東ひがし郡ぐん

東ひがし郡ぐん 別名べつめい：靈れい昌あきら郡ぐん、兖州、滑なめら州しゅう
歷史れきし
• 行政ぎょうせい中心ちゅうしん	濮陽縣けん
歷史れきし
• 成立せいりつ	前ぜん242年ねん
• 废除	618年ねん
地ち望もち：河南かなん省しょう濮陽市し、 山東さんとう省しょう聊城市し一帶いったい

東ひがし郡ぐん，中國ちゅうごく古代こだい的てき郡ぐん。始はじめ立たて於秦はた王政おうせい時期じき，終おわり於隋ずい。

沿革えんかく

秦はた漢かん

秦はた王政おうせい五ご年ねん（前ぜん242年ねん），將軍しょうぐん蒙こうむ驁攻おさむ魏たかし，取と二に十じゅう城しろ，初はつ置おけ東ひがし郡ぐん，後こう治ち濮陽（今いま河南かなん省しょう濮陽縣けん西南せいなん）。

漢かん高だか帝みかど十じゅう一いち年ねん（前ぜん196年ねん），立たて皇子おうじ劉りゅう恢為ため梁はり王おう，廢はい東ひがし郡ぐん，以其領りょう縣けん益えき梁はり國こく。高こう后きさき八はち年ねん（前ぜん180年ねん），梁はり王おう呂りょ產さん被ひ誅，復ふく置おけ東ひがし郡ぐん。漢かん武たけ帝みかど元もと封ふう五ご年ねん（前ぜん106年ねん），置おけ十じゅう三さん刺史しし部ぶ，東ひがし郡ぐん屬ぞく兗州刺史しし部ぶ。至いたり漢かん成なり帝みかど末すえ，東ひがし郡ぐん領りょう二に十じゅう三さん縣けん：濮陽、畔ほとり、觀み、聊城、頓ひたすら丘おか、發はつ干ひ、范、茌平、東武とうぶ陽ひ、博はく平ひらた、黎はじむ、清きよし、東ひがし阿おもね、離はなれ狐きつね、臨邑、利り苗なえ、須昌、壽ことぶき良りょう、樂らく昌あきら、陽平ようへい、白馬はくば、南みなみ燕つばめ、廩丘。轄境大だい致相當とう於今河南かなん省しょう濮陽市し與あずか山東さんとう省しょう聊城市し一帶いったい，郡こおり治おさむ在ざい濮陽，都と尉じょう治ち在ざい東ひがし阿おもね。

新しん朝あさ時とき，改あらため東ひがし郡ぐん為ため治ち亭てい。新しん朝あさ滅亡めつぼう後ご，復ふく稱しょう東ひがし郡ぐん。

東ひがし漢かん前期ぜんき，改あらため南みなみ燕つばめ縣けん為ため燕つばめ縣けん，分ふん臨邑縣けん置おけ穀こく城ぐすく縣けん。漢かん光武みつたけ帝みかど建たて武たけし六ろく年ねん（30年ねん），省しょう併畔、黎はじむ、利り苗なえ、樂らく昌あきら四よん縣けん。建たて武たけし十じゅう三さん年ねん（37年ねん），徙封周しゅう承うけたまわ休きゅう公こう姬ひめ武たけし為ため衛まもる公おおやけ，改あらため觀かん縣けん為ため衛まもる公國こうこく。約やく此前後ご，改あらため壽ことぶき良りょう縣けん為ため壽ことぶき張ちょう縣けん。漢かん明あかり帝みかど永なが平ひらた二に年ねん（59年ねん），以須昌あきら、壽ことぶき張はり二に縣けん益えき東平とうへい國こく。漢かん章あきら帝みかど建たて初はじめ中なか，改あらため清せい縣けん為ため樂平よしひら縣けん。建けん初はつ四よん年ねん（79年ねん），以離狐きつね縣けん益えき濟すみ陰かげ國こく。漢和かんわ帝みかど永えい元はじめ二に年ねん（90年ねん），以茬平たいら縣けん益えき濟すみ北國きたぐに。或ある此時，廩丘縣けん改あらため屬ぞく濟すみ陰かげ郡ぐん。至いたり此，東ひがし郡ぐん領りょう十じゅう五ご縣けん（公國こうこく、侯ほう國こく）：濮陽、衛まもる、聊城、頓ひたすら丘おか、發はつ干ひ、范、東武とうぶ陽ひ、博ひろし平ひらめ、樂平よしひら、東ひがし阿おもね、臨邑、陽平ようへい、白馬しろうま、燕つばめ、穀こく城じょう。

漢かん獻けんじ帝みかど建たて安やすし十じゅう七なな年ねん（212年ねん），衛まもる、頓ひたすら丘おか、發はつ干ひ、東武とうぶ陽ひ四よん縣けん（公國こうこく）改あらため屬ぞく魏ぎ郡ぐん。

魏ぎ晉すすむ南北なんぼく朝あさ

魏ぎ文ぶん帝みかど黃き初はつ二に年ねん（221年ねん），分ふん魏ぎ郡ぐん、東ひがし郡ぐん置おけ陽平ようへい郡ぐん，陽平ようへい、樂平よしひら二に縣けん改あらため屬ぞく陽平ようへい郡ぐん。曹魏前後ぜんご，濟すみ陰かげ郡ぐん廩丘、鄄城二に縣けん改あらため屬ぞく東ひがし郡ぐん，聊城、博ひろし平ひら二に縣けん改あらため屬ぞく平原へいげん國こく，范縣改あらため屬ぞく東平とうへい國こく，東ひがし阿おもね、臨邑、穀こく城じょう三さん縣けん改あらため屬ぞく濟すみ北國きたぐに。至いたり此，東ひがし郡ぐん領りょう五ご縣けん（公國こうこく）：濮陽、白馬しろうま、燕つばめ、廩丘、鄄城。

晉すすむ武たけ帝みかど咸寧三さん年ねん（277年ねん），立たて皇子おうじ司馬しば允まこと為ため濮陽王おう，改あらため東ひがし郡ぐん為ため濮陽國こく。太ふと康やすし十じゅう年ねん（289年ねん），徙封濮陽王おう為ため淮南ワイナン王おう，復ふく濮陽國こく為ため東ひがし郡ぐん。司馬しば倫りん建たて始はじめ元年がんねん（301年ねん），廢はい皇すめらぎ太ふとし孫まご司馬しば臧為ため濮陽王おう，復ふく改あらため東ひがし郡ぐん為ため濮陽國こく。

北きた魏たかし太ふとし武たけ帝みかど天てん興きょう二に年ねん（399年ねん），攻おさむ佔後こう燕つばめ東ひがし燕つばめ郡ぐん（前身ぜんしん為ため西にし晉すすむ末すえ分ぶん濮陽郡ぐん所ところ置おけ的てき東ひがし燕つばめ國こく）。不ふ久ひさ，即そく改あらため東ひがし燕つばめ郡ぐん復ふく置おけ東ひがし郡ぐん，治おさむ白馬はくば縣けん滑臺すべりだい城じょう（今いま河南かなん省しょう滑なめら縣けん東南とうなん），領りょう東ひがし燕つばめ（舊名きゅうめい燕つばめ）、白馬しろうま、涼りょう城じょう等とう縣けん。天てん興きょう四よん年ねん（401年ねん），置おけ兗州（治ち滑臺すべりだい城じょう），東ひがし郡ぐん屬ぞく之の。

晉すすむ安やす帝みかど義ぎ熙十じゅう二に年ねん（416年ねん），破やぶ北きた魏たかし軍隊ぐんたい於涼城じょう，進しん而克滑臺すべりだい，遂とげ取ど東ひがし郡ぐん。至いたり此，東ひがし郡ぐん領りょう三さん縣けん：東ひがし燕つばめ、白馬しろうま、涼りょう城じょう。宋そう少しょう帝みかど永えい初はじめ三さん年ねん（422年ねん），滑臺すべりだい被ひ北きた魏たかし攻おさむ克かつ，東ひがし郡ぐん復ふく入いれ北きた魏たかし，後ご又また收おさむ復ふく。宋そう文ぶん帝みかど元げん嘉よしみ四よん年ねん（427年ねん），滑臺すべりだい再さい次つぎ被ひ北きた魏たかし攻おさむ克かつ，東ひがし郡ぐん遂とげ入いれ北きた魏たかし。

北きた魏たかし孝文たかふみ帝みかど太ふとし和わ十じゅう八はち年ねん（494年ねん），東ひがし郡ぐん改あらため屬ぞく司つかさ州しゅう；廢はい陳ひね留とめ郡ぐん，其部分ぶぶん領りょう縣けん改あらため屬ぞく東ひがし郡ぐん。北きた魏たかし孝明たかあき帝みかど孝昌たかまさ二に年ねん（526年ねん），分ふん白馬はくば縣けん置おけ平たいら昌あきら縣けん；復ふく置おけ陳ひね留とめ郡ぐん，部分ぶぶん領りょう縣けん還かえ屬ぞく陳ひね留とめ郡ぐん。武たけ泰やすし元年がんねん（528年ねん），分ふん涼りょう城じょう縣けん置おけ長樂ながら縣けん。至いたり此，東ひがし郡ぐん領りょう七なな縣けん：東ひがし燕つばめ、白馬しろうま、平たいら昌あきら、涼りょう城じょう、長樂ながら、酸さん棗なつめ（舊きゅう屬ぞく陳ひね留とめ郡ぐん）、長ちょう垣かき（舊きゅう屬ぞく陳ひね留とめ郡ぐん）。

北きた齊ひとし文宣ふみのぶ帝みかど天保てんぽう七なな年ねん（556年ねん），省しょう併平昌あきら、涼りょう城じょう、長樂ながら、酸さん棗なつめ四よん縣けん。至いたり此，東ひがし郡ぐん領りょう三さん縣けん：東ひがし燕つばめ、白馬しろうま、長ちょう垣かき。北きた周あまね滅めつ北きた齊ひとし後ご，東ひがし郡ぐん改あらため屬ぞく汴州。隋ずい文ぶん帝みかど開ひらき皇すめらぎ三さん年ねん（583年ねん），廢はい東ひがし郡ぐん，領りょう縣けん直屬ちょくぞく汴州。

隋ずい朝あさ

隋ずい文ぶん帝みかど開ひらき皇すめらぎ九きゅう年ねん（589年ねん），分ふん汴州置おけ杞州，開ひらき皇すめらぎ十じゅう六ろく年ねん（596年ねん）改あらため為ため滑なめら州しゅう，隋ずい煬帝大業おおわざ二に年ねん（606年ねん）改あらため為ため兗州。大業おおわざ三さん年ねん（606年ねん），改あらため兗州為ため東ひがし郡ぐん，治おさむ白馬はくば縣けん滑臺すべりだい城じょう（今いま河南かなん省しょう滑なめら縣けん東南とうなん），領りょう九きゅう縣けん：白馬はくば、靈れい昌あきら、衛まもる南みなみ、濮陽、封ふう丘おか、匡ただし城じょう（舊名きゅうめい長ちょう垣かき）、胙城（舊きゅう名東めいとう燕つばめ）、韋城、離はなれ狐きつね。

魏たかし永なが平ひらた二に年ねん（618年ねん），取と隋ずい東ひがし郡ぐん，改あらため為ため滑なめら州しゅう，東ひがし郡ぐん之の名めい不ふ再さい作為さくい行政ぎょうせい區劃くかく名稱めいしょう。

人口じんこう

• 漢かん平たいら帝みかど元始げんし二に年ねん（2年ねん），東ひがし郡ぐん有ゆう401297戶こ、1659028口くち。
• 漢かん順じゅん帝みかど永和えいわ五ご年ねん（140年ねん），東ひがし郡ぐん有ゆう136088戶こ、603393口くち。
• 東あずま魏たかし孝こう靜せい帝みかど武たけ定じょう中なか（543年ねん－550年ねん），東ひがし郡ぐん有ゆう30521戶こ、107717口くち。
• 隋ずい煬帝大業おおわざ五ご年ねん（609年ねん），東ひがし郡ぐん有ゆう121905戶こ。

太守たいしゅ

• 韓かん延壽えんじゅ，字じ長ちょう公おおやけ，杜もり陵りょう人じん，漢かん宣せん帝みかど神かみ爵三さん年ねん（前ぜん59年ねん）離任りにん。
• 嚴いむ彭祖，字じ公子こうし，東海とうかい下か邳人。
• 陳ちん咸，字じ子こ康やすし，沛郡相しょう人じん，漢かん成なり帝みかど陽ひ朔ついたち元年がんねん（前ぜん24年ねん）免官めんかん。
• 王おう尊たかし，字じ子こ贛，涿郡高だか陽ひ人じん，漢かん成なり帝みかど時どき在任ざいにん。
• 丙へい昌あきら，字じ長ちょう矯，漢かん平たいら帝みかど元始げんし二に年ねん（2年ねん）出だし任にん。
• 翟義，字じ文ぶん仲なか，汝なんじ南上みなみうえ蔡人，漢かん孺子じゅし居い攝と二に年ねん（7年ねん）舉兵反はん。
• 王おう閎，魏ぎ郡ぐん元城もとしろ人じん，漢かん更始こうし帝みかど更始こうし元年がんねん（23年ねん）歸き降くだ。
• 耿純，字じ伯はく山さん，鉅鹿宋そう子こ人じん，漢かん光武みつたけ帝みかど建たて武たけし二に年ねん（26年ねん）至いたり六ろく年ねん（30年ねん）、八はち年ねん（32年ねん）至いたり十じゅう三さん年ねん（37年ねん）在任ざいにん，卒そつ官かん。
• 伏ふく壽ことぶき，琅邪東武とうぶ人じん。
• 張ちょう酺，字じ孟はじめ侯こう，汝なんじ南みなみ細ほそ陽ひ人じん，漢かん章あきら帝みかど永えい平ひら十じゅう八はち年ねん（75年ねん）至いたり漢和かんわ帝みかど永えい元もと二に年ねん（90年ねん）在任ざいにん。
• 魯丕，字じ叔陵，南陽なんよう宛あて人じん，漢和かんわ帝みかど永えい元もと二に年ねん（90年ねん）至いたり三さん年ねん（91年ねん）在任ざいにん，卒そつ官かん。
• 袁敞，字じ叔平，汝なんじ南みなみ汝なんじ陽ひ人じん，漢かん安やす帝みかど初はつ在任ざいにん。
• 曹紹，南陽なんよう新しん野人やじん，漢かん靈れい帝みかど時どき在任ざいにん。
• 橋はし瑁，漢かん獻けんじ帝みかど初はつ平たいら元年がんねん（190年ねん）被ひ殺ころせ。
• 王おう肱ひじ，漢かん獻けんじ帝みかど初はつ平たいら元年がんねん（190年ねん）至いたり二に年ねん（191年ねん）領りょう。
• 胡えびす軫，漢かん獻けんじ帝みかど初はつ平たいら二に年ねん（191年ねん）離任りにん。
• 王おう肱ひじ，漢かん獻けんじ帝みかど初はつ平たいら元年がんねん（190年ねん）至いたり二に年ねん（191年ねん）領りょう。
• 曹操そうそう，字じ孟はじめ德とく，沛國譙人，漢かん獻けんじ帝みかど初はつ平たいら二に年ねん（191年ねん）三さん年ねん（192年ねん）在任ざいにん。
• 夏なつ侯ほう惇あつし，字じ元もと讓ゆずる，沛國譙人，漢かん獻けんじ帝みかど初はつ平たいら三さん年ねん（192年ねん）興きょう平ひらた元年がんねん（194年ねん）領りょう。
• 臧洪，字じ子こ源げん，廣陵こうりょう射しゃ陽ひ人じん，漢かん獻けんじ帝みかど興きょう平ひらた元年がんねん（194年ねん）至いたり三さん年ねん（196年ねん）在任ざいにん。
• 楊眾，漢かん獻けんじ帝みかど建けん安やす元年がんねん（196年ねん）見み任にん。
• 劉りゅう延のべ，漢かん獻けんじ帝みかど建けん安やす五ご年ねん（200年ねん）見み任にん。
• 任にん嘏，字じ昭あきら先さき，樂らく安やす博はく昌人まさと，曹魏初はつ在任ざいにん。
• 韓かん宣せん，字じ景けい然しか，勃海人じん，曹魏初はつ在任ざいにん。
• 荀俁，魏ぎ明あかり帝みかど時どき在任ざいにん。
• 王おう機き，字じ產さん平たいら，太ふとし原はら晉すすむ陽ひ人じん，曹魏時どき在任ざいにん。
• 鄭てい默だま，字じ思おもえ元もと，滎陽開封かいふう人じん，晉すすむ武たけ帝みかど泰やすし始はじめ中ちゅう在任ざいにん。
• 郗隆，字じ弘ひろし始はじめ，高平たかひら金きん鄉さと人じん，晉すすむ惠めぐみ帝みかど時どき在任ざいにん。
• 王おう景けい度ど，宋そう少しょう帝みかど永えい初はつ三さん年ねん（422年ねん）為ため北きた魏たかし所ところ攻おさむ，棄城逃。
• 申さる謨，宋そう文ぶん帝みかど元げん嘉よしみ四よん年ねん（427年ねん）為ため北きた魏たかし所ところ擒とりこ。
• 劉りゅう策さく，中ちゅう山人さんじん。
• 許もと赤あか虎とら，博ひろし陵りょう人じん。
• 李り伯はく膺，趙ちょう郡ぐん平たいら棘とげ人じん。
• 李り蕤，字じ延のべ賓まろうど，隴西狄道人じん。
• 尹いん挺てい，天水てんすい冀人，北きた魏たかし孝明たかあき帝みかど景明かげあき中ちゅう除じょ，未み拜はい而卒。
• 曹道，譙郡人じん。
• 畢祖暉あきら，東平とうへい須昌人じん，北きた魏たかし宣せん武ぶ帝みかど正せい始はじめ中出なかいで任つとむ。
• 封ふう軌，字じ廣ひろ度たび，勃海蓨人，北きた魏たかし宣せん武ぶ帝みかど末すえ在任ざいにん。
• 李り仲なか琁，趙ちょう郡ぐん平たいら棘とげ人じん。
• 元和がんわ，字じ善意ぜんい，河南かなん洛陽らくよう人じん，北きた魏たかし孝明たかあき帝みかど正せい光ひかり四よん年ねん（523年ねん）卒そつ官かん。
• 裴炯，字じ休きゅう光こう，河東かわとう聞喜人じん，北きた魏たかし孝明たかあき帝みかど正せい光ひかり四よん年ねん（527年ねん）為ため城じょう民みん所しょ害がい。
• 李り蕤，字じ延のべ賓まろうど，隴西狄道人じん，北きた魏たかし孝こう莊そう帝みかど建たて義元よしもと年ねん（528年ねん）離任りにん。
• 唐から景けい宣せん，晉すすむ昌あきら冥めい安やす人じん，北きた魏たかし孝こう莊そう帝みかど建たて義元よしもと年ねん（528年ねん）試ためし守もり。
• 崔ちぇ庠，字じ文ぶん序じょ，東ひがし清河きよかわ鄃人，北きた魏たかし孝こう莊そう帝みかど永安えいあん二に年ねん（529年ねん）棄郡走はし還かえ鄉里きょうり。
• 裴俠，字じ嵩かさみ和かず，河東かわとう解かい人じん，北きた魏たかし孝こう莊そう帝みかど永安えいあん二に年ねん（529年ねん）至いたり北きた魏たかし孝こう武たけ帝みかど永えい熙三さん年ねん（534年ねん）在任ざいにん。
• 任にん冑かぶと，廣こう寧やすし人じん，東あずま魏たかし孝こう靜せい帝みかど天平てんぴょう中ちゅう在任ざいにん。
• 韓かん雄つよし，字じ木蘭もくれん，河南かなん東垣ひがしがき人じん，西にし魏たかし文ぶん帝みかど大だい統すべ中ちゅう在任ざいにん。
• 堯峻，字じ難なん宗むね，上うえ黨とう長子ちょうし人じん，東あずま魏たかし孝こう靜せい帝みかど時どき在任ざいにん。
• 李り渾，字じ季き初はつ，趙ちょう郡ぐん柏かしわ人人ひとびと，東あずま魏たかし孝こう靜せい帝みかど時どき在任ざいにん。
• 陸士りくし佩，東あずま魏たかし孝こう靜せい帝みかど時どき在任ざいにん。
• 孟はじめ業ぎょう，字じ敬けい業ぎょう，鉅鹿安國やすくに人じん，北きた齊ひとし文宣ふみのぶ帝みかど天保てんぽう中ちゅう在任ざいにん。
• 宋そう世良せら，字じ元もと友とも，廣平ひろへい人じん，北きた齊ひとし時どき在任ざいにん。
• 宋そう士し素もと，廣平ひろへい人じん，北きた齊ひとし時どき在任ざいにん。
• 于仲文ぶん，字じ次じ武たけ，河南かなん洛陽らくよう人じん，北きた周あまね宣せん帝みかど時どき出で任にん。

註釋ちゅうしゃく及徵引文獻ぶんけん

參考さんこう文獻ぶんけん

• 譚たん其驤等とう，1974，《中國ちゅうごく歷史れきし地圖ちず集しゅう》，北京ぺきん：中国ちゅうごく地ち图出版しゅっぱん社しゃ
• 周しゅう振ふ鶴づる，1987，《西にし漢かん政せい區く地理ちり》，北京ぺきん：人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ
• 李り曉あきら傑すぐる，1999，《東ひがし漢かん政せい區く地理ちり》，濟すみ南みなみ：山東さんとう教育きょういく出版しゅっぱん社しゃ