和洋折衷わようせっちゅう建築けんちく

和洋折衷わようせっちゅう建築けんちく（わようせっちゅうけんちく）とは、近代きんだい日本にっぽんにおいて建たてられた和風わふう建築けんちくと洋風ようふう建築けんちくの要素ようそを意図いと的てきに折衷せっちゅうした建物たてもの。折衷せっちゅう主義しゅぎ建築けんちくに含ふくまれる。

幕末ばくまつの横浜よこはまにルーツを持もつと言いわれ、明治維新めいじいしん後のちに日本にっぽん各地かくちで建築けんちくされた。文明ぶんめい的てきとされた洋風ようふう建築けんちくの要素ようそと伝統でんとう的てきなステータスの象徴しょうちょうであった和風わふう建築けんちくの要素ようその双方そうほうを組くみ合あわせたところに特徴とくちょうがある。