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出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

(けし)は囲碁いご用語ようごひとつで、ならんで相手あいて削減さくげんする代表だいひょうてき手法しゅほうである。

みが相手あいて模様もようふからし削減さくげんするのにたいして、しは相手あいて模様もようあさのぞんでがりを制限せいげんする。一般いっぱんに4せん主体しゅたいとした模様もようにはみが、3せん主体しゅたいとした模様もようにはしが有効ゆうこうである。

しでは深入ふかいりは禁物きんもつで、めの対象たいしょうにならないようにかたちつくかるサバキもとめられる。

しの実例じつれい

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こので、しろてんち、くろにaあたりにたれると上辺うわべ模様もようおおきくがり、侵入しんにゅうむずかしくなる。かといってくろ模様もようふかむのは危険きけんともなう。そこでしろ1にかたツキし、以下いかしろ5などまでとかるげれば、この一団いちだんはそうきびしいめをけない。これにより、上辺うわべにできそうだったくろじんおおきく削減さくげんすることができる。


下辺かへんくろ模様もようすため、しろ1あたりにのぞむのが適切てきせつしのラインとしては、てき模様もようりょうはしいしくろ▲)をむすぶラインじょうあたりがおおくの場合ばあい適当てきとうとされる。下辺かへんふかむのはシノギがむずかしい。またある程度ていどかこわせても、aやbなどからヨセのこっているので、そうおおきくならないという判断はんだんである。

参考さんこう図書としょ

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  • 韓国かんこく棋院へんみとしの基本きほん (棋苑囲碁いごブックス)』2006ねん
  • はやわかり模様もようしょう事典じてん打込うちこみとしのテクニック』日本棋院にほんきいん 1982ねん