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五蘊ごうん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
（想おもえ (仏教ぶっきょう)から転送てんそう）
曖昧さ回避 この項目こうもくでは、仏教ぶっきょう用語ようごについて説明せつめいしています。ももいろクローバーZの楽曲がっきょくについては「GOUNN」をご覧らんください。
仏教ぶっきょう用語ようご
蘊, スカンダ
五ご取と蘊とは「私わたしとは何者なにものか」に対たいする釈迦しゃかの答こたえである[1]。
パーリ語ご खन्ध (khandha)
サンスクリット語ご स्कन्ध (skandha)
チベット語ご ཕུང་པོ་ལྔ་
(phung po lnga)
ベンガル語ご স্কন্ধ (skandha)
ビルマ語ご ခန္ဓာ (ငါးပါး)။
(IPA: [kʰàɴdà])
中国ちゅうごく語ご 蘊(T) / 蕴(S)
(拼音: yùn)
日本語にほんご 蘊
(ロろーマ字まじ: un)
朝鮮ちょうせん語ご 온
(RR: on)
英語えいご aggregate, mass, heap
クメール語ご បញ្ចក្ខន្ធ
シャン語ご ၶၼ်ႇထႃႇ
([khan2 thaa2])
タイ語ご ขันธ์
ベトナム語ご Ngũ uẩn
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五蘊ごうん（ごうん、巴ともえ: pañca-kkhandha[2](パンチャッカンダ)、梵: पञ्च स्कन्ध, pañca-skandha[3](パンチャ・スカンダ)）とは、原義げんぎでは「5つの集合しゅうごう体たい・グループ・コレクション」[4]をさす。蘊（梵: skandha[5][スカンダ]、巴ともえ: khandha[6] [カンダ]）とは集あつまり[7]、同類どうるいのものの集積しゅうせき[8]を意味いみする。

仏教ぶっきょうにおいては五ご取と蘊（Pañcupādāna-kkhandhā）として色いろ蘊・受蘊・想そう蘊・行くだり蘊・識蘊の総称そうしょう[7][9]。物質ぶっしつ界かいと精神せいしん界かいとの両面りょうめんにわたる一切いっさいの有為ゆうい法ほうを示しめす[7]であり、省略しょうりゃくして五蘊ごうんとする[10]。五ご陰かげ（ごおん）とも書かく[7][注釈ちゅうしゃく 1]。 人間にんげんの肉体にくたいと精神せいしんを５いつつの集あつまりに分わけて示しめしたもの[9]。取と（upādāna）とは、それに執着しゅうちゃくするということ[10]。

なお、五蘊ごうんと、十じゅう二に処しょ、十じゅう八はち界かいを並ならべて三科みしなと称しょうする[11]。煩悩ぼんのう（ぼんのう）に伴ともなわれた有ゆう漏もである五蘊ごうんを五ご取と蘊[3]（ごしゅうん、pañcopādāna skandha[3]）または五ご受陰（ごじゅおん）という[7]。。

個々ここの事物じぶつは因縁いんねんによって五蘊ごうんが仮かりに集あつまってできたものであるということを五蘊ごうん仮かり和合わごう（ごうんけわごう）という[7]。 五ご分ふん法ほう身み（中国語ちゅうごくご版ばん）を無む漏もの五蘊ごうんという[7]。 五蘊ごうん仮かり和合わごうは、特とくに有情うじょうの個体こたいについては、我わがとして執着しゅうちゃくするような実体じったいがないことを表あらわす[7][注釈ちゅうしゃく 2]。

内容ないよう

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Pañcime bhikkhave, upādānakkhandhā, katame pañca: seyyathīdaṃ: rūpūpādānakkhandho, vedanūpādākkhandho, saññūpādānakkhandho, saṃkhārūpādānakkhandho, viññāṇūpādānakkhandho

比丘びくたちよ、これらの五いつつの取と蘊がある。それはいかなる五ごか？
色いろ取と蘊、受取うけとり蘊、想おもえ取ど蘊、行くだり取と蘊、識取蘊である。

—パーリ仏典ぶってん, 経蔵きょうぞう 相応そうおう部ぶ蘊相応おう,取と転うたて経けい(Upādāna parivatta suttaṃ), Sri Lanka Tripitaka Project

五蘊ごうんは次つぎの5種しゅである。「色いろ」は物質ぶっしつ的てき存在そんざいを示しめし[13]、「受」「想そう」「行くだり」「識」は精神せいしん作用さようを示しめす[13][7]。人間にんげんの心身しんしんの機構きこうを羅列られつ的てきに挙あげ、それによって人間にんげんの生存せいぞんおよびその環境かんきょうの全すべてを表あらわそうとしたものである[14] 。他たの心しん作用さよう(心しん所しょ)はみな行くだり蘊の中なかにおさめられているのに、受と想そうだけが別個べっこな一いち蘊として立たてられているのは、受と想そうが争そう論ろんのもとを生うむ主因しゅいんであることや、輪廻りんねに堕だす主因しゅいんであることによる[8]。

  • 色いろ蘊（しきうん、巴ともえ: 梵: rūpa） - いろ、形かたちあるもの[15]。認識にんしきの対象たいしょうとなる物質ぶっしつ的てき存在そんざいの総称そうしょう[15]。一定いっていの空間くうかんを占しめて他たの存在そんざいと相容あいいれないが、絶たえず変化へんかし、やがて消滅しょうめつするもの[15]。体からだ[16]。
  • 受蘊（じゅうん、巴ともえ: 梵: vedanā） - 感受かんじゅ作用さよう[17]。肉体にくたい的てき、生理せいり的てきな感覚かんかく[17]。根ね（六根ろっこん）と境さかい（六ろく境さかい）と識（六ろく識）の接触せっしょく和合わごうから生しょうじる苦く・楽らく・不ふ苦く不ふ楽らくなどの印象いんしょう、感覚かんかく[18]。阿おもね毘達磨だるま倶舎論ろんにおいては、内うちなる心しんが外界がいかいと接触せっしょくしてそこに楽らく、苦く、不ふ苦く不ふ楽らくを受うけ入いれること[19]。
  • 想そう蘊（そううん、巴ともえ: saññā, 梵: saṃjñā） - 表象ひょうしょう作用さよう[17]。概念的がいねんてきな事柄ことがらの認識にんしき[17]。イメージ[16]。事物じぶつの形象けいしょうを心しんの中なかに思おもい浮うかべること[20]。阿おもね毘達磨だるま倶舎論ろんにおいては、対象たいしょうのあり方かたを心しんの中なかに把握はあくすること、表象ひょうしょうすること[19]。
  • 行くだり蘊（ぎょううん、巴ともえ: saṅkhāra, 梵: saṃskāra） - 意識いしきを生しょうじる意志いし作用さよう[21]。意志いし形成けいせい力りょく[17]。心しんがある方向ほうこうに働はたらくこと[17]。深層しんそう意識いしき[16]。阿おもね毘達磨だるま倶舎論ろんにおいては、色いろ、受、想おもえ、識の四よん蘊以外がい[19]。
  • 識蘊（しきうん、巴ともえ: viññāṇa, 梵: vijñāna） - 認識にんしき作用さよう[17]。対象たいしょうを得えて、区別くべつして知しるもの[15]。知しり分わけること[19]。判断はんだん[16]。

五蘊ごうんの最初さいしょが色いろ蘊で最後さいごが識蘊となるのは、粗雑そざつなものから精細せいさいなものへの順序じゅんじょ、悪あくに染そめられた心しんを起因きいんとして諸もろ法ほうが生しょうじる次第しだいを逆ぎゃくにさかのぼる順序じゅんじょなどに従したがうのであるとされる [8]。

上座かみざ部ぶ仏教ぶっきょう

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五蘊ごうん（パンチャッカンダ）[22]
 
 
色いろ（ルーパ）
物質ぶっしつ的てき存在そんざい
  四大しだい（マハーブータ）
元素げんそ		  
 
 
 
 
 ↓ ↓
  ↓
↓		 触さわ (パッサ)
接触せっしょく
 
 
 
      ↓ ↑
 
識（ヴィンニャーナ）
認識にんしき作用さよう
 
 
 
 
 
 
 
 
→
←
 
 
 
 
←
  心しん所しょ（チェータシカ）
精神せいしん的てき要素ようそ		  
 
受（ヴェーダナー）
感受かんじゅ作用さよう
 
 
 
想おもえ（サンニャー）
概念がいねん
 
 
 
行くだり（サンカーラ）
志向しこう作用さよう
 
 
 
 

五蘊ごうんを自己じこ（我わが）とみなす見解けんかいを有ゆう身み見み（sakkāya-diṭṭhi）といい[23]、仏教ぶっきょうにおける悪あく見み・三さん結ゆいのひとつである。釈迦しゃかは「私わたし」の観察かんさつによって、変化へんかし続つづける五蘊ごうん以外いがいには発見はっけんできないこと、すなわち無我むがの発見はっけんに至いたっている[1]。世間せけんの人々ひとびとは五蘊ごうんを自己じことみなすために、限かぎりない苦くに囚とらわれ続つづけるのである[1][10]。

釈迦しゃかは五ご比丘びくらに初はつ転てん法輪ほうりんを説とき、預あずか流りゅう果はてに至いたらせた[23]。次つぎに五蘊ごうんの無我むがと説とき、五ご比丘びくらを阿羅漢あらかんに至いたらせている[23]。

「初はつ転てん法輪ほうりん#五蘊ごうん無我むが」も参照さんしょう

象ぞう跡あと喩たとえ大だい経けいにおいては苦くの原因げんいんを、五ご取と蘊に対たいする欲よく（chando）、執着しゅうちゃく（ālayo）、親愛しんあい（anunayo）、固執こしつ（ajjhosānaṃ）であると説といている[24]

相応そうおう部ぶナクラピタル経けいにおいては、凡夫ぼんぷは「五蘊ごうんが我わがである（＝我見がけん）」「五蘊ごうんは私わたしのものである（＝我執がしゅう）」を持もつが、これらは変化へんかするものであるため、その者ものには愁・悲・苦く・憂ゆう・悩が生しょうじると説といている[25]。

Tassa 'ahaṃ rūpaṃ, mama rūpa'nti pariyuṭṭhaṭṭhāyino taṃ rūpaṃ vipariṇamati, aññathā hoti. Tassa rūpavipariṇāmaññathābhāvā uppajjanti sokaparidevadukkhadomanassupāyāsā.

（凡夫ぼんぷは）「私わたしが色いろ（rūpa）である」「私わたしが色いろを所有しょゆうしている」との考かんがえを抱いだくが、その色いろは変化へんかし変容へんようする。
その者ものには、色いろが変化へんかし変容へんようするために、愁（soka）・悲（parideva）・苦く（dukkha）・憂ゆう（domanassa）・悩（upāyāsā）が生しょうじる。
...(受,想おもえ,行くだり,識について同様どうように説とく)...

—パーリ仏典ぶってん, 相応そうおう部ぶ蘊相応おう 22-1 ナクラピタル経けい, Sri Lanka Tripitaka Project

五蘊ごうん盛もり苦く

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五蘊ごうん盛もり苦く（ごうんじょうく）、五蘊ごうん苦く（ごうんく）とは、自分じぶん自身じしんが生いきている（心身しんしんの活動かつどうをしている）だけで苦くるしみが次つぎから次つぎへと湧わき上あがってくることである。仏教ぶっきょうの説とく四苦八苦しくはっくの一ひとつ。元もとのパーリ語ごは、パンチャ・ウパーダーナ・カンダ・ドゥッカ（pañcupādānakkhandhā dukkha）[10]。釈迦しゃかは初はつ転てん法輪ほうりんにて五ご比丘びくに五蘊ごうん苦くを説といた[10]。

Saṅkhittena pañcupādānakkhandhā dukkhā.
略説りゃくせつするに五ご取と蘊は苦くなり。

—初はつ転てん法輪ほうりん[26]

パーリ語ごの組くみ合あわせは、「パンチャ」は「五いつつ」、「ウパーダーナ」は「執着しゅうちゃくする、固執こしつする」、「カンダ」は「要素ようそ（蘊）」、「ドゥッカ」は「苦く」という意味いみなので、 「五いつつの要素ようそに執着しゅうちゃくする苦くるしみ」というのが原文げんぶんの意味いみである。 日本にっぽん仏教ぶっきょうにおいては五蘊ごうん盛もり苦くを漢かん訳やくの訳語やくごから解説かいせつする場合ばあいが多おおいが、漢かん訳やくの五蘊ごうん盛もり苦くでは「ウパーダーナ(取と)」、つまり「執着しゅうちゃくする」という意味いみが入はいっておらず、原文げんぶんのニュアンスが伝つたわりにくい訳わけとなっている。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 旧訳きゅうやくでは五ご陰かげ（ごおん）五ご衆しゅ（ごしゅ）という[要よう出典しゅってん]。
  2. ^ 古ふるくは阿おもね含経の中なかに言及げんきゅうされている[12]。

出典しゅってん

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  1. ^ a b c アルボムッレ・スマナサーラ『テーラワーダ仏教ぶっきょう「自みずから確たしかめる」ブッダの教おしえ (スマナサーラ長老ちょうろうクラシックス)』Evolving、2018年ねん、Chapt.17。ISBN 978-4804613574。 
  2. ^ "pañcakkhandha : [m.] the five aggregates, viz: material qualities, feeling, perception, coefficients of tconsciousness, and consciousness. "(Concise Pali-English Dictionary by A.P. Buddhadatta Mahathera)
  3. ^ a b c 岩波いわなみ仏教ぶっきょう辞典じてん 1989, p. 261.
  4. ^ Thomas William Rhys Davids; William Stede (1921). Pali-English Dictionary. Motilal Banarsidass. pp. 232–234. ISBN 978-81-208-1144-7. https://books.google.com/books?id=0Guw2CnxiucC 
  5. ^ 櫻さくら部ぶ・上山かみのやま 2006, p. 仏教ぶっきょう基本きほん語彙ごい(2).
  6. ^ 水野みずの弘ひろし元もと「増補ぞうほ改訂かいてい　パーリ語ご辞典じてん」、春秋しゅんじゅう社しゃ、pp112-113、2013年ねん3月がつ(増補ぞうほ改訂かいてい版ばん第だい４刷さつ)。
  7. ^ a b c d e f g h i 総合そうごう仏教ぶっきょう大だい辞典じてん 1988, p. 392.
  8. ^ a b c 櫻さくら部ぶ 1981, p. 69.
  9. ^ a b 田中たなか典彦のりひこ「縁起えんぎ思想しそうにおける人間にんげん (私わたし)」『心身しんしん医学いがく』第だい63巻かん第だい3号ごう、2023年ねん、202-207頁ぺーじ、doi:10.15064/jjpm.63.3_202。 
  10. ^ a b c d e アルボムッレ・スマナサーラ『苦くの見方みかた』サンガ (出版しゅっぱん社しゃ)、2015年ねん、Chapt.5。ISBN 978-4865640199。 
  11. ^ 岩波いわなみ仏教ぶっきょう辞典じてん 1989, p. 396.
  12. ^ 山田やまだ巌いわお雄お 文ぶん・箕田みた源みなもと二郎じろう 画が「阿おもね含の詩し 詩し画がでふれる仏ほとけの教おしえ」鈴木すずき出版しゅっぱん 1988年ねん P.105 ISBN 978-4790210221
  13. ^ a b 頼よりゆき富本とみもと宏ひろし他た「図解ずかい雑学ざつがく　般若心経はんにゃしんぎょう」ナツメ社しゃ 2003年ねん P.76 ISBN 978-4816335440
  14. ^ 櫻さくら部ぶ建けん・上山うえやま春平しゅんぺい「存在そんざいの分析ぶんせき＜アビダルマ＞―仏教ぶっきょうの思想しそう〈2〉」　角川書店かどかわしょてん〈角川かどかわソフィア文庫ぶんこ〉、2006年ねん P.60 ISBN 978-4041985021（初出しょしゅつ：塚本つかもと善隆よしたか編へん『仏教ぶっきょうの思想しそう』第だい2巻かん　 角川書店かどかわしょてん、1969年ねん）
  15. ^ a b c d 岩波いわなみ仏教ぶっきょう辞典じてん 1989, p. 342.
  16. ^ a b c d “「我わが身みは五蘊ごうん」「それらはすべて空そらである」と見極みきわめた【般若心経はんにゃしんぎょう】”. 宮坂みやさか宥なだめ洪ひろし. 2023年ねん5月がつ1日にち閲覧えつらん。
  17. ^ a b c d e f g 頼よりゆき富とみ・今井いまい・那須なす 2003, p. 77.
  18. ^ 岩波いわなみ仏教ぶっきょう辞典じてん 1989, p. 388.
  19. ^ a b c d 櫻さくら部ぶ 1981, p. 63.
  20. ^ 岩波いわなみ仏教ぶっきょう辞典じてん 1989, p. 508.
  21. ^ 岩波いわなみ仏教ぶっきょう辞典じてん 1989, p. 169.
  22. ^ パーリ仏典ぶってん, 中部ちゅうぶ 満月まんげつ大だい経けい, Sri Lanka Tripitaka Project
  23. ^ a b c 藤本ふじもと晃あきら「我われとは何なにか パーリ聖典せいてんの範囲はんいで」『パーリ学がく仏教ぶっきょう文化ぶんか学がく』第だい34巻かん第だい29-59号ごう、2021年ねん、doi:10.20769/jpbs.34.0_29。 
  24. ^ パーリ仏典ぶってん, 中部ちゅうぶ 28.象ぞう跡あと喩たとえ大だい経けい, Sri Lanka Tripitaka Project
  25. ^ 羽はね矢や辰夫たつお「ターラ樹じゅの譬たとえ」『創価大学そうかだいがく人文じんぶん論集ろんしゅう』2020年ねん、NAID 120006824202。 
  26. ^ パーリ仏典ぶってん, 律蔵りつぞう犍度, 大だい犍度, Sri Lanka Tripitaka Project

参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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