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京間きょうま

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

京間きょうま(きょうま)とは、建築けんちくにおける寸法すんぽう基準きじゅんの1つ。1あいだ=6しゃく5すん曲尺かねじゃく)、もしくはたたみ寸法すんぽうを6しゃく3すん×3しゃく1すん5ふんとしたもの。京都きょうと中心ちゅうしんとした西日本にしにほんひろもちいられた。

由来ゆらいさだかではないが、室町むろまち時代ときよまでは様々さまざま寸法すんぽうもちいられており、統一とういつせいかった。桃山ももやま時代じだいころたたみ建具たてぐ互換ごかんせい確保かくほするためにかんがされたとわれており、慶長けいちょう13ねん1608ねん)、江戸えど幕府ばくふ作事さくじかた平内へいない正信まさのぶによってかれた『たくみあきら』が「京間きょうま」のかたり初出しょしゅつとされている。

建築けんちく資材しざい規格きかくともない、次第しだい普及ふきゅうしていったが、関東かんとう地方ちほうでは慶安けいあん年間ねんかん江戸えどあいだ田舎いなかあいだ[1])が、いで[よう出典しゅってん]東海とうかい地方ちほうでは中京ちゅうきょうあいだ考案こうあんされ、地域ちいきによって規格きかく差異さいしょうじた。さらに、戦後せんごはいり、鉄筋てっきんコンクリート構造こうぞう集合しゅうごう住宅じゅうたくたたみもちいられるようになると団地だんちあいだ登場とうじょうし、たたみ寸法すんぽう多様たようした。

参考さんこう文献ぶんけん

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 当時とうじ文化ぶんか中心ちゅうしん関西かんさい(とくにおうみやこである京都きょうと)にあり、政権せいけん所在地しょざいちとはいえ関東かんとう地方ちほうなかでも新興しんこう江戸えど京都きょうとからて「田舎いなか」とされていた。したがって、この「田舎いなかあいだ」と言葉ことばおも関西かんさいもちいられており、全国ぜんこくてきには「江戸えどあいだ」が使用しようされている。

関連かんれん項目こうもく

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