ルネサスエレクトロニクス

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ルネサス エレクトロニクスから転送てんそう
ルネサスエレクトロニクス株式会社かぶしきがいしゃ
Renesas Electronics Corporation
ロゴ
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう
東証とうしょうプライム 6723
2003ねん7がつ24にち上場じょうじょう
略称りゃくしょう ルネサス
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
135-0061
東京とうきょう江東こうとう豊洲とよすさん丁目ちょうめ2ばん24ごう
設立せつりつ 2002ねん11月1にち
業種ぎょうしゅ 電気でんき機器きき
法人ほうじん番号ばんごう 8020001075701 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう 半導体はんどうたい製品せいひん研究けんきゅう開発かいはつ製造せいぞう販売はんばいサービス
代表だいひょうしゃ 柴田しばた英利ひでとし代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょうけんCEO)
資本しほんきん 1,532おく09ひゃくまんえん
(2022ねん12がつまつ
発行済はっこうずみ株式かぶしき総数そうすう 19おく5,845まん4,023かぶ
(2022ねん12がつまつ
売上うりあげだか 連結れんけつ:1ちょう5,008おく53ひゃくまんえん
(2022ねん12がつ
営業えいぎょう利益りえき 連結れんけつ:4,241おく70ひゃくまんえん
(2022ねん12がつ
じゅん利益りえき 連結れんけつ:2,126おく47ひゃくまんえん
(2022ねん12がつ
純資産じゅんしさん 連結れんけつ:1ちょう5,374おく78ひゃくまんえん
(2022ねん12がつ
そう資産しさん 連結れんけつ:2ちょう8,122おく72ひゃくまんえん
(2022ねん12がつ
従業じゅうぎょう員数いんずう 連結れんけつ:21,017めい
(2022ねん12月31にち現在げんざい
決算けっさん 12月31にち
主要しゅよう株主かぶぬし
外部がいぶリンク ルネサスエレクトロニクス
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ルネサスエレクトロニクス株式会社かぶしきがいしゃ[注釈ちゅうしゃく 1]えい: Renesas Electronics Corporation)は、東京とうきょう江東こうとう本社ほんしゃ半導体はんどうたいメーカー。三菱電機みつびしでんきおよび日立製作所ひたちせいさくしょから分社ぶんしゃしていたルネサス テクノロジと、NECから分社ぶんしゃしていたNECエレクトロニクスの経営けいえい統合とうごうによって、2010ねん4がつ設立せつりつされた。社名しゃめいの『Renesas』は、あらゆるシステムにまれることでなか先進せんしん実現じつげんしていくしん半導体はんどうたいのメーカー(「Renaissance Semiconductor for Advanced Solutions」)を標榜ひょうぼうして名付なづけられた。

概要がいよう[編集へんしゅう]

ルネサスの主力しゅりょく工場こうじょうである那珂なか事業じぎょうしょ(2012ねん国土こくど地理ちりいん撮影さつえい)。中央ちゅうおう四角しかくむねが、2021ねん時点じてんでロジック日本にっぽん国内こくない最先端さいせんたんの40nmプロセスをかかえるN3むねである
ルネサスのRXマイコン。ルネサスのマイコンは、身近みぢか家電かでん産業さんぎょう機器ききにいくつも搭載とうさいされている。

2021ねんにおける半導体はんどうたい企業きぎょう売上うりあげだかランキングで15日本にっぽん国内こくないではキオクシアぐ2である[2]車載しゃさい半導体はんどうたい市場いちばシェアランキングではNXPセミコンダクターズインフィニオン・テクノロジーズぐ3として車載しゃさいBIG3の一角いっかくめ、とく車載しゃさいマイコンでは世界せかいシェアの3わりにぎる1である。汎用はんようマイコンでもマイクロチップ・テクノロジーSTマイクロエレクトロニクス世界せかいシェア3であり、車載しゃさい汎用はんようわせたマイコンの世界せかいシェアはNXPに世界せかい2(17%)である[3]

2021ねん現在げんざい、アプリケーションにかんしては「アナログ+パワー+みプロセッシング+コネクティビティ」のソリューション「ウィニング・コンビネーション[4]主力しゅりょくとして展開てんかいしている。マイコン事業じぎょうかんしては、2010ねんのNECエレクトロニクス統合とうごう直後ちょくごには、三菱みつびし日立ひたち・NECエレクトロニクスといずれも世界せかい代表だいひょうするマイコンメーカーであった3しゃ統合とうごうまえすべてのレガシーをいでいたが、レガシー半導体はんどうたいきゅう世代せだい半導体はんどうたい)にこだわるあまりにARMの時代じだいおくれ、2010年代ねんだい経営けいえい悪化あっかするにいたった反省はんせいから、2019ねんに「RAファミリ」を発表はっぴょうARMマイコン市場いちば本格ほんかく参入さんにゅうして以降いこう、2022ねんには競合きょうごう他社たしゃ先駆さきがけてRISC-Vコアを採用さいようしたマイコン「RZ/Five」を発表はっぴょう[5]するなど、機敏きびんうごきがある。

日本にっぽん国内こくないぜん工程こうていになう4工場こうじょう那珂なか川尻かわじり西条さいじょう高崎たかさき)と、こう工程こうていになう3工場こうじょう米沢よねざわ大分おおいたにしき)をかかえ、とく那珂なか工場こうじょうではロジックけとしては国内こくない最先端さいせんたんである40nmプロセスのLSIを製造せいぞうしている。ただし、必要ひつよう最小限さいしょうげん製造せいぞう能力のうりょくのみを維持いじするファブライト方針ほうしんのため、28nmプロセス以降いこう製品せいひん外部がいぶのファウンダリ(おも台湾たいわんTSMC)に生産せいさん委託いたくしているほか、自社じしゃ工場こうじょうまかなえる40nmプロセス以前いぜん製品せいひんにおいても、外部がいぶ製造せいぞう比率ひりつたかめている[6]

グローバルと「車載しゃさい専業せんぎょうメーカー」からの脱却だっきゃくによる成長せいちょう戦略せんりゃく[編集へんしゅう]

2000年代ねんだい後半こうはんから2010年代ねんだい前半ぜんはんまで毎年まいとし1000おくえん規模きぼ赤字あかじしており、経営けいえい悪化あっかすえ、2013ねん日本にっぽん政府せいふけい投資とうし会社かいしゃである産業さんぎょう革新かくしん機構きこう傘下さんかとなり、事実じじつじょう国有こくゆうされた。この当時とうじ日立製作所ひたちせいさくしょ半導体はんどうたい部門ぶもん同様どうよう経緯けいいで2000年代ねんだいはなしたディスプレイ部門ぶもん源流げんりゅうとするジャパンディスプレイとともに、官製かんせい再編さいへんまる企業きぎょう失敗しっぱいれいとみなされていたが、抜本ばっぽんてき構造こうぞう改革かいかく固定こてい削減さくげん拠点きょてん統廃合とうはいごう)を断行だんこうしたことで2014ねん黒字くろじし、2021ねん現在げんざいまで順調じゅんちょう経営けいえい維持いじしている[7]

ルネサスは2010年代ねんだい後半こうはん以降いこう、ルネサスと同業どうぎょうでありながらはるかに収益しゅうえきりょくたかテキサス・インスツルメンツ目標もくひょうとして[8]車載しゃさいけ(とくにアナログ半導体はんどうたい)を強化きょうかしつつ特定とくてい製品せいひん顧客こきゃくへの依存いぞんげる戦略せんりゃくっており、インターシルIDTダイアログ・セミコンダクター英語えいごばんといった海外かいがい半導体はんどうたいメーカーを買収ばいしゅうして産業さんぎょう・インフラ・IoT製品せいひん事業じぎょう強化きょうかしているほか、マヒンドラ中国ちゅうごくだいいち汽車きしゃ集団しゅうだんといった海外かいがい自動車じどうしゃメーカーとの協業きょうぎょうすすめている。2021ねんにはR&Dの人員じんいん構成こうせいにおいて海外かいがい人員じんいん過半数かはんすうめることとなり、同年どうねんだい2四半期しはんきには産業さんぎょうIoTようげが車載しゃさいよう上回うわまわった。

2023ねん11月14にち産業さんぎょう革新かくしん機構きこう後継こうけい会社かいしゃであるINCJ保有ほゆう株式かぶしきすべてを売却ばいきゃくしたと発表はっぴょうした[9]

自動車じどうしゃ業界ぎょうかいとの関係かんけい[編集へんしゅう]

日本にっぽんだけでなく世界中せかいじゅう自動車じどうしゃメーカーにルネサスの製品せいひん使つかわれているが、とくトヨタグループつよ関係かんけいがある。産業さんぎょうピラミッドの頂点ちょうてんであるトヨタ自動車とよたじどうしゃとそのティア1(1下請したうけ)であるデンソーがルネサスの株主かぶぬしとなっている。

また、震災しんさいによりルネサスからのマイコンの供給きょうきゅうとどこおったさい、トヨタの工場こうじょう停止ていしする事象じしょうきている。この理由りゆうとして、トヨタは在庫ざいこたない「ジャストインタイム方式ほうしきっている、ティア1でサプライヤーを分散ぶんさんさせてもティア2・ティア3がほぼおなじサプライヤーから調達ちょうたつしている「たるがた」の下請したう構造こうぞうとなっている、コストの問題もんだいから「分散ぶんさん生産せいさん」をせずにパーツを特定とくてい工場こうじょう製造せいぞうしている、などがげられている[10]。トヨタは特定とくていのサプライヤー(デンソーアイシン精機あいしんせいき)への依存いぞんけるため、2000年代ねんだい以降いこう下請したうけを分散ぶんさんさせる方針ほうしんっていたが、2011ねん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい那珂なか工場こうじょう被災ひさいしたさい、ほぼすべてのサプライヤーが2下請したうけであるルネサスの那珂なか工場こうじょうからECUを調達ちょうたつしていたことが判明はんめいし、問題もんだいとなった[11]。これは2016ねん時点じてんでも解消かいしょうされておらず、2016ねん熊本くまもと地震じしん川尻かわじり工場こうじょう被災ひさいしたためにふたたびトヨタの工場こうじょう休止きゅうしした[12]。ただし、海外かいがいでも「Kanban」としてられるトヨタ生産せいさん方式ほうしき世界せかい自動車じどうしゃ業界ぎょうかい標準ひょうじゅんであり、ルネサスと日本にっぽん自動車じどうしゃ業界ぎょうかいだけが特殊とくしゅというわけではない。2020ねんから2021ねんにかけてのコロナにおける半導体はんどうたい不足ふそく状況じょうきょうで、2021ねん2がつにNXPとインフィニオンのオースティン工場こうじょうがテキサス寒波かんぱによる停電ていでん停止ていしし、同年どうねん3がつにルネサス那珂なか工場こうじょう火災かさい停止ていししたさいは、世界せかいのほぼすべての自動車じどうしゃ工場こうじょう稼働かどう停止ていしした[13]

ルネサスの工場こうじょう停止ていしするとトヨタや自動車じどうしゃメーカーのみならず日本にっぽんこく経済けいざいにも影響えいきょうあたえるため、ルネサスの工場こうじょう停止ていししたさいはトヨタグループや日産にっさんホンダなどの自動車じどうしゃ業界ぎょうかいだけでなく、ルネサスに半導体はんどうたい露光ろこう装置そうち納品のうひんしているキヤノンやルネサスの母体ぼたいである三菱電機みつびしでんき日立ひたち、NECなどが支援しえんうごく。2011ねん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいには、自動車じどうしゃ関連かんれん完成かんせいしゃメーカー、部品ぶひんメーカー各社かくしゃ加盟かめいする日本にっぽん自動車じどうしゃ工業こうぎょうかい自工会じこうかい主導しゅどう復旧ふっきゅう支援しえんにあたることとなった。そして、母体ぼたいさんしゃにも支援しえんしてもらうべく、トヨタはNEC、日産にっさん日立ひたち、ホンダは三菱電機みつびしでんき分担ぶんたんして支援しえん要請ようせいおこない、さんしゃ支援しえんをこぎつけた。また、壊滅かいめつてき被害ひがいけた半導体はんどうたい露光ろこう装置そうち新規しんき製造せいぞうする時間じかんもないことから修理しゅうり対応たいおうするしかなく、製造元せいぞうもとのキヤノンの支援しえん不可欠ふかけつだったが、キヤノン自体じたい被災ひさいしており支援しえんする余力よりょくすくなかった。しかし、そのような状態じょうたいでもキヤノンは支援しえん要請ようせいおうじ、ベテランの技術ぎじゅつしゃ派遣はけん早期そうき復旧ふっきゅう貢献こうけんした。この結果けっか那珂なか工場こうじょうは3かげつという驚異きょういはやさで復旧ふっきゅうした[14]

このような支援しえん体制たいせい以後いごもたびたびられ、2016ねん熊本くまもと地震じしん機材きざい損壊そんかいした川尻かわじり工場こうじょうは1週間しゅうかん復旧ふっきゅうした。2021ねん2がつ福島ふくしまけんおき地震じしん停止ていしし、同年どうねん3がつ火災かさいふたた停止ていしした那珂なか工場こうじょう復旧ふっきゅうには経済けいざい産業さんぎょうしょうからも支援しえんはい[15]、24あいだ体制たいせい復旧ふっきゅうたったことにより、火災かさいくろになったクリーンルームが1かげつ復旧ふっきゅうした。このさい、ルネサス社長しゃちょうけんCEOの柴田しばた英利ひでとしは「通常つうじょうではかんがえられないような奇跡きせきてき支援しえんけて、予定よていよりもはや生産せいさん再開さいかいできた」とべている[16]。2021ねん那珂なか工場こうじょう出火しゅっかしたのち復旧ふっきゅうかんする日経にっけい調査ちょうさによると、ルネサスが本社ほんしゃかまえる東京とうきょう江東こうとうから那珂なか工場こうじょう派遣はけんされた応援おうえんよりも、愛知あいちけん豊田とよだ(トヨタ)、神奈川かながわけん厚木あつぎ日産にっさん)、大阪おおさか池田いけだダイハツ)から派遣はけんされた応援おうえんほうおおく、とく愛知あいちけんからは圧倒的あっとうてき人員じんいん投入とうにゅうされた[17]。これがそのまま2021ねん時点じてんのルネサスの、自動車じどうしゃメーカー各社かくしゃのサプライチェーン(供給きょうきゅうもう)への影響えいきょうりょく甚大じんだいさをあらわしているとしている。

関係かんけいせいふかさによる問題もんだいてん[編集へんしゅう]

震災しんさいなどの緊急きんきゅうにはプラスにはたら自動車じどうしゃ業界ぎょうかいとの緊密きんみつせいだが、トヨタを筆頭ひっとう自動車じどうしゃメーカーの意向いこうはたらきすぎるという問題もんだいてん指摘してきされている。れいには以下いかのようなものがある。

  • 2012ねんにルネサスが経営けいえい危機ききおちいったさい、アメリカの投資とうしファンドであるKKRによる買収ばいしゅう検討けんとうされた。この買収ばいしゅうはルネサスの出資しゅっし要請ようせいにKKRがおうじたかたち双方そうほう合意ごういによるものであったが、経済けいざい産業さんぎょうしょうったをかけ、政府せいふけいファンドである産業さんぎょう革新かくしん機構きこう議決ぎけつけんベースで株式かぶしき69%を取得しゅとくして事実じじつじょう国有こくゆうほかにもトヨタなど国内こくない企業きぎょう8しゃ出資しゅっしおこなった。これは、ルネサスが自動車じどうしゃ核心かくしん部品ぶひんであるマイコンの国内こくない市場いちばで5わりえる圧倒的あっとうてきなシェアを保持ほじしていたことから、外資がいし傘下さんかはいることで、日本にっぽん企業きぎょう製品せいひん心臓しんぞうかかわる情報じょうほう流出りゅうしゅつおそれたけいさんしょうと、マイコンの安定あんていてき供給きょうきゅうがされなくなるのではという国内こくない自動車じどうしゃメーカーの警戒けいかいかんによるものだった。この介入かいにゅうによってKKRとルネサスの買収ばいしゅう破談はだんとなり、KKRの創業そうぎょうしゃであるヘンリー・クラビスは「日本にっぽん投資とうし環境かんきょうとして10てん満点まんてんちゅう2~3てん。アジアでも有望ゆうぼう市場いちばととらえてきたが、『ある案件あんけん』をつうじて、日本にっぽん閉鎖へいさ経済けいざいのままだとかった」とべ、当時とうじのルネサス社長しゃちょう赤尾あかおやすしは「こんな結果けっかもうわけない。我々われわれ主体性しゅたいせいはないんですよ」とKKRの幹部かんぶ謝罪しゃざいした[18]
  • 自動車じどうしゃメーカーはルネサスから相場そうばよりも割安わりやす部品ぶひん購入こうにゅうしており、これがルネサスの経営けいえい悪化あっかにつながったという指摘してきもある。産業さんぎょう革新かくしん機構きこう主導しゅどうによる買収ばいしゅうにも、ルネサスの企業きぎょう価値かちたかめるために部品ぶひん値上ねあげして収益しゅうえきりょく向上こうじょう目指めざしたい産業さんぎょう革新かくしん機構きこうと、できるだけやすいたいトヨタがわ対立たいりつがあった[19]
  • 2015ねん産業さんぎょう革新かくしん機構きこう保有ほゆうかぶ売却ばいきゃく検討けんとうしたさい国内こくないメーカーを中心ちゅうしん打診だしんして日本電産にほんでんさんげんニデック)が名乗なのりをげた。しかし、「どくボッシュのような巨大きょだい部品ぶひんメーカーを目指めざす」と公言こうげんする日本電産にほんでんさん永守ながもりがルネサスを手中しゅちゅうおさめれば「ちからつよくなりすぎて半導体はんどうたいやす安定あんていてきえなくなりかねない」との危機ききかんからトヨタグループをはじめ株主かぶぬし自動車じどうしゃ各社かくしゃ結束けっそくして介入かいにゅう最終さいしゅうてきには日産にっさん最高さいこう執行しっこう責任せきにんしゃ(COO)をつとめた経験けいけんのある産業さんぎょう革新かくしん機構きこう志賀しが会長かいちょう日本電産にほんでんさん本社ほんしゃのある京都きょうと出向でむいて正式せいしきことわった[20]
  • 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい復旧ふっきゅう生産せいさん開始かいし決定けっていはルネサスが決定けっていすべきことであるが、支援しえんおこなった自工会じこうかいとのルネサスによる合意ごうい決定けっていするものとされた。

以上いじょうのように、ルネサスは自動車じどうしゃ業界ぎょうかい意向いこう経営けいえい左右さゆうされることがおおく、たびたび問題もんだいとなっている。しかし、近年きんねんでは半導体はんどうたい不足ふそく影響えいきょうけて自動車じどうしゃメーカーが購買こうばいせん敗北はいぼくすることもられ、ルネサスとトヨタなどの完成かんせいしゃメーカーの「主従しゅうじゅう関係かんけい」に変化へんかられはじめている[21]

前身ぜんしん[編集へんしゅう]

ルネサス テクノロジ[編集へんしゅう]

ルネサスのSH-Naviを採用さいようしたカーナビ、パナソニック「Strada」。スマホ時代じだい到来とうらいとともに国内こくない携帯けいたい市場いちばをもうしない、最終さいしゅうてき車載しゃさい情報じょうほう機器きき(カーナビ)専用せんようマイコンとなったSHマイコンだが、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい(2011ねん)による出荷しゅっか停止ていしがとどめとなり、車載しゃさいようとしてもARMコアにえられてディスコンになった

1980年代ねんだい後半こうはんのバブル時代じだいには売上うりあげだか7ちょうえんえる世界せかい最大さいだい電機でんきメーカーだった日立製作所ひたちせいさくしょは、1990年代ねんだいにはコンピュータと半導体はんどうたいちかられることによってバブル時代じだい上回うわまわ売上うりあげだかほこったが、半導体はんどうたい市場いちば不安定ふあんていで、1996ねんより半導体はんどうたい価格かかく下落げらくによって業績ぎょうせき悪化あっかし、1998ねんにはDRAM市況しきょう悪化あっかによってついに史上しじょうはつ赤字あかじ転落てんらくする。そのため、1999ねんには半導体はんどうたいメモリ部門ぶもんはなし、NECのメモリ部門ぶもん統合とうごうさせて「NEC日立ひたちメモリ(エルピーダメモリげんマイクロンジャパン)」を設立せつりつした。その、2001年度ねんどふたた赤字あかじ転落てんらくしたため、2002ねんふたた半導体はんどうたい事業じぎょう再編さいへん。DRAM以外いがい半導体はんどうたい部門ぶもんシステムLSI、マイコン、DRAM以外いがいのメモリなど)もはなし、規模きぼ勝負しょうぶするために三菱電機みつびしでんきのマイコン部門ぶもん統合とうごうさせ、あらたな半導体はんどうたい会社かいしゃ設立せつりつする協議きょうぎはじめた。また同年どうねん三菱みつびしのDRAM部門ぶもんをエルピーダに統合とうごうした。

2003ねん4がつ日立ひたち三菱みつびし半導体はんどうたい部門ぶもん電力でんりょく制御せいぎょよう半導体はんどうたいのぞく)を分社ぶんしゃ統合とうごうし、ルネサス テクノロジ設立せつりつされた。ルネサスが発足ほっそくした2003年度ねんど売上うりあげだかやく79おくドル(やく7000おくえん)となり、半導体はんどうたい売上うりあげだかでそれまで国内こくない1であった東芝とうしば上回うわまわって日本にっぽん1世界せかい半導体はんどうたい売上うりあげだかランキングではインテル・サムスンに世界せかい3につけた。

2010ねんごろまでのフィーチャーフォン(いわゆる「ガラケー」)時代じだい携帯けいたい電話でんわようSoCの大手おおてで、マルチメディア対応たいおう高性能こうせいのうなアプリケーションプロセッサとして、ルネサスのSH-Mobileシリーズはすくなくとも日本にっぽん国内こくないではテキサス・インスツルメンツOMAPならぶシェアがあった。2005ねん当時とうじは、国内こくない市場いちばのみならず海外かいがい市場いちばでの採用さいよう半数はんすう以上いじょうめており、SH-Mobileコンソーシアムの加盟かめい企業きぎょう世界せかいに200しゃえ、2005ねんのSH-Mobileの出荷しゅっか台数だいすうはドリームキャストの出荷しゅっか台数だいすう上回うわまわる1300まんたっした。のちに「ガラパゴスケータイ」とばれる日本にっぽん国内こくない携帯けいたい(フィーチャーフォン)市場いちば最大手さいおおてキャリアであるNTTドコモに資源しげん投入とうにゅうしたルネサスは、2004ねんよりドコモと「SH-Mobile G」シリーズを共同きょうどう開発かいはつし、2006ねんより携帯けいたい端末たんまつメーカー各社かくしゃのドコモ製品せいひん搭載とうさいされた[22]。SH-Mobile G1を採用さいようしたのはドコモ陣営じんえいの3しゃだけであったが、2007ねんには出荷しゅっか台数だいすうはやくも1000まん突破とっぱし、ドコモが展開てんかいしていた3GサービスであるFOMA端末たんまつの50%をめる成功せいこうおさめた[23]

SHマイコンは車載しゃさい情報じょうほう機器ききけでもおおいに普及ふきゅうした。NECエレと統合とうごうされた2010ねん当時とうじ、カーナビが車載しゃさいSoCの主要しゅよう応用おうようだったが、ルネサスが2005ねんより展開てんかい開始かいししたカーナビけSoC「SH-Navi」のシェアは国内こくないで97%、海外かいがいで57%と圧倒的あっとうてきだった[24]

NECの半導体はんどうたい部門ぶもん統合とうごうする2010ねんまでには、半導体はんどうたいたん設計せっけい製造せいぞうするだけでなく、ソフトウェアをふくめた本当ほんとう意味いみでのシステムソリューションを提供ていきょうする企業きぎょうへとシフトしていった[25]。2006ねんよりおこなわれた、NTTドコモ複数ふくすう携帯けいたい電話でんわ製造せいぞう会社かいしゃとの協業きょうぎょうによるFOMAけプラットフォームの供給きょうきゅう開始かいし[26]はそのさいたるれいひとつであった。ルネサスとNECエレの統合とうごう開始かいしされる2009ねん当時とうじ家電かでんなどデジタル民生みんせいけのソリューションにつよみがあったNECエレにたいし、ルネサスは携帯けいたい電話でんわ自動車じどうしゃけのソリューションにつよみがあった。

2000年代ねんだいにおける経営けいえい好調こうちょうだったが、マイコンはやすたたかれるため、たとえば2006年度ねんど売上うりあげだかは9,526おくえん営業えいぎょう利益りえきは235おくえん売上うりあげだか営業えいぎょう利益りえきりつ2.47%)と、1ちょうえんちか売上うりあげだかたいしてほとんど利益りえきていなかった。携帯けいたい車載しゃさいがルネサスの利益りえきささえていたが、2008ねんには世界せかい同時どうじきょうリーマン・ショック)もあって携帯けいたい電話でんわけと自動車じどうしゃけがとも不調ふちょうで、2009ねん3がつには赤字あかじ転落てんらく日立ひたちグループに1000おくちか赤字あかじをもたらしたため、抜本ばっぽんてき経営けいえい体質たいしつ強化きょうかはかることになった。

NECエレクトロニクス[編集へんしゅう]

NECエレの「EMMA」プラットフォームを採用さいようしたテレビ、ソニー ブラビア(2005ねん発売はつばい開始かいし)。「EMMA」はテレビのHD時代じだいながれにってヒットしたが、NECエレの民生みんせい機器きき部門ぶもん全体ぜんたい苦境くきょうをカバーするにはいたらず

1980年代ねんだい後半こうはんのバブル時代じだいには売上うりあげだか3ちょうえんえる世界せかい最大さいだい半導体はんどうたいメーカーだったNECは、1991ねん半導体はんどうたいランキングでインテルにかれたのち世界せかい半導体はんどうたいランキング2をキープしており、1992ねんにDRAMランキングでサムスンにかれたのち世界せかいDRAMランキング2をキープしていたが、1998ねんにはDRAMランキングでHyundai(げんSKハイニックス)とマイクロンにもかれて4となり、DRAMきょう悪化あっかもあって半導体はんどうたい事業じぎょう再編さいへん余儀よぎなくされる。1999ねんには半導体はんどうたいメモリ部門ぶもんはなし、日立ひたちのメモリ部門ぶもん統合とうごうさせて「NEC日立ひたちメモリ(エルピーダメモリげん・マイクロンメモリ ジャパン)」を設立せつりつした。しかしそのもNEC半導体はんどうたい部門ぶもん転落てんらくまらず、2001年度ねんどには半導体はんどうたいランキング7にまで転落てんらくしたため、2002ねんふたた半導体はんどうたい事業じぎょう再編さいへん。DRAM以外いがい半導体はんどうたい部門ぶもんシステムLSI、マイコン、DRAM以外いがいのメモリなど)もNEC本体ほんたいからはなすことにした。

2002ねん11月にNECで半導体はんどうたい事業じぎょうがけていた社内しゃないカンパニー(NECエレクトロンデバイスカンパニー)を分社ぶんしゃ独立どくりつし、NECエレクトロニクス設立せつりつされた。NECの半導体はんどうたい部門ぶもんであった時代じだいより、伝統でんとうてきにコンピュータ製品せいひん汎用はんようマイコンおよびASIC(特定とくてい用途ようと専用せんようLSI)につよく、2000年代ねんだいにおいては自動車じどうしゃけマイコンや、デジタル家電かでんけLSIとう主力しゅりょくとした。

NECはマイコンとして、1980年代ねんだいよりIntel 8086互換ごかんVシリーズ展開てんかいしており、とくV30は1980年代ねんだいにNECのパソコンであるPC-9800シリーズ搭載とうさいされだいヒットした歴史れきしがある。このV30をはじめとするきゅう世代せだいVシリーズマイコンをえるかたちで、1990年代ねんだいきゅう世代せだいのVシリーズとは互換ごかんせいのないしん世代せだいマイコンであるV810ファミリ、V830ファミリ、V850ファミリ、VRファミリなどをリリースしていた。しかし、NECエレの設立せつりつ前後ぜんこうよりPDA市場いちばをARMアーキテクチャが席巻せっけんしたため、日立製作所ひたちせいさくしょのSHマイコンともどもシェアをうしなった。一方いっぽうV850シリーズは、最初さいしょくみこみよう32ビットCPUとして日立製作所ひたちせいさくしょのSHマイコンとなら成功せいこうおさめており、2000年代ねんだいのNECエレ時代じだいにおいても車載しゃさいけとして各社かくしゃ採用さいようされる主力しゅりょくマイコンとなった。NECエレがほぼすべての部門ぶもん経営けいえい見通みとおしがたなくなりルネサスと統合とうごうすることになった2009ねん3がつにおいても、車載しゃさい・FA部門ぶもんだけは唯一ゆいいつ成長せいちょう分野ぶんやであった[27]

1970年代ねんだいにヒットしたTK-80(1976ねん)などのマイコンキットをはじめ、NECのパーソナルコンピュータ事業じぎょう源流げんりゅうとなったのは同社どうしゃのマイコン部門ぶもんであり、NECエレ時代じだいにおいてもコンピュータ製品せいひんつよみがあった。パソコンやサーバ製品せいひん、DVDドライブやプリンタ半導体はんどうたい、LCDドライバICなど幅広はばひろ分野ぶんやにシェアがあった。NEC時代じだいの1995ねんにはインテルしゃやMicrosoftしゃなどとともにUSB規格きかく策定さくてい団体だんたいUSBインプリメンターズ・フォーラム(USB-IF)を設立せつりつしており、NECエレはUSB-IFの創設そうせつメンバーとして、インテルしゃとともにUSB1.0(1996ねん)からUSB3.0(2008ねん)にかけてのUSB規格きかく策定さくてい主導しゅどうした(2013ねん策定さくていのUSB3.1 Type-C以降いこうはインテルしゃとアップルしゃ主導しゅどう)。2009ねん6がつには世界せかいはつとなるUSB 3.0ホストコントローラ「μみゅーPD720200」(V850がベース)の出荷しゅっか開始かいしするなど、ロードマップにしばられるインテルしゃよりもしん製品せいひんをリリースするうごきがはや[28]、NECエレはUSBホストコントローラーのリリースにさきんじることで、自社じしゃ製品せいひんひろ普及ふきゅうさせると同時どうじにUSB規格きかく普及ふきゅうにも貢献こうけんした。

NEC時代じだいの1998ねん、MIPSけいアーキテクチャであるVRシリーズをコアとするSoCの「EMMA(エマ)」をリリース。EMMAはセットトップボックス、デジタルテレビ、DVDレコーダーの3つの領域りょういきを1つのチップでカバーする製品せいひんで、リリース当初とうしょより世界せかい各国かっこくのセットトップボックスで採用さいようされる成功せいこうをおさめ、NECエレ時代じだいつうじて注力ちゅうりょく製品せいひんとなった。アナログTV時代じだいのVTRけの3次元じげんY/C分離ぶんりLSIとうでも圧倒的あっとうてきなシェアをほこり、従来じゅうらい複数ふくすうのチップを必要ひつようとした3次元じげんY/C分離ぶんりLSIを1チップした「μみゅーPD64083」を2001ねんにリリース。レコーダぐみこみLSI市場いちばにおいては、2005ねん時点じてんでMPEG-2エンコーダで市場いちばトップシェアの27%、レコーダようのバックエンドLSIで20%とたか市場いちば占有せんゆうりつほこ[29]、2005ねんには3次元じげんY/C分離ぶんり回路かいろやビデオデコーダなどハイビジョンレコーダに必要ひつようすべての機能きのうをEMMAに統合とうごうした「EMMA2R-FE」をリリース。「EMMA」プラットフォームの採用さいようによって、10まんえんてい価格かかく製品せいひんもホームサーバーけの高級こうきゅう両方りょうほうとも実現じつげんできることをアピールした。VHS時代じだいからDVD時代じだいへ、SD画質がしつ時代じだいからハイビジョン時代じだいへとかう時代じだいながれのなか、NECエレの「EMMA」プラットフォームは、ソニーが2005ねん発売はつばいしたデジタルハイビジョンテレビの「BRAVIA」などで採用さいようされ、2000年代ねんだい後半こうはんにおけるデジタル家電かでんけSoCとしてはパナソニックの「UniPhier」プラットフォームとなら成功せいこうおさめた。ただしNECエレの民生みんせい機器きき部門ぶもんは、ルネサスと統合とうごうする2009ねんまでにしろぶつ家電かでんやデジカメ半導体はんどうたいなどがんできており、EMMA(とWii)の成功せいこう民生みんせい機器きき部門ぶもん全体ぜんたい苦境くきょうをカバーするほどではなく、2011ねんの「デジ」特需とくじゅ終了しゅうりょう、「EMMA」は「UniPhier」同様どうよう開発かいはつ終了しゅうりょうとなった。

ゲームようLSIも生産せいさんしており、NEC鶴岡つるおか工場こうじょう山形日本電気やまがたにほんでんき)では任天堂にんてんどうゲームキューブ任天堂にんてんどうWiiマイクロソフトXbox 360ひとしのシステムLSIを製造せいぞうしていた。もともとNEC時代じだいよりPCエンジン(1987ねん発売はつばい)やPC-FX(1994ねん発売はつばい)などのゲーム開発かいはつおこなっており、1996ねんよりVideoLogicしゃげんイマジネーションテクノロジー)のパートナーとしてグラフィックプロセッサのPowerVR共同きょうどう開発かいはつし、1996ねんには初代しょだいPowerVRプロセッサを搭載とうさいしたPCけグラフィックカードの「PC 3D Engine」を発売はつばいした。主力しゅりょく工場こうじょうであったNEC熊本くまもと工場こうじょうげん・ルネサス川尻かわじり工場こうじょう)で量産りょうさんされたPowerVR2チップは、セガドリームキャスト(1998ねん発売はつばい)などのゲームやNEC VideoLogic NEON250(1999ねん、PowerVR2)などのPCようグラフィックカードで採用さいようされた。なおドリームキャストの失敗しっぱいともないNECはGPUの開発かいはつから撤退てったい、2000ねん発表はっぴょうのPowerVR3ではSTマイクロがVideoLogicしゃ共同きょうどう開発かいはつしゃとなっている。

このように幅広はばひろ分野ぶんやつよみがあったものの、発足ほっそく直後ちょくごの2005ねんから赤字あかじ転落てんらく。MCU事業じぎょうにおいては好調こうちょうだったものの、SoC事業じぎょうにおいては先端せんたんプロセスの開発かいはつ負担ふたんおもくのしかかり[30]大幅おおはば赤字あかじ計上けいじょうしていた。2007年度ねんどのみは任天堂にんてんどうWiiの爆発ばくはつてきヒットによって黒字くろじとなったものの、それ以外いがい年度ねんど大幅おおはば赤字あかじ計上けいじょうし、ルネサスと統合とうごうする2010ねんまで苦境くきょうつづいていた。

2009ねん当時とうじのNECエレには、売上うりあげ規模きぼが1ちょうえん以上いじょう売上うりあげだか利益りえきりつが10%以上いじょうないとのこることができないとの認識にんしきがあり、ルネサスとの統合とうごうかじった[31]

沿革えんかく[編集へんしゅう]

2000年代ねんだい後半こうはんより、半導体はんどうたい市場いちば競争きょうそう激化げきか新興しんこうこく市場いちば台頭たいとうけ、NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジの業績ぎょうせきはともに悪化あっか[32]。2009ねん3がつ業績ぎょうせきは、NECエレクトロニクスが売上うりあげだか5464おく7000まんえん営業えいぎょう損失そんしつ683おく5500まんえん赤字あかじ、ルネサス テクノロジは売上うりあげだか7027おく3900まんえん営業えいぎょう損失そんしつ965おく7300まんえん赤字あかじとなっていた。そのため、両社りょうしゃ規模きぼ勝負しょうぶするために統合とうごうし、あらたな半導体はんどうたい会社かいしゃ設立せつりつする協議きょうぎを2009ねんよりはじめた。

2010ねん4がつにルネサス テクノロジはNECエレクトロニクスを存続そんぞく会社かいしゃとして合併がっぺい同時どうじにルネサス エレクトロニクスに商号しょうごう変更へんこうした。ルネサス エレクトロニクス自体じたいはNEC、日立製作所ひたちせいさくしょ三菱電機みつびしでんきそれぞれの持分もちぶんほう適用てきよう対象たいしょう会社かいしゃとなっていたが、日立製作所ひたちせいさくしょ三菱電機みつびしでんきはそれぞれロックアップこう株式かぶしき売却ばいきゃくする意向いこうしめした。

2010ねん7がつ29にち、4がつ1にちからかぞえて100にち以内いないしんルネサスの方針ほうしん具体ぐたいするというプロジェクト「100にちプロジェクト」の成果せいか公表こうひょう。「SoC事業じぎょう」、「マイコン事業じぎょう」、「アナログ&パワー事業じぎょう」にちかられることと、海外かいがい事業じぎょう強化きょうか発表はっぴょうした[33]あわせて一部いちぶ事業じぎょう縮小しゅくしょう撤退てったい、28nmプロセス以降いこう先端せんたんプロセス製品せいひん量産りょうさん外部がいぶ企業きぎょう委託いたくすることを発表はっぴょう

2010ねん当時とうじのルネサスのSoC事業じぎょうは、産業さんぎょうようSoCを担当たんとうするSoCだいいち事業じぎょう本部ほんぶと、民生みんせいようSoCを担当たんとうするSoCだい事業じぎょう本部ほんぶかれており、それぞれどう程度ていどげがあった。SoCだい事業じぎょう本部ほんぶにおいては、携帯けいたい電話でんわ事業じぎょう携帯けいたい電話機でんわきようSoC、携帯けいたい電話機でんわきようハイパワーアンプ)、車載しゃさい情報じょうほうシステムけSoC、デジタルテレビようセットトップボックスけSoCの4つがおも事業じぎょうであり、それぞれどう程度ていどげがあった[34]

NECエレと統合とうごうした新生しんせいルネサスは、携帯けいたい機器ききけの「R-Mobile」、車載しゃさい情報じょうほうシステムけの「R-Car」とともに、ホームマルチメディアけの「R-Home」を発表はっぴょうした。2011ねんに「R-Mobile」と「R-Car」のだい1だん発表はっぴょうされたが、2012ねんには民生みんせいよう機器ききけSoCプラットフォーム「R-Home」のだい1だんである「R-Home S1」を発表はっぴょう[35]。これで2012ねん当時とうじ新生しんせいルネサスにおいて、主要しゅような3分野ぶんやすべてにおいて具体ぐたいてき製品せいひんそろったことになった。

40nm世代せだい以降いこう先端せんたんプロセスの量産りょうさんについて外部がいぶ委託いたく決定けってい(2010ねん[編集へんしゅう]

ルネサスは2010ねんまで世界せかい最先端さいせんたん半導体はんどうたいメーカーとして、トレセンティテクノロジーズ(UMCと日立ひたち合弁ごうべん会社かいしゃラテン語らてんごで「300」を意味いみする「Trecenti」に由来ゆらい時代じだいの2001ねん3がつに、トレセンティが拠点きょてん日立ひたちLSI製造せいぞう本部ほんぶN3むねげん・ルネサス那珂なか工場こうじょうN3むね)において、世界せかいはつとなる300mmウェハの量産りょうさん成功せいこうした実績じっせきつ。2008ねんには、当時とうじ半導体はんどうたいプロセス微細びさい世界せかい最先端さいせんたんだったパナソニックに1ねんおくれで45nm/40nm世代せだい到達とうたつし、鶴岡つるおか工場こうじょう(ルネサス山形やまがたセミコンダクタ、げんソニーセミコンダクタ山形やまがたテクノロジーセンター)において、High-κかっぱ絶縁ぜつえんたいもちいた40nmプロセスによるシステムLSIの量産りょうさん開始かいしされた。2009ねん9がつにはパナソニックとの共同きょうどう開発かいはつにより、ルネサス那珂なか工場こうじょう新設しんせつした300mmウェハ開発かいはつラインにおいて、世界せかいはつとなる32nmプロセスの開発かいはつラインを稼働かどうさせた[36]

2009ねん時点じてんで、ルネサス那珂なか工場こうじょうにおいて世界せかいはつとなる32nmプロセスの量産りょうさん目途もくともついていたが、2010ねん7がつ29にち、「100にちプロジェクト」の成果せいかである2010年度ねんど~2012年度ねんど中期ちゅうき計画けいかくとして、32nm/28nm世代せだい以降いこう投資とうし負担ふたんおおきい最先端さいせんたんプロセスの量産りょうさん台湾たいわんTSMCとべいGLOBALFOUNDRIESのファウンドリ大手おおて2しゃ委託いたくすることを発表はっぴょうした。なお、ルネサスの32nmプロセスはパナソニックとの共同きょうどう開発かいはつであることから、双方そうほう生産せいさん拠点きょてん量産りょうさんおこなわれることとなっており、2010ねんにはパナソニック魚津うおづ工場こうじょうげんタワーパートナーズ セミコンダクター魚津うおづ工場こうじょう)において世界せかいはつとなる32nmプロセスの量産りょうさんラインが稼働かどうし、パナソニックの家電かでんようLSIである「UniPhier」の製造せいぞう開始かいしした。しかし、パナソニックのデジテレビやガラケーを中心ちゅうしんとする家電かでん統合とうごうプラットフォーム「UniPhier」構想こうそうはスマホ時代じだい対応たいおうできず、パナソニックの半導体はんどうたい部門ぶもんは2009ねん以降いこう巨額きょがく赤字あかじかかえ、2014ねんにパナソニックは魚津うおづ工場こうじょうタワージャズ売却ばいきゃく(その結果けっか魚津うおづ工場こうじょうの32nmプロセスはタワーの45nmプロセスにわり、ルネサス那珂なか工場こうじょうの40nmプロセスがふたた日本にっぽん最先端さいせんたんとなった)。

フィーチャーフォン時代じだい終了しゅうりょうとともに携帯けいたい市場いちばから撤退てったい(2011ねん[編集へんしゅう]

2010ねん7がつ、ルネサスはノキアのワイヤレスモデム事業じぎょう買収ばいしゅうした。2010ねん9がつには、きゅうルネサスのSH-MobileにきゅうNECエレのEMMA-Mobileをんだ汎用はんようひんけ(携帯けいたいがた音楽おんがくプレーヤーポータブルナビなど)の「R-Mobile A」と、SH-Mobileにきゅうノキアのモデムをんだ携帯けいたい電話でんわ(フィーチャーフォン)けの「R-Mobile U」を発表はっぴょうし、従来じゅうらいの「SH-Mobile」シリーズにわって2011年度ねんどよりこの2ライン体制たいせいくことを表明ひょうめいした(「R-Mobile A」と「R-Mobile U」は結局けっきょくリリースされなかった)。また、2010ねんはスマホの普及ふきゅうりつが1わりえて「スマートフォン元年がんねん」との観測かんそくはじめた時期じきであり、従来じゅうらい事業じぎょう強化きょうかのみならず伸長しんちょういちじるしいスマホけにも、ローコストなターンキープラットフォームを展開てんかいして欧州おうしゅうやアジア市場いちば対応たいおう強化きょうかすることを表明ひょうめいした[37](ルネサスがフィーチャーフォン時代じだいっていた、ルネサスが通信つうしんキャリアなどと共同きょうどう開発かいはつしたソリューションであるSH-Mobileプラットホームを採用さいようすればどんなローカルメーカーでもすぐにマルチメディア対応たいおう携帯けいたい電話でんわ販売はんばいできるというシステムがスマホ時代じだいでも通用つうようすると想定そうていされていた)。2010ねん当時とうじのルネサスは、スマホやフィーチャーフォンなどのモバイル事業じぎょう車載しゃさいなら中核ちゅうかく事業じぎょう位置いちづけており、2010ねん12月に車載しゃさいとモバイルをあつかう「ルネサス モバイル」を設立せつりつした。2010ねん当時とうじのルネサスにおいては、モバイルと車載しゃさいおなじSHプロセッサを使つかうことが想定そうていされていたことからおな会社かいしゃ統合とうごうされたが、スマホけではOSの動作どうさにSH-4Aプロセッサはサポートされず、車載しゃさい事業じぎょうは2011ねんにルネサス本体ほんたいうつされた。

日本にっぽんのドコモけの3G端末たんまつ市場いちば(ガラケー市場いちば)では成功せいこうしていたルネサスだが、海外かいがい市場いちばではそれほど成功せいこうしておらず、フィーチャーフォンの最盛さいせいである2010ねん当時とうじにおいても、世界せかい携帯けいたい電話でんわ業界ぎょうかいにおけるルネサス モバイルの市場いちばシェアは3%だと見積みつもられていた。2010ねん当時とうじ携帯けいたい電話でんわよう半導体はんどうたい業界ぎょうかいでは「Snapdragon」シリーズを展開てんかいするクアルコムが23%のシェアをめておりほか圧倒あっとうしていたが、LTE市場いちばはまだメーカーが乱立らんりつしていて流動的りゅうどうてきだと見積みつもられており、特定とくてい顧客こきゃくから大型おおがた発注はっちゅうがあれば情勢じょうせい変化へんかする可能かのうせいもあった。そのため、ルネサス モバイルはLTE市場いちば端緒たんしょとして、すうねん以内いないにクアルコムとかたならべる見通みとおしをてた[38]

2011ねん、ルネサスはスマホけに進出しんしゅつするべく、スマホ・タブレットようのプロセッサのだい1だんである「R-Mobile APE5R」を発表はっぴょうした。しかし、スマホでルネサスせいSoCを採用さいようする契約けいやくであった当時とうじ携帯けいたい電話でんわ最大手さいおおてのノキアはスマホへの移行いこう失敗しっぱいし、急速きゅうそく経営けいえい悪化あっかしたため、ルネサス製品せいひん採用さいようできなくなった[39]。「R-Mobile APE5R」に「SP2531」などのモデムプラットフォームをわせたモバイルプラットフォーム「MP5225」は、きょうセラの「HONEY BEE SoftBank 101K」や「DIGNO DUAL WX04K」などごくわずかの採用さいようただけで、ルネサスはスマホ市場いちばめず、ルネサス モバイルは2012ねんまつ時点じてんで450おくえん赤字あかじ計上けいじょうした。2011ねんにはスマホの普及ふきゅうりつが5わりえるというきゅう時代じだいうごきのなか、2011ねん後半こうはんにスマホにはつ参入さんにゅうしたほとんどの日本にっぽん携帯けいたい電話でんわメーカーはクアルコムのSnapdragonを採用さいようしたが[40]、それでもアップルないせいApple A5プロセッサを採用さいようしたiPhone 4Sまったくかなわず、大手おおて通信つうしん業者ぎょうしゃ主導しゅどうする「護送ごそう船団せんだん方式ほうしき」のためにスマホ対応たいおうおくれた日本にっぽん携帯けいたいメーカーにとどめをした[41]

2011ねんにはフィーチャーフォンようプロセッサ「SH-Mobile AG5」(1.2GHz)をリリース。2011ねん当時とうじはスマホの普及ふきゅうすすなか、フィーチャーフォンの需要じゅよう根強ねづよいとかんがえるメーカーも存在そんざいし、「SH-Mobile AG5」はフィーチャーフォンけプロセッサとして、スマホようSoCみの高速こうそくせい標榜ひょうぼうしていた。とくどうプロセッサを採用さいようしたシャープせいAQUOS SHOT SH-03D」(2011ねん発売はつばい)はタッチパネルを搭載とうさいするなどスマホみの高機能こうきのうくわえて、日本人にっぽんじんがこれまでしたしんだドコモのサービス「iモード」も使つかえる「全部ぜんぶりケータイ」を標榜ひょうぼうしていたが[42]現実げんじつはスマホと時代じだいながれはおさえがたく、出遅でおくれた国内こくないメーカーも2011ねん以降いこうはスマホ市場いちば参入さんにゅう主軸しゅじくうつしたため、「SH-Mobile AG5」は「SH-Mobile」シリーズの最後さいご製品せいひんとなった。

結局けっきょく、2011ねんにルネサスは携帯けいたい電話でんわ送信そうしんなどに使つかわれるパワーアンプICののち工程こうてい担当たんとうしていた小諸こもろ工場こうじょう(ルネサス東日本ひがしにっぽんセミコンダクタ長野ながのデバイス本部ほんぶ)とパワーアンプ事業じぎょう村田製作所むらたせいさくしょ売却ばいきゃくげん小諸こもろ村田製作所むらたせいさくしょ)。「R-Mobile APE5R」にきゅうノキアのベースバンドプロセッサを統合とうごうした次世代じせだいSoC「MP5232」(2012ねんだい3四半期しはんきより量産りょうさん予定よてい)はリリースされることなく、2013ねんのこった資産しさんブロードコム売却ばいきゃくし、ルネサスは携帯けいたい事業じぎょうから撤退てったいした。

東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい工場こうじょう被災ひさい(2011ねん[編集へんしゅう]

2011ねん3がつ発生はっせいした東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいで、8工場こうじょう操業そうぎょう停止ていし製品せいひん部品ぶひん供給きょうきゅうさき大手おおて製造せいぞうぎょう中心ちゅうしん影響えいきょうひろがった。とくにマイコンやカーナビゲーションようシステムLSI主力しゅりょく拠点きょてん那珂なか工場こうじょう茨城いばらきけんひたちなか)はルネサス最先端さいせんたん工場こうじょうであるN3むねかべ倒壊とうかいするなどおおきな被害ひがいけたが、トヨタグループを中心ちゅうしんとする自動車じどうしゃメーカーから大量たいりょう復旧ふっきゅう部隊ぶたいおくまれ、6がつはい生産せいさん再開さいかいした。再開さいかいまでのあいだべつ工場こうじょうでの代替だいたい生産せいさんおこなっていたが、9がつ中旬ちゅうじゅんには那珂なか工場こうじょうでの生産せいさんふくめて供給きょうきゅうベースで震災しんさいまえ水準すいじゅんもどした。

TSMCと提携ていけいし、生産せいさん外部がいぶ委託いたくすすめる(2012ねん[編集へんしゅう]

半導体はんどうたい業界ぎょうかいでは巨額きょがく設備せつび投資とうしれず、生産せいさん外部がいぶ委託いたくするうごきが相次あいついでいたが、たか信頼しんらいせいもとめられる車載しゃさいけなどのマイコンでは、これまで生産せいさん外部がいぶ委託いたくむずかしいとかんがえられていた。しかし2011ねん3がつ東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい那珂なか工場こうじょう被災ひさいしたさい那珂なか工場こうじょうでのみ製造せいぞうされていた車載しゃさいマイコン(カーナビようのSH-Naviなど)の生産せいさんがストップして自動車じどうしゃメーカーの生産せいさん停止ていしするにいたったことによって「いちしゃ購買こうばい」の危険きけんせい露呈ろていし、自動車じどうしゃ業界ぎょうかい車載しゃさいマイコンを複数ふくすう工場こうじょう生産せいさんする「マルチ生産せいさん」へとかじった[43]

2012ねん5がつ、ルネサスは次世代じせだいマイコンの製造せいぞう台湾たいわん半導体はんどうたい受託じゅたく製造せいぞう世界せかい最大手さいおおてTSMC(台湾たいわんせきたい電路でんろ製造せいぞう)との生産せいさん一部いちぶ委託いたくなどの提携ていけい発表はっぴょうした[44]那珂なか工場こうじょうでのみ製造せいぞうされていたきゅう世代せだいカーナビようSoCである「SH-Navi」にたいし、次世代じせだいカーナビようSoCである「R-Car」はTSMCで製造せいぞうされ、委託いたく工場こうじょうでのマルチ生産せいさん可能かのうとなっている。

2012ねん7がつ今後こんご経営けいえい方針ほうしんとして「海外かいがい市場いちばおよび自動車じどうしゃ・スマート社会しゃかい分野ぶんやへの集中しゅうちゅう」と「強靭きょうじん収益しゅうえき構造こうぞう構築こうちく」をかかげると発表はっぴょう利益りえきがっているマイコン事業じぎょうおよびアナログ&パワー半導体はんどうたい事業じぎょう経営けいえい資源しげん集中しゅうちゅうさせるとともに、鶴岡つるおか工場こうじょう山形やまがたけん鶴岡つるおか)など7拠点きょてん譲渡じょうととう検討けんとうするかんがえをしめした[45]

ゲームようMCUから撤退てったい(2013ねん[編集へんしゅう]

ルネサス鶴岡つるおか工場こうじょうきゅう山形日本電気やまがたにほんでんき)は、2008ねんに300mmウエハ・40nmプロセスのラインを構築こうちくし、ロジックけとしては日本にっぽん最先端さいせんたんプロセスの工場こうじょうとなった。とくに、DRAM混載こんさいeDRAM)のシステムLSIを製造せいぞうするゲームてきしたたか技術ぎじゅつっており、任天堂にんてんどうWiiマイクロソフトXbox 360のGPUを製造せいぞうしていたほか、2012ねん発売はつばいのゲーム任天堂にんてんどうWii Uにもルネサス鶴岡つるおか工場こうじょう製造せいぞうされたLSI(IBM POWER CPUとAMD Radeon GPUを一体化いったいかしたMCM)が搭載とうさいされた。しかしWii Uは極度きょくど不振ふしんであり、2013年度ねんど販売はんばい目標もくひょう900まんだいの2%以下いかである16まんだいしかれず、任天堂にんてんどう依存いぞんする鶴岡つるおか工場こうじょう赤字あかじながしていた[46]鶴岡つるおか工場こうじょう任天堂にんてんどう出資しゅっししゃとしてファウンダリとして独立どくりつするはなしもあった[47]が、2013ねん閉鎖へいさされ、2014ねん競合きょうごうであるPlayStation 3半導体はんどうたいチップを製造せいぞうするソニーセミコンダクタ売却ばいきゃくされた。

車載しゃさい以外いがいすべての民生みんせいようSoCから撤退てったい(2013ねん[編集へんしゅう]

「R-Car」はARMをコアとするきゅうNECエレの車載しゃさいけSoC「EMMA Car」をいだものである。2011ねん当時とうじのルネサスの車載しゃさいSoC事業じぎょうは、SHマイコンをコアとするきゅうルネサスの「SH-Navi」が過半かはんめており、市場いちばシェアは国内こくないで97%、海外かいがいで57%と圧倒的あっとうてきであったが、新生しんせいルネサスの次世代じせだい車載しゃさいSoCにおいては、このSH-NaviをってEMMAをベースにするという、おもった事業じぎょう判断はんだんおこなった。1990年代ねんだい後半こうはんから2000年代ねんだいにかけて栄華えいがほこったSHマイコンは、2011ねん時点じてんにおいてはもはや車載しゃさいでしか使つかわれておらず、スマートフォンやデジタル家電かでんなどの民生みんせいよう機器ききとリソースを共有きょうゆうするために、ARM(Cortex-A9)の搭載とうさいはもはや必須ひっす事項じこうとなっていた[48]。またSHマイコンは那珂なか工場こうじょうでしか製造せいぞうできないことから、2011ねん3がつ東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい那珂なか工場こうじょう被災ひさいしたさい車載しゃさいSoCが供給きょうきゅうできなくなったのにたいし、R-CarはTSMCでの委託いたく製造せいぞうができるため、複数ふくすう工場こうじょう生産せいさんする「マルチファブネットワーク」を構築こうちくできるという利点りてんもあった。この判断はんだん成功せいこうし、ルネサスの車載しゃさいLSIの世界せかいシェアは2014ねん時点じてんで7わりたっし、2014ねんには先進せんしん運転うんてん支援しえんシステム(ADAS)対応たいおうR-Carのだい1世代せだいである「R-Car V2H」をリリースすることができた[49]

「R-Home」も、NECエレのデジタル家電かでんけLSI「EMMA」をいだものであるが、アーキテクチャは「MIPS32 4KE」から「Cortex-A9」に変更へんこうされている。世界せかいはつとなるデジタル放送ほうそう受信じゅしんようのSTBけSoCとしてNEC時代じだいの1998ねん発売はつばいされた「EMMA」は、DVD・ブルーレイプレーヤー、レコーダー、デジタルテレビなどの機能きのうを1チップで実現じつげんするSoCとして非常ひじょう広範囲こうはんい採用さいようされ、2011ねん2がつには累計るいけいで1おくえるほど普及ふきゅうしたが、ルネサス時代じだいの2011ねん発売はつばいされた「EMMA3SE/P」を最後さいごに「R-Home S1」にバトンタッチされた。2012ねん発売はつばいされた「R-Home S1」も、デジタルテレビや家庭かていようマルチメディアサーバようとして、EMMA時代じだいおな月産げっさん100まん程度ていど想定そうていしていたが、「R-Home S1」はまった採用さいようれいく、2013ねんまでに事実じじつじょう消滅しょうめつした。

こうしてルネサスは、携帯けいたいけSoCと家電かでんけSoCから撤退てったいした。また、産業さんぎょう革新かくしん機構きこう傘下さんかとなる2013ねんまでに、車載しゃさいのぞくすべての民生みんせいようSoCから撤退てったいした。

経営けいえい悪化あっかすえ産業さんぎょう革新かくしん機構きこう傘下さんかに(2013ねん[編集へんしゅう]

2000年代ねんだいにおいてはきゅうルネサスとNECエレをわせて毎年まいとしすうせんおくえん規模きぼ赤字あかじ計上けいじょうたとえば2010ねん3がつ売上うりあげだかは1ちょう1700おくえんたいして1378おくえん赤字あかじ)。2010ねんにはNECエレとの統合とうごうにより、げ1ちょうえんえる世界せかい最大さいだいのマイコンメーカーとなったが、やはり経営けいえい状態じょうたいくなかった。

2011ねん3がつには統合とうごう公約こうやくどお営業えいぎょう黒字くろじ達成たっせいしたが(なおじゅん利益りえきは1150おく2300まんえん損失そんしつ)、2011ねん3がつには東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい主力しゅりょく那珂なか工場こうじょう被災ひさいしたことと、このころよりスマホの普及ふきゅう国内こくない携帯けいたい電話機でんわき(ガラケー)けチップが不振ふしんとなりはじめたこともあり、経営けいえい見通みとおしがたなくなった。

2010ねん設立せつりつ、ルネサスの母体ぼたいであった日立ひたち三菱みつびし・NECの3しゃから2063おくえん支援しえんけていたが、2012ねん10がつには合理ごうり資金しきんとして日立ひたち三菱みつびし・NECのだい株主かぶぬし3しゃ取引とりひき銀行ぎんこうからさらにけい970おくえん調達ちょうたつした[50]。それでも経営けいえい見通みとおしはたず、外資がいしコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR、オランダのフィリップスが2006ねん経営けいえい悪化あっかはなしたマイコン部門ぶもんNXPセミコンダクターズとしてなおした実績じっせきがある)への売却ばいきゃくはなし浮上ふじょうしたが、ルネサスが外資がいし買収ばいしゅうされることで車載しゃさいマイコンの安定あんてい供給きょうきゅう支障ししょうをきたしかねないとかんじたトヨタなどがもう反発はんぱつし、経済けいざい産業さんぎょうしょうはたらきかけた結果けっか、「まる半導体はんどうたいまもれ」[51]ごえした、ルネサスは2013ねん国策こくさく投資とうし会社かいしゃである産業さんぎょう革新かくしん機構きこう傘下さんかとなり、産業さんぎょう革新かくしん機構きこうトヨタ自動車とよたじどうしゃ日産自動車にっさんじどうしゃなど9しゃ構成こうせいされる官民かんみん連合れんごうから1500おくえん支援しえんえに、事実じじつじょう国有こくゆうされた[52][53]

その結果けっか産業さんぎょう革新かくしん機構きこう持株もちかぶ比率ひりつ69.16%の筆頭ひっとう株主かぶぬしとなり、ルネサスの母体ぼたいであるNEC・日立製作所ひたちせいさくしょ三菱電機みつびしでんき持株もちかぶ比率ひりつはいずれも6 - 9%に低下ていか主要しゅよう株主かぶぬしでなくなった[54]

抜本ばっぽんてき構造こうぞう改革かいかく断行だんこうで、発足ほっそく以来いらいはつ黒字くろじ(2014ねん[編集へんしゅう]

さんかわ傘下さんかとなったルネサスは、2013ねん10がつに「ルネサスを変革へんかくする」とだいする文書ぶんしょ発表はっぴょう営業えいぎょう利益りえきりつ2けた達成たっせいし、確実かくじつ収益しゅうえきをあげる企業きぎょう体質たいしつ目指めざして、各種かくしゅ構造こうぞう改革かいかくからる「変革へんかくプラン」を発表はっぴょうした[55]自動車じどうしゃメーカーが株主かぶぬしとなったことにたいして不安ふあんするこえ当初とうしょはあったものの[56]さんかわからおくまれた作田さくた久男ひさお社長しゃちょう(オムロンもと会長かいちょう)のした抜本ばっぽんてき構造こうぞう改革かいかく固定こてい削減さくげん拠点きょてん統廃合とうはいごう)が遂行すいこうされ、2014ねん3がつにルネサス エレクトロニクス発足ほっそく以来いらいはじめて黒字くろじした[57]

日本にっぽんせい半導体はんどうたい世界せかいシェア5わりえる最盛さいせいだった1980年代ねんだい後半こうはん世界せかいシェア1・2・3であったNEC・三菱みつびし日立ひたちの3しゃは、1991ねん1がつにNHKで放送ほうそうされた『電子でんし立国りっこく日本にっぽん自叙伝じじょでんだい1かいでも電子でんし立国りっこく日本にっぽん象徴しょうちょうとしてげられた三菱電機みつびしでんき西条さいじょう工場こうじょうげん・ルネサス西条さいじょう工場こうじょう操業そうぎょう開始かいしした1984ねん当時とうじファクトリー・オートメーション到達とうたつてんとされた「ぜん自動じどうファブ」)を筆頭ひっとうとして、すうひゃくおくえん規模きぼ当時とうじ最先端さいせんたんファブを日本にっぽん国内こくないにいくつも建設けんせつしたが、元々もともとはメモリけだったその設備せつび法定ほうてい耐用たいよう年数ねんすうの5ねんぎたあたりでマイコン・ASICの生産せいさん転用てんようしており、ルネサス統合とうごうの2010ねん時点じてんでもそのまま継続けいぞくして運営うんえいしていた。そのため、2010ねん当時とうじのルネサスは世界せかいのマイコンメーカーのなかでもとくに、1980年代ねんだいから1990年代ねんだいにかけて稼働かどうしたレガシー工場こうじょうおおかかえているのが特徴とくちょうだったが、採算さいさんせい悪化あっかから、150mmウェハ以下いかのライン・350nmプロセス以前いぜんのラインはすべ閉鎖へいさし、損益そんえき分岐ぶんきてんげるために工場こうじょうもほとんど売却ばいきゃくまたは閉鎖へいさし、ぜん工程こうてい那珂なか工場こうじょうきゅう日立ひたち)と川尻かわじり工場こうじょうきゅうNEC)と西条さいじょう工場こうじょうきゅう三菱みつびし)、こう工程こうてい米沢よねざわ工場こうじょうきゅう日立米沢電子ひたちよねざわでんし)と大分おおいた工場こうじょうきゅうNEC SKY)に機能きのう集約しゅうやくする方針ほうしんを2013ねんしめした[58][59]

そのため2021ねん時点じてんでは、150mmウェハ以下いか工場こうじょう生産せいさん能力のうりょくランキングでは世界せかいTOP10にもかおしておらず[60]国内こくないメーカーとしてもローム/ラピスセミコンダクタきゅう・OKI)や東芝とうしばデバイス&ストレージ(TOSHIBA)のほうがレガシー工場こうじょうおおかかえている。

海外かいがい企業きぎょうのM&Aによる成長せいちょう戦略せんりゃく(2016ねん -)[編集へんしゅう]

2015ねん4がつ構造こうぞう改革かいかく一定いっていのめどがついたことから作田さくた会長かいちょうけんCEOは退任たいにんし、遠藤えんどう隆雄たかおもとオラクル社長しゃちょう)がルネサスCEOとなったが、ルネサスかぶのロックアップ解除かいじょ目前もくぜんにして、インフィニオンとの提携ていけいすすめようとする遠藤えんどうCEOの方針ほうしん自動車じどうしゃ業界ぎょうかい難色なんしょくしめし、志賀しが俊之としゆき元日がんじつさんCOO、日産にっさんき)がトップをつとめるさんかわとの対立たいりつもあって半年はんとし遠藤えんどうCEOがインフィニオンとの提携ていけいくちにした4にち)で退任たいにん[61]。ルネサスきの鶴丸つるまる哲哉てつや社長しゃちょうもと那珂なか工場こうじょうちょう)が暫定ざんていてきにCEOを兼任けんにんしたのち、2016ねん6がつカルソニックカンセイ日産にっさんけい自動車じどうしゃ部品ぶひんメーカー。げんマレリ)や日本電産にほんでんさんなどでなが車載しゃさいはたけあゆんだぶんせい代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょうけんCEOに就任しゅうにんした。

CEOのもと、2016ねんより成長せいちょう戦略せんりゃくかじり、同年どうねん9がつにはべいアナログ半導体はんどうたい大手おおてインターシル買収ばいしゅう発表はっぴょうした[62]。また同年どうねん11がつには、中期ちゅうき成長せいちょう戦略せんりゃく発表はっぴょう[63]。2017ねん2がつ、インターシルの買収ばいしゅう完了かんりょうし、完全かんぜん子会社こがいしゃする[64]

インターシルにつづき、アナログ半導体はんどうたい強化きょうか戦略せんりゃく一環いっかんとして、2018ねん9がつにはべいIntegrated Device Technology, Inc. (IDT) の買収ばいしゅう発表はっぴょうする[65]。2019ねん3がつ、IDTの買収ばいしゅう完了かんりょうし、完全かんぜん子会社こがいしゃ[66]

2017ねんにはインドのEV大手おおてマヒンドラ提携ていけい、2020ねんには中国ちゅうごくだいいち汽車きしゃ集団しゅうだんべにはたけのインテリジェント運転うんてん開発かいはつプラットフォームを開発かいはつするため、いち汽集だんとともに吉林きつりんしょう長春ちょうしゅんにインテリジェント運転うんてん開発かいはつプラットフォーム共同きょうどう研究所けんきゅうじょ設立せつりつするなど[67]、CASE(コネクテッド・自動じどう運転うんてん。シェアリング・電動でんどう)に対応たいおうするためのグローバルすすめた。

2しゃ合計ごうけいして1ちょうえんえる巨額きょがくのM&Aをおこなったことにたいして「シナジー効果こうか期待きたいできない」[68]など内外ないがいからの批判ひはんおおく、2018ねんより株価かぶか低迷ていめい。さらに2019ねん、ルネサスの業績ぎょうせき悪化あっかけ、さんかわ方針ほうしんによりCEOは退任たいにん後任こうにんとして、ユニキャリア日立ひたち日産にっさんフォークリフト事業じぎょう統合とうごうした企業きぎょう)を設立せつりつするなどフォークリフト業界ぎょうかい再編さいへん功績こうせきげたさんかわ出身しゅっしん柴田しばた英利ひでとしがCEOに就任しゅうにん

柴田しばたCEO体制たいせいにおいてはさらなる巨額きょがくのM&Aにみ、2021ねんにはやく49おくユーロ(やく6157おくえん)をかけてダイアログしゃ買収ばいしゅう[69]

コロナなか那珂なか工場こうじょう出火しゅっかするも過去かこ最高さいこうえき(2021ねん -)[編集へんしゅう]

2021ねん2がつ福島ふくしまけんおき地震じしん発生はっせいし、ルネサスの主力しゅりょくである那珂なか工場こうじょう被災ひさい停止ていしした[70]。さらにその復旧ふっきゅう直後ちょくごとなる3がつ那珂なか工場こうじょうN3むね2かいのメッキ装置そうち出火しゅっかし、製造せいぞう設備せつびの2%が焼損しょうそんするおおきな被害ひがいけ、那珂なか工場こうじょうふたた停止ていしした[71]

那珂なか工場こうじょうN3むねでは、2001ねん稼働かどうしたトレセンティ時代じだいのラインを2021ねん当時とうじまで使つかつづけており[72]すで生産せいさんされていない非常ひじょうふる装置そうちおおく、生産せいさん再開さいかい必要ひつようとなる中古ちゅうこ装置そうち確保かくほ問題もんだいとなったが、中古ちゅうこ装置そうち確保かくほ自動車じどうしゃメーカーを中心ちゅうしんとする日本にっぽん産業さんぎょうかい尽力じんりょくしたこともあり[73]やく1かげつとなる4がつ生産せいさん再開さいかいし、3かげつとなる6がつには生産せいさん水準すいじゅんが100%に回復かいふくした[74]

ルネサスは2020ねんよりつづくコロナにおける「ごもり需要じゅよう」によるゲーム・パソコンを中心ちゅうしんとする半導体はんどうたい需要じゅよう増加ぞうかと、それにともなって2020ねんなつ以降いこう顕在けんざいした車載しゃさい半導体はんどうたい不足ふそく契機けいきとして、2021ねん1がつには車載しゃさいマイコンの値上ねあげにっており[75]火災かさい影響えいきょうはあってもだい1四半期しはんき業績ぎょうせき増収ぞうしゅう増益ぞうえきとなった。ルネサスは出荷しゅっか停止ていしによる受注じゅちゅう残高ざんだか増加ぞうか契機けいきとして、これまでジャストインタイム(「メーカーは在庫ざいこたないので、メーカーが発注はっちゅうしたら下請したうけは数時間すうじかんから数日すうじつ以内いない納入のうにゅうしろ」とうシステム)を要求ようきゅうして自動車じどうしゃメーカーにたいして「半年はんとしまえ確定かくてい受注じゅちゅう」をもうわたした[76]

消火しょうか設備せつび拡充かくじゅうなどの災害さいがい対策たいさくふくめて2021ねんに800おくえん規模きぼ設備せつび投資とうしおこなうことを2021ねん9がつ発表はっぴょう[77]

2021年度ねんど車載しゃさいマイコンの主力しゅりょく工場こうじょうである那珂なか工場こうじょう一時いちじ停止ていししたものの、那珂なか工場こうじょう停止ていしこしたさらなる半導体はんどうたい不足ふそくによって車載しゃさい半導体はんどうたい需要じゅよう増大ぞうだいしたことにより、車載しゃさいマイコンの自体じたい大幅おおはばがった。また、産業さんぎょう・インフラ・IoTけにつよみをえいダイアログしゃ買収ばいしゅうしたこともあり、車載しゃさいけマイコンのげも好調こうちょうだったため、2021年度ねんど売上うりあげだか前年ぜんねん38%ぞうの9944おくえんじゅん利益りえきは2.8ばいの1272おくえんと、「ぶとり」[78]ともひょうされる驚異きょういてき成長せいちょうりつとなり、過去かこ最高さいこう業績ぎょうせきとなった。また、日本にっぽん半導体はんどうたいランキング2世界せかい半導体はんどうたいランキング15[79]となり、日本にっぽん半導体はんどうたいランキング3世界せかいランキングはランクがい)となったソニーセミコンをかえした。

2022ねん5がつ、パワー半導体はんどうたい生産せいさんラインの生産せいさん能力のうりょく増強ぞうきょうするため、2014ねん10がつ閉鎖へいさした山梨やまなしけん甲斐かいきゅうルネサス甲府こうふセミコンダクタ工場こうじょうに900おくえんとうじ2024ねんにもさい稼働かどうすることを発表はっぴょう[80]、2024ねん4がつ11にちにルネサスセミコンダクタ マニュファクチュアリング甲府こうふ工場こうじょうとして10ねんぶりに稼働かどう再開さいかいした[81]

2023ねん11月14にち産業さんぎょう革新かくしん機構きこう後継こうけい会社かいしゃであるINCJは保有ほゆう株式かぶしきすべてを売却ばいきゃくしたと発表はっぴょうした[9]

年表ねんぴょう[編集へんしゅう]

NECエレクトロニクス[編集へんしゅう]

  • 2002ねん
    • 5月16にち - 日本電気にほんでんき(NEC)が半導体はんどうたい部門ぶもん分社ぶんしゃ発表はっぴょう
      • ITバブル崩壊ほうかいなどで業績ぎょうせき低迷ていめいしたNECは、西垣にしがき浩司こうじ社長しゃちょうした家電かでん分野ぶんや撤退てったいなど採算さいさん事業じぎょうのリストラを敢行かんこう半導体はんどうたい部門ぶもんなかでもとく市場いちば変化へんかはげしい汎用はんようDRAM事業じぎょうエルピーダメモリとしてさき分社ぶんしゃしていたが、それでも巨額きょがく半導体はんどうたい設備せつびたいして、NECとして今後こんごさら機動きどうてき運営うんえい投資とうしをしていくこと不可能ふかのう判断はんだんし、分社ぶんしゃして単独たんどくでの資金しきん調達ちょうたつおこな方針ほうしんとした。
    • 11月1にち - 分社ぶんしゃがた会社かいしゃ分割ぶんかつにより、NECを分社ぶんしゃしてNECエレクトロニクスを設立せつりつ初代しょだい社長しゃちょう戸坂とさかかおるカンパニー社長しゃちょう就任しゅうにん
  • 2003ねん
    • 7がつ24にち - 東京とうきょう証券しょうけん取引とりひきしょだい一部いちぶ上場じょうじょう設立せつりつから9かげつという、会社かいしゃ分割ぶんかつによる新設しんせつ会社かいしゃ東証とうしょう一部いちぶ直接ちょくせつ上場じょうじょうとしては異例いれいはやさであった。
  • 11月6にち - 同社どうしゃはつとなる300mmウェハーラインを、NEC山形やまがた本社ほんしゃ工場こうじょう(2020ねん現在げんざいソニー買収ばいしゅうされ、同社どうしゃCMOSイメージセンサ製造せいぞう工場こうじょうない構築こうちくすると発表はっぴょう
  • 2004ねん
    • 4がつ5にち - NEC山形やまがたに300mmウェハーラインのしん工場こうじょう建設けんせつ発表はっぴょう既存きそん300mmラインとあわせて最大さいだい生産せいさん能力のうりょく月産げっさん2まんまいげた。
    • 7がつ1にち - 生産せいさん事業じぎょう部門ぶもん分社ぶんしゃ分割ぶんかつし、NECファブサーブ設立せつりつ
  • 2005ねん
    • 10月26にち - 経営けいえい不振ふしん責任せきにんをとり、戸坂とさか社長しゃちょう辞任じにん後任こうにんとして中島なかじま俊雄としお常務じょうむ社長しゃちょう就任しゅうにん
  • 2007ねん
    • 11月28にち - 生産せいさん拠点きょてん集約しゅうやく再編さいへん計画けいかく発表はっぴょう
  • 2008ねん
    • 2がつ15にち - 連結れんけつ子会社こがいしゃふくめた早期そうき希望きぼう退職たいしょくしゃ優遇ゆうぐう制度せいど導入どうにゅう発表はっぴょう。2がつまつまでに685にん応募おうぼがあった。
  • 2009ねん
    • 4がつ27にち - ルネサステクノロジと2010ねん4がつ目処めど事業じぎょう統合とうごうする方向ほうこう協議きょうぎ開始かいしすることで合意ごうい[82]
    • 6月25にち - さん代目だいめ社長しゃちょう山口やまぐちじゅん就任しゅうにん

ルネサス テクノロジ[編集へんしゅう]

  • 2002ねん
    • 3月18にち - 日立製作所ひたちせいさくしょ三菱電機みつびしでんきとのあいだでシステムLSIなどの事業じぎょう分社ぶんしゃ統合とうごうする方針ほうしん基本きほん合意ごうい[83]
    • 10月3にち - しん会社かいしゃ承継しょうけい事業じぎょうなどの内容ないようがほぼ決定けっていし、社名しゃめいを「ルネサス テクノロジ(Renesas Technology Corp.)」とすることを正式せいしき発表はっぴょう[84]
  • 2003ねん
    • 4がつ1にち - 日立製作所ひたちせいさくしょ三菱電機みつびしでんきからそれぞれの半導体はんどうたい事業じぎょう一部いちぶのぞく)を分社ぶんしゃ承継しょうけいするしん会社かいしゃとして分社ぶんしゃがた共同きょうどう新設しんせつ分割ぶんかつにより設立せつりつ資本しほんきん500おくえん日立ひたち55%、三菱みつびし45%)。本社ほんしゃまるビル東京とうきょう千代田ちよだまるうち丁目ちょうめ4ばん1ごう)とする。ブランドステートメント「Everywhere you imagine」を制定せいてい初代しょだい会長かいちょう長澤ながさわ紘一こういち初代しょだい社長しゃちょう伊藤いとういたる就任しゅうにん
  • 2006ねん
    • 4がつ1にち - 代目だいめ会長かいちょう伊藤いとういたる代目だいめ社長しゃちょう塚本つかもと克博かつひろ就任しゅうにん
  • 2007ねん
    • 8がつ10日とおか - 本社ほんしゃ日本にっぽんビル千代田ちよだ大手町おおてまち丁目ちょうめ6ばん2ごう)に移転いてん
  • 2009ねん
    • 4がつ1にち - さん代目だいめ会長かいちょう塚本つかもと克博かつひろさん代目だいめ社長しゃちょう赤尾あかおやすし就任しゅうにん

ルネサス エレクトロニクス[編集へんしゅう]

  • 2010ねん
    • 4がつ1にち - NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジの統合とうごうしん会社かいしゃとして設立せつりつ存続そんぞく会社かいしゃはNECエレクトロニクスで、ルネサス テクノロジを吸収きゅうしゅう合併がっぺいし、しん商号しょうごうをルネサスエレクトロニクスとする。ルネサスエレクトロニクスの初代しょだい会長かいちょう山口やまぐちじゅん初代しょだい社長しゃちょう赤尾あかおやすし就任しゅうにん本社ほんしゃ日本にっぽんビルとする。
    • 7がつ29にち - グループ全体ぜんたいやく5まんにんいる従業じゅうぎょういんのうちやく4せんにん削減さくげんすると発表はっぴょう外部がいぶへの生産せいさん委託いたくやし、国内こくない工場こうじょう閉鎖へいさ検討けんとうする。40nmプロセスの生産せいさん山形やまがたおよび那珂なかの300mmラインで生産せいさん継続けいぞくし、それ以降いこう微細びさい開発かいはつ量産りょうさん凍結とうけつすることを発表はっぴょう。32nm、28nm世代せだい以降いこう先端せんたんプロセスひん量産りょうさん台湾たいわんTSMCと、べいGLOBALFOUNDRIES全面ぜんめん委託いたくし、次世代じせだいプロセスの研究けんきゅう開発かいはつこめIBMとの共同きょうどう研究けんきゅう一本いっぽんするとされる。
    • 12月1にち - ノキアのワイヤレスモデム事業じぎょう部門ぶもんとルネサスエレクトロニクスのモバイルマルチメディア事業じぎょう部門ぶもんを、分社ぶんしゃがた吸収きゅうしゅう分割ぶんかつによって新設しんせつの100%子会社こがいしゃであるルネサスモバイルに承継しょうけいして営業えいぎょう開始かいし
  • 2011ねん
    • 3月11にち - 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいで、8工場こうじょう操業そうぎょう停止ていしまれる。製品せいひん部品ぶひん供給きょうきゅうさき大手おおて製造せいぞうぎょう中心ちゅうしんおおきな影響えいきょうひろがった。
    • 6月28にち - 顧問こもん山口やまぐちじゅん就任しゅうにん代表だいひょう取締役とりしまりやく会長かいちょう退任たいにん空席くうせき)。
  • 2012ねん
    • 3月1にち - パワーアンプ事業じぎょう部門ぶもんおよびルネサス東日本ひがしにっぽんセミコンダクタ長野ながのデバイス本部ほんぶ長野ながのけん小諸こもろ)を村田製作所むらたせいさくしょ譲渡じょうと。それぞれ村田製作所むらたせいさくしょモジュール事業じぎょう本部ほんぶ通信つうしんシステム商品しょうひん事業じぎょうPA商品しょうひん小諸こもろ村田製作所むらたせいさくしょとなる。
    • 7がつ1にち - ルネサス北日本きたにっぽんセミコンダクタ津軽つがる工場こうじょう青森あおもりけん五所川原ごしょがわら)を富士電機ふじでんき譲渡じょうと富士電機ふじでんき津軽つがるセミコンダクタとなる。
    • 8がつ29にち - アメリカのタバコ食品しょくひんのコングロマリット・きゅうRJRグループ(RJRナビスコ)の買収ばいしゅう解体かいたいふか関与かんよしたアメリカのプライベートエクイティけい大手おおて投資とうしファンド・KKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)がルネサスエレクトロニクスの新規しんき株主かぶぬし発行はっこうれ(上位じょうい株主かぶぬしである母体ぼたい国内こくない大手おおて電機でんき3しゃ連合れんごう共同きょうどう)におうじることではなしすすめていると報道ほうどうされた。
    • 12月10にち - 2013ねん産業さんぎょう革新かくしん機構きこうトヨタ自動車とよたじどうしゃ日産自動車にっさんじどうしゃなど9しゃ割当わりあてさきとする1500おくえん第三者だいさんしゃ割当わりあて増資ぞうしおこなうことを発表はっぴょう
  • 2013ねん
  • 2014ねん
    • 2がつ19にち - 国内こくないに14ヵ所かしょある半導体はんどうたい工場こうじょう再編さいへんし2子会社こがいしゃ集約しゅうやくすること、それにともなけい1まんにん転籍てんせき発表はっぴょう[90][91]
    • 3月31にち - ルネサス山形やまがたセミコンダクタ山形やまがたけん鶴岡つるおか)の半導体はんどうたい製造せいぞう施設しせつおよび設備せつびとうを、ソニー連結れんけつ子会社こがいしゃであるソニーセミコンダクタたい譲渡じょうと完了かんりょう[92]
    • 4がつ1にち - ルネサス北日本きたにっぽんセミコンダクタ(子会社こがいしゃのルネサス柳井やないセミコンダクタ、羽黒はぐろ電子でんし北海ほっかい電子でんしふくむ)、ルネサス山形やまがたセミコンダクタ、ルネサス那珂なかセミコンダクタ、ルネサスセミコンダクタエンジニアリング、ルネサス甲府こうふセミコンダクタ、ルネサス九州きゅうしゅうセミコンダクタを吸収きゅうしゅう合併がっぺいにより解散かいさんするとともに、存続そんぞく会社かいしゃのルネサス関西かんさいセミコンダクタを「ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング」(ぜん工程こうてい製造せいぞう事業じぎょう担当たんとう)、ルネサスセミコンダクタ九州きゅうしゅう山口やまぐちを「ルネサス セミコンダクタ パッケージ&テスト ソリューションズ」(こう工程こうてい製造せいぞう事業じぎょう担当たんとう)に商号しょうごう変更へんこう。ルネサスエレクトロニクス本体ほんたい製造せいぞう部門ぶもん分割ぶんかつし、生産せいさん子会社こがいしゃ2しゃ集約しゅうやくする[93]
    • 8がつ7にち - ルネサスエレクトロニクスバドミントン再春館製薬所さいしゃんかんせいやくしょへの譲渡じょうと発表はっぴょう[94]
    • 10月1にち - ルネサスモバイルを吸収きゅうしゅう合併がっぺい
    • 10月16にち - ルネサスエレクトロニクス高崎たかさき 女子じょしソフトボールビックカメラたいする移管いかん発表はっぴょう[95]
  • 2015ねん
    • 6がつ - もと日本にっぽんオラクル社長しゃちょう遠藤えんどう隆雄たかお会長かいちょうけんCEOに就任しゅうにん[96]
    • 7がつ27にち - 本社ほんしゃ豊洲とよすフォレシア(江東こうとう豊洲とよすさん丁目ちょうめ2ばん24ごう)に移転いてん
    • 9月30にち - 資本しほんきん減少げんしょうさせ100おくえんとする[97]
    • 11月30にち - ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング株式会社かぶしきがいしゃ鶴岡つるおか工場こうじょう(5インチライン)のTDKたいする譲渡じょうと基本きほん合意ごうい発表はっぴょう[98][99]
    • 12月1にち - ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング株式会社かぶしきがいしゃ高知こうち工場こうじょうについて、2から3ねん目処めどとした閉鎖へいさ発表はっぴょう[100][101]
    • 12月25にち - 同日どうじつづけ遠藤えんどう隆雄たかお会長かいちょうけんCEOが取締役とりしまりやく退しりぞき、鶴丸つるまる哲哉てつや社長しゃちょうがCEOに就任しゅうにん[102][103]
  • 2016ねん
    • 4がつ28にち - ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング株式会社かぶしきがいしゃ鶴岡つるおか工場こうじょうについて、TDKに譲渡じょうとするむね最終さいしゅう合意ごうい発表はっぴょう[104][105]
    • 6月28にち - ぶんせい社長しゃちょう就任しゅうにん[106]
    • 9月13にち - べい半導体はんどうたい大手おおてインターシルの買収ばいしゅう発表はっぴょう[62]
    • 11月2にち - 中期ちゅうき成長せいちょう戦略せんりゃく発表はっぴょう[63]
  • 2017ねん
    • 2がつ24にち - インターシルの買収ばいしゅう完了かんりょうし、完全かんぜん子会社こがいしゃ[64]
    • 5月18にち - 株式会社かぶしきがいしゃ産業さんぎょう革新かくしん機構きこう日本電気にほんでんき株式会社かぶしきがいしゃ株式会社かぶしきがいしゃ日立製作所ひたちせいさくしょ三菱電機みつびしでんき株式会社かぶしきがいしゃがそれぞれ保有ほゆうするルネサス エレクトロニクスの株式かぶしき一部いちぶ売却ばいきゃくすることを発表はっぴょう[107]ほん株式かぶしき売却ばいきゃく完了かんりょうけて、2017ねん6がつまつ時点じてんでは、産業さんぎょう革新かくしん機構きこうのルネサス エレクトロニクス株式かぶしき保有ほゆう割合わりあいは50.1%に低下ていか
    • 6月30にち - ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング株式会社かぶしきがいしゃ高知こうち工場こうじょうの2018ねん5がつまつ閉鎖へいさ発表はっぴょう[108]
    • 7がつ1にち - ルネサス システムデザインを吸収きゅうしゅう合併がっぺい[109]
  • 2018ねん
    • 1がつ1にち - 買収ばいしゅうしたインターシル(Intersil Corporation)がルネサス エレクトロニクスの米国べいこく販売はんばい会社かいしゃのRenesas Electronics America Inc.などを吸収きゅうしゅう合併がっぺいし、社名しゃめいをRenesas Electronics America Inc.に変更へんこうして、運営うんえい開始かいし[110]
    • 4がつ3にち - 株式会社かぶしきがいしゃ産業さんぎょう革新かくしん機構きこう日本電気にほんでんき株式会社かぶしきがいしゃ株式会社かぶしきがいしゃ日立製作所ひたちせいさくしょがそれぞれ保有ほゆうするルネサス エレクトロニクスの株式かぶしき一部いちぶ売却ばいきゃくすることを発表はっぴょう[111]ほん株式かぶしき売却ばいきゃく完了かんりょうけて、2018ねん6がつまつ時点じてんでは、産業さんぎょう革新かくしん機構きこうのルネサス エレクトロニクス株式かぶしき保有ほゆう割合わりあいは33.4%に低下ていか
    • 5月31にち - ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング株式会社かぶしきがいしゃ高知こうち工場こうじょう閉鎖へいさ[112]
    • 6月1にち - ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング株式会社かぶしきがいしゃ山口やまぐち工場こうじょうおよび滋賀しが工場こうじょう一部いちぶ(シリコンライン)について、今後こんご2から3ねん目処めど工場こうじょう閉鎖へいさおよび集約しゅうやくすることを発表はっぴょう[113]
    • 9月11にち - べいアナログ半導体はんどうたい大手おおてIntegrated Device Technology, Inc買収ばいしゅうすることを発表はっぴょう[65]
    • 10月28にち - 5月31にちづけ閉鎖へいさした高知こうち工場こうじょう丸三産業まるさんさんぎょう株式会社かぶしきがいしゃ譲渡じょうと[114]
    • 10月31にち - ルネサス セミコンダクタ パッケージ&テストソリューションズを吸収きゅうしゅう合併がっぺい[115]
  • 2019ねん
    • 3月25にち - IDTしゃ買収ばいしゅうともない、しん組織そしき体制たいせい発表はっぴょう[116]
    • 3月30にち - IDTの買収ばいしゅう完了かんりょうし、完全かんぜん子会社こがいしゃ[66]
    • 7がつ1にち - 柴田しばた英利ひでとし代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょうけんCEOに就任しゅうにん[117]
  • 2020ねん
    • 1がつ1にち - 買収ばいしゅうしたIDT(Integrated Device Technology, Inc.)がルネサス エレクトロニクスの米国べいこく販売はんばい会社かいしゃのRenesas Electronics America Inc.を吸収きゅうしゅう合併がっぺいし、社名しゃめいをRenesas Electronics America Inc.に変更へんこうして、運営うんえい開始かいし[118]
  • 2021ねん
    • 3月19にち - 300mmウェハーを生産せいさんする那珂なか工場こうじょう火災かさい自動車じどうしゃ工場こうじょう操業そうぎょう休止きゅうしになる影響えいきょう[119]
    • 4がつ17にち - 那珂なか工場こうじょうの300mmみりめーとるラインで生産せいさん再開さいかい[120]
    • 8がつ31にち - バッテリー・パワーマネジメント、Wi-Fi、Bluetooth® Low Energy技術ぎじゅつ、インダストリアルエッジコンピューティングソリューションを提供ていきょうする英国えいこくのアナログ半導体はんどうたい会社かいしゃDialog Semiconductor Plcの買収ばいしゅう完了かんりょう[121]
    • 12月20にち - Wi-FiソリューションプロバイダーであるCeleno Communicationsの買収ばいしゅう完了かんりょう[122]
  • 2022ねん
    • 3月3にち - Tata Elxsiしゃと、電気でんき自動車じどうしゃ(EV)けソリューションを開発かいはつする最先端さいせんたん次世代じせだいEVイノベーションセンタ(Next Generation EV Innovation Center: NEVIC)を1がつにバンガロールに設立せつりつした。また、同年どうねん6がつ、インドおよび新興しんこう市場いちばけのエレクトロニクスの進化しんか加速かそくするために、ルネサスの半導体はんどうたいソリューションの設計せっけい開発かいはつ製造せいぞうめんにおいて、いずれもTataグループ企業きぎょうである、Tata Motors Ltd.およびTejas Networks Ltd.と戦略せんりゃくてき提携ていけい関係かんけい締結ていけつした[123][124]
    • 5月17にち - 300㎜ウェハ対応たいおうのパワー半導体はんどうたい生産せいさんラインの強化きょうかのため、2014ねん閉鎖へいさした甲府こうふ工場こうじょうに900おくえん規模きぼ設備せつび投資とうしおこない、2024ねんにもさい以稼することを発表はっぴょう[125]
    • 7がつ20日はつか - 自動車じどうしゃ産業さんぎょう民生みんせい機器ききけた画像がぞう領域りょういき高度こうどなセンシングを実現じつげんし、こう効率こうりつみAIや機械きかい学習がくしゅう(TinyML: Tiny Machine Learning)ソリューションを提供ていきょうするReality Analytics, Inc.の買収ばいしゅう完了かんりょう[126]
    • 9月26にち - EV(電気でんき自動車じどうしゃ)の技術ぎじゅつ開発かいはつおよび半導体はんどうたい提供ていきょうにおいて、ベトナムはつのグローバルEVメーカであるVinFastと協業きょうぎょう拡大かくだいすることで合意ごういした[127]
    • 10月14にち - 4Dイメージングレーダ製品せいひん提供ていきょうするファブレス半導体はんどうたい企業きぎょうSteradian Semiconductors Private Limitedの買収ばいしゅう完了かんりょう[128]
    • 12月12にち - Global Semiconductor Alliance(GSA)がえらぶ、2022ねん「Outstanding Asia-Pacific Semiconductor Company Award(最優秀さいゆうしゅうアジア太平洋たいへいよう半導体はんどうたい企業きぎょうしょう以下いかほんしょう)」を受賞じゅしょう
  • 2023ねん
    • 2がつ9にち - 12月連結れんけつ決算けっさんで、売上うりあげ営業えいぎょう利益りえき当期とうき利益りえきすべてにおいて過去かこさい高値たかね達成たっせい[129]
    • 4がつ3にち - 同日どうじつ株式かぶしき取引とりひきぶんから日経にっけい平均へいきん株価かぶか構成こうせい銘柄めいがら採用さいよう[130]
    • 6月2にち - 高性能こうせいのうワイヤレス製品せいひんとくしたオーストリアのファブレス半導体はんどうたい企業きぎょうPanthronics AGの買収ばいしゅう完了かんりょう[131]
    • 7がつ5にち - Wolfspeedと10年間ねんかんSiCウェハ供給きょうきゅう契約けいやく締結ていけつ[132]
    • 11月14にち - 産業さんぎょう革新かくしん機構きこう後継こうけい会社かいしゃであるINCJ保有ほゆう株式かぶしきすべてを売却ばいきゃくしたと発表はっぴょう[9]
  • 2024ねん
    • 1がつ - 日本電気にほんでんき日立製作所ひたちせいさくしょが、それぞれ保有ほゆうぜん株式かぶしき売却ばいきゃく[133]

おも製品せいひん[編集へんしゅう]

汎用はんようマイコン[編集へんしゅう]

きゅう世代せだいマイコンにかんしては、2010ねん当時とうじ主力しゅりょくマイコンであったSuperH(SHファミリ)をふくめ、おおくがNECエレの統合とうごう直後ちょくごよりしん世代せだいマイコンにえられ、一部いちぶロチェスターエレクトロニクス移管いかんされた。2021ねん現在げんざいSuperHH8などもまだ製造せいぞうされているが、すでにルネサスとしては「その」のあつかいであり、いずれ以下いかしん世代せだいマイコンでえられることが明言めいげんされている。なお、RL78ファミリの展開てんかいともなってR8Cのディスコンが明言めいげんされ、RXファミリに移行いこうしたものおおいが、RX210などはR8Cファミリよりもはやくディスコンになった。

  • RL78ファミリは、汎用はんようの8ビット/16ビットマイコンである。3しゃ統合とうごうまえ各社かくしゃの8ビット/16ビットマイコン(NECの78K、三菱みつびしのR8C、日立ひたちのH8)をえるかたちで2010ねん登場とうじょうした。きゅうNECエレの78K0RをベースとしたZ80けい命令めいれい体型たいけいち、てい価格かかく高性能こうせいのうてい消費しょうひ電力でんりょくである。
  • RXファミリは、車載しゃさい以外いがい用途ようとけた32ビットマイコンである。SuperHR8C以外いがい日立ひたち三菱みつびしのマイコンをすべえるかたちで2009ねん登場とうじょうした。ルネサス独自どくじのCISCアーキテクチャで、32ビットなのに16ビットきゅうてい価格かかく武器ぶきに、240MHz動作どうさの「RX700」をフラッグシップとして、家電かでん産業さんぎょうよう機器きき中心ちゅうしんとして展開てんかいしている。リリース直後ちょくご東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい経営けいえい危機きき見舞みまわれて開発かいはつがストップし、めた価格かかく設定せってい産業さんぎょう機器ききたいして8/16ビットからの移行いこううながすため、かなりやすい)のわりに弱気よわき展開てんかいになることもあり、RXでカバーできないような高度こうど処理しょりたいしてはV850とSuperHをおすすめしていたが、RXファミリもリリース10ねんころにはSHなどのきゅう世代せだいマイコンをえ、経営けいえいはしらとなった[134]
  • RZファミリは、ARMのCortex-Aコアを採用さいようした 64ビット/32ビットマイコンで、2013ねん発表はっぴょうされた。RXファミリでカバーできないようなハイエンドな産業さんぎょう機器ききけのマイコンである。
    • RZ/Fiveは、RZファミリでCortex-AコアにわってRISC-Vコアを搭載とうさいしたもので、2022ねん発表はっぴょうされた。
  • RAファミリは、ARMのCortex-Mコアを採用さいようした32ビットマイコンで、2019ねん発表はっぴょうされた。RAファミリは性能せいのうよりも顧客こきゃくあつかいやすさを重視じゅうししたマイコンである。

車載しゃさいマイコン[編集へんしゅう]

  • RL78/Fシリーズは、2011ねん発表はっぴょうされた、RL78ファミリの車載しゃさい製品せいひんである。てい消費しょうひ電力でんりょくとラインナップのひろさにくわえ、てい価格かかくで、ローエンド車載しゃさいにもARMを採用さいようしている競合きょうごう他社たしゃたいして市場いちば競争きょうそうりょくたかい。
  • RH850ファミリは、車載しゃさいけの32ビットマイコンである。3しゃ統合とうごうまえ各社かくしゃの32ビットマイコン(NECのV850、日立ひたちのSH)をえるかたちで2012ねん登場とうじょうした。NECのV850コアをいだもので、高性能こうせいのう高機能こうきのうである。次世代じせだいの「スマートカー」車載しゃさいとしても、「R-Car」プラットホームの一部いちぶす。

SoC[編集へんしゅう]

  • R-Carは、ARMコアに様々さまざま周辺しゅうへん機能きのう搭載とうさいしたSoCである。元々もともとはカーナビなどのIVI(in-vehicle infotainment)けとして、SH-NaviやきゅうNECエレのEMMA CARをえるかたちで2011ねん登場とうじょうしたが、車載しゃさいシステムの高度こうどしたがってファミリが拡大かくだいした。2022ねん現在げんざいのR-Carプラットホームは、2025ねんから2030ねんごろに普及ふきゅうむかえると想定そうていされるレベル2~3のADAS/自動じどう運転うんてんシステムに対応たいおうした「スマートカーけの次世代じせだいSoCとして、「R-Car V4H」の開発かいはつおこなっている。

Gadget Renesas[編集へんしゅう]

2021ねん現在げんざい、ルネサスの製品せいひん用途ようとはほぼすべぐみこみようであり、リテール(小売こうり市場いちばにはほとんど流通りゅうつうしていないが、一般いっぱんユーザーけのリテール市場いちば活性かっせいするため、2012ねん4がつに「がじぇっとるねさすプロジェクト」(通称つうしょう「がじぇるね」[135])がスタートしており、一般いっぱん小売こうりけをまった意識いしきしていないわけではい。2010ねんごろからのメイカーズムーブメントかたちで、ガジェット(小型こがた電子でんし機器きき)の製作せいさく興味きょうみがある初心者しょしんしゃから玄人くろうとけて、ルネサスのマイコンを使つかった電子でんし工作こうさくボードや開発かいはつ環境かんきょう提供ていきょうする、「アイデアとエレクトロニクスをつなげるプロジェクト」である。若松わかまつ通商つうしょう秋月あきづき電子でんし通商つうしょうなどと協力きょうりょくし、Arduinoとピン互換ごかんせいがあるルネサスの国産こくさんマイコンボードがじつ店舗てんぽでも通販つうはんサイトでも販売はんばいちゅうで、公式こうしきコミュニティサイトの「がじぇっとるねさすコミュニティ」でサポートもおこなっている。女子大じょしだいせいあつかうことを念頭ねんとういて、ピンク色ぴんくいろのマイコンボードを提供ていきょうしており、オンラインの開発かいはつツールを使つかうことで、初心者しょしんしゃでも10ふんでLEDをチカチカさせることができるとのこと[136]

関係かんけい会社かいしゃ[編集へんしゅう]

設計せっけい応用おうよう技術ぎじゅつ[編集へんしゅう]

  • ルネサス エンジニアリングサービス

製造せいぞう[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 登記とうきじょう社名しゃめい片仮名かたかな表記ひょうきにおける「ルネサス」と「エレクトロニクス」とのあいだスペース空白くうはく)ははいらない[1]
  2. ^ 当該とうがい事業じぎょう新規しんき設立せつりつした完全かんぜん子会社こがいしゃのルネサス ジェイ セミコンダクタに吸収きゅうしゅう分割ぶんかつ承継しょうけいさせ、同時どうじにルネサス ジェイ セミコンダクタのぜん株式かぶしきをジェイデバイスに譲渡じょうとうえ商号しょうごうをジェイデバイスセミコンダクタに変更へんこうする形式けいしきをとった(のちにジェイデバイスに吸収きゅうしゅう合併がっぺい)。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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外部がいぶリンク[編集へんしゅう]