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アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく 議会 ぎかい 図書館 としょかん
図書館 としょかん (としょかん)またはライブラリ (英 えい : library 、独 どく : Bibliothek 、仏 ふつ : bibliothèque )とは、図書 としょ 、雑誌 ざっし 、視聴覚 しちょうかく 資料 しりょう 、点字 てんじ 資料 しりょう 、録音 ろくおん 資料 しりょう 等 とう のメディア や情報 じょうほう 資料 しりょう を収集 しゅうしゅう 、保管 ほかん し、利用 りよう 者 しゃ への提供 ていきょう 等 とう を行 おこな う施設 しせつ もしくは機関 きかん である。
基礎 きそ 的 てき な蓄積 ちくせき 型 がた 文化 ぶんか 施設 しせつ の一種 いっしゅ であり、博物館 はくぶつかん が実物 じつぶつ 資料 しりょう を中心 ちゅうしん に扱 あつか い、公文書 こうぶんしょ 館 かん が非 ひ 定型 ていけい 的 てき 文書 ぶんしょ 資料 しりょう を中心 ちゅうしん に扱 あつか うのに対 たい して、図書館 としょかん は 出版 しゅっぱん 物 ぶつ を中心 ちゅうしん に比較的 ひかくてき 定型 ていけい 性 せい の高 たか い資料 しりょう を蓄積 ちくせき するものである。
「図書館 としょかん 」は、明治 めいじ 中期 ちゅうき に英語 えいご のlibraryから訳 やく された訳語 やくご (和製 わせい 漢語 かんご )である。「図書館 としょかん 」は、地図 ちず (図版 ずはん )の「図 ず 」、書籍 しょせき の「書 しょ 」を取 と って、図書 としょ とし、図書 としょ を保存 ほぞん する建物 たてもの という意味 いみ であった。
アレクサンドリア図書館 としょかん
盗難 とうなん 防止 ぼうし に、鎖 くさり で読書 どくしょ 台 だい につながれている鎖 くさり 付 づけ 図書 としょ 。手書 てが きの写本 しゃほん は非常 ひじょう に貴重 きちょう なものである(イタリア 、チェゼーナ 図書館 としょかん )。
世界 せかい 史 し 上 うえ 早期 そうき の図書館 としょかん として有名 ゆうめい なものに、紀元前 きげんぜん 7世紀 せいき のアッシリア 王 おう アッシュールバニパル の宮廷 きゅうてい 図書館 としょかん (アッシュールバニパルの図書館 としょかん )がある。アッシリア滅亡 めつぼう 時 じ に地下 ちか に埋 うず もれたまま保存 ほぞん されたこの図書館 としょかん の粘土 ねんど 板 ばん 文書 ぶんしょ 群 ぐん の出土 しゅつど によって、古代 こだい メソポタミア の文献 ぶんけん 史学 しがく 的 てき 研究 けんきゅう が大 おお きく前進 ぜんしん した。
ヘレニズム 時代 じだい の図書館 としょかん としては、紀元前 きげんぜん 3世紀 せいき のアレクサンドリア図書館 としょかん が著名 ちょめい である。この図書館 としょかん は、付近 ふきん を訪 おとず れる旅人 たびびと が本 ほん を持 も っていると、それを没収 ぼっしゅう して写本 しゃほん を作成 さくせい するというほどの徹底 てってい した資料 しりょう 収集 しゅうしゅう 方針 ほうしん を持 も っていた。さらに薬草 やくそう 園 えん が併設 へいせつ されており、今日 きょう の植物 しょくぶつ 園 えん のような遺伝 いでん 資源 しげん の収集 しゅうしゅう も行 おこな われていた。つまり、今 いま でいう図書館 としょかん 、公文書 こうぶんしょ 館 かん 、博物館 はくぶつかん に相当 そうとう する機能 きのう をあわせ持 も っており、古典 こてん 古代 こだい における最高 さいこう の学術 がくじゅつ の殿堂 でんどう となっていた。
古代 こだい 三 さん 大 だい 図書館 としょかん
イスラム世界 せかい では、830年 ねん にアッバース朝 あさ の第 だい 7代 だい カリフ・マームーンが、バグダードに 知恵 ちえ の館 かん (バイト・アル=ヒクマ)を設立 せつりつ した。知恵 ちえ の館 かん では、写本 しゃほん とともにペルシャ語 ご やギリシャ語 ご の文献 ぶんけん の翻訳 ほんやく も行 おこな われた。イベリア半島 はんとう でアンダルスのウマイヤ朝 あさ が成立 せいりつ すると、コルドバには7つの図書館 としょかん が建設 けんせつ され、カリフの図書館 としょかん だけで40万 まん 巻 かん の蔵書 ぞうしょ があった。
中世 ちゅうせい ヨーロッパでは、修道院 しゅうどういん に図書館 としょかん ・図書 としょ 室 しつ が併設 へいせつ されていることが多 おお かったが、この頃 ころ の主要 しゅよう な紙 かみ である羊皮紙 ようひし はとても高価 こうか であり、更 さら に、識字 しきじ 率 りつ も低 ひく かったため、写本 しゃほん 1冊 さつ で家 いえ が買 か えるほど貴重 きちょう なものであった。そのため、本 ほん は鎖 くさり で本棚 ほんだな につながれていた 。
歴史 れきし 的 てき には、学術 がくじゅつ 研究 けんきゅう 用 よう に資料 しりょう を集 あつ めた場 ば として、学者 がくしゃ や貴族 きぞく 以外 いがい の者 もの は利用 りよう できなかったり、利用 りよう が有料 ゆうりょう であったりした時代 じだい が長 なが い。15世紀 せいき のグーテンベルク による活版 かっぱん 印刷 いんさつ の発明 はつめい で、本 ほん が大量 たいりょう 生産 せいさん できるようになって初 はじ めて「誰 だれ でも無料 むりょう で」の原則 げんそく が広 ひろ まり、民衆 みんしゅう の間 あいだ に会員 かいいん 制 せい の組合 くみあい 図書館 としょかん 、都市 とし 図書館 としょかん が開設 かいせつ された。図書館 としょかん は活版 かっぱん 印刷 いんさつ による複製 ふくせい 物 ぶつ を体系 たいけい 的 てき に収集 しゅうしゅう 保存 ほぞん 提供 ていきょう することで、知識 ちしき 共有 きょうゆう のための社会 しゃかい 的 てき 装置 そうち となった。近代 きんだい 的 てき な組織 そしき は知識 ちしき 水準 すいじゅん を保持 ほじ するために図書館 としょかん を持 も った。しかし、中国 ちゅうごく などの漢字 かんじ を使 つか う地域 ちいき では漢字 かんじ 一 ひと つ一 ひと つの金属 きんぞく 活字 かつじ (活版 かっぱん 印刷 いんさつ で使 つか う判子 はんこ のようなもの)が必要 ひつよう だったため、活版 かっぱん 印刷 いんさつ はあまり広 ひろ がらず、謄写版 とうしゃばん (ガリ版 がりばん )印刷 いんさつ が主流 しゅりゅう として残 のこ り続 つづ けた。
フランス では、1367年 ねん にシャルル5世 せい によって王室 おうしつ 文庫 ぶんこ が創立 そうりつ され、 フランス国立 こくりつ 図書館 としょかん となった。イタリア では、1452年 ねん にマラテスティアーナ図書館 としょかん が創立 そうりつ された。イギリス では、1598年 ねん にボドリアン図書館 としょかん が開館 かいかん した。
20世紀 せいき になると、図書館 としょかん は、学校 がっこう 、企業 きぎょう 、医療 いりょう 施設 しせつ などによって構成 こうせい 員 いん の情報 じょうほう や知識 ちしき の共有 きょうゆう 手段 しゅだん として位置付 いちづ けられるようになった。
中国 ちゅうごく においては、それぞれの王朝 おうちょう は蔵書 ぞうしょ 楼 ろう (書庫 しょこ ) を持 も っていた。寺院 じいん には仏典 ぶってん を保管 ほかん する施設 しせつ として蔵 ぞう 経 けい 閣 かく (英語 えいご 版 ばん ) があった。明 あきら 代 だい 中期 ちゅうき には私立 しりつ 蔵書 ぞうしょ 楼 ろう が作 つく られ[ 4] 、現存 げんそん する中国 ちゅうごく 最古 さいこ の私立 しりつ 蔵書 ぞうしょ 楼 ろう として天 てん 一 いち 閣 かく がある。学校 がっこう である国子 くにこ 監 かん や書院 しょいん は書庫 しょこ でもあった。中国 ちゅうごく 内 ない で初 はつ の近代 きんだい 的 てき 図書館 としょかん は、イエズス会 かい 宣教師 せんきょうし によって1847年 ねん に作 つく られた徐 じょ 家 か 匯蔵書 ぞうしょ 楼 ろう で、1900年代 ねんだい には公共 こうきょう 図書館 としょかん が建 た てられた[ 4] 。
東南 とうなん アジアにおいては、仏典 ぶってん を保管 ほかん する施設 しせつ としてミャンマーではピタカタイク 、タイではホートライ が建 た てられた[ 5] 。
国立 こくりつ 国会図書館 こっかいとしょかん
日本 にっぽん の図書館 としょかん の歴史 れきし は、文庫 ぶんこ 、書庫 しょこ 、書 しょ 府 ふ 、経蔵 きょうぞう や書籍 しょせき 館 かん (しょじゃくかん) に遡 さかのぼ る。近代 きんだい 以前 いぜん の日本 にっぽん における図書館 としょかん (的 てき な施設 しせつ )としては図書 としょ 寮 りょう や芸 げい 亭 てい 、金沢 かなざわ 文庫 ぶんこ 、足利 あしかが 学校 がっこう などが有名 ゆうめい である。青柳 あおやぎ 文庫 ぶんこ は仙台 せんだい 藩 はん 藩校 はんこう ・養 やしなえ 賢堂 かしこどう から分離 ぶんり 独立 どくりつ した仙台 せんだい 医学 いがく 館 かん 構内 こうない に1831年 ねん (天保 てんぽう 2年 ねん )に設置 せっち され、身分 みぶん に関係 かんけい なく閲覧 えつらん ・貸出 かしだし がなされた。青柳 あおやぎ 文庫 ぶんこ が日本 にっぽん 初 はつ の公共 こうきょう 図書館 としょかん とすることには異論 いろん もある[ 6] 。
近代 きんだい 的 てき な欧米 おうべい の図書館 としょかん 制度 せいど を日本 にっぽん に最初 さいしょ に紹介 しょうかい したのは福沢 ふくさわ 諭吉 ゆきち である[ 7] 。幕末 ばくまつ に渡 わたり 欧 おう した福沢 ふくさわ は、著書 ちょしょ 『西洋 せいよう 事情 じじょう 』の中 なか で大 だい 英 えい 博物館 はくぶつかん 図書 としょ 室 しつ をはじめ、諸 しょ 外国 がいこく の納本 のうほん 制度 せいど を報告 ほうこく 。『西洋 せいよう 事情 じじょう 』を参考 さんこう にした市川 いちかわ 清流 せいりゅう は、1872年 ねん (明治 めいじ 5年 ねん )5月 がつ に明治 めいじ 政府 せいふ に幕府 ばくふ の遣 や 欧 おう 使節 しせつ 団 だん の経験 けいけん を活 い かした「書籍 しょせき 院 いん 建設 けんせつ ノ儀 ぎ 」という建白 けんぱく 書 しょ により[ 8] 、初 はつ の国 くに による近代 きんだい 的 てき 図書館 としょかん 「書籍 しょせき 館 かん 」(のちの「浅草 あさくさ 文庫 ぶんこ 」、「東京書籍 とうきょうしょせき 館 かん 」)が文部省 もんぶしょう によって設 もう けられ、一時 いちじ 内務省 ないむしょう に移管 いかん された。また京都 きょうと では、日本国 にっぽんこく 初 はつ の公共 こうきょう 図書館 としょかん 「京都 きょうと 集 しゅう 書院 しょいん 」が設 もう けられた。
その後 ご 、1895年 ねん (明治 めいじ 28年 ねん )に日 にち 清 しん 戦争 せんそう に勝利 しょうり すると、国立 こくりつ 図書館 としょかん を求 もと める声 こえ が高 たか まり、政府 せいふ は1897年 ねん (明治 めいじ 30年 ねん )4月 がつ 22日 にち に「帝国 ていこく 図書館 としょかん 官制 かんせい 」を公布 こうふ して「帝国 ていこく 図書館 としょかん 」が誕生 たんじょう した。またこのとき初 はじ めて「司書 ししょ 」が規定 きてい された。その後 ご 、帝国 ていこく 図書館 としょかん が1906年 ねん (明治 めいじ 39年 ねん )に新築 しんちく されると、閲覧 えつらん 者 しゃ 数 すう は一 いち 日 にち 平均 へいきん 数 すう 百 ひゃく 人 にん を超 こ えるようになった。1899年 ねん (明治 めいじ 32年 ねん )公布 こうふ の図書館 としょかん 令 れい において図書館 としょかん という語 かたり が用 もち いられたことで、知識 ちしき 階層 かいそう 以外 いがい の一般 いっぱん 国民 こくみん にも図書館 としょかん の存在 そんざい が定着 ていちゃく した[ 9] 。
地域 ちいき 活性 かっせい 化 か (町 まち おこし )、平成 へいせい 16年 ねん 10月 がつ 1日 にち には経営 けいえい 不振 ふしん の公立 こうりつ 図書館 としょかん を再建 さいけん するために日本 にっぽん で初 はじ めてのPFI による民間 みんかん 企業 きぎょう の委託 いたく によるPFI図書館 としょかん (桑名 くわな 市 し 図書館 としょかん 等 とう 複 ふく 合 あい 公共 こうきょう 施設 しせつ )が運営 うんえい 開始 かいし された[ 10] 。
図書館 としょかん の機能 きのう は大 おお きく分 わ けて6つある。
(1)図書館 としょかん 資料 しりょう の収集 しゅうしゅう
図書 としょ 、新聞 しんぶん 、雑誌 ざっし をはじめとして、CD などのマルチメディア の収集 しゅうしゅう を行 おこな う。各 かく 図書館 としょかん における収集 しゅうしゅう 方針 ほうしん と基準 きじゅん に沿 そ って資料 しりょう の選択 せんたく と収集 しゅうしゅう が行 おこな われる。収集 しゅうしゅう 方法 ほうほう には、具体 ぐたい 的 てき には、購入 こうにゅう 、寄贈 きぞう 、交換 こうかん 、寄託 きたく などがあるが、一般 いっぱん 的 てき には購入 こうにゅう によるものが中心 ちゅうしん である。また、利用 りよう されなくなった資料 しりょう のうち、保存 ほぞん するだけの資料 しりょう 価値 かち が乏 とぼ しいと判断 はんだん されたものは定期 ていき 的 てき に廃棄 はいき (除籍 じょせき という)して、資料 しりょう の整理 せいり を行 おこな う。
(2)図書館 としょかん 資料 しりょう の整理 せいり
収集 しゅうしゅう した資料 しりょう を利用 りよう 者 しゃ が迅速 じんそく に利用 りよう できるように整 ととの えること。収集 しゅうしゅう された資料 しりょう は各館 かくかん が定 さだ めた分類 ぶんるい 法 ほう (日本 にっぽん の公立 こうりつ 図書館 としょかん などでは、「日本 にっぽん 十 じゅう 進 しん 分類 ぶんるい 法 ほう 」に沿 そ ったものが多 おお い)により分類 ぶんるい 番号 ばんごう をつけて利用 りよう されやすいように整理 せいり する。また目録 もくろく 規則 きそく (日本 にっぽん では「日本 にっぽん 目録 もくろく 規則 きそく 」が用 もち いられることが多 おお い)に従 したが って各 かく 資料 しりょう の目録 もくろく が作成 さくせい されており、これを検索 けんさく することによって資料 しりょう の情報 じょうほう を得 え る。
(3)図書館 としょかん 資料 しりょう の保存 ほぞん
各種 かくしゅ 資料 しりょう はその材質 ざいしつ に応 おう じて適切 てきせつ に保存 ほぞん する必要 ひつよう がある。また、図書 としょ の劣化 れっか に対応 たいおう して、補修 ほしゅう を行 おこな ったり、貴重 きちょう な資料 しりょう に関 かん しては(たとえば、電子 でんし 的 てき な)複製 ふくせい の作成 さくせい も行 おこな う。さらに増大 ぞうだい する新規 しんき 資料 しりょう を保存 ほぞん していく場所 ばしょ の確保 かくほ も重要 じゅうよう である。その一 ひと つの方策 ほうさく として前述 ぜんじゅつ の除籍 じょせき がある。
(4)図書館 としょかん 資料 しりょう の提供 ていきょう
図書館 としょかん の最大 さいだい の業務 ぎょうむ は資料 しりょう ・情報 じょうほう 提供 ていきょう である。
(5)集会 しゅうかい 活動 かつどう 、行事 ぎょうじ の実施 じっし
図書館 としょかん 利用 りよう の広報 こうほう 活動 かつどう のことである。
(6)資料 しりょう 及 およ び図書館 としょかん 利用 りよう に関 かん する指導 しどう
図書館 としょかん の利用 りよう のガイダンスを行 おこな うことである。
図書館 としょかん がサービス対象 たいしょう 者 しゃ の情報 じょうほう ニーズに合 あ わせて提供 ていきょう するサービス全体 ぜんたい を「図書館 としょかん サービス(英 えい :Library Services)」という[ 13] 。かつては、図書館 としょかん 奉仕 ほうし 、図書館 としょかん 活動 かつどう と称 しょう された。(なお図書館 としょかん 関係 かんけい 法規 ほうき などでは現在 げんざい でも図書館 としょかん 奉仕 ほうし を用 もち いている)図書館 としょかん サービスは、図書館 としょかん 及 およ び利用 りよう 者 しゃ の種類 しゅるい 、サービスを提供 ていきょう する施設 しせつ の目的 もくてき によって異 こと なる[ 13] 。
1949年 ねん に制定 せいてい された「ユネスコ公共 こうきょう 図書館 としょかん 宣言 せんげん (英語 えいご 版 ばん ) 」では、図書館 としょかん サービスについて10の原則 げんそく が示 しめ された。ユネスコ公共 こうきょう 図書館 としょかん 宣言 せんげん は、1972年 ねん 、1994年 ねん に改訂 かいてい され、公共 こうきょう 図書館 としょかん サービスの核 かく として12の基本 きほん 的 てき 使命 しめい を示 しめ した。1994年版 ねんばん の宣言 せんげん の公表 こうひょう を受 う け、2001年 ねん に公共 こうきょう 図書館 としょかん サービス振興 しんこう のための現実 げんじつ 的 てき なガイドラインとして、IFLA公共 こうきょう 図書館 としょかん 分科 ぶんか 会 かい ワーキング・グループによってThe Public Service:IFLA/UNESCO Guidekines for Development が作成 さくせい された。これは、『理想 りそう の公共 こうきょう 図書館 としょかん サービスのために』として翻訳 ほんやく された。
日本 にっぽん においては、1948年 ねん 2月 がつ に制定 せいてい された国立 こくりつ 国会図書館 こっかいとしょかん 法 ほう で「図書館 としょかん 奉仕 ほうし 」という語 かたり が初 はじ めて登場 とうじょう した。第 だい 二 に 次 じ 世界 せかい 大戦 たいせん 前 まえ の日本 にっぽん の図書館 としょかん では、図書館 としょかん が利用 りよう 者 しゃ にサービスする機関 きかん であるという意識 いしき は薄 うす かった。戦後 せんご の諸 しょ 改革 かいかく の過程 かてい でユネスコ公共 こうきょう 図書館 としょかん 宣言 せんげん をはじめとする海外 かいがい のサービス理念 りねん が伝 つた えられた。
図書館 としょかん サービスには、代表 だいひょう 的 てき なものには次 つぎ のものがある。
そのほか、レフェラルサービス 、朗読 ろうどく サービス、アウトリーチサービスなどを提供 ていきょう する。また、司書 ししょ による情報 じょうほう 検索 けんさく サービスなども行 おこな われている。インターネットで蔵書 ぞうしょ の検索 けんさく ・予約 よやく を行 おこな える図書館 としょかん も増 ふ えている。また、新着 しんちゃく 情報 じょうほう サービスや選択 せんたく 的 てき 情報 じょうほう 提供 ていきょう (SDI)、ディジタル参考 さんこう 調査 ちょうさ なども考 かんが えられている。障害 しょうがい 者 しゃ 手帳 てちょう 保有 ほゆう 者 しゃ に対 たい しては、資料 しりょう の貸出 かしだし 期間 きかん 延長 えんちょう や、貸出 かしだし 冊数 さっすう の増加 ぞうか 、郵送 ゆうそう サービスが行 おこな われていることも多 おお い[ 19] 。
図書館 としょかん 資料 しりょう (library material)とは、図書館 としょかん が収集 しゅうしゅう 対象 たいしょう とする全 すべ ての資料 しりょう のこと。
書籍 しょせき や雑誌 ざっし ・新聞 しんぶん などの逐次 ちくじ 刊行 かんこう 物 ぶつ が中心 ちゅうしん である。大学 だいがく 図書館 としょかん などの専門 せんもん 性 せい の高 たか い図書館 としょかん では、歴史 れきし 的 てき な文献 ぶんけん などをマイクロフィルム に記録 きろく し保存 ほぞん している。
20世紀 せいき 後半 こうはん からは、ビデオテープやDVD ・CD などの電子 でんし 媒体 ばいたい によって提供 ていきょう される視聴覚 しちょうかく 資料 しりょう や縮刷 しゅくさつ 版 ばん も提供 ていきょう されるようになった。漫画 まんが も許容 きょよう されるようになった。
図書館 としょかん 資料 しりょう は時代 じだい とともに拡大 かくだい されているが、図書館 としょかん の自由 じゆう と公共 こうきょう の福祉 ふくし との折 お り合 あ いが難 むずか しい事例 じれい も発生 はっせい している。
日本 にっぽん の学校 がっこう 図書館 としょかん では、学校 がっこう 図書館 としょかん 図書 としょ 廃棄 はいき 規準 きじゅん があり、それに従 したが い運用 うんよう されている。
状態 じょうたい が悪 わる い、情報 じょうほう が古 ふる い書籍 しょせき は、図書 としょ 台帳 だいちょう (図書 としょ 原簿 げんぼ )から除籍 じょせき され廃棄 はいき される。この時 とき 、廃棄 はいき として無料 むりょう 配布 はいふ などが行 おこな われる。その一方 いっぽう で、除籍 じょせき 本 ほん を転売 てんばい する例 れい もみられ、古書 こしょ 店 てん では蔵書 ぞうしょ 印 しるし 等 とう のスタンプが捺 お されている本 ほん は販売 はんばい できないことになっているが、個人 こじん 間 あいだ 取引 とりひき でとなるネットで販売 はんばい されることがあり図書館 としょかん としては裁断 さいだん して再 さい 利用 りよう できない状態 じょうたい で廃棄 はいき することが検討 けんとう される場合 ばあい がある[ 21] 。
日本 にっぽん の図書館 としょかん に関 かん する法律 ほうりつ や規則 きそく [ 編集 へんしゅう ]
図書館 としょかん 法 ほう 第 だい 2条 じょう では、「「図書館 としょかん 」とは、図書 としょ 、記録 きろく 、その他 た 必要 ひつよう な資料 しりょう を収集 しゅうしゅう し、整理 せいり し、保存 ほぞん して、一般 いっぱん 公衆 こうしゅう の利用 りよう に供 きょう し、その教養 きょうよう 、調査 ちょうさ 研究 けんきゅう 、レクリエーション等 とう に資 し することを目的 もくてき とする施設 しせつ 」[ 22] であると定義 ていぎ されている。
図書館 としょかん は種類 しゅるい によって、設置 せっち の根拠 こんきょ となる法律 ほうりつ が異 こと なる。
公立 こうりつ 図書館 としょかん 、民法 みんぽう 上 じょう の公益 こうえき 法人 ほうじん または日本赤十字社 にほんせきじゅうじしゃ が設置 せっち する私立 しりつ 図書館 としょかん は、図書館 としょかん 法 ほう により規定 きてい されている。図書館 としょかん 法 ほう は、公共 こうきょう 図書館 としょかん における専門 せんもん 的 てき 職員 しょくいん の資格 しかく として司書 ししょ 、司書 ししょ 補 ほ を規定 きてい している。
大学 だいがく 図書館 としょかん は文部 もんぶ 科学 かがく 省令 しょうれい である大学 だいがく 設置 せっち 基準 きじゅん ・短期大学 たんきだいがく 設置 せっち 基準 きじゅん に規定 きてい されており、設置 せっち が義務 ぎむ づけられている。「必要 ひつよう な専門 せんもん 的 てき 職員 しょくいん その他 た の専任 せんにん 職員 しょくいん 」を置 お くことが規定 きてい されている。
都道府県 とどうふけん 教育 きょういく 委員 いいん 会 かい または市町村 しちょうそん 教育 きょういく 委員 いいん 会 かい もしくは学校 がっこう 法人 ほうじん が設置 せっち する学校 がっこう に設置 せっち される学校 がっこう 図書館 としょかん は学校 がっこう 図書館 としょかん 法 ほう により規定 きてい されており、設置 せっち の義務 ぎむ がある。図書館 としょかん ではあるが、著作 ちょさく 権 けん 法 ほう 31条 じょう の適用 てきよう 外 がい であるため、資料 しりょう の複写 ふくしゃ は許 ゆる されていない。認定 にんてい こども園 えん を含 ふく む幼稚園 ようちえん の図書 としょ 室 しつ は幼稚園 ようちえん 設置 せっち 基準 きじゅん により規定 きてい されており、努力 どりょく 規定 きてい である。また単 たん なる図書 としょ 室 しつ であって図書館 としょかん ではない。
国立 こくりつ 国会図書館 こっかいとしょかん 東京 とうきょう 本館 ほんかん 、国立 こくりつ 国会図書館 こっかいとしょかん 関西 かんさい 館 かん および国立 こくりつ 国会図書館 こっかいとしょかん 国際 こくさい 子 こ ども図書館 としょかん ならびに国立 こくりつ 国会図書館 こっかいとしょかん が司法 しほう 、行政 ぎょうせい 各部 かくぶ に設置 せっち する支部 しぶ 図書館 としょかん は、国立 こくりつ 国会図書館 こっかいとしょかん 法 ほう に規定 きてい されている。
このほかに特定 とくてい の職種 しょくしゅ を対象 たいしょう とした図書館 としょかん にも根拠 こんきょ 法 ほう がある。たとえば船員 せんいん 図書館 としょかん は港湾 こうわん 法 ほう に基 もと づく福利 ふくり 厚生 こうせい のための図書館 としょかん である。
近代 きんだい の日本 にっぽん における図書館 としょかん 関連 かんれん の旧 きゅう 法令 ほうれい としては図書館 としょかん 令 れい ・公立 こうりつ 図書館 としょかん 職員 しょくいん 令 れい ・改正 かいせい 図書館 としょかん 令 れい が挙 あ げられる。
1933年 ねん (昭和 しょうわ 8年 ねん )に公布 こうふ された改正 かいせい 図書館 としょかん 令 れい 第 だい 10条 じょう では「地方 ちほう 長官 ちょうかん ハ管内 かんない ニ於ケル図書館 としょかん ヲ指導 しどう シ其ノ聯絡 れんらく 統一 とういつ ヲ図 ず リ之 の ガ機能 きのう ヲ全 ぜん カラシムル為 ため 文部 もんぶ 大臣 だいじん ノ認可 にんか ヲ受ケ公立 こうりつ 図書館 としょかん 中 ちゅう ノ一 いち 館 かん ヲ中央 ちゅうおう 図書館 としょかん ニ指定 してい スベシ」と規定 きてい され、帝国 ていこく 図書館 としょかん の指導 しどう 監督 かんとく の下 した に各 かく 府県 ふけん に1つの中央 ちゅうおう 図書館 としょかん が指定 してい された。中央 ちゅうおう 図書館 としょかん の役割 やくわり は、貸出 かしだし 文庫 ぶんこ の設置 せっち 、図書館 としょかん 調査 ちょうさ ・指導 しどう 、目録 もくろく の編集 へんしゅう ・配布 はいふ 、機関 きかん 誌 し の発行 はっこう 、物品 ぶっぴん の共同 きょうどう 購入 こうにゅう の斡旋 あっせん 、郷土 きょうど 資料 しりょう の収集 しゅうしゅう などであった[ 26] 。1948年 ねん には国立 こくりつ 国会図書館 こっかいとしょかん 法 ほう が、1950年 ねん (昭和 しょうわ 25年 ねん )図書館 としょかん 法 ほう が成立 せいりつ した。図書館 としょかん 法 ほう の成立 せいりつ により制度 せいど としての中央 ちゅうおう 図書館 としょかん は廃止 はいし された。1953年 ねん には学校 がっこう 図書館 としょかん 法 ほう が定 さだ められた。
図書館 としょかん には、開架 かいか 式 しき 図書館 としょかん と閉架式 しき 図書館 としょかん がある。
一般 いっぱん 的 てき な開架 かいか 式 しき 図書館 としょかん の場合 ばあい 、室内 しつない に書架 しょか が並 なら んでいる。書架 しょか には書籍 しょせき などがブックエンド で仕切 しき られて収納 しゅうのう されており、利用 りよう 者 しゃ は自由 じゆう に手 て にとり閲覧 えつらん することができる。書架 しょか に並 なら べきれない書籍 しょせき や貴重 きちょう な資料 しりょう は書庫 しょこ に収納 しゅうのう されている。書架 しょか の近 ちか くにはレファレンスルーム が設 もう けられている場合 ばあい もある。高 たか い位置 いち にある図書 としょ を手 て にとるために、脚立 きゃたつ やキックステップなどの踏 ふ み台 だい が設置 せっち されていることもある。出入 でい り口 ぐち 付近 ふきん のカウンターには司書 ししょ などの図書館 としょかん 員 いん が常駐 じょうちゅう し、貸出 かしだし やレファレンス対応 たいおう のサービスを行 おこな っている。建物 たてもの の外 そと には、開館 かいかん 時間 じかん 外 がい の図書館 としょかん 資料 しりょう 返却 へんきゃく に対応 たいおう するためにブックポスト が用意 ようい されている。
蔵書 ぞうしょ の検索 けんさく やインターネット 上 うえ のWebページなどの閲覧 えつらん ができる端末 たんまつ を備 そな える図書館 としょかん 、館内 たてうち 資料 しりょう の自動 じどう 貸 か し出 だ しシステムや消毒 しょうどく 装置 そうち を持 も つ図書館 としょかん もある。また、貸出 かしだし 処理 しょり をしていない資料 しりょう の持 も ち出 だ し防止 ぼうし のために、図書館 としょかん の出入 でい り口 ぐち にはブックディテクションシステム が設置 せっち されていることが多 おお い。
世界 せかい の国立 こくりつ 図書館 としょかん の中 なか には、書籍 しょせき を含 ふく めて数 すう 千 せん 万 まん 単位 たんい の図書館 としょかん 資料 しりょう を所蔵 しょぞう する図書館 としょかん もある。アメリカ議会 ぎかい 図書館 としょかん やモスクワのロシア国立 こくりつ 図書館 としょかん 、中国 ちゅうごく 国家 こっか 図書館 としょかん 、大 だい 英 えい 図書館 としょかん などが有名 ゆうめい である。
日本 にっぽん には2013年 ねん 現在 げんざい 、公立 こうりつ ・私立 しりつ の公共 こうきょう 図書館 としょかん が3,246館 かん あり、約 やく 4億 おく 2,383万 まん 冊 さつ の蔵書 ぞうしょ を所蔵 しょぞう している[ 27] 。大学 だいがく 図書館 としょかん (短大 たんだい ・高 こう 専 せん 図書館 としょかん を含 ふく む)は1,674館 かん であり、約 やく 3億 おく 3,166万 まん 冊 さつ の蔵書 ぞうしょ を所蔵 しょぞう している[ 28] 。日本 にっぽん 最大 さいだい の図書館 としょかん は国立 こくりつ 国会図書館 こっかいとしょかん 東京 とうきょう 本館 ほんかん である。
山梨 やまなし 県 けん は、人口 じんこう 10万 まん 人 にん に対 たい する図書館 としょかん の数 かず が6.59で全国 ぜんこく 1位 い (全国 ぜんこく 平均 へいきん 2.61、2018年 ねん の記事 きじ による)[ 29] 。
神奈川 かながわ 県立 けんりつ 川和 かわわ 高等 こうとう 学校 がっこう 図書 としょ 室 しつ
ダッカ の移動 いどう 図書館 としょかん (2020年 ねん )
大 だい 英 えい 図書館 としょかん
国家 こっか 図書館 としょかん (台湾 たいわん ・台北 たいぺい 市 し )の音楽 おんがく 舞踏 ぶとう 資料 しりょう 室 しつ
フランス国立 こくりつ 図書館 としょかん リシュリュー館 かん (旧館 きゅうかん )
国際 こくさい 子 こ ども図書館 としょかん
資料 しりょう 組織 そしき 論 ろん や図書 としょ 分類 ぶんるい 法 ほう など図書館 としょかん の運営 うんえい を研究 けんきゅう する図書館 としょかん 学 がく が古 ふる くからある。また近年 きんねん 、図書館 としょかん 学 がく と情報 じょうほう 学 がく を融合 ゆうごう させた社会 しゃかい 学 がく 的 てき な図書館 としょかん 情報 じょうほう 学 がく も研究 けんきゅう されている。図書館 としょかん 員 いん 、司書 ししょ の育成 いくせい 、図書館 としょかん 学 がく の研究 けんきゅう のためのライブラリー・スクール がある。
盗 ぬす まれないよう鎖 くさり 付 づけ 図書 としょ ・ブックカース などが施 ほどこ された。
害虫 がいちゅう 対策 たいさく には、図書館 としょかん 猫 ねこ が飼 か われることがある。また、ジョアニナ図書館 としょかん やマフラ国立 こくりつ 宮殿 きゅうでん の図書館 としょかん にはコウモリが害虫 がいちゅう 対策 たいさく に飼 か われている。
日本 にっぽん では、図書館 としょかん を表 あらわ す略字 りゃくじ として、「𡆥、圕 」と表記 ひょうき されることがある。
北嶋 きたじま 武彦 たけひこ 『図書館 としょかん 概論 がいろん 新 しん 現代 げんだい 図書館 としょかん 学 がく 講座 こうざ (2)』東京書籍 とうきょうしょせき 、2005年 ねん 。ISBN 4-487-71492-3
L.カッソン著 ちょ /新海 しんかい 邦治 くにじ 訳 やく 『図書館 としょかん の誕生 たんじょう 』刀 かたな 水 すい 書房 しょぼう 、2007年 ねん 。ISBN 978-4-88708-356-1
公共 こうきょう 図書館 としょかん で働 はたら く視覚 しかく 障害 しょうがい 職員 しょくいん の会 かい 編著 へんちょ 『見 み えない・見 み えにくい人 ひと も「読 よ める」図書館 としょかん 』読書 どくしょ 工房 こうぼう 、2009年 ねん 。ISBN 978-4-902666-22-9
宮部 みやべ 頼子 よりこ 編 へん 『図書館 としょかん サービス概論 がいろん 』樹 き 村 むら 房 ぼう 〈現代 げんだい 図書館 としょかん 情報 じょうほう 学 がく シリーズ〉、2012年 ねん 。
石川 いしかわ 徹也 てつや ,根本 ねもと 彰 あきら ,吉見 よしみ 俊哉 としや 編 へん 『つながる図書館 としょかん ・博物館 はくぶつかん ・文書 ぶんしょ 館 かん -デジタル化 か 時代 じだい の知 ち の基盤 きばん づくりへ』東京大学 とうきょうだいがく 出版 しゅっぱん 会 かい 、2011年 ねん 。
小黒 おぐろ 浩司 こうじ 編著 へんちょ 『図書館 としょかん サービス概論 がいろん : ひろがる図書館 としょかん のサービス』ミネル みねる ヴァ書房 ぁしょぼう 〈講座 こうざ ・図書館 としょかん 情報 じょうほう 学 がく ;5〉、2018年 ねん 。
清水 しみず 和裕 かずひろ 著 ちょ 「イブン・ナディームの『目録 もくろく 』」、小林 こばやし 泰 やすし ; 林 はやし 佳代子 かよこ 編 へん 『イスラーム書物 しょもつ の歴史 れきし 』名古屋大学出版会 なごやだいがくしゅっぱんかい 、2014年 ねん 。
マリア・ロサ・メノカル 著 しる 、足立 あだち 孝 たかし 訳 わけ 『寛容 かんよう の文化 ぶんか - ムスリム、ユダヤ人 じん 、キリスト教徒 きりすときょうと の中世 ちゅうせい スペイン』名古屋大学出版会 なごやだいがくしゅっぱんかい 、2005年 ねん 。 (原書 げんしょ Menocal, María Rosa (2002), The Ornament of the World: How Muslims, Jews, and Christians Created a Culture of Tolerance in Medieval Spain )
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