「加藤かとう高明こうめい」の版はん間あいだの差分さぶん

日本にっぽんの政治せいじ家か加藤かとう（かとう）高こう明あきら（たかあき）加藤かとう󠄁 高明こうめい󠄁
	加藤かとう高明こうめい
生年月日せいねんがっぴ	1860年ねん1月がつ25日にち; （安政あんせい7年ねん1月がつ2日にち）
出生しゅっしょう地ち	日本にっぽん・尾張おわり国こく海うみ東ひがし郡ぐん佐屋さた; （現げん：愛知あいち県けん愛あい西市さいち）
没ぼつ年月日ねんがっぴ	1926年ねん1月がつ28日にち（66歳さい没ぼつ）
死没しぼつ地ち	日本にっぽん・東京とうきょう府ふ東京とうきょう市し
出身しゅっしん校こう	東京大学とうきょうだいがく法学部ほうがくぶ卒業そつぎょう
前ぜん職しょく	外交がいこう官かん（在ざいイギリス公使こうし）
所属しょぞく政党せいとう	（立憲りっけん同志どうし会かい →）; 憲政けんせい会かい
称号しょうごう	正せい二に位い; 大だい勲くん位い菊花きっか大だい綬章じゅしょう; 伯爵はくしゃく; 法学ほうがく士し（東京大学とうきょうだいがく・1881年ねん）
配偶はいぐう者しゃ	加藤かとう春路はるじ
子女しじょ	岡部おかべ悦子えつこ（長女ちょうじょ）; 加藤かとう厚あつし太郎たろう（次男じなん）
親族しんぞく	木内きうち重しげる四郎しろう（義弟ぎてい）; 幣ぬさ原はら喜重郎きじゅうろう（義弟ぎてい）; 岡おか部長ぶちょう景けい（娘むすめ婿むこ）
サイン
第だい24代だい内閣ないかく総理そうり大臣だいじん
内閣ないかく	加藤かとう高明こうめい内閣ないかく
在任ざいにん期間きかん	1924年ねん6月11日にち - 1926年ねん1月がつ28日にち
天皇てんのう	大正天皇たいしょうてんのう
第だい16・19・26・28代だい外務がいむ大臣だいじん
内閣ないかく	第だい4次じ伊藤いとう内閣ないかく第だい1次じ西園寺さいおんじ内閣ないかく第だい3次じ桂かつら内閣ないかく第だい2次じ大隈おおくま内閣ないかく
在任ざいにん期間きかん	1900年ねん10月19日にち - 1901年ねん6月3日にち1906年ねん1月がつ7日にち - 1906年ねん3月3日にち1913年ねん1月がつ29日にち - 1913年ねん2月がつ20日はつか1914年ねん4月がつ16日にち - 1915年ねん8月がつ10日とおか
貴族きぞく院いん議員ぎいん
在任ざいにん期間きかん	1915年ねん8月がつ10日とおか - 1926年ねん1月がつ28日にち
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2024年ねん5月がつ8日にち (水)すい 10:39時点じてんにおける版はん

加藤かとう高明こうめい（かとうたかあき、旧きゅう字体じたい：加藤かとう󠄁 高明こうめい󠄁、1860年ねん 1月がつ25日にち〈安政あんせい7年ねん1月がつ3日にち〉- 1926年ねん〈大正たいしょう15年ねん〉1月がつ28日にち）は、日本にっぽんの外交がいこう官かん、政治せいじ家か。位階いかい勲等くんとう爵位しゃくいは正せい二に位い大だい勲くん位い伯爵はくしゃく。学位がくいは法学ほうがく士し（東京大学とうきょうだいがく・1881年ねん）。

外務がいむ大臣だいじん（第だい15・18・25・27代だい）、貴族きぞく院いん議員ぎいん、内閣ないかく総理そうり大臣だいじん（第だい24代だい）などを歴任れきにんした。

生涯しょうがい

財界ざいかいへの歩あゆみ

尾張おわり藩はんの下級かきゅう藩士はんしである服部はっとり重文しげふみ・久子ひさこ夫妻ふさいの次男じなんとして生うまれた。幼名ようみょうは総そう吉きち（そうきち）。父ちちは尾張おわり海かい東ひがし郡ぐん佐屋さや（後ごの愛知あいち県けん海部かいふ郡ぐん佐屋さや町まち、現在げんざいは愛知あいち県けん愛あい西市さいち）の代官だいかんの手代てだいだった。明治めいじ5年ねん（1872年ねん）、祖母そぼ・加奈子かなこの姉あねあい子この嫁とつぎ先さきである加藤かとう家かに養子ようしに入はいる^[1]。明治めいじ7年ねん(1874年ねん）、叔母おばの夫おっとで裁判官さいばんかんの安井やすい譲ゆずる（維新いしん前まえは尾張おわり藩はんの船ふね奉行ぶぎょう）の薦すすめで高こう明あきらと改名かいめい^[2]。旧制きゅうせい愛知あいち県立けんりつ第だい一いち中学校ちゅうがっこう（現げん・愛知あいち県立けんりつ旭丘あさひがおか高等こうとう学校がっこう）・名古屋なごや洋よう学校がっこうを経へて、明治めいじ14年ねん（1881年ねん）7月がつに東京大学とうきょうだいがく法学部ほうがくぶ^{[注釈ちゅうしゃく 1]}を首席しゅせきで卒業そつぎょうし、法学ほうがく士しの学位がくいを授与じゅよされた^[3]。その後ご三菱みつびしに入社にゅうしゃしイギリスに渡わたる。帰国きこく後ごは、三菱みつびし本社ほんしゃ副ふく支配人しはいにんの地位ちいにつき、明治めいじ19年ねん（1886年ねん）岩崎いわさき弥太郎やたろう・喜き勢ぜい夫妻ふさいの長女ちょうじょ・春路はるじと結婚けっこん^[2]。このことから後のちに政敵せいてきから「三菱みつびしの大だい番頭ばんがしら」と皮肉ひにくられる^[4]。

財界ざいかいから官界かんかい、政界せいかいへ

明治めいじ20年ねん（1887年ねん）より官界かんかい入いりし^[5]、外相がいしょう・大隈おおくま重信しげのぶの秘書官ひしょかん兼けん政務せいむ課長かちょうや駐ちゅう英えい公使こうしを歴任れきにん。

明治めいじ33年ねん（1900年ねん）には第だい4次じ伊藤いとう内閣ないかくの外相がいしょうに就任しゅうにんし^[6]、日にち英えい同盟どうめいの推進すいしんなどに尽力じんりょくした。その後ご、東京日日新聞とうきょうにちにちしんぶん（後ごの毎日新聞まいにちしんぶん）社長しゃちょう、第だい1次じ西園寺さいおんじ内閣ないかくの外相がいしょう^{[注釈ちゅうしゃく 2]}、駐ちゅう英えい公使こうし、第だい3次じ桂かつら内閣ないかくの外相がいしょうを歴任れきにんする。その間あいだ、衆議院しゅうぎいん議員ぎいんを2期き務つとめ（第だい7回かい総そう選挙せんきょ・高知こうち県けん郡部ぐんぶ、第だい8回かい総そう選挙せんきょ・神奈川かながわ県けん横浜よこはま市し）^[7]、後のちに貴族きぞく院いん勅みことのり選せん議員ぎいんに勅みことのり任まかされた。

大正たいしょう2年ねん（1913年ねん）、桂かつら太郎たろうの主導しゅどうによる立憲りっけん同志どうし会かいの結成けっせいに参画さんかくする。同志どうし会かいの成立せいりつを待まつことなく桂かつらが急死きゅうししたため、同志どうし会かいはいったん総務そうむの合議ごうぎによる集団しゅうだん指導しどう体制たいせいをとるも、のちに党とう大会たいかいで加藤かとうが立憲りっけん同志どうし会かい総理そうり（党首とうしゅ）に選出せんしゅつされた。翌年よくねん第だい2次じ大隈おおくま内閣ないかくの外相がいしょうとして、第だい一いち次じ世界せかい大戦たいせんへの参戦さんせん、対たい華はな21ヶ条かじょう要求ようきゅうなどに辣腕らつわんを振ふるった。大隈おおくま退陣たいじん後ごは、同志どうし会かいと中正ちゅうせい会かいが合同ごうどうして成立せいりつした憲政けんせい会かいの総裁そうさいとして元老げんろう政治せいじの打破だは・選挙せんきょ権けん拡張かくちょうをめざす^[8]。大隈おおくま内閣ないかくの外交がいこう政策せいさくを一いち手てに握にぎる加藤かとうに対たいして、立憲りっけん政友せいゆう会かいの西園寺さいおんじ公望きんもちや原はら敬たかしからは殊ことに対たい華はな21ヶ条かじょう要求ようきゅうへの批判ひはんが強つよまった。

総そう選挙せんきょのたびに議席ぎせき数すうを減へらすなど加藤かとうの党とう運営うんえいは平坦へいたんな道みちのりではなく、「苦節くせつ十じゅう年ねん」と呼よばれる長期ちょうきの在野ざいや生活せいかつを送おくった^[9]。1922年ねん高橋たかはし内閣ないかく総そう辞職じしょくの際さいに、後継こうけい総理そうりの候補こうほとして「加藤かとう友三郎ともさぶろうが辞退じたいした場合ばあいには、加藤かとう高明こうめいを後継こうけい総理そうりとする」案あん（加藤かとうにあらずんば加藤かとう）が元老げんろう会議かいぎで出だされたことがあったが、これを知しった立憲りっけん政友せいゆう会かいは高明こうめいの組閣そかくを阻止そしするため、辞退じたいを決意けついしていた友三郎ともさぶろうを説得せっとくして翻意ほんいさせ加藤かとう友三郎ともさぶろう内閣ないかくが成立せいりつしたため政権せいけん獲得かくとくは1924年ねんまで遠とおざかる。

組閣そかく以降いこう

第だい二に次じ護憲ごけん運動うんどうの高たかまりを受うけた第だい15回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょで護憲ごけん三さん派は勢力せいりょくが圧勝あっしょうしたため、清浦きようら奎吾首相しゅしょうは辞意じいを表明ひょうめいし清浦きようら内閣ないかくは退陣たいじん、大命たいめい降下こうかを受うけた加藤かとうは大正たいしょう13年ねん（1924年ねん）6月がつ11日にち、立憲りっけん政友せいゆう会かい、憲政けんせい会かい、革新かくしん倶楽部くらぶからなる護憲ごけん三さん派は内閣ないかくを率ひきいる内閣ないかく総理そうり大臣だいじんとなった。加藤かとうは初はつの東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく出身しゅっしんの首相しゅしょうである。選挙せんきょ公約こうやくであった普通ふつう選挙せんきょ法ほうを成立せいりつさせ^[10]、日にちソ基本きほん条約じょうやくを締結ていけつしソ連それんと国交こっこうを樹立じゅりつするなど、成果せいかをあげた。しかし一方いっぽうでは共産党きょうさんとう対策たいさくから治安ちあん維持いじ法ほうを成立せいりつさせた^[11]。この法規ほうきは後のちに言論げんろん弾圧だんあつの口実こうじつとして使つかわれ、特とくに戦時せんじ中ちゅうに乱用らんようされたとして治安ちあん維持いじ法ほう反対はんたい派はからは強つよく批判ひはんされている。一方いっぽうで治安ちあん維持いじ法ほう擁護ようご派はからはこの時期じきに労働ろうどう運動うんどうが多発たはつしており、またロシア革命かくめいの影響えいきょうから普通ふつう選挙せんきょ法ほうによって共産きょうさん主義しゅぎが爆発ばくはつ的てきに広ひろがる可能かのう性せいもあったことから出だされたもので^[12]、治安ちあん維持いじ法ほうとのセットでないと普通ふつう選挙せんきょ法案ほうあんが貴族きぞく院いんで否決ひけつされた可能かのう性せいも高たかく、当時とうじの各国かっこくも同様どうようの法規ほうきを有ゆうしていたことからやむを得えぬものであったとする意見いけんもある。また、宇垣うがき軍縮ぐんしゅくに見みられるような陸軍りくぐんの軍縮ぐんしゅくを進すすめる一方いっぽうで陸軍りくぐん現役げんえき将校しょうこう学校がっこう配属はいぞく令れいを公布こうふし、中等ちゅうとう学校がっこう以上いじょうにおける学校がっこう教練きょうれんを創設そうせつした。

加藤かとう高明こうめい内閣ないかくは高橋たかはし是清これきよ、若槻わかつき禮次郎れいじろう、濱口はまぐち雄幸ゆうこう、幣ぬさ原はら喜重郎きじゅうろう、犬いぬ養やしなえ毅あつしを擁ようし、以降いこう7代だい、衆議院しゅうぎいんの多数たすう政党せいとうが内閣ないかくを交互こうごに組織そしきする「憲政けんせいの常道じょうどう」が確立かくりつされ、この慣習かんしゅうは五ご・一いち五ご事件じけんまで続つづいた。

晩年ばんねん

翌年よくねん、憲政けんせい会かいと政友せいゆう会かいのつなぎ役やくであった司法しほう大臣だいじん・横田よこた千せん之これ助すけが急死きゅうしすると、政友せいゆう会かいと憲政けんせい会かいは内紛ないふんを起おこして護憲ごけん三さん派は連立れんりつは崩くずれて加藤かとう内閣ないかくは崩壊ほうかいする。だが、元老げんろうの西園寺さいおんじ公望きんもちは自みずからが次つぎの政友せいゆう会かい内閣ないかくの首班しゅはんに期待きたいしていた横田よこたが没ぼっするとたちまちその遺志いしを踏ふみにじって護憲ごけん三さん派はを崩壊ほうかいさせた政友せいゆう会かいに失望しつぼうして、個人こじん的てきには好意こうい的てきではなかった加藤かとうに政権せいけんを続投ぞくとうさせる決断けつだんをした。これを受うけて大正たいしょう14年ねん（1925年ねん）8月がつ2日にち、加藤かとうの憲政けんせい会かい単独たんどく内ない閣かくとなる^{[注釈ちゅうしゃく 3]}^{[注釈ちゅうしゃく 4]}。

1926年ねん1月がつ22日にちに、加藤かとうは帝国ていこく議会ぎかい内うちで肺炎はいえんをこじらせて倒たおれ、そのまま6日にち後ごに66歳さいにて死去しきょ。現役げんえき首相しゅしょうの病死びょうしは加藤かとう高明こうめいの他ほかに加藤かとう友三郎ともさぶろう、大平おおひら正芳まさよし、小渕おぶち恵三けいぞうのみである。この年とし加藤かとうはノーベル賞しょう推薦人すいせんにんとして渋沢しぶさわ栄一えいいちをノーベル平和へいわ賞しょうに推薦すいせんした^[13]。墓所はかしょは青山あおやま霊園れいえん(1ロ8-1)。

加藤かとうの没後ぼつご、若槻わかつき禮次郎れいじろうが内閣ないかく総理そうり大臣だいじん臨時りんじ代理だいりを経へて組閣そかくの大命たいめいを受うけて第だい1次じ若槻わかつき内閣ないかくを組閣そかくした。同年どうねん1926年ねん末まつには大正天皇たいしょうてんのうが崩御ほうぎょし、昭和しょうわへと時代じだいが移うつり変かわった。

名古屋なごや市し昭和しょうわ区くの鶴舞つるまい公園こうえん内うちには、普通ふつう選挙せんきょ法ほう成立せいりつを記念きねんして建たてられた普ひろし選せん記念きねん壇だんがある。同どう園内えんないには加藤かとうの銅像どうぞうも建たっていた（1928年ねん建立こんりゅう）が太平洋戦争たいへいようせんそうの金属きんぞく供出きょうしゅつ令れいにより取とり壊こわされ、現在げんざいは台座だいざのみが残のこる。

人物じんぶつ

西園寺さいおんじ公望きんもちは加藤かとうのことを大久保おおくぼ利通としみち、木戸きど孝允たかよし、伊藤いとう博文ひろぶみとならべて「一角いっかくの人物じんぶつであった」と述のべるなど高たかく評価ひょうかしていた^[14]。
駐ちゅう英えい大使たいしとして在任ざいにん中ちゅうであった明治めいじ末期まっきに、自みずからの見聞けんぶんをもとに英国えいこくの政治せいじ・経済けいざい・社会しゃかいを解説かいせつ・論評ろんぴょうした『滞とどこお英えい偶感ぐうかん』を時事新報じじしんぽうに連載れんさいした。匿名とくめいでのレポートであった。

家族かぞく

妻つまは岩崎いわさき弥太郎やたろうの長女ちょうじょ・春路はるじ^[15]^[16]^[17]。春路はるじとの間あいだに3人にんの子供こどもがいる^[17]。長女ちょうじょ・悦子えつこは岡おか部長ぶちょう景けいの妻つま^[17]^[18]。長男ちょうなんは早世そうせい^[17]。次男じなん・厚あつ太郎たろうは三菱みつびし合資ごうし会社かいしゃ・三菱銀行みつびしぎんこうに勤務きんむした後のち三菱みつびし系けいの損害そんがい保険ほけん会社かいしゃ・東明とうめい火災かさい海上かいじょう保険ほけん（現げん・日新火災海上保険にっしんかさいかいじょうほけん^{[注釈ちゅうしゃく 5]}）の取締役とりしまりやくを務つとめた^[17]。厚あつ太郎たろうの妻つまは元もと宮みや内省ないせい大膳だいぜん頭あたま・上野うえの季三すえぞう郎ろうの三さん女じょ^[17]^[19]。そのため服部はっとり金太郎きんたろうの長男ちょうなんで服部はっとり時計とけい店てんの2代目だいめ社長しゃちょうを務つとめた服部はっとり玄げん三さんは厚あつ太郎たろうの義兄ぎけいにあたり^{[注釈ちゅうしゃく 6]}、元もと神宮じんぐう大宮おおみや司つかさの佐佐木ささき行忠ゆきただと元もと九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそう会長かいちょうの團だん伊能いのうは厚あつ太郎たろうの義弟ぎていにあたる^{[注釈ちゅうしゃく 7]}。新選しんせん組ぐみ隊たい士し佐野さの七なな五ご三さん之これ助すけは母方ははかたの伯父おじにあたる^[17]。

栄典えいてん・授章じゅしょう・授賞じゅしょう

位階いかい

1890年ねん（明治めいじ23年ねん）1月がつ28日にち - 従したがえ五ご位い^[20]
1892年ねん（明治めいじ25年ねん）9月26日にち - 正せい五ご位い^[21]
1894年ねん（明治めいじ27年ねん）10月がつ10日とおか - 従したがえ四よん位い^[22]
1900年ねん（明治めいじ33年ねん）2月がつ20日はつか - 正せい四よん位い^[23]
1910年ねん（明治めいじ43年ねん）12月20日にち - 従したがえ三さん位い^[24]
1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）2月がつ28日にち - 正せい三さん位い^[25]
1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）1月がつ28日にち - 正せい二に位い^[26]

勲章くんしょうなど

1889年ねん（明治めいじ22年ねん）11月29日にち - 大日本帝国だいにっぽんていこく憲法けんぽう発布はっぷ記念きねん章あきら^[27]
1895年ねん（明治めいじ28年ねん）10月31日にち - 勲くん三さん等とう旭日きょくじつ中ちゅう綬章じゅしょう^[28]
1898年ねん（明治めいじ31年ねん）6月15日にち - 勲くん二に等とう瑞宝章ずいほうしょう^[29]
1902年ねん（明治めいじ35年ねん）12月28日にち - 勲一等くんいっとう瑞宝章ずいほうしょう^[30]
1911年ねん（明治めいじ44年ねん）8月がつ24日にち - 男爵だんしゃく・旭日大綬章あさひだいじゅしょう^[31]
1915年ねん（大正たいしょう4年ねん）11月10日にち - 大礼たいれい記念きねん章あきら（大正たいしょう）^[32]
1916年ねん（大正たいしょう5年ねん）7月がつ14日にち - 子爵ししゃく・旭日きょくじつ桐きり花はな大だい綬章じゅしょう^[33]
1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）1月がつ28日にち - 大だい勲くん位い菊花きっか大だい綬章じゅしょう・伯爵はくしゃく^[26]・帝都ていと復興ふっこう記念きねん章あきら^[34]

外国がいこく勲章くんしょう佩用はいよう允許いんきょ

1897年ねん（明治めいじ30年ねん）10月がつ20日はつか - イギリス帝国ていこく：銀製ぎんせいジュビリー記念きねん章あきら^[35]
1907年ねん（明治めいじ40年ねん）2月がつ1日にち - 大だい清きよし帝国ていこく：頭あたま等とう第だい三さん双竜そうりゅう宝たから星ぼし^[36]
1911年ねん（明治めいじ44年ねん）10月5日にち - イギリス帝国ていこく：イギリス皇帝こうてい皇后こうごう両りょう陛下へいか戴冠たいかん記念きねん章あきら^[37]

伝記でんき

復刻ふっこく『歴代れきだい総理そうり大臣だいじん伝記でんき叢書そうしょ15　加藤かとう高明こうめい』　御厨みくりや貴たか、ゆまに書房しょぼう、2006年ねん（平成へいせい18年ねん）
復刻ふっこく『伝記でんき・加藤かとう高明こうめい　上下じょうげ巻まき』　伊藤いとう正徳まさのり編へん、大空おおぞら社しゃ：伝記でんき叢書そうしょ、1995年ねん（平成へいせい7年ねん）
近藤こんどう操みさお『日本にっぽん宰相さいしょう列伝れつでん10　加藤かとう高明こうめい』　時事通信社じじつうしんしゃ、1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）
奈良岡ならおか聡さとし智さとし^{[注釈ちゅうしゃく 8]} 『加藤かとう高明こうめいと政党せいとう政治せいじ　二に大だい政党せいとう制せいへの道みち』　山川やまかわ出版しゅっぱん社しゃ、2006年ねん（平成へいせい18年ねん）
櫻井さくらい良樹よしき『加藤かとう高明こうめい　主義しゅぎ主張しゅちょうを枉ぐるな』ミネルみねるヴァ書房ぁしょぼう〈ミネルヴァ日本にっぽん評伝ひょうでん選せん〉、2013年ねん（平成へいせい25年ねん）

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

^ この東京大学とうきょうだいがくは後のちに帝国ていこく大学だいがく（更さらに東京とうきょう帝国ていこく大学だいがくを経へて現在げんざいの東京大学とうきょうだいがく）になる前まえの東京とうきょう大学だいがくであることに注意ちゅうい。
^ 鉄道てつどう国有こくゆう化か反対はんたいを理由りゆうにわずか2ヶ月かげつで辞任じにんしたが、実際じっさいには日にち露ろ戦争せんそう後ごの陸軍りくぐんの撤兵てっぺいの遅おそさに対たいする不満ふまんと健康けんこう問題もんだいもあったとされている。
^ 現代げんだいではこれを内閣ないかく改造かいぞうとみなすことが多おおいが、加藤かとうはこのとき内閣ないかく総そう辞職じしょくしてからあらためて二に度目どめの組閣そかくの大命たいめいを受うけているので、この日ひ以後いごを「第だい二に次じ加藤かとう内閣ないかく」とする方ほうが合理ごうり的てきである。実際じっさい1980年代ねんだいはじめごろまでは教科書きょうかしょや参考さんこう文献ぶんけんの多おおくが「護憲ごけん三さん派はの第だい一いち次じ加藤かとう高明こうめい内閣ないかく」「憲政けんせい会かい単独たんどくの第だい二に次じ加藤かとう高明こうめい内閣ないかく」といった書かき方かたをしていたが、首相しゅしょう官邸かんていホームページができてその歴代れきだい内ない閣かく一覧いちらんで第だい二に次じ加藤かとう内閣ないかくが無視むしされた結果けっか、多おおくの文献ぶんけんがこれを踏襲とうしゅうすることになってしまった。なおこのあと、近衛このえ文麿ふみまろは第だい二に次じ近衛このえ内ない閣かくで意見いけんが衝突しょうとつした松岡まつおか洋右ようすけ外務がいむ大臣だいじんを辞やめさせるため、やはりいったん内閣ないかく総そう辞職じしょくしてからあらためて組閣そかくの大命たいめいを受うけて松岡まつおか抜ぬきの内閣ないかくを組織そしきしているが、内閣ないかく改造かいぞうを目的もくてきとした再さい組閣そかくの後のちの内閣ないかくを、今日きょうの首相しゅしょう官邸かんていや日本人にっぽんじんも、「第だい三さん次じ近衛このえ内ない閣かく」と呼よんでおり、明あきらかに一貫いっかん性せいを欠かいている。
^ 新内しんない閣かくの組織そしきは、主権しゅけん者しゃの意思いしによるものであり、戦前せんぜんは「大命たいめい降下こうか」、戦後せんごは「内閣ないかく総そう辞職じしょく」か「総そう選挙せんきょによる新あたらしい国会こっかい（実質じっしつ衆議院しゅうぎいん）構成こうせい」の後のちに行おこなわれる。戦前せんぜんは時折ときおり、この内閣ないかく総そう辞職じしょくにあたる全ぜん閣僚かくりょうの辞表じひょうを取とりまとめての提出ていしゅつがされており、しかしその都度つど受理じゅりされずに却下きゃっかさせることも多おおかった。加藤かとう高明こうめい内閣ないかくにおいては、支持しじ基盤きばんの瓦解がかいが理由りゆうであり、一旦いったんはその後継こうけいの検討けんとうがなされ、大命たいめいが再さい降下こうかされていることからも、別べつの新あたらしい第だい二に次じ内閣ないかくとした方ほうが合理ごうり的てきであるが、大命たいめい再さい降下こうかの後のちに辞表じひょうの差さし戻もどしをしており、親任しんにん式しきも交替こうたいした3閣僚かくりょうしか行おこなわれていない。教科書きょうかしょや歴史れきし関連かんれんの専門せんもん書しょに第だい二に次じ内閣ないかく扱あつかいをしたものは多おおかったが、あくまで手続てつづき的てきには内閣ないかく改造かいぞうにあたると考かんがえて問題もんだいはない。よく近衛このえ内ない閣かくの第だい二に次じと第だい三さん次じの違ちがいと比較ひかくされるが、この際さいは辞表じひょう差さし戻もどしが行おこなわれておらず、再度さいどの首相しゅしょう拝命はいめい扱あつかいとなっているので、事務じむ的てきには明あきらかに違ちがいが生しょうじる。
^ 日新火災にっしんかさいは2014年ねん（平成へいせい26年ねん）現在げんざい東京とうきょう海上かいじょうホールディングスの傘下さんかなので東京とうきょう海上かいじょう日動にちどう火災かさい保険ほけん同様どうよう三菱みつびしグループの損害そんがい保険ほけん会社かいしゃである。
^ 玄げん三さんの妻つま・英子えいこは上野うえのの次女じじょである^[19]。
^ 佐佐木ささきの妻つま・米子よなごは上野うえのの四よん女じょであり、團だんの妻つま・美智子みちこは上野うえのの五ご女じょである^[19]。
^ 加藤かとうが、駐ちゅう英えい大使たいしだった明治めいじ末期まっきに『時事新報じじしんぽう』に連載れんさいした匿名とくめいでの著作ちょさく『滞とどこお英えい偶感ぐうかん』（中公ちゅうこう文庫ぶんこ、2015年ねん）の解説かいせつを担当たんとうした。

出典しゅってん

^ 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 24頁ぺーじ、26頁ぺーじ。
^ ^a ^b 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 24頁ぺーじ。
^ アジア歴史れきし資料しりょうセンターレファレンスコードA07062200000
^ 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 15頁ぺーじ。
^ 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 5頁ぺーじ、24-25頁ぺーじ。
^ 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 5頁ぺーじ、25頁ぺーじ。
^ 伊藤いとう『伝記でんき・加藤かとう高明こうめい下巻げかん』「加藤かとう伯はく年譜ねんぷ」8頁ぺーじ。
^ 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 5頁ぺーじ、26頁ぺーじ。
^ 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 26頁ぺーじ。
^ 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 27頁ぺーじ。
^ 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 32-33頁ぺーじ。
^ 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 32頁ぺーじ。
^ “Nomination Database I Kato Takaaki”. Official web site of the Nobel Prize. 2015年ねん1月がつ28日にち閲覧えつらん。
^ 伊藤いとう之の雄ゆう『元老げんろう西園寺さいおんじ公望きんもち古希こきからの挑戦ちょうせん』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう〈文春ぶんしゅん新書しんしょ〉、2007年ねん、ISBN 4166606093、208頁ぺーじ
^ 佐藤さとう『門閥もんばつ』 262-263頁ぺーじ、270頁ぺーじ。
^ 神かみ『閨ねや閥ばつ』 400頁ぺーじ。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 26頁ぺーじ。
^ 佐藤さとう『門閥もんばつ』 262-265頁ぺーじ、276頁ぺーじ。
^ ^a ^b ^c 佐藤さとう『門閥もんばつ』 449-451頁ぺーじ。
^ 『官報かんぽう』第だい1976号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1890年ねん2月がつ3日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい2776号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1892年ねん9月がつ27日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい3388号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1894年ねん10月がつ11日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい4989号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1900年ねん2月がつ21日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい8251号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1910年ねん12月21日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい174号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1913年ねん3月がつ1日にち。
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^ 『官報かんぽう』第だい1935号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1889年ねん12月9日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい3704号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1895年ねん11月1日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい4487号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1898年ねん6月がつ16日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい5848号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1902年ねん12月29日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい8454号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1911年ねん8月がつ25日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい1310号ごう・付録ふろく「辞令じれい」1916年ねん12月13日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい1187号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1916年ねん7月がつ15日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい1499号ごう・付録ふろく「辞令じれい二に」1931年ねん12月28日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい4301号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1897年ねん10月がつ30日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい7200号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1907年ねん7月がつ1日にち。
^ 『官報かんぽう』第だい8502号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1911年ねん10月がつ21日にち。

参考さんこう文献ぶんけん

佐藤さとう朝ちょう泰たい『門閥もんばつ旧きゅう華族かぞく階層かいそうの復権ふっけん』立たて風ふう書房しょぼう 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ10日とおか第だい1刷さつ発行はっこう ISBN 4-651-70032-2
神かみ一いち行ぎょう『閨ねや閥ばつ - 新しん特権とっけん階級かいきゅうの系譜けいふ』講談社こうだんしゃ（講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ） 1993年ねん（平成へいせい5年ねん）10月がつ第だい1刷さつ発行はっこう ISBN 4-06-185562X
『週刊しゅうかん池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22 加藤かとう友三郎ともさぶろう・清浦きようら奎吾・加藤かとう高明こうめい』小学館しょうがくかん、2012年ねん（平成へいせい24年ねん）6月がつ19日にち発行はっこう

外部がいぶリンク

公職こうしょく
先代せんだい清浦きようら奎吾	内閣ないかく総理そうり大臣だいじん第だい24代だい：1924年ねん6月がつ11日にち - 1926年ねん1月がつ28日にち	次代じだい若槻わかつき禮次郎れいじろう
先代せんだい青木あおき周蔵しゅうぞう小村こむら壽太郎じゅたろう桂かつら太郎たろう牧野まきの伸しん顕あきら	外務がいむ大臣だいじん第だい15代だい：1900年ねん10月がつ19日にち - 1901年ねん6月がつ2日にち第だい18代だい：1906年ねん1月がつ7日にち - 同どう3月がつ3日にち第だい25代だい：1913年ねん1月がつ29日にち - 同どう2月がつ20日はつか第だい27代だい：1914年ねん4月がつ16日にち - 1915年ねん8月がつ10日とおか	次代じだい曾禰荒あら助すけ西園寺さいおんじ公望きんもち牧野まきの伸しん顕あきら大隈おおくま重信しげのぶ
党とう職しょく
先代せんだい結成けっせい	憲政けんせい会かい総裁そうさい初代しょだい : 1916年ねん - 1926年ねん	次代じだい若槻わかつき禮次郎れいじろう
先代せんだい結成けっせい	立憲りっけん同志どうし会かい総理そうり初代しょだい : 1913年ねん - 1916年ねん	次代じだい憲政けんせい会かいへ
日本にっぽんの爵位しゃくい
先代せんだい陞爵	伯爵はくしゃく加藤かとう（高明こうめい）家か初代しょだい 1926年ねん	次代じだい加藤かとう厚あつし太郎たろう
先代せんだい陞爵	子爵ししゃく加藤かとう（高明こうめい）家か初代しょだい 1916年ねん - 1926年ねん	次代じだい陞爵
先代せんだい叙爵じょしゃく	男爵だんしゃく加藤かとう（高明こうめい）家か初代しょだい 1911年ねん - 1916年ねん	次代じだい陞爵

[3] この東京大学とうきょうだいがくは後のちに帝国ていこく大学だいがく（更さらに東京とうきょう帝国ていこく大学だいがくを経へて現在げんざいの東京大学とうきょうだいがく）になる前まえの東京とうきょう大学だいがくであることに注意ちゅうい。

[8] 鉄道てつどう国有こくゆう化か反対はんたいを理由りゆうにわずか2ヶ月かげつで辞任じにんしたが、実際じっさいには日にち露ろ戦争せんそう後ごの陸軍りくぐんの撤兵てっぺいの遅おそさに対たいする不満ふまんと健康けんこう問題もんだいもあったとされている。

[15] 現代げんだいではこれを内閣ないかく改造かいぞうとみなすことが多おおいが、加藤かとうはこのとき内閣ないかく総そう辞職じしょくしてからあらためて二に度目どめの組閣そかくの大命たいめいを受うけているので、この日ひ以後いごを「第だい二に次じ加藤かとう内閣ないかく」とする方ほうが合理ごうり的てきである。実際じっさい1980年代ねんだいはじめごろまでは教科書きょうかしょや参考さんこう文献ぶんけんの多おおくが「護憲ごけん三さん派はの第だい一いち次じ加藤かとう高明こうめい内閣ないかく」「憲政けんせい会かい単独たんどくの第だい二に次じ加藤かとう高明こうめい内閣ないかく」といった書かき方かたをしていたが、首相しゅしょう官邸かんていホームページができてその歴代れきだい内ない閣かく一覧いちらんで第だい二に次じ加藤かとう内閣ないかくが無視むしされた結果けっか、多おおくの文献ぶんけんがこれを踏襲とうしゅうすることになってしまった。なおこのあと、近衛このえ文麿ふみまろは第だい二に次じ近衛このえ内ない閣かくで意見いけんが衝突しょうとつした松岡まつおか洋右ようすけ外務がいむ大臣だいじんを辞やめさせるため、やはりいったん内閣ないかく総そう辞職じしょくしてからあらためて組閣そかくの大命たいめいを受うけて松岡まつおか抜ぬきの内閣ないかくを組織そしきしているが、内閣ないかく改造かいぞうを目的もくてきとした再さい組閣そかくの後のちの内閣ないかくを、今日きょうの首相しゅしょう官邸かんていや日本人にっぽんじんも、「第だい三さん次じ近衛このえ内ない閣かく」と呼よんでおり、明あきらかに一貫いっかん性せいを欠かいている。

[16] 新内しんない閣かくの組織そしきは、主権しゅけん者しゃの意思いしによるものであり、戦前せんぜんは「大命たいめい降下こうか」、戦後せんごは「内閣ないかく総そう辞職じしょく」か「総そう選挙せんきょによる新あたらしい国会こっかい（実質じっしつ衆議院しゅうぎいん）構成こうせい」の後のちに行おこなわれる。戦前せんぜんは時折ときおり、この内閣ないかく総そう辞職じしょくにあたる全ぜん閣僚かくりょうの辞表じひょうを取とりまとめての提出ていしゅつがされており、しかしその都度つど受理じゅりされずに却下きゃっかさせることも多おおかった。加藤かとう高明こうめい内閣ないかくにおいては、支持しじ基盤きばんの瓦解がかいが理由りゆうであり、一旦いったんはその後継こうけいの検討けんとうがなされ、大命たいめいが再さい降下こうかされていることからも、別べつの新あたらしい第だい二に次じ内閣ないかくとした方ほうが合理ごうり的てきであるが、大命たいめい再さい降下こうかの後のちに辞表じひょうの差さし戻もどしをしており、親任しんにん式しきも交替こうたいした3閣僚かくりょうしか行おこなわれていない。教科書きょうかしょや歴史れきし関連かんれんの専門せんもん書しょに第だい二に次じ内閣ないかく扱あつかいをしたものは多おおかったが、あくまで手続てつづき的てきには内閣ないかく改造かいぞうにあたると考かんがえて問題もんだいはない。よく近衛このえ内ない閣かくの第だい二に次じと第だい三さん次じの違ちがいと比較ひかくされるが、この際さいは辞表じひょう差さし戻もどしが行おこなわれておらず、再度さいどの首相しゅしょう拝命はいめい扱あつかいとなっているので、事務じむ的てきには明あきらかに違ちがいが生しょうじる。

[23] 日新火災にっしんかさいは2014年ねん（平成へいせい26年ねん）現在げんざい東京とうきょう海上かいじょうホールディングスの傘下さんかなので東京とうきょう海上かいじょう日動にちどう火災かさい保険ほけん同様どうよう三菱みつびしグループの損害そんがい保険ほけん会社かいしゃである。

[25] 玄げん三さんの妻つま・英子えいこは上野うえのの次女じじょである^[19]。

[26] 佐佐木ささきの妻つま・米子よなごは上野うえのの四よん女じょであり、團だんの妻つま・美智子みちこは上野うえのの五ご女じょである^[19]。

[45] 加藤かとうが、駐ちゅう英えい大使たいしだった明治めいじ末期まっきに『時事新報じじしんぽう』に連載れんさいした匿名とくめいでの著作ちょさく『滞とどこお英えい偶感ぐうかん』（中公ちゅうこう文庫ぶんこ、2015年ねん）の解説かいせつを担当たんとうした。

[1] 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 24頁ぺーじ、26頁ぺーじ。

[日本の総理24-2] 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 24頁ぺーじ。

[4] アジア歴史れきし資料しりょうセンターレファレンスコードA07062200000

[5] 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 15頁ぺーじ。

[6] 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 5頁ぺーじ、24-25頁ぺーじ。

[日本の総理5,25-7] 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 5頁ぺーじ、25頁ぺーじ。

[9] 伊藤いとう『伝記でんき・加藤かとう高明こうめい下巻げかん』「加藤かとう伯はく年譜ねんぷ」8頁ぺーじ。

[10] 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 5頁ぺーじ、26頁ぺーじ。

[11] 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 26頁ぺーじ。

[12] 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 27頁ぺーじ。

[13] 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 32-33頁ぺーじ。

[日本の総理32-14] 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 32頁ぺーじ。

[17] “Nomination Database I Kato Takaaki”. Official web site of the Nobel Prize. 2015年ねん1月がつ28日にち閲覧えつらん。

[18] 伊藤いとう之の雄ゆう『元老げんろう西園寺さいおんじ公望きんもち古希こきからの挑戦ちょうせん』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう〈文春ぶんしゅん新書しんしょ〉、2007年ねん、ISBN 4166606093、208頁ぺーじ

[19] 佐藤さとう『門閥もんばつ』 262-263頁ぺーじ、270頁ぺーじ。

[20] 神かみ『閨ねや閥ばつ』 400頁ぺーじ。

[日本の総理26-21] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 26頁ぺーじ。

[22] 佐藤さとう『門閥もんばつ』 262-265頁ぺーじ、276頁ぺーじ。

[門閥449-451-24] 佐藤さとう『門閥もんばつ』 449-451頁ぺーじ。

[27] 『官報かんぽう』第だい1976号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1890年ねん2月がつ3日にち。

[28] 『官報かんぽう』第だい2776号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1892年ねん9月がつ27日にち。

[29] 『官報かんぽう』第だい3388号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1894年ねん10月がつ11日にち。

[30] 『官報かんぽう』第だい4989号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1900年ねん2月がつ21日にち。

[31] 『官報かんぽう』第だい8251号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1910年ねん12月21日にち。

[32] 『官報かんぽう』第だい174号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1913年ねん3月がつ1日にち。

[#1-33] 『官報かんぽう』第だい4026号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1926年ねん1月がつ28日にち。

[34] 『官報かんぽう』第だい1935号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1889年ねん12月9日にち。

[35] 『官報かんぽう』第だい3704号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1895年ねん11月1日にち。

[36] 『官報かんぽう』第だい4487号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1898年ねん6月がつ16日にち。

[37] 『官報かんぽう』第だい5848号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1902年ねん12月29日にち。

[38] 『官報かんぽう』第だい8454号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1911年ねん8月がつ25日にち。

[39] 『官報かんぽう』第だい1310号ごう・付録ふろく「辞令じれい」1916年ねん12月13日にち。

[40] 『官報かんぽう』第だい1187号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1916年ねん7月がつ15日にち。

[41] 『官報かんぽう』第だい1499号ごう・付録ふろく「辞令じれい二に」1931年ねん12月28日にち。

[42] 『官報かんぽう』第だい4301号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1897年ねん10月がつ30日にち。

[43] 『官報かんぽう』第だい7200号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1907年ねん7月がつ1日にち。

[44] 『官報かんぽう』第だい8502号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1911年ねん10月がつ21日にち。

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[注釈ちゅうしゃく 1]

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[注釈ちゅうしゃく 2]

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[注釈ちゅうしゃく 3]

[注釈ちゅうしゃく 4]

[13]

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[18]

[注釈ちゅうしゃく 5]

[19]

[注釈ちゅうしゃく 6]

[注釈ちゅうしゃく 7]

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[36]

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[注釈ちゅうしゃく 8]

@@ 1行ぎょう目め: / 1行ぎょう目め: @@
+{{別人べつじん|x1=本名ほんみょうが「加藤かとう高明こうめい」の大相撲おおずもう力士りきしの|若わか秩父ちちぶ高明こうめい|加藤かとう誉ほまれ昭あきら}}
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-|国旗こっき3 = JPN1870
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+| 就任にん日び3 = 1915年ねん8月がつ10日とおか
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+| 退すさ任にん日び3 = 1926年とし1月がつ28日ひ
+| 国旗こっき6 = JPN1870
-|退任たいにん日び3 = 1913年ねん[[2月がつ20日はつか]]
+| その他た職歴しょくれき1 =
-|国旗こっき4 = JPN1870
+| 就任しゅうにん日び6 =
-|職名しょくめい4 = 第だい18代だい 外務がいむ大臣だいじん
+| 退任たいにん日び6 =
-|内閣ないかく4 = [[第だい1次じ西園寺さいおんじ内閣ないかく]]
-|就任しゅうにん日び4 = [[1906年ねん]][[1月がつ7日にち]]
-|退任たいにん日び4 = 1906年ねん[[3月がつ3日にち]]
-|国旗こっき5 = JPN1870
-|職名しょくめい5 = 第だい15代だい 外務がいむ大臣だいじん
-|内閣ないかく5 = [[第だい4次じ伊藤いとう内閣ないかく]]
-|就任しゅうにん日び5 = [[1900年ねん]][[10月がつ19日にち]]
-|退任たいにん日び5 = [[1901年ねん]][[6月がつ3日にち]]
-|国旗こっき6 = JPN1870
-|その他た職しょく歴れき1 = [[貴族きぞく院いん (日本にっぽん)|貴族きぞく院いん]]議員ぎいん
-|就任しゅうにん日び6 = [[1915年ねん]][[8月がつ10日とおか]]
-|退任たいにん日び6 = [[1926年ねん]][[1月がつ28日にち]]
-<!-- ↑省略しょうりゃく可か↑ -->
 }}
-'''加藤かとう 高明こうめい'''（かとう たかあき、[[1860年ねん]][[1月がつ25日にち]]（[[安政あんせい]]7年ねん[[1月がつ3日にち (旧暦きゅうれき)|1月がつ3日にち]]）- [[1926年ねん]]（[[大正たいしょう]]15年ねん）[[1月がつ28日にち]]）は、[[日本にっぽん]]の[[外交がいこう官かん]]、[[政治せいじ家か]]。[[位階いかい]][[勲等くんとう]][[爵位しゃくい]]は[[正せい二に位い]][[大だい勲くん位い菊花きっか大だい綬章じゅしょう|大だい勲くん位い]][[伯爵はくしゃく]]。[[学位がくい]]は[[学士がくし（法学ほうがく）|法学ほうがく士し]]（[[東京大学とうきょうだいがく (1877-1886)|東京大学とうきょうだいがく]]・[[1881年ねん]]）。
+'''加藤かとう 高明こうめい'''（かとう たかあき、{{旧きゅう字体じたい|'''加藤かとう&#xe0101; 高明こうめい&#xe0101;'''}}、[[1860年ねん]][[1月がつ25日にち]]〈[[安政あんせい]]7年ねん[[1月がつ3日にち (旧暦きゅうれき)|1月がつ3日にち]]〉- [[1926年ねん]]〈[[大正たいしょう]]15年ねん〉[[1月がつ28日にち]]）は、[[日本にっぽん]]の[[外交がいこう官かん]]、[[政治せいじ家か]]。[[位階いかい]][[勲等くんとう]][[爵位しゃくい]]は[[正せい二に位い]][[大だい勲くん位い菊花きっか大だい綬章じゅしょう|大だい勲くん位い]][[伯爵はくしゃく]]。[[学位がくい]]は[[学士がくし（法学ほうがく）|法学ほうがく士し]]（[[東京大学とうきょうだいがく (1877-1886)|東京大学とうきょうだいがく]]・[[1881年ねん]]）。
 [[外務がいむ大臣だいじん (日本にっぽん)|外務がいむ大臣だいじん]]（第だい[[第だい4次じ伊藤いとう内閣ないかく|15]]・[[第だい1次じ西園寺さいおんじ内閣ないかく|18]]・[[第だい3次じ桂かつら内閣ないかく|25]]・[[第だい2次じ大隈おおくま内閣ないかく|27]]代だい）、[[貴族きぞく院いん (日本にっぽん)|貴族きぞく院いん]]議員ぎいん、[[内閣ないかく総理そうり大臣だいじん]]（[[加藤かとう高明こうめい内閣ないかく|第だい24代だい]]）などを歴任れきにんした。
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 [[尾張おわり藩はん]]の下級かきゅう藩士はんしである服部はっとり重文しげふみ・久子ひさこ夫妻ふさいの次男じなんとして生うまれた。幼名ようみょうは'''総そう吉きち'''（そうきち）。父ちちは尾張おわり海かい東ひがし郡ぐん佐屋さや（後ごの[[愛知あいち県けん]][[海部かいふ郡ぐん (愛知あいち県けん)|海部かいふ郡ぐん]][[佐屋さや町まち]]、現在げんざいは愛知あいち県けん[[愛あい西市さいち]]）の[[代官だいかん]]の[[手代てだい]]だった。[[明治めいじ]]5年ねん（[[1872年ねん]]）、祖母そぼ・加奈子かなこの姉あねあい子この嫁とつぎ先さきである加藤かとう家かに養子ようしに入はいる<ref>『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 24頁ぺーじ、26頁ぺーじ。</ref>。
 明治めいじ7年ねん([[1874年ねん]]）、叔母おばの夫おっとで[[裁判官さいばんかん]]の[[安井やすい譲ゆずる]]（維新いしん前まえは尾張おわり藩はんの船ふね奉行ぶぎょう）の薦すすめで高こう明あきらと改名かいめい<ref name="日本にっぽんの総理そうり24">『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 24頁ぺーじ。</ref>。
-旧制きゅうせい愛知あいち県立けんりつ第だい一いち中学校ちゅうがっこう（現げん・[[愛知あいち県立けんりつ旭丘あさひがおか高等こうとう学校がっこう]]）・名古屋なごや洋よう学校がっこうを経へて、明治めいじ14年ねん（[[1881年ねん]]）7月がつに[[東京大学とうきょうだいがく (1877-1886)|東京大学とうきょうだいがく法学部ほうがくぶ]] <ref group="注釈ちゅうしゃく">この東京大学とうきょうだいがくは後のちに帝国ていこく大学だいがく（更さらに東京とうきょう帝国ていこく大学だいがくを経へて現在げんざいの東京大学とうきょうだいがく）になる前まえの東京とうきょう大学だいがくであることに注意ちゅうい。</ref>を首席しゅせきで卒業そつぎょうし、法学ほうがく士しの学位がくいを授与じゅよされた<ref>[https://www.jacar.go.jp/ アジア歴史れきし資料しりょうセンター]レファレンスコードA07062200000</ref>。
+旧制きゅうせい愛知あいち県立けんりつ第だい一いち中学校ちゅうがっこう（現げん・[[愛知あいち県立けんりつ旭丘あさひがおか高等こうとう学校がっこう]]）・名古屋なごや洋よう学校がっこうを経へて、明治めいじ14年ねん（[[1881年ねん]]）7月がつに[[東京大学とうきょうだいがく (1877-1886)|東京大学とうきょうだいがく法学部ほうがくぶ]]<ref group="注釈ちゅうしゃく">この東京大学とうきょうだいがくは後のちに帝国ていこく大学だいがく（更さらに東京とうきょう帝国ていこく大学だいがくを経へて現在げんざいの東京大学とうきょうだいがく）になる前まえの東京とうきょう大学だいがくであることに注意ちゅうい。</ref>を首席しゅせきで卒業そつぎょうし、法学ほうがく士しの学位がくいを授与じゅよされた<ref>[https://www.jacar.go.jp/ アジア歴史れきし資料しりょうセンター]レファレンスコードA07062200000</ref>。
 その後ご[[三菱みつびし財閥ざいばつ|三菱みつびし]]に入社にゅうしゃし[[イギリス]]に渡わたる。帰国きこく後ごは、三菱みつびし本社ほんしゃ副ふく支配人しはいにんの地位ちいにつき、明治めいじ19年ねん（[[1886年ねん]]）[[岩崎いわさき弥太郎やたろう]]・[[岩崎いわさき喜き勢ぜい|喜き勢ぜい]]夫妻ふさいの長女ちょうじょ・[[加藤かとう春路はるじ|春路はるじ]]と結婚けっこん<ref name="日本にっぽんの総理そうり24"/>。このことから後のちに政敵せいてきから「三菱みつびしの大だい番頭ばんがしら」と皮肉ひにくられる<ref>『池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22』 15頁ぺーじ。</ref>。
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 翌年よくねん、憲政けんせい会かいと政友せいゆう会かいのつなぎ役やくであった司法しほう大臣だいじん・[[横田よこた千せん之これ助すけ]]が急死きゅうしすると、政友せいゆう会かいと憲政けんせい会かいは内紛ないふんを起おこして護憲ごけん三さん派は連立れんりつは崩くずれて加藤かとう内閣ないかくは崩壊ほうかいする。だが、元老げんろうの西園寺さいおんじ公望きんもちは自みずからが次つぎの政友せいゆう会かい内閣ないかくの首班しゅはんに期待きたいしていた横田よこたが没ぼっするとたちまちその遺志いしを踏ふみにじって護憲ごけん三さん派はを崩壊ほうかいさせた政友せいゆう会かいに失望しつぼうして、個人こじん的てきには好意こうい的てきではなかった加藤かとうに政権せいけんを続投ぞくとうさせる決断けつだんをした。これを受うけて大正たいしょう14年ねん（[[1925年ねん]]）[[8月がつ2日にち]]、加藤かとうの憲政けんせい会かい単独たんどく内ない閣かくとなる{{#tag:ref|現代げんだいではこれを[[内閣ないかく改造かいぞう]]とみなすことが多おおいが、加藤かとうはこのとき内閣ないかく総そう辞職じしょくしてからあらためて二に度目どめの組閣そかくの大命たいめいを受うけているので、この日ひ以後いごを「第だい二に次じ加藤かとう内閣ないかく」とする方ほうが合理ごうり的てきである。実際じっさい1980年代ねんだいはじめごろまでは教科書きょうかしょや参考さんこう文献ぶんけんの多おおくが「護憲ごけん三さん派はの第だい一いち次じ加藤かとう高明こうめい内閣ないかく」「憲政けんせい会かい単独たんどくの第だい二に次じ加藤かとう高明こうめい内閣ないかく」といった書かき方かたをしていたが、首相しゅしょう官邸かんていホームページができてその歴代れきだい内ない閣かく一覧いちらんで第だい二に次じ加藤かとう内閣ないかくが無視むしされた結果けっか、多おおくの文献ぶんけんがこれを踏襲とうしゅうすることになってしまった。なおこのあと、近衛このえ文麿ふみまろは第だい二に次じ近衛このえ内ない閣かくで意見いけんが衝突しょうとつした[[松岡まつおか洋右ようすけ]][[外務がいむ大臣だいじん (日本にっぽん)|外務がいむ大臣だいじん]]を辞やめさせるため、やはりいったん内閣ないかく総そう辞職じしょくしてからあらためて組閣そかくの大命たいめいを受うけて松岡まつおか抜ぬきの内閣ないかくを組織そしきしているが、内閣ないかく改造かいぞうを目的もくてきとした再さい組閣そかくの後のちの内閣ないかくを、今日きょうの首相しゅしょう官邸かんていや日本人にっぽんじんも、「第だい三さん次じ近衛このえ内ない閣かく」と呼よんでおり、明あきらかに一貫いっかん性せいを欠かいている。|group="注釈ちゅうしゃく"}}{{#tag:ref|新内しんない閣かくの組織そしきは、主権しゅけん者しゃの意思いしによるものであり、戦前せんぜんは「大命たいめい降下こうか」、戦後せんごは「内閣ないかく総そう辞職じしょく」か「総そう選挙せんきょによる新あたらしい国会こっかい（実質じっしつ衆議院しゅうぎいん）構成こうせい」の後のちに行おこなわれる。戦前せんぜんは時折ときおり、この内閣ないかく総そう辞職じしょくにあたる全ぜん閣僚かくりょうの辞表じひょうを取とりまとめての提出ていしゅつがされており、しかしその都度つど受理じゅりされずに却下きゃっかさせることも多おおかった。加藤かとう高明こうめい内閣ないかくにおいては、支持しじ基盤きばんの瓦解がかいが理由りゆうであり、一旦いったんはその後継こうけいの検討けんとうがなされ、大命たいめいが再さい降下こうかされていることからも、別べつの新あたらしい第だい二に次じ内閣ないかくとした方ほうが合理ごうり的てきであるが、大命たいめい再さい降下こうかの後のちに辞表じひょうの差さし戻もどしをしており、親任しんにん式しきも交替こうたいした3閣僚かくりょうしか行おこなわれていない。教科書きょうかしょや歴史れきし関連かんれんの専門せんもん書しょに第だい二に次じ内閣ないかく扱あつかいをしたものは多おおかったが、あくまで手続てつづき的てきには内閣ないかく改造かいぞうにあたると考かんがえて問題もんだいはない。よく近衛このえ内ない閣かくの第だい二に次じと第だい三さん次じの違ちがいと比較ひかくされるが、この際さいは辞表じひょう差さし戻もどしが行おこなわれておらず、再度さいどの首相しゅしょう拝命はいめい扱あつかいとなっているので、事務じむ的てきには明あきらかに違ちがいが生しょうじる。|group="注釈ちゅうしゃく"}}。
-年ねん[[1月がつ22日にち]]に、加藤かとうは[[帝国ていこく議会ぎかい]]内ないで[[肺炎はいえん]]をこじらせて倒たおれ、そのまま6日にち後ごに66歳さいにて死去しきょした。現役げんえき首相しゅしょうの病死びょうしは3年ねん前まえの[[加藤かとう友三郎ともさぶろう]]、54年ねん後ごの[[大平おおひら正芳まさよし]]のみである。この年とし加藤かとうは[[ノーベル賞しょう]]推薦人すいせんにんとして[[渋沢しぶさわ栄一えいいち]]を[[ノーベル平和へいわ賞しょう]]に推薦すいせんした<ref>{{Cite web |url=http://www.nobelprize.org/nomination/archive/show_people.php?id=4730 |title=Nomination Database I Kato Takaaki |publisher=Official web site of the Nobel Prize |accessdate=2015-01-28}}</ref>。
+年ねん[[1月がつ22日にち]]に、加藤かとうは[[帝国ていこく議会ぎかい]]内ないで[[肺炎はいえん]]をこじらせて倒たおれ、そのまま6日にち後ごに66歳さいにて死去しきょ。現役げんえき首相しゅしょうの病死びょうしは加藤かとう高明こうめいの他たに[[加藤かとう友三郎ともさぶろう]]、[[大平おおひら正芳まさよし]]、[[小渕おぶち恵三けいぞう]]のみである。この年とし加藤かとうは[[ノーベル賞しょう]]推薦人すいせんにんとして[[渋沢しぶさわ栄一えいいち]]を[[ノーベル平和へいわ賞しょう]]に推薦すいせんした<ref>{{Cite web |url=http://www.nobelprize.org/nomination/archive/show_people.php?id=4730 |title=Nomination Database I Kato Takaaki |publisher=Official web site of the Nobel Prize |accessdate=2015-01-28}}</ref>。墓所はかしょは[[青山あおやま霊園れいえん]](1ロ8-1)。
 加藤かとうの没後ぼつご、若槻わかつき禮次郎れいじろうが[[内閣ないかく総理そうり大臣だいじん臨時りんじ代理だいり]]を経へて組閣そかくの大命たいめいを受うけて[[第だい1次じ若槻わかつき内閣ないかく]]を組閣そかくした。
-同年どうねん1926年ねん末まつには大正天皇たいしょうてんのうが崩御ほうぎょし、大正たいしょうから昭和しょうわへと時代じだいが代だいわることとなる。
+同年どうねん1926年ねん末まつには大正天皇たいしょうてんのうが崩御ほうぎょし、昭和しょうわへと時代じだいが移うつり変かわわった。
 [[File:Statue of Katō Takaaki in Tsuruma Park.jpg|thumb|鶴舞つるまい公園こうえん内ないに建たっていた加藤かとう高明こうめい像ぞう（[[朝倉あさくら文夫ふみお]]作さく）]]
-[[名古屋なごや市し]][[昭和しょうわ区く]]の[[鶴舞つるまい公園こうえん]]内ないには、普通ふつう選挙せんきょ法ほう成立せいりつを記念きねんして建たてられた普ひろし選せん記念きねん壇だんがある。同どう園内えんないには加藤かとうの銅像どうぞうも建たっていたが太平洋戦争たいへいようせんそうの金属きんぞく供出きょうしゅつ令れいにより取とり壊こわされ、現在げんざいは台座だいざのみが残ざんっている。
+[[名古屋なごや市し]][[昭和しょうわ区く]]の[[鶴舞つるまい公園こうえん]]内ないには、普通ふつう選挙せんきょ法ほう成立せいりつを記念きねんして建たてられた普ひろし選せん記念きねん壇だんがある。同どう園内えんないには加藤かとうの銅像どうぞうも建たっていた（1928年ねん建立こんりゅう）が太平洋戦争たいへいようせんそうの金属きんぞく供出きょうしゅつ令れいにより取とり壊こわされ、現在げんざいは台座だいざのみが残のこる。
-== 人物じんぶつ評ひょう ==
+== 人物じんぶつ ==
 * [[西園寺さいおんじ公望きんもち]]は加藤かとうのことを[[大久保おおくぼ利通としみち]]、[[木戸きど孝允たかよし]]、[[伊藤いとう博文ひろぶみ]]とならべて「一角いっかくの人物じんぶつであった」と述のべるなど高たかく評価ひょうかしていた<ref>[[伊藤いとう之の雄ゆう]]『元老げんろう 西園寺さいおんじ公望きんもち 古希こきからの挑戦ちょうせん』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう〈[[文春ぶんしゅん新書しんしょ]]〉、2007年ねん、ISBN 4166606093、208頁ぺーじ</ref>。
+*駐ちゅう英えい大使たいしとして在任ざいにん中ちゅうであった明治めいじ末期まっきに、自みずからの見聞けんぶんをもとに英国えいこくの政治せいじ・経済けいざい・社会しゃかいを解説かいせつ・論評ろんぴょうした『滞とどこお英えい偶感ぐうかん』を時事新報じじしんぽうに連載れんさいした。匿名とくめいでのレポートであった。
 == 家族かぞく ==
@@ 115行ぎょう目め: / 105行ぎょう目め: @@
 * [[1926年ねん]]（大正たいしょう15年ねん）[[1月がつ28日にち]] - [[正せい二に位い]]<ref name="#1">『官報かんぽう』第だい4026号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1926年ねん1月がつ28日にち。</ref>
-;勲章くんしょう等ひとし
+;勲章くんしょうなど
 * [[1889年ねん]]（明治めいじ22年ねん）[[11月29日にち]] - [[記念きねん章あきら#賞しょう勲くん局きょく所管しょかんの記念きねん章あきら|大日本帝国だいにっぽんていこく憲法けんぽう発布はっぷ記念きねん章あきら]]<ref>『官報かんぽう』第だい1935号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1889年ねん12月9日にち。</ref>
 * [[1895年ねん]]（明治めいじ28年ねん）[[10月がつ31日にち]] - [[旭日きょくじつ章あきら|勲くん三さん等とう旭日きょくじつ中ちゅう綬章じゅしょう]]<ref>『官報かんぽう』第だい3704号ごう「叙任じょにん及辞令れい」1895年ねん11月1日にち。</ref>
@@ 137行ぎょう目め: / 127行ぎょう目め: @@
 * 櫻井さくらい良樹よしき『加藤かとう高明こうめい　主義しゅぎ主張しゅちょうを枉ぐるな』 ミネルみねるヴァ書房ぁしょぼう〈[[ミネルヴァ日本にっぽん評伝ひょうでん選せん]]〉、2013年ねん（平成へいせい25年ねん）
-== 参考さんこう文献ぶんけん ==
+== 関連かんれん作品さくひん ==
+;テレビドラマ
-* [[佐藤さとう朝ちょう泰たい]] 『門閥もんばつ <small>旧きゅう華族かぞく階層かいそうの復権ふっけん</small>』 [[立だて風ふう書房しょぼう]] [[1987年ねん]]（昭和しょうわ62年ねん）[[4月がつ10日とおか]]第だい1刷さつ発行はっこう ISBN 4-651-70032-2
+* [[青天せいてんを衝つけ]]（2021年ねん、NHK大河たいがドラマ、演えんじ：[[天田あまだ暦れき]]）
-* [[神かみ一いち行ぎょう]] 『閨ねや閥ばつ - 新しん特権とっけん階級かいきゅうの系譜けいふ』 [[講談社こうだんしゃ]]（[[講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ]]） [[1993年ねん]]（平成へいせい5年ねん）10月がつ第だい1刷さつ発行はっこう ISBN 4-06-185562X
-* 『週刊しゅうかん 池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22 加藤かとう友三郎ともさぶろう・清浦きようら奎吾・加藤かとう高明こうめい』 [[小学館しょうがくかん]]、2012年ねん（平成へいせい24年ねん）6月がつ19日にち発行はっこう
 == 脚注きゃくちゅう ==
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 === 出典しゅってん ===
 {{Reflist|25em}}
+== 参考さんこう文献ぶんけん ==
+* [[佐藤さとう朝ちょう泰たい]] 『門閥もんばつ <small>旧きゅう華族かぞく階層かいそうの復権ふっけん</small>』 [[立だて風ふう書房しょぼう]] [[1987年ねん]]（昭和しょうわ62年ねん）[[4月がつ10日とおか]]第だい1刷さつ発行はっこう ISBN 4-651-70032-2
+* [[神かみ一いち行ぎょう]] 『閨ねや閥ばつ - 新しん特権とっけん階級かいきゅうの系譜けいふ』 [[講談社こうだんしゃ]]（[[講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ]]） [[1993年ねん]]（平成へいせい5年ねん）10月がつ第だい1刷さつ発行はっこう ISBN 4-06-185562X
+* 『週刊しゅうかん 池上いけがみ彰あきらと学まなぶ日本にっぽんの総理そうり 22 加藤かとう友三郎ともさぶろう・清浦きようら奎吾・加藤かとう高明こうめい』 [[小学館しょうがくかん]]、2012年ねん（平成へいせい24年ねん）6月がつ19日にち発行はっこう
 == 関連かんれん項目こうもく ==
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 * {{Kotobank}}
-{{start box}}
+{{S-start}}
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 {{succession box
-| title  = {{Flagicon|日本にっぽん}} [[内閣ないかく総理そうり大臣だいじん]]
+| title  = {{Flagicon|JPN}} [[内閣ないかく総理そうり大臣だいじん]]
 | before = [[清浦きようら奎吾]]
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 {{succession box
-| title  = {{Flagicon|日本にっぽん}} [[外務がいむ大臣だいじん (日本にっぽん)|外務がいむ大臣だいじん]]
+| title  = {{Flagicon|JPN}} [[外務がいむ大臣だいじん (日本にっぽん)|外務がいむ大臣だいじん]]
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@@ 192行ぎょう目め: / 186行ぎょう目め: @@
 {{Succession box
 | title  = 伯爵はくしゃく
-| years  = 加藤かとう（高明こうめい）家か初代しょだい<br />1926年ねん
+| years  = [[加藤かとう家か (伯爵はくしゃく家か)|加藤かとう（高明こうめい）家か]]初代しょだい<br />1926年ねん
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 | after  = [[加藤かとう厚あつし太郎たろう]]
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 | after  = 陞爵
 }}
-{{end box}}
+{{S-end}}
 {{日本国にっぽんこく歴代れきだい内ない閣かく総理そうり大臣だいじん
@@ 224行ぎょう目め: / 218行ぎょう目め: @@
 {{DEFAULTSORT:かとう たかあき}}
 [[Category:加藤かとう高明こうめい|*]]
-[[Category:大正たいしょう時代じだいの内閣ないかく総理そうり大臣だいじん]]
+[[Category:日本にっぽんの内閣ないかく総理そうり大臣だいじん]]
 [[Category:大正たいしょう時代じだいの閣僚かくりょう]]
 [[Category:明治めいじ時代じだいの閣僚かくりょう]]
@@ 252行ぎょう目め: / 246行ぎょう目め: @@
 [[Category:日報にっぽう社しゃの人物じんぶつ]]
 [[Category:東京大学とうきょうだいがく出身しゅっしんの人物じんぶつ]]
+[[Category:旧制きゅうせい第一高等学校だいちこうとうがっこう出身しゅっしんの人物じんぶつ]]
 [[Category:幕末ばくまつ尾張おわり藩はんの人物じんぶつ]]
 [[Category:1860年生ねんせい]]
 [[Category:1926年ねん没ぼつ]]
 [[Category:幣ぬさ原はら喜重郎きじゅうろう]]
+[[Category:青山あおやま霊園れいえんに埋葬まいそうされている人物じんぶつ]]

公職こうしょく
先代せんだい清浦きようら奎吾	内閣ないかく総理そうり大臣だいじん第だい24代だい：1924年ねん6月がつ11日にち - 1926年ねん1月がつ28日にち	次代じだい若槻わかつき禮次郎れいじろう
先代せんだい青木あおき周蔵しゅうぞう小村こむら壽太郎じゅたろう桂かつら太郎たろう牧野まきの伸しん顕あきら	外務がいむ大臣だいじん第だい15代だい：1900年ねん10月がつ19日にち - 1901年ねん6月がつ2日にち第だい18代だい：1906年ねん1月がつ7日にち - 同どう3月がつ3日にち第だい25代だい：1913年ねん1月がつ29日にち - 同どう2月がつ20日はつか第だい27代だい：1914年ねん4月がつ16日にち - 1915年ねん8月がつ10日とおか	次代じだい曾禰荒あら助すけ西園寺さいおんじ公望きんもち牧野まきの伸しん顕あきら大隈おおくま重信しげのぶ
党とう職しょく
先代せんだい結成けっせい	憲政けんせい会かい総裁そうさい初代しょだい : 1916年ねん - 1926年ねん	次代じだい若槻わかつき禮次郎れいじろう
先代せんだい結成けっせい	立憲りっけん同志どうし会かい総理そうり初代しょだい : 1913年ねん - 1916年ねん	次代じだい憲政けんせい会かいへ
日本にっぽんの爵位しゃくい
先代せんだい陞爵	伯爵はくしゃく加藤かとう（高明こうめい）家か初代しょだい 1926年ねん	次代じだい加藤かとう厚あつし太郎たろう
先代せんだい陞爵	子爵ししゃく加藤かとう（高明こうめい）家か初代しょだい 1916年ねん - 1926年ねん	次代じだい陞爵
先代せんだい叙爵じょしゃく	男爵だんしゃく加藤かとう（高明こうめい）家か初代しょだい 1911年ねん - 1916年ねん	次代じだい陞爵

表ひょう話はなし編へん歴れき在ざいイギリス日本にっぽん全権ぜんけん公使こうし (1894年ねん-1899年ねん)
全権ぜんけん公使こうし	鮫島さめしま尚信なおのぶ1870-1872 _{少しょう弁務べんむ使し} 寺島てらしま宗はじめ則のり1872 _{大だい弁務べんむ使し} / 1872-1873 上野うえの景けい範はん1874-1879 森もり有礼ありのり1879-1884 河瀬かわせ真孝まさたか1884-1893 青木あおき周蔵しゅうぞう1894-1898 加藤かとう高明こうめい1898-1900 林はやし董ただし1900-1905 大使館たいしかんに昇格しょうかく
全権ぜんけん大使たいし	林はやし董ただし1905-1906 小村こむら壽太郎じゅたろう1906-1908 加藤かとう高明こうめい1908-1913 井上いのうえ勝之助かつのすけ1913-1916 珍田ちんだ捨巳すてみ1916-1920 林はやし権助ごんすけ1920-1925 松井まつい慶四郎けいしろう1925-1929 松平まつだいら恆雄つねお1929-1936 吉田よしだ茂しげる1936-1939 重光しげみつ葵まもる1939-1941 大使たいし交換こうかん中断ちゅうだん1941 上村うえむら伸一しんいち1941-1942_{臨時りんじ代理だいり大使たいし} 引揚1942
在外ざいがい事務所じむしょ長ちょう	朝あさ海うみ浩ひろし一郎いちろう1951-1952
全権ぜんけん大使たいし	朝あさ海うみ浩ひろし一郎いちろう1952_{臨時りんじ代理だいり大使たいし} 松本まつもと俊一しゅんいち1952-1955 西にし春彦はるひこ1955-1958 大野おおの勝巳かつみ1958-1964 島しま重信しげのぶ1964-1968 湯川ゆかわ盛夫もりお1968-1972 森もり治樹はるき1972-1975 加藤かとう匡ただし夫おっと1977-1979 藤山ふじやま楢なら一いち1979-1982 平原ひらはら毅あつし1982-1985 山崎やまざき敏夫としお1985-1988 千葉ちば一夫かずお1988-1990 北村きたむら汎ひろし1990-1994 藤井ふじい宏昭ひろあき1994-1997 林はやし貞行さだゆき1997-2001 折田おりた正樹まさき2001-2004 野上のかみ義二よしじ2004-2008 海老原えびはら紳しん2008-2011 林はやし景けい一いち2011-2016 鶴岡つるおか公こう二に2016-2019 長嶺ながみね安政あんせい2019-2020 林はやし肇はじめ2020-
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