる。ただし ng はじゅう音字おんじとして2文字もじ[ŋ]あらわすこともある。

日本語にほんごマ字まじ表記ひょうきでは、くだり子音しいんほか、「」の表記ひょうきもちいる。日本語にほんごの「ん」には、後続こうぞくするおとによって[m], [n], [ŋ]などいくつかあるが、訓令くんれいしきではすべてnに統一とういつヘボンしきでは[m]発音はつおんされるもの(b、m、pのまえ)以外いがいをnであらわす。

朝鮮ちょうせんマ字まじ表記ひょうきでは、文化ぶんか観光かんこう2000ねんしき、マッキューン=ライシャワーしきとも初声はつこえおわりごえ両方りょうほうの「」にもちいられる。また、ngでおわりごえの「」をあらわす。

じゅう音字おんじ[編集へんしゅう]

Nの意味いみ[編集へんしゅう]

大文字おおもじ小文字こもんじ[編集へんしゅう]

  • 自然しぜんすう (natural number)
    • 通常つうじょう小文字こもじ斜体しゃたい n使つか
    • 大文字おおもじ太字ふとじN あるいは 自然しぜんすう全体ぜんたい集合しゅうごう
    • あつかっているなかもっとおおきな整数せいすう、あるいは、非常ひじょうおおきな整数せいすう母集団ぼしゅうだんかず医学いがく被験者ひけんしゃすうなどの場合ばあい大文字おおもじ使つかう。

原則げんそく大文字おおもじ[編集へんしゅう]

語学ごがく[編集へんしゅう]

自然しぜん科学かがく[編集へんしゅう]

工学こうがく[編集へんしゅう]

交通こうつう[編集へんしゅう]

文化ぶんか生活せいかつ[編集へんしゅう]

創作そうさくぶつなど[編集へんしゅう]

原則げんそく小文字こもじ[編集へんしゅう]

符号ふごう位置いち[編集へんしゅう]

大文字おおもじ Unicode JIS X 0213 文字もじ参照さんしょう 小文字こもんじ Unicode JIS X 0213 文字もじ参照さんしょう 備考びこう
N U+004E 1-3-46 N
N
n U+006E 1-3-78 n
n
U+FF2E 1-3-46 N
N
U+FF4E 1-3-78 n
n
全角ぜんかく
U+24C3 Ⓝ
Ⓝ
U+24DD 1-12-39 ⓝ
ⓝ
まるかこ
🄝 U+1F11D 🄝
🄝
U+24A9 ⒩
⒩
括弧かっこ
𝐍 U+1D40D 𝐍
𝐍
𝐧 U+1D427 𝐧
𝐧
太字ふとじ

表現ひょうげんほう[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]